JPS63158723A - 回路プロテクタ - Google Patents

回路プロテクタ

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JPS63158723A
JPS63158723A JP30277786A JP30277786A JPS63158723A JP S63158723 A JPS63158723 A JP S63158723A JP 30277786 A JP30277786 A JP 30277786A JP 30277786 A JP30277786 A JP 30277786A JP S63158723 A JPS63158723 A JP S63158723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
movable member
permanent magnet
contact
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP30277786A
Other languages
English (en)
Inventor
笠原 保雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKEI NOBUKO
Original Assignee
TAKEI NOBUKO
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Filing date
Publication date
Application filed by TAKEI NOBUKO filed Critical TAKEI NOBUKO
Priority to JP30277786A priority Critical patent/JPS63158723A/ja
Publication of JPS63158723A publication Critical patent/JPS63158723A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば集積回路を過電流から保護する回路
プロテクタに関する。
〔従来の技術〕
回路プロテクタとして、本願人は特開昭60−1826
34号公報において、磁性体より成る可動部材を永久磁
石によりヨークに当接する位置に吸引して電路を閉成し
、前記ヨークに巻装したコイルに過電流が流れたときに
前記永久磁石による前記可動部材の磁気的吸引力を弱め
て該可動部材を附勢手段により前記ヨークから離間した
位置に変位させて電路を遮断するようにしたものを既に
提案している。
この回路プロテクタによれば、ヨークにコイルを巻装し
て、可動部材に永久磁石による磁気的吸引力に抗する磁
束を発生させるようにしているので、コイルの磁気回路
の磁気抵抗を極めて小さくできると共に、ヨークおよび
可動部材の磁性材のBH特性を効率良く利用できる。し
たがって、コイルの巻数が少なくても、微小な電流の増
加によって大きな磁束を発生させることができるので、
電路をばらつきなく瞬時に遮断でき、これにより応答性
および信頼性を向上させることができると共に、内部イ
ンピーダンスも小さくでき、保護すべき回路へ何らの悪
影響を及ぼすこともないとう効果がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、本発明者による種々の実験によれば、上
記の回路プロテクタには次のような改良すべき点がある
ことが判明した。すなわち、定格電流を越える過電流の
大きさが比較的小さい場合には有効に作動するが、それ
よりも大きい過電流の場合には、可動部材をヨークから
離間させる附勢手段の応答時間よりも速く、ヨークおよ
び可動部材がコイルによる逆励磁によって磁化されてし
まい、これがため可動部材がヨークから離間しない場合
がある。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、過電流の大きさに関係なく、迅速かつ確実に
電路を遮断できるように適切に構成した回路プロテクタ
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明では第1図に概念図
を示すように、例えば口字状のヨーク1の両脚部1a、
lb間に永久磁石2を装着して磁性体より成る可動部材
3をヨーク1に当接する位置に吸引して電路を閉成し、
ヨーク1に巻装したコイル4に過電流が流れたときに永
久磁石2による可動部材3の磁気的吸引力を弱めて可動
部材3を附勢手段5によりヨーク1から離間した位置に
変位させて電路を遮断するようにした回路プロテクタに
おいて、例えばヨーク1に溝6を設けることによってこ
れを磁気飽和しにくい形状とする。
〔作 用〕
このように、ヨーク1を溝6をもった形状にすると、ヨ
ーク1に磁界が作用した際に溝6の部分に反磁界が生じ
るため、ヨーク1の磁化曲線は溝6がない場合に比べな
だらかに傾斜したものとなり、磁気飽和しにくくなる。
したがって、コイル4に流れる電流が急激に変化して過
電流となっても、ヨーク1および可動部材3は磁化され
にくいので、可動部材3は過電流となった瞬時に附勢手
段5によりヨーク1から離間し、電路が遮断されること
になる。
〔実施例〕
第2図A−Dはこの発明の一実施例を示すものである。
この回路プロテクタは、プラスチック等の非磁性体およ
び非導電体より成るケース本体20と、このケース本体
20と同様の材質から成る蓋21と、U字状のメインヨ
ーク22と、このメインヨーク22の それぞれの脚部
22a、 22bに巻装したコイル23.24とメイン
ヨーク22の両脚部22a、 22b間に装着した永久
磁石25と、磁性体より成る可動部材26とを具える。
可動部材26は導電性の板ばね27を介してケース本体
20に変位可能に取付けると共に、この可動部材26に
は可動接点28を取付ける。また、可動部材26がメイ
ンヨーク22の開放端に当接する位置にある状態で、可
動接点28と確実に接触するように固定接点29を導電
性の板ばね30を介してケース本体20に取付ける。
この実施例では、メインヨーク22を磁気飽和しにくい
形状とするために、その一方の脚部22bにおいてコイ
ル24に覆われる両端部に溝458〜45dを形成する
。また、脚部22bには、コイル23.24による磁束
が通るように補助ヨーク31の一端部をねじ32に固着
すると共に、この補助ヨーク31の他端部を可動部材2
6と対向する位置まで延在させてこの他端部に永久磁石
33を固着する。更に、可動部材26にはケース本体2
0および蓋21に形成した窓21aから突出させてリセ
ット釦34を固着すると共に、補助スイッチを構成する
可動接点36を2個の固定接点37.38に選択的に接
触させるための突起部35を設ける。
ケース本体20には、主回路用の一対の接続ピン39、
40を取付け、接続ピン39にコイル23.24の各々
の一端を、接続ピン40に図示しない導電線を介して板
ばね27をぞれぞれ接続し、コイル23.24の各々の
他端を板ばね30に接続する。このようにして、接続ピ
ン39−コイル23.24−板ばね3〇−固定接点29
−可動接点28−板ばね27−接続ピン40を通る主回
路の電流通路を構成する。また、ケース本体20には補
助スイッチ用の接続ピン41.42および43を取付け
、接続ピン41を可動接点36に、接続ピン42を一方
の固定接点37に、接続ピン43を他方の固定接点38
にそれぞれ接続する。
上記構成において、コイル23.24は永久磁石25に
よりメインヨーク22に生じる磁束とは反対方向の磁束
をメインヨーク22に発生する。また、永久磁石33は
コイル23.24により補助ヨーク31に生じる磁束と
は反対方向の磁束を補助ヨーク31に発生する。ここで
、主回路に定格電流以下の電流が流れている定常状態に
おいては、永久磁石25により可動部材26をメインヨ
ーク22に吸引する磁力の方が強くなるように設定し、
これにより可動部材26をメインヨーク22に当接させ
て可動接点28を固定接点29に接触させるようにする
と共に、補助スイッチの可動接点36を固定接点37に
接触させるようにする。この状態で、主回路に流れる電
流が増加すると、永久磁石25による吸引力はコイル2
3.24による反対方向の磁束によって減少し、その電
流値が定格値を越えると、永久磁石33と可動部材26
との間に生じる吸引力が急激に増大して、その吸引力が
永久磁石25によるメインヨーク22への可動部材26
の吸引力よりも大きくなる。その結果、可動部材26は
メインヨーク22から離間して永久磁石33に吸引され
、これにより可動接点28は固定接点29から離間し、
補助スイッチ用の可動接点36は突起部35によって固
定接点38に接触する。
ここで、メインヨーク22フよび可動部材26は、コイ
ル23.24に流れる電流が大きく増大して定格電流を
越える場合でも、メインヨーク22は溝45a〜45d
を有し、これら溝部分で反磁界が形成される磁気飽和さ
れにくい形状となっているので、メインヨーク22およ
び可動部材26はコイル23.24を流れる電流の急激
な変化による磁束によって磁化されることはない。した
がって、可動部材26はコイル23.24に比較的小さ
い過電流が流れる場合でも、またきわめて大きな過電流
が流れる場合でも、迅速かつ確実に離間する。このよう
にして、過電流時に電路を迅速に遮断して主回路を過電
流から保護する。なお、補助スイッチはパイロットラン
プや警報装置を駆動するのに用い、これにより主回路の
電路の開成および遮断状態を表示し得るようにする。
なお、この発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば
、上述した実施例ではメインヨーク22の一方の脚部2
2bに4個の溝45a〜45dを形成してメインヨーク
22を磁気飽和されにくい形状としたが、その溝の個数
は任意でよく、またその形成場所も他方の脚部22aや
両脚部を連結する部分の任意の位置に形成することもで
きるし、その形状も溝に限らず、例えば部分的に球状に
する等、任意に形成することができる。また、メインヨ
ーク22の変わりに、あるいはメインヨーク22と共に
可動部材26を同様にして磁気飽和されにくい形状とし
ても、同様の効果を得ることができる。更に、上述した
実施例ではメインヨーク22に補助ヨーク31を連結す
ると共に、この補助ヨーク31に永久磁石33を装着し
て、可動部材26をメインヨーク22から離間する方向
に附勢するようにしたが、このような補助ヨーク31お
よび永久磁石33に変えてばね等により可動部材26を
メインヨーク22から離間する方向に附勢するようにし
てもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、少なくともヨー
クおよび可動部材の一方を磁気飽和しにくい形状とした
ので、急激な電流の増加によりヨークおよび可動部材が
永久磁石による磁束に抗して逆磁化されるのを有効に防
止することができる。
したがって、過電流に対して常に確実かつ迅速に電路を
遮断することができる信頼性の高い回路プロテクタを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の概念図、 第2図A−Dはこの発明の一実施例を示す図である。 1・・・ヨーク       la、  lb・・・脚
部2・・・永久磁石     3・・・可動部材4・・
・コイル      5・・・附勢手段6・・・溝  
      20・・・ケース本体21・・・蓋22・
・・メインヨーク 22a、22b −脚部    23.24−・−]イ
ル25・・・永久磁石     26・・・可動部材2
7・・・板ばね      28・・・可動接点29・
・・固定接点     30・・・板ばね31・・・補
助ヨーク    32・・・ねじ33・・・永久磁石 
    34・・・リセット釦35・・・突起部   
   36・・・可動接点37、38・・・固定接点 
  39〜43・・・接続ピン45a 〜45d −・
・溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、磁性体より成る可動部材を永久磁石によりヨークに
    当接する位置に吸引して電路を閉成し、前記ヨークに巻
    装したコイルに過電流が流れたときに前記永久磁石によ
    る前記可動部材の磁気的吸引力を弱めて該可動部材を附
    勢手段により前記ヨークから離間した位置に変位させて
    電路を遮断するようにした回路プロテクタにおいて、少
    なくとも前記可動部材およびヨークの一方を磁気飽和し
    にくい形状に形成したことを特徴とする回路プロテクタ
JP30277786A 1986-12-20 1986-12-20 回路プロテクタ Pending JPS63158723A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30277786A JPS63158723A (ja) 1986-12-20 1986-12-20 回路プロテクタ

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JP30277786A JPS63158723A (ja) 1986-12-20 1986-12-20 回路プロテクタ

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JPS63158723A true JPS63158723A (ja) 1988-07-01

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