JPS63162229A - 乾燥剤収納用フイルム - Google Patents
乾燥剤収納用フイルムInfo
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- JPS63162229A JPS63162229A JP30934986A JP30934986A JPS63162229A JP S63162229 A JPS63162229 A JP S63162229A JP 30934986 A JP30934986 A JP 30934986A JP 30934986 A JP30934986 A JP 30934986A JP S63162229 A JPS63162229 A JP S63162229A
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- desiccant
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、乾燥剤収納用フィルム、例えば乾燥剤である
生石灰を収容する小袋等を形成するのに用いる乾燥剤収
納用フィルムに関する。
生石灰を収容する小袋等を形成するのに用いる乾燥剤収
納用フィルムに関する。
(従来の技術)
一般に、小袋乾燥剤としては、シリカゲル、生石灰、石
膏、塩化カルシウムそのもの又はそれを利用したものか
使用されている。
膏、塩化カルシウムそのもの又はそれを利用したものか
使用されている。
これらの乾燥剤は1例えば生石灰を例にとって説明すれ
ば、生石灰の持つ化学的性寅、すなわち、 Ca O+ H204Ca (OH) tという吸水反
応を利用して、これを数Cm角から数10cm角の小袋
にIgから数100g詰め、石灰乾燥剤という名称で、
海苔、干し椎茸、飴、せんべい等に用いられている。
ば、生石灰の持つ化学的性寅、すなわち、 Ca O+ H204Ca (OH) tという吸水反
応を利用して、これを数Cm角から数10cm角の小袋
にIgから数100g詰め、石灰乾燥剤という名称で、
海苔、干し椎茸、飴、せんべい等に用いられている。
このような乾燥剤は、湿気による栄養分の変質、例えば
海苔の場合、その栄養素であるカロチン、クロロフィル
等か空気中の湿気を吸収することにより崩れてしまうの
を防止したり、雰囲気を乾燥させることにより、幼虫の
育成を防止又は減少させたり、あるいは細菌を減少させ
るという効果かある(海苔を包装する時6000個あっ
た大腸菌が石灰乾燥剤と海苔とを同封し密封しておくと
、1週間後には3000個に減少し、サルモネラ菌は死
滅していたという測定報告し昭和52年熊本県玉名保険
事務所検査報告]がある)、又、飴に用いた場合には、
飴のデンプンか湿気により溶出して食べにくくなるのを
防止したり、せんべいに用いた場合にはその歯ざわワを
保つという役割を果たす。
海苔の場合、その栄養素であるカロチン、クロロフィル
等か空気中の湿気を吸収することにより崩れてしまうの
を防止したり、雰囲気を乾燥させることにより、幼虫の
育成を防止又は減少させたり、あるいは細菌を減少させ
るという効果かある(海苔を包装する時6000個あっ
た大腸菌が石灰乾燥剤と海苔とを同封し密封しておくと
、1週間後には3000個に減少し、サルモネラ菌は死
滅していたという測定報告し昭和52年熊本県玉名保険
事務所検査報告]がある)、又、飴に用いた場合には、
飴のデンプンか湿気により溶出して食べにくくなるのを
防止したり、せんべいに用いた場合にはその歯ざわワを
保つという役割を果たす。
このように、乾燥剤は食品に用いた場合、その栄:l素
を守り、衛生面での向上を図り、賞味期間を延ばすこと
ができるため、食品の流通をスムーズにすることかでき
るという効果もあり、特に生石灰は安価なため、必要欠
くべからざるものかある。
を守り、衛生面での向上を図り、賞味期間を延ばすこと
ができるため、食品の流通をスムーズにすることかでき
るという効果もあり、特に生石灰は安価なため、必要欠
くべからざるものかある。
上述したような乾燥剤の収納用小袋の包装材としては、
従来、シリカゲルの場合にはポリセロフィルムに穴を開
けたものを、塩化カルシウムの場合には上記フィルムか
又は塩化カルシウムを紙に含浸させその両面にフィルム
を貼つたものを、石灰乾燥剤の場合には、割布、ネット
、クロス等で強化した有孔ポリエチレンラミネート紙か
又はそれの表面にセロハン等で二重包装したもの(実用
新案登録第1071357)を用いていた。
従来、シリカゲルの場合にはポリセロフィルムに穴を開
けたものを、塩化カルシウムの場合には上記フィルムか
又は塩化カルシウムを紙に含浸させその両面にフィルム
を貼つたものを、石灰乾燥剤の場合には、割布、ネット
、クロス等で強化した有孔ポリエチレンラミネート紙か
又はそれの表面にセロハン等で二重包装したもの(実用
新案登録第1071357)を用いていた。
これらの包装材は、それぞれの乾燥剤の持つ物理的、化
学的諸性質によって必然的に決まるものである。
学的諸性質によって必然的に決まるものである。
例えば、石灰乾燥剤の場合は、生石灰の吸水反応による
物理的性質の変化、つまり、製造する時は顆粒状であつ
たものが吸湿すると0.数ミクロンから数10ミクロン
の微細粉体になるという性質を持っているので、シリカ
ゲルの包装材のように穴を開けたフィルムを用いると、
この粉体が穴を通じて小袋の外に漏れることとなるため
、従来は、前述したようになんらかの形で紙を使用し、
これによって粉体の漏れを防止していたのである。又、
製造上、自動充填包装機を使用する場合には、小袋の製
袋をヒートシールで行なうので、ポリエチレン等のヒー
トシール可能なフィルムを使用しなければならないか、
この種のフィルムは通気性か無いか、あるいは有りだと
しても数10 g / 24 h / m ”程度であ
り、石灰乾燥剤の包装材か必要とするl OOg /
24 h / m 2から800g/24h/m”の透
湿率を満足しないため、孔を開けねばならないのである
。最近では、通気性のあるポリエチレンも出来てはいる
が、その透湿率は厚さ20ミクロンで1000g/24
h / m ”以上であつて、通気性があり過ぎる0例
えば、乾燥材と同封される食品や、機械等は、その外装
か高分子袋であって、外装の中と外の湿度差により平衡
作用が起こるため、乾燥剤包装材の透湿率は、同封され
る物によって異なるが、海苔の場合、400g724H
/m”の通気性で6箇月保存できるのに対し、1000
g/24H/m2だと4箇月以下しか保存できない0通
気性を低下させるために、厚さを厚くすることもできる
か、その場合には高価格となるので石灰乾燥剤には不向
きであり、利用されていない、更に又、生石灰は消防法
上危険物であり、かつこれが食品等と一緒に勤人される
こととなるので副次的に一般消費者の手に渡り、袋を破
って生石灰を目に入れたり、口に入れたりの事故が発生
する虞れかあるので、大人には注意書きで啓蒙を、且つ
幼児には破れない程度のもの(第7図の表に日本石灰乾
燥剤協議会の基準値を示す)に強化する必要がある。
物理的性質の変化、つまり、製造する時は顆粒状であつ
たものが吸湿すると0.数ミクロンから数10ミクロン
の微細粉体になるという性質を持っているので、シリカ
ゲルの包装材のように穴を開けたフィルムを用いると、
この粉体が穴を通じて小袋の外に漏れることとなるため
、従来は、前述したようになんらかの形で紙を使用し、
これによって粉体の漏れを防止していたのである。又、
製造上、自動充填包装機を使用する場合には、小袋の製
袋をヒートシールで行なうので、ポリエチレン等のヒー
トシール可能なフィルムを使用しなければならないか、
この種のフィルムは通気性か無いか、あるいは有りだと
しても数10 g / 24 h / m ”程度であ
り、石灰乾燥剤の包装材か必要とするl OOg /
24 h / m 2から800g/24h/m”の透
湿率を満足しないため、孔を開けねばならないのである
。最近では、通気性のあるポリエチレンも出来てはいる
が、その透湿率は厚さ20ミクロンで1000g/24
h / m ”以上であつて、通気性があり過ぎる0例
えば、乾燥材と同封される食品や、機械等は、その外装
か高分子袋であって、外装の中と外の湿度差により平衡
作用が起こるため、乾燥剤包装材の透湿率は、同封され
る物によって異なるが、海苔の場合、400g724H
/m”の通気性で6箇月保存できるのに対し、1000
g/24H/m2だと4箇月以下しか保存できない0通
気性を低下させるために、厚さを厚くすることもできる
か、その場合には高価格となるので石灰乾燥剤には不向
きであり、利用されていない、更に又、生石灰は消防法
上危険物であり、かつこれが食品等と一緒に勤人される
こととなるので副次的に一般消費者の手に渡り、袋を破
って生石灰を目に入れたり、口に入れたりの事故が発生
する虞れかあるので、大人には注意書きで啓蒙を、且つ
幼児には破れない程度のもの(第7図の表に日本石灰乾
燥剤協議会の基準値を示す)に強化する必要がある。
以上のような事情から、現在、石灰乾燥剤の包装材とし
ては、前述した、紙と有孔ボッエチレンフィルムとをラ
ミネートしたもの、又は紙とポリエチレンフィルムとを
ラミネートした後ポリエチレンフィルムに穴を開けたも
のに加えて割布、ネット、クロス等をサンドイッチ状に
したものが使用されていいる。これを第4〜6図に示す
。
ては、前述した、紙と有孔ボッエチレンフィルムとをラ
ミネートしたもの、又は紙とポリエチレンフィルムとを
ラミネートした後ポリエチレンフィルムに穴を開けたも
のに加えて割布、ネット、クロス等をサンドイッチ状に
したものが使用されていいる。これを第4〜6図に示す
。
これらの図に於て、lは表面に注意書きを印刷した紙、
2はポリエチレン等の接着剤、3は割布、ネット、クロ
ス等通気性のある強化物、4はポリエチレン等のヒート
シール用フィルム、6はヒートシール部である。5は、
紙lまでは貫通しない通気孔である。
2はポリエチレン等の接着剤、3は割布、ネット、クロ
ス等通気性のある強化物、4はポリエチレン等のヒート
シール用フィルム、6はヒートシール部である。5は、
紙lまでは貫通しない通気孔である。
(発明か解決しようとする問題点)
上記第4〜6図に示した現在の包装材には次のような問
題点かある。すなわち。
題点かある。すなわち。
■ 紙lを使用しているため、小袋乾燥剤を製造する時
、又はユーザーで使用する時1紙粉が出て食品等に付着
するという問題がある。特に紙粉かある程度たまって付
着した場合、食品にカビが発生したように見え、商品価
値か著しく低減するばかりか、場合によってはその食品
の膨大な返品による損害を受ける虞れがある。
、又はユーザーで使用する時1紙粉が出て食品等に付着
するという問題がある。特に紙粉かある程度たまって付
着した場合、食品にカビが発生したように見え、商品価
値か著しく低減するばかりか、場合によってはその食品
の膨大な返品による損害を受ける虞れがある。
■ 石灰乾燥剤を製造する時、生石灰が消防法上危険物
である為、不良品は絶対出ないようにしなければならな
いのであるが、現在に於てはどのような自動充填包装機
であっても、大なり小なりシール部の不良品は出る。仮
に、今後優秀な自動充填機が出来たとしも、オペレータ
の操作ミスや、一部故障による不良品の発生を発見する
ためには全製品の検査が絶対必要である。
である為、不良品は絶対出ないようにしなければならな
いのであるが、現在に於てはどのような自動充填包装機
であっても、大なり小なりシール部の不良品は出る。仮
に、今後優秀な自動充填機が出来たとしも、オペレータ
の操作ミスや、一部故障による不良品の発生を発見する
ためには全製品の検査が絶対必要である。
ところが、現在の包装材で作った石灰乾燥剤は、紙1を
使用しているため、例えばシール部6に石灰等の異物を
はさんでいる不良品が生じた場合にこれが見えに〈〈て
不良品の発見が困難であるという問題かある。加えて、
シール温度か適当かどうかを検査するためにも、現在は
製品である小袋を手に抜き取って、もんだり、はがした
りしてみなければならないが、これは時間がかかるため
、全製品を検査することは出来ない、このように、従来
のものはシール不良の発見か容易でないため、抜き取り
検査を行なっているので、どうしても不良品が含まれる
という問題がある。
使用しているため、例えばシール部6に石灰等の異物を
はさんでいる不良品が生じた場合にこれが見えに〈〈て
不良品の発見が困難であるという問題かある。加えて、
シール温度か適当かどうかを検査するためにも、現在は
製品である小袋を手に抜き取って、もんだり、はがした
りしてみなければならないが、これは時間がかかるため
、全製品を検査することは出来ない、このように、従来
のものはシール不良の発見か容易でないため、抜き取り
検査を行なっているので、どうしても不良品が含まれる
という問題がある。
■ 従来の包装材は、先に述べたような条件を満足する
ために、紙+ポリエチレン十強化物+有孔ポリエチレン
の四層ラミネートか5紙中割布等の強化材+有孔ポリエ
チレンの三層ラミネートフィルムか、紙の上に有孔ポリ
エチレンセロハンフィルムを合わせた二重包装となって
いるので、価格が高価になるという問題かある。有孔ポ
リエチレンではなく、最近出始めた通気性のあるポリエ
チレンを使用することも考えられるか、その場合には透
湿率か多すぎて(最低の通気性でも800g/24h/
m” )石灰乾燥剤の包材としては使用できない。
ために、紙+ポリエチレン十強化物+有孔ポリエチレン
の四層ラミネートか5紙中割布等の強化材+有孔ポリエ
チレンの三層ラミネートフィルムか、紙の上に有孔ポリ
エチレンセロハンフィルムを合わせた二重包装となって
いるので、価格が高価になるという問題かある。有孔ポ
リエチレンではなく、最近出始めた通気性のあるポリエ
チレンを使用することも考えられるか、その場合には透
湿率か多すぎて(最低の通気性でも800g/24h/
m” )石灰乾燥剤の包材としては使用できない。
本発明の目的は、以上のような従来の問題点を解決し、
塵か発生せず、不良品を容易に発見でき、しかも価格の
低減を実現することにある。
塵か発生せず、不良品を容易に発見でき、しかも価格の
低減を実現することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明は、所定の基準値よりも
強い強度を持つた有孔フィルムに透湿率を持った物質を
ラミネート又はコーティングして、100g/24h/
m” 〜800g/24h/ m 2程度の透湿率とし
た。
強い強度を持つた有孔フィルムに透湿率を持った物質を
ラミネート又はコーティングして、100g/24h/
m” 〜800g/24h/ m 2程度の透湿率とし
た。
(作用効果)
本発明は上記の構成としたので、次のような作用効果を
奏する。
奏する。
即ち、
■ 従来のものとは異なり、紙を使用せずフィルムのみ
で構成しているので、紙粉の発生がなく、同封の食品を
汚すことがない。
で構成しているので、紙粉の発生がなく、同封の食品を
汚すことがない。
■ しかもこのことによって、塵を嫌う精密工業製品等
のサビ止め用の乾燥剤にも利用することがてきる。
のサビ止め用の乾燥剤にも利用することがてきる。
■ 従来のものとは異なり、紙を使用せずにフィルムの
みで構成しているので、小袋等の製造上シール部に異物
を挟さんだ不良品を従来のような抜き取り検査ではなく
目で見て視覚で発見できるため、全製品の検査が容易に
できて、出荷製品の不良率を格段に下げることができる
。しかも、フィルムに示温剤を混入しておくことにより
、シール温度不良も容易に発見することができる。
みで構成しているので、小袋等の製造上シール部に異物
を挟さんだ不良品を従来のような抜き取り検査ではなく
目で見て視覚で発見できるため、全製品の検査が容易に
できて、出荷製品の不良率を格段に下げることができる
。しかも、フィルムに示温剤を混入しておくことにより
、シール温度不良も容易に発見することができる。
■ 本発明のフィルムは2層構造であるので、これを製
造する場合に於ても、従来のものに比べて1〜2工程少
なくて済み、これによって不良率は一層低減すると共に
、生産量はアップすることとなる。
造する場合に於ても、従来のものに比べて1〜2工程少
なくて済み、これによって不良率は一層低減すると共に
、生産量はアップすることとなる。
■ フィルム強度は、高価な強化材を用いていないので
、価格を上げることなく所定基準値の2倍以上に高める
ことかでき、大人でも破れないようにすることによって
、消費者の安全を守り信頼性を一層高めることかできる
。
、価格を上げることなく所定基準値の2倍以上に高める
ことかでき、大人でも破れないようにすることによって
、消費者の安全を守り信頼性を一層高めることかできる
。
(実施例)
以下図示の実施例について説明する。
第1図は本発明に係る乾燥剤収納用フィルムを用いて形
成した小袋の部分切欠斜視図、第2図は、乾燥剤収納用
フィルムの部分平面図、第3図は断面図である。
成した小袋の部分切欠斜視図、第2図は、乾燥剤収納用
フィルムの部分平面図、第3図は断面図である。
本実施例の乾燥材収納用フィルムFは、第3図に明示す
るように、所定の基準値よりも強い強度を持った有孔フ
ィルム10に、数100g/24h/m2〜数1000
g/24h/m2程度の透湿率を持った物質としてフィ
ルム20をラミネートしである。
るように、所定の基準値よりも強い強度を持った有孔フ
ィルム10に、数100g/24h/m2〜数1000
g/24h/m2程度の透湿率を持った物質としてフィ
ルム20をラミネートしである。
有孔フィルムlOは、上記基準値より強い強度を持つも
のであれば何でもよいが、本実施例では、例えば前述し
た°表(第7図)に示す数値の2倍以上の強度を持ち、
かつ腰が強い等消費者ニーズにあったものとして、厚さ
40ミクロンのポリプロピレンの2軸延伸フイルム(以
下、OPPともいう)を採用し、これに針で孔11を縦
横10am間隔に穿設したものを用いている。
のであれば何でもよいが、本実施例では、例えば前述し
た°表(第7図)に示す数値の2倍以上の強度を持ち、
かつ腰が強い等消費者ニーズにあったものとして、厚さ
40ミクロンのポリプロピレンの2軸延伸フイルム(以
下、OPPともいう)を採用し、これに針で孔11を縦
横10am間隔に穿設したものを用いている。
孔11は、加熱した針で形成してもよく、又、孔11の
大きさは要求する透湿率によって、小は穴開は加工可能
なミクロンサイズから大は数mm及び数10mmとし、
その数も、孔の大きさと目的透湿率によって決めること
かできる。孔11の配列形態も任意である。
大きさは要求する透湿率によって、小は穴開は加工可能
なミクロンサイズから大は数mm及び数10mmとし、
その数も、孔の大きさと目的透湿率によって決めること
かできる。孔11の配列形態も任意である。
フィルム20としては、通気性のあるポリエチレン(以
下、PEと略すこともある)を採用し、例えばPEにE
VA (酢醸ビニルエチレン)を混入して透湿率を数1
00 g / 24 h / m ”以上にしたものを
用いている。そしてフィルム20の厚さは、15〜30
ミクロンとし、これを前記有孔フィルムlOにラミネー
トしである。又、フィルム20には、ヒートシールした
時のシール不良を発見しやすくするために、示温剤(実
公昭55−18312)を混入しである。
下、PEと略すこともある)を採用し、例えばPEにE
VA (酢醸ビニルエチレン)を混入して透湿率を数1
00 g / 24 h / m ”以上にしたものを
用いている。そしてフィルム20の厚さは、15〜30
ミクロンとし、これを前記有孔フィルムlOにラミネー
トしである。又、フィルム20には、ヒートシールした
時のシール不良を発見しやすくするために、示温剤(実
公昭55−18312)を混入しである。
以上のように構成したフィルムFを自動充填機にかけ、
生石灰を詰めて第1図に示すような石灰乾燥剤小袋Aを
形成した結果、シール部Sに石灰等の異物を挟んだ不良
品を容易に発見することができ、製品の不良率は0であ
った。又、前記示温剤により、シール温度不良も容易に
発見することかできた。
生石灰を詰めて第1図に示すような石灰乾燥剤小袋Aを
形成した結果、シール部Sに石灰等の異物を挟んだ不良
品を容易に発見することができ、製品の不良率は0であ
った。又、前記示温剤により、シール温度不良も容易に
発見することかできた。
又、この石灰乾燥剤小袋Aを破った場合、第4図に示し
た従来のものは少し力を入れれば破れたが、本実施例の
ものはなかなか破れなかった。
た従来のものは少し力を入れれば破れたが、本実施例の
ものはなかなか破れなかった。
さらに、透湿率試験に於て、第4図に示した従来のもの
は400±200 g / 24 h / m ”と製
品によってバラツキがありだが(これはラミネートした
後、孔を紙を破らないように開けるので製造上均一に出
来ないし、かつポリエチレンフィルムに孔を貫通したも
のを貼りあわせる場合、どうしても熱か加わり、強化剤
の割布やクロス等が劣化するためである)、本実施例の
ものは、400g / 24 h / m ”で均一で
あり、目的通気性を満足した。
は400±200 g / 24 h / m ”と製
品によってバラツキがありだが(これはラミネートした
後、孔を紙を破らないように開けるので製造上均一に出
来ないし、かつポリエチレンフィルムに孔を貫通したも
のを貼りあわせる場合、どうしても熱か加わり、強化剤
の割布やクロス等が劣化するためである)、本実施例の
ものは、400g / 24 h / m ”で均一で
あり、目的通気性を満足した。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく1本発明の要旨の範
囲内において適宜変形実施可能であることは言うまでも
ない。
記実施例に限定されるものではなく1本発明の要旨の範
囲内において適宜変形実施可能であることは言うまでも
ない。
例えば、
■ 有孔フィルム10は、ポリプロピレンの2軸延伸フ
イルムに限るものではなく、幼児等によっては破ること
かできないという所定の基準値よりも強い強度を持つも
のであれば何でもよい。例えばナイロンでもよい。
イルムに限るものではなく、幼児等によっては破ること
かできないという所定の基準値よりも強い強度を持つも
のであれば何でもよい。例えばナイロンでもよい。
■ フィルム20は、PEにEVAを混入したものに限
るものではなく、数100g/24h/m2〜数100
0g/24h/m”程度の透湿率を持つものであれば何
でもよい。
るものではなく、数100g/24h/m2〜数100
0g/24h/m”程度の透湿率を持つものであれば何
でもよい。
■上述の実施例では、有孔フィルム10にフィルム20
をラミネートした場合について説明したか、有孔フィル
ム10には所望の透湿率を持った物質をコーティングし
てもよい。
をラミネートした場合について説明したか、有孔フィル
ム10には所望の透湿率を持った物質をコーティングし
てもよい。
■ 本発明乾燥剤収納用フィルムは、小袋に限るもので
はなく、他の乾燥剤収納手段、例えば収納容器の蓋材と
しても用いることかできる。
はなく、他の乾燥剤収納手段、例えば収納容器の蓋材と
しても用いることかできる。
■ 本発明乾燥剤収納用フィルムは、石灰乾燥剤だけで
なく、他の乾燥剤の収納手段としても用いることができ
る。
なく、他の乾燥剤の収納手段としても用いることができ
る。
第1図は本発明に係る乾燥剤収納用フィルムを用いて形
成した小袋の部分切欠斜視図、第2図は乾燥剤収納用フ
ィルムの部分平面図、第3図は同上断面図、第4図は従
来の包装材を用いて形成した小袋の部分切欠斜視図、第
5図は従来の包装材の断面図、第6図は同上部分底面図
、第7図は、日本石灰乾燥剤協議会の基準値を示す表口
である。 10・・・有孔フィルム 20・・・フィルム
成した小袋の部分切欠斜視図、第2図は乾燥剤収納用フ
ィルムの部分平面図、第3図は同上断面図、第4図は従
来の包装材を用いて形成した小袋の部分切欠斜視図、第
5図は従来の包装材の断面図、第6図は同上部分底面図
、第7図は、日本石灰乾燥剤協議会の基準値を示す表口
である。 10・・・有孔フィルム 20・・・フィルム
Claims (1)
- 所定の基準値よりも強い強度を持った有孔フィルムに透
湿率を持った物質をラミネート又はコーティングして、
100g/24h/m^2〜800g/24h/m^2
程度の透湿率とした乾燥剤収納用フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30934986A JPS63162229A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 乾燥剤収納用フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30934986A JPS63162229A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 乾燥剤収納用フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162229A true JPS63162229A (ja) | 1988-07-05 |
Family
ID=17991940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30934986A Pending JPS63162229A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 乾燥剤収納用フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63162229A (ja) |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP30934986A patent/JPS63162229A/ja active Pending
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