JPS63166489A - 建造物の給配水管の殺菌・発錆抑制方法 - Google Patents

建造物の給配水管の殺菌・発錆抑制方法

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JPS63166489A
JPS63166489A JP30903986A JP30903986A JPS63166489A JP S63166489 A JPS63166489 A JP S63166489A JP 30903986 A JP30903986 A JP 30903986A JP 30903986 A JP30903986 A JP 30903986A JP S63166489 A JPS63166489 A JP S63166489A
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JP
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water
water supply
pipe
pipes
tap
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JP30903986A
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Fumio Denpo
傅法 文夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はオフィスビル、マンション、ホテル、病院な
ど、複雑で多岐にわたる給配水管を備えた建造物に好適
な建造物の給配水管の殺菌・発錆抑制方法に関する。
〈従来の技術〉 オフィスビル、マンション、ホテル、病院など(以下「
建造物」)の給配水管は古くなると赤水と呼ばれる水が
出始める。これは給配水管を構成しているパイプ(主に
鋼管)の鉄が溶は出し水酸化第二鉄となって沈澱したも
のが酸化鉄(通称ベンガラ)の鉄錆となって出てくるも
ので、飲料水、食事、洗濯等の生活用水として人体に影
響があり、また給湯や冷暖房等の設備機器にも好ましく
ない影響を与える。この赤水の発生原因としては上水源
水質の悪化に因るバクテリアの増殖、これを防ぐための
浄化剤の添加、鉄地肌の腐食の進展等色々考えられ、多
くの原因が複合的に作用して給配水管内に鯖が発生しそ
れが請こぶとなって管内面に付着し閉塞障害を起こす異
臭味がでるものである。
このため本発明者は上記の如き給配水管内の錆や請こぶ
を、簡便で手間が掛からず、短時間で効率良く除去・洗
浄できる給配水管の洗浄方法を先に提案した(特願昭6
1−129250号・61−214055号参照)0本
発明はこのような先の提案により洗浄した後の給配水管
、或いは新設建造物における汚染前の給配水管の、きれ
いな状態をそのまま維持させると共に、水道水自体をあ
らためて殺菌することができる建造物の給配水管の殺菌
・発錆抑制方法を提供せんとするものである。
く問題点を解決するための手段〉 この発明に係る建造物の給配水管の殺菌・発錆抑制方法
は上記の目的を達成するために、水道水を受水槽から高
架水槽に導く揚水管と、高架水槽に貯水した水道水を各
階の給水栓に導く給水管とから成る給配水管に殺菌装置
を組込・残置するものであって、上記殺菌装置は給配水
管内を流れる水道水に紫外線を連続的又は断続的に照射
すると共に、少なくとも揚水管の始端側及び各階の給水
管にそれぞれ組込・残置されるものとしく第1発明(特
許請求の範囲第1項記載の発明))、 水道水を受水槽から高架水槽に導く揚水管と、高架水槽
に貯水した水道水を各階の給水栓に導く給水管とから成
る給配水管に殺菌装置を組込・残置するものであって、
上記殺菌装置は給配水管内を流れる水道水に紫外線を連
続的又は断続的に照射し且つオゾンガスを分散混入せし
めると共に、少なくとも揚水管の始端側及び各階の給水
管にそれぞれ組込・残置されるものである〔第2発明(
特許請求の範囲第2項記載の発明)〕。
〈作   用〉 給配水管内における鯖及び請こぶなどの主な発生原因は
、前述の如く、水道水中に含まれるバクテリアや微生物
等であるので、これらを死滅・除去せしめるため、給配
水管を流れる水道水に紫外線を連続又は断続的に照射す
るようにしたものである。しかも、紫外線照射用の殺菌
装置は少なくとも揚水管の始端側及び各階の給水管にそ
れぞれ組込・残置されるので、給配水管が比較的長くて
複雑な枝分かれ構造をしている建造物であっても、給配
水管の揚水管及び給水管の両方において確実な水道水の
紫外線殺菌行うことができ、鯖や請こぶ等の発生を半永
久的に防止できる共に、水道水を使用直前に更に紫外線
殺菌するのでより衛生的となる(第1発明)。
上記第1発明の作用に加え、オゾンガスを分散混入せし
めるので水道水の殺菌をより確実に行えると共に、給配
水管の内側に薄い酸化被膜を形成し、給配水管自体に鯖
等が発生・付着しにくくなる。
く実 施 例〉 以下この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
第1図及び第2図は第1発明の一実施例を示す図である
。地下に埋設された上水道管から「建造物」としてのビ
ルlへ供給された水道水2は、まずビルlの最下階にあ
る受水槽3に一旦貯水される。そして、この受水槽3か
ら揚水ポンプ4を始端側に設けた揚水管5にて屋上の高
架水槽6へ揚水される。尚、7は補助揚水管で、同じ(
揚水ポンプ8が設けられている。高架水槽6内に貯水さ
れた水道水2は、給水ポンプ9を始端側に設けた給水管
lOへ供給される。この給水管10へ供給された水道水
2は、高架水槽6の高さに応じた位置エネルギーにより
、一定圧力で各階に技分かれした給水管10a〜10d
へ送られ、それら給水管lea〜10dにそれぞれ設け
た複数の給水栓11より飲料用或いは浴槽、洗面用の生
活用水として利用される0以上、高架水槽6に対する1
次側である揚水管5.7と、2次側である給水管10 
(10a〜10d)とにより、このビル1の給配水管1
2が構成されるもので、この給配水管12の清潔さが、
このビルl全体の円滑な給配水状態及び水道水2の衛生
状態に直接影響するものである。
そこで、この実施例にあっては、揚水管5.7の始端側
、及び給水管10の各階箇所に殺菌装置13を各々設け
たものである。尚、14はバイパス路で、殺菌装置13
を経ずに水道水2を給水する場合に使用されるものであ
る。以下その線殺菌装置m13の詳細を説明する(第2
図参照)、この殺菌装置13は、主に石英ガラス製の透
明パイプ15、紫外線ランプ16、保護ケース17とか
ら構成されている。18はバルブで、殺菌装置13への
通水又はバイパス路14への通水を制御するためのもの
である。このバルブ18は音響センサー28に接続され
ており、地震その他により透明パイプ15が万一破損し
た際に、その破損時の破損音を感知して、水道水2を自
動的にバイパス路14側へ導くようになっている。そし
て、透明パイプ15は揚水管5.7、給水管lOの一部
を連続状態で形成すべく給水管10に接続されており、
揚水管5.7、給水管10からの水道水2がそのまま通
過するようになっている。この透明パイプ15の周囲に
は40Wの紫外線ランプ16が2本対称位置に配されて
いる(給配水管12の長さや技分かれ構造又は殺菌装置
13の設置場所に応じて170W程度のものを利用する
こともある)。
透明パイプ15と紫外線ランプ16は共に保護ケース1
7により囲われて保護されている。また、保護ケース1
7の内側には反射ミラー19が設けてあり、紫外線ラン
プ16からの紫外線を、効率良く透明パイプ15内の水
道水2へ連続的に照射できるようになっている。このよ
うに、揚水管5.7、給水管10内を流れる水道水2は
、この殺菌装置13において紫外線殺菌されるので、水
道水2中のバクテリアや微生物等が死滅せしめられ、揚
水管5.7、給水管10の内壁部に錆や請こぶが付着す
るのを防止できると共に、水道水2を更に殺菌すること
ができる。従って、きれいに洗浄した後の給配水管12
、或いは新設建造物における汚染前(錆や錆こぶの発生
前)の給配水管12の、きれいな状態をそのまま維持さ
せていくことができ、しかも水道水2が衛生的となり生
活用水としてより好ましくなる。
第3図は第2発明の一実施例を示す図である。
この実施例に係る殺菌装置20は、紫外線ランプ21を
中心とした石英ガラス製の2重ジャケット構造となって
おり、外側ジャケット部22に水道水2が通過するよう
になっていて、内側ジャケット部23にエアー24が通
過するようになっている。内側ジャケット部23を通過
したエアー24は、紫外線ランプ21による紫外線の照
射により酸素がオゾンガス化せしめられ、エアー通路2
5、カルマンミキサー26を経て水道水2の循環路27
へ分散混入せしめられる。このようにこの殺菌装置20
は水道水2の紫外線殺菌と、水道水2へのオゾンガスの
分散混入を同時に行えるので、水道水2の殺菌をより確
実に行えると共に、給配水管の内側に薄い酸化被膜を形
成し、給配水管自体に錆等が発生・付着しに(くなる。
その他の構成及び作用効果は先の実施例と同様に付き重
複説明を省略する。
尚、以上の説明において殺菌装置13.20を、揚水管
5.7の始端側、及び給水管10の各階箇所に各々設け
たが、建造物の給配水管構造(技分かれ構造)に応じて
、前記の箇所以外の必要箇所に適宜設けることは自由で
ある。また、殺菌装置13、における紫外線の照射は必
ずしも連続的に行う必要がなく、水道水2の利用(使用
)状況に応じては断続的に行ってもよい、更に、殺菌装
置13は実施例の如く縦に延びる給配水管12に設けて
も良いが、横に延びる給配水管に設けることも自由であ
る。そして更に、上記第1発明における説明での殺菌装
置13は紫外線ランプ16を2本利用した例であるが、
必要に応じて3本以上利用しても良い、また、第2発明
におけるオゾンガスの分散混入はオゾンガスボンベ等を
利用し、オゾンガスを直接分散混入せしめるようにして
もよい。
く効   果〉 この発明に係る建造物の給配水管の殺菌・発錆抑制方法
は以上説明してきた如き内容のものなので以下に示すよ
うな種々の効果を奏することができる。
(ア)給配水管内を流れる水道水を殺菌装置により紫外
線殺菌するので、給配水管の錆や錆こぶ等の発生原因で
ある水道水中のバクテリアや微生物等の発生を抑制し、
給配、水管の清潔な状態を半永久的に維持することがで
き(第1・2発明)、(イ)オゾンガスを分散混入せし
めるので水道水の殺菌をより確実に行えると共に、給配
水管の内側に薄い酸化被膜を形成し、給配水管自体に錆
等が発生・付着しにくくなり(第2発明)、(つ)水道
水を使用直前に各階の給水管において紫外線殺菌するの
で、水道水が更に衛生且つ活性化し、生活用水としてよ
り好ましくなり(第1・2発明)、 (1)揚水管の始端側及び給水管の各階箇所に殺菌装置
を各々設けるので、給配水管の全体にわたった殺菌・発
錆抑制を図れ(第1・2発明)、(オ)紫外線を利用す
るので衛生且つ安全で、しかも取付作業の面及びコスト
の面でも有利である(第1・2発明)。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の一実施例を示す建造物の概略図、 第2図は第1発明に示した殺菌装置の拡大断面図、そし
て、 第3図は第2発明を示す説明図である。 1−・−・ ビル(建造物) 2− 水道水 5.7−・−揚水管 6−・ 高架水槽 io  −給水管 11− 給水栓 12 ・・・・ 給配水管 13 ・・−殺菌装置〔第1発明〕 20 ・−殺菌装置〔第2発明〕 12階配21(v 7I(i! ff1( 第2図 ケ2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水道水を受水槽から高架水槽に導く揚水管と、高
    架水槽に貯水した水道水を各階の給水栓に導く給水管と
    から成る給配水管に殺菌装置を組込、残置するものであ
    って、 上記殺菌装置は給配水管内を流れる水道水に紫外線を連
    続的又は断続的に照射すると共に、少なくとも揚水管の
    始端側及び各階の給水管にそれぞれ組込・残置されるこ
    とを特徴とする建造物の給配水管の殺菌・発錆抑制方法
  2. (2)水道水を受水槽から高架水槽に導く揚水管と、高
    架水槽に貯水した水道水を各階の給水栓に導く給水管と
    から成る給配水管に殺菌装置を組込・残置するものであ
    って、 上記殺菌装置は給配水管内を流れる水道水に紫外線を連
    続的又は断続的に照射し且つオゾンガスを分散混入せし
    めると共に、少なくとも揚水管の始端側及び各階の給水
    管にそれぞれ組込・残置されることを特徴とする建造物
    の給配水管の殺菌・発錆抑制方法。
JP30903986A 1986-12-27 1986-12-27 建造物の給配水管の殺菌・発錆抑制方法 Pending JPS63166489A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02207887A (ja) * 1989-02-03 1990-08-17 Houshin Kagaku Sangiyoushiyo:Kk 紫外線照射流体装置
WO1994007799A1 (en) * 1992-10-02 1994-04-14 Den Norske Stats Oljeselskap A.S Method and device for treating water
JP2013158717A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Chiyoda Kohan Co Ltd 紫外線照射装置
US9499415B2 (en) 2014-08-14 2016-11-22 Chiyoda Kohan Co., Ltd Ultraviolet irradiation apparatus

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