JPS63159572A - かさ高不織布の圧縮復元方法とその装置 - Google Patents

かさ高不織布の圧縮復元方法とその装置

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JPS63159572A
JPS63159572A JP30379286A JP30379286A JPS63159572A JP S63159572 A JPS63159572 A JP S63159572A JP 30379286 A JP30379286 A JP 30379286A JP 30379286 A JP30379286 A JP 30379286A JP S63159572 A JPS63159572 A JP S63159572A
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JP
Japan
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bag
nonwoven fabric
heating
volume
hot air
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JP30379286A
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和夫 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分骨〉 この発明はかさ高(バルキーン不織布の配送に際し、圧
縮により体積を小さくして送り、到着後、その体積を復
元する方法、装置に関する。
〈従来の技術〉 かさ高不織布はスキーウェア、キルテイング等に使用さ
れる中入綿タイプのものが主である。
これは非常にかさばるため、配送費が高くつく。
配送費を下げるため、これを折重ねたシ、巻込んだりし
て圧縮し、1/2〜1/3  の体積で配送し、到着後
、これを敷き広げ、二三日放置するとか、蒸気を吹付け
る等の方法で、不織布の体積をある程度、取戻すことも
一部で行なわれている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上述の配送時、かさ高不織布を圧縮する方法は配送原価
を下げる手段として有効であるが、製品価値を低める欠
点があった。すなわち、配送された不織布を広い場所に
敷き広げ、2〜3日間放置しても最大復元率80%程度
で、かさ高という特性を低下させた製品となる。
敷き広げた不織布に蒸気を吹付けると回復率が上がるが
、実施設備、方法が面倒で、小さな物にしか使えない。
この発明は上述のかさ高不織布の配送贋軽減の問題点を
解決するものである。
く問題点を解決するための手段〉 この発明のかさ高不織布の圧縮復元号法は、かさ高不織
布の配送に際し、配送前に不織布を折込み又は巻込んで
気密袋に詰め、その袋内全真空吸引して、体積を縮小さ
せ、袋を閉じて送シ出し、到着後、袋から出した上記不
織布を通気性ある加熱袋に納め、上記不織布に害のない
高温域の熱風を、上記加熱袋全体をふくらまし続ける原
意で、数分ないし数十分間吹込んで、不織布の体積を復
元させることを特徴とする。
また、この発明のかさ高不織布の圧縮復元装置は、配送
のため折込み又は巻込んで圧縮されたかさ高不織布の体
積を復元する装置であって、復元した体積の上記不織布
を収容し得る容積で、それを取出し得る出入口と、熱風
吹込口とをもつ皿熱袋、 この加熱袋ごと不織布の下面を浮かし支える受台、上記
袋出入口の密閉手段、及び上記熱風吹込口に取付ける電
熱式加熱送風機を備え、上記加熱袋は上記不織布と同等
以上の耐熱性を有し、上記送風機により袋全体がふくら
まされた後、袋の外へ洩れる熱気の量と上記送風機の送
風量とが均衡する通気性をもつ袋である事を特徴とする
く作用〉 この発明のかさ高不織布の圧縮復元号法は、配送前に不
織布を気密袋に詰め、その袋内を真空吸引して、袋ごと
不織布を大気圧で圧縮し縮小させる。条件にもよるが、
一般に体積は1/2〜1/3まで縮小し得る。
配送先に到着したら、縮小した不織布を上記気密袋から
出し、今度は通気性ある加熱袋に納め、不織布に害のな
い範囲で高温域の熱風を吹込む。吹込み量はこの耐熱袋
をふくらました状態に保つに十分な量であるから、不織
布全体が熱気に漬かり、隅々まで熱気を滲透させる。滲
透した熱気は、圧縮によ)折曲げ、ねじ曲げ、押し固め
られた繊維に、繊維が不来持つスプリングバ、り機能を
復活させ、通常、数分ではソ完全に圧縮前の不織布の体
積に戻る。
従来、湿気を含んだ繊維が熱気によ多水分を蒸発させら
れると、体積をふくらます現象は知られていたが、新製
品で湿気を含まない繊維でも、熱気の滲透により同様な
現象を生ずる事を確かめた。
またこの発明のかさ高不織布の圧縮復元装置は、上記圧
縮復元号法の実施に好適で簡素な設備仕様を明示する。
この発明は上述の、湿気を含まない繊維でも熱風によっ
て体積を回復し得る事と、その熱風を加える場所を構築
空間でなく、単々る一個の袋とする事を主な特徴とする
が、単なる袋が構築空間同様の働きをするには条件があ
る。
すなわち、その加熱袋は当然の事ながら、縮小した不織
布の体積を復元させるに足る容積で、その取出口をもち
、熱風吹込口をもつ。この袋に不織布を入れて入口を閉
じ、これを直接床面に載ぜず、床面から浮かし支える受
台に載せると、熱風で袋がふくらまされた詩、不織布は
はソ全表面を熱気で包まれる。
これは構築した加熱室の中央に同様な受台を据え、その
上に不織布を載せて熱風を吹込むと同じ作用を、単なる
袋が代行する事になる。
加熱袋の通気性は、電熱式加熱送風機の送風量と袋外へ
洩れる量とを均衡させるようになっているから、袋が内
圧で破れる事も、送風機が過熱する事もなく、連続運転
を続けられる。もっとも、数十分を超えて連続運転する
事はない。
一定の容積に復元したら、それ以上ふくれる事はないか
らである。
〈実施例〉 Wc1図はこの発明のかさ高不織布の圧縮復元装置の実
施例、第2〜5図は配送前に不織布を気密袋に入れた状
態と、その袋を真空吸引した状態とを示す。
配送前、かさ高不織布/を、この例では丸く巻込み、ポ
リエチレンの袋コヘ押込むと、第2.3図のようになる
。袋コは開口部コαから底部まで同寸法の通常のポリエ
チレン袋である。その開口部コαを図示しない真空ポン
プにつながる吸引管3Kかぶせて締付バンドダで抑え、
ポンプを始動すると、袋内へ外気が入らないから、不織
布l相互間隙および不織布内部の空気が吸い出され、第
4図のように体積を縮小する。
この状態になれば吸引管3から袋コをはずしても、不織
布l内へ空気が戻る事は少いから、袋開口部コαを畳み
込み、図示しない包装袋に入れて封じ、発送する。
さて配送先では、包装袋から不織布lを取出し、その外
周に密着した気密袋−をはぎ取り、これを加熱袋3に納
める。第1図の例では加熱袋3はその出入口密閉手段と
して、ジッパ−6を付けている。不織布/を入れてジッ
パ−6を閉じたら、床面に置いた受台7の上に載せ、加
熱袋3に設けた熱風吹込口tを電熱式加熱送風ja9の
吹出口にかぶせ、バンド1o7r2締める。
これで加熱送風機9t−始動させると、熱風が第1図の
ように加熱袋3全体t−まずふくらまし、それから加熱
袋3全面の織目か、又は特に設けた熱風洩出部(例えば
ジッパ−6をボタン止めにし密閉手段兼洩出部とする)
から少しずつ外へ逃げる。外へ洩れる量と送風機の送風
量とが均衡するようにしてあシ、大きな不織布/に対し
ても、比較的小さな容量の加熱送風機デで足りる。その
所要時間も通常、数分で足シ、第1図に鎖線で示すl′
のように、不織布lは当初の体積に復元する。
このように復元した不織布lの体積は、加熱袋jから出
ても変らず、かさ高不織布不来のふくらみを、はy10
0%取戻している。
以上、一実施例について説明したが、この発明はその要
旨を変えることなく、実施条件、担当者の工夫等により
多様に変化、応用が可能である。例えば体積縮小したか
さ高不織布lを発送する際、これを包む包装袋として、
上述の加熱袋3の働きをし得るものを使用すれば、配送
先に加熱袋よの用意がなくても、その包装袋を使い、家
庭用ドライヤーを加熱送風機tの代用とし、受台りに代
わる桟を二、三不、床に並べる事により、この発明を実
施する事ができる。
気密袋コ、加熱袋Sの材質、形状も、その作用を失わぬ
限シ、多様に変シ得る。
〈発明の効果〉 この発明は湿気を含まない新しいかさ高不織布を、袋内
真空吸引により縮小して配送し、袋内熱風加熱により短
時間で、はy完全に体積を復元する方法を開いた。
これにより配送が容易で安価になるほか、従来繊維から
湿気を取シ除く事により、そのふくらみを取シ戻すと考
えられた熱風加熱が、湿気を含まず、たソ圧縮により折
曲げ押つぶされた繊維に対しても、大きな復元力を与え
る事を実証した技術的効果は大きい。
また、この発明の装置は、上記方法実施のための設備、
特に重要な加熱袋が、単なる袋でありながら構築された
専用加熱室に劣らない働きをするだめの設備仕様を明示
した。すなわち、不織布を納めた加熱袋を受台に載せ、
浮かし支えるようにしたから、熱風が不織布下面にも十
分に回シ、全表面から均等に熱気が不織布へ滲透する。
また加熱袋を通気性にし、袋全体がふくらまされた後、
熱気の洩出量と送風量とを均衡させるようにしたから、
加熱袋を比較的弱い材料で作っても、内圧で破れるおそ
れなく、加熱送風機は過熱のおそれなく、比較的小容量
のもので足シるのである。そして、この熱風による不織
布の体積復元速度は、通常、数分間で100%復元を得
られるので、従来、全く考えられなかった速さである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置一実施例の立面説明図、第2図以
下はこの発明方法の説明図で、第2.3図は新しいかさ
高不織布を巻込み、気密袋に詰めた状態の立面図と側面
図、第4.5図はその気密袋を真空吸引して不織布を縮
小させた状態の立面図と側面図である。 /・・・かさ高不織布、コ・・・気密袋、3・・・真空
吸引管、!・・・加熱袋、1・・・密閉手段、り・・・
受台、り・・・電熱式加熱送風機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)かさ高不織布の配送に際し、 配送前に不織布を折込み又は巻込んで気密 袋に詰め、その袋内を真空吸引して、体積を縮小させ、
    袋を閉じて送り出し、 到着後、袋から出した上記不織布を通気性 ある加熱袋に納め、上記不織布に害のない高温域の熱風
    を、上記加熱袋全体をふくらまし続ける流量で、数分な
    いし数十分間吹込んで、不織布の体積を復元させること
    を特徴とするかさ高不織布の圧縮復元号法。
  2. (2)配送のため折込み又は巻込んで圧縮されたかさ高
    不織布の体積を復元する装置であって、復元した体積の
    上記不織布を収容し得る容 積で、それを取出し得る出入口と、熱風吹込口とをもつ
    加熱袋、 この加熱袋ごと不織布の下面を浮かし支え る受台、 上記袋出入口の密閉手段、及び 上記熱風吹込口に取付ける電熱式加熱送風 機を備え、 上記加熱袋は上記不織布と同等以上の耐熱 性を有し、上記送風機により袋全体がふくらまされた後
    、袋の外へ洩れる熱気の量と上記送風機の送風量とが均
    衡する通気性をもつ袋である事を特徴とするかさ高不織
    布の圧縮復元装置。
JP30379286A 1986-12-22 1986-12-22 かさ高不織布の圧縮復元方法とその装置 Pending JPS63159572A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5499379A (en) * 1988-06-30 1996-03-12 Hitachi, Ltd. Input/output execution apparatus for a plural-OS run system
JP2008149156A (ja) * 2001-06-08 2008-07-03 Uni Charm Corp 吸収性物品およびその製造方法
WO2019065735A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 Spiber株式会社 繊維又は布帛の製造方法

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