JPS63159123A - 空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、車両その他用の空調装置に関する。

（従来の技術） 例えば従来の車両用空調装置においては、車室内に、ク
ーリングユニットもしくはエバポレータが配置されてい
た。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の車両用空調装置においては、クーリングユニット
もしくはエバポレータが、車室内のかなりの部分を占め
、その有効容積が減少させられていた。

（問題点を解決しようとする手段） 本発明は、エバポレータを水冷式とし、これによって得
られた冷水を、空調用及び過給気のためのインタークー
ラ用に利用することにより、従来、例えば車室内に設け
られていたクーリングユニットもしくはエバポレータを
廃止しうるとともに、インタークーラを小型化しうるよ
うにしたものであり、その特徴とするところは、水冷式
エバポレータから出た冷水を、過給気用インタークーラ
及び空調用熱交換器を経てエバポレータへ還流させるこ
とにより、冷房を行わせ、かつエンジンから出た温水を
、前記熱交換器を経てエンジンへ還流させることにより
、暖房を行わせるようにしたことにある。

（実施例） 図は、本発明を車両用として実施した例をなす。

図において、（１）は、自動車用空調システムにおける
エバポレータで、水冷式のものである。

エバポレータ（１）から出た冷水は、実線で示すように
、過給気用インタークーラ（２）及びポンプ（３）を経
てエバポレータ（１）へ戻され、かつその一部は、切換
弁（１３）を操作することにより、車室空調用熱交換器
（４）及び前記ポンプ（３）を経て。

エバポレータ（１）へ戻される。

上記冷水回路におけるエバポレータ（１）の入口側と出
口側は、切換弁（１４）を備えるバイパス管（５）をも
って接続されている。

空調用熱交換器（４）は、薄型コアからなる２つのユニ
ット（４ａ）　（４ｂ）の同一側端部同士を、それぞれ
、切換弁（４ｃ）（４ｄ）をもって並列に接続したもの
であり、流入する空気を熱交換して流出させるものであ
る。

エバポレータ（１）から出た冷媒は、点線で示すように
、コンプレッサ（６）、コンデンサ（７）、レシーバ−
タンク（８）及び膨張弁（９）を経て、エバポレータ（
１）へ戻される。

エンジン（１０）から出た温水は、２点鎖線で示すよう
に、ポンプ（１１）及びラジェータ（１２）を経てエン
ジン（１０）へ戻るとともに、その一部は、切換弁（１
５）を操作することにより、前記車室空調用熱交換器（
４）を経てエンジン（ｌＯ）へ戻される。

なお、前記各切換弁は、流路切換え並びに流量制御可能
なものである。

本発明の装置における作用は１次の如くである。

（ａ）盈蟇久勿亙亙 切換弁（１３）を操作して、エバポレータ（１）から出
た冷水を水冷式インタークーラ（２）へ送ることによっ
て行われる。

（ｂ）車圧 切換弁（１３）　（１４）及び（４ｃ）　（４ｄ）を操
作して。

第２図に示すように、エバポレータ（１）から出た冷水
を、熱交換器（４）における両ユニット（４ａ）　（４
ｂ）へ通す、これにより大きな冷房用熱交換面積を得る
ことができる。

（ｃ）象髪 切換弁（１４）を操作して冷水の一部をバイパス管（５
）へ送るとともに、切換弁（４ｃ）　（４ｄ）及び（１
５）を操作して、第３図に示すように、熱交換器（４）
の各ユニット（４ａ）　（４ｂ）に、それぞれ上記冷水
及びエンジン（１０）からまた温水を流す。

（ｄ）１免 切換弁（１５）及び（４ｃ）　（４ｄ）を操作して、温
水の一部を両ユニット（４ａ）（４ｂ）へ流すとともに
、エバポレータ（１）からまた冷水を、切換弁（１４）
を経てバイパス管（５）へ送ることによって、熱交換器
（４）を通過することなく循環させる。

（変形実施例） 熱交換器（４）におけるユニットを３個以上として実施
することもできる。

また熱交換器をフィンチューブ式のものとし、そのチュ
ーブ列間にスリットを設けることにより。

除湿機能を果たさせるようにすることもできる。

（発明の効果） （ａ）過給気の冷却は冷水により効果的に行われるので
、インタークーラを小型とすることができる。

因みに、従来の補助ラジェータ式の水冷式インタークー
ラでは１通常、入口水温は４５−５０℃程度であるが、
本発明によると、入口部の冷水の温度は１０℃前後とな
り、冷却効果は大である。

（ｂ）室内の空調用のための従来のクーリングユニット
もしくはエバポレータが不要となるので、室内の有効容
積は大となる。

（ｃ）装置全体が、簡単かつ小型化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を車両用に適用した一実施例の略図で
ある。 第２図ないし第４図は、第１図における車室空調用熱交
換器の各ユニットに対する冷水及び温水の循環要領を示
す図で。 第２図は冷房時、 第３図は除湿時、 第４図は暖房時を示す。 （１）エバポレータ　　（２）インタークーラ（３）ポ
ンプ　　　　　（４）熱交換器（４ａ）　（４ｂ）ユニ
ット　　（４ｃ）　（４ｄ）切換弁（５）バイパス管　
　　（６）コンプレッサ（７）コンデンサ　　　（８）
レシーバ−タンク（９）膨張弁　　　　　（１０）エン
ジン（１１）ポンプ　　　　　（１２）ラジェータ（１
３）〜（１５）切換弁 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　水冷式エバポレータから出た冷水を、過給気用インタ
   ークーラ及び空調用熱交換器を経てエバポレータへ還流
   させることにより、冷房を行わせ、かつエンジンから出
   た温水を、前記熱交換器を経てエンジンへ還流させるこ
   とにより、暖房を行わせるようにしたことを特徴とする
   空調装置。