JPS63150598A - 発破工法 - Google Patents

発破工法

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JPS63150598A
JPS63150598A JP29798286A JP29798286A JPS63150598A JP S63150598 A JPS63150598 A JP S63150598A JP 29798286 A JP29798286 A JP 29798286A JP 29798286 A JP29798286 A JP 29798286A JP S63150598 A JPS63150598 A JP S63150598A
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JP
Japan
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water
hole
explosion
bag
absorbing polymer
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JP29798286A
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JPH0443199B2 (ja
Inventor
小出 忠男
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Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
Original Assignee
Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、発破工法に関し、特に爆薬の爆発エネルギ
ーを有効利用できるようにした発破工法に関する。
(従来の技術) 岩盤の破砕工事等には、一般にダイナマイトと称される
爆薬を用いた発破工法が使用される。
この工法のうちABS (アクア・ブラスティング・シ
ステム)工法は、内部に爆薬を装填するとともに、水を
充填した塩ビパイプを用い、これを爆発孔内に挿入し、
爆発させる工法である。
この工法は、内部に充満した水の非圧縮性によるブラス
ト効果によって、爆薬の衝撃力をパイプの壁に直角に作
用させて円筒波として効率良く広幅させ、破砕エネルギ
ーのロスを防止するとともに、少ない爆薬量によって効
率的な破砕作用をもたらし、低騒音、低振動、少飛石の
工法として注目されていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この工法であっても爆発孔と塩ビバイ1間に隙
間ができるため、この空間によるエネルギーロスが問題
となる。
つまり、爆発孔とパイプ間に隙間があると、爆発時の爆
圧エネルギーの一部はその空間を圧縮する。つまり爆発
エネルギーの一部は空間によって吸収され、これによっ
て、破砕エネルギーは著しく減殺されることが判明した
また、この工法の他の欠点は、前記塩ビパイプに対する
爆薬の装填や、水の充填作業が面倒であり、発破準備作
業が繁雑である点や、爆発時の塩ビパイプの燃焼による
異臭、および塩素などの有毒ガス発生の問題があること
である。
本発明は以上の各種問題点を解決するものであって、従
来のABS工法の利点を享有しつつ、従来より更に爆発
エネルギーを効率良く破砕エネルギーに変換できること
、爆破準備作業を能率良く行えること、および爆破時に
おいて、異臭や有毒ガスの発生を防止できるようにする
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この発明は、爆薬および吸水
性高分子を収納した可撓性の袋体を、予め穿孔した爆発
孔内に挿入し、該袋体の開口部より水を注入し、前記吸
水性高分子の水の取込み保持作用によって水を保持しつ
つ膨潤させて前記袋体を爆発孔内の孔壁に密着させ、し
かる後爆発孔の開口部を閉鎖し、ついで前記袋体より導
出した導火線を介して前記爆薬に点火するようにしたこ
とを特徴とする。
(作 用) 水の供給による吸水性高分子の水に対する取込み保持作
用および膨潤作用によって可撓性袋体が膨服し、これに
よって爆発孔内の空気は完全に追い出される。
(実 施 例) 以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図ないし第4図はこの発明による発破準備作業を示
す説明用断面図である。
各図において、1はトンネル岩盤E内に穿孔した爆発孔
、2はダイナマイト(爆薬)3および顆粒状の吸水性高
分子4を収納した筒状の可撓性袋体、例えばビニール袋
である。
前記ビニール袋2は爆発孔1の径よりもやや太めであっ
て、孔長の4/3程度とし、挿入状態で孔口よりもはみ
だした状態とする。
前記ダイナマイト3は、雷管を埋設した親ダイナマイト
3aと、増但材3bを筒部で一体にくるんだもので、そ
の端部からは導火g13cが導出している。
前記吸水性高分子4は、自重の数百倍から千倍近くの水
を吸収し、その水を保持することの出来る素材であって
、澱粉にアクリル酸をグラフト重合した澱粉系、カルボ
キシルセルロースにアクリル酸塩をグラフト重合したセ
ルローズ系、アクリル酸ビニルアルコール共重合体、ア
クリル酸重合体、アクリル酸・アクリルアミド共重合体
、ポリエチレンオキサイド変成物等の合成ポリマー系が
ある。
第1図において、爆発孔1の穿孔後、挿入棒5を用いて
爆発孔1の内奥部に前記ビニール袋2.を挿入する。こ
のときダイナマイト3の導火線3Cはビニール袋2の間
口部より外部に導出しておく。
次に第2図に示すように、爆発孔1の近房の坑内に設置
された注入用ポンプ6の吐出パイプ7を前記ビニール袋
2の開口部に接続し、水を袋2の内部に注入する。
水の注入によって、吸水性高分子4は分子内に水を取り
込んだ状態で急速に膨潤を開始する。
したがって、前記ビニール袋2は爆発孔1内で膨張し、
爆発孔1の孔壁面に密着する。
そして、この状態でビニール袋2内は前記吸水性高分子
4の水取り込みによるゲル化状態が保持され、水を保持
する。
次に第3図に示すように、ビニール袋2の孔口からのは
みだし部分を上に引き揚げ、その姿勢のまま第4図のご
とく孔口に砂、粘土などの充填物8を詰込めば、余剰の
ゲル状化物はビニール袋2の開口部より排出し、空気を
爆発孔1内から完全に追い出した状態で発破準備作業を
終了する。
準備作業終了後、導火線3Cを通じてダイナマイ1〜3
を点火すれば、岩盤Eはダイナマイト3の炸薬伍に応じ
た爆破エネルギーによって爆発孔1を特徴とする特定の
範囲分破砕されるのである。
このとぎ、従来のへBS工法では、パイプと導孔1間の
隙間の空気層の存在により爆発エネルギ−が減殺される
が、本発明では空気層が全く存在しない。
したがって、爆発のエネルギーは前記吸水性高分子と水
のゲル状物を介して前記爆発孔1の孔壁に直角に作用し
、円筒波として効率良く広幅し、破砕エネルギーのロス
を防止するとともに、少ない爆薬量によって効率的な破
砕作用をもたらすことになるのである。
また爆発の際に、前記ビニール袋は燃焼するが、これは
ポリエチレン等からなっており、しかも薄い材料なので
、異臭や有毒ガス発生もない。
(効 果) 以上実施例によって詳細に説明したようにこの発明の発
破工法によれば、水の供給による吸水性高分子の膨潤及
び水の取り込み保持作用によって可撓性袋体は膨張し、
孔壁に密着するので、爆発孔内の空気は完全に追い出さ
れ、エネルギーロス要因を完全に除去できる。また、発
破準備作業も上述の手順で行えばよいので、組立、準備
作業も簡単であり、高能率化する。さらには爆発時の燃
焼による異臭や、有毒ガス発生の惧れもない。
したがってこの発明の発破工法では、従来よりもさらに
低騒音、低振動、少飛石の工法として用いることができ
、コンクリート造りの建築物の解体や、岩盤の破砕工事
−に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明による発破準備作業を示
す説明用断面図である。 E・・・岩盤 1・・・爆発孔 2・・・ビニール袋(可撓性袋体) 3・・・ダイナマイト(爆薬) 3C・・・導火線 4・・・吸水性高分子 8・・・充填物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)爆薬および吸水性高分子を収納した可撓性の袋体
    を、予め穿孔した爆発孔内に挿入し、該袋体の開口部よ
    り水を注入し、前記吸水性高分子の水の取込み保持作用
    によつて水を保持しつつ膨潤させて前記袋体を爆発孔内
    の孔壁に密着させ、しかる後爆発孔の開口部を閉鎖し、
    ついで前記袋体より導出した導火線を介して前記爆薬に
    点火するようにしたことを特徴とする発破工法。
JP29798286A 1986-12-15 1986-12-15 発破工法 Granted JPS63150598A (ja)

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JP29798286A JPS63150598A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 発破工法

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JPH0443199B2 JPH0443199B2 (ja) 1992-07-15

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02133596U (ja) * 1989-03-31 1990-11-06
JP2008014584A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Nikko Gika Kk 破砕薬筒の装填方法

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JPS4911961A (ja) * 1972-05-15 1974-02-01
JPS5630600A (en) * 1979-08-22 1981-03-27 Taisei Corp Method and device for charging explosives
JPS58175400U (ja) * 1982-05-14 1983-11-24 株式会社制御発破エンジニアリング 水圧発破用水筒
JPS62123300A (ja) * 1985-11-22 1987-06-04 北新建設株式会社 発破方法及び発破用水袋

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