JPS63159321A - 調節ペプチドの非経口用デポ製剤およびその製法 - Google Patents

調節ペプチドの非経口用デポ製剤およびその製法

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JPS63159321A
JPS63159321A JP62249100A JP24910087A JPS63159321A JP S63159321 A JPS63159321 A JP S63159321A JP 62249100 A JP62249100 A JP 62249100A JP 24910087 A JP24910087 A JP 24910087A JP S63159321 A JPS63159321 A JP S63159321A
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JP
Japan
Prior art keywords
release
poly
active compound
hydroxybutyric acid
calcium acetate
Prior art date
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Pending
Application number
JP62249100A
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English (en)
Inventor
ライナー・フムケ
ハインツ‐リユーデイガー・ザイデル
ヴオルフラート・フオン・レヒエンベルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は活性化合物としての調節ペプチド、生物学的に
分解されうる担体物質としてのポリ−D −(−) −
3−ヒドロキシ醋酸、および活性化合物の放出に影響す
る助剤としての酢酸カルシウム−グリセリン付加物を含
有する非経口用デポ製剤、それら製剤の製法、ならびに
調節ペプチドおよびポリ−DI−)−3−ヒドロキシ酪
酸を含有する非経口用デポ製剤からの活性化合物の放出
に影響させるための前記付加物の使用に関する。
放出が調節され遅延された医薬製剤を治療上使用するこ
とは活性化合物の放出が遅延されてないものに比較して
しばしば好都合であることが明らかであり、それにより
血中レベルが動揺する代りにより長期持続性で均一なレ
ベルが得られ、かつ投与頻度が減少されることになる。
特に非経口投与においてはデポ製剤形により治療が簡単
になるかまたは、例えばペプチド構造を有する活性化合
物を使用する場合のように、はじめて意味が出てくる。
製剤形からの活性化合物の放出を調節するためには、活
性化合物を例えば重合体膜で包囲するかまたは重合体中
に埋め込むことができる。
その場合、活性化合物が放出されたのちのデポ製剤の後
程の除去が不必要となる、生物学的に分解されうる重合
体を使用することが非経口投与にとっては好都合である
生物学的に分解されつる重合体に基づき活性化合物の放
出が一定したかがる非経口用デポ製剤はすでに記載され
ている。例えばヨーロッノ々特許出願公開第0.133
,988号にはLH−RH類似体であるプセレリンアセ
テートのような調節ペプチドを、ポリ−5−ヒドロキシ
酪酸がら構成される生物学的に分解されうるマトリック
ス中に含有するインブラントできる製剤が記載されてい
る。このインブラントからペプチドが何週間にもわたり
一定して放出される。
前記特許出願に記載されるインブラント製剤は直接かつ
個々に圧縮することKより得られる。
それゆえこの方法は煩雑で時間がかかる。
製法の実質的な簡便化は、ペプチドおよびポリ−3−ヒ
ドロキシ酪酸を混合しそしてこの混合物を顆粒形成させ
ることKある。その際形成された自由流動性顆粒は適宜
連続的に圧縮されうる。しかしながら、混合、顆粒形成
および圧縮により調製された製剤は何ら均一な放出を示
さないことが確認された。
今、混合、顆粒形成および圧縮により調整された非経口
用のペプチド含有デポ製剤における均等なまたはほとん
ど均等な放出は、も°う−っの助剤、すなわち酢酸カル
シウム−グリセリン付加物を添加することにより達成さ
れうることが見出された。
この付加物の両成分は生理学的に受容されつる。このカ
ルシウム−グリセリン付加物は式■で示される酢酸カル
シウム1モルとグリセリン2モルとの間の分子化合物で
ある〔例えばChemical Abstracts 
52、!1582  a (1958)参照〕。
文献記載の方法に従い、グリセリン2モルと01〜C5
−アルコール好ましくはメタノールとの混合物に温時酢
酸カルシウム1モルを加え、この混合物を沸点まで加熱
し、次に冷却しそして付加物を分離することにより、付
加物が得られる。
酢酸カルシウム−グリセリン付加物は非経口用デポ製剤
からの活性化合物の放出に影響を与える。それゆえ本発
明は、活性化合物とじ【の調節ペプチド、生物学的に分
解されつる担体物質としてのポリ−D −(−) −3
−ヒドロキシ酪酸、および活性化合物の放出に影響する
助剤としての酢酸カルシウム−グリセリン付加物を含有
する非経口用デボ製剤に関する。本発明はさらに前記製
剤からの活性化合物の放出に影響を与えるための付加物
の使用にも関する。
非経口用デボ製剤なる用語は、本明細書においては種々
の形態のインブラン)可能なまたは注射可能な固形製剤
を意味する。
ペプチドホルモンとしても表示される調節ペプチドは生
理学的に活性な内因性ペプチドである。これらは例えば
水および低分子アルコール中に良好に溶解する。本発明
によるデポ製剤中に含有されうる代表的なものをあげれ
ば、オキシトシン、パップレシン、副腎皮質刺激ホルモ
ン、フロラクチン、黄体化ホルモン放出ホルモン(La
−RH)、インシュリン、グルカゴン、ガストリン、セ
クレチンおよびソマトスタチンである。調節ペプチドに
はそれらの類似体およびそれらの生理学的に受容されつ
る塩も包含される。これら製剤はプセレリン(buse
relin )またはプセレリンアセテートを含有する
のが好ましい。
ポリ−D−(−13−ヒドロキシ酪酸は微生物により得
られる重合体である〔例えばJ、 N。
Baptist氏他のspa Transaction
s 、1964年10月第245〜250頁参照〕。そ
の分子量は25.000〜1.00へ000の範囲にあ
る。
本発明による製剤中におけるペプチドの含量は、総重量
に基づき0.05〜15%、好ましくは0.1〜10%
である。
本発明による製剤中における付加物の割合は、総重量に
基づき1〜30%、好ましくは2〜10%である。
デポ製剤の製造において酢酸カルシウム−グリセリン付
加物を添加すると活性化合物の所望の均一な放出が得ら
れる。デポ製剤が時期尚早に消費されて、長期持続性処
置に際して短い間隔で置換されねばならない事態は阻止
される。
酢酸カルシウム−グリセリン付加物により活性化合物の
放出に影響を与えることは、デポ製剤の多孔度を高める
ことによりなされる、何故ならこの付加物は溶出させる
ことにより良好な水溶性を有する物質として放出される
からである。その際デポ製剤中におけるペプチドの割合
が高い場合はそれと競合し、従つ【当初のペプチドの放
出が減少しそして放出プロフィルが均一な経過をたどる
方向にシフトされる。
活性化合物量が低い場合は、酢酸カルシウム−グリセリ
ン付加物の添加は総じて多孔度が充分になってはじめて
作用を及ぼすもので、このことは充分な、すなわち生体
内で効果が現われる活性化合物放出が行われる結果とな
る。デポ製剤中におけるペプチドの割合の如何に応じ、
2〜3日から数週間までの放出時間が得られる。
デポ製剤中における調mペプチドおよび酢酸カルシウム
−グリセリン付加物の適当な割合を選択することKより
、放出速度および放出期間を制御することが可能である
。それゆえ非経口用デポ製剤中における酢酸カルシウム
−グリセリン付加物の使用は活性化合物の放出を制御す
るための価値ある方法である。
本発明はさらに調節ぼプチドの放出を制御するための非
経口用デポ製剤の製法にも関する。
かかるデポ製剤の製法は、活性化合物ペプチド、酢酸カ
ルシウム−グリセリン付加物およびポリ−5−ヒドロキ
シ酪酸を緊密に混合し、この混合物を適当な溶媒例えば
メチレンクロライドを用いるかまたは有機溶媒中のポリ
−3−ヒドロキシ酪酸の溶液を用いて顆粒形成させたの
ち成形体に圧縮することを特徴とする。
圧縮物は全く異なる形態、例えば円筒形、小棒状および
小°板状を有することができ、そして埋込むかまたは注
射(例えばトロカールを用いて)されうる。ヨーロッパ
特許−A−0,133,988号によるインブラントと
対照的に、近代的機械での成形体への圧縮は連続的に行
うことができる、何故ならこの顆粒は良好な流動性質を
有するからである。従ってこの方法はすでに記載された
ものよりかなり経済的である。
以下の実施例により本発明を説明する。
実施例 1 インブラント錠剤のm@ 混合、メチレンクロライドを用いる顆粒形成、および圧
縮により、プセレリンアセテート5η1酢酸カルシウム
−グリセリン付加物5■およびポリ−3−ヒドロキシ酪
酸40■からなるインブラント錠剤を調製した。
活性化合物の放出はpH7,4の緩衝液中において付加
物を含有しないインブラントと比較して測定し、その際
媒体(2−)は毎日交換した。放出割合は第1.7.1
4日目等のみに測定して下記の値が得られた。
第 7日日   192pg1日    189μg/
日第14日目   151μI/日     86μg
/日第21日目    98 pE//日     1
2μg/日第28日目    49μg/日 付加物を含有する製剤は、動物に有効なプセレリンレベ
ルを4a間以上適正に維持せしめることができる。
実施例 2 インブラント錠剤の調製 実施例1の記載と同様にして、ゴナドレリン50μsお
よび酢酸カルシウム−グリセリン付加物2.5■を含有
する、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸からなる50■の重さ
のインブラント錠剤を調製した。
活性化合物の放出はpH7,4の緩衝液中で測定した。
比較物としては付加物を含有しないインブラント(実施
例1記載のようにして調製)を使用した。放出割合は下
記のとおりであった。
第1日月    4.72μ9    45.5ng第
2日目    1.97/j、!i’     1t6
ng第3日目    2.431’9     7.4
n9第4日目2.29/’、!i’     <i  
n、!i’第5日目日日  1.38μg 付加物を含有するインブラントを用いて、無周期性の羊
に排卵を惹起させることができる。
特許出願人  へキスト・アクチェンゲゼルシャフト外
2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)活性化合物として調節ペプチドをそして生物学的に
    分解されうる担体物質としてポリ−D−(−)−3−ヒ
    ドロキシ酪酸を含有しており、活性化合物の放出に影響
    する助剤として式 I ▲数式、化学式、表等があります
    ▼ を有する酢酸カルシウム−グリセリン付加物を含有する
    ことを特徴とする非経口用デポ製剤。 2)活性化合物としてブセレリンまたはブセレリンアセ
    テートを含有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の非経口用デポ製剤。 3)調節ペプチド、酢酸カルシウム−グリセリン付加物
    およびポリ−D−(−)−3−ヒドロキシ酪酸を緊密に
    混合しそしてこの混合物を適当な溶媒を用いるかまたは
    有機溶媒中のポリ−D−(−)−3−ヒドロキシ酪酸の
    溶液を用いて顆粒形成させたのち成形体に圧縮すること
    を特徴とする、非経口用デポ製剤の製法。 4)活性化合物としての調節ペプチドおよび生物学的に
    分解されうる担体物質としてのポリ−D−(−)−3−
    ヒドロキシ酪酸を含有する非経口用デポ製剤からの活性
    化合物の放出に影響を与えるための酢酸カルシウム−グ
    リセリン付加物の使用。
JP62249100A 1986-10-02 1987-10-01 調節ペプチドの非経口用デポ製剤およびその製法 Pending JPS63159321A (ja)

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DE3633551 1986-10-02
DE3633551.7 1986-10-02
DE3642662.8 1986-12-13

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