JPS63156796A - ホスフイン酸誘導体 - Google Patents

ホスフイン酸誘導体

Info

Publication number
JPS63156796A
JPS63156796A JP62312435A JP31243587A JPS63156796A JP S63156796 A JPS63156796 A JP S63156796A JP 62312435 A JP62312435 A JP 62312435A JP 31243587 A JP31243587 A JP 31243587A JP S63156796 A JPS63156796 A JP S63156796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
group
carbamoyl
pentyl
methylcarbamoyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62312435A
Other languages
English (en)
Inventor
マイケル・ジヨン・ブロードハースト
バルラジ・クリシヤン・ハンダ
ウイリアム・ヘンリイ・ジヨンソン
ジエフリト・ロートン
ピーター・ジエイムズ・マツチン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JPS63156796A publication Critical patent/JPS63156796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/38Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)]
    • C07F9/44Amides thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はホスフィン酸誘導体、その製造方法及び該誘導
体を含む薬剤に関する。
本発明によって提供されるホスフィン酸誘導体は一般式 式中、 R1は水素原子或いはCI”” Ca−アルキルまたは
アリール−(C+〜C6−アルキル)基を表わし; R2は02〜C5−アルキル基を表わし;R3は天然の
α−アミノ酸の側鎖を表わし、その際、存在する官能基
はいずれも随時保護されていてもよく、存在するアミノ
基はいずれも随時アシル化もしくはスルホニル化されて
いてもよく、または存在するカルポキシル基はいずれも
随時アミド化されていてもよく、ただし、R3は水素原
子またはメチル基を表わさぬものとし; R4は水素原子またはメチル基を表わすか;或いは R3及びR4は一緒になって式=(CH2)n −の基
を表わし、ここに、 nは4乃至11までの数を表わ1; R5は水素原子或いは01〜C6−アルキル、カルボキ
シル、01〜C6−アルコキシカルボニルまたは01〜
C6−アルキルアミノカルボニル基を表わし:そして Xは脂肪族または芳香族ジカルボン酸、N−カルボキシ
アミノ酸、アザジカルボン酸または〇−力ルポキシヒド
ロキシ酸から誘導される環式イミド基或いは式 (L)    (L) の基を表わし、ここに、Raは天然のα−アミノ酸の側
鎖を表わし、その際、存在する官能基はいずれも随時保
護されていてもよく、存在するアミノ基はいずれも随時
アシル化もしくはスルホニル化されていてもよく、また
は存在するカルボキシル基はいずれも随時アミド化され
ていてもよく、Rbは水素原子を表わすか、或いはRa
及びHbは一緒になって、トリメチレン基を表わし、R
cは天然のα−アミノ酸の側鎖を表わし、その際、官能
基はいずれも随時保護されていてもよく、存在するアミ
ノ基はいずれも随時アシル化もしくはスルホニル化され
ていてもよく、または存在するカルボキシル基はいずれ
も随時アミド化されていてもよく、Rdは水素原子を表
わすか、或いはRc及びRdは一緒になってトリメチレ
ン基を表わし、モしてReは保護基またはアシル、C1
〜C6−アルキルスルホニルもしくはアリールスルホニ
ル基を表わす、の化合物及びその製薬学的に許容し得る
塩である。
15一 本明細書において用いるrc、−c、−アルキル」なる
用語は、単独または組合せであっても、炭素原子1〜6
個を含む直鎖状または分枝鎖状のアルキル基、例えばメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec −ブチル、tart−ブチル
。n−ペンチル、n−ヘキシル等を意味する。「02〜
C6−アルキル」なる用語は炭素原子2〜5個を含む直
鎖状または分校a状のアルキル基を意味する。「01〜
C6−アルコキシ」なる用語は、単独でまたは組合せに
おいて、炭素原子1〜6個を含むアルコキシ基を意味し
、01〜C6−アルコキシ基の例はメトキシ、エトキシ
、n−プロポキシ、インプロポキシ、n−ブトキシ、t
ert−ブトキシ等である。[アシルjなる用語は脂肪
族カルボン酸(例えば01〜C6−アルカン酸、例えば
酢酸、プロピオン酸、酪酸等)、芳香族カルボン酸(例
えば安息香酸またはC1〜C6−アルキル、01〜C8
−アルコキシ、カルボキシ、ハロゲン、トリフルオルオ
ロメチル、等から選ばれる1個またはそれ以上の置換基
で置換さろれる安息香酸)、或いは芳香脂肪族カルボン
酸[例えばアリール−(C+〜C6−アルカン)酸例え
ばフェニル酢酸、等]から誘導されるアシル基を意味す
る。「アリール」なる用語は、単独でまたは組合せにお
いて、01〜C6−アルキル、C1〜C6−アルコキシ
、ハロゲン、トリフルオロメチル、等から選ばれる1個
またはそれ以上の置換基で随時置換されていてもよいフ
ェニル基を意味する。「ハロゲン」なる用語はフッ素、
塩素、臭素またはヨウ素を意味する。
「天然のα−アミノ酸の側鎖」なる用語は天然産の式H
2N−CH(R)−C○OHのα−アミノ酸における基
Rを意味する。かくして、R3に関して条件があり、駒
側鎖は例えば次の1つであることができ、対応するa−
アミノ酸は後のかっこ内に示す;水素(グリシン)、メ
チル(アラニン)、イソプロピル(バリン)、イソブチ
ル(ロイシン)、ベンジル(フェニル−アラニン)、p
−ヒドロキシベンジル(チロシン)、ヒドロキシメチル
(セリン)、メルカプトメチル(システィン)、1−ヒ
ドロキシエチル(スレオニン)、2−メチルチオエチル
(メチオニン)、カルボキシメチル(アスパラギン酸)
、2−カルボキシエチル(グルタミン酸)、3−グアニ
ジノプロピル(アルギニン)または4−アミノブチル(
リジン)。
H&、HQ及びR3に存在する官能基はいずれもペプチ
ド化学においてそれ自体既知の方法で保護されているこ
とができる。例えば、ヒドロキシ基は容易に開裂させ得
るエーテルの形態、例えばtert−ブチル、ベンジル
またはテトラヒドロピラニルエーテル、或いは容易に開
裂させ得るエステルの形態、撚えばアセテートとして保
護することができる。メルカプト基は例えばtert−
ブチル、ベンジル等の基によって保護することができる
アミノ基は例えばtert−ブトキシカルボニル、ベカ
ジルオキシ力ルポニル、ホルミル、トリチル、トリフル
オロアセチル、2−(ビフェニリル)−イソプロポキシ
カルボニルまたはイソボルニルオキシカルボニル基で、
或いはフタルイミド等の基の形態で保護することができ
る。カルボキシ基は例えば容易に開裂させ得るエステル
、例えばメチル、エチル、tert−ブチル、ベンジル
等のエステルの形態で保護することができる。
R1,R(!及び/またはR3に存在するアミノ基を上
に定義した如きアシル基で、またはアミノカルボン酸で
アシル化することができる。かかるアミノカルボン酸の
例はα−アミノ酸例えば天然のび一アミノ酸(例えばグ
リシン、アラニン、等)である。また、R8、Rc及び
/またはR3に存在するアミノ基を例えばC1〜c6−
アルカンスルホン酸(例えばメタンスルホン酸)または
アリールスルホン酸(例えばベンゼンスルホン酸または
p−トルエンスルホン酸)でスルホニル化することがで
きる。
Ra、 RQ及び/またはR3に存在するカルボキシル
基を普通の方法でアミド化することができる。
かくして、アミド化されたカルボキシル基の例はアミノ
カルボニル、(01〜C6−アルキル)アミノカルボニ
ル、ジ(01〜06−アルキル)アミノカルボニルまた
はアリールアミノカルボニル基、並びにアミノカルボン
酸、例えば天然のα−アミノ酸(例えばグリシン、アラ
ニン等)でアミノ化されたカルボキシル基である。
式(a)の基におけるReが保護基を表わす場合、酸基
はペプチド化学においてギれ自体既知のアミノ保護基(
例えばすでに述べたアミノ保護基)であることができる
式1の化合物は塩基、例えばアルカリ金属水酸化物(例
えば水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム)、アルカリ
土類金属水酸化物(例えば水酸化カルシウム及び水酸化
マグネシウム)、水酸化アンモニウム、等よって製薬学
的に許容し得る塩を生成する。塩基性である式Iの化合
物は酸によって製薬学的に許容し得る塩を生成する。か
かる塩として、無機酸、例えばハロゲン化水素酸(例え
ば塩化水素酸及び臭化水素酸)、硫酸、硝酸、リン酸、
等による塩のみならず、また有機酸、例えば酢酸、酒石
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸、サリ
チル酸、クエン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸、等による塩が考えられる。
式■の化合物は少くとも2個の不斉炭素原子を含み、従
って、光学的活性エナンチオマー、ジアステレオマーま
たはラセミ体として存在することができる。
上記式■において R1は好ましくは水素原子または0
1〜C6−アルキル基、特に水素原子またはメチル基を
表わす。R2は好ましくはC3−またはC6−アルキル
基、特にn−プロピル、イソプロピルまたはsec−ブ
チル基を表わす。好ましくは、R3はイソブチル基を表
わし、そしてR4は水素原子を表わすか、R3及びR4
は一緒になって、式−(CH2) n−の基を表わし、
ここにnは5乃至9までの数を表わし、そしてR6が水
素原子を表わすか、或いはR3はイソブチル基を表わし
、R4はメチル基を表わし、モしてR5はカルボキシル
または01〜C6−アルコキシカルボニル基、特にカル
ボキシルまたはエトキシカルボニル基を表わす。Xが環
式イミド基を表わす場合、1つの好ましくい具体例にお
いては、酸基は式 式 f −CH(R)−CH(Rf)−1 f       f −CH(R)−Cl(R)−C)I(Rf)−1−〇−
CH(Rも−1 −N(Rf)−CH(Rら−、 −N(Rf)−N(Rf)−1 −N=N=  または −C(Rf)= C(Rf)−1 式中、各Rfは水素原子或いは01〜c6−アルキル、
アリール、アリール−(c 、〜C6−アルキル)もし
くは01〜C6−アルカノイルアミノ基またはアシルア
ミノ基を表わし、該アシル部分は天然産のα−アミノ酸
から誘導され、該アミン基は随時保護されていてもよい
、 の基を表わすか、或いはP及びQは一緒になって、随時
置換されていてもよい芳香族系を表わし、該任意の置換
基はC1〜C6−アルキル、CI−Ci−アルコキシ、
ハロゲン、ヒドロキシ、アリール−(C+〜C6−アル
コキシ)、ニトロ、アミノ、C1〜C6−アルカノイル
アミノ、モノ(01〜C6−アルキル)アミノ、ジ(C
+〜C6−アルキル)アミノ及びC4〜C5−アルキル
スルホニルアミノから選ばれる1個またはそれ以上の置
換基からなる。
他の好ましい具体例においては、環式イミドXは式 式中、Aは随時置換されていてもよい芳香族系の残基を
表わし、該任意の置換基は01〜C6−アルキル、01
〜C6−アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アリール
−(C8〜C6−アルコキシ)、ニトロ、アミノ、CI
〜C6−アルカノイルアミノ、モノ(C1〜C6−アル
キル)アミノ、ジ(CI−Ca−アルキル)アミノ及び
C1〜C6−アルキルスルホニルアミノから選ばれる1
個またはそれ以上の置換基からなり、モしてYは一〇−
1−NH−または−NRg−を表わし、ここに、Rgは
水素または01〜C8−アルキルを表わす、の基である
式(b)においてP及びQが一緒になって表わされる随
時置換されていてもよい芳香族系は単環式(例tば1.
2−フエニレンまたはチェニレン)或いは多環式(例え
ば1.2−ナフチレン、2,3−ナフチレン、■、8−
ナフチレン、2,3−アンスリレン、等)であることが
できる。式(C)における記号Aは随時置換されていて
もよい単環式芳香族系(例えばベンゼン)或いは随時置
換されていてもよい多環式系(例えばす7タレン、アン
スリレン、等)の残基を表わすことができる。
殊に好ましい具体例においては、環式イミド基Xは式(
b)の基であり、ここで、P及びQは一緒になって、式
−〇(R)=C(Rf)−の基を表わし、ここに、一方
のRfはアリール基、特にフェニル基を表わし、そして
他方のRfは水素原子またはアリール基、特にフェニル
基を表わす。他の殊に好ましい具体例においては、環式
イミド基Xは式(b)の基であり、ここで、P及びQは
一緒になって、01〜C6−アルコキシ、ハロゲン、ヒ
ドロキシ、アミノ及びC1〜C6−アルカノイルアミノ
から選ばれる1個またはそれ以上の置換基で随時置換さ
れていてもよい1,2−フエニレンまたは2゜3−ナフ
チレン基を表わす。更に他の殊に好ましい具体例におい
ては環式イミド基Xは式(b)の基であり、ここで、P
及びQは一緒になって、01〜C6−アルコキシ、ハロ
ゲン、ヒドロキシ、アミノ及びC1〜C6−アルカノイ
ルアミノから選ばれる1個またはそれ以上の置換基で随
時置換されていてもよい1.8−ナフチレン基を表わす
。更に殊に好ましい具体例においては、環式イミド基X
は式(C)の基であり、ここで、Aはベンゼン環の残基
を表わし、そしてYは−NRg−を表わす。
Xが上記式(a)の基を表わす場合、好ましくはHaは
天然のα−アミノ酸の側鎖、特にイソブチル基を表わし
、その際、存在する官能基はいずれも随時保護されてい
てもよく、存在するアミン基はいずれも随時アシル化も
しくはスルホニル化されていてもよく、または存在する
カルボキシル基はいずれも随時アミノ化されていてもよ
く、Rbは水素原子を表わし、Rc及びRdは一緒にな
ってトリメチレン基を表わし、そしてReは保護基、特
にベンジルオキシカルボニル基、またはアシル基、特に
アセチル基を表わす。
上記式1の殊に好ましい化合物は次のものである: [(3−アミノフタルイミド)メチル][(R5)−4
−メチル−2−[[(S) −3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ヘンチル]ホ
スフィン酸、 [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル]  (1,8−ナフタレンジカルボキシイミ
ドメチル)ホスフィン酸、[(Rまたは5)−4−メチ
ル−2−[[(Rまたは5)−2−オキソ−3−アザシ
クロトリデシル]カルバモイル1ペンチル]  (1,
8−ナフタレンジカルボキシイミドメチル)ホスフィン
酸、N−[N−[(Rまたは5)−2−[[[[[N−
[1−(ベンジルオキシ)カルボニル] −L−プロリ
ル]−り一ロイシル]アミノ]メチル] ヒドロキシホ
スフィニル]メチル]−4−メチルバレリル]−り一ロ
イシル]L−アラニン及び[(1,4−ジヒドロ−2,
4−ジオキソ−3(2H)−キナゾリニル]メチル][
[(Rまたは5)−4−メチル−2−[[(Rまたは5
)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸。
本発明によって提供される方法に従えば、上記式■の化
合物及びその製薬学的に許容し得る塩は一般式 %式% 式中、R1、R2、R3、R4、R6及びXは上記の意
味を有し、そしてR6はC1〜C6−アルキル基を表わ
す、 の化合物を酸またはハロトリメチルシランで処理し、必
要に応じて、得られる式1の化合物においてXで表わさ
れる環式イミド基に存在する反応性置換基を官能的に改
変し、そしてまた、必要に応じて、得られる式■の化合
物を製薬学的に許容し得る塩に転化することによって製
造される。
式■の化合物、好ましくはR6がメチルまたはエチルを
表わす化合物の酸またはハロトリメチルシランによる処
理はそれ自体公知の方法において行うことができる。か
くして、例えば式■の化合物をほぼ室温にて酢酸中の臭
化水素で処理するか、或いはほぼ室温にて不活性有機溶
媒(例えばハロゲン化された炭化水素、例えばジクロロ
メタン等)中のトリフルオロ酢酸で処理することができ
る。
また例えば式■の化合物をほぼ室温にて不活性有機溶媒
(例えばハロゲン化された炭化水素、例えばジクロロメ
タン等)中のハロトリアルキルシラン、好ましくはブロ
モトリメチルシランで処理することができる。
式Iの化合物においてXで表わされた環式イミド基に存
在する反応性置換基を、必要に応じて官能的に改変する
ことができる。かくして、例えばニド四基を公知の方法
において、例えばパラジウム触媒の如き触媒の存在下に
おいて水素添加してアミノ基に還元することができる。
また例えば、アリール−(C+−Ca−アルコキシ)基
、例えばベンジルオキシ基を公知の方法において、例え
ばパラジウム触媒の如き触媒の存在下において水素添加
してヒドロキシ基に転化することができる。
更に例えば活性化された芳香族水素原子を公知の方法に
おいてハロゲン化してハロゲン原子と入れ換えることが
できる。
得られる式Iの化合物を公知の方法に従って製薬学的に
許容し得る塩に転化することができる。
かくして、式1の化合物を塩基、例えば前記の如き塩基
の1つで処理して製薬学的に許容し得る塩に転化するこ
とができる。塩基性である式Iの化合物を酸、例えば前
記の如き酸の1つで処理して製薬学的に許容し得る酸付
加塩に転化することができる。
本発明によって提供される方法において出発物質として
用いる式■の化合物は新規なものであり、そしてまた本
発明の一目的である。
式■の化合物は、例えば一般式 RIQ  R2 X’−C1l−P−CI+2−CI−COOHmR6 式中、R1、R2及びR6は上記の意味を有し、モして
XIはすでに定義した如き環式イミド基または式 %式% の基を表わし、ここに、Ra′は存在する官能基がいず
れも保護されている天然のα−アミノ酸の側鎖を表わし
、モしてRb′は水素原子を表わすか、またはRal及
びRbrは一緒になってトリメチレン基を表わし、Rc
′は存在する官能基がいずれも保護されている天然のα
−アミノ酸の側鎖を表わし、そしてHdrは水素原子を
表わすか、またはRc′及びHdrは一緒になってトリ
メチレン基を表わし、そしてRQ rは保護基を表わす
、 の化合物を一般式 式中、H31Nは存在する官能基がいずれも保護されて
いる天然のα−アミノ酸の側鎖を表わし、そしてR4は
上記の意味を有するか、またはR30及びR4は一緒に
なって式−(CH2)n−の基を表わし、ここにnは上
記の意味を有し、モしてH6fiは前記のR6と同一の
意味を有するが、但し、カルボキシル基がいずれも保護
されている場合は除く、 の化合物と縮合させて一般式 %式% 式中、R1,R2、R4、R6、R3°及びR50及び
Xlは上記の意味を有する1、′ の化合物を生成させ、必要に応じて;保護されたカルボ
キシル基Rhoをカルボキシル基に転化し、必要に応じ
て、保護基Rerを開裂させ、得られる化合物を適当に
アシル化またはスルホニル化し、必要に応じて、Ra′
及び/またはRQ l及び/またはR30に存在する保
護基をいずれも開裂させ、そしてまた必要に応じて、得
られるアミノ基を適当にアシル化またはスルホニル化す
るか、或いは得られるカルボキシル基をアミド化するこ
とによって製造することができる。
式■の化合物と式■の化合物との縮合はペプチド化学に
おいてそれ自体既知の方法によって行うことができる。
かくして、例えば縮合を酸ハライド、酸無水物、活性化
されたアミド、混合炭酸無水物または活性化されたエス
テル法に従って行うことができる。好ましい方法におい
ては、縮合を活性化されたエステル法に従って、殊に縮
合剤、例えばN、N’−ジシクロへキシルカルボジイミ
ドの存在下においてヒドロキシベンゾトリアゾールを用
いて行う。
式I[Aの縮合生成物について行い得る次の工程はペプ
チド化学においてそれ自体既知であり、従って、使用す
る方法及び工程を行い得る順序は当該分野に精通せる者
にとってはよく知られている。
上記式■の化合物は一般式 RI  0 II X’ −CH−P−HV OR’ 式中、R1、R6及びXIは上記の意味を有する、 の化合物を一般式 %式% 式中、R2は上記の意味を有し、そしてR7はR6の存
在下において選択的に開裂させ得る保護基(例えばベン
ジル)を表わす、 の化合物と反応させ、得られる一般式 %式% 式中、R1、R2、R6、R7及びXlは上記の意味を
有する、 の化合物から保護基R7を開裂させることによって製造
することができる。
式Vの化合物と式■の化合物との反応及び生ずる式■の
化合物から保護基R7の開裂は一般に公知の方法に従っ
て行うことができる。
またXlが上に定義した如き環式イミド基を表わす式■
の化合物は一般式 1       ■ X2−C)I−Br 式中、R1は上記の意味を有し、そしてX2は上に定義
した如き環式イミド基を表わす、の化合物を一般式 %式% 式中、R2、R6及びR7は上記の意味を有する、 の化合物と反応させ、生ずる一般式 式中、R1、R2、R6、R7及びX2は上記の意味を
有する、 の化合物から保護基R7を開裂させることによって製造
することができる。
式■の化合物と式■の化合物との反応及び生ずる式Xの
化合物から保護基R7の開裂は一般に既知の方法に従っ
て行うことができる。
更に上記式■の化合物の製造方法は環式イミド基または
式 式中、Rar、Rb′、RQ r、Rd’及びR”l;
i上記の意味を有する、 の基を一般式 %式% ([) 式中、R1、R2、R4、R6、R3+1及びR”は上
記の意味を有する、 の化合物中に導入し、そして必要に応じて、R50によ
って表わされる保護されたカルボキシル基をカルボキシ
ル基に転化し、必要に応じて、保護基RQ rを開裂さ
せ、生ずる化合物を適当にアシル化またはスルホニル化
し、必要に応じて、Ra′及び/またはRc′及び/ま
たはR”に存在する保護基を開裂させ、そしてまた必要
に応じて、得られるアミノ基を適当にアシル化またはス
ルホニル化するか、或いは得られるカルボキシル基をア
ミノ化することからなる。
環式イミド基、または式(d)の基の式■の化合物への
導入はペプチド化学においてそれ自体既知の方法で行う
ことができる。例えば環式イミド基は弐■の化合物を既
知の方法に従って、脂肪族または芳香族カルボン酸、N
−カルボキシアミノ酸、アザジカルボン酸または0−力
ルポキシヒドロキシ酸から誘導された無水物と反応させ
ることによって導入することができる。式(d)の基は
式■の化合物を、適当なジペプチドと、好ましくは2段
階において該式■の化合物を適当に保護された天然のα
−アミノ酸と縮合させ、縮合生成物を適当に脱保護し、
次に得られた脱保護された化合物を更に適当に保護され
た天然のα−アミノ酸と縮合させることによって導入す
ることができる。勿論、この好ましい方法において、用
いる保護された天然のα−アミノ酸は同一もしくは相異
なるものであり得ることは理解されよう。
環式イミド基または式(d)の基の導入後に得られる生
成物について行い得る次の工程はペプチド化学において
はよく知られており、従って、使用方法及び工程を行い
得る順序は当該分野に精通せる者にとってはよく知られ
ている。
弐■の化合物は、X’が7タルイミド基を表わす式I[
Aの化合物を既知の方法において、例えば不活性有機溶
媒例えばアルカノール(例えばメタノール、エタノール
等)中のヒドラジン水和物を用いて室温にてヒドラジン
で処理することによって製造することができる。
また式■の化合物は、一般式 I  O R8−NH−CH−P−H■ ■ R6 式中 R1及びR6は上記の意味を有し、そしてR8は
保護基を表わす、 の化合物を上記式■の反応させ、生ずる一般式1i10
   R2 I lR5−N11−CH−P−CH2−CH−COOR7
XOR’ 式中、R1、R2、R6及びR8は上記の意味を有する
、 の化合物から保護基R7を開裂させ、生ずる一般式 %式% 式中、R1、R2、R6及びR8は上記の意味を有する
、 の化合物を上記式■の化合物と縮合させ、保護基R8を
開裂させ、かくして得られた一般式%式% 式中、R1、R2、R4、R6、R8、R”及びR”は
上記の意味を有する、 の化合物における保護されたカルボキシル基をカルボキ
シル基に転化することによって製造することができる。
また式■の化合物を製造するこの後者の方法は一般に既
知の方法に従って行うことができる。
更にXlが式(b)の基を表わし、ここで、P及びQは
=緒になって、式−N(R)−CHCRも−の基を表わ
す弐■の化合物の製造方法は、Xlがフタルイミドを表
わす式■の化合物をヒドラジンで処理し、生ずる一般式 %式% 式中、R1,R2、R6及びR7は上記の意味を有する
、 の化合物を適当に保護されたアミノ酸と縮合させ、一般
式 %式% 式中、R1,R2、R6、R7及びRfは上記の意味を
有し、モしてPは保護基を表わす、の縮合生成物を処理
して保護基Pを除去し、生ずる一般式 式中、R”、R2、R6、R7及びRfは上記の意味を
有する、 の化合物をホスゲンと反応させ、そして生ずる−般式 O 式中、R1、R2、R6、R7及びRfは上記の意味を
有する、 の化合物から保護基R7を開裂させることからなる。
xlが式(b)の基を表わし、ここで、P及びQは−緒
にな?て式−N(R)−CH(Rf)−の基を表わす式
■の化合物のこの製造方法は既知の方法に従って行うこ
とができる。
上記式■、VlVl、■、■及びX■の化合物は既知の
化合物であるか、既知の化合物と同様の方法で製造し得
る既知の化合物の同族体であるか、または後記の実施例
に述べた如くして製造することができる。
上記式Iの化合物及びその製薬学的に許容し得る塩は酵
素コラゲナーゼを阻害し、変性関節疾患(degene
rative joint diseases)、例え
ば慢性関節リウマチ(rheumatoid arth
ritis)及び変形性関節症(osteoarthr
itis)の抑制または予防において用いることができ
る。
本化合物の試験管内抑制活性を、デイヤー(Dayer
)等、ブロシイーデインク・オブ・ナショナル・アカデ
ミイー・オブ・サイエンスイズ(Proc、Natl、
Acad、Sci、USA) 、73 % 945(1
976)に記載の方法に従い、ヒト骨液線維芽細胞(h
uman 5ynovial fibrablasts
)の培養物から得られ、次にならし培地(condit
ional medium)中のプロコラーゲンをトリ
プシンで活性化したコラゲナーゼに対して立証すること
ができる。
コラゲナーゼ活性を、基質としてラット尾鍵からの14
C−アセチル化したコラーゲンタイプ■を用いて、ジョ
ンソン−ウィンド(Johnson−Wint)、ビイ
−・メチル・バイオケム(B、Anal 、Bioch
em、)、上J土、175(1980)に記載のマイク
ロタイター・グレート・アッセイCm1crotitr
e plateassay)法を用いて測定した。IC
,oは基質の開裂及び溶解を、酵素単独で達成されるも
のの50%に減少させる酵素消化液(enzyme d
igestion)中の本発明の化合物の濃度である。
本発明の典型的な化合物を用いて上記試験で得られた結
果を下記の第1表に集約して示す:箋上表 A           5.6 X 1.0−’B 
           6 X 10−’C1,6X 
10−’ D           1.I X 10−’E  
         2..2 X 10−’化合物A:
 N−[N−[(Rまたは5)−2−[[[[[N−[
1−(ベンジルオキシ)カルボニル]L−プロリル]−
り一ロイシル]アミノ]メチル]ヒドロキシホスフィニ
ル]メチルコー4−メチルバレリル]L−ロイシル]L
−アラニン。
化合物B: [(3−アミノフタルイミド)メチル] 
[(RS)−4− ) チ4−2− [[(s)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル1ホスフィン酸。
化合物C: [(R5)−4−メチル−2−[[(S)
−3−メチル=1−(メチルカルバモイル)ブチル]カ
ルバモイル]ペンチル](1,8−ナフタレンジカルボ
キシイミドメチル)ホスフィン 酸。
化合物D:[(Rまたは5)−4−メチル−2−[[(
Rまたは5)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル
]カルバモイル]ペンチル](1,8−ナフタレンジカ
ルボキシイミドメチル)ホスフィン酸。
化合物E: [1,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−
3(2H)−キナゾリニルコメチル][[(Rまたは5
)−4−メチル−2−[[(Rまたは5)−2−オキソ
−3−アザシクロトリデシル]カルバモイル]ペンチル
]ホスフィン酸。
本化合物の生体内活性は次の試験方法を用いて立証する
ことができる。雌ラットの群に、タイプ■コラーゲン/
フロイド不完全補助液(Freund ’sincom
plete adjuvant)の乳液10X0.1m
12をそった背に皮肉注射した。10日後、試験化合物
を20 mg/kgの投薬量で182回、内在する煩静
脈カテーテルを介して投与した;投与を12日間続けた
。皮肉注射したが、しかし試験化合物で処置しなかった
ラット群を対照とした。後足炎症の出現率を試験期間、
視覚的に評価し、紅斑及び/または腫脹の徴候を示す群
の割合として表わした。
後足の疎部における放射線医学的変化を試験終了時に評
価し、〇−正常乃至6=きびしい変化の任意の段階標準
を用いて定量化した;結果を群平均として表わした。統
計分析を、マンーホイトニイ・「ニー」試験(Mann
−Whitney ”U” test)を用いて行った
策l斐 対照   8/11  2.28±0.53 1.75
±0.45化合物D  3/12  0.86±0.3
4 0.64±0.37第■表に示した化合物りは前記
第1表に関連して示した化合物りである。
式1の化合物及びその製薬学的に許容し得る塩は、これ
を適合し得る製薬学的担体物質と共に含ませた製薬学的
調製物の形態で薬剤として用いることができる。この担
体物質は経腸または非経腸投与に適する有機または無機
担体物質、例えば水、ラクトース、殿粉、ステアリン酸
マグネシウム、タルク、アラビアゴム、ゼラチン、ポリ
アルキレングリコール、黄色ワセリン等であることがで
きる。製薬学的調製物は固体の形態(例えば錠剤、粉剤
、糖衣光、生薬、カプセル剤等)または液体の形態(例
えば溶液、乳液、懸濁液等)にすることができる。
必要に応じて、製薬学的調製物を普通の製薬学的操作、
例えば殺菌法に付すことができ、そしてまた該調製物に
は普通の製薬学的補助剤、例えば保存剤、安定剤、湿潤
剤、浸透圧を変えるための塩等を含ませることができる
。また本製薬学的調製物には他の治療的活性物質を含ま
せることもできる。
製薬学的調製物は式1の化合物またはその製薬学的に許
容し得る塩及び必要に応じて1種またはそれ以上の他の
治療的活性物質を治療的に不活性な担体物質と混合し、
得られた混合物をガレヌス法(galenical)投
与形態にすることによって製造することができる。
式■の化合物及びその製薬学的に許容し得る塩を約5m
g〜30mg、好ましくは約10mg〜15mg/日の
投与量範囲で成人に投与することができる。
勿論、この投薬量範囲は単なる例として示したものであ
り、投与する特定の化合物または塩の効力、処置する患
者の特定の症状及び診療する医師によって決定される如
き患者の個々の必要性に応じて、上下に変え得ることが
理解できよう。
以下の実施例は本発明を説明するものである。
実施例において、得られた化合物の構造式を核磁気共鳴
スペクトルデータ、質量スペクトル及び/または微量分
析によって確認した。
48一 実施例1 (A)  出発物質の製造 (i)  結晶性ホスフィン酸7.98g (0,12
モル)及びオルトギ酸トリメチル15.96g(0,1
5モル)の混合物を窒素下にて室温で1時間撹拌した。
次に得られた溶液を、イソブチルアクリル酸ベンジル7
.98g (0,037モル)及び1.1,3.3−テ
トラメチルグアニジン3.14g (0,037モル)
の撹拌された混合物に、温度が外部冷却浴によって0〜
8°Cに保持されるような速度で滴下した。添加終了後
、冷却浴を除去し、混合物を室温にし、次に2時間撹拌
した。混合物をジクロロメタン250v2で希釈し、こ
の溶液を水200mΩ及び10%硫酸200m(2で洗
浄した。合液した水性抽出液をジクロロメタン各50m
(2で2回抽出し、合液したジクロロメタン抽出液を塩
化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾
燥し、蒸発させ、2   [(メトキシポスフィニル)
メチル]−4−メチルバレリアン酸ベンジルを含む無色
の油12.62gを得た。
(ii)  粗製の2−[(メトキシホスフィニル)メ
チル]−4−メチルバレリアン酸ベンジル6.0gをジ
クロロメタン30mI2に溶解し、この溶液を窒素下に
て撹拌しなから氷浴中で冷却した。ビス(トリメチルシ
リル)アセトアミド9mQ及びジイソプロピルエチルア
ミン2.6gを加え、混合物を5分間撹拌し、次にN−
ブロモメチルフタルイミド4.8gを加えた。冷却浴を
除去し、混合物を室温にし、5時間撹拌し、次いで更に
ジクロロメタン20v2を加えた。この溶液をlθ%硫
酸50mff及び塩化ナトリウム溶液50m4で洗浄し
、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させ、黄色油8
゜6gが得られ、このものをシリカゲル上で、溶離剤と
して酢酸エチル/n−ヘキサン(3: 1) ヲ用いて
、フラッシュクロマトグラフィーによって精製した。無
色の油状物として2’(R3) −[[(RS) −(
メトキシ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル]メチ
ル]−4−メチルバレリアン酸ベンジル4.22gを得
た。
(iii)   2  (R3)   [[(RS) 
  (メトキシ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル
]メチル]−4−メチルバレリアン酸ベンジル4゜5g
をメタノール200m4に溶解し、この溶液を木炭に担
持させた10%パラジウム1.9g上で3.5時間水素
添加した。濾過し、濾液を蒸発させた後2(R3) −
[[(RS) −(メトキシ)(フタルイミドメチル)
ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレリアン酸を含
む白色泡状物3.0gが得られた。
(iv)   2 (R3)   [[(RS)   
(メトキシ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル]メ
チル]−4−メチルバレリアン酸3.0gをテトラヒド
ロフラン50uQに溶解し、L−ロイシンN−メチルア
ミド1.65g及びヒドロキシベンゾトリアゾール2.
2gを撹拌しながら加えた。全ての固体が溶解した後、
N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド2.02g
を加え、混合物を室温で一夜撹拌した。テトラヒドロフ
ランを蒸発除去し、残渣を酢酸エチルと共に砕解し、混
合物を濾過してジシクロへキシルウレアを除去した。濾
液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液各50m12で2回洗
浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させ、黄色
ゴムヲ得た。このゴムをシリカゲル上で、溶離剤として
酢酸エチル中の5%メタノールを用いて、フラッシュク
ロマトグラフィーによって精製した。
白色泡状物として、 [(RS)−4−メチル−2−[
[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブ
チル]カルバモイル]−4−メチルペンチル] (フタ
ルイミドメチル)ホスフィン酸メチルエステル3.32
gが得られた。
(B)  乳巌: [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
−4−メチルペンチル](フタルイミドメチル)ホスフ
ィン酸メチルエステル123mgを酢酸3m4及び酢酸
中の48%臭化水素3−の混合物に溶解し、混合物を室
温で18時間放置した。溶媒を蒸発除去し、残渣をトル
エン10mff及びアセトン5m+2の混合物に溶解し
、この溶液蒸発させた。この操作を2回くり返して行い
、次に一52= 残渣をジクロロメタン5mQ及びアセトン3m4の混合
物に溶解し、この溶液を蒸発させた。高真空下(0、1
mmHg)で乾燥した後、灰色がかった白色泡状物とし
て、 [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル](フタルイミドメチル)ホスフィン酸
115mgが得られた。
実施例2 (A)  出発物質の製造 (i)  実施例1(AXiv)に述べた如くして製造
した[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−1
−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]−4
−メチルペンチル](フタルイミドメチル)ホスフィン
酸メチルエステル2.5gをメタノール中のヒドラジン
永和物の0.33M溶液30m4中に溶解した。混合物
を室温で18時間撹拌し、次に蒸発させた。残渣をジク
ロロメタン50mQに懸濁させ、氷酢酸0.7gを加え
た。
室温で1時間放置した後、沈殿したフタルヒドラジドを
濾別し、濾液を蒸発させ、無色のゴムが得られ、このも
のをシリカゲル上で、溶離剤としてクロロホルム/メタ
ノール/酢酸/水(60:18 : 2 : 3)を用
いてクロマトグラフィーによって精製した。無色のゴム
状物として、(アミノメチル)[(RS)−4−メチル
−1−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモ
イル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸
メチルエステル1.84 gが得られた。
(ii)   (アミノメチル)[(RS)−4−メチ
ル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)フチル]カルバモイルコベンチルコホスフイン
酸メチルエステル0.4gをジクロロメタン15mQに
溶解し、無水マレイン酸0.12g及びトリエチルアミ
ンO,12gを加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、
次にジクロロメタン20m12で希釈した。この溶液を
lO%硫酸5m(2で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で
乾燥し、蒸発させ、無色のゴム0.31gが得られ、こ
のものをジメチルホルムアミド5m4に溶液した。この
ジメチルホルムアミド溶液にヒドロキシベンゾトリアゾ
ール0.135g及びN、N’−ジシクロへキシルカル
ボジイミド0.15gを加え、混合物を室温で一夜撹拌
した。ジメチルホルムアミドを蒸発除去し、残渣を酢酸
エチル30+n+2と共に砕解し、混合物を濾過してジ
シクロへキシルウレアを除去した。濾液を飽和炭酸水素
ナトリウム溶液各30mQで2回洗浄し、無水硫酸ナト
リウム上で乾燥し、蒸発させ、無色のゴムを得た。この
ゴムをシリカゲル上で、溶離剤としてジクロロメタン中
の10%メタノールを用いてフラッシュクロマトグラフ
ィーによって精製した。無色ゴム状物として、(マレイ
ミド)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステル0.15
5 gが得られた。
(B) !族: (マレイミド)[(R5)−4−メチル−2−[[(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル1
カルバモイル]ペンチル]ホスフイン酸メチルエステル
60mgをジクロロメタン5moに溶解し、ブロモトリ
メチルシラン0.5++o2を加えた。室温で1.5時
間撹拌した後、溶媒を蒸発除去し、残渣をアセトン各2
Qmflと共に2回再蒸発させた。次に残渣をアセトン
5mff及び水0゜25m4に溶解した。室温で15分
間放置した後、溶媒を蒸発除去し、残渣をジクロロメタ
ン10no2に溶解し、トリエチルアミン50mgを加
えた。2時間後、溶液を塩化ナトリウム溶液10mQで
洗浄し、蒸発させ、白色泡状物として、(マレイミドメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)=3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸トリエチルアミン塩75
mgを得た。
実施例3 (A)  出発物質の製造: 実施例2(AXi)に述べた如くして製造した(アミノ
メチル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステルアセテ
ート0.36gをジクロロメタン10m+2に溶解し、
無水コハク酸0.17g及びトリエチルアミン0.17
gを加えた。室温で2時間撹拌した後、ヒドロキシベン
ゾトリアゾール0.2g及びN、N−ジシクロヘキシル
カルボジイミド 8時間撹拌し、次に濾過してジシクロへキシルウレアを
除去した。濾液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液各15m
Qで2回洗浄した。無水硫酸ナトリウム上で乾燥した後
、溶媒を蒸発除去し、無色のゴムを得た。このゴムをシ
リカゲル上で、溶離剤として酢酸エチル/メタノール(
8 : 1)を用いてフラッシュクロマトグラフィーに
よって精製した。
白色泡状物として[(RS)−4−メチル−2−[[(
S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル
]カルバモイル1ペンチル](サクシンイミドメチル)
ホスフィン酸メチルエステル0、23gを得た。
(B)  1汲: [(RS)−4−メチル−2− [ [(S) −3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル] (サクシンイミドメチル)ホスフィ
ン酸メチルエステル60mgをジクロロメタン5mff
に溶解し、ブロモトリメチルシラン0.5m4を加え、
混合物を室温で1.5時間撹拌した。溶媒を蒸発除去し
、残渣をアセトン各20−と共に2回再蒸発させた。残
渣をアセトン5mQ及び水0.25m12に溶解した。
室温で15分間放置した後、溶媒を蒸発除去し、残渣を
アセトン/ジクロロメタン(1: 2) 20m12に
溶解した。次に溶液を蒸発させ、白色泡状物として、 
[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル1カルバモイル]
ペンチル] (サクシンイミドメチル)ホスフィン酸5
6mgを得た。
実施例4 (A)  出発物質の製造: 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステルアセテー
ト0.7g及び無水フェニルマレイン酸0.29gから
、淡黄色泡状物として、 [(R8)−4−メチル−2
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル]ペンチル][(2−フェニル
マレイミド)メチル]ホスフィン酸メチルエステル0.
21gが得られた。
(B)  1炭: [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)プチルコカルバモイル1
ペンチル][(2−フェニルマレイミド)メチル]ホス
フィン酸メチルエステル0.1 gをジクロロメタン1
m12に溶解し、トリフルオロ酢酸2m(2を加えた。
混合物を室温で2時間撹拌し、次に溶媒を蒸発除去した
。残渣をアセトン/ジクロロメタン(1: 1) 30
mffに採り入れ、溶液を蒸発させ、黄褐色に着色した
泡状物として、[(RS)−4−メチル−2−[[(S
) −3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル
]カルバモイル]ペンチル][(2−フェニルマレイミ
ド)メチル]ホスフィン酸95mgを得た。
実施例5 (A)  出発物質の製造: 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステルアセテー
ト0.4g及び無水3−メトキシフタル酸0−178g
から無色の泡状物として、 [(3−メトキシフタルイ
ミド)メチル][(RS)−4−メチル−2−[[(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]
カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステル
0.1が得られた。
(B)  1渕: [(3−メトキシフタルイミド)メチル] [(RS)
−4−メチル−1−[[(S)−3−メチル−1−(メ
チルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]
ホスフィン酸メチルエステル0.1gを実施例3(B)
に述べた方法に従って処理し、白色泡状物として、 [
(3−メトキシフタルイミド)メチル]  [(R5)
−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メ
チルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]
ホスフィン酸95mgを得た。
実施例6 (A)  出発物質の製造: 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(R5)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステルアセテー
ト0.45g及び無水4−メトキシフタル酸0.185
gから、無色の泡状物として、 [(4−メトキシフタ
ルイミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−
[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)
ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸メチル
エステル0.274gが得られた。
(B)  翳: [(4−メトキシフタルイミド)メチル] [(RS)
−4−メチル−2−[[(S) −3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイルコペンチル
1ホスフィン酸メチルエステル0.1gを実施例3(B
)に述べた方法に従って処理し、無色の泡状物として、
しく4−メトキシフタルイミド)メチルE  [(RS
)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル1カルバモイル]ペンチル
]ホスフイン酸94mgを得た。
実施例7 (A)  出発物質の製造 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステルアセテー
ト0.285g及び無水1.8−ナフタール酸0.15
gから、淡黄色の泡状物として、 [(RS)−4−メ
チル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカル
バモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]  (1
,8−ナフタレンジカルボキシイミドメチル)ホスフィ
ン酸メチルエステル0.195gが得られた。
(B) 1汲: [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル]  (1,8−ナフタレンジカルボキシイミ
ドメチル)ホスフィン酸メチルエステル0.16gを実
施例3(B)に述べた方法に従って処理し、淡黄色の泡
状物として、[(RS)−4−メチル−2−[[(S)
−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カ
ルバモイル]ペンチル]  (1,8−ナフタレンジカ
ルボキシイミドメチル)ホスフィン酸155mgを得た
63一 実施例8 (A)  出発物質の製造: 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステルアセテー
ト0.41g及び無水3−メチル6−メドキシフタル酸
0.21gから、白色泡状物として、t(3−メトキシ
−6−メチルフタルイミド)メチル][(RS)−4−
メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカ
ルバモイル)プチルコカルバモイル]ペンチル]ホスフ
ィン酸メチルエステル0.245gが得られた。
(B)  !114迭−: [(3−メトキシ−6−メチルフタルイミド)メチルコ
 [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステルO,1gを実
施例3(B)に述べた方法に従って処理し、白色泡状物
として、[(3−メトキシ−6−メチルフタルイミド)
メチル][(R5)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル1カルバ
モイル]ペンチル]ホスフイン酸95mgを得た。
実施例9 (A)  出発物質の製造: (i)  乾燥テトラヒドロフラフ10甫Q中のN−[
(ベンジルオキシ)カルボニルJ −L−ロイシン0.
53gの溶液を一30℃に冷却し、N−エチルモルホリ
ン0.23g、次ぎにクロロギ酸イソブチル0.279
を加えた。−30°Cで5分間撹拌した後、実施例2 
(A)(i)に述べた如くして製造した(アミノメチル
)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステル0.6gの溶
液及びN−エチルモルホリン0.23gを加えた。
混合物を室温にし、この温度で3.5時間撹拌した。次
ぎに混合物をジクロロメタン50m12で希釈し、10
%硫酸20mQ、塩化ナトリウム溶液20mff及び飽
和炭酸水素ナトリウム溶液20m(lで洗浄し、無水硫
酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させ、無色のゴムを得た
。このゴムをシリカゲル上で、溶離剤として酢酸エチル
中の10%メタノールを用いて、フラッシュクロマトグ
ラフィーによって精製し、白色泡状物として、ベンジル
[(S)−1−[[[メトキシ[(RS )−4−メチ
ル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィニ
ル]メチル]カルバモイル]−3−メチルブチル]カル
バメート0.645gを得た。
(ti)  ベンジル[(S)−1−[[[メトキシ[
(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−
1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペ
ンチル]ホスフィニル]メチル]カルバモイル]−3−
メチルブチル]カルバメート0゜75gを、1M塩酸1
.4mMを含むメタノール60m12に溶解した。この
溶液を木炭に担持させた10%パラジウム0.1上で上
で4時間水素添加した。濾過し、蒸発させた後、残渣を
トルエン各30mQと共に3回再蒸発させて水を除去し
た。
得られた白色残渣をジメチルホルムアミド10mQに溶
解し、この溶液を0℃に冷却した。N−ベンジルオキシ
カルボニル−L−/’ロリン0.375g、N−エチル
モルホリン180mg及びヒドロキシベンゾトリアゾー
ル0.4gを加え、全ての固体が溶解した後、N、N’
−ジシクロへキシルカルボジイミド0.345gを加え
た。室温で18時間撹拌した後、溶媒を蒸発除去し、残
渣を酢酸エチル30mffと共に砕解し、混合物を濾過
してジシクロへキシルウレアを除去した。濾液を飽和炭
酸水素ナトリウム溶液各30m12で2回洗浄し、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させ、無色のゴムが得
られ、このものをシリカゲル上で、溶離剤として酢酸エ
チル中の15%メタノールを用いて、フラッシュクロマ
トグラフィーによって精製した。白色泡状物として、ベ
ンジル(s) −2−[[(s)l−[[[メトキシ[
(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチロ6
− ルーl−(メチルカルボニル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル]ホスフィニル]メチル]カルバモイル]−3
−メチルブチル〕カルバモイル]=1−ピロリジンカル
ボキシレート0.989が得られた。
(iii)  ベンジル(S)−2−[[(S)−1−
[[[メトキシ[(RS)−4−メチル−2−[[(S
)−3−メチル−1−(メチルカルボニル)ブチル]カ
ルバモイル]ペンチル]ホスフィニル]メチル]カルバ
モイル]−3−メチルブチル]カルバモイル]−1−ピ
ロリジンカルボキシレート0.539を、1M塩酸0−
8m(lを含むメタノール50mαに溶解した。この溶
液を木炭に担持させた10%パラジウム0.4g上で4
時間水素添加した。濾過し、蒸発させ後、残渣をトルエ
ン各30m0と共に3回再蒸発させて水を除去した。
得られた白色残渣をジメチルホルムアミド3mI2及び
ジクロロメタン10m12の混合物に溶解した。
この溶液を無水酢酸0.15g及びトリエチルアミン0
.2gで処理し、混合物を2時間撹拌した。
次に溶媒を蒸発除去し、残渣を酢酸エチル30m0に採
り入れ、混合物を濾過してトリエチルアミン塩酸塩を除
去した。次ぎに濾液を蒸発させ、残液を溶離剤として酢
酸エチル1メタノール(5:2)を用いて、フラッシュ
クロマトグラフィーによって精製し、白色泡状物として
、 [[[N−(1−アセチル−し−プロリル)−り一
ロイシル]アミノ]メチル]  [(RS)−4−メチ
ル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン
酸メチルエステル0.439を得た。
(B)  製法: [、[[N−(1−アセチル−し−プロリル)−り一ロ
イシル]アミノ」メチルJ[(RS)−4−メチル−2
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸メチ
ルエステルO,Igを実施例3(B)に述べた方法に従
って処理し、灰色がかった白色泡状物として、[[[N
−(1−アセチル−し−プロリル)−り一ロイシル]ア
ミノ]メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[[
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸95mgを
得た。
実施例10 ベンジル(S)72− [[(S)−1−[[[メトキ
シ[(RS )−4−メチル−2−[[(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルボニル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィニル]メチル]カルバモイル]−
3−メチルブチル]カルバモイル]−1−ピロリジンカ
ルボキシレート0.119をジクロロメタン4mQに溶
解し、ブロモトリメチルシラン0.5m4を加えた。混
合物を室温で1.5時間撹拌し、溶媒を蒸発除去した。
残渣をアセトン5m(2に溶解し、次ぎに水1mQ及び
炭酸水素ナトリウム0.5g、次いでクロロギ酸ベンジ
ル50mgを加えた。室温で2.5時間撹拌した後、溶
媒を蒸発除去し、残渣をIM水酸化ナトリウム溶液15
m(2に溶解し、得られた溶液をジエチルエーテル各1
5mffで3回抽出した。
水溶液10%硫酸で酸性にし、塩化ナトリウム溶液で飽
和させ、ジクロロメタン中の5%メタノール各20mQ
で5回抽出した。有機抽出液を無水硫酸ナトリウム上で
乾燥し、蒸発させ、白色泡状物として、 [[[N−[
1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]L−プロリル]
−り一ロイシル]アミノ]メチル]  [(RS)−4
−メチル−2−[[(S )−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ポ
スフィン酸0.1gを得た。
実施例11 (A)  出発物質の製造 (i)  ’L−ロイシルーし一アラニンエチルエステ
ル塩酸塩1.069及び実施例1 (A)  (in)
に述べた如くして製造した2 (R3) −[[(R8
)−(メトキシ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル
]メチル]−4−メチルバレリアン酸1゜46yをジメ
チルホルムアミド12ml1に溶解した。この溶液を0
℃に冷却した。ヒドロキシベンゾトリアゾール1.08
g及びN−エチルモルポア0− リン0.46gを加え、全ての固体が溶解した後、N、
N’−ジシクロへキシルカルボジイミド0゜889を加
えた。混合物を室温で18時間撹拌し、次に溶媒を蒸発
除去し、残渣を酢酸エチル50m(lと共に砕解し、混
合物を濾過してジシクロへキシルウレアを除去した。濾
液飽和炭酸水素ナトリウム溶液各50+12で2回洗浄
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させ、黄色ゴ
ムを得た。
このゴムを、溶離剤として酢酸エチルを用いてフラッシ
ュクロマトグラフィーによって精製した。
白色泡状物として、[(Rまたは5)−2−[[(S)
−1−[[(S)−1−(エトキシカルボニル)エチル
]カルバモイル]−3−、メチルブチル]カルバモイル
]−4−メチルペンチル](フタルイミドメチル)ホス
フィン酸メチルエステル塩酸塩1.06gが得られた。
(il)  節(+)において製造した4種の異性体の
混合物をシリカゲル上で、溶離剤として酢酸エチルを用
いてくり返しフラッシュクロマトグラフィーにかけ、富
んだフラクションをジエチルニーチル/n−ヘキサンか
ら分別結晶によって分離した。4種の異性体をカラムか
ら溶離した順序で異性体A、B、CおよびDとして表示
した。
異性体A: 融点149〜150°C;異性体B: 融
点164〜165°C;異性体C: 融点174〜17
6°C;異性体D: 融点 93〜95℃。
(B) 1乳: (a)  節(it)に述べた如くして製造した異性体
A及び80.1gの混合物を実施例3(B)に述べた方
法に従って処理し、白色泡状物として、[(Rまたは5
)−2−[[(S)−1−[[(S)−’1−(エトキ
シカルボニル)エチル]カルバモイル] −3−メチル
ブチル]カルバモイル]−4−メチルペンチル] (7
タルイミドメチル)ホスフィン酸95mgを得た。
(b)  節(if)に述べた如くして製造した異性体
C及びDo、19の混、金物を実施例3(B)に述べた
方法に従って処理し、白色泡状物として、[(Rまたは
5)−2−[[(S)−1−[[(S)−1−(エトキ
シカルボニル ルバモイル]ー3ーメチルブチル1カルバモイル]−4
−メチルペンチル] (フタルイミドメチル)ホスフィ
ン酸95mgを得た。
実施例12 (A)  出発物質の製造 (i)  実施例1 1 (A)  (ii)に述べた
如くして製造した異性体C及びDo.65gの混合物を
実施例2(A)(+)に述べた方法と同様にして処理し
、無色のゴム状物として、N−[N−[(RまたはS)
−2−[[(アミノメチル)メトキシホスフィニルコメ
チル]−4−メチルバレリル]−り一ロイシル1−L−
アラニルエチルエステルアセテート0.47gを得た。
(ii)  N−[N − [(RまたはS)−2−[
[(アミノメチル′)メトキシホスフィニルコメチル]
−4−メチルバレリル]L−ロイシル]L−アラニルエ
チルエステルアセテート0.45gを実施例9 (A)
(i)に述べた方法と同様にして処理し、白色泡状物と
してN−[N− [(RまたはS)−2− [[[[[
N− [(ベンジルオキシ)カルボニル]−り一ロイシ
ル]アミノコメチル]メトキシホスフィニル]メチル]
−4−メチルバレリル]−り一ロイシル]L−アラニン
エチルエステル0.6gを得た。
(in)  N − [N − [(RまたはS)−2
−[[[[[N−[(ベンジルオキシ)カルボニル]−
り一ロイシル]アミノ]メチル]メトキシホスフィニル
]メチル1−4−メチルバレリル] −L−ロイシル]
L−アラニンエチルエステル0.69を実施例9 (A
)  (ii)に述べた方法と同様にして処理し、白色
泡状物として、N− [N− [(Rまたはs)−2−
 [[[[[N− [1−[(ベンジルオキシ)カルボ
ニル1−L−プロリル]−り一ロイシル]アミノ]メチ
ル]メトキシホスフィニル]メチル]−4−メチルバレ
リル]−り一ロイシル1−L−アラニンエチルエステル
0。
52gを得た。
(B)  製法: N−[N− [(Rまたはs)−2−[[[[[N− 
[1− [(ベンジルオキシ)カルボニル]L−プロリ
ル]−り一ロイシル]アミノ]メチル]メトキシホスフ
ィニル]メチル]−4−メチルバレリル]−り一ロイシ
ル]L−アラニンエチルエステル0.11gを実施例1
0に述べた方法と同様にして処理し、白色泡状物として
、N− [N−[(Rまたはs)−2− [ [ [ 
[ [N− [1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]
L−プロリル]L−ロイシル]アミノ]メチル] ヒド
ロキシホスフィニル]メチル] 4−メチルバレリル]
−り一ロイシル] −L−アラニン70mgを得た。
実施例13 (A)  出発物質の製造: (i)   [(−) −1−[1−(ベンジルオキシ
)ホルムアミド]エチル1ホスフィン酸0.6gをエタ
ノール0.126gを含む乾燥テトラヒドロフラン7m
+2に溶解し、N,N’−ジシクロへキシルカルボジイ
ミド0.54g及びジメチルアミノピリジン0.03g
を加えた。混合物を室温で4時間撹拌し、濾過し、濾液
を蒸発させた。残渣を酢酸エチル50m0に溶解し、こ
の溶液を5%硫酸水素カリウム溶液20rrl,次に飽
和炭酸水素ナトリウム溶液20mQ,最後に塩化ナトリ
ウム溶液20mQで洗浄した。硫酸マグネシウム上で乾
燥した後、溶液を蒸発させ、残渣をジエチルエーテル2
0mo.に溶解し、溶液を濾過し、濾液を蒸発させ、油
0.4gを得た;Rf=o.55(酢酸エチル中2%メ
タノール)。この油を1。
1、3.、3−テトラメチルグアニジン0.1369及
びイソブチルアクリル酸ベンジル0.3229と混合し
、混合物を室温で18時間撹拌した。
混合物を酢酸エチル25m(2で希釈し、この溶液を順
次lO%塩酸10mQ,水10mff及び塩化ナトリウ
ム溶液10mQで洗浄した。乾燥後、溶媒を蒸発除去し
、油が得られ、このものをシリカゲル上で、溶離剤とし
て酢酸エチルをもちいて、フラッシュクロマトグラフィ
ーによって精製した。
無色油状物として、ベンジル(RS) −1− [ [
[(RまたはS)−1− [1− (ベンジルオキシ)
ホルムアミド]エチル]エトキシホスフィニル]メチル
コー4−メチルバレレート0.446gが得られた。
(ii)  ベンジル(R3) −2−[[[(Rまた
は5)i−[1−(ベンジルオキシ)ホルムアミド]エ
チル]エトキシホスフィニル]メチル]−4−メチルバ
レレート0.4469を1M水酸化ナトリウム溶液0.
91mQを含むエタノール4m12に溶解した。混合物
を室温で18時間撹拌し、次に水25mαで希釈した。
この溶液をジエチルエーテル各25mαで2回洗浄し、
次に濃塩酸の滴下によって酸性にした。水溶液を酢酸エ
チル各15mQで3回抽出し、合液した有機抽出液を塩
化ナトリウム溶液15m(1で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、蒸発させ、無色のゴム0.246gを
得た。このゴムをジクロロメタン5m12に溶解し、L
−ロイシンN−メチルアミド0.087gを加えた。こ
の溶液を0°Cに冷却し、ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル0.089gを加えた。全ての固体が溶解した後、N
、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド0−1499
を加え、混合物を室温で18時間撹拌した。溶媒を蒸発
除去し、残渣を酢酸エチル25mQと共に砕解し、混合
物を濾過してジシクロへキシルウレアを除去した。この
溶液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液10mαで洗浄し、
無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させ、ゴムが得ら
れ、このゴムをシリカゲル上で、溶離剤として酢酸エチ
ル中の3%メタオールを用いて、フラッシュクロマトグ
ラフィーによって精製した。無色ゴム状物として、ベン
ジル[(Rまたは5)−1−[エトキシ−[(RS)−
4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホ
スフィニルコニチル 0、169が得られた。
(嶽) ベンジル[(RまたはS)−1−[エトキシ−
[(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイ
ル1ペンチル]ホスフィニル]エチル]カルバメー1−
0.16gを、1M塩酸及び木炭に担持させた5%パラ
ジウムO.OL5g’L&むエフ8− タノール0.28mffに溶解し、この混合物を2。
5時間水素添加した。濾過後、濾液を蒸発させ、残渣を
ジクロロメタン各25m0と共に2回再蒸発させて水を
除去した。生成物を乾燥テトラヒドロ7ラン5m4に溶
解し、トリエチルアミン0。
057g及び無水フタル酸0.046gを加えた。
混合物を室温で2時間撹拌し、次にヒドロキシベンゾト
リアゾール0.076g及びN,N’−ジクロへキシル
カルボジイミド0.064gを加えた。室温で18時間
撹拌した後、溶媒を蒸発除去し、残渣を酢酸エチル20
mffと共に砕解し、混合物を濾過してジシクロへキシ
ルウレアを除去した。濾液を飽和炭酸水素ナトリウム溶
液各10mQで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾
燥し、蒸発させてゴムが得られ、このものをシリカゲル
上で、溶離剤として酢酸エチル中の1%メタノールを用
いて、フラッシュクロマトグラフィーによって精製した
。無色泡状物として、 [(RS)−4−メチル−2−
 [ [(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイ
ル ペンチル] [(RまたはS)−1−7タルイミドエチ
ル]ホスフイン酸エチルエステル0.0789が得られ
た。
(B) 1氏: [(RS)−4−メチル−2−[ [(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル][(RまたはS)−1−フタルイミドエチ
ルコホスフイン酸エチルエステル78myを実施例1 
(B)に述べた方法に従って処理し、白色泡状物として
、 [(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル]ペンチル][(RまたはS)−1−7タルイミ
ド工チル]ホスフイン酸73mgを得た。
実施例14 (Ao)  出発物質の製造: 実施例13(A)に述べた方法と同様にして、[(+)
 −1 [1− (ベンジルオキシ)ホルムアミド1エ
チル]ホスフイン酸0.6gから、白色泡状物として、
 [(R S )− 4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル]ペンチル] [(Rまたは5)−1−7タルイ
ミドエチル]ホスフイン酸エチルエステル0.15gが
得られた。
(B) 1族: [(R5)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−((メチルカルバモイル ルバモイル1ペンチル][(RまたはS)−1−7タル
イミドエチル]ホスフイン酸エチルエステル0.1gを
実施例1(B)に述べた方法に従って処理し、白色泡状
物として、 [(RS)−4−メチル−2− [ [(
S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル
]カルバモイル]ペンチル][(RまたはS)−1−フ
タルイミドエチル]ホスフィン酸95mgを得た。
実施例15 (A)  出発物質の製造: (i)  ラセミ3−アミノ−2−アザシクロトリデカ
ノンを、ジベンゾイル酒石酸塩の生成を経て、次いでエ
タノールから相次いで結晶させてその光学的異性体に分
割した。該ラセミアミン13.2g及び(−)−ジベン
ゾイル酒石酸23.4gから、エタノールから3回結晶
させた後、 [α]W=−115.3° (C−1%、
メタノール中)を有する酒石酸塩6.04gが得られた
(+)−ジベンゾイル酒石酸を用いて同様の方法を行い
、 [α]背=+1 15.06 (c=1%、メタノ
ール中)を有する酒石酸塩を得た。
[α]賀−i15.3°を有する酒石酸塩20、Chを
クロロホルム400m12に懸濁させ、この懸濁液を飽
和炭酸水素ナトリウム溶液400mQと共に、透明な溶
液が得られるまで振盪した。
有機層を分離した。水溶液をクロロホルム100mQで
抽出した。合液した有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
し、蒸発させ、融点128〜1300Cの(−)+3−
アミノ−2−アザシクロトリデカノン7、85gを得た
;[α]付ーー63.6。
(c=1%、メタノール中)。
(■) 実施例1 (A)  (iv)に述べた方法と
同様にして、2 (RS)− [ [(RS)− (メ
トキシ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル]メチル
]ー4ーメチルバレリアン酸0.367g及び(−)−
3−アミノ−2−アザシクロトリデカノン0.2gから
白色固体として、 [(RS)−4−メチル−2−[[
RまたはS)−2−オキソアザシクロトリデシル]カル
バモイル]ペンチル](フタルイミドメチル)ホスフィ
ン酸メチルエステル0.219が得られた。
(B) 1火: [(RS)−4−メチル−2−[[(RまたはS)−2
−オキソアザシクロトリデシル]カルバモイル]ペンチ
ル](フタルイミドメチル)ホスフィン酸メチルエステ
ル75mgを実施例3(B)、節(ii)に述べた方法
に従って処理し、白色泡状物として、 [(RS)−4
−メチル−2−[[(RまたはS)−2−オキソアザシ
クロトリデシル]カルバモイル1ペンチル](フタルイ
ミドメチル)ホスフィン酸72mgを得た。
実施例16 (A)  出発物質の製造: 83一 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチルコホスフイン酸メチルエステルアセテー
ト0.64g及び無水3−(ベンジルオキシ)フタル酸
0.4gから、白色泡状物として、 [[(3−(ベン
ジルオキシ)フタルイミドコメチル]  [(RS)−
4−メチル−2− [ [(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル
]ホスフィン酸メチルエステル0.347gが得られた
(B)  置火: [[3−(ベンジルオキシ)フタルイミドコメチル][
(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
〕ペンチル]ホスフィン酸メチルエステル0.19を実
施例3(B)に述べた方法に従って処理し、白色泡状物
として、[[3−(ベンジルオキシ)フタルイミドコメ
チル]  [(RS)−4−メチル−2− [ [(S
)−3−メチル−lー(メチルカルバモイル)ブチル]
カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸95mgを得た
実施例17 [[3−(ベンジルオキシ)フタルイミドコメチル][
(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−
1−(メチルカルバモイル)ブチル1カルバモイル]ペ
ンチルコホスフイン酸0.2gを、木炭に担持させた1
0%パラジウム0,1gを含むメタノール50mQに溶
解した。混合物を4時間水素添加し、次に濾過した。濾
液を蒸発させ、灰色がかった白色泡状物として、[(3
−ヒドロキシフタルイミド)メチル][(Rs)−4−
メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカ
ルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフ
ィン酸0.16gを得た。
実施例18 (A)  出発物質の製造: 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル1ペンチル]ホスフィン酸メチルエステルアセテー
ト0.23g及び無水3−ニドロフタル酸0.105g
から、淡黄色泡状物として、 [4−メチル−2−[[
3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カル
バモイル]ペンチル’l[(3−ニトロフタルイミド)
メチル]ホスフィン酸メチルエステル0.105gが得
られた。
(B)  1乳: [4−メチル−2−[[3−メチル−1−(メチルカル
バモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル] [(3
−ニトロ7タルイミド)メチル]ホスフィン酸メチルエ
ステル0.1gを実施例3(B)に述べた方法に従って
処理し、淡黄色泡状物として、 [4−メチル−2−[
[3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カ
ルバモイル]ペンチル][(3−ニトロフタルイミド)
メチル]ホスフィン酸95mgを得た。
実施例19 [4−メチル−2−[[3−メチル−1−(メチルカル
バモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル] [(3
−ニトロフタルイミド)メチル]ホスフィン酸75mg
を、木炭に担持させた10%パラジウム0.01gを含
むメタノール2,5mαに溶解した。混合物を3時間水
素添加し、次に濾過した。濾液を蒸発させ、黄色泡状物
として、[(3−アミノフタルイミド)メチル]  r
(R3)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−
1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペ
ンチル]ホスフィン酸70mgを得た。
実施例20 (A)  出発物質の製造: (i)  実施例1 (A)  (i) −(iv)に
述べた方法と同様にして、結晶性ホスフィン酸10.9
5g、イソブチルアクリル酸ベンジル10.999及び
オルトギ酸トリエチル30.31gから、白色泡状物と
して、 [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル ル] (フタルイミドメチル)ホスフィン酸エチルエス
テル3。2gが得られた。
(iii)   [(RS)−4−メチル−2−[[(
S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル
]カルバモイル]−4−メチルペンチルコ(フタルイミ
ドメチル)ホスフィン酸エチルエステル3。
2gを実施例2 (A)(i)に述べた方法と同様にし
て、但し、エタノール中のヒドラジン水和物の0.33
M溶液を用いて処理し、白色泡状物として、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−
3−メチル−1−(メチルカルバモイル)プチルコカル
バモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルアセ
テート2.06gを得た。
(iii)  実施例3(A)に述べた方法と同様にし
て、(アミノメチル)[(RS)−4−メチル−2− 
[ [(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチ
ルエステルアセテ−)0.529Rび無水ジフェニルマ
レイン酸0.34gから、黄−緑色泡状物として、 [
(2.3−ジフェニルマレイミド)メチルコ [(RS
)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイルコペンチル
]ホスフィン酸エチルエステル0.581gが得られた
(B) 1火: [(2,3−ジフェニルマレイミド)メチル][(RS
)−4−メチル−2−1[(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル
]ホスフィン酸エチルエステル0.1gを実施例4(B
)に述べた方法に従って ゛処理し、黄−緑色泡状物と
して、[(2,3−ジフェニルマレイミド)メチル] 
 [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸95mgを得た。
実施例21 (A)  出発物質の製造: 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルアセテー
ト0.5g及び無水3゜6−シメトキシフタル酸0.2
7gから、淡黄色泡状物として、 [(3,6−シメト
キシフタルイミド)メチル]  [(RS)−4−メチ
ル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル1ホスフィン
酸エチルエステル0.325gが得られた。
(B)  1閃: [(3’、6−シメトキシフタルイミド)メチル][、
、(R3)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル]ホスフィン酸エチルエステル0.1gを実施
例3(B)に述べた方法に従って処理し、黄色泡状物と
して、[(3,6−シメトキシフタルイミド)メチル]
  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイ
ル]ペンチル]ホスフィン酸95mgを得た。
実施例22 9O− (A)  出発物質の製造: 実施例3(A)に述べた方法と同様にして、(アミノメ
チル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルアセテー
ト0.528g及び無水2.3−ナフタール酸0.’2
73gから白色泡状物として、 [(RS)−4−メチ
ル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル](2,3−
ナフタレンジカルボキシイミドメチル)ホスフィン酸エ
チルエステル0.387gが得られた。
(B)  1族: [(RS)−’4−メチルー2− [[(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイ
ル]ペンチル]  (2,3−ナフタレンジカルボキシ
イミドメチル)ホスフィン酸エチルエステル0.1gを
実施例3(B)に述べた方法に従って処理し、白色泡状
物として、[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−
3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カル
バモイル]ペンチル]  (2,3−ナフタレンジカル
ボキシイミドメチル)ホスフィン酸95mgを得た。
実施例23 (A)  出発物質の製造: (i)  実施例1 (A)  (iv)に述べた方法
と同様にして、2 (R3)−[[(RS)−(エトキ
シ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル]メチル1−
4−メチルバレリアン酸1.9g及び(−)−3−アミ
ノ−2−アザシクロトリデカノン1゜0gから、白色固
体として、(R3)−[(RS)−4−メチル−2−[
[(Rまたは5)−2−オキソ−3−アザシクロトリデ
シル]カルバモイル]ペンチル] (フタルイミドメチ
ル)ホスフィン酸エチルエステル2.1gが得られた。
(i) 上記節に述べた如くして製造した4種の異性体
混合物をシリカゲル上で、溶離剤としてジクロロメタン
中の30%アセトンを用いて、くり返しフラッシュクロ
マトグラフィーによって分離した。4種の異性体をカラ
ムから溶離された順序で異性体A、B、C及びDと表示
した。混合物3゜5gから、混合物B及びCの混合物1
gが得られた。
(iii)  異性体B及びCの混合物0.5gを実施
例20 (A)(ii)に述べた方法と同様にして処理
し、白色ゴム状物として、(アミノメチル)[(Rまた
は5)−4−メチル−2−[[(Rまたは5)−2−オ
キソ−3−アザシクロトリデシル]カルバモイル1ペン
チル]ホスフィン酸エチルエステルアセテートが得られ
、このものを実施例3(A)に述べた方法と同様にして
無水1,8−ナフタール酸0.2gで処理し、白色固体
状で[(Rまた5)−4−メチル−2−[[(Rまたは
5)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル]カルバ
モイル]ペンチル]  (1,8−ナフタレンジカルボ
キシイミドメチル)ホスフィン酸エチルエステル0.3
55gを得た。
(B)  1族: [(Rまたは5)−4−メチル−2−[[(Rまたは5
)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル]カルバモ
イル1ペンチル](1,8−ナフタレンジカルボキシイ
ミドメチル)ホスフィン酸エチルエステル0.169を
、48%臭化水素を含む酢酸2mQに溶解し、この溶液
を室温で18時間撹拌した。蒸発後、固体残渣をジエチ
ルエーテル20mffと共に砕解し、固体を濾別し、真
空下にて60°Cで乾燥し、融点268〜269°Cの
白色粉末として、 [(Rまたは5)−4−メチル−2
−[[(Rまた5)−2−オキソ−3−アザシクロトリ
デシル]カルバモイル]ペンチル]亀誹 (1,8−ナフタレンジカルボキシイミドメチル)ホス
フィン酸0.1459を得た。
実施例24 (A)  出発物質の製造: 無水インブチルマレイン酸0.155g (1ミリモル
)及び(アミノメチル)[(RS)−4−メチル−2−
[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)
ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸メチル
エステルアセテート0.42g (1ミリモル)を乾燥
テトラヒドロフラン5mQに溶解し、この溶液をトリエ
チルアミン0゜202g (2ミリモル)の存在下にお
いて室温で2時間撹拌した。次にヒドロキシベンゾトリ
アゾール0.27g (2ミリモル)及びN、N’−ジ
シクロへキシルカルボジイミド0.206g (1ミリ
モル)を加えた。混合物を室温で18時間撹拌した。ジ
シクロへキシルウレアを濾別し、濾液を蒸発させた。残
液を酢酸エチル50mffに採り入れ、この溶液を順次
、5%クエン酸溶液及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液で
洗浄し、次に無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を
蒸発除去した後、固体0.35gが得られ、このものを
シリカゲル上で溶離剤としてクロロホルム中の1%メタ
ノールを用いてクロマトグラフィーにかけた。泡状物と
して、 [(2−イソブチルマレイミド)メチル]  
[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル1ホスフィン酸メチルエステル165mgを得
た。
(B)  製法: [(2−インブチルマレイミド)メチル] [(RS)
−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メ
チルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]
ホスフィン酸メチルエステル0゜145g (0,29
ミリモル)をトルフルオロ酢酸3m+2に溶解し、この
溶液を室温で5時間撹拌した。蒸発後、粗製の生成物を
シリカゲル上で、溶離剤としてクロロホルム/メタノー
ル/酢酸/水(120:15:3:2)を用いてクロマ
トグラフィーにかけた。泡状物として、 [(2−イン
ブチルマレイミド)メチル]  r(R3)−4−メチ
ル−2−、[[(S)−3−メチル−1−(メチルカル
バモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィ
ン酸70mgが得られた。
実施例25 (A)  出発物質の製造: 実施例24(A)に述べた方法と同様にして、無水グル
タル酸0.161g (1,41ミリモル)及び(アミ
ノメチル)[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−
3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カル
バモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルアセ
テート0.41g (0゜94ミリモル)から、(グル
タルイミドメチル)[(RS )−4−メチル−2−[
[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブ
チル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエ
ステル0.124gが得られた。
(B)  1乳: (グルタルイミドメチル)[(RS)−4−メチル−2
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチ
ルエステル0.11g (0,23ミリモル)をジクロ
ロメタン4mQに溶解し、この溶液をブロモトリメチル
シラン2r12の存在下において一夜撹拌した。溶媒を
蒸発除去し、残渣をアセトン/水(9:1)に溶解した
。溶媒を蒸発除去し、この処理を更に1回くり返し行い
、泡状物として、(グルタルイミドメチル)[(R8)
−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メ
チルカルバモイル)フチル]カルバモイル]ペンチル]
ホスフィン酸0.1gを得た。
実施例26 (A)  出発物質の製造; 実施例24(A)に述べた方法と同様にして、無水2(
S)−イソブチルコハク酸0.179(1,09ミリモ
ル)及び(アミノメチル)[(RS)−4−メチル−2
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル]ヘンチル]ホスフィン酸エチ
ルエステルアセテート0.32g (0,73ミリモル
)から、[[(S)−2−インブチルサクシンイミド]
メチルコ [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−
3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カル
バモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステル0.
16gが得られた。
(B)  賢火ニ ジクロロメタン2m0.中の上記節で得られた生成物を
ブロモトリメチルシラン2mffで一夜処理した。溶媒
を蒸発除去し、残液をアセトン/水(9:1)で処理し
た。溶媒を蒸発除去し、粗製の生成物をシリカゲル上で
、溶離剤としてクロロホルム/メタノール/酢酸/水(
90:21:3:2)を用いてクロマトグラフィーによ
って精製し、 [[(S)−2−イソブチルサクシンイ
ミド]メチルコ [(RS )−4−メチル−2−[[
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル]カルバモイル]ペンチル]′ホスフィン酸0.09
9を得た。
本実施例の(A)部に用いた無水2(S)−イソブチル
コハク酸は次の如くして製造した:(+)  2 (S
)−イソブチルコハク酸水素1−(4−ニトロベンジル
)2.59  (8,1ミリモル)をテトラヒドロフラ
ンlom12に溶解し、この溶液を4M水酸化ナトリウ
ム溶液4mQの存在下において室温で3時間撹拌した。
溶媒を蒸発除去し、残渣を水に溶解し、この溶液をジエ
チルエーテル各25mQで3回抽出した。水溶液を2M
塩酸で酸性にし、生成物をジエチルエーテルで抽出した
。ジエチルエーテル抽出液を飽和塩化ナトリウム溶液で
洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾=99− 燥した。溶媒を蒸発除去し、ゴム状物として2(S)−
イソブチルコハク酸1.39を得た。
(■)2(S)−イソブチルコハク酸0.19g (1
,1ミリモル)をジクロロメタン5m+2に溶解し、こ
の溶液を0℃に冷却した。N、N’−ジシクロへキシル
カルボジイミド0.225g(1,1ミリモル)を加え
、混合物を室温で一夜撹拌した。ジシクロへキシルウレ
アを濾別し、濾液を蒸発させ、ゴム状物として無水2(
S)−イソブチルコハク酸0.179を得た。IR18
00cm−”。
実施例27 実施例26に述べた方法と同様にして、[[(R)−2
−インブチルサクシンイミド]メチル][(RS)−4
−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチル
カルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホス
フィン酸を製造した。
実施例28 (A)  出発物質の製造: (i)  ベンジル2 (R3)−[[(RS)−(エ
トキシ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル]メチル
]−4−メチルバレレート3g (5゜4ミリモル)を
エタノール中のヒドラジン水和物の0.33M溶液39
r12  (12,8ミリモル)に溶解した。この溶液
を室温で一夜撹拌した。溶媒を蒸発除去し、微量のヒド
ラジンをトルエンで処理し、次いで蒸発させて除去した
。残渣をジクロロメタン50rrlに採り入れ、氷酢酸
5mQの存在下において室温で45分間撹拌した。固体
分を濾別し、濾液を蒸発させ、ゴム状物として、ベンジ
ル2 (R3)−[[(RS)−(アミノメチル)(エ
トキシ)ホスフィニルコメチル] −4−メチルバレレ
ート2.569を得た。
(U)  フタリルグリシン1.3g (6,34ミリ
モル)をテトラヒドロフラン10m12に溶解し、この
溶液を氷−塩浴で冷却し、次にヒドロキシベンゾトリア
ゾール0.86g (6−4ミリモル)及びN、N’−
ジシクロへキシルカルボジイミド1.3g (6,4ミ
リモル)で処理した。混合物を室温で5時間撹拌し、次
にジシクロへキシルウレアを濾別した。濾液を蒸発させ
、生じたゴムをテトラヒドロ7ランlOm+2に溶解し
、この溶液を0°Cにてベンジル2 (R3)−[[(
RS)−(アミノメチル)(エトキシ)ホスフィニルコ
メチル」−4−メチルバレレート2.59  (6,2
ミリモル)及びN−エチルモルホリン0.75g(6,
5ミリモル)で処理した。溶液を室温で一夜撹拌し、溶
媒を濾別した。残渣を酢酸エチル100r12に採り入
れ、順次、5%クエン酸溶液、5%炭酸水素ナトリウム
溶液及び水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、
蒸発させ、ゴムを得た。このゴムをシリカゲル上で、溶
離剤としてクロロホルム/メタノール(98:2)を用
いてクロマトグラフィーにかけ、ベンジル2 (R3)
−[[(R8)−(エトキシ)[(2−フタルイミドア
セトアミド)メチル]ホスフィニル]メチル]−4−メ
チルバレレート0.95gを得た。
(ni)  ベンジル2 (R3)−[[(RS)−(
エトキシ)[(2−フタルイミドアセトアミド)メチル
]ホスフィニル1メチル]−4−メチルバレレート0.
95g (1,8ミリモル)をエタノール中のヒドラジ
ン水和物の0.33M溶液11mQ  (3,6ミリモ
ル)で処理した。室温で一夜撹拌した後、混合物を本実
施例の節(+)に述べた如くして処理した。シリカゲル
上で、溶離剤としてクロロホルム/メタノール/酢酸/
水(120:15:3:2)を用いてクロマトグラフィ
ーによって精製し、ゴム状物として、ベンジル2(R3
)−[[[(RS) −(2−アミノアセトアミド)メ
チル] (エトキシ)ホスフィニル]メチル]−4−メ
チルバレレートアセテート0.43gを得た。
(iv )  ベンジル2 (R3)−[[[(RS)
−(2−アミノアセトアミド)メチル] (エトキシ)
ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレレートアセテ
ート0.49  (0,87ミリモル)を乾燥トルエン
170mffに溶解し、この溶液をトリエチルアミン0
.125g (1,24ミリモル)及びトルエン中のホ
スゲンの1.93M溶液4mff(7,72ミリモル)
の存在下において1106Cに加熱した。15分後、溶
媒を蒸発除去し、残渣を乾燥トルエン10mffに溶解
し、溶液を蒸発させた。次に残渣を乾燥ジクロロメタン
5mQに溶解し、この溶液をトリエチルアミンO,12
5g(1,24ミリモル)の存在下において室温で2時
間撹拌した。ジクロロメタン25mMを加え、溶液を水
及び塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
上で、乾燥し、蒸発させてゴムを得た。このゴムをシリ
カゲル上で、溶離剤としてクロロホルム/メタノール(
19:l)を用いてクロマトグラフィーにかけ、ゴム状
物として、ベンジル2 (R3)−[[(RS)−(エ
トキシ)[(2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル
)メチル]ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレレ
ート0.3gを得た。
(v)  ベンジル2 (R3) −[[(RS)−(
エトキシ)[(2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニ
ル)メチル]ホスフィニル]メチル1−4−メチルバレ
レート0.279  (0,64ミリモル)をエタノー
ルlomffに溶解し、この溶液を10%パラジウム/
炭素0.2gの存在下において室温及び大気圧下で水素
添加した。1時間後、触媒を濾別し、溶媒を蒸発させ、
泡状物として、2 (R3)−[[(RS) −(エト
キシ)[(2゜5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)
メチル]ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレリア
ン酸0.22gを得た。
(vi)   2(R3)   [[(RS)−C−r
−トキシ)[(2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニ
ル)メチル]ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレ
リアン酸0.22g (0,64ミリモル)及びL−ロ
イシンメチルアミド0.116g (0,81ミリモル
)をジクロロメタン5m+2及びテトラヒドロフラン2
.5mI2に採り入れた。この溶液を一8°CにてN−
エトキシカルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロ
キシキノリン0.3g(1,3ミリモル)で処理した。
混合物を室温で24時間撹拌し、次に0℃で48時間放
置した。
溶媒を蒸発除去し、残渣をクロロホルムに採り入れ、こ
の溶媒を順次、5%クエン酸溶液、5%炭酸水素ナトリ
ウム溶液及び塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウム上で乾燥し、蒸発させてゴムを得た。このゴム
をシリカゲル上で、溶離剤としてクロロホルム/メタノ
ール(19: 1)を用いてクロマトグラフィーにかけ
、ゴムとして、[(2,5−ジオキソ−1−イミダゾリ
ジニル)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[
[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブ
チル1カルバモイル]ペンチル]ホスフイン酸エチルエ
ステル0.089を得た。
(B)  1閃: [(2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)メチル
]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエフ、テルロ0m
g (0,13ミリモル)をジクロロメタン1mI2に
溶解し、この溶液をブロモトリメチルシラン1m4及び
トリフルオロ酢酸1m4の存在下において室温で3時間
撹拌した。溶媒を蒸発除去し、残渣をアセトン/水(9
:1)で3回処理し、溶媒を各場合に蒸発除去した。最
後に、生成物をジエチルエーテルと共に砕解し、泡状物
として、[(2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル
)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]
カルバモイル 55mgを得た。
実施例29 実施例4(B)に述べた方法と同様にして、[[1,4
−ジヒドロ−2、4−ジオキソ−3(2H)キナゾリニ
ル)メチル][[(RS)−4−メチル−2− [ [
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル1カルバモイル]ペンチル]ホスフイン酸エチルエス
テルから、淡黄色泡状物として、 [[1.4−ジヒド
ロ−2。
4−ジオキソ−3(2H)−キナゾリニル)メチル][
[(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイ
ル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ;[[1.4−ジ
ヒドロ−2,4−ジオキソ−3(2H)−キナゾリニル
]メチル][[(RまたはS)−4−メチル−2−[[
(RまたはS)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシ
ル]カルバモイルコペンチル]ホスフィン酸エチルエス
テルから、灰色がかった白色泡状物として、 [[1。
4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−3 (2H)−キナ
ゾリニル]メチル][[(Rまたはs)−4−メチル−
2−[[(RまたはS)−2−オキソ−3−アザシクロ
トリデシル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸が
得られ; [[2.4−ジオキソ−2H−1.3−ベンゾキサシア
ー3(4H)−イJL,] メチル]  [(RS)=
4−メチル−2− [ [(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル1カルバモイル]ペンチル
]ホスフイン酸エチルエステルから、灰色がかった白色
泡状物として[[2.4−ジオキソ−2H−1.3−ベ
ンズオキサジン−3(4H)ーイル]メチル][(RS
)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)プチルコカルバモイル]ペンチル
1ホスフィン酸が得られ: [(RS )−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル][[3,5−ジオキソ−4H−チェノ [
3,4−cコーピロルー5(6H)−イル1メチル]ホ
スフイン酸エチルエステルから、クリーム色の泡状物と
して、 [(RS )−4−メチル−2−[[(S)−
3−メチル−1−(メチルカルバモイル)プチルコカル
ノくモイル]ペンチル][[3,5−ジオキソ−4H−
チェノ [3゜4−c]−ピロル−5(6H)−イル]
メチル]ホスフィン酸が得られ; [[1,4−ジヒドロ−]−]メチルー2,4−ジオキ
ソー32H)−キナゾリニル)メチル][(RS)−4
−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチル
カルバモイル)ブチル]カルノくモイル]ペンチル]ホ
スフィン酸エチルエステルから、白色泡状物として、 
[[1,4−ジヒドロ−1−メチル−2,4−ジオキソ
−3(2H)−キナゾリニルコメチル]  [(RS)
−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メ
チルカルノ(モイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル
]ホスフィン酸が得られ; [(4−アミノ−1,8−ナフタレンジカルボキシイミ
ド)メチル][(RS)−4−メチル−2−[[(S)
−3−メチル−1−(メチルカルノくモイル)ブチル]
カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸メチルエステル
から、橙色泡状物として、[(4−74/−1,8−ナ
フタレンジカルボキシイミド)メチル]  [(R5)
−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メ
チルカルバモイル)ブチル]カルバモイルコペンチル]
ホスフィン酸が得られ; [(4−アミノ−3−ブロモ−1,8−ナフタレンジカ
ルボキシイミド)メチル]  [(RS)−4−メチル
−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモ
イル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸
エチルエステルから、黄色泡状物として、[(4−アミ
ノ−3−ブロモ−1゜8−ナフタレンジカルボキシイミ
ド)メチル1 [(RS)−4−メチル−2−[[(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]
カルノ(モイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ;[
(4−アミノ−3−クロロ−1,8−ナフタレンジカル
ボキシイミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−
2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイ
ル)ブチル]カルバモイル]ペンチルコホスフィン酸エ
チルエステルから、黄色粉末状で、 しく4−アミノ−
3−クロロ−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)
メチル][(R8)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)プチルコカルバ
モイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ;[(4−ア
ミノ−3−ヨード−1,8−ナフタレンジカルボキシイ
ミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[[
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエス
テルから、橙−黄色粉末として、 [(4−アミノ−3
−ヨード−1゜8−ナフタレンジカルボキシイミド)メ
チル] [(RS )−4−メチル−2−[[(S)−
3−メチル−1−(メチルカルバモイル)プチルコカル
バモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ;[(3−
アミノ−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチ
ル]  [(R5)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルから、
橙色泡状物として、しく3−アミノ−1,8−ナフタレ
ンジカルボキシイミド)メチル]  [(RS)−4−
メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカ
ルバモイル)プチルコカルバモイル]ペンチル]ホスフ
ィン酸が得られ; [(R5)−4−メチル−2−[[(Rまたは5)−2
−オキソ−3−アザシクロトリデシル]カルバモイル]
ペンチル][1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)
メチル]ホスフィン酸エチルエステルから、白色粉末と
して、 [(RS)−4−メチル−2−[[(Rまたは
5)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル]カルバ
モイル]ペンチル][1,8−ナツタ1/ンジカルポキ
シイミド)メチル]ホスフィン酸が得られ; [(RS )−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]  [[1,3,6,7−テトラヒドロ−
1,3−ジオキソ−2H−インデノ[6,7,1−de
f] インキノリン−2−イル]メチル]ホスフィン酸
エチルエステルから、淡いクリーム色の泡状物として、
[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル][[1,3,貼7−チトラヒドロー1,3−
ジオキソ−2H−インデノ [6,7,1−def]イ
ソキノリン−2−イル]メチル]ホスフィン酸が得られ
; [(3,6−シニトロー1.8−ナフタレンジカルボキ
シイミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−
[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルボニル)ブ
チル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエ
ステルから、白色泡状物として、 [(3,6−シニト
ロー1.8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]
  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルボニル)ブチル]カルバモイル
1ペンチル]ホスフィン酸が得られ; [(4−アミノ−3−ブロモ−1,8−ナフタレンジカ
ルボキシイミド)メチル]  [(Rまたは5)−4−
メチル−2−[[(Rまたは5)−2−オキソ−3−ア
ザシクロトリデシル]カルバモイル]ペンチル]ホスフ
ィン酸エチルエステルから、融点277〜280°C(
分解)の黄色粉末として、[(4−アミノ−3−ブロモ
−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル] 
[(Rまたは5)−4−メチル−2−[[(Rまたは5
)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル]カルバモ
イル1ペンチル]ホスフィン酸が得られ:[[6−アミ
ノ−5−ブロモ−IH−ベンズ[d、e] イソキノリ
ン−2(3H)−イルコメチル] [(Rまたは5)−
4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチルホス
フィン酸エチルエステルから、黄色粉末として、[[6
−7ミノー5−ブロモ−IH−ベンズ[d、elイソキ
ノリン−2(3H)−イルコメチル] [(Rまたは5
)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル]カルノくモイル]ペンチ
ルホスフィン酸が得られ;[(3−ブロモ−1,8−ナ
フタレンジカルボキシイミド)メチル] [(Rまたは
5)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−
(メチルカルバモイル)ブチル〕カルバモイル]ペンチ
ル]ホスフィン酸エチルエステルから、白色粉末として
、 [(3−ブロモ−1,8−ナフタレンジカルボキシ
イミド)メチル] [(Rまたは5)−4−メチル−2
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得
られ; [(3,6−ジアミツー1.8−ナフタレンジカルボキ
シイミド)メチル][(RS)−4−メチル−2−[[
(S)−3−メチル−1−(メチル力ルバモイル)ブチ
ル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエス
テルから、橙色泡状物として、 [(3,6−ジアミツ
ー1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル] 
 [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸トリフルオロアセテートが得
られ; [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル] [(4−ニトロ−1,8−ナフタレンジカ
ルボキシイミド)メチル]ホスフィン酸エチルエステル
から、灰色がかった白色泡状物として、 [(RS )
−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メ
チルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]
[(4−ニトロ−1,8−ナフタレンジカルボキシイミ
ド)メチル]ホスフィン酸が得られ; [(2−アミノ−1,8−ナフタレンジカルボキシイミ
ド)メチル]  [(RS,)−4−メチル−2−[[
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル]カルバモイル ィン酸エチルエステルから、橙色泡状物として、[(2
−アミノ−1.8−ナフタレンジカルボキシイミド)メ
チル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−
3−メチル−1−(メチルカルバモイル)プチルコカル
バモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ; [(4−ベンジルオキシ−1,8−ナフタレンジカルボ
キシイミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−2
− [ [(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモ
イル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸
エチルエステルから、灰色がかった白色泡状物として、
[(4−ベンジルオキシ−1。
8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル] [(R
S)−4−メチル−2−rr(s)−3−メチル−1−
(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチ
ル]ホスフィン酸が得られ:[(4−ヒドロキシ−1,
8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]  [(
RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルから、淡黄色泡
状物として、 [(4−ヒドロキシ−1,8−ナフタレ
ンジカルボキシイミド)メチル][(RS)−4−メチ
ル−2− r r(S)−3−メチル−1−(メチルカ
ルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフ
ィン酸が得られ; [(3.6−ジアセドアミドー1.8−ナフタレンジカ
ルボキシイミド)メチル]  [(RS)−4−メチル
−2− [ [(S)−3−メチル−1−(メチルカル
バモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィ
ン酸エチルエステルから、淡黄色泡状物として、[(3
.6−ジアセトアミドーl。
8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル] [(R
S)−4−メグ−ルー2− [ [(S)−3−メチル
−1− (メチルカルバモイル)プチルコカルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸が得られ:[(3.6−シヒ
ドロキシー1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メ
チル]  [(RS)−4−メチル−2− [ [(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]
カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステル
から、黄色泡状物として、 [(3.6−シヒドロキシ
ー1,8−す7タレンジカルポキシイミド)メチル][
(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸カ得られ;[(3−ヒドロキ
シ−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]
  [(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル1カルバ
モイル]ペンチル]ホスフイン酸エチルエステルから、
黄色泡状物として、[(3−ヒドロキシ−1.8−ナフ
タレンジカルボキシイミド)メチル]  [(RS)−
4−メチル−2− [ [(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル
]ホスフィン酸が得られ; [(4−ヒドロキシ−1.8−す7タレンジカルポキシ
イミド)メチル][(Rs)−4−メチル−1.19− −2−[[(Rまたはs)−2−オキソ−3−アザシク
ロトリデシル〕カルバモイル〕ペンチル]ホスフィン酸
エチルエステルから、融点230〜231°Cの黄色固
体として、[(4−ヒドロキシ−1,8−ナフタレンジ
カルボキシイミド)メチルE  [(RS)−4−メチ
ル−2−[[(RまたはS)−2−オキソ−3−アザシ
クロトリデシルjカルバモイル]ペンチル]ホスフィン
酸が得うレ:[(4−tFoキシ−1.8−ナフタレン
ジカルボキシイミド)メチル]  [(RS)−4−メ
チル−2− [ [(S)−3−メチル−1−(メチル
カルバモイル)ブチル]カルバモイル スフィン酸エチルエステルから、融点185〜193°
Cの黄色粉末として、[4−ヒドロキシ−1。
8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル] [(R
S)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メfルー
l−(メチルカルバモイル)プチルコヵルバモイル]ペ
ンチル]ホスフィン酸が得られ;[(3−ヒドロキシ−
4−ニトロ−1.8−ナフタレンジカルボキシイミド)
メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)
−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)プチルコカ
ルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルか
ら、黄色泡状物として、 [(3−ヒドロキシ−4−二
トロー1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル
]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル1ペンチル]ホスフィン酸カ得ラレ;[(3−ブロ
モ−4−ヒドロキシ−1,8−ナフタレンジカルボキシ
イミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[
[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブ
チル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエ
ステルから、黄色固体として、[(3−ブロモ−4−ヒ
ドロキシ−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メ
チル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S )
−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カ
ルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ;[(3
−ヒドロキシ−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド
)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(R
または5)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル]
カルバモイル]ペンチル1ホスフィン酸エチルエステル
から、融点〉2500Cの吸湿性粉末として、[(3−
ヒドロキシ−1゜8−ナフタレンジカルボキシイミド)
メチル] [(RS)−4−メチル−2−[[(Rまた
は5)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル1カル
バモイル]ペンチル]ホスフイン酸が得られ;[(3−
ブロモ−4−ヒドロキシ−1,8−ナツタレンジ力ルポ
苓ジイミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−2
−[[(Rまたは5)−2−オキソ−3−アザシクロト
リデシル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチ
ルエステルから、融点251〜252°Cの淡黄色固体
として、[(3−ブロモ−4−ヒドロキシ−1,8−ナ
フタレンジカルボキシイミド)メチル]  [(RS)
−4−メチル−2−[[(Rまたは5)−2−オキソ−
3−アザシクロトリデシル]カルバモイル]ペンチル]
ホスフイン酸が得られ;そして [(3,6−シヒドロキシー1.8−ナフタレンジカル
ポキシイミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−
2−[[(Rまたは5)−2−オキソ−3−アザシクロ
トリデシル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エ
チルエステルから、融点280〜282°Cの淡黄色粉
末として、[(3,6−シヒドロキシー1,8−ナフタ
レンジカルボキシイミド)メチル]  [(RS)−4
−メチル−2−[[(Rまたは5)−2−オキソ−3−
アザシクロトリデシル1カルバモイル]ペンチル]ホス
フイン酸が得られた。
実施例30 実施例1Oに述べた方法と同様にして、[[[N−[1
−[(ベンジルオキシ)カルボニル] −L−プロリル
]L−ロイシル]アミノ]メチル]  [(R8)−4
−メチル−2−[[(Rまたは5)−2−オキソ−3−
アザシクロトリデシル]カルバモイル]ペンチル]ホス
フィン酸エチルエステルから、白色泡状物として、[[
[N−[1−[(ベンジルオキシ)カルボニル] −L
−プロリル]−り一ロイシル]アミノ]メチル][(R
S)−4−メチル−2−[[(Rまたは5)−2−オキ
ソ−3−アザシクロトリデシル1カルバモイル]ペンチ
ル]ホスフイン酸が得られ;[(R)−1−[[N−[
1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]L−プロリル]
−り一ロイシル]アミノ]エチル]  [(RS)−4
−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチル
カルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホス
フィン酸エチルエステルから、白色泡状物として、[(
R)−1−[[N−[1−[(ベンジルオキシ)カルボ
ニル1−L−プロリル]−D−ロイシル]アミノ1エチ
ル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ; [(S) −1−[[N−[1−[(ベンジルオキシ)
カルボニル]L−7’ロリル]−り一ロイシル]アミノ
]エチル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]
カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステル
から、白色泡状物として、[(S)−’l−[[N−[
1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]L−プロリル]
−D−ロイシル]アミノ]エチル]  [(R5)−4
−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチル
カルバモイル)ブチル]カルバモイル1ペンチル]ホス
フィン酸が得られ; [[(S)−’3−[1−(ベンジルオキシ)ホルムア
ミド]−2,5−ジオキソ−1−ピロリジニルコメチル
]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル〕カルバモ
イルコペンチル]ホスフィン酸エチルエステルから、白
色泡状物として、[[(S)−:3− rl−(ベンジ
ルオキシ)ホルムアミド]−2,5−ジオキソ−1−ピ
ロリジニルコメチル]  [(RS)−4−メチル−2
−[[(S )−3−メチル−1−(メチルカルバモイ
ル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸カ
得られ:[[(R)−3−(ベンジルオキシ)ホルムア
ミド]−2,5−ジオキソ−1−ピロリジニルコメチル
]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
イル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルから、白
色泡状物として、[[(R)−3−[1−(ベンジルオ
キシ)ホルムアミトコ−2゜5−ジオキソ−1−ピロリ
ジニルコメチル] [(RS)−4−メチル−2−[[
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ;
[[(’5)−3−[[1−[(ベンジルオキシ)カル
ボニル]L−プロリル]アミノ]−2,5−ジオキソ−
1−ピロリジニルコメチル][(R5)−4−メチル−
2−[[(S)−3−メチル−■−(メチルカルバモイ
ル)ブチル]カルバモイルコペンチル]ホスフィン酸エ
チルエステルから、白色泡状物として、 [[(S) 
−3−[[1−[(ベンジルオキシ)カルボニル] −
L−プロリル]アミノ]−2,5−ジオキソ−1−ピロ
リジニルコメチル]  1.(R5)−4−メチル−2
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸カ得
うレ;[[(R)−3−[[1−[(ベンジルオキシ)
カルボニル]L−プロリルコアミノ]−2,5−ジオキ
ソ−1−ピロリジニルコメチル][(R8)−4−メチ
ル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン
酸エチルエステルから、白色泡状物として、 [[(R
)−3−[[1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]L
−プロリル]アミノ]−2,5−ジオキソ−1−ピロリ
ジニル1メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[
[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)フ
チル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ
;[[3,,4−ジヒドロ−1,3−ジオキソナフ) 
[1,3−cd] アゼピン−2(IH)−イルコメチ
ル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルから、
白色泡状物として、[[3,4−ジヒドロ−1,3−ジ
オキソナフト[1,8−cdlアゼピン−2(IH)−
イルコメチル]  [(RS)−4−メチル−2−[[
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ;
[ [(s)−3−[[1−[(ベンジルオキシ)カルボE
ル] −L−プロリル]アミノ]−2.6−シオキソビ
ベリジノ]メチル]  [(RS)−4−メチル−2−
[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル ル]ホスフィン酸エチルエステルから、白色泡状物とし
て、[ [(S)−3−[ [1− [(ベンジルオキ
シ)カルボニル]ーLープロリル]アミノ]−2.6−
シオキソピペリジノ]メチル][(RS)−4−メチル
−2− [ [(S)−3−メチル−1−(メチルカル
バモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィ
ン酸が得られ;[ [(R)−3− [ [l− [(
ベンジルオキシ)カルボニル]L−プロリルコアミノ]
−2.6−シオキソピベリジノコメチル]  [(RS
)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メチル−1
−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペン
チル]ホスフィン酸エチルエステルから、白色泡状物と
して、[[(R) −3−[[1−[(ベンジルオキシ
)カルボニル] −L−プロリル]アミノ]−2,6−
シオキソピペリジノ]メチル][(R8)−4−メチル
−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモ
イル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸
が得られ:そして[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオ
キソ−2H−ジベンズ[e、gl イソインドルー2−
イル)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−、[
[(S )−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)
ブチル]カルバモイル]ペンチル1ホスフィン酸イソプ
ロピルエステルから、黄色泡状物として、 [(1゜3
−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−ジベンズ[e、
gl イソインドルー2−イル)メチル][(RS)−
4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホ
スフィン酸が得られた。
実施例31 実施例25(B)に述べた方法と同様にして、[(4−
10ロー1.8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチ
ル]  [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル]ペンチル1ホスフィン酸エチルエステルから、
灰色がかった白色泡状物として、[(4−クロロ−1,
8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]  [(
RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1
−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペン
チル]ホスフィン酸が得られ; [(RS )−4−メチル−1−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル][1,2−ナフタレンジカルボキシイミド
)メチル]ホスフィン酸エチルエステル力)ら、灰色が
かった白色泡状物として、[(RS)−4−メチル−1
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル1ペンチル][1,2−ナフタ
レンジカルボキシイミド)メチル]ホスフィン酸が得ら
れ;[(3−プロモー1.8−ナフタレンジカルボキシ
イミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[
[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブ
チル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエ
ステルから白色泡状物として、 [(3−プロモー1.
8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]  [(
RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1
−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペン
チル]ホスフィン酸が得られ; [(RS )−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]  [3−ニトロ−1,8−ナフタレンジ
カルボキシイミド)メチル]ホスフィン酸エチルエステ
ルから、灰色がかった白色泡状物として、 [(RS 
)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(
メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル
] 、c (3−ニトロ−1,8−ナフタレンジカルボ
キシイミド)メチル]ホスフィン酸が得られ; [(2−メトキシ−1,8−ナフタレンジカルボキシイ
ミド)メチル][(RS)−4−メチル−2−[[(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]
カルバモイル1ペンチル]ホスフィン酸エチルエステル
から、灰色がかった泡状物として、 [(2−メトキシ
−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル] 
 [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸が得られ; [(3,4−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2(IH)
−イソキノリニル)メチル]  [(RS)−4−メチ
ル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)プチルコカルバモイル]ペンチル]ホスフィン
酸エチルエステルから、灰色がかった泡状物として、[
(3,4−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2(LH)−
イソキノリニル)メチル][(RS)−4−メチル−2
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得
られ; [(RS )−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)プチルコカルバモイル
]ペンチル]、[[1,3−ジオキソ−IH−ピロロ 
 [3,4−c]  ピリジン−2(3H)−イル]メ
チル]ホスフィン酸エチルエステルから、黄色泡状物と
して、 [(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3
−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバ
モイル]ペンチル][[1,3−ジオキソ−IH−ピロ
ロ−[3,4−c]ピリジン−2(3H)−イル]メチ
ル]ホスフィン酸臭化水素酸塩が得られ: [[1,3−ジオキソ−IH−ピロロ[3,4−bl 
ピリジン−2(3H)−イル1メチル] [(RS)−
4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル イル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルから、黄
−褐色泡状物として、[[l,3−ジオキソ−IH−ピ
ロロ[3.4−bl  ピリジン−2(3H)−イル1
メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[ [(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]
カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸が得られ;そし
て [(4−メトキシ−1.8−ナフタレンジカルボキシイ
ミド)メチル]  [(RS)−4−メチル−2−[ 
[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブ
チル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエ
ステルから、淡黄色泡状物として、[(4−メトキシ−
1.8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]  
[(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイ
ル]ペンチル]ホスフィン酸が得られた。
実施例32 実施例28(b)に述べた方法と同様にして、[(4−
アセトアミド−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド
)メチル]  [(RS)−4−メチル−2− [ [
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチルエス
テルから、黄−緑色泡状物として、 [(4−アセトア
ミド−1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル
]  [(RS)−4−メチル−2−[(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイ
ル]ペンチル]ホスフィン酸が得られた。
実施例33 実施例1(B)に述べた方法と同様にして、[[(S)
−3−アセトアミドサクシンイミド]メチル]  [(
RS)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルから、白色泡状
物として、[[(S)−3−アセトアミドサクシンイミ
ド]メチル][(RS)−4−メチル−2−[ [(S
)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]
カルバモイル1ペンチル]ホスフィン酸が得られ;そし
て[[(R)−3−アセトアミドサクシンイミド]メチ
ル]  [(RS)−4−メチル−2− [ [(S)
−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カ
ルバモイル1ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルか
ら、白色泡状物として、[[(R)−3−アセトアミド
サクシンイミド]メチル][(RS)−4−メチル−2
− [ [(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモ
イル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸
が得られた。
実施例34 氷酢酸2m(2中の【(4−アミノ−1,8−ナフタレ
ンジカルボキシイミド)メチル]  [(RS)−4−
メチル−2− [ [(S)−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホ
スフィン酸0.2gの溶液を臭素2滴で処理した。この
溶液を室温で30分間撹拌し、次に減圧下で蒸発させた
。更にメタノール各lOm(lから4回蒸発させた後、
黄色粉末として、[(4−アミノ−3−ブロモ−1,8
−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]  [(R
S)−4−メチル−2− [ [(S)−3−メチル−
1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペ
ンチル]ホスフィン酸230mgが得られた。
実施例35 氷酢酸17mfl中の[(4−ヒドロキシ−1゜8−ナ
フタレンジカルボキシイミド)メチル] [(RS)−
4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル イル]ペンチル]ホスフィン酸0.075gの溶液を臭
素10滴で処理し、この混合物を室温で3日間放置した
。次に溶媒を蒸発除去し、残液をトルエン20mQで処
理し、再蒸発させた。この操作を5回くり返し行い、最
後に生成物をメタノール/ジクロロメタン(1 : I
)20m+2に採り入れ、再蒸発させ、黄色泡状物とし
て、[(3−ブロモ−4−ヒドロキシ−1,8−ナフタ
レンジカルボキシイミド)メチル]  [(RS)−4
−メチル−2−[ [(S)−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル)ブチル1カルバモイル1ペンチル]ホ
スフイン酸0.085gを得た。
実施例36 (A)  出発物質の製造: (i)  実施例9 (A)(i)及び(ii)に述べ
た方法と同様にして、但し、(アミノメチル)[(R 
S )− 4−メチル−2− E [(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステルアセテート[
実施例20 (A)  (iii)に述べた如くして製
造したもの]から出発して、白色泡状物として、ベンジ
ル(S) −2 [ [(S)−1− [ [[エトキ
シ[(R S )− 4−メチル−2− [ [(S)
−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カ
ルバモイル1ペンチル1ホスフィニル]メチル]カルバ
モイル]−3−メチルブチル〕カルバモイル]−1−ピ
ロリジンカルボキシレートが得られた。
(ii)  ベンジル(S)−2 [[(S)−1− 
[[[エトキシ[(RS)−4−メチル−2−[[(S
)−3−メチル−l−(メチルカルバモイルブチル]カ
ルバモイル]ペンチルコホスフイニル]メチル]カルバ
モイル]−3−メチルブチル]カルバモイル]−1−ピ
ロリジンカルボキシレート0、36gを、1M塩酸0.
5mffを含むエタノール5m12に溶解した。この溶
液を木炭に担持させた5%パラジウム上で2時間水素添
加した。濾過し、濾液を蒸発させた後、残渣を白色固体
が得られるまで、トルエンと共に再蒸発させた。この固
体をジクロロメタン6mQに溶解し、こノ溶液を0℃に
冷却し、トリエチルアミン0−15m+2及びベンゾイ
ルクロライド0.064m12で処理した。混合物を室
温で16時間撹拌し、次に溶媒を蒸発除去した。残渣を
酢酸エチルに溶解し、この混合物を濾過し、濾液を蒸発
させ、淡黄色のゴムを得た。シリカゲル上で、溶離剤と
してクロロホルム中の3%エタノールを用いてクロマト
グラフィーにかけ、次に蒸発させ、白色泡状物として、
[[[N−(1−ベンゾイル−し−プロリル)−り一ロ
イシル]アミノ]メチルコ [(RS)−4−メチル−
2− [ [(S)−3−メチル−1−(メチルカルバ
モイル)ブチル]カルバモイル]ペンチルコホスフイン
酸エチルエーテル0.32g’444だ。
(B)  製法: [ [ [N− (1−ベンゾイル−L−プロリル)一
り一ロイシル]アミノ]メチル]  f(RS)−4−
メチル−2− [ [(S)−3−メチル−1−(メチ
ルカルバモイル〕プチルコ力ルバモイル〕ペンチル]ホ
スフィン酸0.25gを酢酸1mn及び酢酸中の45%
臭化水素1mffの混合物に溶解し、混合物を室温で一
夜放置した。この溶液をジエチルエーテルで処理し、沈
澱したゴムを沈降させ、エーテル溶液をデカンテーショ
ンによって除去シた。更にジエチルエーテル、次にジク
ロロメタンで処理し、高真空下で乾燥し、一部具化水素
を含む軽い褐色泡状物として、[[[N−(1−ベンゾ
イル−し−プロリル)−り一ロイシル]アミノ]メチル
]  [(RS)−4−メチル−2− [ [(S)−
3−メチル−l−(メチルカルバモイル)ブチル1カル
バモイル]ペンチル]ホスフイン酸0.179を得た。
実施例37 (A)  出発物質の製造: 実施例36(A)に述べた方法と同様にして、但し、ベ
ンジルクロライドの代りに、無水トリフルオロ酢酸を用
いて、淡黄色泡状物として、 [(RS)−4−メチル
−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモ
イル)ブチル]カルバモイル]  [[[N−[1−ト
リフルオロアセチル)−L−プロリル]−り一ロイシル
]アミノ]メチル]ホスフィン酸エチルエステルが得ら
れた。
(B)  1火: [((R5)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]  [[[N−[1−)リフルオロアセチル)−L−
プロリル]L−ロイシル]アミノ]メチル]ホスフィン
酸エチルエステルを実施例36(B)に述べた方法と同
様にして処理し、一部具化水素を含む淡褐色固体として
、[(RS )−4−メチル−2−[[(S)−3−メ
チル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイ
ル]ペンチル]  [[[N−[1−トリフルオロアセ
チル)−L−プロリル]L−ロイシル]アミノ]メチル
]ホスフィン酸を得た。
実施例38 (A)  出発物質の製造: [[[N−[1−[(ベンジルオキシ)カルボニル] 
−L−プロリル1−L−ロイシル]アミノ]メチル] 
 [(RS)=4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル]ホスフィン酸エチルエステル0.65gを
酢酸8m12に溶解し、アセトアルデヒド2mffを加
え、この混合物を木炭に担持させた5%パラジウム0.
019上で4時間水素添加した。溶液を濾過し、濾液を
蒸発乾固させた。
(B)  1汲: 上記節(A)に従って得られた生成物を酢酸中の45%
臭化水素2mffに溶解し、室温で一夜放置した。溶液
を蒸発させ、残渣を、淡褐色固体が得られるまで、トル
エンと共に再蒸発させた。この固体(0,6g)をメタ
ノール性溶液からジエチルエーテルの添加によって沈澱
させ、次に高真空下で乾燥し、褐色泡状物として、[[
[N−(1−エチル−L−プロピル)−L−ロイシル]
アミノメチル]  [(RS)−4−メチル−2−[[
(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチ
ル1カルバモイル]ペンチル]ホスフイン酸を得た。
実施例39 [(RS’)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチ
ル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル
]ペンチル][[(N−L−プロリル−L−10イシル
)アミノ]メチル]ホスフィン酸エチルエステル0.5
5gを酢酸4mQ及び酢酸中の45%臭化水素2m12
に溶解、し、混合物を室温で一夜放置した。溶媒を蒸発
除去し、残渣をトルエンと共に再蒸発させ、淡褐色泡状
物0.47gを得た。メタノール性溶液からジエチルエ
ーテルの添加によって沈澱させ、高真空下で乾燥し、褐
色泡状物として、 [(RS )−4−メチル−2−[
[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブ
チル]カルバモイル]ペンチル][[(N−L−プロリ
ル−L−ロイシル)アミノ]メチル]ホスフィン酸を得
た。
143一 実施例40 (A)  出発物質の製造: 実施例9 (A)(+)及び(if)に述べた方法と同
様にして、但し、(アミノメチル)[(RS)−4−メ
チル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカル
バモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィ
ン酸エチルエステルから出発し、そしてN−[(ベンジ
ルオキシ)カルボニル]L−プロリンの代りにN”−[
(ベンジルオキシ)カルボニル] −N’−フタロイル
−し−リジンを用いて、白色泡状物として、[[[N−
[(S)−2−[1−(ベンジルオキシ)ホルムアミド
] −6−フタルイミドヘキサノイル] −L−ロイシ
ル]アミノ]メチル]  [(RS)−4−メチル−2
−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル
)ブチル1カルバモイル]ペンチル]ホスフイン酸が得
られた。
(B)  製法: [[[N−[(S)−2−[1−(ベンジルオキシ)ホ
ルムアミド]−6−7タルイミドヘキサノイル]−り一
ロイシル]アミノ]メチル][(RS)−4−メチル−
2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイ
ル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エ
チルエステル0゜6gを酢酸2m+2及び酢酸中の45
%臭化水素2mQに溶解し、室温で一夜放置した。溶媒
を蒸発除去し、残渣を、固体が得られるまで、トルエン
と共に再蒸発させた。この固体を炭酸水素ナトリウム水
溶液に溶解し、クロロギ酸ベンジル0.14mQを加え
、混合物を4時間撹拌した。この溶液ヲジエチルエーテ
ルで抽出し、塩酸で酸性にした。固体分を分離し、熱ク
ロロホルムで抽出して溶解した。有機溶液を無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、非晶質のクリーム色の粉末とし
て、[[[N−[(S)−2−[1−(ベンジルオキシ
)ホルムアミド]−6−フタルイミドヘキサノイル]−
り一ロイシル]アミノ]メチル]  [(R’5)−4
−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチル
カルバモイル)ブチル]カルバモイル)ブチル1カルバ
モイル]ペンチル]ホスフイン酸0゜53gを得た。
実施例41 実施例39に述べた方法と同様にして、淡褐色粉末状で
、[[[N−[N−[(ベンジルオキシ)カルボニル]
L−アラニル1−L−ロイシルコアミノ1メチル]  
[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル
−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]
ペンチル]ホスフィン酸が得られた。
実施例42 (A)  出発物質の製造: 実施例36 (A)(i)に述べた方法と同様にして、
但し、N−(ベンジルオキシ)カルボニル]−り一ロイ
シンの代りに、N−(ベンジルオキシ)カルボニル−し
−アラニンを用いて、泡状物として、 [[[N−[1
[(ベンジルオキシ)カルボニル]L−プロリル] −
L−アラニルコアミノコメチル]  [(RS)−4−
メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(メチルカ
ルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフ
ィン酸ニチルエステルが得られた。
(B) 1炭: C[[N−[1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]L
−プロリル]L−アラニル]アミノ]メチル]  [(
RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1
−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペン
チル]ホスフィン酸エチルエステルを実施例39(B)
に述べた方法と同様にして処理し、白色泡状物として、
 [[[N−[1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]
 −L−プロリル]L−アラニル]アミノ]メチル][
(R8)−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−
1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペ
ンチル]ホスフィン酸を得た。
実施例43 (A)  出発物質の製造: 実施例41(A)に述べた方法と同様にして、[[[(
S)−2−[1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]L
−プロリル]アミノ−6−フタルイミドヘキサンアミド
コメチル]  [(RS)−4−メチルー2− [[(
S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル
]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸ユチルエステ
ルが得られた。
(B)  1炭: [[[(s)−2−[1−[(ベンジルオキシ)カルボ
ニル]L−プロリル]アミノ−6−7タルイミドヘキサ
ンアミド]メチル]  [(RS)−4−メチル−2−
[[(S)−3−メチル−1−(メチルカルバモイル)
ブチル]カルバモイル]ペンチル]ホスフィン酸エチル
エステルを実施例39(B)に述べた方法と同様にして
処理し、泡状物として、[[[(S)−2−[1−[(
ベンジルオキシ)カルボニル]L−プロリル]アミノ−
6−フタルイミドヘキサンアミドコメチル] [(RS
 )−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−
(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチ
ル]ホスフィン酸を得た。
実施例44 (A)  出発物質の製造: (i)  N”[(ベンジルオキシ)カルボニル]L−
リジン21.0gを2M水酸化ナトリウム溶液75mQ
及びジオキサン75mflに溶解した。
ジーtert、−ブチルジ力ルポネート18.0gを加
え、混合物を室温で16時間撹拌した。溶液を蒸発させ
てジオキサンを除去し、水を加え、溶液ヲジエチルエー
テルで抽出し、6M塩酸で酸性にした。生成物を酢酸エ
チルに採り入れ、塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、蒸発させた油を得た。テトラヒ
ドロフラン中のこの油の溶液を一15°Cに冷却し、N
−エチルモルホリン8.51m+2、クロロギ酸イソブ
チル8.61mQ、そして5分後に、40%、メチルア
ミン水溶液10.omQで処理した。0°Cで2時間撹
拌した後、溶媒を蒸発除去し、残渣を酢酸エチルに採り
入れた。有機溶液を水、5%クエン酸溶液、水、5%炭
酸水素ナトリウム溶液及び塩化ナトリウム溶液で洗浄し
、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして蒸発させた
。酢酸エチルから再結晶させ、融点100〜102°C
の白色固体として、N’−[(ベンジルオキシ)カルボ
ニル−N”−(tert、−ブトキシカルボニル)−L
−リジンメチルアミド20.5gを得た。
(ii)   (Rまたは5)−2−[[エトキシ(7
タルイミドメチル)ホスフィニル]メチル]−4−メチ
ルバレリアン酸5.7gをテトラヒドロフランに溶解し
、−20℃に冷却した。N−エチルモルホリン1.90
m+2及びクロロギ酸イソブチル1.97mffを加え
、−20°Cで20分間撹拌した後、N−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール2゜4gを加えた。混合物を一20°
Cで20分間撹拌した。ジメチルホルムアミド中のN6
−[(ベンジルオキシ)カルポニルコーL−リジンメチ
ルアミン塩酸塩[N’−[(ベンジルオキシ)カルボニ
ル]  N2 (tert、−ブトキシカルボニル)−
L−リジンメチルアミド5.91gを室温にてジオキサ
ン中の4M塩化水素で30分間処理し、次いで蒸発させ
、ジエチルエーテルと共に砕解して製造したもの]の溶
液をN−エチルモルホリン1.90m(1で中和し、上
記の如くして製造した混成無水物溶液に加えた。この混
合物をQ’0で1時間撹拌し、室温で一夜放置し、次に
蒸発させた。残渣をジクロロメタンに採り入れ、水、1
M塩酸、水、5%炭酸水素ナトリウム溶液及び塩化ナト
リウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し
、蒸発させて油を得た。シリカゲル上で、溶離剤として
クロロホルム中の4%メタノールを用いてクロマトグラ
フィーにかけ、油としてベンジル[(S)−5−[(R
または5)−2−[[エトキシ(フタルイミドメチル)
ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレリイミド]−
5−(メチルカルバモイル)ペンチル]カルバメート6
.89を得た。
(iii)  ベンジル[(S)−5−[(Rまたは5
)−2−[[エトキシ(フタルイミドメチル)ホスフィ
ニル]メチル]−4−メチルバレリイミド]−5−(メ
チルカルバモイル メート6、56gをエタノール120r12及びヒドラ
ジン水和物1.96mffの混合物に溶解し、この混合
物を16時間撹拌し、次に蒸発させた。
微量のヒドラジン水和物を、エタノール、続いてトルエ
ンの添加及び蒸発によって除去した。残渣をジクロロメ
タンに懸濁させ、酢酸で酸性にした。
混合物を室温で30分間撹拌し、濾過し、濾液を蒸発さ
せた。残渣を5%クエン酸溶液に採り入れ、ジエチルエ
ーテルで抽出し、濾過し、濾液を固体の炭酸水素ナトリ
ウムの添加によって塩基性にし、生成物をジクロロメタ
ン各20rrlで3回抽出した。この溶液を無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、20m(2に蒸発させ、無水1
,8−ナフタール酸2、82gを加え、この溶液を室温
で16時間撹拌した。この溶液に0℃でN−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール1.179及びN,N’−ジシクロ
へキシルカルボジイミド1.61gを加えた。溶液を0
°Cで2時間撹拌し、濾過し、濾液を5%炭酸水素ナト
リウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し
、蒸発させて油を得た。シリカゲル上で、溶離剤として
ジクロロメタン中の4%メタノールを用いてクロマトグ
ラフィーにかけ、白色泡状物として、ベンジル[(S)
−5− [(RまたはS)−2−[[エトキシ[(1.
8−す7タレンジカルポキシイミド)メチル]ホスフィ
ニル]メチル]−4−メチルバレルアミド]−5−(エ
チルカルバモイル)ペンチル]カルバメート4.0gを
得た。
(iv)  1M塩酸1.4m0.を含むエタノール中
のベンジル[(S)−5−[(Rまたは5)−2−[[
エトキシ[(1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)
メチル]ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレルア
ミド]−5−(エチルカルバモイル)ペンチル]カルバ
メート1.0gを木炭に担持させた5%パラジウム上で
5時間水素添加した。触媒を濾別し、濾液を蒸発乾固さ
せた。最後の微量のエタノールをトルエン各15mff
と共に2回再蒸発させて除去した。残渣をジクロロメタ
ンに採り入れ、0°Cに冷却し、N−エチルモルホリン
O,18r12で中和し、N−[(ベンジルオキシ)カ
ルボニル]−グリシン0.293g、ヒドロキシベンゾ
トリアゾール0.2279及びN、N’−ジシクロへキ
シルカルボジイミド0゜316gで処理した。混合物を
0℃で1時間撹拌し、4°Cで一夜放置し、濾過し、濾
液を5%クエン酸、水、5%炭酸水素ナトリウム溶液及
び塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
上で乾燥し、そして蒸発させた。シリカゲル上で、溶離
剤として酢酸エチル中の7゛、5%メタノールを用いて
クロマトグラフィーにかけ、泡状物として、ベンジル[
[[(s)−5−[(Rまたは5)−2−[[エトキシ
[(1,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]
ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレルアミド]−
5−(メチルカルバモイル)ペンチル]カルバモイル]
メチル1カルバメート0.51gを得た。
(B) 1閃: 酢酸中の45%臭化水素3mQ中のベンジル[[[(S
) −5−[(Rまたは5)−2−[[エトキシ[(1
,8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル1ホスフ
ィニル]メチル]−4−メチルカルバモイルアミl’>
5−(メチルカルバモイル)ペンチル]カルバモイル]
メチル]カルバメート0.1gを室温で16時間放置し
た。混合物を蒸発はせ、残液をトルエン各10mffと
共に3回再蒸発させた。メタノール/ジエチルエーテル
から沈澱させ、次いで水から凍結乾燥し、白色の凍結乾
燥固体として[(Rまたは5)−2−[[(S)−5−
(グリシルアミノ)−1−(メチルカルバモイル)ペン
チル]カルバモイル]−4−メチルペンチル][(1,
8−ナフタレンジカルボキシイミド)メチル]ホスフィ
ン酸臭化水素酸塩0.11gを得た。
節(A)  (ii)に用いた(Rまたは5)−2−[
[(エトキシ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル]
メチル]−4−メチルバレリアン酸は次の如くして製造
した: (a)  ジクロロメタン400m12中の結晶性ホス
フィン酸1’l 6g (0,27モル)及び2−イソ
ブチルアクリル酸ベンジル43.69  (0゜2モル
)のはげしく撹拌させた混合物を0℃に冷却し、温度を
5°C以下に保持しながら、トリエチルアミン53.’
4g (0,53モル)で滴下処理した。添加終了後、
ジクロロメタン100mff中のトリメチルシリルクロ
ライド56.0g (0゜52モル)の溶液をはげしく
撹拌し且つ温度を10〜12℃に保持しながら加えた。
30分後、冷却浴を除去し、混合物を室温で24時間撹
拌した。
次に混合物を水20Or+J及びlO%硫酸30mQで
処理した。有機相を分離し、飽和塩化ナトリウム溶液2
00mffで洗浄した。合液した水性抽出液をジクロロ
メタン100mffで再抽出し、有機相を塩化ナトリウ
ム溶液100mffで洗浄し、前に得られたジクロロメ
タン抽出液に加えた。無水硫酸ナトリウム上で乾燥した
後、ジクロロメタンを蒸発除去し、無色の油として、[
(RS)−2−[(ベンジルオキシ)カルボニル]−4
−メチルペンチル]ホスフィン酸59.2gを得た。
(b)  上記節で製造した化合物を酢酸エチル600
mffに溶解し、5(−)−α−メチルベンジルアミン
25.09を加え、この溶液を24時間放置して結晶化
させた。結晶性塩を濾過によって捕集し、乾燥して白色
固体34.0gが得られ、コノモのをエタノール120
m12及び酢酸エチル48mQの混合物から一夜再結晶
させた。固体を捕集し、乾燥し、結晶性塩21.3gが
得られ、このものをエタノール120m12及び酢酸エ
チルの混合物から一夜再結晶させた。融点137〜13
8°C及び[σF20=8.9° (C=5%、エタノ
ール中)の白色結晶として、 [(Rまたは5)−2−
[(ベンジルオキシ)カルボニル]−4−メチルペンチ
ル]ホスフィン酸S (−)−α−メチルベンジルアミ
ン塩16.8gを得た。
(c)  酢酸エチル100m12中の上記節に述べた
如くして製造した塩5.8gの懸濁液を、透明な溶液が
得られるまで、lO%硫酸100mffと共に振盪した
。有機層を分離し、飽和塩化ナトリウム溶液100m1
2で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。蒸発後
、無色の油として、[(Rまたは5)−2−[(ベンジ
ルオキシ)カルボニル]−4−メチルペンチル]ホスフ
ィン酸4.0gを得た;  [,7] 20 =−12
,3° (C一5%、エタノール中)。
(d)  上記節で製造した化合物4.0gをエタノー
ル0.7mQを含む乾燥テトラヒドロフラン40mQに
溶解した。N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド
3.1g及び4−ジメチルアミノピリジン0.179を
加え、混合物を室温で18時間撹拌した。溶媒を蒸発除
去し、残渣を酢酸エチル50mQと共に砕解し、ジシク
ロへキシルウレアを濾過によって除去した。濾液を5%
硫酸水素カリウム溶液50mQ1次に飽和炭酸水素ナト
リウム溶液50mQで洗浄した。無水硫酸ナトリウム上
で乾燥した後、酢酸エチルを蒸発除去し、無色の油とし
て、ベンジル(R−j: タは5)−2−[(エトキシ
ホスフィニル)メチル]−4−メチルバレレート4.5
gを得た; [αl 20 =−8,5° (c = 5 %、エタ
ノール中)。
(e)  ジクロロメタン30mff中のベンジル(R
または5)−2−[(エトキシホスフィニル)メチル]
−4−メチルバレレート4.5g及びジイソプロピルエ
チルアミン1.8gの混合物を窒素下で撹拌しながら水
浴中で冷却した。ビス(トリメチルシリル)アセトアミ
ド7mQを加え、混合物を5分間撹拌し、次にN−ブロ
モメチルフタルイミド3.36gを加えた。冷却を除去
し、混合物を放置して室温にした。更に5時間撹拌した
後、溶液をlO%硫酸50mff及び塩化ナトリウム溶
液50m12で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
蒸発させて黄色油6.6gが得られ、このものをシリカ
ゲル上で、溶離剤として酢酸エチル/n−ヘキサン(3
: 1’)を用いてフラッシュクロマトグラフィーによ
って精製した。無色の油として、ベンジル(Rまたは5
)−2−[[(エトキシ)(フタルイミドメチル)ホス
フィニル]メチル]−4−メチルバレレート4.5gが
得られた。(f)  ベンジル(RまたはS’)−2−
[[(エトキシ)(フタルイミドメチル)ホスフィニル
]メチル]−4−メチルバレレート4.5gをエタノー
ル120m+2に溶解し、この溶液を木炭に担持させた
10%パラジウム1.6g上で5゜5時間水素添加した
。濾過し、濾液を蒸発させた後、白色泡状物として、(
RまたはS) −2−[[(エトキシ)(7タルイミド
メチル)ホスフィニル]メチル]−4−メチルバレリア
ン酸3.09が得られた。
以下の実施例は本発明によって提供された化合物を含む
製薬学的調製物を説明するものである:実施例A 次の成分を含有する錠剤を普通の方法で製造することが
できた: 成 分             錠剤当り式■の化合
物           10−0mgラクトース  
         125.0mgトウモロコシ澱粉 
         75.0mgタルク       
          4.0mgステアリン酸マグネシ
ウム      1.Omg錠剤重量 215.0mg 実施例B 次の成分を含有するカプセル剤を普通の方法で製造する
ことができた:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼  I 式中、 R^1は水素原子或いはC_1〜C_6−アルキルまた
    はアリール−(C_1〜C_6−アルキル)基を表わし
    ; R^2はC_2〜C_5−アルキル基を表わし;R^3
    は天然のα−アミノ酸の側鎖を表わし、その際、存在す
    る官能基はいずれも随時保護されていてもよく、存在す
    るアミノ基はいずれも随時アシル化もしくはスルホニル
    化されていてもよく、または存在するカルボキシル基は
    いずれも随時アミド化されていてもよく、ただし、R^
    3は水素原子またはメチル基を表わさぬものとし; R^4は水素原子またはメチル基を表わすか;或いは R^3及びR^4は一緒になつて式−(CH_2)n−
    の基を表わし、ここに、 nは4乃至11までの数を表わし; R^5は水素原子或いはC_1〜C_6−アルキル、カ
    ルボキシル、C_1〜C_6−アルコキシカルボニルま
    たはC_1〜C_6−アルキルアミノカルボニル基を表
    わし;そして Xは脂肪族または芳香族ジカルボン酸、N−カルボキシ
    アミノ酸、アザジカルボン酸またはO−カルボキシヒド
    ロキシ酸から誘導される環式イミド基或いは式 ▲数式、化学式、表等があります▼(a) の基を表わし、ここに、R^aは天然のα−アミノ酸の
    側鎖を表わし、その際、存在する官能基はいずれも随時
    保護されていてもよく、存在するアミノ基はいずれも随
    時アシル化もしくはスルホニル化されていてもよく、ま
    たは存在するカルボキシル基はいずれも随時アミド化さ
    れていてもよく、R^bは水素原子を表わすか、或いは
    R^a及びR^bは一緒になつて、トリメチレン基を表
    わし、R^cは天然のα−アミノ酸の側鎖を表わし、そ
    の際、官能基はいずれも随時保護されていてもよく、存
    在するアミノ基はいずれも随時アシル化もしくはスルホ
    ニル化されていてもよく、または存在するカルボキシル
    基はいずれも随時アミド化されていてもよく、R^dは
    水素原子を表わすか、或いはR^c及びR^dは一緒に
    なつて、トリメチレン基を表わし、そしてR^eは保護
    基またはアシル、C_1〜C_6−アルキルスルホニル
    もしくはアリールスルホニル基を表わす、 の化合物及びその製薬学的に許容し得る塩。 2、R^1が水素原子またはC_1〜C_6−アルキル
    基を表わす特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、R^1が水素原子またはメチル基を表わす特許請求
    の範囲第2項記載の化合物。 4、R^2がC_3−またはC_4−アルキル基を表わ
    す特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の化合物
    。 5、R^2がn−プロピル、イソブチルまたはsec−
    ブチル基を表わす特許請求の範囲第4項記載の化合物。 6、R^3がイソブチル基を表わし、R^4が水素原子
    を表わすか、或いはR^3及びR^4が一緒になつて式
    −(CH_2)n−の基を表わし、ここに、nは5乃至
    9までの数を表わし、そしてR^5が水素原子を表わす
    特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の化合物。 7、R^3がイソブチル基を表わし、R^4がメチル基
    を表わし、そしてR^5がカルボキシルまたはC_1〜
    C_6−アルコキシカルボニル基を表わす特許請求の範
    囲第1〜5項のいずれかに記載の化合物。 8、R^5がカルボキシルまたはエトキシカルボニル基
    を表わす特許請求の範囲第7項記載の化合物。 9、Xが式 ▲数式、化学式、表等があります▼(b) の環式イミド基を表わし、ここに、P及びQは一緒にな
    つて式 −CH(R^f)−CH(R^f)−、 −CH(R^f)−CH(R^f)−CH(R^f)−
    、−O−CH(R^f)−、 −N(R^f)−CH(R^f)−、 −N(R^f)−N(R^f)−、 −N=N−または −C(R^f)=C(R^f)−、 式中、各R^fは水素原子或いはC_1〜C_6−アル
    キル、アリール、アリール−(C_1〜C_6−アルキ
    ル)もしくはC_1〜C_6−アルカノイルアミノ基ま
    たはアシルアミノ基を表わし、該アシル部分は天然産の
    α−アミノ酸から誘導され、該アミノ基は随時保護され
    ていてもよい、 の基を表わすか、或いはP及びQは一緒になつて、随時
    置換されていてもよい芳香族系を表わし、該任意の置換
    基はC_1〜C_6−アルキル、C_1〜C_6−アル
    コキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アリール−(C_1〜
    C_6−アルコキシ)、ニトロ、アミノ、C_1〜C_
    6−アルカノイルアミノ、モノ (C_1〜C_6−ア
    ルキル)アミノ、ジ(C_1〜C_6−アルキル)アミ
    ノ及びC_1〜C_6−アルキルスルホニルアミノから
    選ばれる1個またはそれ以上の置換基からなる特許請求
    の範囲第1〜8項のいずれかに記載の化合物。 10、各R^fが水素原子またはC_1〜C_6−アル
    キルもしくはC_1〜C_6−アルカノイルアミノ基を
    表わす特許請求の範囲第9項記載の化合物。 11、P及びQが一緒になつて式−C(R^f)=C(
    R^f)−の基を表わし、ここで、一方のR^fはアリ
    ール基を表わし、そして他方のR^1は水素原子または
    アリール基を表わす特許請求の範囲第10項記載の化合
    物。 12、一方のR^fがフエニル基を表わし、そして他方
    のR^fが水素原子またはフエニル基を表わす特許請求
    の範囲第11項記載の化合物。 13、P及びQが一緒になつて、C_1〜C_6−アル
    コキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ及びC_1〜C
    _6−アルカノイルアミノから選ばれる1個またはそれ
    以上の置換基で随時置換されていてもよい1,2−フエ
    ニレンまたは2,3−ナフチレンを表わす特許請求の範
    囲第9項記載の化合物。 14、P及びQが一緒になつて、C_1〜C_6−アル
    コキシ、ヒドロキシまたはアミノ基で随時置換されてい
    てもよい1,8−ナフチレン基を表わす特許請求の範囲
    第9項記載の化合物。 15、Xが式 ▲数式、化学式、表等があります▼(C) 式中、Aは随時置換されていてもよい芳香族系の残基を
    表わし、該任意の置換基はC_1〜C_6−アルキル、
    C_1〜C_6−アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
    アリール−(C_1〜C_6−アルコキシ)、ニトロ、
    アミノ、C_1〜C_6−アルカノイルアミノ、モノ 
    (C_1〜C_6−アルキル)アミノ、ジ(C_1〜C
    _6−アルキル)アミノ及びC_1〜C_6−アルキル
    スルホニルアミノから選ばれる1個またはそれ以上の置
    換基からなり、そしてYは−O−、−NH−ま−または
    −NR^g−を表わし、ここに、R^gは水素またはC
    _1〜C_6−アルキルを表わす、の環式イミド基を表
    わす特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の化合
    物。 16、Aがベンゼン環の残基を表わし、そしてYが−N
    R^g−を表わす特許請求の範囲第15項記載の化合物
    。 17、Xが式(a)の基を表わし、ここで、R^aは天
    然のα−アミノ酸の側鎖を表わし、その際、存在する官
    能基はいずれも随時保護されていてもよく、存在するア
    ミノ基はいずれも随時アシル化もしくはスルホニル化さ
    れていてもよく、または存在するカルボキシル基はいず
    れも随時アミド化されていてもよく、R^bは水素原子
    を表わし、R^c及びR^dは一緒になつてトリメチレ
    ン基を表わし、そしてR^eは保護基またはアシル基を
    表わす特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の化
    合物。 18、R^aがイソブチル基を表わす特許請求の範囲第
    17項記載の化合物。 19、R^eがベンジルオキシカルボニルまたはアセチ
    ル基を表わす特許請求の範囲第17項または第18項記
    載の化合物。 20、[(3−アミノフタルイミド)メチル][(RS
    )−4−メチル−2−[[(S)−3−メチル−1−(
    メチルカルバモイル)ブチル]カルバモイル]ペンチル
    ]ホスフイン酸である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。 21、[(RS)−4−メチル−2−[[(S)−3−
    メチル−1−(メチルカルバモイル)ブチル]カルバモ
    イル]ペンチル](1,8−ナフタレンジカルボキシイ
    ミドメチル)ホスフイン酸である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 22、[(RまたはS)−4−メチル−2−[[(Rま
    たはS)−2−オキソ−3−アザシクロトリデシル]カ
    ルバモイル]ペンチル](1,8−ナフタレンジカルボ
    キシイミドメチル)ホスフイン酸である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 23、N−[N−[(RまたはS)−2−[[[[[N
    −[1−(ベンジルオキシ)カルボニル]−L−プロリ
    ル]L−ロイシル]アミノ]メチル]ヒドロキシホスフ
    イン]メチル]−4−メチルバレリル]−L−アラニン
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 24、[[1,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−3(
    2H)−キナゾリニル]メチル][[(RまたはS)−
    4−メチル−2−[[(RまたはS)−2−オキソ−3
    −アザシクロトリデシル]カルバモイル]ペンチル]ホ
    スフイン酸である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 25、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ II 式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5及びX
    は特許請求の範囲第1項に示した意味を有し、そしてR
    ^6はC_1〜C_6−アルキル基を表わす、の化合物
    。 26、治療的に活性な物質として使用する特許請求の範
    囲第1〜24項のいずれかに記載の化合物及びその製薬
    学的に許容し得る塩。 27、コラゲナーゼ阻害剤として使用するための特許請
    求の範囲第1〜24項のいずれかに記載の化合物及びそ
    の製薬学的に許容し得る塩。 28、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ II 式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5及びX
    は特許請求の範囲第1項に示した意味を有し、そしてR
    ^6はC_1〜C_6−アルキルを表わす、の化合物を
    酸またはハロトリメチルシランで処理し、必要に応じて
    、得られる式 I の化合物においてXで表わされる環式
    イミド基に存在する反応性置換基を官能的に改変し、そ
    してまた、必要に応じて、得られる式 I の化合物を製
    薬学的に許容し得る塩に転化することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に示す式 I の化合物及びその製薬学
    的に許容し得る塩の製造方法。 29、特許請求の範囲第1〜24項のいずれかに記載の
    化合物またはその製薬学的に許容し得る塩及び治療的に
    不活性な担体物質を含有する薬剤。 30、特許請求の範囲第1〜24項のいずれかに記載の
    化合物またはその製薬学的に許容し得る塩及び治療的に
    不活性な担体物質を含有する変性関節疾患の抑制または
    予防のための薬剤。 31、特許請求の範囲第1〜24項のいずれかに記載の
    化合物またはその製薬学的に許容し得る塩及び、必要に
    応じて、1種またはそれ以上の他の治療的に活性な物質
    を治療的に不活性な担体物質と混合し、そして該混合物
    をガレヌス法投与形態にすることを特徴とする薬剤、特
    に変性関節疾患の抑制または予防のための薬剤の製造方
    法。 32、病気の抑制または予防における特許請求の範囲第
    1〜24項のいずれかに記載の化合物またはその製薬学
    的に許容し得る塩の使用。 33、変性関節疾患の抑制または予防における特許請求
    の範囲第1〜24項のいずれかに記載の化合物またはそ
    の製薬学的に許容し得る塩の使用。 34、変性関節疾患の抑制または予防のための薬剤の製
    造のための特許請求の範囲第1〜24項のいずれかに記
    載の化合物またはその製薬学的に許容し得る塩の使用。 35、特許請求の範囲第28項記載の方法で製造した特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。
JP62312435A 1986-12-15 1987-12-11 ホスフイン酸誘導体 Pending JPS63156796A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8629876 1986-12-15
GB868629876A GB8629876D0 (en) 1986-12-15 1986-12-15 Phosphinic acid derivatives
GB8722245 1987-09-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63156796A true JPS63156796A (ja) 1988-06-29

Family

ID=10609006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62312435A Pending JPS63156796A (ja) 1986-12-15 1987-12-11 ホスフイン酸誘導体

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JPS63156796A (ja)
KR (1) KR880007550A (ja)
GB (2) GB8629876D0 (ja)
MX (1) MX9679A (ja)
ZA (1) ZA879230B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04352757A (ja) * 1991-02-01 1992-12-07 F Hoffmann La Roche Ag アミノ酸誘導体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04352757A (ja) * 1991-02-01 1992-12-07 F Hoffmann La Roche Ag アミノ酸誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
ZA879230B (en) 1988-06-15
GB8722245D0 (en) 1987-10-28
KR880007550A (ko) 1988-08-27
GB8629876D0 (en) 1987-01-28
MX9679A (es) 1993-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4885283A (en) Phosphinic acid derivatives
JPH0629228B2 (ja) ヒドロキシルアミン誘導体
FR2677361A1 (fr) Nouveaux peptides et pseudopeptides, derives de tachykinines, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent.
US5162336A (en) Tetrahydro-pyrido-indoles as cholecystokinin and gastrin antagonists
JPH09500615A (ja) Ras−ファルネシル転移酵素阻害剤
KR20070043831A (ko) 테트라펩티드 유사체
JPH09507217A (ja) 成長ホルモン放出特性を持つ化合物
US5750555A (en) Bis-indolyl maleinimide or indolopyrrolo carbazole containing an amino acid as PKC inhibitors
US6410684B1 (en) Serine protease inhibitors
HU185324B (en) Process for preparing 1-carboxy-azaalkanoyl-indoline-2-carboxylic acid derivatives
HU180926B (en) Process for preparing trh analogues,tripeptide amides infectives on the central nerve sysrhem
US5212158A (en) Derivatives of l-proline, their preparation and their biological uses
EP0577775A1 (en) Anti-thrombotic peptides and pseudopeptides
US4216209A (en) Tripeptide angiotensin converting enzyme inhibitors
US6403561B1 (en) Tripeptidylpeptidase inhibitors
HU185022B (en) Process for the preparation of biologically active tetrapeptide derivatives
JPS63156796A (ja) ホスフイン酸誘導体
KR890004365B1 (ko) 디플루오로사이클로스타틴 함유 폴리펩티드 유도체의 제조방법
HU205143B (en) Process for producing peptides having t cell suppressor activity and pharmaceutical compositions comprising same
HU181402B (en) Process for preparing new peptides with psychopharmacological activity
JP4601118B2 (ja) 炎症性疾患治療剤
US4247543A (en) Organic compounds
WO1997010261A1 (fr) Derives peptidiques
SK136596A3 (en) New opioid peptide analogs with mixed mu agonist/delta antagonist properties
HU183602B (en) Process for producing 1,2,3,4-tetrahydro-isoquinoline-3-carboxylic acid's substituted acyl derivatives