JPS63159209A - 結晶質メタ燐酸カルシウムナトリウム繊維の製造方法 - Google Patents

結晶質メタ燐酸カルシウムナトリウム繊維の製造方法

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JPS63159209A
JPS63159209A JP62309372A JP30937287A JPS63159209A JP S63159209 A JPS63159209 A JP S63159209A JP 62309372 A JP62309372 A JP 62309372A JP 30937287 A JP30937287 A JP 30937287A JP S63159209 A JPS63159209 A JP S63159209A
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    • C01B25/00Phosphorus; Compounds thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分呵〕 本発明は結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウムatu
iのWA造方法に関する。特に、本発明はアスベスト状
結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊維の製造方法
に関する。そのような繊維は、アスベストのような形態
及び外観をもち、少なくとも!0、好ましくは少なくと
も50の平均アスペクト(aspect)比及び約0.
5μmから約20μ輪の平均直径を示すことを特徴とす
る。
アスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊
t1は、匠史的にアスベスト及び他の耐久性無81繊x
r1が、無機繊t1質絶縁体及び補強材料として用いら
れてきた多くの用途で、代替繊維として用いるのに適し
ていてる。
〔従来の技術〕
多くの耐久性無機織kl、例えばアスベスト、ガラス繊
維は、種々の用途で用いられている。そのような用途の
中で一般的なものは、プラスチック、a脂、天然及び合
成エラストマー等の如き有機重合体材料との複合体であ
る。そのような複合体は、床タイル、ガスゲット、プレ
ー−ffm打ち、クラッチ表面、及び工業及び家庭で一
般的に見られる数多くの他の物品を製造するのに用いら
れている。
前述の用途でm fi 41 II!材料としてアスベ
スト及びガラス繊維の如き耐久性無機繊維を使用するこ
とは、−mに濶足な性能を与える。しかしそのような繊
維材料はある欠点も有する0例えば、そのような繊維材
料の多くは、特にアスベストは2作業者及び一般的公衆
を潜在的に重大な健康rrr1題にさらすことが判明し
ている。小さなアスベスト繊維を吸い込むと、それらの
繊維が肺、癲痕肺組織にZmし、アスベスト症として知
られている病気をでき起こし、多くの呼吸器問題を起こ
したりすることが決定されている。 長い1g1間に亘
ってアスベストを吸い込むことは、肺癌と同様中皮腫と
して知られている肺内部組織の癌を万き起こすことが次
第に明らかになってきている。数多くの池の耐久性無機
1a維、例えばアルカリ金属チタン酸塩も、そのような
繊維を使用している人たちの間に同様な健康問題を惹き
起こす疑いをもたれている。更に、多くのp#、機織t
、1は、水、希釈酸或は希釈アルカリに容易に溶け、そ
のことがそのようなm維の有用性を制約している。
従って、無機繊維材料の存在を必要とする用途で、水、
希釈酸又は希釈アルカリに容易には溶けず、そのような
材料にさらされる人たちに不当な健康問題を与えない、
絶縁繊維及び補強繊維として用いるのに適した無機繊維
材料に対する大きな需要が存在する。アスベスト状結晶
質メタa酸カルシウム ナトリウム繊維は、これらの要
件の各々を満足する。
アスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊
維の独特な特徴は、そのような繊維にさらされる人たち
に甚だしい健康問題を与えることがない原因と考えられ
るポリ燐酸塩主鎖が存在していることである。勿論、ポ
リ燐酸塩鎖は生物分解性であることが知られている。そ
のようなものとして、耐久性無機繊維とは対照的に、ア
スベスト結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウムのポリ
燐酸塩主鎖の酵素補助加水分解による生物学的分解は、
その溶解を促進するため生体内で起きるものと考えられ
ている6次に、得られたカルシウム、ナトリウム及び無
igJa塩は、細胞の正常な生化学的のきで用いられる
アスベスト状結晶質メタfilカルシウム ナトリウム
繊維の製造方法は、当分骨で知られている。
米国特許第4,346,028号には、そのような繊維
及びその*n方法が記載されている。その方法は、約1
5モル%〜約30モル%酸化すl・リウム(N a 2
0 )、約48モル%〜約60モル%五酸化燐(Pas
s)及び約20モル%〜約37モル%酸化カルシウム(
Cao )のモル%比を有する、酸素、カルシウム、燐
及びナトリウムの原料の混合物を形成し、得られた混合
物をメタ燐酸カルシウム ナトリウムの融点より低い温
度に、メタ燐酸カルシウム ナトリウムの塊を形成させ
るのに充分な時rr:Jw1持し、そしてそれら塊を繊
維化してアスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウム ナト
リウム繊維にすることからなる。
従来法の方法によってylJ3aされたアスベスト状結
晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウム結晶上は、;口さ
れた最終日的用途にとって有効であるが、バッチti 
(ヤ、半連続的操作又は連続的操作に容易に適用できる
方法は、どんな商業的規模での操作でも一層大きな効率
を与えるであろう、従って、−暦効果的にアスベスト状
結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊オ、1を製造
する新しい又は改良された方法を定めるための研究努力
が依然として継続されている0本発明の発見はそのよう
な方法を与えるものであり、従って、アスベスト状結晶
質メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊維技術で、決定的
な進歩を与えるものと考えられる。
〔本発明の要約〕
本発明の目的は、バッチ操作、半連続的操作又は連続的
操作に容易に適用できる、アスベスト状結晶質メタ燐酸
カルシウム ナトリウムiamの製造方法を与えること
である。
本発明の更に別の目的は、少なくとも10、好ましくは
少なくとも50の平均アスペクト比、及び約0.5μ蒙
〜約20μmの平均直径を示すことを特徴とする、アス
ベスト状結晶質メタ燐酸カルシウムナトリウム繊維の製
造方法を与えることである。
これら及び、以下の記載から明らかになる他の目的を、
それらの利点と共に達成するため、(a)水性媒体中に
、屹燥基準で、Cao / N ag。
モル比が約1.60〜約2.00になるようにして、約
24.0−34.0/12.0−18.0150.0−
60.0のCa○/Na、O/P、O,モル%比を4え
るのに充分な割りでCab、NlI20、及びP 20
 sのための原料を一緒に入れ、固相と水性液相を含む
湿潤混合物スラリーを形成し、 (b)結晶形成・成rc領域中で、基体メタ燐酸カルシ
ウム ナトリウム結晶上に前記湿潤混合物スラリーを、
前記水性液相を除去し、前記基体結晶上に前記固相を付
着させ、前記固相イ・1着物と基体結晶との間に同一方
向に配向した連続的結晶形成・成長を行させるのに充分
な条件で分散させ、それによってメタ燐酸カルシウム 
ナトリウムの生成物結晶を形成し、そして (c)前記メタ燐酸カルシウム ナトリウムの生成物結
晶をmta化し、アスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウ
ム ナトリウム繊維にする、諸工程からなるアスベスト
状結晶責メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊維の製造方
法が与えられる。
〔好ましい態様についての記述〕
本発明によれば、アスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウ
ム ナトリウム繊維の製造方法が与えられる。無?ff
i !Jl 雄材料の存在を必要とする用途で、絶縁t
a維及び補強繊維として用いるのに適したそのようなt
a維は、 (a)水性媒体中に、乾燥基準で、Cgo / N a
zOモル比が約1.60〜約2.00になるようにして
、約24.0−34.0/ 12.0−18、.0/ 
50.0−60.0のCab/N a20 / P t
o sモル%比を与えるのに充分な割合でCao 、 
N a20、及びP x Osのための原料を一緒に入
れ、固相と水性液相を含む湿潤混合物スラリー乙形成し
、 (b)結晶形成・成長領域中で、基体メタ燐酸カルシウ
ム ナトリウム結晶上に前記湿潤混合物スラリーを、前
記水性液相を除去し、前記基体結晶上に前記固相を(=
f着させ、前記固相付着物と基体結晶との間に同一方向
に配向した連続的結晶形成・成長を行させるのに充分な
条件で分散させ、それによってメタ燐酸カルシウム す
l〜ツリウム生成物結晶を形成し、そして (c)前記メタ燐酸カルシウム すトリウムの生成物結
晶を繊維化し、アスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウム
 すl〜ツリウム維にする、諸工程からなる方法によっ
て製造される。
アスベスト結晶質メタ燐酸カルシウム すトリウム繊維
は、高分子量の[CaN a(P O3)lコn(式中
、nは繰り返しCaN a(P O3)2単位の数を表
す)である。本発明の方法によって作られたm維は、少
なくとも10、好ましくは少なくとも50のアスベクI
−比(長さ対平均直径比、L/D >、及び約0.5μ
m〜約20μ鴫、好ましくは約1)tva〜約10ノを
面の範囲の平均直径を示す。
本発明の方法で用いるのに適した成分原料は、希望のア
スベスト状結晶質メタ燐酸カルシウムナトリウムuni
を生ずる原料である。アスベスI・状メタ燐酸カルシウ
ム すl・リウム88131の元素組成、即ちその乾燥
基準で、酸化カルシウム(Cao )/ a 化f ト
!J ’7 ム(N a 20 ) /五酸化燐(P 
20 s)m成当皿に関しては、約24.0〜約34.
0のCaO1約12.0〜約18.0のNa2O、及び
約50.0.約60.0f17)P 20 s、即ち、
約24.0−34.0/12.0−18.0150.0
−60.0のCaO/NtzO/P2O5モル%比で、
CaO/NazOモル比が約1.60〜約2.00にな
るようにした成分原料が2−貫して希Sのアスベスト状
結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊維を生ずるこ
とが見出だされている。乾燥基準で、約29.0−34
.0/ 16.0−18.0/ 50.0−53.0ノ
Cao / N 130 /P 20 sモル%比で、
Cab/Nanoモル比が約1.80・〜約2.OOで
ある組成に相当する組成を有する成分原料を用いるのが
好ましく、CaO/ N ag。
/ P 20 sモル%比が約30.0−33.0/、
16.5−17.5150.5−52.5で、前に示し
たようにCab/Nanoモル比が約1,80〜約2.
00である組成が最も好ましい。
一般に生成物結晶、及び最終的なアスベスト状メタ燐酸
カルシウム ナトリウム繊維中のCaO/ N a O
/ P ! Osモル%比は、結晶化キルン(結晶形成
・成長領域)に導入され、メタ燐酸カルシウム ナトリ
ウムの基体結晶上に分散された湿潤混合物スラリー中の
Cn O/ N a 20 / r’ 201モル%比
によって決定される。典型的には、生成物結晶及びアス
ベスト状メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊維のための
平均Ca O/ N a z O/ P 20 sモル
%比及びCao / N a20モル比は、それぞれ約
32.30−32.70/ 16.90−17.20/
 50.25−50.60及び約1.80−2.00の
範囲にあり、それに対し、理論的モル%比及びモル比は
33.33/16.67150.00及び2.OOであ
り、従って、生成物結晶及びアスベスI・状メタ燐酸カ
ルシウム す1−リウム繊帷中、CaOの;に対しNa
zO及びP2O,が過剰にあることを示している。
生成物結晶(ここでは結晶質メタ燐酸カルシウム すl
・リウム及びメタ燐酸カルシウム ナトリウム結晶質と
しても言及される)及び前述の如く、アスベスト状結晶
質メタ燐酸カルシウム すトリウム繊維のCao 、 
N a20、及びP2O,m成力コは、上記Ca O/
 N a ! O/ Pz Osモル%比及びCao 
/ N azoモル比が達成されている限り、当業名に
知られた任意の数の成分原料によって与えることができ
る、生成物結晶及びアスベスト状結晶質メタ燐酸カルシ
ウム ナトリウム繊維にとって、炭酸塩イオン、水酸化
物イオン及び燐酸塩イオン以外の陰イオンの存在を最小
にすることが望ましい、何故ならTa酸塩イオン、ハロ
ゲン化物イオン等の如き陰イオンが成分原料中にv&量
より多く存在すると、生成物結晶の生成に悪影響を及ぼ
す傾向があるからである。簡単のため、成分原料は、こ
こではCaO、NIL!O1及びP2O,のための原料
として言及されるであろう。
CaOのための適切な原料には、燐酸カルシウム及び、
炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム及
びそれらの混合物の如き塩基性カルシウム含有材料が含
まれる。水和石灰としても知られている水酸化カルシウ
ム[Ca(OH)2]が、容易に入手でき、他の原料と
水性媒体中で容易に混合することができ、生成物中に余
計な陰イオンをもたらすことがないので、−mに好まし
い。
N a 20の原料として用いるのに適した化合物には
、オルト燐酸ナトリウム及び、メタ燐酸塩及びピロ燗酸
塩等の如く少なくとも一つのP−〇−P結αを有する縮
合燐酸塩、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等が含ま
れる。Cll0原料として水酸化カルシウムが好ましい
ことについて述べた理由と同様な理由から、水酸化ナト
リウム(N go IT )がN a 20原料として
好ましい、Na2o!l”lとして水酸化すトリウムを
使用することから得られる利点には、その入手のし易さ
、水性媒体中での混合のし易さ、及び混合操作中Slま
しくない泡の形成が、仮えあったとしても、極めてわず
かなことが含まれる。
p、o、のための代表的な原料には、五酸化燐、オルト
燐酸塩及びオルI−燐酸二水紫ナトリウム、オルト燐酸
水素二ナトリウム、オルトル1酸三ナトリウムの如きオ
ルト燐酸塩、ピロ燐酸及びポリ燐酸の如き縮合燐酸、縮
合g4酸のナトリウム塩が含まれる。これらの材料の中
で、オルト燐酸(1’r ! P O4)が好ましく、
85%I(3PO,が最も好ましい、 Cao 、 N
 al○、及びP x Osに適した他の原料には、乾
燥基準で、上述のCa O/ N a z O/220
5モル%比に等しい組成を有する化合物又はそれら化合
物の混合物、例えばオルト燐酸カルシウム ナトリウム
及びピロ燐酸カルシウム ナトリウムが含まれる。
Cao 、 N a70、及びP2O,のための原料の
純度は、生成物結晶の収率及び、最終的にはアスベスト
結晶貰メタ燐酸カルシウム ナトリウム!J11維の収
率がT!!、d ’5を受けないようなものでなければ
ならない、有利には、望ましくない不純物の水準を制御
するため試薬級の材料を用いることが望ましい。
メタ燐酸カルシウム ナトリウムの生成物結晶を製造す
る最初の工程は、乾煤基準で、Cab/N a20 /
 P 、O、モル%比が約24.0−34.0/ 12
.0−18.0/ 50.0−60.0で、Ca O/
 N II 20モル比が約1.60〜約2.00、好
ましくは夫々的29.0−34.0/16.0−8.0
150.0−53.0及び約1.80〜約2.00にな
るようにするのに充分なγI合で、CaO1Na、Ol
及びp、o、のための原料を一緒にすることを含む。
成分原料を、水性媒体、通常水中にスラリーすることに
より混合する。−最に、全固形物濃度(Cab、Naz
Ol及びP 20 s (’) N度の合計)が約40
〜約70重呈%、好ましくは約45〜55重置%である
湿a?I混合物スラリーを与えるのに充分な水を用いる
のが好ましい、湿潤混合物スラリーを製造するための混
合操作中、水性混合物を、(、)泡形成、(b)過度の
水損失、及び(c)湿潤混合物スラリーのCa○/ N
 a 20 / P 20 sモル%比、Cao / 
N a20モル比及び(又は)固相含有量にいずれもi
影響を及ぼすことがある3:J酸二水素すトリウム及び
燐酸水素カルシウムの選択的結晶化を防止(又は抑制)
するのに充分な温度に維持するのが好ましい、−r 最に、好ましい温度範囲は約40″C〜約鰐℃の範囲に
ある。
CaO/Na、O/P、0.湿潤混き1勿スラリーを形
成したのに続き、その湿潤スラリーを、結晶形成及び成
長が上で行なわれる基体として働くメタ燐酸カルシウム
 すトリウム結晶の上に分散させる。好ましい態様とし
て、湿潤混合物スラリーは、結晶形成・成長領域中で五
体メタ3X4酸カルシウムナトリウム結晶上に、水性液
相を除去し、基体結晶上に固相層を付着させるのに充分
な条件で分散させる。この操作中、固相付着物と基体結
晶との間に同一方向に配向した結晶の形成及び成長が起
き、メタ燐酸カルシウム ナトリウムの生成物結晶を生
ずる。
最初に供給した基体結晶は、希望の結晶形成・成rc頭
域が行なわれる必要な核及び(又は)表面を与えるが、
一度び次の結晶形成が行なわれるとそのような次の結晶
も、結晶形成・成長のための付加的核及び(又は)表面
を与える働きをすることは当業名には認められるであろ
う、このようにして、混合物スラリーが結晶形成・成r
c領域に結晶形成・成長条件下で供給される限り、メタ
燐酸カルシウム すI・リウムの生成物結晶の生成が連
続的なやり方で進行する。
本方法で用いられる結晶形成・成長条件はかなり広い範
囲以内で変えることができる。しかし本方法は、温度が
固相付着物又は層と基体結晶との間で結晶形成・成長を
起こすのに充分でなければならないが、同時に基体結晶
又は固4111のいずltかを大きくteaするには不
充分でなければならないと口う意味で温度「衣存性であ
ることは、;2ぬられるであろう、適当な温度は一般に
約550℃・−約720℃の範囲にあるであろう、しか
し好ましい範囲は約680℃〜約720℃の範囲であり
、685℃〜約705°Cであるのが特に好ましい、そ
のような好ましい温度では、生成物結晶の生成速度は合
理的に速く、阪えあったとしても盟ましくない副生成物
の形成は極めてわずかしか起きない。
しかし与えられた湿潤混合物スラリーからメタ燐酸カル
シウム ナトリウムの生成物結晶を製造するのに用いら
れる特定の温度は、ある程度基体結晶と固相付着物の溶
融開始温度に依存するであろうことは:2められるであ
ろう、このことは今度は、乾燥基準で湿潤混合物スラリ
ーのCab/Na2O/ P 208モル%比に依存す
るであろう8例えば、p 2o 、がモル%基準で50
.00モル%に等しい理論的組成より、少なくとも約8
%から約10%過剰になる旦で存在する場合、結晶形成
・成長過程は、全有効温度範囲に亘る温度、即ち約55
0℃〜約720℃の温度で容易に行なうことができる。
一方、29.0−34.0/ 16.0−8.0150
.0−53.0の好ましいCao / N a2o /
 P to sモル%比では、約680℃〜約720℃
の温度を用いるのが便利である。しかし約680℃〜約
720℃の温度が好ましく、約685℃〜705°Cの
温度が最も好ましい。
従って、本発明の理論によ−)て拘束されたり、或は本
発明を何等かのやり方で限定することは望まないが、前
述の温度で基体結晶及び固相付着物の初期溶融が、連続
的な固体−固体溶解及び結晶化の発展過程によって結晶
形成・成長を万き起こすように、起きているものと考え
られる。しかしメタW ’f、j2カルシウム ナトリ
ウムの生成物結晶が生ずる過程又は段階の実際の81椙
の如何に拘わらず、その過程はここでは便宜上結晶形成
・成長として“Z及され、本発明の結晶形成・成長工程
が行なわれる全ての可能な機構的経路を含む意味をもつ
ものである。
結晶形成・成長工程を完了させるのに必要な時間は、狭
く限定されるものではなく、用いられる温度及び’XM
 Tlの]頴の他、C’aO/ N a20 / P 
20 sモル%比、CaO/NazOモル比、固相倉有
星及びメタ3:JUカルシウム ナトリウムの基体結晶
への湿潤混合物スラリーの分子!、速度に依存するであ
ろう、しかし、一般に約3時間〜約15時間、通常的3
.5時間・〜約4.5時間の結晶形成・成長領域(結晶
化キルン)中の名目上の滞留時間で充分であり、特に好
ましい温度では充分である。
結晶化キルンからの放出即ち回収に続く取り扱いの便利
さのため、メタ燐酸カルシウム ナトリウムの生成物結
晶を、後のta ta化のため外囲温度(室温)まで冷
却する。生成物結晶は研摩、粉砕、水層、すりつぶし、
ミル掛は等の如き従来の方法で繊(1化することができ
る。一般に好ましい具体例として、生成物結晶は空気分
粒ミル或は空気ジェットミルで乾式粉砕することにより
tilt t、l化される。 本方法は、バッチ操作、
半連続操作又は連続操作に逍している。六Tましい態様
として、結晶形成・成長工程は、合理的な時間内で希)
の;の必要な材料を入れるのに適した大きさの、実質的
に水平に配置された内部加熱回転結晶化キルンで行なわ
れる。更にそのようなキルンは、温度調節手段及び、そ
の結晶化キルンの結晶形成・成長領域中のメタ燐酸カル
シウム ナトリウムの基体結晶の予め存在していた床の
上に、湿潤混合物スラリー−を付加/分散させる速度を
調節するための手段をもつべきである。得られたメタ燐
酸カルシウム ナトリウム生成物結晶は(取り扱いを便
利にするため冷却した後)、繊維化して繊維にするため
ミル掛は装置中へ供給する。半連続操作では、湿潤混合
物スラリーは、周期的に湿潤混合物スラリー供給材料容
器へ導入し、基体メタ燐酸カルシウム ナトリウム結晶
上に分散させ、周期的に中断して湿潤混合物スラリー供
給材料容器への導入及び(又は)結晶化キルンからのメ
タ燐酸カルシウム ナトリウムの生成物結晶の除去及び
(又は)繊維化ミルへの導入を行う、一方連続的操作で
は、そのような周期的な中断は自動化により除かれるで
あろう、 前述の如く、本発明の方法によって製造され
るアスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウム
繊維は、葭述の如く、少なくとも10、好ましくは少な
くとも50の平均アスペクト比及び約0.5μ騰〜約2
0μm、好ましくは約1μm〜約10μ園の範囲の平均
直径を示すことを特徴とする。
そのような繊維は優れた熱的安定性及び不活性性を有す
る。それは水、希釈水酸化ナトリウム及び希釈塩酸中で
の腐食に対し、合理的な抵抗性を有する。
本発明を実施する現在知られている最もよい方法を例示
する次の特別な実施例は、本発明を一層明確に理解し易
くするために詳細に記述されている。しかし、本発明を
適用するその=1細な工明は、好ましい具体例を示して
いるが、単に例示のために与えられているのであって、
本発明を何等限定するものと考えてはならないことは分
かるであろう、何故なら本発明の範囲以内で、種々の変
化及び修正がこのn綱な記述から当業者には明らかにな
るであろうからである。
実施例1 ム1」bl化ま」6仁 結晶化キルンを、内径60.96c鋤(24in)X長
さ121.92cm(48in)ステンレス鋼管から製
造した。その管は、両端に長さ5.08cm(21n)
X高さ13.97cm(5,5in)の排出管を有し、
長手方向の軸が実質的に水平な線に沿って配置され、各
端に必要な供給管を入れるための中心部に位置する33
.02cm(13in)の丸い開口を有しており、a)
長さ93.98c+m(37in) X幅17.78c
m(7in) X深さ12.70cm(5in)のジャ
ケットの付いた水冷された管バーナーで、中心間距離が
6.09ce+(2,41in)[れた14本と13本
の互い違いになった二つの平行なプラストバーナー先端
列を有し、最大圧力2.49X 10クバス力、ル(P
、10inH20)で完全混合比のガス・空気混合物の
最大燃焼速度1.90X 10”ジュール/時(J/時
、1.8×10”II)707時)を与え、しかも結晶
化キルン酸の上1/4 に長手方向がその殻の回転軸に
平行になるように配置されており、バーナー先端がキル
ン酸の回転方向の方に水平及び垂直軸から45°傾けて
、キルン酸の対角線上に位置する下1/4 に入るよう
に向けられている管バーナー;b)長さ71.12cm
(2Bin) X内径2.54cm(1in)のジャケ
ットr−tき水冷ステンレス鋼熱電対複合体で、長手方
向に沿って等間隔に垂直方向に向けて配置した4つのハ
ステロイ(IIasLelloy)C−27G先端耐熱
円筒腕(先端はジャケットが付いていない)を有し[結
晶化キルン酸の4つに等分して想定した領域Z1・〜Z
4(キルン酸の一方の端から他方の端へ順番に数字を付
ける)の各々に対し温度の読み及び制御を与えるため各
領域に一つの熱電対を配置する]、しかも前記管バーナ
ーと平行に且つその下に9t、44cm(36in)の
火炎領域と一致するように配置され、前記耐熱円筒腕が
結晶化キルン酸の回転方向に曲がっていて、キルン酸の
壁に沿って動くようにされているが、キルン酸の壁から
、キルン殻壁と、下のd)に記載するポーリング/スク
レーバー林とによって定められる距離よりわずかに大き
な距離だけ隔てられて配置されている熟;対複合体;c
)長さ91.44cm(36in) X内径2.54c
m(1in)のジャケット付き水冷ステンレス鋼供給管
複合体で、その複合体の長手方向の軸に対し垂直に分岐
したFlからFlまでの7つの番号を付けた0、635
ewi(0,25in)fA給管を有し、それらは全て
同じ方向にそのt!会合体長手方向に沿って等間隔に配
でされており、複合体を通る供給材料の流れを制御する
ために各供給管にそれぞれ不随する7つのソレノイド弁
が取り付けられており(キルンの外側に配置されている
)、キルン殻の環状開口の上174の位置にある前記管
バーt−と平行に、その管バーナーの位置とは反対側に
配置され、管バーナーの91.44c階(36in)の
火炎領域と一致し、その火炎領域に直接供給材[1を導
入できるように配置されている供給管Pih体;d)長
さ116.84cm(46in)X幅10.16cm(
41n)X nさ1.27cm(0,5in)のハステ
ロイC−2764Iで、その一方の端に長手方向に沿っ
て縁と縁の間隔1.905ci*(0,75in)の1
.905cm X 1.905eIII(0,75in
X 0.75in)ノツチを有し、しかも前記管バーナ
ーと平行に配置され、前記管バーナーの下側に取りイ・
1けらした調節可能な腕木によって支えられており、そ
のポーリング/スフレ・−バー棒のノツチf・1き側が
、管バーナーの先端とは反対側の管バーナ・−の所から
キルン殻の内壁に近付くようにF通学、ノツチの最遠点
(頂点)の所で1.905cm(0,75in)、ノツ
チの最近点(谷)の所で約3.81e陣(f、5in)
]配7j、されている棒;及びe)モーター1」動回転
装置;が取り付けられている。
Ωリー瓜罰1立物入1シフ。
6001のスデンレスmi環スラリータンク中に入れた
204.5kg(2,56X 10クモル)の50 !
II 、If1 %水酸化す)・リウム(NaOII)
水溶液に、撹拌及び再循環させながら、204.5kg
(2,69X 10クモル)の水酸化カルシウム[Ca
(011)2]と、均質なスラリーを生じさせるのに丁
度よい粘度を維持するのに充分な水[約300にビ<1
,6)×104モル)]を添加した。然る役、そのスラ
リーを、撹拌及び再循環させながら、[0012ステン
レス鋼タンクに入れた85%オルト燐酸(If −P 
O4)水溶液1020.7kg(8,85X 10’モ
ル〉に添加した。そのタンクには温度を40°C〜95
℃に11持するのに充分な速度で循環する水冷コイルが
取りt・1けてあった。混6が完了I7た挾、その混合
物)試料を取り、Cab/Na2O/P 2osモル%
比を、温度を40℃〜95℃に維持しながら、50重量
%N a 20 H水溶液33.9kg(4,24X 
10”モル)、Ca(OII )J、Okg(1,18
X 102モル)及び85%II 3 P O、水溶液
34.7kg(3,010x !O”モル)を更に添加
することにより調節した。全原料使用量は、Cm(0■
1 )22!3.5ks (2,8XX 10″モル)
、50重量%Na0XN+ffi液238.4kg(2
,98x 10’モル)及び85%11、r’O,水溶
i1に1055.4kg(9,15X 1.O″モルで
あった、得られたスラリーは、約50.7重量%の固形
物を含み、乾燥、2!準での成分のモル%は、31.5
モル%のCaO117,1モル%のNa2O及び51.
4モル%のp、o、であり、CaO/ N 820モル
比は1.84であった。
(り一程茄X−:!uリル飲iLルーンj乙み、−す上
止つ、み。
上記(a)項で記載した結晶化キルンを、1分力たり回
転数(rpm)約7で回転させながら、管バーナ・−に
より680℃〜約720℃に加熱した。最大温度は、熱
電対複合体の・1つの熱;対からの読みに基づき、管バ
ーナーの燃焼速度を調節することにより制御した。上記
<1.)項で述べた湿潤混合物スラリーを、計ユボンブ
により、供給管複合体へ送り、結晶化キルン殻の加nさ
れた表面上に吊型の操作温度を謹持するのに充分な速度
で、一定の木精速度で分散させた(液滴状に)。全分散
状態は、供給管F1・−Flに伴われたソレノイド弁の
連続的な開閉により制御した。結晶化キルン殻の対応側
る領域の番号に関する温度及び供給L・の番号は次J)
通りである: l埃     ■       広uLZI     
TI       Fl、F2Z2     T2  
     F3、F4Z4    T4      F
シ、Flどのり・えられた温度でも、唯一つの供給管に
湿潤混合物スラリーが供給されるようになっていた。
領域71〜Z4の操作温度状態T1〜T4は、それぞれ
、高温領域にf1!われた供給管の相対的稼動時間を1
!1減すること、及び(又は)低温ft域に伴われた供
給管の相対的稼動時間を増減することによリ、互いに2
0℃以内に維持された。初期操作期間中、湿潤混合物ス
ラリーを、加熱したキルン殻壁上に分散させ、乾煙し、
溶融が始まる温度へ加熱し、希望の厚さを有するメタ燐
酸カルシウム ナトリウムセラミック状殻保ヱ裏打ちを
形成させた。
(その厚さは、ポーリング/スクレーバー棒と結晶化キ
ルン殻内壁との間の距離によって決定され、ステンレス
鋼キルン殻壁が腐食しないように保譚し、キルン殻を通
る熱損失を最小にする翁きをする)、一度び希望のキル
ン殻裏打ち厚さ一一最も薄い所[ポーリング/スクレー
パー棒のノツチ付き側ノツチの最遠点(頂点)の所に相
当する]で約1.905c鋤(0,75in)、最も厚
い所[ポーリング/スクレーバー棒のノツチ付き側のノ
ツチの最近点(谷)に相当する]で約3.81cm(1
,5in)−一が得られたら、ポーリング/スクレーバ
ー棒を連続的に裏打ちに接触させ、キルン殻裏打ちから
隔てられ粒状材料[初期溶融温度(680℃〜720℃
、通常平均685℃〜705℃)に維持された]に対し
回転作用を与えるように、キルン殻裏打ちに溝をくり抜
き、かき落すようにした。湿潤混合物スラリーの付加/
分散は、32時間に互って続けられ、18.6kF1/
時(41,OIl+/時)の平均生成速度で合計5.9
6X 107kg(1313,01b/時)のメタ燐酸
カルシラノ、 ナトリウム生成物結晶を生じた。生成物
結晶は[一度び13.97cm(5,5in)排出シュ
ートの境界高さを越えると]、結晶化キルン(結晶形成
・成長領域)から連続的に排出され、その結果、結晶化
キルンでの生成物結晶のT均滞留時間は3.9時間であ
った。メタ燐酸カルシウム すトリウムの生成物結晶は
、32.46/17.14150.40のCao / 
N a20 / P 205モル%比及び1,89のC
a O/ N a t 0モル比をもっていた。
上記(c)項に記載のメタgJ酸カルシウムナトリウム
結晶[外囲温度(室温)に冷却した後コを、空気分粒ミ
ル[ミクロ−プル(M 1kro−pul)  l  
ACM]で、22.OOOrpmの回転子速度、 10
,0OOrp−の分随機速度及び1.42m3/分(s
ort’/分)の空気流量で、乾式粉砕することにより
アスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウム ナトリウム繊
維へ繊維化した。得られたm維は、5.34ffi量%
の平均水溶性物(名称として、非結晶化メタ燐酸カルシ
ウムナトリウムガラスからなると考えられる)分率を含
み、83.2の平均アスペクト比及び1.98μmの平
均直径及び7.14X 10’am”/ gの平均比表
面積をもっていた。
Cυ−痒昨juJL 上記(d)(1)に記載のアスベスト状メタ燐酸カルシ
ウム ナトリウム繊維は、次のようにして特性が決定さ
れた。
平均アスペクト比(長さ/直径)は、次の式(Jl  
を用いて計算された。
アスペクト比(L/D)= [(9,76・V + 72.0)’°’ −11,5
110,244(1)[式中Vは、パンデルカンプ(V
 anderkasp)タップ(T ap)密度試験機
を用い、gA造業者によって与えられた標準操作指示書
に従って決定されたアスベスト状メタ燐酸カルシウム 
ナトリウム1a雄の充填体積(c−’)である] アスペクト比の式は、ミリュウスキー(Milewsk
i>により提案された、データーの二次最小2乗分析か
ら導かれたものであり、嵩密度とアスペクト比    
とを関係づけるものである [’!!Rmと球の充填の
研究」(^5Ludy or the r’ackin
g of Fibers andSpl+eres)、
U++1versiLy  Microfilms、 
 A11 ^razor。
(1973)、p、83参照] 平均繊維直径は式(,2つを用いてコ1算された。
等価円筒状直径=(2/3)(笠洒球状直径)(2つ[
式中、等価球状直径は、フィッシャー(F isl+e
r)サブ−シーブ サイザー(Sub−sieve 5
izer)を用い、製造業者により与えられた標準操作
指示書に従い測定された] 平均比表面精は式(1)を用い、等価球状直径から計算
された。
5=60,000/(d−P)      (3)[式
中、Sはcm2/gでの比表面績であり、dはμ般での
等価球状直径であり、Pはアミンコーラインスロー ボ
リシメーター(八−inco−Winslow I’o
risimeLer)を用いて水銀置換により決定され
たg/es’での真の密度である] 水溶性物分率は次のようにして決定した。 4.0゜の
アスベスト状メタ燐酸カルシウム ナトリウムを200
.0gの水に添加する。得られた混合物を、撹拌しなが
ら90℃へ加熱し、その温度を30分間維持し、外囲温
度(室温)へ冷却し、そして0.45μ鱗のフィルター
を通してろ過する。ろ液を、テクニコン(Tecl+n
 1con)自動分析装置により、製造業者によって与
えられたけ準掻作指示書に従い、CaO1Nano、及
びP t Osについて分析する。
実施例2〜19 多数のメタa酸カルシウム ナトリウム繊維のバッチを
、上記実施例1に記載の結晶化キルン。
手順及び条件を用いて:JQ製した。それらの1alI
iのパラメーターを次の表1に示す。
及−」ニー」えΣy *、 テクニコン白動分析装置を用い、製造業者によっ
て与えられた標準操作指示・書に従って分析された。
ニド、水酸化カルシウム、Ca(OII )aとして。
*、水酸化ナトリウム、Na0II、50ffi量%水
溶液として。
ド、オルl−燐酸、113PO,,85ffi量%水溶
液として。
*、均一な粘度を維持するための遊離水として添加した
・恥、平均温度。
ネ、メタ燐酸カルシウム ナトリウム生成物結晶を、空
気分粒ミル(ミクロ−プル 10  ACM)で、回転
子速度6.OOOrpm、分in速度750rp輸及び
空気流星11.3醜2/分(400ft’/分)で、乾
式粉砕することにより粉末にした。
実施例20 a +  −ルン 結晶化キルンを、内径60.96am(24in) X
長さ48.26cm(19in)ステンレス鋼管から製
造した。その管は、一方の端に長さ12.7Oc細(5
in)X高さ15.24cm+(6in)の排出シュー
トを有し、長手方向の軸が実質的に水平な線に沿って配
置され、一方の端に中心部に位置する15.74cm(
6in)の丸い間口を有し、他方の端に前に述べた高さ
15.24c+1(6in)x長さ12.フOcm(5
in)の排出シュートを有し、長さ45.72cm(1
8in)のガス燃焼水冷管バーナーで、中心間2!l!
離が5.08cm(2in)離れて隔置された6本ずつ
の火炎ノズルからなる二つの平行な列を有し、最大撚f
ft速度2.85x 10’ジユ一ル/時(J/時、2
.)OxlO’l1lTU/時)を与え、往復運動をす
る水冷スラリー供給管及びモーター駆動回転装置が取り
付けられていた。
b、、t・1・八 スー瞥− 6001のステンレス鋼再循環スラリータンク中に入れ
た180.9kg(2,26x 10’モル)の50f
fi1%Nu011水溶液と240.41kg(1,1
4X 10’モル)の水(IIIO)に、撹拌及び再W
J環させながら、18t、4kg(2,12x 10′
モル)のCa(OII )2を添加し、均質なスラリー
を生じさせた。然る後、そのスラリーを、112 J’
r及び再循環させながら、13001ステンレス鋼タン
クに入れた85%+1.PO,水溶液フ87.0kg(
6,83×101モル)に添加した。そのタンクには温
度を40℃〜95℃に維持するのに充分な速度で循環す
る水冷コイルが取り付けてあった。1フられたスラリー
は、約49重亘火の固形物を含み、覧燥基準での成分の
モル%は、31.6モル%のCaO117,2モル%の
Nano及び51.2モル%のpzosであり、CaO
117,0モル比は1.84であった。
C“  メ   J立ム   1 ム 上記(a) TrJで記載した結晶化キルンに、8メツ
シュ米国標準篩、2.836mm)より小さく、30メ
ツシユ(600μm)より大きい(−8、+30、又は
8/30メツシユとして表すこともある)粒径を有する
結晶質メタ33酸カルシウム ナトリウム47.17k
g(1041b)を導入し、15.24cm<6 in
)の深さの床を与え、回転させながら、管バーナーによ
り約り81℃〜約712℃の平均温度に加熱し、結晶床
の初期溶融を起こさせた。
上記(b)項に記載の湿潤混合物スラリーの一部分を、
計量ポンプにより往復運動をする供給管へ送り、メタ燐
酸カルシウム ナトリウム結晶の加熱した床上に、床温
度を維持するのに充分な速度で59゜3時間に亘って分
散させた。塊りの外観を有し、約200μ曽〜約400
μmの範囲に全体的に入る粒径を有するメタ燐酸カルシ
ウム ナトリウム結晶を合計552.fkg(12X7
.11b)収集した一結晶化キルン(結晶形成・成長領
域)から排出された457.7kg(1009,1lb
>及び結晶化キルン中に残留していた分の94.3kg
(208,01b)−、更に結晶化キルンから吹き出さ
れたものとして追加分79.7kg(175,7To)
が得られた。排出ガス洗浄器中のスラリーとして又は結
晶化キルン排出ガス導管中の固体として収集された後者
の物質は、後の工程のための再循環物として使用された
。前者の物質は、32.68/16.93150.39
の平均Ca O/ N a t O/ P z Osモ
ル25比及び1.93のCoo/NazOモル比をもっ
ていた。
上記(c)項に記載のメタ燐酸カルシウム ナトリウム
結晶を、空気分粒ミル[ミクロ−プル 10ACMコで
、 7,0OOrp−の回転子速度、3,5OOrpm
の分!fi速度及び11.:1m’/分(400ft’
/分)空気流星で、忙式粉砕することによりアスベスト
状結晶質メタ信酸カルシウム ナトリウム繊維へ繊維化
した。得/) h タ!a lll li、′A施F4
1 (d)(2H:2Rしたように、64.0の平均ア
スベク1へ比、1.98μ鶴のT均直径、7.15X 
10’am’/ gの平均比表面績及び7゜32重λ%
の下旬水溶性物分率をもつ特徴を示していた。
本発明に従い、前述の目的及び利点を完全に満足するア
スベスト状結晶質メタgJaカルシウムナトリウムm維
を製造する方法が与えられていることは明らかである3
本発明はその種々の特別な実施例及び具体例について記
述してさたが、本発明はそれらに限定されるものではな
く、多くの変更及び修正が前記記述に黒らして当業者に
は明らかになることは分かるであろう、従って、そのよ
うな変更及び修正は全て本発明の範囲に入るものである

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)水性媒体中に、乾燥基準で、CaO/Ni
    _2Oモル比が約1.60〜約2.00になるようにし
    て、約24.0−34.0/12.0−18.0/50
    .0−60.0のCaO/Na_2O/P_2O_5モ
    ル%比を与えるのに充分な割合でCaO、Na_2O、
    及びP_2O_5のための原料を一緒に入れ、固相と水
    性液相を含む湿潤混合物スラリーを形成し、 (b)結晶形成・成長領域中で基体メタ燐 酸カルシウムナトリウム結晶上に前記湿潤混合物スラリ
    ーを、前記水性液相を除去し、前記基体結晶上に前記固
    相を付着させ、前記固相付着物と基体結晶との間に同一
    方向に配向した連続的結晶形成・成長を行させるのに充
    分な条件で分散させ、それによってメタ燐酸カルシウム
    ナトリウムの生成物結晶を形成し、そして (c)前記メタ燐酸カルシウムナトリウ ムの生成物結晶を繊維化し、アスベスト状結晶質メタ燐
    酸カルシウムナトリウム繊維にする、諸工程からなるア
    スベスト状結晶質メタ燐酸カルシウムナトリウム繊維の
    製造方法。
  2. (2)CaO、Na_2O、及びP_2O_5の各々の
    原料が、それぞれ水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム
    及び燐酸である特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)燐酸がオルト燐酸である特許請求の範囲第2項に
    記載の方法。
  4. (4)オルト燐酸が85重量%水溶液である特許請求の
    範囲第3項に記載の方法。
  5. (5)CaO/Na_2O/P_2O_5モル%比が、
    約29.0−34.0/16.0−8.0/50.0−
    53.0であり、CaO/Na_2Oモル比が約1.8
    0〜約2.00である特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  6. (6)CaO/Na_2O/P_2O_5モル%比が、
    約30.0−33.0/16.5−17.5/50.5
    −52.5である特許請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. (7)湿潤混合物スラリーの固相が、その約40〜約7
    0重量%を占める特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  8. (8)湿潤混合物スラリーの固相が、その約45〜約5
    5重量%を占める特許請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. (9)湿潤混合物スラリーが、工程(a)で、約40℃
    〜約95℃の温度に維持される特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  10. (10)結晶形成・成長領域が約550℃〜約720℃
    の温度に維持される特許請求の範囲第1項に記載の方法
  11. (11)温度が約685℃〜約705℃である特許請求
    の範囲第10項に記載の方法。
  12. (12)メタ燐酸カルシウム ナトリウムの生成物結晶
    が、結晶形成・成長領域中で約3時間〜約15時間の滞
    留時間を有する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  13. (13)滞留時間が約3.5時間〜約4.5時間である
    特許請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. (14)メタ燐酸カルシウム ナトリウムの生成物結晶
    が、研摩、粉砕、水簸、すりつぶし及びミル掛けから選
    択された方法により繊維化される特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  15. (15)繊維化がミル掛けによつて行なわれる特許請求
    の範囲第14項に記載の方法。
  16. (16)ミル掛けが、空気分粒ミルで乾式粉砕すること
    によって行なわれる特許請求の範囲第15項に記載の方
    法。
  17. (17)CaO/Na_2O/P_2O_5モル%比が
    、約32.30−32.70/16.90−17.20
    /50.25−50.60であり、CaO/Na_2O
    モル比が約1.80〜約2.00である特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  18. (18)アスベスト状結晶質メタ燐酸カルシウムナトリ
    ウム繊維が、少なくとも10の平均アスペクト比と、約
    0.5μm〜約20μmの範囲の平均直径を示す特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
JP62309372A 1986-12-08 1987-12-07 結晶質メタ燐酸カルシウムナトリウム繊維の製造方法 Granted JPS63159209A (ja)

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