JPS63167777A - 食品の低温乾燥方法およびその装置 - Google Patents

食品の低温乾燥方法およびその装置

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JPS63167777A
JPS63167777A JP61313504A JP31350486A JPS63167777A JP S63167777 A JPS63167777 A JP S63167777A JP 61313504 A JP61313504 A JP 61313504A JP 31350486 A JP31350486 A JP 31350486A JP S63167777 A JPS63167777 A JP S63167777A
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JP
Japan
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air
temperature
drying
foods
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP61313504A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Usui
薄井 孝幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
D M L KK
Daiee Shokuhin Kogyo Kk
Daiei Yakuhin Kogyo Kk
Daiei Food Industrial Co Ltd
Original Assignee
D M L KK
Daiee Shokuhin Kogyo Kk
Daiei Yakuhin Kogyo Kk
Daiei Food Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by D M L KK, Daiee Shokuhin Kogyo Kk, Daiei Yakuhin Kogyo Kk, Daiei Food Industrial Co Ltd filed Critical D M L KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野J 本発明は、@類、魚類等の水産物、切り干し大根や野訳
菜等の野菜、漬物類、寒餅等を低温乾燥する装置(こ開
する。
「従来技術およびその問題点」 この種の食品の乾燥は従来、温度20〜40’C1湿度
40%前後で行なわれでいる。この乾燥条件によると、
乾燥時間は短くて済むが、風味が損なわれる。他方、温
度0〜−1,5°C1湿度40%前後で、食品を凍結さ
せず(こ主のまま乾燥すると、!¥度の維持は可能であ
るか、例えば@類は、肌荒れを起こし、ざらにカンザシ
折れ、同割れが生じるので製品(こならない。
「発明の目的」 本発明は、以上のような食品を風味を損なうことなく、
乾燥させることができる乾燥方法およびその装置を提供
することを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、乾燥条件につき試行錯誤的に研究の結果、温
度0〜3℃、湿度50〜70%の雰囲気下で乾燥すると
、食品の色、風味、食感を損なうことがないという結論
に達して完成されたものである。すなわち本発明の低温
保存方法は、乾燥保存すべき食品を温度0〜3℃、湿度
50〜70%の雰囲気下で乾燥することを特徴とする食
品の乾燥方法である。
乾燥時間は、24〜72時間要する。この乾燥時間は、
上記従来の20°C140%における乾燥時間より長い
が、この長さは、乾燥後の食品の優秀さで十分カバーで
きる。
この乾燥条件において、温度が0℃未満では、食品が凍
結するおそれかあり、好ましくない。また3℃を越える
と、麺開係は舌ざわりが砕くなり、生鮮品では多少酸化
が生ずる。湿度については、50%未満では、乾燥し過
ぎ、例えば麺関係では肌荒れ、カンザシ折れ、胴われそ
生してしまう。また70%を越えると、復元牲がよいが
、乾燥途中で麺では伸びを生じる。
乾燥すべき食品として、うどん、そば、寒餅、かんぴょ
う、切り干し大根、野沢菜、あし、かれい、寒ぶり、す
るめ、はたはた、棒鱈を、風速3〜5mの乾燥風速によ
り、以上の条件で24〜72時間乾燥したところ、色、
味、臭い、舌ざわり、歯切れ、等の官能的要素においで
、従来の乾燥品に比し極めて優れた性質を示した。
また本発明方法を実施するための装置は、乾燥保存すべ
き食品を収納する乾燥室の空気入口と空気出口を、エア
流路を介して、冷凍装置の蒸発器を有する冷却装置の空
気出口と空気入口にそれぞれ接続し、この冷却装置の空
気出口と乾t#呈の空気入口との間を結ぶエア流路中に
、蒸発器によって冷却された冷却乾燥空気を加熱する加
熱装置を設置fたことを特徴としている。この装置(こ
よると、蒸発器による乾燥冷却空気の温度設定と、加熱
装置による加熱の程度によって、乾燥空気の温度と湿度
を上記範囲、つまり温度0〜3℃、湿度50〜70%に
制御することができる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図は本
発明による低温乾煉装画の系統図である。乾燥室11内
には、その上部に空気入ロバイブ12が配設され、下部
に空気出口バイブ13が配設されでいる。空気入ロバイ
ブ12はエア流路14を介して冷g装言20の空気出口
27(こ、空気出口バイブ13はエア流路15を介して
冷却装置20の空気入口22にそれぞれ連通している。
冷却装置20内は、仕切板231こよって第一、第二の
冷却通路24A、24Bに分けられ、空気入口22は、
ダンパ26によって、この第一、第二の冷却通路24八
、24Bのいずれが一方に連通する。第一、第二の冷却
通路24A、24Bの出口側は、共通の空気出口21に
連通し、かつその内部1こはそれぞれ、冷凍装置の蒸発
器27A、27BIJ<設けられでいる。
蒸発器27Aと278は、それぞれ冷媒入口側に独自の
膨張弁28Aと288、および開閉弁29Aと298を
有しているが、冷媒出口側は、単一の液分M器30、圧
縮機31、凝縮機32、およびドライヤ33に接続され
、ドライヤ33の出口側が上記開閉弁29Aと298の
入口側に接続されでいる。したがって、この蒸発器27
Aと27Bは、開閉弁29Aと29Bのいずれを開くか
によって、択一して使用される。
冷却袋M20の空気出口2]には、蒸発器27Aまたは
27Bで冷却された冷却乾燥空気を加熱する加熱装置4
0の熱交換器41と送風ファン42が配設されている。
この加熱装置t40は、熱交換器41と、蓄熱タンク4
3との間で蓄熱材を循環させる蓄熱材循環装置からなっ
ている。すなわち、蓄熱タンク43で加熱された蓄熱材
をポンプ44を介して熱交換器41に循環させ、熱交換
器41において、冷却乾燥空気を加熱するのである。
蓄熱材としては、熱容量か大きく、管路を腐食ざぜるこ
との少ない不凍液を用いることが好ましい。特にポリエ
チレングリコール、グリセリン、木、およびポリエチレ
ンの混合不凍液が本発明装百に用いて良好な蓄熱性を示
した。具体的な混合割合は例えば、ポリエチレングリコ
ール20重量%、グリセリン20重量%、水40重量%
、およびポリエチレン20重量%とすることができる。
この蓄熱タンク43内の蓄熱材を加熱する加熱手段とし
て、本寅施例は冷凍装置によるホットガスを用いでいる
。すなわち圧縮機31および凝縮機32を含む冷凍@百
には、圧縮機3]から出で凝縮機32に戻る加熱用ホッ
トガス供給路45が設けられている。この加熱用ホット
ガス供給路45は、圧縮機31を出た後、油分離器46
を通り、ざらに蓄熱タンク43内に入って熱交換器47
となり、逆止弁48を介して凝縮機32に戻る。
また加熱用ホットガス供給路45は、蒸発器27Aおよ
び27Bの3取用にも用いられる。加熱用ホットガス供
給路45から分岐した3取用ホットガス供給路50Aと
508は、開閉弁51Aと518を介して、それぞれ蒸
発器27Aと27Bに接続され、ざらに戻り管52A、
52Bを介して加熱用ホットガス供給路45(凝縮機3
2)に通している。蒸発器27Aと278に対するホッ
トガスの供給は、これらを蒸発器として使用しでいない
霜取時に行なう。
上記構成の本装百は、例えば各温度を次のよう設定しで
運転すると、乾燥室11内を通過する乾燥突気の温度を
0〜3°C1湿度を50〜70%に維持することができ
る。いま蒸発器27Aと278のうち、蒸発器27Aを
用いることとする。すなわち開閉弁29Aを開き、開閉
弁29Bおよび開閉弁51Aお閉じる。またダンパ26
によって、空2人口22と第一冷却通路24Aが接続さ
れる。
この状態において、圧縮機31および送風ファン42を
運転すると、周知の冷凍サイクルにより蒸発器27AV
通過する空気が冷却される。また圧縮機3]を運転する
と、加熱用ホットガス供給路45を介してホットガスが
蓄熱タンク43内の熱交換器47に供給され、蓄熱タン
ク43内の蓄熱材が加熱される。蓄熱タリク43内の蓄
熱材の温度は、圧縮機31から出たホ・ントガスの温度
を60〜70℃とすると、これに近い温度まで加熱され
、これがポンプ44によって熱交換器41に供給される
いま蒸発器27Aによる空気の冷却設定温度を−6〜−
12℃、湿度を75〜90%にとすると、これを熱交換
器41により温度0〜3℃に加熱すると、飽和蒸気圧の
関係から湿度が50〜70%となる。熱交換器41内を
流れる蓄熱材は、熱容量の大きい不凍液からなっている
から、一旦冷却された空気を効率的に加熱して、本発明
に必要な温度および湿度を簡単に得ることができる。
よってこの乾燥空気をエア流路14および空気入ロバイ
ブ12を介して乾燥室11内に供給すれば、乾燥室11
内の乾燥すべき食品を最適な条件で乾燥できることとな
る。乾燥室11内から空気出口バイブ13およびエア流
路15を介して空気人口22に戻されるリターンエアは
、空気人口22において新鮮外気と混合され、再び蒸発
器27Aで冷却されで、乾燥室11に循環する。
蒸発器27Aに霜が付着して空気の流通抵抗が増すと、
図示しない空気センサによってこれが検知される。する
と開閉弁29Aが閉じて開閉弁29Bが開き、同時に開
閉弁51Aを開いて開閉弁51Bを閉じる。またダンパ
26により空気人口22を第二冷却通路24Bに連通さ
せる。以凌は蒸発器27Bにより以上と同じ空気の冷却
作用が行なわれ、蒸発器27へに付着している霜は、加
熱用ホットガス供給路45、本数用ホットガス供給路5
0A、開閉弁51A、および戻り管52Aを介して循環
するホットガス(こよって除去される。蒸発器27Bに
霜が付着したら、以上と同様1こしで蒸発器27Aを用
い、蒸発器27Bにホットガスを流す。なあこの霜取中
においては、第一冷却通路24Aまたは第二冷却通路2
4Bには空気が流れないから、霜取中における温度およ
び湿度の変化は最小に抑えることができる。
なお湿度は、乾燥の初期においでは高くしで徐々に低く
し、また乾燥風速は最初は遅くすると良い結果が得られ
た。
次に、本発明による乾燥と、従来の乾燥との比較データ
により、本発明の詳細な説明する。
(以下余白) 「発明の効果」 以上のように本発明方法によれば、乾燥すべき食品を良
好な状態で乾燥し、その色、外観、食感、テクスチャー
、臭い等を従来の乾燥品に比しで優れたものとすること
ができる。また本発明製画によれば、温度0〜3℃、湿
度50〜70%の乾燥条件を簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の低温乾燥装置の実施例を示す系統接続図で
ある。 11・・・乾燥室、12・・・空気入ロバイブ、13・
・・空気出口バイブ、14.15・・・エア流路、2o
・・・冷却装置、21・・・空気出口、22・・・空気
入口、23・・・仕切板、24A、24B・・・冷却通
路、26・・・ダンパ、27A、27B・・・蒸発器、
28A、28B・・・膨張弁、29A、29B・・・開
閉弁、31・・・圧縮器、32−・・凝縮器、4o・・
・加熱装置、41−・熱交換器、42・・・送風ファン
、43・・・蓄熱タンク、44・・・ポンプ、45・・
・加熱用ホットガス供給路、47・・・熱交換器、50
A、50B・・・1取用ホ・ントガス供給路、51A、
51B・・・開閉弁。 特許出願人 ダイニー食品工業株式会社同   大宋薬
品工業株式会社 同    株式会社 ディエムエル 同代理人   三 浦 邦 夫

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥保存すべき食品を、温度0〜3℃、湿度50
    〜70%の雰囲気下で乾燥することを特徴とする食品の
    低温乾燥方法。
  2. (2)乾燥保存すべき食品を収納する乾燥室の空気入口
    と空気出口を、エア流路を介して、冷凍装置の蒸発器を
    有する冷却装置の空気出口と空気入口にそれぞれ接続し
    、この冷却装置の空気出口と乾燥室の空気入口との間を
    結ぶエア流路中に、蒸発器によって冷却された冷却乾燥
    空気を加熱する加熱装置を設けたことを特徴とする食品
    の低温乾燥装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項において、冷却装置は、こ
    れを通過する空気を蒸発器によって温度−6〜−12℃
    、湿度75〜90%に冷却し、この冷却乾燥空気が加熱
    装置によって温度0〜3℃、湿度50〜70%に調整さ
    れる食品の低温乾燥装置。
  4. (4)特許請求の範囲第3項において、冷却装置の蒸発
    器は、霜の付着状況に応じ選択使用される二機備えられ
    ている食品の低温乾燥装置。
  5. (5)特許請求の範囲第3項において、加熱装置は、蓄
    熱材を、加熱手段を備えた蓄熱タンクと冷却乾燥空気と
    の熱交換器との間で循環させる蓄熱材循環装置からなっ
    ている食品の低温乾燥装置。
  6. (6)特許請求の範囲第5項において、蓄熱材は、ポリ
    エチレングリコール、グリセリン、水およびポリエチレ
    ンを混合した不凍液からなっている食品の低温乾燥装置
  7. (7)特許請求の範囲第4項ないし第6項のいずれか一
    において、冷凍装置中のホットガスは、その一部が蓄熱
    材の加熱源に供給される食品の低温乾燥装置。
JP61313504A 1986-12-27 1986-12-27 食品の低温乾燥方法およびその装置 Pending JPS63167777A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218554A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Daimatsu:Kk 食品乾燥システム
JP2009228953A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Kawata Mfg Co Ltd ヒートポンプ式乾燥装置
WO2023032586A1 (ja) * 2021-08-30 2023-03-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 食品の貯蔵庫

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JP2001218554A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Daimatsu:Kk 食品乾燥システム
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