JPS63162230A - 複合断熱材 - Google Patents

複合断熱材

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JPS63162230A
JPS63162230A JP31033886A JP31033886A JPS63162230A JP S63162230 A JPS63162230 A JP S63162230A JP 31033886 A JP31033886 A JP 31033886A JP 31033886 A JP31033886 A JP 31033886A JP S63162230 A JPS63162230 A JP S63162230A
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calcium silicate
inorganic sheet
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治 山本
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Nitto Boseki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建築その他の各種産業分野において用いられ
る防火性、断熱性等に優れたフェノール樹脂フオームを
芯材とする複合断熱材に関する。
[従来の技術] 従来、断熱材としては断熱性、難燃・防火性に優れたフ
ェノール樹脂フオームが建築その他の産業分野に利用さ
れている。フェノール樹脂フオームはこのような優れた
性能を有しているが、他のプラスチックフオームと比較
し強度、弾力性等の物理的な性能に弱点があり、このよ
うな性能を補いかつ防火性をさらに高めるため各種無機
質シート又は難燃性の有機質シート等の面材との複合、
さらには、石膏ボード、アスベストセメント板、珪酸カ
ルシウム板、金属板等と複合された形で実用に供されて
いる。特にフェノール樹脂フォーム−アスベス]へ配合
無機質シートの複合断熱材が最も広く実用に供されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の複合断熱材にはフェノール樹脂フオーム
に複合する面材に次のような問題があるため、実際には
今だ実用上十分に満足しつる断熱材は市場に提供されて
いない。すなわち、従来の面材のうち、無機質シートあ
るいは難燃性の有機質シートとしてガラスm帷配合無機
質シート、アスベスト繊維配合無機質シート、水酸化ア
ルミニウム等の無機物配合無機質シート、難燃化セルロ
ーズ紙等が使用されている無機質シートにおいて、アス
ベスト繊維配合無機質シートはフェノール樹脂フオーム
の防火性を犠牲にする事なく、面材として好適な性能を
有するものの、アスベスト繊維が特定化学物質に指定さ
れ、公害防止、労Il!l環境衛生面から使用制限をう
け、一部の国では使用禁止になっているのが現状である
。ガラス繊維配合無機質シートは防火性を犠牲にするこ
とはないものの、ガラス繊維の特性に基因し作業性が悪
い(皮膚を刺戟)、シートの耐折性が劣り取扱い性が悪
い、面材としての補強性が弱い、高価である等の欠点が
ある。水酸化アルミニウム等の無機物配合無機質シート
は不燃性ではあるものの、燃焼侍の面材の保形性がなく
、防火性にはプラスの効果がなく又面材として補強効果
も弱い。有義質シートにおいてはフェノール樹脂フオー
ムを機械的な面での改善はするものの防火性にはマイナ
スである。更に、前記無機質シート、有機質シートは、
防湿性、防水性が不充分で、施行後の断熱材の水分透湿
により断熱性能の低下を来たす等の問題点や防水性、防
湿性を改良しようとして防水層をこれら無機質シート又
は有曙質シートに付与するとフェノール樹脂フオームと
の接着性が悪くなる等の問題点がある。以上述べたよう
に、フェノール樹脂フオーム用面材としての無機質シー
ト、有機質シートには防火性が不充分であること、環境
衛生上の問題があること(アスベス毒性、皮膚刺激)、
取扱い性が悪いこと、経済性(高価)、面材としての補
強性等の点で問題がある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、アスベスト41維
又は高価な耐熱無機質繊維を使用しないで防火性、経済
性、環境衛生、面材としての補強性、防湿性、防水性、
フェノール樹脂フオームと面材との接着性等の諸性能に
すぐれた複合断熱材を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、 (1)  フェノール樹脂フオームを芯材とし、その片
面又は両面に珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム粉末
、繊維物質、結合剤及び/又はその他の添加剤から成る
無機質シート及び所望により前記無機質シートの表面に
防湿・防水材を接合一体化してなる複合断熱材、および (2)  フェノール樹脂フオームを芯材とし、その片
面に珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム粉末、繊維物
質、結合剤及び/又はその他の添加剤からなる無機質シ
ートそしてその他の片面に石膏ボード、ロックウール硬
質板、珪酸カルシウム板、アスベストセメント板、パル
プセメント板、金属板、ベニヤ板、木毛セメント板、木
片セメント板、塩化ビニルシート、不織布及び紙から成
る群から選ばれる面材を接合一体化してなる複合断熱材
が提供される。
以下、本発明の複合断熱材について詳述する。
無機質シートの構成 本発明の無機質シートには、珪酸カルシウムと水酸化ア
ルミニウムを併用する。水酸化アルミニウムは微細な粉
末形状を呈しており、是に適切な定着剤を添加してフロ
ックを形成させる事によりバルブ等の繊維に抱絡され抄
紙されるが、坪量の低下に伴ない抱絡される割合が低下
し抄紙の歩留り低下を招く。
これに対して、珪酸カルシウムを併用する事により、水
酸化アルミニウム粒子が珪酸カルシウム凝集物に抱絡さ
れ、該凝集体が繊維物質に抄き上けられるため、低坪量
に於ても歩留りが低下せず、又得られた製品も水酸化ア
ルミニウムー珪酸カルシウム−繊維間の強固な結合によ
り十分な強度が得られる。
本発明でいう水酸化アルミニウムは Al(OH)3なる化学式で表わされ、通常純度は99
%以上の白色粉末状であり、粒度の粗いものはシートの
表面平滑性を阻害し、又シートの強度も低くなる所から
平均粒径として50μ以下、好ましくは15μ以下であ
る。
本発明でいう珪酸カルシウムは、主成分がCaO−Si
O2−H2Oにより構成され、Ca O/ S i O
2(7) モ)Lt比が1:2〜2:1の範囲であれば
ウオラストナイト族、トバモライト族、ジャイロライト
族等特にその種類を問わない。形状としては針状又は板
状又は1lJIFa状又はそれらの二次凝集体であれば
いずれでも良い。例えばC−8−Hゲルの様な上記形状
的特徴を有さない珪酸カルシウムは本発明における無機
質シートには使用されない。
本発明の無機質シートにおける珪酸カルシウムは、その
効用が第一義的には水酸化アルミニウムに対する抱絡性
に有るため、形状的特徴として針状及び/又はその二次
凝集体を有する物がより好ましい。
上記珪酸カルシウムを原料として本発明における無機質
シートを製造する場合、珪酸カルシウムは少なく共、対
固形分重量比で2倍以上、特に5倍以上含水したもので
ある事が好ましい。珪酸カルシウムを圧縮又は加熱等に
より過度に脱水させた場合、再び大量の水の中で分散抄
紙しても水酸化アルミニウム粒子を抱絡する効果が減退
するため、抄造時の歩留り低下を招く。
珪酸カルシウムと水酸化アルミニウムの比率は重岱比で
2:8〜8:2の範囲である。珪酸カルシウムの比率が
過小になると得られる無機質シートの不燃性は高くなる
が、シートの強度が不十分であり又抄紙時の濾水性が悪
く生産性が著しく低下し、本発明の製品は得られない。
一方、水酸化アルミニウムの比率が過小となると、自己
消化性、即ち不燃性が低下し、且つ、抄紙原料費が上昇
する。
珪酸カルシウムと水酸化アルミニウムの合mのlit比
は40〜95%である事が必要である。40ffi5i
%未満では十分な不燃性が確保されず、又95重量%を
越えると相対的にm維」が減少するためシートとしての
特性が損なわれる。シートとしての物性、不燃性両面か
ら見て珪酸カルシウムと水酸化アルミニウムの合量は5
5〜85重量%である事が特に好ましい。
本発明にお【プる無機質シートは上記珪酸カルシウムと
水酸化アルミニウム以外は繊維質及びその他の添加剤よ
りなり、それらの合量が5〜60重量%である事が必要
とされ、更にその中に含まれる有機繊維及び無渫繊維が
5〜30重伍%重量る事が必要条件である。有機繊維及
び無isa維の存在はシートの形成のみならず強度、屈
曲性、耐熱性、しなやかさ等の特性の確保、及び抄紙時
の歩留り向上に寄与するため、本発明における無機質シ
ートの構成に不可欠であるが、繊維が有機繊維の場合に
はその比率が増すと不燃性が低下する。
従ってその範囲は5〜30重恒%に限定される。
有機繊維、無機繊維は、それぞれ単独で配合した場合の
配合割合は、シートの強度、不燃性の面から決定される
。通常は有機繊維・無機繊維併用が適しているが、無機
Iamの配合割合は、作業性、耐折性の点からO〜10
ffiffi%の配合が好ましい。
有t[Illとしては通常、N型、又はL型のクラフト
パルプ、再生バルブ、等のセルローズ繊維、種々の合成
繊維が利用出来るが、一般的に経済性の点からセルロー
ズ繊維を使用するのが好ましい。
無ll!lNとしては、ガラス繊維、セラミック繊維、
ロックウールを利用出来るが、ロックウール、セラミッ
ク繊維を使用する場合、これらの繊維に含有される非m
M化物を一除去しなければならず、工程を筒略化する上
で、10履以下にカットされたガラス繊維を使用するの
が適切である。
上記配合物に関し、湿潤時の紙力強度、コストダウン、
固形組成物の抄紙留向上(リテンション)、抄紙性(1
水性)向上、シートの撥水性付与、着色等を目的に、有
機結合剤、無機充てん材、定着剤、サイズ剤、着色剤等
をO〜30重隋%配合する。上限値30重間%はシート
の不燃性を維持するために限定される。有機結合剤とし
てはアクリル系樹脂、塩化ビニリデン樹脂、5BR1N
BR等の合成ゴム、エチレン酢酸ビニル樹脂、フェノー
ル樹脂等の熱硬化性樹脂の粉末、エマルジョンがあげら
れる。無機充てん材は、コストダウンを目的とするもの
で、炭酸カルシウム、石膏、マイカ、珪砂、タルク等が
あげられる。定着剤の代表例としては、liRMバンド
、ポリアクリルアミドがあげられる。サイズ剤としては
、ニカワ、アルキルケテンダイマー、ロジンサイズ、ワ
ックスエマルジョンをあげられる。着色剤としては、有
機・無機複合系又は態様系の一般市販の顔料を使用する
事が出来る。
無機質シートの製造 本発明の無機質シートを製造するには、予定割合の珪酸
カルシウム、水酸化アルミニウム、繊維物質及び及びそ
の伯添加剤を多口の水の中へ固形分0.5%以上で均一
に分散させ長細式(フオードリンヤタイプ)、円網式(
オリバータイプ)、ロートフォーマ−タイプ、傾斜タイ
プ等の抄紙機を用いて常法により抄き上げる事により得
る事が出来る。ここで製造される無機質シートは密度0
.4以上であり、面材としての補強性付与の点から厚み
0.1m以上である。
シートの ゛ ・   による  ロ工前記の方法で得
られる無機質シートは、フェノール樹脂フオームと接合
一体化し複合し断熱材として利用出来るが、例えば、コ
ンクリート直打込みタイプとしての断熱下地板あるいは
ダクト保温材に利用する場合には防水性、防湿性、熱線
反射性能を更に付与する必要性がある。係る目的に合致
させるため、プラスチックフィルム又は不織布とのラミ
ネート複合、あるいはアルミ箔、アルミ蒸着膜とのラミ
ネート複合無機質シートとする事が効果的である。プラ
スチックフィルム又は不織布としての選定基準は、厚み
にもよるが防湿性、防水性の点から水に離溶性で、且つ
耐燃性のものが好ましい。これに適性なフィルムとして
は、例えば薄手のPEフィルム又はPPフィルム、薄手
〜中手のPETフィルム、ポリアミドフィルム塩ビ樹脂
フィルム、塩化ビニリデンit+脂フィルムをあげるこ
とが出来る。アルミ箔、アルミ蒸Willとのラミネー
トとしては、金属アルミニウム延展した箔、又はPET
フィルム等にアルミ蒸着したものを、前記無機質シート
に転写させる等の方法でラミネート加工が出来る。更に
、フェノール樹脂フオームとの密着性改善を目的に、上
記複合無機質シートにコロナ放電処理による酸化被膜の
形成、あるいは無数の微細な孔をあけるシンプ加工、あ
るいは両方法を併用した処理をすることが好ましい。
フェノール  フオーム 本発明に使用する難燃性の高いフェノール樹脂フオーム
としては、従来、公知の如何なる種類のフェノール樹脂
フオームをも用いる事が出来る。
具体的には、粉末状のノボラック型フェノール樹脂、液
状の水系あるいは非水系のレゾール型フェノール樹脂、
ウレタン、エポキシ、メラミン、尿素変性フェノール樹
脂をも含有する。該フェノール樹脂にヘキサメチレンテ
トラミン等のアミン、リン酸、塩酸等の無機酸、パラト
ルエンスルホン酸、フェノールスルホン酸等の有機酸か
ら選ばれた硬化剤、シリコーン系非イオン電界面活性剤
等の整泡剤、フルオロカーボン等の発泡剤を配合し、加
熱発泡硬化されたフェノール樹脂フオームをあげる事が
出来る。
複合断熱板の製法 前記無機質シートは、フェノール樹脂フオームと接合一
体化して、最終的には複合断熱材の形をとるが、係る接
合方法としては、フェノール樹脂を発泡硬化させる段階
で、片面又は両面に無機質シートをHいて注入あるいは
塗布発泡硬化させて一体化させるが、出来たフェノール
樹脂フオームにエポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、ゴム系
の樹脂等の一般市販の接着剤を塗布して模加工による接
合一体化する方法をとる事も出来る。
更に、片面に、石膏ボード、ロックウール硬質板、珪酸
カルシウム板、アスベストセメント板、パルプセメント
板、木毛セメント板、ベニヤ板、金属板、塩化ビニルシ
ート、不織布、紙を用いる場合も、前記複合化と同等の
方法で行なう事が出来る。
本発明の複合断熱材の構成の態様を図示すると第1図〜
第4図の通りである。第1図は無機質シート1−フェノ
ール樹脂フオーム3から成る複合断熱材であり、第2図
は無n質シート1−フェノール樹脂フオーム3−無機質
シート1から成る複合断熱材であり、第3図及び第4図
は無機質シート1−フェノール樹脂フオーム3−面材2
から成る複合断熱材である。特に第4図は面材が金属パ
ネルである場合の複合断熱材の一つの態様である。
[実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する (1)  断熱複合材の製造 フェノール84重機部、37%ホルマリン558重同部
、水酸化カルシウム11.1重足部をフラスコに投入し
、90℃で60分間等温反応させ、続いて臭素化クレゾ
ールモノグリシジルエーテル85重量部を添加し、更に
20分間反応させた後、反応液のI)11が7.0〜7
.3になるようにしゆう酸を添加し、反応液を中和し、
減圧下80℃で脱水し、固形分89重憬%、30℃にお
ける粘度57ボイズ、M離フェノール3.01陽%、遊
離ホルマリン1.9重1%のレゾール型フェノール樹脂
液を得た。この樹脂液100重口部に、発泡剤のトリク
ロルモノフルオルメタン2OIJffi部、整泡剤(ユ
ニオンカーバイド社製し−5340)0.2重石部、硬
化剤のパラトルエンスルホン酸15重量部、添加剤(難
燃化剤)三酸化アンチモン10重1部を配合し、更に配
合物のpHが中性となるようにpill整剤を加えたの
ち、これを次の構成を有する無機質シート−面材間又は
無機質シート−無機質シート間に供給し70℃で20分
間加熱して発泡硬化させた。あるいは別に板状に成型し
たフェノール樹脂フオームと無機質シートを接着剤を用
い接着させた。
[I] (ハ) フェノール樹脂フオーム密度:42Kg/7y
L3、厚み:16m 0) 石情ボードニ一般市販品(9m厚み)(0無機質
シート:下記のもの 珪酸カルシウム;水熱合成により得られた(ゾノトライ
ト) スラリー中の固形分濃度5重量%の珪酸カルシウ ム。大部分が微細な針状 結晶及びその二次凝集体 をなしており、X線回折 を行った結果大部分がゾ ノトライトであった。
水酸化アルミニウム;純度99.7% 平均粒子径4μ
、(日本軽 金兄■製) ガラス繊維  ;Eガラス カット長 jIII パ  ル  プ; LBKP/NBKPの比が872で
カナダ標準フ リーネスが350ccに叩 解したもの 定  着  剤:アニオン性−可成化学工業■製1品名
ファイレッ クスMカチオン性−明成 化学工業■製1品名ファ イレックスRC107 結  合  剤:塩化ビニリデン樹脂エマルジョン(約
40%濃度、 呉羽化学■製) 上記原料を、珪酸カルシウム33%、 バルブ30%、ガラスIIH3%、水酸化アルミニウム
30%、結合剤30% 及び定着剤1%の重量比でかつ水中に 約1%の濃度で分散し、長網式抄紙機 により抄紙、プレス乾燥して無機質シ ートを得た。得られた無機質シートの 物性は以下の通りである。
無機質シートの物性: 密度・・・0.51、厚み・・・0.27am、坪母・
・・138g/m2、引張強度(タテ)・・・3.4に
9/15m巾、引張強度(ヨコ)・・・2.3に9/1
5履巾、透気度・・・43秒、制限酸素指数・・・41
、難燃性・・・防炎−級合格。
〈測定法〉 引っ張り強度:JIS  P  8113制限酸素指数
:JIS  K  7201透  気  度  :JI
S   P   8117難  燃  性  :JIS
   A   132245°メツケルバーナー法、 加熱時間は3分 [nl (ハ) フェノールフオーム密度:58Kg/TrL3
、厚み:15mg+ ■ 珪酸カルシウム板ニ一般市販品(10rtra厚み
)(Q 無機質シート:Iの無機質シートにPEフィル
ム(約10μ厚み)をラミネートしたもの、厚み:0.
28m+ [1[I] (ハ) フェノールフオーム密度=45Kg/M3、厚
み:13aI ■ ロックウール硬質板:密度0.4、厚み12M、準
不燃(難燃二級合格)タイプ、日東紡■製ミネラボード (Q 無機質シート:■の無機質シートに2インチ間隔
でコロナ放電及びシンプ加工をしたもの、厚み:0.2
8履 [rV] 咎 フェノール樹脂フオーム密度:62Ky/rrt3
、厚み:25履 ■ 無機質シート:無機質シート■にアルミ蒸着膜(約
3μ厚み)ラミネートしたちの2枚[V] (ハ) フェノール樹脂フオーム密度:55Kg/1r
L3、厚み:20JIm ■ 金属板:@色亜鉛鋼板、厚み0.45g、ポリマー
コート処理タイプ(一般市販品)(0無機質シート:無
機質シートIにアルミ蒸着膜(約3μ厚み)PE(約1
0μ厚み)を順次ラミネートし、コロナ放電及びシンプ
加工をしたもの、厚み:0.29#1 [VI] (A)  71 / −)Lt樹脂7オーム密rl :
 50Ky/rrt3、厚み:25#111 ■ 無機質シート=1の無機質シート2枚[VI] (ハ) フェノール樹脂フオーム密度:57Ky/rn
3、厚み:25# ■ 無鳴質シート:Iの無機質シート1枚なお、上記複
合断熱材の製造において、その基本的構成については[
I]〜[II[]は第3図を、NV]及ヒ[、V1]ハ
第2図を、[V]は第4図を、そして[■〕は第1図を
参照。
(2)  断熱複合材の性能 上記の如く製造した断熱複合剤[11〜[VI]の無機
質シートとフェノール樹脂フオームとの間の接着性をビ
ーリング法により評価した結果、接着強度として0.2
〜O,1g/αの値を示し、且つ、フェノール樹脂フオ
ーム材質が面材に付着し、接着性が良好であった。本発
明の複合断熱材[11〜[■]と、比較のため、市販ウ
レタン樹脂フオーム(密度25Kg/cm3、厚み25
 m )に前記複合断熱材[rV ]で使用したものと
同じ無機質シートを塩化ビニリデン接着剤で接合一体化
させて得た複合断熱材について、その池の特性値を次の
性能試験結果表に示す。
なお、曲げ強度はJIS  A9514により、熱伝導
率はJIS  A1413によりそして防火性は建設省
告示第1231号による準不燃性試験により測定した。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明の複合断熱材は、防火性、断
熱性、防湿性、機械的特性等の諸性能が著しく優れてお
り建材のほか各種産業分野の素材として有用である。さ
らに本発明の複合断熱材はrfmに説明した如く構成さ
れ、発泡フェノール樹脂層と表面材板が一体成形されて
いるので、樹脂層と表面材板の接着に優れているため、
断熱及び内装の施工を容易に行なうことができ、施工の
スピードアップを計ることができる。更に、発泡フェノ
ール樹脂層が難燃性で、発煙及び有害ガスの発生がない
ことから、優れた実用効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明の複合断熱材の断面図である
。 1・・・無機質シート、 2・・・面材、 3・・・フェノール樹脂フオーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)フェノール樹脂フォームを芯材とし、その片面又
    は両面に珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム粉末、繊
    維物質、結合剤及び/又はその他の添加剤からなる無機
    質シート及び所望により前記無機質シートの表面に防湿
    ・防水材を接合一体化してなる複合断熱材。(2)前記
    無機質シートが、 (イ)重量比で2:8〜8:2の範囲内の珪酸カルシウ
    ム及び水酸化アルミニウム粉末40〜95重量%、 (ロ)有機繊維及びガラス繊維、セラミック繊維及びロ
    ックウール繊維から成る群から選ばれた無機繊維5〜3
    0重量%及び (ハ)結合剤その他の添加剤0〜30重量%からなり、 前記珪酸カルシウムの主成分がCaO− SiO_2−H_2Oであり、前記CaOと前記SiO
    _2がモル比で1:2〜2:1の範囲にあり、前記Ca
    O−SiO_2−H_2Oの結晶形状が針状、板状、薄
    膜状又はそれらの二次凝集体である、 組成物を水中に分散させ抄紙してなる無機質シートであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の複合断熱材。 (3)前記防湿・防水材が防湿性、防水性を有する合成
    樹脂フィルム又は不織布である、特許請求の範囲第1項
    記載の複合断熱材。 (4)前記防湿・防水材がアルミニウム蒸着膜又は箔で
    ある、特許請求の範囲第1項記載の複合断熱材。 (5)前記防湿・防水材が(イ)防湿性、防水性を有す
    る合成樹脂フィルム又は不織布及び(ロ)アルミニウム
    蒸着膜又は箔を任意の順に積層したものである、特許請
    求の範囲第1項記載の複合断熱材。 (6)前記無機質シートがコロナ放電処理、シンプ加工
    のいずれか一方又は両方を施してなる無機質シートであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の複合断熱材。 (7)前記防湿・防水材が、コロナ放電処理、シンプ加
    工のいずれか一方又は両方を施してなる、防湿性、防水
    性を有する合成樹脂フィルム又は不織布又はアルミニウ
    ム蒸着膜又は箔である、特許請求の範囲第1項又は第5
    項記載の複合断熱材。 (8)フェノール樹脂フォームを芯材とし、その片面に
    珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム粉末、繊維物質、
    結合剤及び/又はその他の添加剤からなる無機質シート
    そしてその他の片面に石膏ボード、ロックウール硬質板
    、珪酸カルシウム板、アスベストセメント板、パルプセ
    メント板、金属板、ベニヤ板、木毛セメント板、木片セ
    メント板、塩化ビニルシート、不織布及び紙から成る群
    から選ばれる面材を接合一体化してなる複合断熱材。 (9)前記無機質シートが、 (イ)重量比で2:8〜8:2の範囲内の珪酸カルシウ
    ム及び水酸化アルミニウム粉末40〜95重量%、 (ロ)有機繊維及びガラス繊維、セラミック繊維及びロ
    ックウール繊維からなる群から選ばれた無機繊維5〜3
    0重量%及び (ハ)結合剤その他の添加剤0〜30重量%からなり、 前記珪酸カルシウムの主成分がCaO−SiO_2−H
    _2Oであり、前記CaOと前記SiO_2がモル比で
    1:2〜2:1の範囲にあり、前記CaO−SiO_2
    −H_2Oの結晶形状が針状、板状、薄膜状若しくはそ
    れらの二次凝集体である、 組成物を水中に分散させ抄紙してなる無機質シートであ
    る、特許請求の範囲第8項記載の複合断熱材。
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