JPS63150084A - ぱちんこ機等における電動式発射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ばちんこ機等における電動式発射装置にか
かり、更に詳述すれば、遊技開始部に送込まれた遊技用
ばちんこ球を、電気的動力を利用して１個ずつ遊技面に
向けて打出す電動式発射装置に関する。

〔従来技術の問題点〕

この種遊技機の代表例の一つであるばちんこ機では、遊
技用味の発射手段として、周知のようにモータやローク
リソレノイド等を利用して打球部材を作動させるように
構成された電動式発射装置が装備されている。この発射
装置については、一般的にばちんこ機前側に装備される
把持具及び操作具、板裏面に固定されるベースに支持さ
れた打球杆及び同打球杆に対する弾発力調節機構、ベー
ス裏側に設置されるカム付のモータ、そしてモータに対
する入力手段として、上記把持具側に装着されて遊技者
の接触の有無を感知するタッチ感知盤及び上記操作具の
操作を検出する操作スイッチ、さらにはこれら入力手段
の入力を受けてモータを駆動制御する制御基盤等を必要
とし、これら各構成部材を一つに合わせて構成されてい
る。

しかし上述の弾発力調節機構や駆動制御基盤は、発射装
置の構成部材の−っでありながら、本体構成部側と一体
的に組付は得ないまま別部材扱いとされて、上記打球杆
、モータと遠隔されたＳＺ側に設置されているため、装
置全体の取扱いの筒易化、当該機の設置の簡素化が図り
得ない。特に上記機構及び基盤は、複数の部品を以て一
応七ノト化されているものの、別々の取扱いが面倒であ
り、また機構では、上記打球杆に連結索及びコイル状の
調節ばねを連結し、基盤では、電源部の他に上記タッチ
感知盤及び畏作スイッチそしてモータに対しリード線を
個々に接続しなければならないことから、組付は作業に
煩わしさを伴なう。また同機構そして基盤の夫々の関連
部材が部品点数、材料費の面で軽視できず、発射部Ｗの
小型化及びコスト低減化、さらには遊技機の生産性の向
上を図る上で大きな隘路ともなっていた。

〔問題解決の技術〕

本発明は、上述の問題を解決するために新規に提案した
もので、遊技機前側に装備される把持具に操作具を回動
自在に組付けてなる操作部と、機裏側に固定されるベー
スに打球杆及び弾発力調節機構を装着してなる発射部と
、ベース裏側に打球杆作動用の電動力発生部材と駆動制
御基盤を装着してなる駆動部と、を夫々構成してユニッ
ト化し、そして上記操作部では、遊技者の接触の有無を
感知するタッチ感知盤及び操作具の操作を検出する操作
スイッチを装着し、上記弾発力調節機構では、操作具に
連繋される操作部及び打球杆の回動支点側の間に調節ば
ねを連繋し、また駆動制御基盤では、電源回路の他にタ
ッチ感知盤及び操作スイッチそして電動力発生部材と接
続される夫々の回路を構成し、上述の各郡単位を以て取
扱い及び組付は得るようにした電動式発射装置である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、発射装置のユニット化を図り小型で安
価にするとともに、取扱いそして当該遊技機への設置を
簡素化し、以て遊技機の製造の合理化、生産性の向上を
図ることにある。

〔実施例〕

本発明にかかる電動式発射装置の実施例を図面参照して
説明する。本例の電動式発射装置は、概要として第１図
に示すようにばちんこ機の前伜Ｗ前面の右下部に装備さ
れる把持具１及び操作具６と、この対応裏面に設置され
るベース８に装備された打球杆１２及び弾発力調節機構
１７等と、ベース８裏側に装備される駆動用モータ３４
及び駆動制御基盤Ｃ等を以て構成されている。上記把持
具１では、後述の弾発力調節機構１７に連結される固定
台２の前面に、握り環５を所定間隔を置いてビス連結し
ており、固定台２は、中心部に軸孔３を横通し、内端に
保合部４を形成している。これに対し操作具６は、固定
台２と握り環５の間に回動自在に介装されており、そし
て外周に指掛は部６ａを形成し、中心部に回動支点用の
支軸７を連結して固定台２の軸孔３に挿通している。な
お操作具６の往復回動量は１８０度以内とされている。

前記ヘース８は、金属材よりほぼ方形に形成されて前枠
Ｗ裏面に位置決め用のピン８ａ及びビス等で固定される
ようになっており、そして軸受具１゜に支持した回動支
軸９を前後方向に横通し、裏側に複数の脚１１を一体に
突設している。前記打球杆１２は、回動支軸９の内端に
連結されて上端に槌部１３を取着している。１４は後述
のモータ３４側からの動力を受けるための受動アームで
、回動支軸９内端に連結されて打球杆１２と一体化され
ている。ただし打球杆１２及びアーム１４は、ともに回
動支軸９に対し着脱自在である。１５は打球杆１２に取
着された連杆で、球送り装置Ｐの球送り部材６１を作動
するための操作レバー６２と連繋されている（第１．２
図参照）、１６はベース８裏面に配置された緩衝用のス
トッパーを示す。

一方弾発力調節機構１７では、ヘース８にビス固定され
たケース１８内のギヤ式操作部２１により、上記回動支
軸９の前端に連結された第２プーリ３ｏ例のコイル状の
調節バネ３１を伸縮操作して打球杆１２の弾発力を調節
するようになっている。ケース１８は、２分割式とされ
て前面に上記固定具２の保合部４に対する係合部１９を
形成し、また操作具６の支軸７用の挿通筒２０を一体成
形している。上記操作部２１では、第５図に示すように
支軸７内端にビス連結される第１ギヤ２２と、このギヤ
２２に噛合された第２ギヤ２３そして第２ギヤ２３に対
し円周方向に調節自在に連繋された第１ブーＩＪ２４を
有しており、第１プーリ２４は、ケース１８内の支軸２
５に移動自在に嵌挿されてばね２６で常には第２ギヤ２
３側に押圧付勢され、第２ギヤ２３は、・第１ブーＩＪ
２４の軸筒部２４ａに嵌挿支持されて、互いのクラッチ
歯２７．２８を利用して係合されている。なお第１１−
リ２４の一端に連結された紐２９の他端が、上記第２１
−リ３０側の調節バネ３１の他端に連結されている。

３２は第１プーリ２４の軸筒部２４ａ内端に連結されて
ベース８裏側に位置する調節摘みで、この摘み３２を押
して回動することにより、第２ギヤ２３に対し第１プー
リ２４が一旦解離されて円周方向へ変位されるので、両
者２３．２４を再び所定位１に係合保持することにより
、調節バネ３１を伸１ｉｒ変化して打球杆１２にかかる
弾発力が予め強弱調整できる。

そして前記駆動用モータ３４は、打球杆１２に対する電
動力発生部材としてベース８の脚１１にビス固定される
支盤３３に設置され、その軸３５端に打球杆１２の受動
アーム１５に対するカム３６を固着している。なおモー
タ３４は、６０　Ｉｆ　ｚ及び５０　Ｉｆ　ｚともに交
流２４Ｖが使用され、１００回転以内の性能とされてい
る。

上記モータ３４にかかる駆動入力手段として、前記把持
具１の握り環５側にタッチ感知盤３７が、また固定台２
内に操作スイッチ３８が夫々装着されており、そしてこ
れらの回路を構成した後述の駆動制御基盤Ｃがモータ３
４下部において上記支盤３３にセットされる。タッチ感
知盤３７は、人体（遊技者の手や指）の接触の有無を感
知するもので、握り環５内端にビス着されてその感知面
３７ａを握り環５の外周に露出し、遊技者の接触を感知
した際に「接触有り」の信号を発する。なお同怒知盤３
７は、リング形樹脂材の表面に金属メッキ加工を施して
感知面３７ａを形成している。

一方操作スイソチ３日は、モータ３４の切換え用の常閉
接点（Ｂ接点）を有する形式とされ、固定台２内の操作
片３９により操作される。操作片３９は、操作スイッチ
３８のアクチェータレバー３８ａを直接操作するもので
、前記操作具６の回動前では拘束されてレバー３８ａを
閉鎖し、また操作具６の回動操作時には解放されてレバ
ー３８ａを開放する。そしてこの操作片３９は、自由端
の操作部３９ａを指先き操作で「押す、離す」ことによ
り、アクチェータレバー３８ａ　の開、閉つまり操作ス
イッチ３日を切換え操作し得る。なお操作片３９は、操
作具６に対しカム部４０及び連繋片４１を利用して連繋
可能とされ、またアクチェータレバー３８ａの付勢力を
利用して開放位置に変化し得る（第４図参照）。

ただしタッチ感知盤３７及び操作スイッチ３８は、夫々
のリード線４２、固定台２内の中継接続端子４３、前記
弾発力調節機構１７のケース１８に装着された中継接続
具４４そして同接続具４４に接続されてへ一ス８裏側に
延出されたり一ド′ｇＡ４５を介し駆動制御基盤Ｃ側に
接続される。

一方前記駆動制御基盤Ｃでは、前記支盤３３にビス着さ
れるケース４６に回路盤４９を絹込んで構成されており
、ケース４６は、回路盤４９の収容箱部４７と、この節
部４７に整合されて回路盤４９を覆蓋するカバー節部４
８とが、係合凹部４７ａ及び弾性変形可能な保合片４８
ａを以て着脱自在に組立て得、また収容節部４７内の回
路盤４９をカバー節部４８内に形成された押込み片４８
ｂで固定化保持でき、ビス等が一切不嬰とされている。

上記回路盤４９では、上記モータ３４に対応して第８図
に例示するようにＴｉ源回路５０〔ただしＡＣ２４Ｖ〕
、タッチ回路５１、スイッチ回路５２、発振及び分周回
路５３、そして速度制御回路部５４Ａ、　３倍周波回路
部５４［（及びコイル通電ロジンク回路部５４Ｃを含む
駆動出力回路５４が構成されており、そして電源回路５
２が当該遊技機の裏側に設置された配ｖＡ基盤５５に、
またタッチ回路５１及びスイッチ回路５２が前記タッチ
感知盤３７及び操作スイッチ３８に、そして駆動出力回
路５４がモータ３４に対し、各々のリード線５６．４２
．５７を介し接続される。

ただし上記タッチ回路５１は、アース回路形式に構成さ
れており、タッチ感知盤３７が「接触有り」を感知した
ことの入力に対し、人体をアースして出力が発生され、
また同感知盤３７が接触を感知しないことに対し、アー
ス回路が中断されて出力が発生されない。一方スイッチ
回路５２では、前記操作スイッチ３８が操作片３９で開
、閉状態に操作されることにより、グランド（接地）側
に対しショート（ＯＦＦ　ともいう）、オープン（ＯＮ
ともいう）の各状態に切換えられてオープン時に出力を
発生するように設定されている。なお上記回路盤４９に
ついては、打球杆１２に対する電動力発生部材の型式に
対応して必要な回路を構成すればよい。

前述のように構成される本例発射装置では、把持具１に
操作具６が組込まれ、タッチ感知盤３７及び操作スイッ
チ３８が装着されて入力手段を含む操作部Ｍが組立てら
れ、ベース８に打球杆１２及び弾発力調節機構１７等が
所定部位に装着されて発射部Ｆが、またベース８に装着
される支盤３３にモータ３４及び駆動制御基盤Ｃが装着
されて駆動部りが夫々予め組立てられてユニット化され
る。そして当該遊技機への設置にあたり、上記発射部Ｆ
では、前枠Ｗ裏面にベース８をビン８ａで位置決めして
ビス固定できる。また発射部Ｆに対し操作部Ｍでは、把
持具１における固定台２の係合部４を、弾発力調節機４
′１１７の係合部１９に位置合わせしてベース８裏側か
らビス固定できる。この結果固定台２内の中継接続端子
４３と機構１７側の接続具４４が接続される。また発射
部Ｆに対し上記駆動部りでは、支盤３３をベース８の各
脚１１にセットしてビス固定できる。そして駆動制御基
盤Ｃと、当該機の配線基盤５５側、タッチ感知盤３７及
び操作スイッチ３８、モータ３４側の夫々のリード線５
６．４５．５７を個々に接続する。これにより装置全体
が完備されて実施に供し得る。なお発射部Ｆの打球杆１
２にかかる弾発力については、弾発力調節機構１７の調
節摘み３２の操作により予め強弱設定すればよい。

そして遊技の開始にあたり、本例発射装置の操作部Ｍを
操作することにより駆動部りの駆動に従い発射部Ｆが作
動される。すなわち遊技者が直接把持具１を把持して指
先きて操作具６を回動保持する操作において、タッチ感
知盤３７が指の接触を感知すれば、その感知出力が駆動
制御基盤Ｃ内のタッチ回路５１に入力されことに対し、
同回路５１では人体をアースして出力を発生する。また
操作スイッチ３８が、操作具６から解放された操作片３
９により開放されると、（第４図（ａ）参照）その出力
がスイッチ回路５２に入力されることに対し、同回路５
２ではグランド側に対してオープン（ＯＮ）状態に切換
えられて出力を発生する。

従ってタッチ感知盤３７の感知及び操作スイッチ３日の
オープンによる２つの入力条件時に、夫々の回路５１．
５２から出力が発生されて駆動出力回路５４からの駆動
出力によってモータ３４が通電駆動される。この結果カ
ム３６の回転に従い打球杆１２が本来の打球作動（弾引
、弾発動作）を行ない得、球送り装置Ｐを操作する一方
で、発射レールＲに送込まれている球を打出し、以隆纜
続的（連続的）に発射することができる。

前述の操作状態では、タッチ感知盤３７及び操作スイッ
チ３８がともに入力状態にあり、このちとで操作片３９
を必要時に押すことによりスイッチ３８が閉ｔＷ（ＯＦ
Ｆ）　　され、また操作片３９を離すことによりスイッ
チ３８が開放（ＯＮ）される（第４図（ｂ）参照）、従
ってスイッチ３８の開、閉に基いてスイッチ回路５２が
グライド側に対しンシー１−（ＯＦＦ）、オープン（Ｏ
Ｎ）の状態に切換えられ、同回路５２のオープン時に出
力が発生されることにより、上記タッチ入力条件と合わ
せてモータ３４がｉｍ電駆動される。この結果モータ３
４の駆動時において、打球杆１２が当該時間内で打球作
動を行ない球を断続的（単発的）に発射できる。

そして遊技終了に際し遊技者が操作部Ｍから手を離すこ
とにより、タッチ感知盤３７が「接触熱」状ｇ　（ＯＦ
Ｆ）　とされ、一方操作具６が弾発力調節機構１７の調
節バネ３１により元位置に復帰されて操作片３９を拘束
することにより、操作スイッチ３８が閉鎖されてショー
ト（ＯＩ’Ｆ）　状態とされる。この結果モータ３４の
停止に従い発射作動が停止される。

特に本例装置において、発射部Ｆにおける弾発力２１！
１節機横１７は、ベース８前面に取着されるケース１８
内の操作部２１と打球杆１２の回動支軸９端の第２ブー
ＩＪ３０との間に調節ばね３１を連繋してなるものであ
るから、至極コンパクトに構成して大きな専用スペース
が不要にできる。゛また駆動部りでは、ベース８裏側に
取着される共通の支盤３３に、モータ３４及び駆動制御
基盤Ｃを夫々装着しているので、駆動部りが支盤３３単
位で構成し得かつ発射部Ｆに簡単に設置することができ
る。

〔発明の作用及び効果〕

本発明の電動式発射装置は、遊技開始部へ送込まれたば
ちんこ球を遊技盤面に向けて１個ずつ打出すものにあっ
て、操作部及び発射部′そして駆動部を夫々単位的に構
成し得るので、これら各部の取扱いひいては装置全体の
取扱いを容易にして小型化できる。しかも発射装置の設
置にあたっては、上述の各部毎の単位的な組付けに従っ
て未熟練者でも石車な手順で手際よく設置できるので、
遊技機の製造作業の合理化ひいては生産性の向上を図る
ことができる。

しかも上記発射部では、打球杆に対する弾発カニ周部機
構をベース範囲内に組付は得、また駆動部では、モータ
及び駆動制御基盤をベース範囲において互いに隣接して
組付は得るので、これらの設置専用スペースを最小にし
て遊技機恵側の他部材との干渉を未然に回避して楽に設
置できる。また上記弾発力調節機構及び駆動部の関連部
材すなわち調節ばね、酵記操作部におけるタッチ感知盤
及び操作スイッチそしてモータの各リード線を、夫々と
もに必要最小長さにして材料の節減を図り、装置全体を
安価にすることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は本例発射
装置全体を示す分解斜視図、第２図は同装置を一部省略
して示す正面図、第３図は同じく平面図、第４図（ａ、
ｂ）　は操作部側の操作状態を示す正面図、第５図は弾
発力調節機構を示す平断面図、第６図は駆動制御基盤を
分解して示す斜視図、第７図は同上基盤の平断面図、第
８図は駆動制御基盤内の回路図である。 Ｍ、操作部　　　　　　１９把持具 ２、固定台　　　　　　５．握り環 ６、操作具　　　　　　７．支軸 ３７、タッチ感知盤３８．操作スイッチ３９、操作片　
　　　　　４２．４５．リード線Ｆ９発射部　　　　　
　８．ベース ９、回動支軸　　　　　１２．打球杆 １４、受動アーム　　　　１７８弾発力調節機構１８、
ケース　　　　　　２１．操作部３０、プーリ　　　　
　　３１．調節ばねり、駆動部　　　　　　３３．支盤 ３４、モータ　　　　　　３６．カム ５７、　　リ　−　ド　線 Ｃ１駆動制御基盤　　　４６．ケース ４９、回路盤　　　　　　５０．電源回路５１、　　タ
ッチ回路　　　　５２．スイッチ回路５３、発振及び分
周回路　５４．駆動出力回路５５、配線基盤　　　　　
　５７．リード線２９球送り装置　　　　Ｗ、前枠 Ｒ９発射レール 特許出願人　　　　　　豊丸産業株式会社第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機前側に装備される把持具に操作具を回動自在に組付け
   てなる操作部と、機裏側に固定されるベースに打球杆を
   支持しかつ弾発力調節機構を装着してなる発射部と、上
   記ベース裏側に打球杆作動用の電動力発生部材及び駆動
   制御基盤を装着してなる駆動部と、を夫々構成し、上記
   操作部では、遊技者の接触の有無を感知するタッチ感知
   盤及び操作具の操作を検出する操作スイッチを装着し、
   上記弾発力調節機構では、上記操作具に連繋された操作
   部と、上記打球杆の回動支点側との間に調節ばねを連繋
   し、上記駆動制御基盤では、電源回路の他に上記タッチ
   感知盤及び操作スイッチそして電動力発生部材と接続さ
   れる夫々の回路を構成してなるを特徴とするぱちんこ機
   等における電動式発射装置。