JPS63166301A - コルゲ−ト型濾波器 - Google Patents
コルゲ−ト型濾波器Info
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- JPS63166301A JPS63166301A JP30902186A JP30902186A JPS63166301A JP S63166301 A JPS63166301 A JP S63166301A JP 30902186 A JP30902186 A JP 30902186A JP 30902186 A JP30902186 A JP 30902186A JP S63166301 A JPS63166301 A JP S63166301A
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- Japan
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- corrugated
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- frequency
- band
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- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はコルゲート型濾波器に関する。
従来のコルゲート型濾波器は、第4図に一例を示すよう
に、矩形又は円形の導波管11の両端部にインピーダン
ス整合部12を形成し、かつ中間部には管軸方向に配列
した複数のコルゲート溝13を形成した構成となってい
る。
に、矩形又は円形の導波管11の両端部にインピーダン
ス整合部12を形成し、かつ中間部には管軸方向に配列
した複数のコルゲート溝13を形成した構成となってい
る。
このコルゲート溝13は第6図(a)に模式的に示すよ
うに単純な矩形型をしており、基本波に対するその等価
回路は同図(b)のとおりである。
うに単純な矩形型をしており、基本波に対するその等価
回路は同図(b)のとおりである。
この場合、インピーダンス特性は第3図Bに示す特性と
なり、またコルゲート単体のインピーダンスZは次式で
与えられる。
なり、またコルゲート単体のインピーダンスZは次式で
与えられる。
Z ” j Zo (Atan θ1 +X)Zo
:主導波管の特性インピーダンスA、X:主導波管及
びコルゲート形状で決まる係数 θl : (2π/λ9)Ll これにおいては、コルゲート溝の深さり、が約λ、/4
となる周波数f、にてインピーダンス■となる。通過帯
域の周波数をfP、素子帯域の周波数をf* (fp
<f++)とすると、fRをf。
:主導波管の特性インピーダンスA、X:主導波管及
びコルゲート形状で決まる係数 θl : (2π/λ9)Ll これにおいては、コルゲート溝の深さり、が約λ、/4
となる周波数f、にてインピーダンス■となる。通過帯
域の周波数をfP、素子帯域の周波数をf* (fp
<f++)とすると、fRをf。
にすると減衰量は大きくとれるが、同時にf、における
インピーダンスが大きくなり通過帯域の特性が劣化して
しまう。このため、通常fRをf。
インピーダンスが大きくなり通過帯域の特性が劣化して
しまう。このため、通常fRをf。
とfoとの間に選び、f、におけるインピーダンスを小
さくし、段数を数多く重ねることにより減衰量を得てい
た。
さくし、段数を数多く重ねることにより減衰量を得てい
た。
また、通過帯域の特性を更に良くするために、第5図に
示すように、コルゲート溝13の深さをインピーダンス
的に適当な分布(例えばチェビシェフ分布)を与えるよ
うに同期的に変化させる構成も提案されている。
示すように、コルゲート溝13の深さをインピーダンス
的に適当な分布(例えばチェビシェフ分布)を与えるよ
うに同期的に変化させる構成も提案されている。
上述した従来の濾波器では、所望の減衰量を得るために
は段数が多く必要になるという問題がある。また通過帯
域と素子帯域の帯域差が小さいときには通過帯域のイン
ピーダンスが大きくなり、特性が劣化するという問題も
ある。
は段数が多く必要になるという問題がある。また通過帯
域と素子帯域の帯域差が小さいときには通過帯域のイン
ピーダンスが大きくなり、特性が劣化するという問題も
ある。
本発明は段数を低減し、かつ通過帯域と素子帯域の帯域
差が小さい場合にも通過帯域のインピーダンスを抑制し
て特性の向上を図り得るコルゲート型濾波器を提供する
ことを目的としている。
差が小さい場合にも通過帯域のインピーダンスを抑制し
て特性の向上を図り得るコルゲート型濾波器を提供する
ことを目的としている。
本発明のコルゲート型濾波器は、矩形導波管のH面又は
円形導波管内壁側に形成するコルゲート溝において、コ
ルゲート溝の開口側の幅を奥側の幅よりも広くした構成
としている。
円形導波管内壁側に形成するコルゲート溝において、コ
ルゲート溝の開口側の幅を奥側の幅よりも広くした構成
としている。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図(a)及び(b)は本発明のコルゲート型濾波器
の一実施例を示す軸方向の断面図及びそのAA線に沿う
断面図であり、ここでは矩形導波管に本発明を適用した
例を示している。
の一実施例を示す軸方向の断面図及びそのAA線に沿う
断面図であり、ここでは矩形導波管に本発明を適用した
例を示している。
このコルゲート型濾波器は、矩形導波管1の両端部にイ
ンピーダンス整合部2を形成するとともに、中間部には
導波管のH面に複数のコルゲート溝3を形成している。
ンピーダンス整合部2を形成するとともに、中間部には
導波管のH面に複数のコルゲート溝3を形成している。
このコルゲート溝3は第2図(a)に模式的に示すよう
に、溝の深さ方向の途中に段部を形成し、これにより溝
開口側の幅寸法B1を奥側の幅寸法B2よりも広くして
いる。
に、溝の深さ方向の途中に段部を形成し、これにより溝
開口側の幅寸法B1を奥側の幅寸法B2よりも広くして
いる。
また、ここでは開口側の幅広部分の深さをLlとし、奥
側の幅狭部分までの深さをり、とじている。
側の幅狭部分までの深さをり、とじている。
なお、このコルゲート溝3の等価回路を同図(b)に示
す。
す。
この構成では、コルゲート溝単体の基本波゛におけるイ
ンピーダンス2は、次式で表される。
ンピーダンス2は、次式で表される。
但しA、b、Xは主導波管及びコルゲート溝の形状で決
まる係数であり、 θ1=(2π/λ、)Ll θ =(2π/λ9)・ (Lt−L、)となる。
まる係数であり、 θ1=(2π/λ、)Ll θ =(2π/λ9)・ (Lt−L、)となる。
上記インピーダンスZを計算すると、ある条件のもとで
は通過帯域の周波数f、におけるインピーダンスが通常
のコルゲート溝のそれと同じで、第3図Aのように7.
=ooとなる周波数f、が通常のコルゲート溝の場合
よりも低い方へ移動してくる。また、パラメータBt
/B+ 、Lx /L+の値を適当に変化させると、f
、、を固定したままf。
は通過帯域の周波数f、におけるインピーダンスが通常
のコルゲート溝のそれと同じで、第3図Aのように7.
=ooとなる周波数f、が通常のコルゲート溝の場合
よりも低い方へ移動してくる。また、パラメータBt
/B+ 、Lx /L+の値を適当に変化させると、f
、、を固定したままf。
におけるインピーダンスを自由に変化させることも可能
である。これらは、実験によっても確かめられている。
である。これらは、実験によっても確かめられている。
この現象を利用して、f、においてはインピーダンスを
小さく保ちつつ、flにおいてはインピーダンス■とな
るコルゲート溝が実現可能となり、少ない段数にて通過
帯域の電気特性を劣化させずに大きい減衰量が得られる
コルゲート型濾波器が可能となる。また、foを固定し
ながら、f、におけるインピーダンス分布を最適化する
ことも可能であるし、通過帯域と阻止帯域の帯域差が小
さく通常のコルゲート型濾波器では不可能である場合に
おいてもこのコルゲート型濾波器では実現可能となる。
小さく保ちつつ、flにおいてはインピーダンス■とな
るコルゲート溝が実現可能となり、少ない段数にて通過
帯域の電気特性を劣化させずに大きい減衰量が得られる
コルゲート型濾波器が可能となる。また、foを固定し
ながら、f、におけるインピーダンス分布を最適化する
ことも可能であるし、通過帯域と阻止帯域の帯域差が小
さく通常のコルゲート型濾波器では不可能である場合に
おいてもこのコルゲート型濾波器では実現可能となる。
ここで、前記実施例では矩形導波管に適用した例を示し
たが、円形導波管の内壁にコルゲート溝を形成する場合
にも同様に適用できることはいうまでもない。
たが、円形導波管の内壁にコルゲート溝を形成する場合
にも同様に適用できることはいうまでもない。
以上説明したように本発明のコルゲート型濾波器は、導
波管内壁のコルゲート溝の開口側の幅を奥側の幅よりも
広(することにより、通過帯域の周波数f、におけるイ
ンピーダンスを小さく保つ一方、インピーダンス■とな
る周波数f0を阻止帯域の周波数fRに近付けることが
可能となり、少ない段数にて通過帯域の電気特性を劣化
させることなく比較的大きな減衰量が得られるコルゲー
ト型濾波器が実現可能となる。また、f、を固定したま
まf、におけるインピーダンスを変化させることが可能
なため、通過帯域におけるインピーダンス最適分布を阻
止帯域の減衰量を劣化させずに実現でき、かつ通常のコ
ルゲート型濾波器では実現できなかった通過帯域と阻止
帯域との帯域差が小さい条件下でもパラメータを適当に
選ぶことにより実現可能となる。
波管内壁のコルゲート溝の開口側の幅を奥側の幅よりも
広(することにより、通過帯域の周波数f、におけるイ
ンピーダンスを小さく保つ一方、インピーダンス■とな
る周波数f0を阻止帯域の周波数fRに近付けることが
可能となり、少ない段数にて通過帯域の電気特性を劣化
させることなく比較的大きな減衰量が得られるコルゲー
ト型濾波器が実現可能となる。また、f、を固定したま
まf、におけるインピーダンスを変化させることが可能
なため、通過帯域におけるインピーダンス最適分布を阻
止帯域の減衰量を劣化させずに実現でき、かつ通常のコ
ルゲート型濾波器では実現できなかった通過帯域と阻止
帯域との帯域差が小さい条件下でもパラメータを適当に
選ぶことにより実現可能となる。
第1図(a)及び(b)は本発明の一実施例の軸方向の
断面図及びそのAA線に沿う断面図、第2図(a)はコ
ルゲート溝の模式図、同図(b)はその等価回路図、第
3図は周波数と反射係数との関係を示す図、第4図及び
第5図は夫々異なる従来構造の軸方向断面図、第6図(
a)は従来のコルゲート溝の模式図、同図(b)はその
等価回路図である。 1・・・導波管、2・・・インピーダンス整合部、3・
・・コルゲート溝、11・・・導波管、2・・・インピ
ーダンス整合部、3・・・コルゲート溝。 第1図 (a) L、A (b) 第2図 第6図 第3図 fp fRf、、周波数
断面図及びそのAA線に沿う断面図、第2図(a)はコ
ルゲート溝の模式図、同図(b)はその等価回路図、第
3図は周波数と反射係数との関係を示す図、第4図及び
第5図は夫々異なる従来構造の軸方向断面図、第6図(
a)は従来のコルゲート溝の模式図、同図(b)はその
等価回路図である。 1・・・導波管、2・・・インピーダンス整合部、3・
・・コルゲート溝、11・・・導波管、2・・・インピ
ーダンス整合部、3・・・コルゲート溝。 第1図 (a) L、A (b) 第2図 第6図 第3図 fp fRf、、周波数
Claims (2)
- (1)矩形導波管のH面の内壁又は円形導波管の内壁に
、管軸に直交する複数のコルゲート溝を管軸方向に配列
形成してなるコルゲート型濾波器において、前記コルゲ
ート溝の開口側の幅を奥側の幅よりも広くしたことを特
徴とするコルゲート型濾波器。 - (2)コルゲート溝の深さ方向途中に段部を形成し、こ
の段部を境に幅を相違させてなる特許請求の範囲第1項
記載のコルゲート型濾波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30902186A JPS63166301A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | コルゲ−ト型濾波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30902186A JPS63166301A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | コルゲ−ト型濾波器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63166301A true JPS63166301A (ja) | 1988-07-09 |
JPH0588001B2 JPH0588001B2 (ja) | 1993-12-20 |
Family
ID=17987923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30902186A Granted JPS63166301A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | コルゲ−ト型濾波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63166301A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000055937A1 (en) * | 1999-03-12 | 2000-09-21 | Com Dev Limited | Waveguide filter having asymmetrically corrugated resonators |
WO2001095423A1 (fr) * | 2000-06-05 | 2001-12-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Filtre de separation de groupes de guides d'onde |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970054815A (ko) * | 1995-12-21 | 1997-07-31 | 이형도 | 세라믹 유전체 필터 |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP30902186A patent/JPS63166301A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000055937A1 (en) * | 1999-03-12 | 2000-09-21 | Com Dev Limited | Waveguide filter having asymmetrically corrugated resonators |
US6232853B1 (en) | 1999-03-12 | 2001-05-15 | Com Dev Limited | Waveguide filter having asymmetrically corrugated resonators |
WO2001095423A1 (fr) * | 2000-06-05 | 2001-12-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Filtre de separation de groupes de guides d'onde |
US6847270B2 (en) | 2000-06-05 | 2005-01-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Waveguide group branching filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0588001B2 (ja) | 1993-12-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |