JPS63158145A - 遠心分離装置 - Google Patents

遠心分離装置

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JPS63158145A
JPS63158145A JP62239906A JP23990687A JPS63158145A JP S63158145 A JPS63158145 A JP S63158145A JP 62239906 A JP62239906 A JP 62239906A JP 23990687 A JP23990687 A JP 23990687A JP S63158145 A JPS63158145 A JP S63158145A
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JP
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separation
centrifugal separator
separator according
wall
drive disk
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Application number
JP62239906A
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English (en)
Inventor
ハンス−ユルゲン ニューマン
ウォルフラム ウェーバー
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Fresenius SE and Co KGaA
Original Assignee
Fresenius SE and Co KGaA
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/04Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers
    • B04B5/0442Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers with means for adding or withdrawing liquid substances during the centrifugation, e.g. continuous centrifugation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/04Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers
    • B04B5/0407Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles
    • B04B5/0428Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles with flexible receptacles

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特許請求の範囲第1項の大概念に記載された遠
心分離装置に関する。
(従来の技術) 前記の型の遠心分離装置はたとえばドイツ公開公報28
 21 055によって周知である。この刊行物には遠
心分離回転子を有する遠心分離装置が記載されており、
該回転子の中央部分は三方の閉鎖された管路を有してい
る。この管路の中には分離容器を挿入することができる
。この分離容器は半剛性の材料によって形成されている
から、遠心分離を行う場合発生した高い圧力によって管
路の壁に衝当せしめられ、この詩法管路の両方の側壁お
よび床壁によって支持されるようになる。
しかしながらこの場合は分離容器の分離管路の最終的な
形が、これを遠心分離回転子の中央部分内にある管路の
中に挿入した時にはじめて決まると言う不便がある。さ
らにこのような管路は製造上の理由から、遠心分離を行
う時に分離容器が管路のあらゆる側に均一に触圧するよ
うな精度で形成することは不可能であり、これはまた周
知の遠心分離装置の分離出力を低下せしめている。した
がってまた遠心分が装置本体の中に置かれる管路の寸法
は、一定の寸法を有する分離容器だけを挿入し得るよう
に制限されている。 。
別の遠心分離装置としてはドイツ公開公報2821 0
57の第1図に示されているものが周知であるが、これ
も実質的には前記の型に対応するものであり、したがっ
て同じような欠点を有している。
さらに別の遠心分離装置はドイツ公開公報2624 1
54の第4図に示されている。この遠心弁11装置は遠
心分離回転子を備え、この回転子は駆動円板、該円板に
結合された駆動源および分離容器を有している。この分
離容器自体は各側が閉鎖された円形分離管路と、該管路
に結合された少なくとも一つの分離室とを有し、該分I
空は出口管路に結合され、一方前記分離管路は少なくと
も一つの入口管路に結合されている。前記管路は分離室
および分離管路に対するその連〜結部分から分離容器お
よび駆動円板の中央に延び、この駆動円板には分離容器
が固定されるようになっている。
周知の遠心分離装置においては前記分離容器は弾性材料
、たとえば医学的目的に対して適当なポリ塩化ビニルの
如き材料によって形成され、かつこのような材料よりな
る同形の二つの部材を、たとえば溶接によって結合する
ことによって得られる。入口管路および出口管路を分離
容器に装着した後、該分離容器は遠心分離回転子の駆動
円板の中に挿入され、かつ追加的なカバーによって該駆
動円板に固定される。ざらに圧力を平衡せしめ、かつ分
離容器が粉砕されるのを阻止するためには、該分離容器
と遠心分離回転子の表面との間に液圧流体を入れる必要
がある。
しかしながらこのような周知の遠心分離装置は、その分
離容器に可撓性材料を使用しているために、製作費が比
較的高くなると言う欠点を有している。
その理由は先ず可撓性材料よりなる二つの同形の部材を
形成し、これら部材を相互に正確に結合し、次に液圧的
密封流体を使用して遠心分離回転子に装着せねばならぬ
。したがって可撓性材料の製造公差が比較的大となり、
かつ直径の変動および高さの変動を伴わないような完全
に均等な管路の形が得られないと言う欠点が生じる。こ
のような欠点が生じれば管路の形が変動することによっ
て上昇流および渦流が生じ、これはまた遠心分離装置の
作用に悪影響をおよぼす。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は特許請求の範囲第1項の大概念に記載さ
れている型の遠心分離装置にして、種々の性質を有する
種々の媒体を遠心分離する場合にすぐれた遠心分離効果
が得られるような遠心分離装置を供することである。
(問題を解決するための手段) 前記問題の解決方法は特許請求の範囲第1項の特徴部分
に記載されている。
本発明の遠心分離装置によれば分離容器の完全に均等な
管路形にして、直径の変動および高さの変動の非常に小
さい管路形が得られる。なおこのような形の管路によれ
ば作業を行う時に、遠心分離すべき品物の特に有利な層
状の、均一な流動が得られ、これはまた種々の媒体を取
扱う場合においても常にすぐれた遠心分離効果が得られ
るようにする。
したがって先ず分離容器を正確な寸法が得られるように
簡単に製作し、かつ遠心分離回転子の中に容易に挿入し
得るようにする。このようになすことにより本発明によ
る遠心分離装置の取扱いは一般的に容易となり、さらに
簡単にして軽量な構造によって一体部材として形成し得
る分離容器の材料および価格を軽減することができる。
この分離容器はたとえば二つの部材、すなわち分離室ケ
ーシングおよび閉鎖カバーだけによって組立てることが
できる。
さらに前記分離容器はそれだけを弯曲させるのではなく
、駆動円板と結合した状態で、すなわち一つの遠心弁l
装置を1度に弯曲せしめ得ると言う利点が得られる。一
体部材を弯曲される必要がないために非対称管路装置の
場合においても取扱いが非常に簡単となる。なお分離容
器はそれ自体を多額の費用をかけて駆動源に結合する必
要はなく、1回の作業で駆動円板に結合すれば良い。
さらにlWJ造公差は有利に小となり、からすぐれた表
面状態が得られ、しかも分離容器を高度に研磨すること
も可能となる。
なお特に本発明の遠心分離装置によつ得られる遠心分離
効果が著しく改良されると言う別の大きな利点は、完全
に均一な管路の形によるもので、これは該管路が剛性の
または半剛性の材料によって形成されているためにその
直径の変動および高さの変動が非常に小さくなるからで
ある。したがって本発明の遠心分離装置が作動する場合
には、遠心分離すべき品物は特に有利な層状の、均等な
流動を形成し、これはたとえば品物が血小板プラズマで
ある場合は特に重要である。
さらに剛性のまたは半剛性の材料を使用することによっ
て透明な部分を形成し、該部分をたとえば光線障壁の如
き測定器を配置するための室区画となすことができる。
剛性のまたは半剛性の材料を使用することによって特に
平滑な透明面を形成し、遠心分離装置のストロボスコー
プ光線による観察を行うようになすことができる。
最後に、装入する品物および圧力に関連して形の一定な
管路を使用することにより、分離容器の全長にわたる洗
浄を容易に行うことができる。その理由は回転数が一定
の場合に分離容器内に発生する圧力は装入量の遠心加速
および比重に関係し、かつ弾性遠心分離容器の場合は管
路の高さが変化するようになるからである。
別の有利な分離は、相互に結合された二つの分離容器を
、2段分離が生じるように一つの駆動円板に装着するこ
とによって行われる。
従属特許請求の範囲は本発明による遠心分I!!i′¥
装置の有利な変型を示すものである。
本発明の別の詳[1,特徴および利点は添付図面によっ
て次に説明する実施例によって明らかとなる。
(実施例) 第1図は本発明による遠心分離装置の分離容器1を示す
。この分離容器1は剛性のまたは半剛性の材料よりなる
自立部材として形成されているがこの材料はある程度の
弾性を有している。このようにすることによって得られ
る利点は分離容器の形が安定し、しかも弾性を有するこ
とによって一定の限界内において変形し、特にその直径
を減少させることができ、したがって本発明の遠心分離
装置を組立てる時に取扱いを相当に簡易化し得ることで
ある。
第1図によってさらに明らかな如く、本発明による分離
容器1は円形のリングとして形成され、しかもこのリン
グは閉鎖されていない。したがって分離容器1は隙間4
を画界する対向端部2.3を有している。したがってま
たこれら両端部2゜3はこれを押圧した時に、分離容器
1の弾性に起因してこれらが相互に接触するまで近接す
ることができる。このようにするためにはたとえば端′
部3に適当なつまみ部分5を設けることができる。
次に分離容器1の詳細を第4図によって説明する。
第4図に示された分離容器1の平面図により、その円形
リングの形がさらに明らかとなる。なおこの実施例の分
離容器1は分離管路6を有し、該管路が分離容器1のほ
ぼ全周にわたって延びていることがわかる。この場合図
をわかり易くするために円形分離管路はその1部分だけ
が示されている。さらにこの実施例においては分離容器
1の端部3に位置する分離管路6の端部は管継手7を備
え、該管継手は最終組立段階においてホース部材により
、遠心分離すべき品物を導入するための入口管路に結合
される。他端5は管継手8を備え、該管継手は最終組立
段階において出口管路に結合され、遠心分離された成分
をこの管路によって排出するようになっている。第4図
によって明らか、な如く、端部5にはさらに分11’?
9が配置され、該分離室は前記分離管路6に対して拡大
された断面を有し、かつその高さはなるべ(は分離管路
6の高さに対して小さくされ、したがって分離管路6の
上端から、第4図には詳細には示されていない分離室9
の被覆部分まで斜めに延びる面9′が形成されるように
なすことができる。第1図において破線によって表わさ
れたこのような傾斜面9′を設けた場合には、該傾斜面
は層の厚さを減少せしめ、たとえば光学的検出システム
を装着するのに役立てることができる。なお分Mff9
はその高さを分離管路eの高さに対応して形成すること
により高さが減少しないようにすることができる。
さらに第4図および第5図によって明らかな如く、前記
管継手8は3個の長さの異なる排出継手10.11.1
1’を有し、該継手は分離室9の異なる部分の中に延び
、該分離室9内に形成された区域の種々の遠心分離成分
を前記各継手10゜11.11’を通してボースにより
別個に引出し得るようになっている。したがって血液を
・分離する場合には、半径方向において最も短い継手1
0は最も軽い血液成分、すなわちプラズマを抽出するた
めに使用され、一方半径方向において最も長い継手11
′は最も重い成分、すなわち赤血球の除去に使用される
。これに反し半径方向はぼ中央に位置する継手11は白
血球または血小板(″″バツフイーコート″の抽出に使
用される。プラズマ分離だけを行う時には、この継手を
省略することができる。
第4図に示された実施例においては分離管路6は1個だ
け設けられているが、相互に結合された複数の分離管路
を設けることもでき、これら管路はたとえば同心入子式
に配置することができる。
第3図によって明らかな如く、分離管路6は少なくとも
その大部分にわたって矩形断面を有し、かつ管路床12
を囲繞すると共に該床に堅く結合され、さらにこの床に
対して実質的に垂直をなす固定管路壁13および14を
有している。これに応じて残された開放側部は恒久的に
装着されだ液密カバー15によって閉鎖されている。
分離室9も同様に壁13.14および管路床12を有し
ているが、該壁13.14はその間隔が漸次増加するよ
うに延び、それぞれ第4図に示されるような形の分離室
9を形成するようになっている。もちろんこの分離室9
にもカバー15を設け、その形が該分離室9を画定する
壁13.14の延びに適合するようになすことができる
。さらに前記g113.14を結合し、かつ分離室9を
完全に閉鎖するようなg!16を設けることができる。
なお端部3に相応した壁17を設け、この時も分離管路
6が各方向において閉鎖され、かつ継手7だけによって
、壁14内に形成された孔が外方部分と結合されるよう
になすことができる。
液密閉鎖カバー15に関しては、該カバーを管路6の開
口より大とし、この時カバー15の長さも開放管路6の
長さより幾分大となるようにし、かつその幅が如何なる
場所においても管路壁13゜14の外面相互の間隔より
実質的に大きくならないように、しかも該管路壁13.
14の内面の間隔より大となるようになすことができる
。なお前記カバーは複数の部分によって形成し、これに
よって管路の種々の部分を開鎖するようになすことがで
きる。
さらに管路床12によって形成される面を分離管路の側
壁13.14を越えて突出させて基礎面を形成し、この
基礎面の上の所定の位置に複数の種々の管路壁を相互に
堅く配置するようになすことができる。種々の管路また
は管路部分の位置を固定するためのこのような基礎面は
なお管路壁の間に形成し、特に管路の開放側に形成する
ことがある。その理由は溶接工程に対して大きな安定性
が必要とされるからである。
管路壁13.14、床壁12およびカバー15の壁厚は
0.5ミリメートルから5ミリメートルの範囲、特に1
.5ミリメートルから3ミリメートルの範囲にあるよう
にされる。
分離管路6および分離室9に対する材料としては、特に
医学的目的に適するプラスチック(なるべくは透明材料
として)が使用される。このためにはたとえばポリカー
ボネート、PVCまたはスチロールが問題となる。さら
に前記壁13.14および床W112にはカバー15を
、たとえば接着、超音波溶接、振動溶接または熱溶接に
よって装着するための部分を形成することができる。さ
らにまたこのカバー15は締着することもできる。この
時は分離管路の密封はカバー15によって行われ、この
場合閉鎖のための固定は案内を設けることによって行わ
れる。
次に第2図および第3図によって本発明による遠心分離
装置の駆動円板につ、いて説明する。
第2図に示される如く駆動円板18は円形の基礎板19
を有し、この基礎板は第3図にも示されている。基礎板
19の中央には円筒形の継手20が配置され、該継手は
第3図に示される如く中央貫通孔21と、その下部に続
く直径の大きな孔とを有し、この孔は図示されていない
駆動源を連結するためのもので、たとえばキー溝の如き
輪郭を有するものとなすことができる。
前記貫通孔21にはなお図示、されていない入口ホース
および出口ホースが導かれ、該ホースは分離室および分
離管路に延び、かつ掛止レバー22によって密封される
第3図によって明らかな如く、駆動円板18は分離管路
6および分離室9を通して分離容器1を支持するための
装@23を有し、この場合前記装置23は駆動円板18
、すなわちそ−の基礎板19の上に配置される。正確に
言えばこの装!23は駆動円板18の回転軸線の方に向
いた面を有し、該面はたとえば駆動円板が円形に形成さ
れているために円形のリング面すなわち図示の壁29で
ある。この壁29は駆動円板18、すなわちその床板1
9に対して実質的に垂直に位置している。さらに前記床
板19の表面には溝24が形成され、該溝は第3図から
明らかなように壁29に接続され、かつここから駆動円
板18の回転軸線の方に延びている。さらに第3図に示
される如く、この場合前記溝24の幅は分離管路6の幅
より幾分大きくされているが、必ずしもこのようにする
必要ではない。
なお第2図および第3図によって明らかな如く、前記壁
29は駆動円板18の半径方向外縁のまわりを延び、か
つその全周を囲繞して閉鎖リングを形成している。
さらに、第2図および第3図に示される如く、前記壁2
9はその上縁に半径方向内方に延びる突起25を有し、
該突起も同様に縁全体の周囲を延び、かつ第2図に示さ
れる如(なるべくは二つの直径の小さな対向部分26を
有している。したがってこの突起25は全体として壁2
9の全周を囲繞するリングにして、リング状壁29の内
径より小さな内径を有するリングを形成し、したがって
分離容器1およびそのカバー15の少なくとも1部分と
係合し、該突起によって基礎板19から離れる方向にお
ける分離容器1の望ましからざる滑り出しを阻止し得る
ようになっている。
第3図は分離容器1を駆動円板18に挿入した状態を示
す。前述の如く分離容器1は可撓性材料によって形成さ
れているために弾性を有し、これによって端部2,3は
相互に近づくことができ、したがってまた突起25が設
けられているにもかかわらず分離容器1を駆動円板18
の中に挿入することができる。このためにはつまみ5を
相互に押圧することによって端部2.3を近すけ、分離
容器1を挿入した後、前記端部2,3を釈放すれば、該
端部は分離容器1の固有弾性によって再び相互に離れ、
したがって第3図に示されたような位置を占め、この位
置においては前記分離容器1が外壁13によって壁19
に対して支持され、かつ突起25により望ましからざる
上向きの滑り出しが阻止される。分離容器1のこのよう
な簡単な挿入および固定は、前記端部2.3を相互に押
圧した状態においてはリング状分離管路6がその挿入状
態におけるよりもその直径が小となることによって行わ
れるものである。何等かの理由によって分離容器1を取
外すべき場合には前記端部2゜3を再び相互に近づける
だけで該分離容器1を簡単に駆動円板18から取出すこ
とができる。さらにこのような構造による時に得られる
利点は、分離容器1の材料を節約し得ることである。そ
の理由は遠心分離装置が作動する時に生じる遠心力が駆
動円板18の壁29に伝達され、これによって引受けら
れるから、分離容器1自体の負荷は著しく減少し、した
がってこの分離容器を特に頑丈に形成する必要がなくな
るからである。この場合は管路を形成する時にその平衡
関係を考える必要はない。その理由は分離容器1は駆動
円板18だけと平衡するだけで良く、したがって釣合錘
は駆動円板だけに装着すれば良いからである。分離容器
1の挿入および取出しを容易にし、かつこれを確実に錠
止し得るようにするために、駆動円板18の内面に別の
凹所27が設けられている。これに対し分離容器1はそ
の端部2,3に対応する突起30を有している。液体の
分離情況を観察し得るようにするために、駆動円板18
の基礎板19に貫通孔28を設けることができる。
第3図に示される如く分離容器1を駆動円板18に挿入
した本発明による遠心分離装置を作動する場合には、た
とえば血液は継手7に装着された入口管路を通して分離
管路6に導入され、この場合外方部分、すなわち壁13
の近くにはたとえば赤血球が集積し、これに反し内方部
分、すなわち壁14の近くには血漿が集積する。これら
両方の成分は遠心力が働く時に血小板と結合して分離室
9内に流入し、該分離室から継手8および排出継手10
.11.11’  (第5図)を通して別々に取出すこ
とができる。この時特に分離管路6が一定断面を有する
ように形成されているために一様な積WJ流動が生じる
。これは特に血小板の少ないプラズマを満足すべき状態
で遠心分離する場合に重要でありかつ有利である。
本発明による遠心分離装置は遠心分離すべき品物を装入
した後において、これを容易に洗浄し得ると言う利点が
ある。その理由は管路はその形が装入する品物と圧力と
は無関係であるために、遠心分離すべき品物を除去した
後においてもへこむおそれがないからである。
なお注意すべきは分離室を外方に拡張することにより、
分離すべき品物の成分の分離が有利に行われることで、
これは分離室9の壁16の近くに追加的に形成された部
分27によって可能となるもので、分離室はたとえば食
塩溶液を導入することによって残留物を発生されること
なく完全に洗浄される。この場合前記のようにして凹欠
された部分は排出継手11′の端部と結合され、それに
よって継手7.10.11.11’ と結合された、図
示されていないホースシステムのボースにより赤血球お
よび食塩溶液を排出し得るようになる。
第6図に示された特別の実施例においては、前記分11
管路1は単なる半円形部材として形成され、かつその、
ra部2には第4図および第5図に示された構造を有す
る前述の如き分離室9が設けられている。しかしながら
この場合は継手10は傾斜を有するU字形管路31とし
て卵形の第2分離容器32に延びている。前記半円形部
材の内部に位置するこの分離容器32は同様に実質的に
矩形の断面を有し、管路床33と、該管路床に堅く結合
され、かつこの床に対して垂直な固定壁34.35とを
囲繞している。こに対応して残された開放側は恒久的に
装着されだ液密カバーによって閉鎖される。
管路31の近くにおいて、分離容器32にはその内向ぎ
側に継手36が設けられ、かつその反対側の、分離容器
32の最外方の点には別の排出継手37が設けられてい
る。この継手はなるべくは内部下方に傾斜して延びるよ
うに形成されている。
この部分においては分離容器32の断面を増加せしめ捕
集空間を形成するようになすことができる。
分離室9と向きあった分離管路1の端部には供給継手3
8が配置される。
このような2段式分離容器1,32は図示されていない
駆動円板の上に適当な態様で配置される。
前記遠心分離装置を作動する時には、たとえば供給継手
38を通して分離容器1に血液が導入され、この場合外
方部分、したがって壁13の近くにはたとえば赤血球が
集積し、これに反し内方部したがって壁14の近くには
血漿が集積する。これら両成分は遠心力が生じた時に血
小板と結合して分離室9内に流入し、この時排出継手1
1′を通して赤血球を取出すことができる。血小板を含
むプラズマは排出継手10およびU字形管路31を通し
て卵形の第2分離容器32に導かれる。ここでは第2分
離段階によって血漿から血小板が分離され、この血小板
は次に遠心力によって排出継手37の部分に達し、ここ
から血小板が導出される。この時残った余分のプラズマ
は分離容器32の反対側を通って継手36に達し、該分
離容器32から出たプラズマはこの継手を通して除去さ
れる。
第4図に示された分離容器1と卵形第2分離容器32と
の組合わせ配置をも考えることができるが、この場合は
これら分離容器は前述の如く継手10および管路31を
通して結合される。この時は供給継手38は反対端部3
だけに設けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による遠心分離装置の分離容器を示す透
視図、第2図は本発明による遠心分離装置の遠心分離回
転子の駆動円板を示す、第1図と同様な図、第3図は組
立状態における分離容器と駆動円板との断面図、第4図
は第1図に示された分離容器の平面図、第5図は分離室
の断面図で、第4図の線I−Iに沿って取られたもの、
第6図は2段分離を行う場合の分離容器の平面図。 1 分離容器、2.3 端部、4 隙間、6 分離管路
、9 分離室、12 管路床、13.14  管路床、
15 カバー、18 駆動円板。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遠心分離回転子を有する遠心分離装置にして、 駆動円板と、 前記駆動円板に結合された駆動源と、 境界壁によって形成された分離管路、流体に対する1個
    の入口管路および複数の出口管路を備えた分離容器とを
    有し、前記管路がそれぞれその連結部分から前記駆動円
    板に導かれ、該円板の上に前記分離容器が不動的に固定
    されるようになった遠心分離装置において、 前記分離容器(1、32)が可撓材料よりなる自立部材
    として形成され、かつ 前記境界壁の一つが前記分離管路(6)の開放側におい
    て恒久的に装着し得る液密カバー(15)として形成さ
    れていることを特徴とする遠心分離装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置におい
    て、前記分離容器(1、32)が幅の広い部分に円形を
    なす単数または複数の分離管路(6)を備え、該管路が
    少なくとも大きな部分において矩形断面を有し、かつ分
    離室(9)に結合されている遠心分離装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置におい
    て、前記分離容器(1、32)が剛性の、または半剛性
    の材料によって形成され、かつ前記分離管路(6)がさ
    らに二つの管路壁(13、14)にして、管路床(12
    、33)に堅く結合され、実質的に垂直な管路壁を有し
    ている遠心分離装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置におい
    て、前記駆動円板(18)に対して配置された分離容器
    (1、32)の少なくとも1部分が、該駆動円板(18
    )に堅く装着された装置(23)の、回転軸線を有する
    面、すなわち壁(29)に対して支持されている遠心分
    離装置。
  5. (5)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置におい
    て、前記装置(23)が前記駆動円板(18)に対して
    実質的に垂直に固定された円形の壁(29)と、該壁(
    29)に接続された溝(24)にして、前記円板(18
    )の表面に形成された溝とを有している遠心分離装置。
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置におい
    て、前記分離容器(1、32)の相対する端部(2、3
    )が半径方向外方に向いた単数または複数の突起(30
    )を有し、該突起が前記駆動円板(18)の半径方向内
    方に向いた側の凹入部(28)と係合するようになって
    いる遠心分離装置。
  7. (7)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置におい
    て、前記壁(29)が前記駆動円板(18)の半径方向
    外縁に位置し、かつこの外縁の全周を囲繞するように配
    置されている遠心分離装置。
  8. (8)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置におい
    て、前記壁(29)がその上縁に半径方向内方に向いた
    突起(25)を有している遠心分離装置。
  9. (9)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置におい
    て、前記突起(25)が前記壁(29)の全周を囲繞す
    るように延び、したがって前記リング状壁(29)の内
    径より小さな内径を有するリングを形成するようになっ
    ている遠心分離装置。
  10. (10)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置にお
    いて、前記分離容器(1)が非閉鎖リングであり、該リ
    ングの相対する端部(2、3)が隙間(4)を画定して
    いる遠心分離装置。
  11. (11)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置にお
    いて、リングとして形成された前記分離容器(1)が、
    前記壁(29)によって駆動円板(18)上に画定され
    た空間の中に、プレストレスを有するように挿入される
    遠心分離装置。
  12. (12)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置にお
    いて、前記分離容器(1)の弾性部分が、前記駆動円板
    (18)に対して固定された後、前記回転軸線に対し非
    固定状態におけるよりも小さな間隔を有するようになっ
    ている遠心分離装置。
  13. (13)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置にお
    いて、前記分離管路(6)が前記管路床(12、33)
    に対して実質的に垂直に配置された二つの同心管路壁(
    13、14、34、35)と、該壁に対して液密的に装
    着された一つのカバー(15)とによって形成されてい
    る遠心分離装置。
  14. (14)特許請求の範囲第1項記載の遠心分離装置にお
    いて、2段分離を行うために前記分離容器(1)の中に
    別の分離容器(32)が配置されている遠心分離装置。
  15. (15)特許請求の範囲第14項記載の遠心分離装置に
    おいて、前記分離容器(32)がなるべくは卵形に形成
    されている遠心分離装置。
  16. (16)特許請求の範囲第14項記載の遠心分離装置に
    おいて、前記分離容器(1、32)が管路(31)によ
    って結合されている遠心分離装置。
JP62239906A 1986-09-24 1987-09-24 遠心分離装置 Pending JPS63158145A (ja)

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