JPS63154146A

JPS63154146A - 電気掃除機の電力制御装置

Info

Publication number: JPS63154146A
Application number: JP61301541A
Authority: JP
Inventors: 誠二山口; 秀利今井; 隆小松
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-12-19
Filing date: 1986-12-19
Publication date: 1988-06-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、一般家庭において使用する電気掃除機の電力
制御回路に関するものである。

（従来の技術）第２図は従来の電力制御装置の一実施例を示すブロック
図である。同図において、商用電源には電動送風機３１
と双方向性サイリスタ３２が直列に接続され、ホース先
端の手元スイッチ３３へは、電気掃除機本体内に有する
絶縁変圧器３４を介して結合されている。また、絶縁変
圧器の一次巻線には直列に信号検出用の抵抗器３５が接
続され、抵抗器３５の両端には信号検出回路３６が接続
され、その出力は次段のカウンタ回路３７に接続され、
電力制御回路３８ではカウンタ回路３７の信号を受けて
、双方向サイリスタのトリガータイミングを選択的に切
替え、電動送風機の電力制御を行なう構成となっていた
。

上記従来の動作としては、手元スイッチ３３を、ＯＮ　
−ＯＦ　Ｆする回数を信号検出回路３６で波形整形した
のち、カウンタ回路３７でカウントし、その回数に応じ
て双方向性サイリスタ３２のトリガータイミングを多段
階に切替え位相制御を行なう構成であり、カウンタ回路
３７はある設定回数に達すると初期化され、またカウン
トＵｐ（またはＤ　ｏｗｎ）を繰り返すものであった。

（発明が解決しようとする問題点）上記従来の方式においては電動送風機の電力も多段階に
選定されるため、使用者にとっては、任意の性能にする
ことができず使用性が悪いものであった。また、電動送
風機の入力がサイクリックに切替わるため、任意の入力
ポジションにもってゆくためには手元スイッチを何度も
０Ｎ−ＯＦ　Ｆを繰り返さなければならず、コントロー
ルそのものに欠点があった。

本発明の目的は、従来の欠点を解消し、手元スイッチ部
を絶縁変圧器で絶縁し、手元スイッチ部で入力をＵＰ方
向、　Ｄｏｗｎ方向に切替自在にし、電動送風機の入力
も無段階に切替できるようにした電力制御装置を提供す
ることである。

（問題点を解決するための手段）本発明の電気掃除機の電力制御装置は、商用電源に接続
される電動送風機と双方向性サイリスタの直列回路を有
し、ホース先端のリモートコントロール操作部へは、掃
除機本体から絶縁変圧器を介して２芯の信号線により結
合され、前記リモートコントロール操作部には、スイッ
チとダイオードの直列回路が２組逆並列接続され、どち
らが一方のスイッチをＯＮとすることにより、正または
負の交流半波信号を信号線上に伝達し、２芯の信号線に
直列に接続される発光素子まどちらか一方だけを点灯さ
せ、フォトカプラを介して本体制御回路に信号伝達させ
、電動機を正または逆転させ、電動機の回転方向により
、双方向性サイリスタに接続される時定数回路の時定数
を機械的に連続可変できるよう構成したものである。

（作　用）上記構成により１手元スイッチから正の半波整流波形を
信号として伝達させた場合は、発光素子の一方が点灯し
、電動機が正転する。すなわち、電動機が正転すると時
定数回路の抵抗値が小さくなるよう動作し、電動送風機
の入力は増大する。

ここで、手元スイッチをＯＮからＯＦＦに切替えると電
動送風機は停止し、手元スイッチを切替えた入力に固定
される６逆転方向の動作も上記動作とは逆で、原理的に
は全く同じである。

（実施例）本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

第１図は本発明の電気掃除機の電力制御装置の回路図で
ある。同図しこおいて、商用電源の両端には電動送風機
１と双方向性サイリスタ２が直列に接続されている。ま
た、商用電源の両端には絶縁変圧器３の１次巻線が接続
され、２次巻線間にはスイッチ４とダイオード５および
スイッチ６とダイオード７の直列回路の逆並列回路と、
発光素子８゜９の逆並列回路がそれぞれ直列に接続され
ている。

また、電動ｆｉｌｏを正逆に切替えるため、トランジス
タ１１．１２．１３．１４のブリッジ回路を有し、１５
゜１６はフォトトランジスタである。フォトトランジス
タ１５のコレクタには抵抗器１７を介して直流電源Ｖｃ
ｃに接続され、エミッタは抵抗器１８を介してトランジ
スタ１２のベースに接続されている。フォトトランジス
タ１６のコレクタには抵抗器１９を介して直流電源Ｖｃ
ｃに接続され、エミッタは抵抗器２０を介してトランジ
スタ１３のベースに接続されている。

また、フォトトランジスタ１５および１６のコレクタに
はトランジスタ１４および１１がそれぞれ接続されてい
る。さらに双方向性サイリスタ２のゲートにはトリガ索
子２１を介してコンデンサ２２．抵抗器２３および可変
抵抗器２４の直列回路（時定数回路を構成している）に
接続されている。

上記構成によると、手元スイッチ４をＯＮとすると発光
素子９が点灯し、フォトトランジスタ１６がＯＮ状態と
なる。するとトランジスタ１１と１３が同時にＯＮとな
り、電動機１０へは電流が図に示すＡよりＢの方向に流
れ、可変抵抗器２４の抵抗値を下げる方向に動作する。

すなわち、コンデンサ２２の充電速度が増し、双方向性
サイリスタ２の導通角は大きくなり、電動送風機１の入
力は増大する。

逆にスイッチ６をＯＮとすると、上記動作と逆の動作を
行ない、電動送風機１の入力は減少するように動作する
。

（発明の効果）本発明によれば、手元スイッチ部を絶縁した状態で安全
性を確保しながら、信号線２芯で電動送風機の電力制御
が無段階にコントロールできるため、従来より機能が大
幅に増大する。また、入力のＵＰおよびＤ　ｏｗｎが切
替自在であるため、使用者の選定入力ポジションに早く
選定できる利点もあり、その実用的効果は極めて大であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電気掃除機の電力制
御装置の回路図、第２図は従来の電気掃除機の電力制御
装置のブロック図である。１・・・電動送風機、　２・・・双方向性サイリスタ、
　３・・・絶縁変圧器、　４，６・・・スイッチ、　５
，７・・・ダイオード、　８，９・・・発光素子、　１
０・・・電動機、　１１．１２．１３．１４・・・トラ
ンジスタ、　１５．１６・・・フォトトランジスタ、　
１７．１８．１９．２０．２３・・・抵抗器、２１・・
・トリガ素子、２２・・・コンデンサ、２４・・・可変
抵抗器。

Claims

【特許請求の範囲】

商用電源に接続される電動送風機と双方向性サイリスタ
の直列回路を有し、ホース先端のリモートコントロール
操作部へは、掃除機本体より絶縁変圧器を介して２芯の
信号線により結合され、前記リモートコントロール操作
部には、スイッチとダイオードの直列回路が２組逆並列
接続され、どちらか一方のスイッチをＯＮとすることに
より、正または負の交流半波信号を信号線上に伝達し、
２芯の信号線に直列に接続される発光素子のどちらか一
方だけを点灯させ、フォトカプラを介して本体制御回路
に信号伝達させ、電動機を正または逆転させ、電動機の
回転方向により、前記双方向性サイリスタに接続される
時定数回路の時定数を機械的に連続可変できるよう構成
したことを特徴とする電気掃除機の電力制御装置。