JPS6315381B2 - - Google Patents
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- JPS6315381B2 JPS6315381B2 JP55140576A JP14057680A JPS6315381B2 JP S6315381 B2 JPS6315381 B2 JP S6315381B2 JP 55140576 A JP55140576 A JP 55140576A JP 14057680 A JP14057680 A JP 14057680A JP S6315381 B2 JPS6315381 B2 JP S6315381B2
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- hollow fiber
- hollow fibers
- hollow
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- blood
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- Expired
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な中空繊維に関する。
中空繊維は一般に水処理、ガス分離、血液処理
等の広い分野で応用されている。特に血液処理の
分野は人工腎臓、人工肺装置など近年その需要は
非常に大となつてきている。
等の広い分野で応用されている。特に血液処理の
分野は人工腎臓、人工肺装置など近年その需要は
非常に大となつてきている。
この人工腎臓は透析型が主流であり、中空繊維
の内側に血液が、外側に透析液が流通するように
なつている。人工肺は中空繊維の内部もしくは外
側に血液を、また反対側に酸素媒体、例えば酸
素、空気、酸素含有気体もしくは酸素含有液体が
流通するようになされている。
の内側に血液が、外側に透析液が流通するように
なつている。人工肺は中空繊維の内部もしくは外
側に血液を、また反対側に酸素媒体、例えば酸
素、空気、酸素含有気体もしくは酸素含有液体が
流通するようになされている。
一般にこれら血液処理装置は多数の中空繊維を
密着した束にして使用する。しかしながら、この
ような使用状態においては、中空繊維の外側に流
通させる流体は、多数の中空繊維の間を均一に、
かつ万遍なく流通させることは困難である。例え
ば内側に血液を、外側に酸素含有気体を流通せし
めた人工肺装置について述べると、中空繊維の外
側に流通させる流体は、流通抵抗の小さい部分に
集中して流通し易すく、中空繊維の一本一本に万
遍なく酸素ガスを接触させ良好均等なガス交換を
行わせることが困難である。
密着した束にして使用する。しかしながら、この
ような使用状態においては、中空繊維の外側に流
通させる流体は、多数の中空繊維の間を均一に、
かつ万遍なく流通させることは困難である。例え
ば内側に血液を、外側に酸素含有気体を流通せし
めた人工肺装置について述べると、中空繊維の外
側に流通させる流体は、流通抵抗の小さい部分に
集中して流通し易すく、中空繊維の一本一本に万
遍なく酸素ガスを接触させ良好均等なガス交換を
行わせることが困難である。
更に、中空繊維の表面に充分接近したところで
のガスの流れが悪いこと、および中空繊維相互が
密接に隣接することによる、ガス交換のための中
空繊維の有効利用面積の低下という欠点がある。
のガスの流れが悪いこと、および中空繊維相互が
密接に隣接することによる、ガス交換のための中
空繊維の有効利用面積の低下という欠点がある。
本発明の目的は、上記の欠点のないすぐれた中
空繊維型血液処理装置を得るに適した中空繊維を
供給することにある。
空繊維型血液処理装置を得るに適した中空繊維を
供給することにある。
本発明は、糸条を繊維の囲りにらせん状に連続
して巻回したことを特徴とする中空繊維である
が、特に好ましい実施態様としては、糸条が互い
に反対方向のらせん状に巻回されたものである上
記中空繊維である。
して巻回したことを特徴とする中空繊維である
が、特に好ましい実施態様としては、糸条が互い
に反対方向のらせん状に巻回されたものである上
記中空繊維である。
本発明の中空繊維は種々の分野で用いることが
できるが、特に血液の処理、例えば透析、限外
過などによる成分分離に好ましく用いることがで
き、中でも人工肺装置などのような血液のガス交
換処理に特に適している。
できるが、特に血液の処理、例えば透析、限外
過などによる成分分離に好ましく用いることがで
き、中でも人工肺装置などのような血液のガス交
換処理に特に適している。
本発明が適用される中空繊維の材質は、従来用
いられているものは全て使用できる。例えばセル
ロース、ポリアクリロニトリル、ポリカーボネー
ト、ポリフツ化ビニリデン、ポリメチルメタクリ
レート、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコ
ンゴム、ポリビニルアルコール等及びそれらを変
成した各種のものである。
いられているものは全て使用できる。例えばセル
ロース、ポリアクリロニトリル、ポリカーボネー
ト、ポリフツ化ビニリデン、ポリメチルメタクリ
レート、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコ
ンゴム、ポリビニルアルコール等及びそれらを変
成した各種のものである。
本発明に用いられる中空繊維の寸法は広範囲で
あり、特に制限はないが、一般的には内径100〜
1000ミクロン、厚さ５〜200ミクロンの範囲で用
いられる。
あり、特に制限はないが、一般的には内径100〜
1000ミクロン、厚さ５〜200ミクロンの範囲で用
いられる。
本発明に用いられる糸条の材質は特に制限はな
いが強度が大で微細な寸法に形成可能なものがよ
い。また、実施態様によつては熱収縮率の大なる
ものが好ましく用いられる。好ましい熱収縮率は
５〜50％位である。
いが強度が大で微細な寸法に形成可能なものがよ
い。また、実施態様によつては熱収縮率の大なる
ものが好ましく用いられる。好ましい熱収縮率は
５〜50％位である。
材質を例示すると、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリアクリロニトリル、塩化ビニリデン等が
挙げられる。用いうる糸条の形態は、長繊維のモ
ノまたはマルチフイラメントがあり、またその寸
法は２〜500デニール、好ましくは10〜100デニー
ル位がよい。
ド、ポリアクリロニトリル、塩化ビニリデン等が
挙げられる。用いうる糸条の形態は、長繊維のモ
ノまたはマルチフイラメントがあり、またその寸
法は２〜500デニール、好ましくは10〜100デニー
ル位がよい。
本発明における中空繊維に巻回せしめた糸条の
巻回ピツチは、中空繊維の外径の１〜50倍、好ま
しくは５〜20倍である。
巻回ピツチは、中空繊維の外径の１〜50倍、好ま
しくは５〜20倍である。
以下に、本発明の詳細を、実施例の図面を用い
て説明する。
て説明する。
第１図は、本発明の実施例の一例を示す中空繊
維の外面透影図であり、中空繊維１の囲りに糸条
２がＳ字方向から、糸条３がＺ字方向から、中空
繊維の長手方向に連続して巻回されている。
維の外面透影図であり、中空繊維１の囲りに糸条
２がＳ字方向から、糸条３がＺ字方向から、中空
繊維の長手方向に連続して巻回されている。
第１図は、中空繊維に糸条を単に巻回している
だけであるが、第２図は、中空繊維に糸条を強く
巻回するかもしくは熱収縮性の糸条を巻回したの
ち熱処理して糸条を収縮させ、中空繊維表面部分
もしくは側壁全体を凸凹にしたものである。
だけであるが、第２図は、中空繊維に糸条を強く
巻回するかもしくは熱収縮性の糸条を巻回したの
ち熱処理して糸条を収縮させ、中空繊維表面部分
もしくは側壁全体を凸凹にしたものである。
かかる本発明の中空繊維を用いた中空糸型血液
処理装置によれば、中空繊維を密接に配置して
も、夫々の中空繊維間に中空繊維に巻回した糸条
が介在するため、夫々の中空繊維の間隔が均一化
し、流体の流れ抵抗も均一化するため、中空繊維
の一本一本に万遍なく流体、例えば酸素ガスを接
触させることができ、良好均等な物質交換を行わ
せることが可能である。
処理装置によれば、中空繊維を密接に配置して
も、夫々の中空繊維間に中空繊維に巻回した糸条
が介在するため、夫々の中空繊維の間隔が均一化
し、流体の流れ抵抗も均一化するため、中空繊維
の一本一本に万遍なく流体、例えば酸素ガスを接
触させることができ、良好均等な物質交換を行わ
せることが可能である。
更に、中空繊維表面に存在する糸条により、中
空繊維表面を流れる流体が乱流を起こし、中空繊
維表面により近接した界面での流体の動きが活発
になるため、中空繊維の膜を介して行われる物
質、例えば酸素ガスの拡散の効率が向上し、物質
交換能が向上する。
空繊維表面を流れる流体が乱流を起こし、中空繊
維表面により近接した界面での流体の動きが活発
になるため、中空繊維の膜を介して行われる物
質、例えば酸素ガスの拡散の効率が向上し、物質
交換能が向上する。
更に、中空繊維の表面に糸条が介在するため、
配列された夫々の中空繊維間の密着がなく、中空
繊維の有効利用表面積が減少しないという特徴が
ある。
配列された夫々の中空繊維間の密着がなく、中空
繊維の有効利用表面積が減少しないという特徴が
ある。
更に、第２図に示した中空繊維を用いた本発明
の中空繊維であつて、側壁が凸凹になつているも
のは、中空繊維中を流れる血液に乱流を生じる結
果、中空繊維膜面により近接した界面での血液の
動きが活発になるのみならず撹拌効果も生じ、血
液の均質化も達成される。この凹凸の程度は中空
繊維の外径に対し、片側で１〜25％、好ましくは
２〜６％位がよい。
の中空繊維であつて、側壁が凸凹になつているも
のは、中空繊維中を流れる血液に乱流を生じる結
果、中空繊維膜面により近接した界面での血液の
動きが活発になるのみならず撹拌効果も生じ、血
液の均質化も達成される。この凹凸の程度は中空
繊維の外径に対し、片側で１〜25％、好ましくは
２〜６％位がよい。
前述の如く、本発明の中空繊維を用いた血液処
理装置は特に、血液に酸素を付加し、血液から炭
酸ガスを除去するために有効であり、酸素を付加
する媒体として酸素を含む気体を用いる場合に最
も有効である。
理装置は特に、血液に酸素を付加し、血液から炭
酸ガスを除去するために有効であり、酸素を付加
する媒体として酸素を含む気体を用いる場合に最
も有効である。
第１図は、本発明の一つの実施例を示す中空繊
維の外面透影図で、中空繊維に糸条を単に巻回し
ただけのものであり、第２図は中空繊維を糸条で
絞めつけて中空繊維に凹凸を付けたものである。 １……中空糸、２，３……糸条。
維の外面透影図で、中空繊維に糸条を単に巻回し
ただけのものであり、第２図は中空繊維を糸条で
絞めつけて中空繊維に凹凸を付けたものである。 １……中空糸、２，３……糸条。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 糸条を、中空繊維の囲りにらせん状に連続し
て巻回したことを特徴とする中空繊維。 ２ 糸条が、互いに反対方向のらせん状に巻回さ
れたものであることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の中空繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14057680A JPS5766137A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Hoolow fiber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14057680A JPS5766137A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Hoolow fiber |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766137A JPS5766137A (en) | 1982-04-22 |
| JPS6315381B2 true JPS6315381B2 (ja) | 1988-04-04 |
Family
ID=15271896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14057680A Granted JPS5766137A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Hoolow fiber |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5766137A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0794007B2 (ja) * | 1986-07-24 | 1995-10-11 | 旭化成工業株式会社 | 複層多孔質中空糸膜 |
| JPS6386825U (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-06 | ||
| AU2934389A (en) * | 1988-01-20 | 1989-08-11 | Terumo Kabushiki Kaisha | Hollow fiber membrane and fluid processor using the same |
| JPH01192843A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-02 | Kazuo Yamazaki | 交差巻付多重糸 |
| US4869059A (en) * | 1988-04-29 | 1989-09-26 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Yarn consolidation by wrapping for hollow fiber membranes |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5335683A (en) * | 1976-09-16 | 1978-04-03 | Toray Ind Inc | Separating appatatus for fluid |
-
1980
- 1980-10-09 JP JP14057680A patent/JPS5766137A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5335683A (en) * | 1976-09-16 | 1978-04-03 | Toray Ind Inc | Separating appatatus for fluid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766137A (en) | 1982-04-22 |
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