JPS63154165A - 超音波ドプラ血流計 - Google Patents

超音波ドプラ血流計

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JPS63154165A
JPS63154165A JP30347086A JP30347086A JPS63154165A JP S63154165 A JPS63154165 A JP S63154165A JP 30347086 A JP30347086 A JP 30347086A JP 30347086 A JP30347086 A JP 30347086A JP S63154165 A JPS63154165 A JP S63154165A
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慎一 雨宮
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 超音波ドプラ血流計で、直交検波された信号を直接デジ
タル交換した後、フーリエ変換を行い表示するものにお
いて、デジタル変換された信号中の低周波成分を、その
信号経路中のいずれかのところで除去する必要がある。
本発明は1時間軸上及び周波数軸上の両方に分けてHP
Fを設け、多重化して低周波成分を除去することにより
、一方のみによる除去の場合に発生する問題点を解決し
たものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、超音波ドプラ血流計に関するものであり、特
に低コストで高精度のハイパスフィルタ(高域′a過フ
ィルタ)HPFを構成する方式に関する。
従来の超音波ドプラ血流計では直交検波された信号をサ
ンプルした後、生体内壁からの反射に基づく低周波成分
をカントするためにアナログのHPFを通し、その後A
/D変換し1次にデータ長が有限であることにより生じ
るフーリエ変換誤差を軽減するためのウィンドウ処理を
してがらFFT(高速フーリエ変換)処理し、スペクト
ラムを表示するのが主流であった。この場合、サンプル
・ポイントを多点にすると、アナログ処理のHPFでは
、サンプル数だけの回路が必要となるため。
直交検波した信号を直接A/D変換し、その後HPFで
低周波成分を除去する必要がある。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の超音波ドプラ血流計の1方式の構成を
示したもので、1は直交検波器、2,3はA/D変換器
、4.5はウィンドウ回路、6はFFT回路、7はハイ
パスフィルタ(高域通過フィルタ)HPFである。
超音波トランスデユーサ(図示省略)で受信された超音
波信号は、直交検波器1で直交検波され。
Sin、 Cosの直交信号成分がそれぞれ、A/D変
換器2.3へ出力される。
A/D変換器2,3は、それぞれアナログの入力信号を
デジタル信号に変換し、ウィンドウ回路4.5へ出力す
る。
ウィンドウ回路4,5は、ハミングやハニングなどのウ
ィンドウ関数を入力信号にがけ合ゎせる処理を行う。
FFT回路6は、ウィンドウ回路4,5がらのウィンド
ウ処理された2つの直交信号に基づいて。
高速に複素フーリエ変換を行い、変換結果のスペクトラ
ムデータを出力する。
HPF7は、デジタルフィルタ形式のものであり9人カ
スペクトラム中の生体内壁からの反射に対応する低周波
成分を周波数軸上で除去し、結果を出力する。なお周波
数軸上でフィルタ処理を行うデジタルフィルタは極めて
急峻なしゃ断特性を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで第4図の方式では、生体内壁からの反射に基づ
く周波数成分が、ウィンドウ関数の影響により1周波数
軸上で血管内皿流からの反射に基づく高周波成分の領域
近くにまで拡散しくウィンドウ関数との積信号)、シか
もその信号レベルはかなり大きいため、HPFの性能が
良くとも。
HP Fの除去周波数よりも高くなった高周波に拡散し
た積信号の除去はできないという欠点があった。
この点を改良するため、第5図に示すようにHP Fを
A/D変換器2,3とウィンドウ回路4゜5との間にH
PF7’、HPFτとして挿入し、ウィンドウ処理前に
信号中の低周波成分を除去する方式が考えられた。
しかし第4図の方式では、HPFを時間軸上で構成しな
ければならず、しかも有限データ長を対象とするから、
必要とされる急峻なしゃ断特性をもった高次のデジタル
フィルタを実現しようとするのは極めて困難で1回路が
大型化し、コストも上昇するという別の問題が生じた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、超音波ドプラ血流計におけるハイパスフィル
タHPFを1時間軸上と周波数軸上に分けて設け、それ
ぞれのHPFの性能レベルを下げながら、総合的な性能
は目標レベルに達するようにするものである。
第1図は9本発明の原理を示す構成図である。
第1図において。
1は超音波トランスデユーサが受信した超音波信号を直
交検波する直交検波器である。
2.3は、直交検波された2つの超音波信号をそれぞれ
デジタル信号に変換するA/D変換器である。
4.5はそれぞれウィンドつ処理を行うウィンドウ回路
である。
6は、複素フーリエ変換により1時間軸上の信号を周波
数軸上の信号(スペクトラム)に変換するFFT回路で
ある。
8.9は、生体内壁からの反射に基づく低周波成分のレ
ベルを1時間軸上である程度まで減衰させる比較的低次
のデジタルフィルタ形式のハイパスフィルタHPFであ
る。
10は、フーリエ変換結果のスペクトラムから生体内壁
反射に基づく低周波成分を除去するデジタルフィルタ形
式による周波数軸上のハイパスフィルタHPFである。
〔作用〕
第2図の(alないしfflに示す動作例を用いて1本
発明の詳細な説明する。
第2図の(alは、フィルタ処理およびウィンドウ処理
を何も行わない場合の入力超音波信号のスペクトラムで
あり、11は生体内壁からの反射に基づく低周波成分、
12は血流からの反射に基づく高周波成分を示す。
第2図の(b)は、第1図中のハイパスフィルタHPF
8.9のフィルタ特性を示す。HPF8,9は、第2図
のfatにおける低周波成分11をカットするように設
計される。しかし、低周波成分11のレベルは、高周波
成分120レベルに匹敵する程度以上減衰できればよい
ため、フィルタのしゃ断特性はそれほど急峻である必要
はなく、比較的低次のフィルタ構成で実現できる。
第2図のtc〕は、HPF8.9を通過した後の信号の
スペクトラムを示す。低周波成分11′のレベルは、(
a)の低周波成分11に較べて減衰されている。
第2図の(d+は、第1図のウィンドウ回路4.5でウ
ィンドウ処理した結果の信号のスペクトラムであり、低
周波成分11″の高周波側への拡がりは。
入力となる第2図(C)の低周波成分11′がかなり減
衰されているため、第2図(a)の低周波成分11によ
る場合に較べて小さく抑制される。
第2図の(Q)は、第1図のハイパスフィルタHPFI
Oのフィルタ特性である。第2図の(d+におけるスペ
クトラム上で低周波成分11″をカントする急峻なしゃ
断特性をもつ。
第2図の(f)は、HPFIOの出力におけるスペクト
ラムであり、低周波成分11″がほぼ完全にしゃ断され
ている。
〔実施例〕
第1図に示されている本発明の原理に基づ〈実施例構成
は1図中の各ブロックに対応する既存の個別のハードウ
ェア回路を組合わせることによって実現できるが、MP
tJあるいはDSP (デジタルシグナルプロセッサ)
を用いても実現可能である。
第3図は、MPUあるいはDSPを用いた場合の1実施
例構成を示したものである。
第3図において、2.3は第1図と同じA/D変換器、
13はMPU、14はRAMである。
MPU13及びRAM14は、第1図における4、5,
6.8,9.10の各ブロックの機能を実現する。
RAM14内の15ないし19で示されるプログラムは
、これらの機能を実現するためのものであり、MPU1
3によって実行される。
すなわち、15は主制御ルーチンであり、全体の処理の
流れを制御する。16ないし19は関数ルーチンであっ
て、16はHPF8,9の処理を行う時間軸HPFルー
チン、17はウィンドウ回路4.5の関数処理を行うウ
ィンドウ関数ルーチン、18はFFT回路6の処理を行
うFFTルーチン、19はHPFIOの処理を行う周波
数軸HPFルーチンである。
このような実施例構成をとった場合、装置がコンパクト
化され、フィルタ特性を任意に変更できる利点が得られ
るが、各HPFルーチンによりステップ数が増加して、
実行時間が長くなるため。
MPU13およびRAM14に高速動作可能なものを使
用することが必要となる。
〔発明の効果〕
本発明による超音波ドプラ血流計は、ハイパスフィルタ
HPFを3時間軸上と周波数軸上とに分けて設けたこと
により、比較的低次のHPFを用いて、HPFで低周波
成分を確実容易に除去することを可能にする。またこれ
により、高品質低コストの超音波ドプラ血流針が提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成図、第2図は本発明の作用
を示す動作例図、第3図は本発明の実施例構成図、第4
図および第5図はそれぞれ異なる従来例の超音波ドプラ
血流計の構成図である。 第1図中。 1:直交検波器 2、lA/D変換器 4.5:ウィンドウ回路 6:FFT回路 8.9;ハイパスフィルタHPF 10:ハイパスフィルタHPF

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フーリエ変換を用いてドプラ解析を行う超音波ドプラ血
    流計において、 入力された超音波信号を直交検波する直交検波器(1)
    と、 直交検波された超音波信号を直接デジタル信号に変換す
    るA/D変換器(2、3)と、 このデジタル信号の低周波成分を時間軸上で一定レベル
    以下に抑制するハイパスフィルタ(8、9)と、 ウィンドウ処理を行うウィンドウ回路(4、5)と、ウ
    ィンドウ処理出力を複素フーリエ変換してスペクトラム
    を求めるFFT回路(6)と、 スペクトラム中の低周波成分を周波数軸上で除去するハ
    イパスフィルタ(10)とを縦続して構成したことを特
    徴とする超音波ドプラ血流計。
JP30347086A 1986-12-19 1986-12-19 超音波ドプラ血流計 Expired - Fee Related JPH0677586B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP30347086A JPH0677586B2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19 超音波ドプラ血流計

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JP30347086A JPH0677586B2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19 超音波ドプラ血流計

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JPS63154165A true JPS63154165A (ja) 1988-06-27
JPH0677586B2 JPH0677586B2 (ja) 1994-10-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024027529A1 (zh) * 2022-08-05 2024-02-08 飞依诺科技股份有限公司 一种抑制杂波的超声波束合成方法、系统及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024027529A1 (zh) * 2022-08-05 2024-02-08 飞依诺科技股份有限公司 一种抑制杂波的超声波束合成方法、系统及存储介质

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JPH0677586B2 (ja) 1994-10-05

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