JPS63165204A

JPS63165204A - 物品管理棚

Info

Publication number: JPS63165204A
Application number: JP61308533A
Authority: JP
Inventors: Kanji Sato; 佐藤　完治; Isamu Serizawa; 芹沢　勇
Original assignee: Hitachi Seiki Co Ltd
Current assignee: Hitachi Seiki Co Ltd
Priority date: 1986-12-26
Filing date: 1986-12-26
Publication date: 1988-07-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、物品を収納管理する物品管理槽に関する。よ
り詳しくは、工場、事務所等で使用する物品棚であって
、物品棚の物品の残量を表示又は警報を発する機能をも
った工場の生産管理用又は事務所の消耗品等の管理に供
するための物品管理槽に関する。

〈従来技術〉近年、自動倉庫が出現し、多種類の物品を倉庫に収納し
て物品の在庫数、出庫数等の管理と、物品の搬出入の取
り扱いを自動化し、これらをコンピュータで管理するも
のが普及している。更に、この自動倉庫のデータをもと
に工場の生産管理と結び付けて、完成品、仕掛品を少な
くすることも行われている。しかし、専用のオペレータ
が管理しても実際には、計算機上の記憶数量と現実の在
庫量、出荷量等と完全に一致することがないのが現状で
ある。

また、現場作業者等が直接入力するタイプの自動倉庫は
、小規模な生産現場にとってはシステムが大掛かりであ
るばかりでなく、現場作業者にとって取り扱いが面倒で
あったり、入力ミス、入力の失念などコンピュータの表
示と、現実の物品数と対応してないｑとが多い。

〈発明が解決しようとする問題点〉本発明は、前記従来技術の問題点に鑑み、小規模の生産
現場、事務所で対応でき、しかもオペレ−夕が入力する
必要がない簡易的な自動倉庫機能を一部備えた物品管理
槽を提供することにある。

く問題点を解決するための手段〉本発明は、前記問題点を解決するために以下のような手
段を採る。

物品を収納する棚であって区画された複数の収納棚と、
前記収納棚の底面に設けた前記収納棚内の物品の重量を
支える支持手段と、前記支持手段によってで持している
前記物品の重量を感知し所定重量以下になると信号を発
する検知手段と、前記検知手段からの検知信号を受け収
納棚内の物品の残量を表示する表示手段とを備えた物品
管理槽である。

〈発明の作用〉各収納棚に収納ケースが入れてあり、収納ケース内の物
品の残量が設定重量以下になると、収納ケースを下から
支持している支持手段が収納ケースを持ち上げる。この
持ち上げを感知スイッチが感知し、て表示装置又は警報
装置で外部に知らせるものである。オペレータは、この
表示にしたがって決められた数量の物品の注文、補充を
行う。

く第１の実施例、〉以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。

第１図は、本発明の物品管理槽１の第１実施例の外観図
である。棚本体２の骨材は、アングル材、Ｕ字型鋼など
を溶接、ボルト等で固定し組み立てられるものである。

骨材は鋼板でカバーされ塗装されている。第１図の第１
実施例では、ａからｉまでの９個の収納棚３が区画され
形成されている。収納棚３の棚面４は、物品の収納容器
８を載せるためのものである。棚面４には、後述する支
持・検知装置５が設けられている。

本実施例は、収納容器８内に物品９を入れて棚面４上に
載置しているが、収納容器８でなく板材を介して物品を
直接載せても本質的には変わりはない。棚本体２の側板
６には、表示装置７が取り付けである。本実施例の表示
装Ｍ７は、発光ダイオードの表示装置であるが、その他
の公知の表示手段であれば良い。また、警報音と併用し
てオペレータに知らせるものでも良い。本第１実施例で
は側板６に設けであるが、他の棚本体２の部分でも良く
、棚本体２と離れた他場所でも良い。第２図は、支持・
検知装置５の詳細を示す図である。

支持・検知装置５は、ベロー１０、圧力スイッチ１５、
リミットスイッチ２０等から構成されている。

ベロー１０は円筒で周囲は波形をしており、ベロー１０
の側面から油又は空気が入り、油の圧力でベロー１０が
上下方向に膨張するものである。

ベロー１０の材料は、黄銅、りん青銅、ベリリウム銅な
どでの金属で作られるが、ゴム材でも問題はない。ベロ
ー１０内への油圧は、ポンプ１１、チェック弁１２、止
め弁１４を介して管路で供給される。チェック弁１２と
止め弁１４との間の管路には、分岐してアキュムレータ
１３が設けてあり、油圧の安定的供給を果たしている。

このアキュムレータ１３は、止め弁１４を使用しない場
合には特に有効であり、ポンプ１１から特定の設定圧の
液体が供給された後止め弁１５を関しる場合には不要と
なる。

更に、ベロー１０内の圧力を直接検出するため圧力スイ
ッチ１５が設けてあり、常時ベロー１０内の圧力変化を
検知する。圧力スイッチ１５は種々のものが公知である
が、本実施例では実開昭６１−１６７５３７号公報記載
のような圧力センサーを使用する。その他、シリコン等
の半導体センサー、歪ゲージ等圧力変化検知し電気的信
号に変換するものであれば良い。一方、棚面４には、収
納容器８が棚面４から離れたことを検知するリミットス
イッチ２０が設けである。

可動接点２１は、コイルスプリング２２で常時に上方、
すなわち収納容器８を押し上げる方向に作用している。

可動接点２１は、接点２４と電気的に導通しており、ま
た可動接点２１の下端部も接点２３と導通している。コ
イルスプリング２２が可動接点２１を押し上げると、可
動接点２１と、接点２３は電気的に導通が遮断される。

これらの導通、遮断は、電流計２６で感知される。

ベロー１０の圧力スイッチ１５と、リミットスイッチ２
０は必ずしも両者が必要でなく、実用的には一方の検知
手段があれば問題はない。この両者があればより確実に
検知できるものである。第２図のように圧力スイッチ１
５の出力とリミットスイッチ２０の出力をＯＲ回路に入
力して、一方の信号のみで表示装置７に直接信号を伝送
する。

く第１実施例の作動〉ポンプ１１を作動させて、チェック弁１２、止め弁１４
を介してベロー１０内に予め計算された所定圧の油圧を
送り込む。この所定圧の計算は、収納容器８の重さと残
物品（危険在庫）重量の合計重量を押し上げる圧力に設
定する。その後、止め弁１４を閉じる。収納容器８内に
は所定量の物品が収納されている。この状態ではベロー
１０は収納容器８を押し上げて移動させることはない。

収納容器８内の物品９が所定重量以下になると、収納容
器８と物品９を含めた総重量が低下し、ベロー１０内の
油の圧力でベロー１０が上方に膨張して、容器８を棚面
４から押し上げ離間させる。

所定圧力に保たれたベロー１０内の容積が膨張するので
、圧力スイッチ１５がこの変化を検出する。一方、容器
８の棚面４からの離間により、リミットスイッチ２０の
可動接点２１もコイルスプリング２２の押し上げにより
、移動し、接点２３と離間し電気的導通を遮断する。圧
力スイッチ１５の出力とリミットスイッチ２０の出力は
ＯＲ回路に入れられ、両者のどちらかが信号を出すと信
号を出力され表示装置７に表示し、物品の残量が少ない
ことをオペレータに知らせる。

く他の支持・検知装置の実施例〉第３図に示すものは支持・検知装置５の他の実施例を示
すもので、前記第１実施例のベロー１０に換えてブルド
ン管３０を使用した例である。断面形状が楕円をした中
空管であり、その先端は閏じちれており銅合金で作られ
ている。油の圧力によってブルドン管３０が変形して、
押上板３１を−Ｅ方に上昇させる９作動は前記第１実施
例と同様な作動で使用する。第４図に示す第１実施例の
内、最小限必要となる検出機器要素を備えたものであり
、前記実施例のベロー１０の変わりにダイヤフラムを使
用した例である。作動は前記ベロー１０を使用したもの
と同様である。但し、ベロー１０が容器４１の上面に薄
い弾性材質で構成されている。

第５図に示す実施例は、鋼板４１を介して支持板４２で
容器８を支持するものである。鋼板４１は、弾性の強い
鋼板で作られており収納容器８内に物品９が満載された
場合、鋼板４１はやや湾曲する程度の長さである。鋼板
４１の側面には、歪ゲージ４３によるブリッジ回路４４
の出力を読取り、所定値以下になったら前記表示板７を
駆動し表示するものである。ブリッジ回路の出力は、荷
重に比例するのでこれに対応する物品の個数、重量等を
公知の表示装置で表示する。

第６図に示す実施例は、コイルスプリング５０を用いた
ものである。コイルスプリング５０、収納容器８の重量
に応じて設定されたものを使う。

収納容器８と収納容器８内の物品９の重量が変われば、
コイルスプリング５０を交換するだけで対応できる。収
納容器８と棚面４との離間は、前記リミットスイ・ソチ
２０と同様なものを使用して検知する。第７図に示す実
施例は、空気を入れたゴム袋６０を用いたものである６
ゴム袋収容室６１内でゴム袋６０は押圧され容積が縮小
されている。荷重が低下するとゴム袋６０が膨張し、こ
の際の圧力の変化を圧力スイ・ソチ１５で検出される。

〈発明の効果〉以上詳記したように、本発明は簡単な構造で収納棚内の
物品の残量を検知して表示するので、大掛かりな装置を
使うことなく物品の在庫管理ができるようになった。

また、貯蔵物の対象が変化しても自由に設定することが
できるので、その利用面でも自由度が広い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の管理欄の外観を示す外観図、第２図は
ベローを用いた物品の支持・検知装置、第３図はブルド
ン管を用いた物品の支持・検知装置、第４図はダイヤフ
ラムを用いた物品の支持・検知装置、第５図は歪ゲージ
を用いた物品の支持・検知装置、第６図はコイルスプリ
ングを用いた物品の支持・検知装置第７図はゴム袋を用
いた物品の支持・検知装置を示す。ｌ・・・管理槽、７・・・表示装置、１０・・・ベロー
、３０・・・ブルドン管、４０・・・ダイヤフラム、４
３・・・歪ゲージ、５０・・・コイルスプリング９．６
０・・・ゴム袋

Claims

【特許請求の範囲】

物品を収納する棚であって区画された複数の収納棚と、
前記収納棚の底面に設けた前記収納棚内の物品の重量を
支える支持手段と、前記支持手段によつて支持している
前記物品の重量を感知し、所定重量以下になると信号を
発する検知手段と、前記検知手段からの検知信号を受け
収納棚内の物品の残量を表示する表示手段とを備えた物
品管理棚。