JPS63165495A - スプレイヤ−付き容器入り洗浄剤 - Google Patents

スプレイヤ−付き容器入り洗浄剤

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JPS63165495A
JPS63165495A JP61312731A JP31273186A JPS63165495A JP S63165495 A JPS63165495 A JP S63165495A JP 61312731 A JP61312731 A JP 61312731A JP 31273186 A JP31273186 A JP 31273186A JP S63165495 A JPS63165495 A JP S63165495A
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weight
sprayer
carbon atoms
container
following
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JP61312731A
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秀一 二瓶
石松 哲夫
幸一 山田
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication of JPS63165495A publication Critical patent/JPS63165495A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1夏分更 本発明は、次亜塩素酸塩含有液体組成物をスプレイヤー
付き容器に収納した洗浄剤に関する。
丈來抜権 プラスチック、陶器、タイル、目地、排水管内部1台所
、浴室等の固体表面に付着している汚れやカビの洗浄、
除去には、従来から次亜塩素酸塩を含有する液体洗浄剤
が用いられている。
(特公昭38−6268号公報、同43−2103号公
報。
同45−7976号公報、同46−13267号公報。
同51−5307号)、これらの洗浄剤組成物を用いて
汚れやカビを除去する際には5通常、スポンジ等に浸み
込ませて塗布する方法や、スプレイヤー(噴霧器)を用
いて噴霧または液状のまま噴霧する方法が用いられてい
る。
しかし、前記のスポンジ等に浸み込ませる方法では、液
体の粘度が低いために洗浄剤が手に垂れたり、広い面の
汚れやカビの除去には多くの時間と手間を必要とする。
また、スプレイヤーを用いて噴霧する方法は、手軽に使
用できる利点をもつ反面、噴霧時に多くのミストが飛散
したり、対象面からの液のはね返りや液だれを生じ1強
アルカリ成分や次亜塩素酸塩が目や皮膚に接触する危険
性があった。さらに、飛散したミストのために次亜塩素
酸塩特有の臭いが強く、狭い浴室等で使用するには抵抗
があった。
このように1次亜塩素酸塩を含む洗浄剤は強力な洗浄効
果をもっているものの、その使用性や安全性に問題が残
されていたが、従来、スプレ一時のミストの飛散や液の
はね返りについての有効な対策は、顧みられていなかっ
た。
特公昭46−13267号公報および同46−2720
0号公報には、次亜塩素酸塩、アルカリ剤、界面活性剤
を含む液体洗浄剤系において、キシレンスルホン酸塩な
どの低級アルキルベンゼンスルホン酸塩を使用すること
が示されている。しかし。
これら先行技術における低級アルキルベンゼンスルホン
酸塩は、界面活性剤を可溶化するためのハイドロトロー
プ剤としての使用であり、本発明のように噴震して使用
される洗浄剤としての発泡性やミスト飛散、液のはね返
りについては何ら示唆されていない、また1組成物中の
ナトリウムイオンとカリウムイオンとのモル比を特定比
率とすることにより得られる噴霧性能の相乗効果につい
ても何ら示唆されていない。
さらに、米国特許第3.558,496号、同第3゜8
43.548号等には1次亜鉛素酸塩含有組成物に粘土
鉱物を添加することが示されている。しかし、本発明者
らの経験によれば、単に粘土鉱物を添加しただけでは、
スプレ一時の発泡性やミスト飛散、液のはね返りの有効
な対策にはならない。
本発明らは先に、特許請求の範囲に記載した(A’ )
 、 (B) 、 (C)および(D′)成分を含むス
プレイヤー付き容器入り洗浄剤を発明し、これを特願昭
61−217791号として提案した。
l五坐l煎 本発明は、スプレーの手軽さを生かし、かつ、噴震時に
おけるミスト飛散や液のはね返り、対象面からの液垂れ
等を防止し、高い安全性で。
次亜塩素酸塩組成物を泡状噴霧できるスプレイヤー付き
容器入りの洗浄剤を提供するものである。
11廊11處 本出願の第1発明は、さらに鋭意検討した結果、上記の
特願昭61−217791号に記載された発明において
1組成物中の実質的に解離する能力を有するナトリウム
イオンとカリウムイオンとのモル比を特定の比率に調製
することにより。
発泡性が向上し、噴一時のミスト飛散、液のはね返り、
対象面からの液ダレが向上することを晃い出した。
即ち、本出願の第1発明のスプレイヤー付き容器入り洗
浄剤は、容器内に収納した液体洗浄剤組成物を噴出させ
、この噴出液体洗浄剤組成物に空気を混合して噴霧する
スプレイヤーを具えた容器入り洗浄剤において、特定の
スプレイヤーと液体洗浄剤組成物とを組合せたものであ
る。
ここで、スプレイヤーとしては、純水1mmに対して空
気0.5mΩ(20℃、大気圧)以上を混合して噴霧で
きるものが用いられる。
また、液体洗浄剤組成物としては以下の(A)〜(D)
成分を含有し、かつ、該組成物中において解離する能力
を有する(a)ナトリウムイオンと(b)カリウムイオ
ンとがモル比で(a) / (b) =9/1〜476
の範囲にあるものが用いられる。
(A)次亜塩素酸アルカリ金属塩 :0.5〜12重量%。
(B)アルカリ剤80.1〜10重量%、(C)界面活
性剤80.1〜10重量%。
(D)下記一般式(I)〜(III)で表される表面活
性物質:0.5〜20重量%、 R″O(CHm g H0)nR”  ・・’ (I)
(式中、R1、R2、n、Zは次のものを表す。
R1、R2 :水素または分枝あるいは直鎖のアルキル
基、但し% R’とR2 の炭素数の合計は8以下である。
n : 0〜5 2:水素またはメチル基) R”−CH,−X’−Mei    ・・・(n)(式
中、 R”、X″、 M e ’は次のものを表す。
Rs:炭素数1〜5の分枝または直鎖のアルキル基 X″ニーso−まf:=*t  −08O,−Me’:
アルカリ金属) 示す) R’、R’ :水素または炭素数1〜6の分枝あるいは
直鎖のアルキル基。
但し、R4とRsの炭素数の合計 は8以下である。
x”ニーsO,−または−COO− Me”:アルカリ金属) 本出願の第2発明は、上記特願昭61−217791号
で提案した発明をさらに改善したものであり、粘土鉱物
を添加することにより、発泡性が向上し、噴霧時のミス
ト飛散、液のはね返り、対象面からの液ダレを著しく向
上しうろことを見い出すことによりなされたものである
即ち、本出願の第2発明のスプレイヤー容器入り洗浄剤
は、上記と同じスプレイヤーを用い、かつ、上記(B)
および(C)成分に加えて、下記の(A′)、(D′)
および(E)成分を含有した液体洗浄剤組成物を用いた
ものである。
(A′)次亜塩素酸アルカリ金属塩またはアルカリ土類
金属塩:0.5〜12重量% (D′)下記一般式(I)(n’)または(■′)で表
される表面活性物質80.5〜20重量%。
R”0(CH,CHO)。R2・・・(I)(式中、R
1,R”、n、 Zは次のものを示す。
R1、R2:水素または分枝あるいは直鎖のアルキル基
、但し、R1とR2の炭 素数の合計は8以下である。
n:0〜5 Z:水素またはメチル基) R3−CH,−Xl−Me”    −(II’)(式
中、R3、Xi、Me”は次のものを示す。
R3:炭素数1〜5の分枝または直鎖のアルキル基 x’ニーso、−または−〇503− M a ” :アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩 (式中、R4、R1、X”1Me”は次のものを示す。
R4、Rs:水素または炭素数1〜6の分枝あるいは直
鎖のアルキル基。
但し、R4とRsの炭素数の合計 は8以下である。
x”ニーso、−または−COO− Me”:アルカリ金属またはアルカリ土類金属) (E)膨潤性粘土鉱物−0,1〜10重量%。
以下1本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明で用いられるスプレイヤー付き容器は、収納した
液体を噴出させ、この噴出液体に空気を取り込ませて混
合するタイプのスプレイヤーを具えたものであり、純水
1膳1に対して0.5mfl(大気圧、20℃)以上、
好ましくは2mfi以上の空気を混合して噴震できるも
のであればよい0本発明の組成物を、このようなスプレ
イヤーを用いて噴霧することにより、良好な泡状噴霧が
可能となる。
第1図は1本発明で用いられるスプレイヤー付き容器の
構成例を示す断面図であり、いわゆるトリガースプレイ
ヤー(噴霧器)が示されている。容器11(下部は省略
)の口部13にトリガースプレイヤー45が取り付けら
れている。トリガーの駆動機構の詳細は省略しであるが
、トリガー51を容器11側に引き寄せると、スプレイ
ヤ一本体27が下方向に押し付けられ、スプリング21
に抗して摺動する。ポンプ室25の容積が狭くなり、圧
力によりピストン31が押され弁29が開いて、ポンプ
室25内の空気が除かれる。33は弾性部材である。ト
リガー51から手を離すと、スプリング21によりスプ
レイヤ一本体27が元の状態に戻り、ポンプ室25が負
圧になることから、ボール17から構成され弁19が開
き、ポンプ室内25内に液体洗浄剤組成物15が吸い込
まれる。以降はトリガー51を引き寄せた時に、弁29
が開いてポンプ室25内の液体洗浄剤組成物15がノズ
ル口39から噴霧され、トリガー51を戻した際に弁1
9が開いてポンプ室25内に液体洗浄剤組成物托が充填
される。23は、容器ll内の空気を大気に開放するた
めのリーク孔を示す。トリガー51を引き寄せると、液
体洗浄剤組成物は、弁29、オリフィス35を経て、ス
ピン部材37の当接面37aに設けられたガイド溝によ
り旋回流とされ、ノズル口・39から噴霧される。この
とき、噴出室41が負圧となり、空気取込み口43がら
空気が採り入れられ液体洗浄剤組成物に巻き込まれて混
合され、発泡して噴震される。この空気の混合量は、液
体洗浄剤組成物の噴出圧や、空気取込み口の大きさ、形
状等により調整できる。0.5mjl(純水1■Ω当り
)以上の空気を取り込ませることにより、良好な泡状噴
霧が実現できる。なお、本発明において、容器やスプレ
イヤーの形や構造は第1図に示したものに限定されない
次に液体洗浄剤組成物の組成について説明する。
(A)成分の次亜塩素酸塩としては、アルカリ金属塩が
用いられる。     ゛ また。(A’)成分の次亜塩素酸塩としては、アルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩が用いられ、好ましく
はアルカリ金属塩である。
(A)成分および(A′)成分の次亜塩素酸塩は単独ま
たは2種以上併用して、液体洗浄剤組成物中に0.5〜
12重量%の量で配合される。
(B)成分のアルカリ剤は、次亜塩素酸塩の安定化剤と
して用いられるものであり、0.1〜10重量%配合さ
れる。アルカリ剤の具体例としては、炭酸塩、重炭酸塩
、リン酸塩、縮合リン酸塩、珪酸塩、ホウ酸塩、アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物などが挙げら
れる。
これらは単独でまたは2種以上、併用して用いることが
できる。
(C)成分の界面活性剤は、(D)成分あるい!±(D
′)および(E′)成分と併用されて安定な泡状噴−を
実現するものである。(C)成分の界面活性剤としては
1次亜塩素酸塩を含む液体系においても安定なものが用
いられ、例えば、以下の(C−1)〜(C−7)のもの
が使用できる。ここで、塩としてはアルカリ金属塩が好
適に用いられ、好ましくはナトリウムまたはカリウム塩
である。
(C−1)アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩
:アルキル基としては炭素数8〜15の直鎖または分枝
アルキル基が適当であり、特公昭38−6268号に記
載されている。
(C−2)ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル硫酸エステル塩ニオキシエチレンの平均付加モル数と
しては3〜15モルが、アルキル基としては炭素数8〜
15の直鎖京たは分枝アルキル基が適当であり、特公昭
45−4857号公報、特[[51−5307号公報に
記載されている。
(C−3)ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル硫酸エステルスルホン酸塩ニオキシエチレンの平均付
加モル数としては3〜15モルが、アルキル基としては
炭素数8〜15の直鎖または分枝アルキル基が適当であ
り、特公昭45−4857号公報に記載されている。
(C−4)分枝鎖を有するアルコール硫酸エステル塩=
アルコール残基の炭素数は8〜14が適当である。
(C−S)アルキルトリメチルアンモニウムクロライド
:アルキル基の炭素数は8〜14が適当である。
(C−S)アルキルジメチルアミンオキシド:アルキル
基の炭素数は8〜14が適当である。
(C−7)塩化ベンザルコニウム。
これら(C)成分の界面活性剤は1種または2種以上併
用して用いられ、液体洗浄剤組成物中に0.1〜10重
量%、好ましくは0.5〜6重量%配合される。この配
合量が0.1重量%未満では(D)成分の表面活性物質
、あるいは(D′)成分の表面活性物質および(E)成
分の膨潤性粘土と組合せて前記スプレイヤー付き容器に
より噴霧しても。
良好な発泡状態が得られず、一方、10重量%を超えて
用いても噴一時の泡性状は一定となり不経済である。
(D)成分としては、下記一般式(I)〜(nI)で示
される表面活性物質が用いられる。
R’ O(CH,CH0)nR”    ”’ (I)
(式中、R″、R”、n、Zは次のものを表す。
R1、R* :水素または分枝あるいは直鎖のアルキル
基、但し、R1とR2の炭素数 の合計は8以下である。
n:0〜5 Z:水素またはメチル基) R”  CH*−X ’  M e      ・・・
(II )(式中、R3,X″、Me″は次のものを表
す。
R1:炭素数1〜5の分枝または直鎖のアルキル基 X″: −8Os−または −0SO,−Ma”:アル
カリ金属) (式中、R’tR’tX”tMeは次のものを示す)R
’、R’ :水素または炭素数1〜6の分校あるいは直
鎖のアルキル基、但し、R4 とR1の炭素数の合計は8以下である。
X”ニー5o3−または−COO− Me’:アルカリ金属) (D′)成分の表面活性物質は、上記(D)成分の一般
式(II)および(m)のMaとして、アルカリ金属に
加えさらにアルカリ土類金属を使用しうる他は、(D)
成分と同じである。
(D)あるいは(D′)成分の表面活性物質は、(C)
成分の界面活性剤あるいはさらに(E)成分の膨潤性粘
土鉱物と併用されて、本発明の特定のスプレイヤーから
噴霧されることにより、安定な泡状噴震を実現するもの
である。
一般式(I)で示される表面活性物質はグリコール溶剤
であり、その代表例としては、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジメ
チルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル
、ジエチレングリコールメチルエーテル等が例示できる
一般式(II)または(■′)の表面活性物質は。
短鎖のアルコールサルフェート塩またはアルキルスルホ
ネート塩であり、代表例としては、エタンスルホン酸塩
、プロパンスルホン酸塩、ブタンスルホン酸塩、ヘキサ
ンスルホン酸塩、エチル硫酸塩、プロピル硫酸塩、ブチ
ル硫酸塩、ヘキシル硫酸塩等が例示でき、アルキル基は
分枝または直鎖である。塩としては、一般式(n)にお
いてはアルカリ金属、好ましくはナトリウム塩またはカ
リウム塩である。また、一般式(■′)においては、ア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属であり、アルカリ金
属が好適である。
一般式(m)または(■′)の表面活性物質は、短鎖の
アルキルベンゼンスルホネート塩またはアルキルベンゼ
ンカルボン酸塩であり、代表例として、ベンゼンスルホ
ン酸塩、p−メチルベンゼンスルホン酸塩、p−エチル
ベンゼンスルホン酸塩、p−プロピルベンゼンスルホン
酸塩、P−ブチルベンゼンスルホン酸塩、p−ヘキシル
ベンゼンスルホン酸塩1m−キシレンスルホン酸塩、安
息香酸塩、p−メチル安息香酸塩、p−エチル安息香酸
塩、p−プロピル安息香酸塩、p−ブチル安息香酸塩、
p−ヘキシル安息香酸塩、t−ブチル安息香酸塩等が例
示でき、アルキル基は分枝または直鎖である。一般式(
III)における塩としては、アルカリ金属塩が用いら
れ、好ましくはナトリウムまたはカリウム塩である。一
般式(■′)の塩はアルカリ金属またはアルカリ土類金
属である。
(D)成分の表面活性物質は、単独であるいは2種以上
併用して用いられ、液体洗浄剤組成物中に0.5〜20
重量%、好ましくは2〜15重量%配合される。この配
合量が0.5重量%未満では前記のスプレイヤー付き容
器を用いても噴霧時に良好な発泡状態が得られず、一方
、20重量%を超えて配合しても噴霧時の泡性状は一定
となり不経済である。
さらに、第1発明においては、上記(A)〜(D)成分
を含む液体洗浄剤組成物において、実質的に解離する能
力を有する(a)ナトリウムイオンと(b)カリウムイ
オンとのモル比を(a) / (b) =9/1〜47
6、好ましくは9/2〜6/4の範囲に調製される。こ
れは(A)〜(D)成分の塩の種類やその他任意成分の
塩の種類を調製することにより達成される。ナトリウム
イオンとカリウムイオンととのモル比を上記範囲とする
ことにより、発泡性、ミスト飛散および液の付着性を改
善することができ、しかも、この効果を少ない表面改質
剤の使用量で実現することができる。
また、第2発明においては、上記(A′)〜(D′)成
分に加え、さらに(E)成分として膨潤性粘度鉱物が用
いられる。この(E)成分の粘土鉱物は(C)成分の界
面活性剤および(D′)成分の表面活性物質と併用され
て、安定な泡状噴霧を実現するものである。
(E)成分の膨潤性粘土鉱物としては、モンモリロナイ
ト、ザウコナイト、ノントロナイト、サボナイト、ヘク
トライト、バーミキュライト。
アタパルジャイト、セピオライトなどが単独で。
あるいは2種以上併用して用いられ、この中でもモンモ
リロナイトおよびヘクトライトが好ましい。
また、膨潤性粘土鉱物として市販品も使用可能であって
1例えば、水和性ケイ酸マグネシウムであるメタロイド
(サイデン化学)、水和性ケイ酸アルミニウムであるオ
スモスN(白石工業)。
水和性ケイ酸マグネシウム・アルミニウムであるビーガ
ム(バンダービルト社)などを使用できる。
(E)膨潤性粘土鉱物は、液体洗浄剤組成物中に0.1
%〜10重量%、好ましくは0.3〜5重量%の量で配
合される。この配合量が0.1重量%未満では前記スプ
レイヤー付き容器を用いても噴震時の発泡性および液ダ
レ防止効果の向上が得られず、一方、 10重量%を超
えると液体洗浄剤組成物の粘度が増大し、前記スプレイ
ヤー付き容器を用いても泡状噴霧が困難となる。
本発明の容器入り洗浄剤ではミストの飛散を抑制するこ
とにより1次亜塩素酸塩特有の塩素臭が立ちこめること
を有効に防止でき、浴室などの狭い空間内での使用が容
易となっている。
本発明の液体洗浄剤組成物中には、上記の必須条件に他
に、必要に応じて任意成分が配合されて水溶液とされる
。これら任意成分としては。
防腐および防カビ剤1色素、香料、紫外線吸収剤、さら
にはアルキルジフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、高級アルコール、アルキル
アミン等の塩素臭マイルド化剤などを挙げることができ
る。
(以下余白) 量IIυ11 本発明の第1発明のスプレイヤー付き容器入り洗浄剤に
よれば、次亜塩素酸塩とアルカリ剤とを含有する系に界
面活性剤と特定の表面活性物質とを併用して配合し、か
つ1組成物中のナトリウムイオンとカリウムイオンのモ
ル比率を特定範囲に調製した液体洗浄剤組成物と、特定
のスプレイヤー付き容器とを組合せることにより、この
液組成とスプレイヤー付き容器が相剰的に作用し、噴霧
時にミストの飛散や対象面での液だれ、対象面からの液
のはね返りが防止でき、安定な泡状にて噴霧することが
できる。
また2本発明の第2発明によれば1次亜塩素酸塩とアル
カリ剤とを含有する系に、界面活性剤と特定の表面活性
物質と膨潤性粘土鉱物とを併用して配合した液体洗浄剤
と、特定のスプレイヤー付き容器とを組合せることによ
り、同様にこの液組成とスプレイヤー付き容量が相剰的
に作用し、噴一時にミストの飛散や対象面での液だれ、
対象面からの液のはね返りが防止でき。
安定な泡状にて噴霧することができる。
よって、スプレイヤーの具えている使い易さを最大限に
生かして、安全性、作業性が良好で。
また、汚れやカビの除去に優れたスプレイヤー付き容器
入り洗浄剤が実現できる。これは、スプレイヤー付き容
器のみでも、液体洗浄剤組成のみでも達成できるもので
はなく1両者を組合せて相剰的に作用せしめることによ
って初めて実現できるものである。
以下、実施例により本発明の効果をより具体的に説明す
るが、それに先立って実施例におけるスプレイヤー付き
容器入り洗浄剤の評価方法について示す。
1 スプレイヤー・き  の  ム の゛第1図に示し
たスプレイヤーの空気取込み口に塩ビ管を気密的に取付
けた状態で、塩ビ管外に噴震し、塩ビ管の先端から水上
置換にて噴霧時の空気巻き込み量を測定した。なお、ス
プレイヤー付き容器には純水を充填し、噴霧時の純水噴
霧量1m+1に対する水上置換で求めた空気巻き込み量
を求めた。
Ωと塵1性伏 各スプレイヤー付き容器と次亜塩素酸塩含有液体洗浄剤
組成物とを用い、床面に垂直なステンレス板(縦80c
m X横60C!l)の上部から20C11中央部にス
プレイヤー付き容器を20c+a離して2回噴霧後、発
泡量、ミスト飛散・液のはね返り、泡の付着性を評価す
る。
(a)発泡量 噴震後にステンレス板に付着した泡の量を視覚判定し、
以下の基準で評価する。
5点:泡の量が極めて多い 4点:泡の量がかなりある 3点:泡の量がまあまあある 2点:泡の量が少ない 1点:泡の量がほとんどない 0点:発泡しない (b)ミストの飛散・泡のはね返り ステンレス板に垂直な床面に着色された色紙(60cm
 X 30cm)を敷き、噴霧後、次亜塩素酸塩によっ
て色紙が脱色された度合をミストおよび液のはね返り量
として視覚判定する。
5点:ミスト・液のはね返りが非常に多い4点:ミスト
・液のはね返りがかなり多い3点:ミスト・液のはね返
りが多い 2点;ミスト・液のはね返りが少ない 1点:ミスト・液のはね返りがほとんどない0点:ミス
ト・液のはね返りが全くない(c)泡の付着性 噴霧後にステンレス板に付いた泡(発泡しない場合は液
)が50c朧流れ落ちるまでの時間を測定する1時間が
長いほど泡の付着性は良好であり、対象物からの液だれ
を抑えることができる。
実施例1 以下に示す基本組成で、ナトリウムイオンとカリウムイ
オンとの比率を後記の表−1に示したモル比に調製した
液体洗浄剤組成物について、空気巻き込み量0.2ml
/1履l(純水)および5ml/1m1(純水)のスプ
レイヤー付き容器を用いて、噴霧性状を評価し、表−1
に示した。
ここで、空気巻き込み量は第1図における空気取り込み
口の大きさ、形状および噴出圧を制御して調製した。
*i       J胎12二 次亜塩素酸アルカリ金属塩          4%+
1%アルカリ金属水酸化物             
1wt%p−メチルベンゼンスルホン酸アルカリ金属塩
  3vt%ポリオキシエチレン(平均8.6)ノニル
フェニルエーテル硫酸エステルアルカリ金属塩    
  0.6wt%ポリオキシエチレン(平均8.6)ノ
ニルフェニルエーテル硫酸エステルスルホン酸アルカリ
金属塩 Q、4wt%バランス 栗1)各成分は、ナトリウムイオンとカリウムイオンと
の比を調整するため、アルカリ金属としてナトリウムま
たはカリウムを用いた。
)IE2)各成分の配合量は、アルカリ金属として全て
ナトリウムを使用したときの換算値である。
(以下余白) 実施例2 以下に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、空気巻き
込み量5■l/1m1(純粋)のスプレイヤー付き容器
を用いて噴震性状を評価し、その結果を表−2および表
−3に示した。
アルカリ金属水酸化物            1wt
%界面活性剤(表−2または表−3中に記載)   l
et%′表面活性物質(表−2または表−3中に記載)
 3〜7vt%バランス Xi)各成分(ノニオンおよびカチオン界面活性剤を除
く)は、ナトリウムイオンとカリウムイオンとのモル比
を調整するため、アルカリ土類金属としてナトリウムま
たはカリウムを使用した。
*2)各成分(ノニオンおよびカチオン界面活性剤を除
く)の配合量は、アルカリ金属として全てナトリウムを
使用したときの換算値である。
(以下余白) 実施例3 下記の表−4に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、
これと種々の空気巻込み量(混合量)のスプレイヤー付
き容器とを組合せて噴霧性状を評価し、表−5に示した
ここで、スプレイヤー付き容器の空気巻込み量は、第1
図における空気取込み口の大きさ、形状および噴出圧を
制御して調整した。
)K1)ポリオキシエチレン(平均8.6モル)ノニル
フェニルエーテル硫酸ソーダ/ポリオキシエチレン(平
均8.6モル)ノニルフェニル硫酸ソーダスルホン酸ソ
ーダ=674X2)サイデン化学製、水和性ケイ酸マグ
ネシウム 聚ヨ■虜震泡討項噺 実施例4 以下に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、空気巻き
込み量5ml/1■l(純水)のスプレイヤー付き容器
を用いて噴霧性状を評価し、その結果を表−7に示した
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で用いられるスプレイヤー付き容器の
一部省略断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、容器内に収納した液体洗浄剤組成物を噴出させ、こ
    の噴出液体洗浄剤組成物に空気を混合して噴霧するスプ
    レイヤーを具えた容器入り洗浄剤において、前記スプレ
    イヤーが純水1mlに対して空気を0.5ml以上混合
    するものであり、かつ前記液体洗浄剤組成物が以下の(
    A)、(B)、(C)および(D)成分を含有し、さら
    に該組成物中において解離する能力を有する(a)ナト
    リウムイオンと(b)カリウムイオンとのモル比が(a
    )/(b)=9/1〜4/6の範囲にあることを特徴と
    するスプレイヤー付き容器入り洗浄剤。 (A)次亜塩素酸アルカリ金属塩 :0.5〜12重量%、 (B)アルカリ剤:0.1〜10重量%、 (C)界面活性剤:0.1〜10重量%、 (D)下記一般式( I )〜(III)で表される表面活性
    物質:0.5〜20重量%。 R^1O(CH_2CHO)_nR^2・・・( I )
    (式中、R^1、R^2、n、Zは次のものを表す。 R^1、R^2:水素または分枝あるいは直鎖のアルキ
    ル基、但し、R^1とR^2 の炭素数の合計は8以下である。 n:0〜5 Z:水素またはメチル基) R^3−CH_2−X^1−Me^1・・・(II)(式
    中、R^3、X^1、Me^1は次のものを表す。 R^3:炭素数1〜5の分枝または直鎖の アルキル基、 X^1:−SO_2−または−OSO_3−Me^1:
    アルカリ金属) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) (式中、R^4、R^5、X^2、Meは次のものを示
    す R^4、R^5:水素または炭素数1〜6の分枝あるい
    は直鎖のアルキル基。 但し、R^4とR^5の炭素数の合計 は8以下である。 X^2:−SO_3−または−COO− Me^1:アルカリ金属) 2、容器内に収納した液体洗浄剤組成物を噴出させ、こ
    の噴出液体洗浄剤組成物に空気を混合して噴射するスプ
    レイヤーを具えた容器入り洗浄剤において、前記スプレ
    イヤーが純水1mlに対して空気を0.5ml以上混合
    するものであり、かつ前記洗浄剤組成物が以下の (A’)、(B)、(C)、(D’)、および(E)成
    分を含有することを特徴とするスプレイヤー付き容器入
    り洗浄剤。 (A’)次亜塩素酸アルカリ金属塩またはアルカリ土類
    金属塩:0.5〜12重量% (B)アルカリ剤:0.1〜10重量% (C)界面活性剤:0.1〜10重量%、 (D’)下記一般式( I )、(II’)または(III)で
    表される表面活性物質:0.5〜20重量%、▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・( I ) (式中、R^1、R^2、n、Zは次のものを示す。 R^1、R^2:水素または分枝あるいは直鎖のアルキ
    ル基、但し、R^1とR^2 の炭素数の合計は8以下である。 n:0〜5 Z:水素またはメチル基) R^3−CH_2−X^1−Me^2・・・(II’)(
    式中、R^3、X^1、Me^2は次のものを示す。 R^3:炭素数1〜5の分枝または直鎖の アルキル基 X^1:−SO_3−または−OSO_3−Me^2:
    アルカリ金属またはアルカリ土 類金属塩 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^4、R^5、X^2、Me^2は次のもの
    を示す。 R^4、R^5:水素または炭素数1〜6の分枝あるい
    は直鎖のアルキル基。 但し、R^4とR^5の炭素数の合計 は8以下である。 X^2:−SO_2−または−COO− Me^2:アルカリ金属またはアルカリ 土類金属) (E)膨潤性粘土鉱物:0.1〜10重量%。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998001528A1 (de) * 1996-07-04 1998-01-15 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Mittel für die reinigung harter oberflächen
WO2000039257A1 (de) * 1998-12-23 2000-07-06 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Reinigungsmittel für harte oberflächen
JP2002212596A (ja) * 2001-01-12 2002-07-31 Kao Corp 液体漂白洗浄剤組成物
US6482791B2 (en) 2001-02-15 2002-11-19 Kao Corporation Liquid bleach cleaner composition comprising hypochlorous acid
JP2019156929A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 株式会社ニイタカ 発泡洗浄剤組成物及び洗浄方法

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