JPS63161248A - モルタル仕上げ工法と建築用下地材 - Google Patents

モルタル仕上げ工法と建築用下地材

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JPS63161248A
JPS63161248A JP31362486A JP31362486A JPS63161248A JP S63161248 A JPS63161248 A JP S63161248A JP 31362486 A JP31362486 A JP 31362486A JP 31362486 A JP31362486 A JP 31362486A JP S63161248 A JPS63161248 A JP S63161248A
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mortar
elastic
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elastic mortar
mortar layer
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俊彦 清水
高尾 善博
俊之 佐伯
隆司 佐久間
大村 隆次郎
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Hayakawa Rubber Co Ltd
Misawa Homes Co Ltd
Onoda Corp
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
Misawa Homes Co Ltd
Onoda Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、施工後仕上げモルタルにひび割れ(クラッ
ク)が生じ難く、しかも防火効果の高いモルタル仕上げ
工法、及び建築用下地材(こ関するものである。
〈従来の技術と発明か解決しようとする問題点〉従来、
モルタル壁を構築するには次の2通りの工法があった。
(1)ラス・モルタル工法 この方法は、基板面に防水紙を貼り次にラス網、更にそ
の上にモルタルを塗り継いで構築するものである。
この工法は、工期か長くかかると共に、クラックの発生
か多いことが欠点である。
(2)ノンラス下地材を使用する工法 基板(合板下地)面にシーラー材を塗布後、エマルジョ
ン混入塗材を塗布しで乾燥したもの(ノンラス下地材)
を専用工場で製造し、これを現場に持ち込んで壁に取り
付はモルタルを上塗りして構築するものである。
この工法は、ラス・モルタル工法に比較して工期は短縮
されるものの、■基板(合板下地)面にシーラー材を塗
布するのか不可欠であること、■仕上げモルタルとの付
着性は良いが、現場に取り付けた際に生ずるパネルのジ
ョイシト部の動きのために、この部分(部位)にクラッ
クが発生し易いこと、■パネルのジヨイント部にシーリ
ング材を使用しでいるため、その部分だけ仕上げモルタ
ル層の拘束力が異なるので、その部位の仕上げモルタル
層にクラックが発生しやすいこと、■ノンラス材に使用
している塗材は、温度が高くなると軟化して付着力が低
下するため、防火性能上問題かあること、■現場に取り
付けた後、長く放置すると(2週間以上)モルタルか付
着しにくくなること等の欠点かあった。
そこで本願発明者等は、■ラス網を使用しないノンラス
工法、または下地材に使用できること、■シーラー材を
塗布しないでも防水性が完全であること、■基板に発生
する動き(ムーブメント)を充分に吸収して仕上層にク
ラックが発生するのを防止できること、■基板との接着
性が良好であること、■防火効果が高いこと等の条件を
満たす弾性モルタルを開発して本発明を完成した。
〈問題点を解決するための手段) 本出願は、次の第1発明、及び第2発明から構成されて
おり、第1発明は、主として建築現場にて施工されるモ
ルタル仕上げ工法であり、第2発明は主として専門の工
場で予しめパネルとして製造しておき、建築現場に搬入
して使用するための建築用下地材である。
第1発明二合板(基板)の表面、及び/またはジヨイン
ト部に、モルタル成分100重量部に対し、ポリアクリ
ル酸エステルを主成分とするエマルジョンを、固形分と
して15〜25重量部含有する弾性モルタル層を形成し
、この弾性モルタル層の伸び率を20〜100%、及び
抗張力を5〜15kg/cm2に調整することを特徴と
するモルタル仕上げ工法。
第2発明二合板(基板)の表面に、モルタル成分100
重量部に対し、ポリアクリル酸エステルを主成分とする
エマルジョンを、固形分として15〜25重量部含有す
る弾性モルタル層を形、成し、この弾性モルタル層の伸
び率を20°〜100%、及び抗張力を5〜15 k 
g / c mに調整したことを特徴とする建築用下地
材。
これらのモルタル仕上げ工法、及び建築用下地材は、次
のような特徴を有する。
(1)基板に生ずるムーブメントを、弾性モルタル層が
吸収・分散することができる。
(2)弾性モルタルを基板ジヨイント部に施工すること
により、基板面及び基板ジヨイント部が同一材料で塗布
され、基板及び仕上げモルタルに生じたムーブメントが
壁面全体に均一に掛るので、これを全体で分散吸収する
効果がある。
(3)弾性モルタル層を凹凸に形成すると、基板、また
は仕上げモルタル層に生じたムーブメントを各凹凸で吸
収・分散することができる。
なお、この発明で使用する弾性モルタルの塗布量は、防
水層も兼ねていることにより、基板面が完全に塗布され
ていなければ目的を達成することかできない。しかし、
あまり大量に塗布すると弾性モルタルがダしてしまうの
で凹凸のパターンができなくなり、またあまり少量の塗
布では基板面が露出しする部分か残るので、1.0〜2
.0に9/Cボの塗布量が望ましい。
この発明(こ使用する基板は、板状のものであれば何で
も使用でき、例えばスレート板、フレキ板、石膏ボード
、アクリル板、合板、木材、ガラス板、金属板等が使用
できる。
この発明に使用するポリアクリル酸エステルを主成分と
したエマルジョンとは、ポリアクリル酸エステル樹脂の
単独、またはアクリル酸エステル、酢酸ビニルエチレン
、スチレン等を共重合したものである。このエマルジョ
ンを、固形分として15〜25重量部モルタル成分に配
合することにより、伸び率が20〜100%、及び抗張
力を5〜15 k 9/ Crrrの弾性モルタルが製
造できる。
次に、ポリアクリル酸エステルを主成分としたエマルジ
ョンを使用した弾性モルタル(ノンラスモルタル)と、
他のエマルジョンを使用した弾性モルタル(ノンラスモ
ルタル)とのクラックの発生状@を比較した試験結果を
第1表に示す。
なお、弾性モルタル(ノンラスモルタル)の配合は、下
記の混合物(モルタル)100重量部に対し、固形分と
して15〜25重量部のエマルジョンを配合し、更に必
要に応じて若干量の水を加えて製造した。
普通ポルトランドセメント    36%細骨材(珪砂
、石灰石等)     45%混和材(ドロマイトプラ
スター、 石灰石の微粉等)     15% 5和 (粉 高 予相 5゛泡斉二   4%合計  
    100% 第1表の結果は、ポリアクリル酸エステルを主成分とし
たエマルジョンが、クラックの発生に関して他のエマル
ジョンに比較しで優れでいることを示しでいる。
この発明において、弾性モルタル層の伸び率を20〜1
00%に調整する理由は次の通りである。
(1)合板(基板)の理論上の動き 一般的な木造建築の柱の間隔は、横方向で455 m 
/ m、高さ方向で910m/mであり、その柱に合板
を釘等で固定する。合板は単板をクロスに積層し接着さ
せであるため、縦横の方向性がないので、間隔が長い高
さ910m/mを計算ベースとする。合板の動きの主な
ものは含水率によるものが最大と考えられる。
そこで、湿度による平均的膨張率を0.015(合板工
業誌 No、40.I合板工業組合連合会)、含水率の
変動を3%としで計算すると、合板(基板)の理論上の
動きは、次に示す値となる。
910 xO,015xo、03=0.41m/m(2
)モルタル層の熱的変位 本日間の温度差:10℃ *モルタルの線膨張係数:1x10−s*スパン=36
00m/m 以上の数値を基にして計算すると、モルタル層の熱的変
位の理論上の数値は、次に示す値となる。
3600x IOx I x 1O−5= 0.36m
 / m(3)以上の理論上の数値(動き)より、伸び
率と力(抗張力)を変えたモルタル(ラス材を使用せず
、いわゆるノンラス仕様により仕上げを行なった、ノン
ラスモルタル)を作成し、ムーブメント試験機(金属の
熱膨張力を応用し、試験機に取り付けた基板のジヨイン
ト部(こ動きが生するように工夫された器具)を使用し
、基板ジヨイント部を繰返し0.5m/m動かし、仕上
げモルタルへのクラックの発生状況を調べた結果は、第
1表、及び第1図の通りである。
第1表、及び第1図から、ノンラスモルタル(弾性モル
タル)層の伸び率か、20〜100%、及び抗張力が、
5〜15kg/Cmのものが、特にクラックの発生が少
ないことがわかる。
なお、市販のノンラス材を使用し基板ジヨイント部に従
来のシーリング材を施工し、同様の試験を行なった結果
、全ての試験体(こクラックが発生した。
〈実施例1〉 壁面の基板が9 m / mの合板を使用した建物にお
いて、モルタル成分100部に、酢ビ・エチレン・アク
リル系エマルジョンを固形分で15部、水10部を加え
て、よく混合し、弾性モルタルを得た。
得られた弾性モルタルを合板ジヨイント部へ、コテを用
いて塗り込み、X追掛てマスチックローラーを用いで、
さざ波状のパターンを作るように弾性モルタルを1.4
に9/%塗布・乾燥させモルタル下地とした。
弾性モルタル硬化後(翌日)セメント系厚付仕上材を8
kg/m塗布し壁面を作った(第2図参照)。
この結果は表2に示す通りてあった。
〈実施例2〉 壁面の基板が9 m / mの合板を使用した建物にお
いて、モルタル成分100部(こ、アクリル系エマルジ
ョンを固形分て25部、水3部を加えて、よく混合し、
弾性モルタルを得た。
得られた弾性モルタルを合板ジヨイント部へ、コテを用
いて塗り込み、Y追掛てモルタルガンを用いて、リシン
肌状に弾性モルタルt2.0kg/rri’吹付・乾燥
させモルタル下地とした。
弾性モルタル硬化後(翌日)セメント系厚付仕上材を8
 k 9 / m塗布し壁面を作った(第2図参照)。
この結果は表21こ示す通りてあった。
〈実施例3〉 壁面の基板か5 m / mの合板部材に、モルタル成
分100部に、アクリル・スチレン系エマルジョンを固
形分で20部、水7部を加えてよく混合し弾性モルタル
を得た。
得られた弾性モルタルをロールコータ−により、1.6
に9/ボ塗布し、更(こ50〜60°Cて30分間乾燥
させモルタル下地材とした。
このモルタル下地材を建物の壁面に釘で取り付た後、上
記弾性モルタルをジヨイント部及び釘頭へ塗布・乾燥さ
せる。
弾性モルタル硬化後(翌日)セメント系厚付仕上材を8
 k g/m塗布し壁面を作った(第3図参照)。
この結果は表2に示す通りであった。
〈発明の効果〉 以上のようにこの発明に係るモルタル仕上げ工法と建築
用下地材によれば、施工後仕上げモルタルにひび割れ(
クラック)か生じ難く、しかも防火効果の高いモルタル
壁を容易に形成できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願に係る弾性モルタルの伸び率と抗張力の
相関を示す図、第2図は、現場施工による外壁ジヨイン
ト部分の断面図、第3図は、工場加工(こよるモルタル
下地材の外壁ジヨイント部分の断面図である。]・・・
基板合板、2・・・弾性モルタル、3・・・仕上モルタ
ル、4・・・ジヨイント処理部の弾性モルタル、5・・
・柱、6・・・釘。 第2表 手続ネ甫正書(自発) 昭和62年02月05日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合板(基板)の表面、及び/またはジョイント部
    に、モルタル成分100重量部に対し、ポリアクリル酸
    エステルを主成分とするエマルジョンを、固形分として
    15〜25重量部含有する弾性モルタル層を形成し、こ
    の弾性モルタル層の伸び率を20〜100%、及び抗張
    力を5〜15kg/cm^2に調整することを特徴とす
    るモルタル仕上げ工法。
  2. (2)弾性モルタル層を凹凸に形成する特許請求の範囲
    第1項記載のモルタル仕上げ工法。
  3. (3)台板(基板)の表面に、モルタル成分100重量
    部に対し、ポリアクリル酸エステルを主成分とするエマ
    ルジョンを、固形分として15〜25重量部含有する弾
    性モルタル層を形成し、この弾性モルタル層の伸び率を
    20〜100%、及び抗張力を5〜15kg/cm^2
    に調整したことを特徴とする建築用下地材。
  4. (4)弾性モルタル層を凹凸に形成する特許請求の範囲
    第3項記載の建築用下地材。
JP61313624A 1986-12-24 1986-12-24 モルタル仕上げ工法と建築用下地材 Expired - Fee Related JPH0625465B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241428A (en) * 1976-06-09 1977-03-31 Kajima Corp Method of making foundation layer of synthetic resin emulsion composite material mixed with hydraulic cement
JPS53113127A (en) * 1977-03-14 1978-10-03 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Method of finishing plywood wall with mortar
JPS6029553U (ja) * 1983-08-05 1985-02-28 株式会社 丸信商店 写真等立て具

Patent Citations (3)

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