JPS63157596A - ラインクロ−ル解消法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はカラー用固体撮像素子に生じるラインクロール
の解消法に関し、更に詳述すれば、貼り合わせ型により
カラーフィルタアレイが配置される素子において、走査
線毎に色の濃淡を生じる所謂ラインクロールの解消法に
関する。

（従来技術） 従来より、カラー用固体撮像素子の製造方法として、素
子上に直接カラーフィルタアレイ（以下、単にフィルタ
と呼ぶ）？形成させるオンウェハ型と、透明なガラス基
板上にカラーフィルタアレイを形成し、接着剤によυ画
素の位置に合わせて固定させる貼り合わせ型と、が有る
ことは周知のとおりである。

ま九、フィルタの色の配列も種々の方式が知られている
。このうち、水平解像度が高くしかも偽信号の発生が少
ないものの１つとして、ＧストライプＲＢ線順次方式と
呼ばれるものがある。すなわち、この方式は、第２図（
ａ）に図示するとおり、色サンプリング位置が、奇数番
目の走査線に相当するフィルタの列をＲＧＲＧ・・・と
じ、一方偶数番目の列のフィルタをそれぞれＢＧＢＧ・
・・とじ、かつａが垂直方向に１列に配置されている。

（発明が解決しようとする問題点） 処で、カラー用固体撮像素子を、上記方式のフィルタに
より貼り合わせ型で製作した際、受光部１とフィルタ２
との貼り合わせズレ（Ｌ）は必ず生じるために、次のよ
うな欠点を生じた。

すなわち、画素とフィルタとの間に垂直方向の合わせズ
レ（Ｌ）ｆｃ生じ九場合、例えば８２図（′ｂ）に図示
するようにフィルタが上方向にズｖｆｌ−場合、奇数番
目■走査線ではＦｔ、Ｅの完全な信号が得られるのに対
し、偶数番目の走査線ではＲまたばＢにそれぞれＢまた
はＲが混色された信号が得られた。従って、奇数番目の
走査線から成る奇数フィールドと偶数番目の走査線から
成る偶数フィールドとの画像信号に差異？生じることと
なり、インターレース読出した際にフＶ−ム画儂上には
走査線毎に濃淡の縞模様を生じる所謂ラインクロールが
発生し次。

このラインクロールの１解消法として、例えば走査順序
に従ってＲ，Ｇ、Ｂ■繰り返しで配列する垂直ストライ
プ方式が有るが、この方式は色サンプリングが３画素周
期の之め水平解像度が低い。

本発明の目的は、貼ジ合わせ型によるカラー用固体撮像
素子のラインクロール解消法を提供することにある。

また、本発明の他の目的は、水平解像度が高いフィルタ
配列を提供することにある。

Ｃ問題点を解決するための手段） すたわち、本発明の上記目的は、インターラインＣＣＶ
形固体撮像素子およびその上に画素に対応して貼り合わ
され念力２−フィルタアＶイから成るカラー用固体撮像
素子のラインクロール解消法において、フィルタの色配
列が、垂直方向に３原色ま念は補色の色信号成分？含む
２つの色を交互に並べ九列と、垂直方向に５原色ま九は
補色の輝度信号成分を含む１つの色の列と、を水平方向
に交互に有し、走査線毎の混色の割合が一定になるよう
にすることと特徴とするラインクロール解消法により達
成される。

（作用） フィルタの貼り合わせズレが生じても、垂直方向の各画
素毎に異なる色が繰り返し配置されているなめ、各画素
の混色の程度はフィールド毎に均等となり、従って、奇
数フィールドと偶数フィールドとの間に色の差異？生じ
ない。

（実施グ１） 本発明の実施列を以下図面により説明する。

第１図は、本発明の１実施例によるカラーフィルタアＶ
イの色のサンプリング位置を示す図であり、各画素に対
応して配置されるフィルタは、図示の如く、その色を表
わす記号Ｒ，ＧおよびＢの色に区分されている。

なお、本実施ｕ１では、通常インターレース読出しが適
用されるインターライン形ＯＣＤの固体撮像素子を用い
ている。しかし、この素子については周知のとおりであ
り、ここでの説明は省く。

第１図（ａ）に図示する如く、素子上に位置合わせして
貼り合わされるフィルタ１０は、奇数フィールド？構成
する１’、３，５．　・・・の行がＫＧＢＧＲＧＢＧ・
・・とされており、一方偶数フイールドを構成する２、
４，６．　　・・・の行がＢＧＲＧＢＧＲＧ・・・とさ
れており、色のサンプリング位置がフィールド毎に２画
素分ずれ九装置から成っている。すなわち、云々換える
と、ＲおよびＢは垂直方向に交互に配列されており、ａ
けストライプに配列されている。

このように設けられｔフィルタでは、第１図（ｂ）に図
示する如く、画素１１に対してフィルタ１０が垂直方向
にズレても、各走査線における混色の゛程度は各色に等
価となる。

なお、Ｇについてはストライブ配列されているのでズレ
は当然生じない。また、フィルタの水平方向のズＶは、
各画素が垂直転送エレメント？並設させているため、垂
直方向に較べて受光セル間に余裕があり、通常の製作工
程中に生じる８度の貼り合わせズレでは混色を生じなり
０ ま念、上記実施例に準じるものとして、フィルタの色の
サンプリング位置が、例えば奇数フィールドに対応する
列をＲＧＲＧ・・・とじ、偶数フイールドに対応する列
１ＢＧＢＧ・・・とじて、垂直方向にＲおよびＢが交互
に配列されたもの？考えることができる。しかし、この
よう々配列では、おのおののＲ，Ｇ、Ｅ信号が１画素お
きに信号の欠落部分と生じる。通常はこの欠楽部分を補
間するために、隣接する上下の走査線からの信号で補間
する信号処理が行われているが、フィールド毎に上下画
素の色が異なる上記配列では、混色を生じ免除に垂直相
関で色信号を作れなくなる。

従って、本例の如く、水平方向にＲ，Ｇ、Ｅの３色が必
要と々る。

なお、上記実施列では３原色系を記載したが、Ｇの代り
にＭｇを、ＲおよびＢの代りにそれぞれ０７およびＹｅ
　ｆｔ配置した補色系によって構成し念もの？フィルタ
として用いることもできる。

（発明の効果） 以上記載したとおり、本発明のラインクロール解消法に
よれば、貼り合わせ型により設けられるカラーフィルタ
アＶイの色サンプリング位置が、垂直方向にＲおよびＢ
を交互に配置しているので、貼り合わせズレを生じても
各画素の混色の程度は均等となり、従って各フィールド
間の色の差異を無くしてラインクロールが生じない。

ま念、輝度信号成分であるＧがストライブに配列されて
いるので高解像度が得られる。特に、走査順序に従って
水平方向にＲＧＢＧｆｔ繰り返し配置し九垂直ストライ
プ或いはＲＧＥの繰り返しによるストライプ配列に較べ
、本発明が適用されるフ身ルタのＲとＢのサンプリング
周期はフィールド毎に２画素おきとなり、静止画にした
際に水平モアレが低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）および（ｂ）は、本発明の１実施列を説明
する図、第２図（ａ）および０）は従来例のフィルタ配
列を説明する図である。 １０・・・カラーフィルタアＶイ、１１・・・画素第　
　１　　図 （ａ） （ｂ） 第　　２　　図 ２−ｆ）ツースルター

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）インターラインＣＣＤ形固体撮像素子およびその上
   に画素に対応して貼り合わされたカラーフィルタアレイ
   から成るカラー用固体撮像素子のラインクロール解消法
   において、フィルタの色配列が、垂直方向に３原色また
   は補色の色信号成分を含む２つの色を交互に並べた列と
   、垂直方向に３原色または補色の輝度信号成分を含む１
   つの色の列と、を水平方向に交互に有し、走査線毎の混
   色の割合が一定になるようにすることを特徴とするライ
   ンクロール解消法。 ２）色信号成分を含む２つの色はそれぞれフィールド毎
   に２画素分ズレて配置されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載のラインクロール解消法。