JPS6316066A

JPS6316066A - 静電気粉体塗装用スプレ−装置

Info

Publication number: JPS6316066A
Application number: JP61172654A
Authority: JP
Inventors: ラドバン　タラッコ
Original assignee: Gema Switzerland GmbH
Current assignee: Gema Switzerland GmbH
Priority date: 1985-08-20
Filing date: 1986-07-21
Publication date: 1988-01-23
Also published as: ES556433A0; EP0212122A1; US4747546A; DE3529703C1; ES8707677A1; EP0212122B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は静電粉体塗装用スプレー装置に関するもので
あり、更に詳しくは粉体のための排出導路とその下流端
に設けられた粉体スプレー用端口と排出導路の上流始端
にガス状の粉体を供給する粉体導路とガス導路とを具え
、かつアース電位に接続された電極に沿ってガスが導か
れる如き本体を有した構造の粉体塗装用スプレー装置の
改良に関するものである。

（１２来技術とその問題点）上記のような構造のスプレー装置としてはドイツ特許第
２３４７４９１号のものが知られている。排出導路の壁
は電気絶縁性物質から構成されており、これに沿って摩
擦された粉体粒子が荷電されるのである。この際導路壁
上に電荷が蓄積されて、これが粉体粒子の荷電を妨害す
る。

排出導路の粉体／ガス流中には放電電極が突出していて
、これが導路壁上の蓄積された電荷を７一ス電位に放電
する。ガス導路のガスはこの放電電極を介して流れ、そ
れ自身に粉体粒子を固定させることはない、同様の装置
はドイツ特許第２２０３３５１号にも開示されている。

ドイツ特許第１３４８４１号に開示された装置も同様の
ものであって、排出導路内に電気絶縁性物質からなる導
流本体が設けられており、粉体は導路壁およびこの導流
本体の表面との摩擦接触により荷電されるものである。

またドイツ特許第２７　！Ｓ　６０’　０９号（アメリ
カ特許第４０９０６６６号）には放電電極のないスプレ
ー装置が開示されており、ガス導路を通って供給された
ガスが粉体／ガス流となって排出導路内に送り込まれ、
これによ□り粉体粒子はガスとともに導路壁に向けて放
射状に搬送され、ここで導路壁と摩！！Ｉ接触して強力
に荷電されるのである。

これら導路壁との摩擦接触により粉体の荷電を行うスプ
レー装置の他にも、電極によって粉体の荷電を行う装置
があり、この電極は粉体の流路内に配置されてかつ高電
圧発生制御器の高電圧側に接続されている。ここでは粉
体のスプレーが始まる位置より上流側に電極が位置する
所謂ｒ内部荷電１と、粉体がスプレーされる領域に電極
が位置する所謂「外部荷電１との違いがある。ここで１
スプレー１とは粉体流内の粉体粒子の相互からの放射状
の分離運動をいう、このような装置としてはドイツ特許
第２０３０３８８号に記載のものがある。

（発明の要旨）この発明の目的は粉体の荷電を選択的に異なる態様に迅
速に切換えることができ、しかも構造的に簡単でかつ安
価なスプレー装置を提供することにある。

すなわちこの発明の装置は１個の本体とこれに挿入組合
わせることのできる少なくとも２個のアタチメントから
なり、これらのアタチメントがそれぞれ異なる態様でス
プレーを行うように構成されている。

（実施態様）第１ｙＪに示すのはこの発明のスプレー装置の第１の実
施態様であって、その本体２は電気絶縁性材料からなる
ピストル状ケース４と導電性材料からなる放電電極６と
を有している。この放電電極６はケース４内に形成され
た排出導路１０の導路部分８内に設けられて、かつケー
ス４に連結されている。ケース４から後方に突出する放
電電極６の端部１２Ｊよこれに螺合されたディスク１２
を介してアース１６に接続されている。排出導路１０の
更に他の導路部分１８は環状に形成されており、放電型
Ｊｉ６を囲む環状室２０を構成している。この環状室２
０にはケース４を貫通形成されたガス導路２２が開口し
ている。また環状室２０はチョーク２４を介して排出導
路１０の導路部分２６に接続されている。排出導路１０
はケース４内に形成された粉体導路３０の入口端２８か
ら排出導路１０の下流端の端口３２まで延在している。

チ、−り２４は環状隙間の形状をしており。

その外側を排出導路１０の壁部分３４にまた内側を放電
電極６の端部３８に画定されている。

放電電極６の端部３８はアタチメントの支持部材として
形成されて雌ネジ４０を具えている。

チョーク２４の内側において放電電極６の下流側の端部
４２の雌ネジ４２にはアタチメントが螺合している。粉
体を通すための導路部分２６は電気絶縁性材料からなる
導路壁４４を有しており、これが摩擦接触する粉体粒子
に対して荷電を行う。

アタチメント５０は導流氷体５２と突出部５４とを有し
ており、この突出部５４の雄ネジ５６は放電電極６の雌
ネジ４０と螺合している。また本体５２は排出導路１０
の導路部分２６内に同心状に支持されている。この本体
５２は電気絶縁性材料から構成されており、摩擦接触す
る粉体粒子に荷電を行う、導路壁５８は内側導路壁を構
成しており、これにより排出導路１０の導路部分２６が
内側導路壁５８と導路壁４４との間で環状の横断面形状
を呈する０本体５２は端口３２の１流側において流れ方
向に円錐状に収れんしており、これにより導路部分２６
が流れ方向に拡大する。この結果端０３２に至る前に肩
部６０に沿って粉体の分散状スプレーが起きる。そして
端口３２から出ると反発板６２上に更にスプレーさμる
。この反発板６２は本体５２の一部である。

以上において粉体粒子は導路部分２６内において外側の
導路壁４４と内側の導路壁５８との摩擦接触により荷電
される。粉体は粉体導路３０から空気的に供給されて粉
体搬送ガスと混合されるようになる。放電電極６には中
心孔６４が形成されている。

以下第２〜４図に他の実施態様を示すが第１図のものと
実質的に同一な部分については説明を省略する。

第２図に示す実施態様にあっては、アタチメント７０の
導流本体７２内に高電圧発生制御器７４が設けられてい
る。この制御器７４はその低電圧側７６に放電電極６の
中心孔６４を貫通延在する電流供給ケーブル７８を有し
ており、またその高電圧側８０には電極８２が接続され
ている。この電極８２は肩部６０の上流側において導路
部分２６内に突出していて、そこを流れる粉体に荷電を
行う０本体７２と反発板６２とは合成材料からなり、こ
れに制御器７４と電極８２とが埋設されている。この実
施態様の場合も、粉体は内側導路壁５８および外側導路
壁４４との摩擦接触により荷電されるのである。これを
１内部荷電ｊと呼ぶ。

第３図に示す実施ｓ＃ｉのアタチメント９ｏの導流本体
９２は端口３２の上流側の領域９３［電極９１を有して
いる。この電極９１は制御器７４の高電圧側８０におい
て本体９２に埋設された保護抵抗９４に接続されている
。これをｒ外部荷′ｉ！１と呼ぶ。

第４図に示す実施態様の７タチメン）１００においては
電極は反発板６２の前面から突出している。この電極１
０１は保護抵抗９４を介して導流本体１０２内に埋設さ
れた高電圧発生制御器７４の高電圧側に接続されている
。ここでも導流本体１０２は電気絶縁性合成物質から構
成されており、その粉体粒子との摩擦接触により荷電を
行うものである。

保護抵抗９４は第３図では導流本体９．２中に。

また第４図では同じく導流本体１０２中にそれぞｔ埋設
されている。

第１図の場合には粉体の荷電は摩擦によってのみ行われ
る。第２〜４図の場合にはこれに加えて電極８２．９１
および１０１によって荷電が行われる。

また全ての実施態様においてアタチメント５０．７０．
９０および１００は主として導流本体から構成されてお
り、これに粉体の荷電を行う部分または物質が埋設され
ている。したがってアタチメントの交換に当っては、現
行のアタチメントを外して他のアタチメントを本体にネ
ジ込んでやるだけでよく１作業が迅速に行われる。この
ために本体に必要な端部３８は１個だけでよく、また本
体は好ましくは放電電極６と同時に製造することもでき
る。

また以上の構成に代えて、排出導路１０の導路部分８を
アタチメントの支持部分として例えばここに内ネジを形
成することもできる。この場合には放電電極６、アタチ
メント５０および荷電電極を導流本体５２と固定させる
ことになる。モしてアタチメント７０．９０および１０
０がその形状が放電電極６に対応した支持部分を有する
ことが必要であり、これが導流本体７２．９２および１
０２と固定状で好ましくはネジ込むなどして導路部分８
内に配置される。

第２〜４図のアタチメントの場合には粉体が摩擦でなく
て電極によってのみ荷電されるときでもよい効果が得ら
れる。これには放電電極６は必要ではなく、端部３８だ
けで足りるのである。この場合の端部は全体として放電
電極６の形状を有しており、電気絶縁性もしくは導電性
物質から構成される。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図はこの発明のスプレー装置の諸実施態様を示
す断面側面図である。２・・・本体　　　　　　　４・・・ケース６・・・放
電電極　　　　　８・・・導路部分　　　　１０・・・
排出導路　　　　２２・・・ガス導路２６・・・導路部
分　　　　３０・・・粉体導路５０．７０．９０．１０
０・・・アタチメント５２．７２．９２．１０２・・・
導流本体６２・・・反発板　　　　　７４・・・高電圧
発生制御器９４・・・保護抵抗

Claims

【特許請求の範囲】［１］粉体のための排出導路（１０）とその下流端に設
けられた粉体スプレー用端口（３２）と排出導路の上流
側始端にガス状の粉体を供給する粉体導路（３０）とガ
ス導路（２２）とを具え、かつアース電位に接続された
放電電極（６）に沿ってガスが導かれる如き本体（２）
を有した構造であって、上記の本体（２）が　それぞれ異なる作業用の少なくと
も２個のアタチメント（５０、７０、９０、１００）と
交換組合せ可能な部材として構成されており、この本体が排出導路（１０）の上流端導路部分（８、１
８、２４）にアタチメント支持用の連結片（６）を有し
ており、アタチメントが放電電極（６）との接続のための連結部
（５４）を具えた導流本体（５２、７２、９２、１０２
）を有しており、この導流本体が排出導路内を同心状に延在して、これに
より排出導路が外側を導路壁（４４）によりまた内側を
導流本体上の導路壁（５８）によって画定された環状の
横断面を有しており、少なくとも一方のアタチメントの
導流本体が少なくともその内側導路壁を構成する面上に
粉体との摩擦接触により粉体に対して荷電を行うための
電気絶縁性物質を有しており、少なくとも他方のアタチメント（７０、９０、１００）
の導流本体（７２、９２、１０２）が高電圧発生制御器
（７４）を有しており、かつこの導流本体が粉体の荷電
のためにこの制御器に接続された電極（８２、９１、１
０１）を少なくとも１個有していることを特徴とする静電粉体塗装用スプレー装置。［２］少なくとも２個のアタチメント（７０、９０、１
００）が設けられていて、そのそれぞれの導流本体（７
２、９２、１０２）が高電圧発生制御器（７４）を有し
ており、一方の導流本体の電極が粉体スプレーの開始点（６０）
の上流側に位置し、他方の導流本体の電極が粉体スプレ
ー領域に（６０、６２）に位置している如き特許請求の範囲第［１］項に記載の装置。［３］本体（２）の連結片（６、３８）が制御器（７４
）への電流供給ケーブル（７８）のための貫通孔（６４
）を有している如き特許請求の範囲第［２］項に記載の装置。［４］本体（２）の連結片（６、３８）が放電電極（６
）の端部（３８）を貫通して形成されており、かつこの放電電極が本体の一部である如き特許請求の範囲第［１］〜［３］のいずれかの項に
記載の装置。［５］粉体導路（３０）が連結片（６、３８）の下流側
で排出導路（１０）中に連通している如き特許請求の範囲第［１］〜［４］のいずれかの項に
記載の装置。［６］連結片（６、３８）がそれ自身と本体（２）のケ
ース（４）との間にチョーク（２４）を構成していて、
これを介して放電電極（６）から排出導路（１０）中の
導路部分（２６）にガス導路（２２）のガスが流れ、この導路部分から荷電が放電電極に引継がれる如き特許
請求の範囲第［１］〜［５］のいずれかの項に記載の装
置。