JPS63150824A - 真空インタラプタ - Google Patents
真空インタラプタInfo
- Publication number
- JPS63150824A JPS63150824A JP29671186A JP29671186A JPS63150824A JP S63150824 A JPS63150824 A JP S63150824A JP 29671186 A JP29671186 A JP 29671186A JP 29671186 A JP29671186 A JP 29671186A JP S63150824 A JPS63150824 A JP S63150824A
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Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、さい断電流値が低(、しかも大電流しゃ断能
力を有する電極を備えた真空インタラプタに間する。
力を有する電極を備えた真空インタラプタに間する。
B1発明の概要
本発明に係る真空インタラプタは、電極を接触部とその
外周のアーク部とで構成し、接触部を低さい断電流値を
有する材料で形成すると共に、アーク部を大電流しゃ断
能カを有する材料で形成し、アークを回転駆動するスリ
ットを少なくとも接触部に設け、しがも接触部とアーク
部との導電率の比を1:1〜2として、低さい断時性を
維持すると共に大電流しゃ断性能の向上を図ったもので
ある。
外周のアーク部とで構成し、接触部を低さい断電流値を
有する材料で形成すると共に、アーク部を大電流しゃ断
能カを有する材料で形成し、アークを回転駆動するスリ
ットを少なくとも接触部に設け、しがも接触部とアーク
部との導電率の比を1:1〜2として、低さい断時性を
維持すると共に大電流しゃ断性能の向上を図ったもので
ある。
C0従来の技術
真空インタラプタの電極には、■大電流しゃ断能力特性
、■低さい断電/’lt値特性、■高耐電圧値特性、■
低接触抵抗特性など種々の特性が要求されている。
、■低さい断電/’lt値特性、■高耐電圧値特性、■
低接触抵抗特性など種々の特性が要求されている。
ところで、これらの緒特性を同時に満足することは難し
いことから、真空インタラプタの用途に応じていずれか
の特性を重視し、他の特性はいくぶん犠牲にして使用せ
ざるを得ないのが現状である。
いことから、真空インタラプタの用途に応じていずれか
の特性を重視し、他の特性はいくぶん犠牲にして使用せ
ざるを得ないのが現状である。
従って、従来にあっては、緒特性に影響を及ぼす電極の
材料及び構造を種々選択し、用途に応じて用いている。
材料及び構造を種々選択し、用途に応じて用いている。
例えば、大電流しゃ断能力を有する電極材料としては、
Cu −Bi系、Cu−Cr系の銅合金が一般的である
が、前者のCu−B1系合金のさい断電流値は約8Aで
あり、後者のCu −Cr系合金のさい断電流値は約4
Aであり、モータ等の誘導負荷開閉用の真空インタラプ
タに使用されているAg −WC系合金の電極材料のさ
い断電流値IAに比べはるかに高いものとなっている。
Cu −Bi系、Cu−Cr系の銅合金が一般的である
が、前者のCu−B1系合金のさい断電流値は約8Aで
あり、後者のCu −Cr系合金のさい断電流値は約4
Aであり、モータ等の誘導負荷開閉用の真空インタラプ
タに使用されているAg −WC系合金の電極材料のさ
い断電流値IAに比べはるかに高いものとなっている。
一方、低さい断電流値を有するへg−WC系の電極材料
の電流しゃ断能力は、例えば、直径30削のディスク電
極構造で約6kA(乙m、s、)であり、Cu−B1系
電極材料の約9 kA (r、g+、s、)、Cu −
Cr系材料の電極材料の約12 kA (r、yx、s
、 )と比べて劣っている。なお、電圧は各々12kV
(r、m、s、)である。
の電流しゃ断能力は、例えば、直径30削のディスク電
極構造で約6kA(乙m、s、)であり、Cu−B1系
電極材料の約9 kA (r、g+、s、)、Cu −
Cr系材料の電極材料の約12 kA (r、yx、s
、 )と比べて劣っている。なお、電圧は各々12kV
(r、m、s、)である。
そこで、低さい断電流値特性を維持しつつ電流しゃ断能
力を増す手段の一つとして、しゃ断電流値は電極径に比
例して高くなることから、電極をへg−WC系の電極材
料を用い、かつ電極径を大きくして形成することが考え
られる。しかし、この手段によれば、低さい断電流値を
維持しつつある程度の電流しゃ断能力の向上を得ること
ができるものの、高価な八gを多量に必要とし、真空イ
ンタラプタ自体も大型化するというコストの面、構造の
面での問題が生じる。
力を増す手段の一つとして、しゃ断電流値は電極径に比
例して高くなることから、電極をへg−WC系の電極材
料を用い、かつ電極径を大きくして形成することが考え
られる。しかし、この手段によれば、低さい断電流値を
維持しつつある程度の電流しゃ断能力の向上を得ること
ができるものの、高価な八gを多量に必要とし、真空イ
ンタラプタ自体も大型化するというコストの面、構造の
面での問題が生じる。
このように、電極材料の選択だけでは対応できないこと
から、第6図、第7図に示すように、リード棒10先端
の電iIを円板状の接触部1とその周辺に位置する円板
状のアーク部(アーク拡散部)2とで形成し、且つ接触
部1を低さい断電流値を有する材料(例えば、Ag −
WC系合金)で形成し、一方、アーク部2を大電流しゃ
断能力を有する材料(例えば、Cu −Bi系あるいは
Cu −(:r系合金)で形成して、小電流開閉時のさ
い断電流値を低いものとすると共に、大電流しゃ断時に
はアークをアーク部2にて処理するようにして、低さい
断電流値特性と大電流しゃ断時性の両者を同時に兼ね備
えたT4損を得ることが試みられている。
から、第6図、第7図に示すように、リード棒10先端
の電iIを円板状の接触部1とその周辺に位置する円板
状のアーク部(アーク拡散部)2とで形成し、且つ接触
部1を低さい断電流値を有する材料(例えば、Ag −
WC系合金)で形成し、一方、アーク部2を大電流しゃ
断能力を有する材料(例えば、Cu −Bi系あるいは
Cu −(:r系合金)で形成して、小電流開閉時のさ
い断電流値を低いものとすると共に、大電流しゃ断時に
はアークをアーク部2にて処理するようにして、低さい
断電流値特性と大電流しゃ断時性の両者を同時に兼ね備
えたT4損を得ることが試みられている。
D1発明が解決しようとする問題点
上記第6,7図に示す電極においては、外径3(lfl
の接触部1に外径60mmのアーク部2を設けたにもか
かわらず、6kA程度しかしゃ断できず、しゃ断性能の
向上は見られなかった。
の接触部1に外径60mmのアーク部2を設けたにもか
かわらず、6kA程度しかしゃ断できず、しゃ断性能の
向上は見られなかった。
分解して調べたところ、アーク部2にアークが移行して
おらず、アーク部2がしゃ断性能の向上に有効に作用し
ていないことがわかった。
おらず、アーク部2がしゃ断性能の向上に有効に作用し
ていないことがわかった。
以上のように、低さい断電流値特性の材料からなる接触
部1を中央に配置して電itを構成した場合にあっては
、接触部1の材料がアーク部2の材料より金属蒸気を発
生しやすく、しかもアークが止まりやすいことから、ア
ークのアーク部2への移動がスムーズに行なえないこと
がわかった。
部1を中央に配置して電itを構成した場合にあっては
、接触部1の材料がアーク部2の材料より金属蒸気を発
生しやすく、しかもアークが止まりやすいことから、ア
ークのアーク部2への移動がスムーズに行なえないこと
がわかった。
E1問題点を解決するための手段
そこで、本発明者らは、第2図、第3図に示すように、
接触部1にアークを外方に磁気駆動し得るようにスリッ
ト3を設けて第2図及び第3図に示す構成の電極1
(II)を作り且つこれらの電極1 (n)を用いて
真空インタラプタを構成し、しゃ断性能が向上しないか
調べた。
接触部1にアークを外方に磁気駆動し得るようにスリッ
ト3を設けて第2図及び第3図に示す構成の電極1
(II)を作り且つこれらの電極1 (n)を用いて
真空インタラプタを構成し、しゃ断性能が向上しないか
調べた。
実験は、接触部1を外径30m、接触部1の接触面1a
の外径/内径を20 ts / 10 txとし、且つ
アーク部2の外径を60mとして行なった。また、接触
部1には、接触面1aより半径方向外方に延びるスパイ
ラル状のスリット3を複数本設けて構成した。接触部1
はAg−WC,アーク部2はCu −Crで形成した。
の外径/内径を20 ts / 10 txとし、且つ
アーク部2の外径を60mとして行なった。また、接触
部1には、接触面1aより半径方向外方に延びるスパイ
ラル状のスリット3を複数本設けて構成した。接触部1
はAg−WC,アーク部2はCu −Crで形成した。
なお、印加電圧は、l 2kV (r、m、s )で開
極ギャップは12nである。
極ギャップは12nである。
実験の結果、Ag −WC接触部のみの場合に比較して
しゃ断性能は向上したものの、しゃ断性能にバラツキが
あった。
しゃ断性能は向上したものの、しゃ断性能にバラツキが
あった。
そこで、しゃ断性能に接触部lとアーク部2との材料の
導電率(IAC3X)の組合せが影響しているのではな
いかと推察した。
導電率(IAC3X)の組合せが影響しているのではな
いかと推察した。
そこで、種々の導電率の組合せの電極を形成し、前記の
場合と同様な条件で実験を行なった。
場合と同様な条件で実験を行なった。
実験の結果、第5図(al 、 (bl 、 fc)に
示すような結果が得られた。
示すような結果が得られた。
なお、第5図において、縦軸のしゃ断性能(相対値)は
、電極(接触部のみ)を外径30鶴のAg−WCで形成
した場合のしゃ断電流を1.0としている。また横軸は
アーク部を形成するCu −Cr合金の組成比を変えて
、導電率(IAC3χ)を示す。
、電極(接触部のみ)を外径30鶴のAg−WCで形成
した場合のしゃ断電流を1.0としている。また横軸は
アーク部を形成するCu −Cr合金の組成比を変えて
、導電率(IAC3χ)を示す。
第5図に示す実験結果から、アーク部の導電率と接触部
の導電率との関係がアーク部の導電率を接触部の導電率
の1〜2倍の大きさにすれば良好な結果、Ag −WC
のみの場合の2.5倍以上のしゃ断性能が得られること
がわかった。
の導電率との関係がアーク部の導電率を接触部の導電率
の1〜2倍の大きさにすれば良好な結果、Ag −WC
のみの場合の2.5倍以上のしゃ断性能が得られること
がわかった。
また、第4図に示すように、アーク部2にもスパイラル
状のスリット4を設けた場合には、アークの回転駆動が
一層行なわれることから、第5図の結果の約1.5倍に
しゃ断性能が向上する結果が得られた。
状のスリット4を設けた場合には、アークの回転駆動が
一層行なわれることから、第5図の結果の約1.5倍に
しゃ断性能が向上する結果が得られた。
以上の実験結果に基づいて本発明はなされたものである
。
。
すなわち、本発明は、iii極をアーク部とアーク部中
央部に突出して設けた接触部とで形成し、接触部をリン
グ状の接触面を備えて形成すると共に接触面部から半径
方向外方に所定角度で延びたスリットを少なくとも接触
部に設けて形成し、接触部を低さい断電流値特性の材料
で形成し、一方アーク部を大電流しゃ断性能を備えた材
料で形成し、しかもアーク部材の導電率を接触部材の導
電率より1〜2倍大きい導電率として真空インタラプタ
を構成したものである。
央部に突出して設けた接触部とで形成し、接触部をリン
グ状の接触面を備えて形成すると共に接触面部から半径
方向外方に所定角度で延びたスリットを少なくとも接触
部に設けて形成し、接触部を低さい断電流値特性の材料
で形成し、一方アーク部を大電流しゃ断性能を備えた材
料で形成し、しかもアーク部材の導電率を接触部材の導
電率より1〜2倍大きい導電率として真空インタラプタ
を構成したものである。
なお、本発明にあっては、接触部はさい断電流値が2A
以下の低さい断電流値特性の材料、例えば、Ag −W
C系の材料で形成するものである。また、アーク部は大
電流しゃ断性能を有するCu、 Cu合金(例えば、C
u−Cr、 Cu −Fe、 Cu−Co)で形成する
ものである。
以下の低さい断電流値特性の材料、例えば、Ag −W
C系の材料で形成するものである。また、アーク部は大
電流しゃ断性能を有するCu、 Cu合金(例えば、C
u−Cr、 Cu −Fe、 Cu−Co)で形成する
ものである。
また、接触部あるいは接触部及びアーク部に設けられる
スリットは円弧状のスパイラルのもの、又は直線状のも
のいずれでもよい。
スリットは円弧状のスパイラルのもの、又は直線状のも
のいずれでもよい。
F0作 用
上記構造の真空インタラプタでは、小電流の開閉は電極
の接触部で処理されるので、さい断電流値は低い。一方
、大電流しゃ断時には接触部で発生したアークは周辺の
アーク部へ磁気駆動されるので、分散アークの状態で電
流ゼロ点を迎えしゃ断することができる。
の接触部で処理されるので、さい断電流値は低い。一方
、大電流しゃ断時には接触部で発生したアークは周辺の
アーク部へ磁気駆動されるので、分散アークの状態で電
流ゼロ点を迎えしゃ断することができる。
G、実施例
本発明に係る真空インタラプタを第1図に示す実施例に
基づき説明する。
基づき説明する。
ガラスやアルミナセラミックスなどで作られる絶縁筒1
1の両端開口部は金属端板12゜13によって気密に閉
塞しである。一方の端板12を気密に貫通して絶縁筒1
1内に挿通されている°固定リード棒10aの内端部に
は電極■が設けである。もう一方の端板13を金属ベロ
ーズ14を介して軸方向に移動可能に貫通して絶縁筒1
1内に挿通されている可動リード棒10bの内端部には
前記電極Iと対をなす電極■が電極Iと対向して設けで
ある。可動リード棒10bは図示されていない駆動装置
に連結されており、駆動装置による可動リード棒10b
の軸方向移動により電極I、Uは接近離反される。
1の両端開口部は金属端板12゜13によって気密に閉
塞しである。一方の端板12を気密に貫通して絶縁筒1
1内に挿通されている°固定リード棒10aの内端部に
は電極■が設けである。もう一方の端板13を金属ベロ
ーズ14を介して軸方向に移動可能に貫通して絶縁筒1
1内に挿通されている可動リード棒10bの内端部には
前記電極Iと対をなす電極■が電極Iと対向して設けで
ある。可動リード棒10bは図示されていない駆動装置
に連結されており、駆動装置による可動リード棒10b
の軸方向移動により電極I、Uは接近離反される。
前記絶縁筒11の内側には主シールド15が絶縁筒11
の中程で支持して設けてあり、更に、内側に折曲してい
る主シールド15の両端部にそれぞれラフブさせて補助
シールド1117が端板12.13に支持して設けであ
る。
の中程で支持して設けてあり、更に、内側に折曲してい
る主シールド15の両端部にそれぞれラフブさせて補助
シールド1117が端板12.13に支持して設けであ
る。
前記型1i1.nは、第2図、第3図に示すように、円
板状のアーク部2とその中央部に突出したリング状の接
触面1aを有する接触部1とで構成しである。接触部1
にはアークをアーク部2側に駆動するためのスパイラル
状のスリット3が設けである。接触部1は低さい断電流
値を有する材料で形成し、アーク部2は大電流しゃ断能
力を有する材料で形成しである。更に、接触部1の導電
率とアーク部2の導電率の比が1:1〜2になるように
しである。
板状のアーク部2とその中央部に突出したリング状の接
触面1aを有する接触部1とで構成しである。接触部1
にはアークをアーク部2側に駆動するためのスパイラル
状のスリット3が設けである。接触部1は低さい断電流
値を有する材料で形成し、アーク部2は大電流しゃ断能
力を有する材料で形成しである。更に、接触部1の導電
率とアーク部2の導電率の比が1:1〜2になるように
しである。
上記構成の真空インタラプタにおいて、前記電極■、■
とじては、接触部1の外径を30鶴、接触面1aの外径
を20fi、内径を10鶴とすると共に、アーク部2の
外径を600とし、接触部1の材料をAg−804C,
導電率(IAC3)を約35%とすると共に、アーク部
2の材料をCu 20Cr、導電率(IAC5)を約
60%(つまり、接触部1とアーク部2の導電率の比が
1:1.71)とした。
とじては、接触部1の外径を30鶴、接触面1aの外径
を20fi、内径を10鶴とすると共に、アーク部2の
外径を600とし、接触部1の材料をAg−804C,
導電率(IAC3)を約35%とすると共に、アーク部
2の材料をCu 20Cr、導電率(IAC5)を約
60%(つまり、接触部1とアーク部2の導電率の比が
1:1.71)とした。
上記条件のもとで当該真空インタラプタについて実験を
したとこ−ろ、約20 kAr、m、sの電流を安定し
てしゃ断することができ、Ag−讐Cのみの場合に比較
して約2.5倍以上のしゃ断性能を得ることができ、第
5図の結果が確認できた。
したとこ−ろ、約20 kAr、m、sの電流を安定し
てしゃ断することができ、Ag−讐Cのみの場合に比較
して約2.5倍以上のしゃ断性能を得ることができ、第
5図の結果が確認できた。
なお、電極I、IIの構造としては、第4図に示すよう
に、接触部lだけでなく、アーク部2にもスパイラル状
のスリ・ノド4を設けた場合には、同じ条件で第5図の
結果の約1.5倍しゃ断性能が向上することが確認でき
た。
に、接触部lだけでなく、アーク部2にもスパイラル状
のスリ・ノド4を設けた場合には、同じ条件で第5図の
結果の約1.5倍しゃ断性能が向上することが確認でき
た。
H0発明の効果
本発明に係る真空インタラプタは、電極をアーク部とア
ーク部中央に突出して設けた接触部とで形成し、接触部
にアークを外方に駆動させるスリットを設け、接触部を
低さい断電流値特性の材料で形成すると共に、アーク部
を大電流しゃ断性能を備えた材料で形成し、更に接触部
とアーク部との導電率の比をl:1〜2としたので、低
さい断電流値特性と大電流しゃ断時性の両者を同時に兼
ね備えることができた。
ーク部中央に突出して設けた接触部とで形成し、接触部
にアークを外方に駆動させるスリットを設け、接触部を
低さい断電流値特性の材料で形成すると共に、アーク部
を大電流しゃ断性能を備えた材料で形成し、更に接触部
とアーク部との導電率の比をl:1〜2としたので、低
さい断電流値特性と大電流しゃ断時性の両者を同時に兼
ね備えることができた。
すなわち、大電流しゃ断時にあっては、接触部あるいは
接触部及びアーク部にアークを駆動するスリットを設け
であることから、アークは集中化することなく、接触部
からアーク部に分散移動し、接触部を損傷することなく
、しゃ断を行なうことができる。
接触部及びアーク部にアークを駆動するスリットを設け
であることから、アークは集中化することなく、接触部
からアーク部に分散移動し、接触部を損傷することなく
、しゃ断を行なうことができる。
また、アークが接触部からアーク部に分散移動すること
から、接触部は損傷を受けないので、低さい断電流値特
性が安定して維持できる。
から、接触部は損傷を受けないので、低さい断電流値特
性が安定して維持できる。
第1図は本発明の一実施例に係る真空インタラプタの縦
断面図、第2図、第3図はその電極の一例の縦断面図と
平面図、第4図は電極の他の例の平面図、第5図+al
ff1l (C+は電極の接触部、アーク部の導電率
と電流しゃ断性能との関係を示すグラフであり、第6図
、第7図は従来の真空インタラプタにおける電極の断面
図と平面図である。 図 面 中、 1.11は電極、 lは接触部、 1aは接触面、 2はアーク部、 3.4はスリット、 10aは固定リード棒、 10bは可動リード棒、 11は絶縁筒、 14はベローズである。
断面図、第2図、第3図はその電極の一例の縦断面図と
平面図、第4図は電極の他の例の平面図、第5図+al
ff1l (C+は電極の接触部、アーク部の導電率
と電流しゃ断性能との関係を示すグラフであり、第6図
、第7図は従来の真空インタラプタにおける電極の断面
図と平面図である。 図 面 中、 1.11は電極、 lは接触部、 1aは接触面、 2はアーク部、 3.4はスリット、 10aは固定リード棒、 10bは可動リード棒、 11は絶縁筒、 14はベローズである。
Claims (1)
- 真空容器内で一対の電極が接近離反可能となっている真
空インタラプタにおいて、前記電極をアーク部とアーク
部中央に突出したリング状の接触面を有する接触部で構
成して設け、前記接触部にアークをアーク部側に駆動す
るようにスリットを設け、前記接触部に低さい断電流値
を有する材料で形成すると共に、前記アーク部を大電流
しゃ断能力を有する材料で形成し、且つ前記接触部と前
記アーク部の導電率の比が1:1〜2となるようにした
ことを特徴とする真空インタラプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29671186A JPS63150824A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 真空インタラプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29671186A JPS63150824A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 真空インタラプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63150824A true JPS63150824A (ja) | 1988-06-23 |
Family
ID=17837095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29671186A Pending JPS63150824A (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 真空インタラプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63150824A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8190342B2 (en) | 2007-05-09 | 2012-05-29 | Komatsu Ltd. | Hydraulic vehicle |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP29671186A patent/JPS63150824A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8190342B2 (en) | 2007-05-09 | 2012-05-29 | Komatsu Ltd. | Hydraulic vehicle |
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