JPS63158108A - 低重力下用のガス分離装置 - Google Patents

低重力下用のガス分離装置

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JPS63158108A
JPS63158108A JP30737386A JP30737386A JPS63158108A JP S63158108 A JPS63158108 A JP S63158108A JP 30737386 A JP30737386 A JP 30737386A JP 30737386 A JP30737386 A JP 30737386A JP S63158108 A JPS63158108 A JP S63158108A
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casing
liquid
rotor
separated
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Yoshiki Ikegami
池上 吉樹
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/0042Degasification of liquids modifying the liquid flow
    • B01D19/0052Degasification of liquids modifying the liquid flow in rotating vessels, vessels containing movable parts or in which centrifugal movement is caused

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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は宇宙基地等の低重力下で流体中に混入するガ
スを分離するためのガス分離装置に関するものである。
〔従来の技術〕
宇宙船や宇宙基地等の密閉空間内で実験等を行なうと、
電子機器や実験装置等の発熱をともなうことが多く、そ
のまま放置すると、各機器の性能低下を招いたり、居住
環境の悪化を招いてしまう。
このため水やフロン等を冷却媒体とする冷却系統を設け
、外部に放熱するようにしている。
このような冷却系統に使用される冷却媒体中にガスが混
入すると、熱伝達効率の低下を招き、循環量を同一に保
持しても一定の温度に保つことができなくなってしまう
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、冷却媒体中のガスを分離する必要があるが、宇
宙船や宇宙基地等は低重力環境下であり、地上の場合の
ように、気体と液体との比重差を利用して静的に放置す
ることで気液分離を行なうことはできない。
また、宇宙船や宇宙基地等のように限られた空間では、
ガスを分離する際、冷却媒体が漏洩すると、居住空間等
を汚染したり、他の装置に悪影響を及ぼす等環境汚染の
問題もある。
この発明はかかる従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、低重力下でも気液分離ができるとともに、液体の
漏洩を招くことがない低重力下用のガス分離装置を提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するためこの発明の第1の手段は、被
分離液が流れる筒状のケーシングの外周に電動機の固定
子を取付け、このケーシングの中心部に回転可能に電動
機の回転子を設け、この回転子と同心状に側面に多数の
孔が形、成された多孔円筒を取付ける一方、この多孔円
筒の中心部に遠心分離されたガスをケーシング外に排出
するガス抜き口を設けたことを特徴とするものであり、
この発明の第2の手段は、被分離液が流れる筒状のケー
シングの外周に電動機の固定子を取付け、このケーシン
グの中心部に回転可能に電動機の回転子を設け、この回
転子ど同心状に側面に多数の孔が形成された多孔円筒を
取付けるとともに、この回転子と同軸にケーシング内に
被分離液を給排するポンプの羽根車を取付ける一方、こ
の多孔円筒の中心部に遠心分離されたガスをケーシング
外に排出するガス抜ぎ口を設けたことを特徴とするもの
である。
〔作、用〕
第1の発明のガス分離装置では、被分離液を円筒状等の
ケーシング内に流し、このケーシング外周に電動機の固
定子を、ケーシング中心に回転子をそれぞれ配置し、こ
の回転子に遠心分離用の多孔円筒を取付けるようにし、
密封構造で遠心力を与え、ガスと液体との質量差を利用
して中心部にガスを集め、ガス抜き口からケーシング外
に真空ポンプで吸引するようにしている。
また、第2の発明のガス分離装置では、ケーシングの中
心に設けられた回転子に多孔円筒のみならずポンプの羽
根車を取付け、ケーシングへの被分離液の供給・排出を
行なう機能を持“だせ、被分離液給排用のポンプを不要
とし、遠心分離によりガス分離を行なう装置の小型化と
接続部の減少をはかっている。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する
第1図はこの発明の低重力下用のガス分離装置の一実施
例にかかる縦断面図である。
このガス分離袋M10は、被分離液が流れている管路等
の途中に介装できるよう円筒状のケーシング11を具え
ており、図示しない7ランジ部でボルトや溶接等で配管
に接続される。
このケーシング11の外周には、電動機の固定子を構成
するコイル12が絶縁材を、介して取付けられ、ケーシ
ング11の中心部には、電動機の永久磁石で作られた回
転子13が配置され、回転子13両端の回転軸14がそ
れぞれケーシング11の中心に取付けられた軸受15で
回転できるように支持されている。
したがって、コイル12に通電することで、ケーシング
11内の永久磁石13を回転し、回転軸14から動力を
取出すことができる。
この回転子13および一体の回転軸14には、一端が閉
じられ、側面に多数の孔16が形成された多孔円筒17
がその開口端が被分離液の上流側となり、rJl塞端が
下流側となるよう同心状に取付けられ、回転子13を覆
うようになっている。
したがって、回転子13の回転により多孔円筒17も一
体に回転し、開口端から流入する被分離液に遠心力を加
え、質量の大きい液体弁を孔16から外側に排出し、質
量の小さいガスを多孔円筒17の中心部に溜めることが
できる。
こうして多孔円筒17の中心部に溜る分離されたガスを
ケーシング11外に排出するため、多孔円筒17の閉塞
端側の回転軸14が中空構造とされ、多孔円筒17内に
側方に開口するガス扱き口18が形成しである。そして
、中空回転軸14の端面と対向するようガス排出管19
が配置され、軸受15に支持されるとともに、ケーシン
グ11を貫通して外部に導出され、図示しない真空ポン
プと接続されるようになっている。
かように構成したガス分離装置10は、宇宙船や宇宙基
地等の低重力環境下で使用され、例えば冷却系統の冷却
媒体の循環路中に設置されたり、冷却媒体の循環路とは
別に設けたバイパス路中に設置し、気液分離が必要な場
合のみに使用される。
この場合、地上と異なり低重力下であるので、設置状態
は、水平や垂直等任意で良い。
ガス分離にあたっては、回転子1゛3を回転し、多孔円
筒17を回転した状態で、冷却系統のポンプにより、ケ
ーシング11内に気液が混合した被分離液を供給すると
、遠心力が加わり、質量差によって気液が分離され、液
体弁は孔16から多孔円筒17外に排出され、ケーシン
グ、11の多端から循環路等に戻される。
一方、分離されたガスは多孔円筒17の閉塞端内側に溜
まり、ガス抜き018および中空の回転軸14を介して
ガス排出管19で真空ポンプ等で゛吸引排気される。
このようなガス分離装置10によれば、低重力環境下に
あってもガス分離ができるとともに、多孔円筒17等の
回転部分がケーシング11で完全に覆われているので、
被分離液等の漏洩が無く、宇宙基地等の居住空間の汚染
や他の機器への悪影響が防止される。
次に、この発明の他の実施例について、第2図に基づき
詳細に説明する。なお、第1図と同一部分には、同一番
号を記し説明は省略する。
このガス分離装置20は、上記第1図のガス分離装置1
0に被分離液をケーシング11に給排するポンプ21を
内蔵するようにしたものである。
このためケーシング11の中心部に配置され、軸受15
で回転可能に支持される回転子13の回転軸14のうち
、被分離液の流入側(第2図の右側)の回転軸14が延
長されるとともに、ケーシング11も延長されている。
そして、この回転軸14の延長部分にポンプ21を構成
する羽根車22が取付けられ、回転軸14と一体に回転
駆動されるようになっている。
このため電動機を構成するコイル12および回転子13
は、多孔円筒17と羽根車22の駆動に必要な性能を確
保できるようにしである。
かように構成したガス分離装置20は、液体とガスの質
量差を利用し、多孔円筒17による遠心力の付与でガス
が遠心分離されるとともに、回転子13の回転にともな
ってポンプ21の羽根車22が回転するので、被分離液
の供給がガス分離装置20だけで出来る。
したがって、冷却系統等の運転を停止している間等を利
用してガスの分離ができ、宇宙基地等の電力供給量に制
限がある場合にも冷却系統と独立して使用できるととも
に、装置のコンパクト化がはかれる。
なお、上記実施例では、ケーシングを円筒状としたが、
他の形状であっても良く、電動機もコイルと永久磁石以
外の構成のものであっても良い。
〔発明の効果〕
以上、実施例とともに具体的に説明したようにこの発明
によれば、ケーシング内に回転子を設け、この回転子で
ケーシング内の多孔円筒を回転駆動するようにして被分
離液を遠心力によってガスを分離するようにしたので、
いわゆる無重力下等の低重力下にあってもガス分離がで
き、地上での組立中や宇宙船や宇宙基地内でのメンテナ
ンス等の際、ガスが混入しても簡単に除去し、伝熱性能
を確保できる。
゛ また、回転部分が完全にケーシングで覆われた密閉
構造となっているので、被分離液の漏洩がなく、宇宙基
地等で漏洩による汚染を、防止でき、他の機器に悪影響
を及ぼすこともない。
さらに、ケーシング内にポンプの羽根車を設けることで
、被分離液の給排ができ、他の機器と独立してガス分離
装置を運転できるとともに、装置のコンパクト化がはか
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれこの発明の低重 □力下
用のガス分離装置の一実施例にかかる縦断面図である。 10.20・・・ガス分離装置、11・・・ケーシング
、12・・・コイル、13・・・回転子、14・・・回
転軸、15・・・軸受、16・・・孔、17・・・多孔
円筒、18・・・ガス抜き口、19・・・ガス排出管、
21・・・ポンプ、22・・・羽根車。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被分離液が流れる筒形のケーシングの外周に電動
    機の固定子を取付け、このケーシングの中心部に回転可
    能に電動機の回転子を設け、この回転子と同心状に側面
    に多数の孔が形成された多孔円筒を取付ける一方、この
    多孔円筒の中心部に遠心分離されたガスをケーシング外
    に排出するガス抜き口を設けたことを特徴とする低重力
    下用のガス分離装置。
  2. (2)被分離液が流れる筒状のケーシングの外周に電動
    機の固定子を取付け、このケーシングの中心部に回転可
    能に電動機の回転子を設け、この回転子と同心状に側面
    に多数の孔が形成された多孔円筒を取付けるとともに、
    この回転子と同軸にケーシング内に被分離液を給排する
    ポンプの羽根を取付ける一方、この多孔円筒の中心部に
    遠心分離されたガスをケーシング外に排出するガス抜き
    口を設けたことを特徴とする低重力下用のガス分離装置
JP30737386A 1986-12-23 1986-12-23 低重力下用のガス分離装置 Granted JPS63158108A (ja)

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