JPS63168020A - 電解コンデンサの製造検査装置 - Google Patents

電解コンデンサの製造検査装置

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JPS63168020A
JPS63168020A JP61310138A JP31013886A JPS63168020A JP S63168020 A JPS63168020 A JP S63168020A JP 61310138 A JP61310138 A JP 61310138A JP 31013886 A JP31013886 A JP 31013886A JP S63168020 A JPS63168020 A JP S63168020A
Authority
JP
Japan
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roller
electrolytic capacitor
shaped electrode
slider
conductor
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Pending
Application number
JP61310138A
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English (en)
Inventor
上山口 勝
竹内 一彦
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電解コンデンサの製造検査装置に関する。
〔従来の技術〕
従来よシこの種のコンデンサ、例えばアルミ態形コンデ
ンサにおいて、容量を増すことを目的とし、陽極材とし
てのアルミニウム箔に、その表面積拡大のためのエツチ
ングを施すことが行なわれている。エツチング後、化成
処理を施して酸化皮膜(At203)  を形成するの
であるが、このエツチングおよび化成工程が、コンデン
サの容量を決定する上で非常に重要である。この表面積
生成および醸化皮膜形成の良否のチェックは、従来サン
プリングによシサンプルを切出し実験室的に容量を測定
することで行なわれてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、サンプリングした切片に基く手分析では
、容量を迅速にチェックすることは非常に困難であυ、
測定に時間がかかシすぎ、オンラインで操作条件の変更
等の修正動作を直ちにかけることは困難で当該製品の品
質管理上の問題になっている。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、電解コンデンサ用箔の移動方向に溢って、エ
ツチング処理部または化成処理部の後段に容量測定部を
配置したもので、容量測定部は、電解コンデンサ用箔を
巻きつけるローラ形電極、摺動子および交流電源を備え
たものである。エツチングのみの箔に対しては導体(例
えばアルミニウム)製のローラ形電極の外周面に誘電体
膜を被覆して用い、化成箔に対しては誘電体膜のないロ
ーラ形電極を用いる。また、摺動子は、ローラ形電極に
巻きつけた電解コンデンサ用箔に接するように配置され
る。
〔作用〕
エツチング処理または化成処理を終了した電解コンデン
サ用箔は、引続きローラ形電極に巻きつけられる。その
状態でローラ形電極と摺動子間に交流電圧を印加するこ
とによシ、インピーダンスの測定が行なえる。電解コン
デンサ用箔は定常的に移動しておシ、その間連続して容
量のチェックが行なえる。
〔実施例〕
第1図(a)は本発明の一実施例を示す構成図、同図(
b)はその要部詳細図である。1人は処理前のアルミ箔
ロール、1Bは処理後のアルミ箔ロールであシ、ロール
1人のアルミ箔1は、一定の速度で移動し、ロール1B
に巻き取られる。
アルミ箔1の移動方向に溢って、エツチング処理部2お
よび容量測定部3が順次配置されている。
エツチング処理部2は、エツチング液を収容したエツチ
ング槽21、エツチング液とアルミ箔1この間に直流電
圧を印加するための電極22 、23および電源24を
備え、アルミ箔1は、エツチング槽21を通る間にエツ
チング処理される。
一方、容量測定部3は、ローラ形電極31および摺動子
32ならびに交流電源33を有し、エツチングを完了し
たアルミ箔1は、引続きローラ形電極31に巻きつけら
れる。このとき、摺動子32はローラ形電極31に巻き
つけられたアルミ箔1に接するように配置されている。
ローラ形電極31は、ローラ形の導電体311の外周面
に誘電体膜312を被覆した構成を有し、ローラ形電極
31の導電体311と摺動子32この間に交流電圧を印
加し、インピーダンス測定器34によジインピーダンス
が測定でき、容量値を求めることができる。この容量値
は、エツチングによ少アルミ箔1の表面に形成された凹
凸の程度、換言すればその表面積に依存するため、容量
値が一定の幅を越えて変化した場合には、エツチング処
理の適合度合を判断し、操作条件を変えるなどの対応措
置がとられる。25は、その操作例の一つとして電流を
増減させる制御回路を示す。
ローラ形電極31にアルミ箔1を巻きつける際には、表
面積をチェックしたい側、つまシエッチングを施され、
後工程で化成処理される側の表面をローラ形電極31に
接触させるようにする。
摺動子32は、図示のようなローラ形に限定されず、ブ
ラシ状等、アルミ箔1が円滑に通過できるものであれば
よい。また、その位置も、図示のような位置に限定され
るものではない。
このようにしてエツチングおよび容量測定を終了したア
ルミ箔は、次いで化成工程に送られる。
化成工程は、第1図(、)に示したと同様にアルミ箔を
一定方向に移動させ、エツチング液を収容したエツチン
グ槽の代シに例えばホウ酸アンモニウム水溶液等の電解
液を収容した化成槽を備えた化成処理部において、アル
ミ箔側を陽極として直流電圧を印加することによシ行な
われる。化成処理を終了したアルミ箔は、引続き容量測
定部に送られる。
この場合、容量測定部は、例えば第2図に示すように、
ローラ形の導電体511からなるローラ形電極51、摺
動子52および交流電源53を備えインピーダンス測定
器54によジインピーダンスを測定することによシ容量
が求められる。ローラ形電極31と異なシ、ローラ形電
極51は誘電体膜を備える必要はなく、アルミifは、
酸化皮膜()1203) 11の側をローラ形電極51
に接触させるようにして巻きつける。なお、本実施例は
摺動子52としてブラシ状のものを用いた例である。
エツチング工程におけると同様に、容量値が一定の幅を
越えて変化した場合、速やかに対応措置がとれる。
以上、エツチング工程と化成工程とをそれぞれ独立に行
なう例を説明したが、エツチング処理および容量測定の
終了後、アルミ箔1をロールに巻きとることなく、引続
き化成工程を行なうように構成してもよい。
また、容量値が予め決められた上限値もしくは下限値を
越えた場合には、これを検出して警報を発するようにし
てもよいし、容量値の変化に応じてエツチングまたは化
成の度合を自動的に調整するような構成としてもよいこ
とはいうまでもない。
ところで、アルミ箔1としては、通常5〇−程度の幅の
ものが使用される。エツチングまたは化成を行なう際、
ロールの巻き方向、つまシアルミ箔の移動方向において
品質を一定にすることはもちろん重要であるが、表面積
のむらは、アルミ箔の幅方向にも生ずることがある。
この場合、上述した実施例の構成では、全幅について一
体として扱われることから、幅方向の一部に不良が生じ
た場合でも全幅にわたって不良品と判定され、むらが判
別できない。この対策としては、容量測定用のローラ形
電極を第3図もしくは第4図に示すように分割すること
が有効である。
第3図はエツチング工程用のローラ形電極の構成例を示
すもので、ローラ形電極31Aを構成する導電体は、ロ
ーラ軸を共通とする3個のローラ形導電体311A 、
 311B 、 311Cに分割され、分離絶縁層31
3によって相互に絶縁されている。
#g4図に示す化成工程用のローラ形電極51Aも同様
で、ローラ軸に沿って配列し相互に分離絶縁層512に
よシ絶縁された3個のローラ形導電体511A 、 5
11B 、 511Cからなる。
これらのローラ形電極を用い、例えば第5図に示すよう
に分割単位ごとにインピーダンスを測定することによシ
、図示の例では1/3幅単位で容量値(表面積)のむら
を調べることができる。第5図は化成工程における容量
測定について示したが、エツチング工程についても同様
である。52A〜52Cは摺動子、53A〜53Cは交
流電源、54A〜54Cはインピーダンス測定器である
ローラ形電極の導電体の分割数は任意である。
多くするほど品質管理の精度が向上するが、回路構成が
複雑になる。また、分離絶縁層の幅も適宜設定すればよ
い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電解コンデンサ用箔の移動方向に沿い
、エツチング処理部の後段に、外周面に誘電体膜を被覆
したローラ形電極、摺動子およびこれらの間に交流電流
を供給する手段を有する容量測定部を設け、あるいは化
成処理部の後段にローラ形電極、摺動子および交流電圧
印加手段を有する容量測定部を設けたことによシ、エツ
チングあるいは化成工程を止めることなく、これらの処
理と並行に連続して品質管理が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示す概略構成図、同
図(b)はその要部詳細図、第2図は本発明の他の実施
例を示す要部構成図、第3図および第4図はそれぞれロ
ーラ形電極の他の構成例を示す斜視図、第5図は第4図
のローラ形電極を用いた実施例を示す要部構成図である
。 1・・・・アルミ箔、2・・・・エツチング処理部、3
・・・・容量測定部、31.31A、51゜51A−−
−・ローラ形電極、32 、52 、52A、52B。 52C・・・φ摺動子、33 、53 、53A 、 
531 、530・・・−交流電源、311 、311
A 、 311B 、 311C。 511 、511A 、 511B 、 511C・・
・・導電体、312・−−・誘電体膜、313 、51
2・・・・分離絶縁層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方向に移動する一連の電解コンデンサ用箔の移
    動方向に沿つて順次配置したエッチング処理部および容
    量測定部を少なくとも備え、容量測定部は、導電体の外
    周面に誘電体膜を被覆しかつその外周面にエッチング処
    理を終了した電解コンデンサ用箔を巻きつけるローラ形
    電極、このローラ形電極に巻きつけた電解コンデンサ用
    箔に接するように配置された摺動子およびローラ形電極
    と摺動子間に交流電流を供給する手段を備えたことを特
    徴とする電解コンデンサの製造検査装置。
  2. (2)ローラ形電極の導電体は、ローラ軸に沿つて配列
    し相互に絶縁された複数のローラ形導電体からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電解コンデン
    サの製造検査装置。
  3. (3)一方向に移動する一連の電解コンデンサ用箔の移
    動方向に沿つて順次配列した化成処理部および容量測定
    部を少なくとも備え、容量測定部は、導電体からなりか
    つその外周面に化成処理を終了した電解コンデンサ用箔
    を巻きつけるローラ形電極、このローラ形電極に巻きつ
    けた電解コンデンサ用箔に接するように配置された摺動
    子およびローラ形電極と摺動子間に交流電圧を印加する
    手段を備えたことを特徴とする電解コンデンサの製造検
    査装置。
  4. (4)ローラ形電極の導電体は、ローラ軸に沿つて配列
    し相互に絶縁された複数のローラ形導電体からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の電解コンデン
    サの製造検査装置。
JP61310138A 1986-12-29 1986-12-29 電解コンデンサの製造検査装置 Pending JPS63168020A (ja)

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