JPS63148963A - 変色性粉末ジユ−ス - Google Patents

変色性粉末ジユ−ス

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JPS63148963A
JPS63148963A JP61295481A JP29548186A JPS63148963A JP S63148963 A JPS63148963 A JP S63148963A JP 61295481 A JP61295481 A JP 61295481A JP 29548186 A JP29548186 A JP 29548186A JP S63148963 A JPS63148963 A JP S63148963A
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JP
Japan
Prior art keywords
color
juice
organic acid
solid organic
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP61295481A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Umeda
誠一 梅田
Hiroaki Ogishima
荻島 博明
Yasuhiro Noguchi
野口 泰弘
Mika Kojima
小島 みか
Shimesu Motoyama
本山 示
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOUHATO TOKYO SEIKA KK
Freund Corp
Original Assignee
TOUHATO TOKYO SEIKA KK
Freund Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体に溶解して飲用などに供する変色性粉末
ジュースに関する。
〔従来の技術〕
粉末ジュースは、一般に粉糖などの甘味料、果汁の乾燥
粉末、クエン酸などの有機酸、着色料、香料等を混合し
て製造され、その所望量を水に溶解することによりジュ
ースとして飲用に供するものである。通常の粉末ジュー
スは、上記のように溶解性のある固形のジュース組成物
を粉末化したものからなり、その保存、携帯等に便利で
あるため、実用上有意義なものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記粉末ジュースは、水などに溶解する
場合、その溶解過程が単調であるため、見た目の面白味
は感じられない。その上、溶解が完了したことの確認が
できにくいため、往々にして溶解残渣があるまま飲用に
供することになり、飲用時に不快感を覚える等の欠点が
あった。
本発明の目的は、調製時においては視覚上の快感を与え
、飲用時においては残渣による不快感を排除することが
できる粉末ジュースを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、内部に固体有機酸を有する可溶住粒子と、塩
基性物質と、液性により変色する食用色素とを含有せし
めた粉末ジュースである。
〔作用〕
上記した手段によれば、粉末ジュースを水に溶解する場
合、初期においては溶解した塩基性物質に起因して溶液
の液性は弱アルカリ性を呈し、その内部に固体有機酸を
擁する可溶性粒子の溶解が進んで該有機酸が溶出してい
くにしたがい、その液性は漸次酸性側に移行し、最終的
に弱酸性を呈するまでに至る。この液性の変化は、上記
塩基性物質と徐々に溶解していく有機酸との、いわゆる
I新作用により、暫時弱アルカリ性を維持し、続し1て
起こる弱酸性への変化も緩慢である。しかし、変色域の
適当な色素を選択することにより、溶液中に溶存する上
記色素は、始めのうちは弱アルカリ性または微酸性に起
因する発色をし、その変化は僅かであるが、ある時間を
経過した時点で急激に酸性色を呈することになり、この
ように明瞭な溶液色の変化は観る者に快さと楽しさとを
与えることができるものである。
また、上記溶液の変色点を粒子の完全溶解時に合わせる
とともに、該粒子をその完全溶解時までには他の成分が
全て溶解するように11!1!することにより、上記変
色時点では残渣が完全に消失してしまうようにすること
ができる。したがって、上記変色時を飲み頃に達したこ
との目安として利用することも可能であり、残渣残存に
よる不快感を完全に排除することができることにもなる
本発明による粉末ジュースに含有される上記可溶性粒子
の内部に位置される固体有機酸としては、クエン酸、酒
石酸、リンゴ酸、フマル酸、マロン酸、コハク酸、アス
コルビン酸などの可食性の固体有機酸を挙げることがで
きる。場合によっては、上記固体有機酸の中から2種以
上のものを混合して使用し、その味を適宜調節してもよ
い。
また、塩基性物質としては、上記酸のほか、酢酸、乳酸
などの有機酸、炭酸、リン酸等の無機酸などのアルカリ
塩、カルシウム塩等の弱酸の可溶性塩や酸化カルシウム
、水酸化カルシウム等のアルカリで水に可溶なものであ
ればよい。
上記塩基性物質を含有せしめるには、そのまま単独で配
合してもよく、またシヨ糖、果糖、麦芽糖、乳糖または
デキストリン等の他に含有せしめA成分の一または二辺
上のものと混合して粒子を形成し、該粒子として配合し
てもよい。
さらに、含有せしめる他の方法としては、内部に固体有
機酸が位置されてなる前記粒子の周囲に塩基性物質を付
着せしめ、該粒子を構成する一成分として配合すること
もできる。この場合、塩基゛  性物質で上記粒子の全
周囲を被覆せしめても、その一部に配するように付着せ
しめてもよい。また、内部に位置する固体を機酸との位
置関係は、該両者を接触する状態におくことも、該両者
の間にショ塘、ブドウ糖、果糖、乳糖またはデキストリ
ン等の成分の一または二辺上のものが介在する状態にお
くことも任意である。特に後者においては、介在せしめ
る成分の種類、その物を層状に配する場合には、その厚
さを調整することにより、粉末ジニースを水に溶解する
際に観られる変色の時間的経過を任意に調節することが
可能となる。
液性により変色する食用色素としては、pH域が2〜8
程度の弱酸性ないし弱アルカリ性の範囲に変色点のある
ものが好ましく、具体的には赤色104号、コチニール
色素、ラック色素、コーン色素、赤キヤベツ色素または
ブドウ果汁色素等が例示されるが、勿論これらに限定さ
れるものではない。また、これらの色素は、前記粒子中
に含有せしめても、また別個に混合してもよいことはい
うまでもない。
なお、これらの色素の液性の違いによる色の変化を次表
に示す。(色素塩の欄におけるカッコ内は三栄化学工業
株式会社製の商品名である。)本発明の粉末ジュースは
、以上説明した、その内部に固体有機酸を擁する可溶性
粒子、塩基性物質および液性により変色する食用色素か
らなる基本成分に、果汁粉末や果肉粉末、ンヨ糖、ブド
ウ糖、果糖もしくは麦芽糖等の糖類、合成甘味料などの
甘味料、呈味料、変色しない色素、香料または発泡剤な
どを添加することは任意である。さらに、その他一般に
食品添加物として用いられるものを副成分として添加、
混合せしめることを任意に行うことができることはいう
までもない。
〔発明の効果〕
本発明によっては次の効果が得られる。
すなわち、内部に固体有機酸を有する可溶法粒子と、塩
基性物質と、液性により変色する食用色素とを含有せし
めて粉末ジュースを製することにより、該粉末ジュース
を水に溶解する場合、初期においては溶解した塩基性物
質に起因して溶液の液性は弱アルカリ性を呈し、その後
、その内部に固体有機酸を擁する上記粒子の溶解が進ん
で該有機酸が溶出していくに従い、その液性は漸次酸性
側に移行し、最終的に弱酸性を呈するまでに至る。
上記酸性の変化は、上記塩基性物質と徐々に溶解してい
く有機酸との、いわゆる(Il!?作用により、暫時弱
アルカリ性ないし微酸性を維持し、弱酸性への変化は緩
慢であるが、溶液中に溶存する上記色素は、初めのうち
は弱アルカリ性ないし微酸性に起因する色を呈し、その
色の変化は僅かであるが、ある時間を経過した時点で急
激に酸性色を呈することになる。このように明瞭な溶液
色の変化は、観る者に快さと楽しさとを提供する。それ
故、近時商品に要求される遊叡性を付与することかで゛
きるため、商品価値を高めることができるものである。
また、上記溶液の変色点を可溶性粒子の完全溶解時に合
わせるとともに、該可溶性粒子をその完全溶解時までに
は、他の成分が全て溶解するように設計、調製すること
により、上記変色時点には残渣が全くない状態にするこ
とができるので、上記変色時を飲み頃に達したことの目
安として利用することも可能となり、残渣残存による不
快感を完全に排除することが可能となるものである。
〔実施例1〕 42〜60メツシユの無水クエン酸(結晶粒)300g
を遠心流動コーティング装置CF−360型(商品名:
フロイント産業株式会社製)に仕込み、ショ糖粉末15
00gを散布しながら転勤造粒し、上記無水クエン酸の
結晶粒の周囲にショ糖をコーティングして粒状物とし、
該粒状物をそのまま流動乾燥して粒子A(中心部に固体
有機酸を有する可溶性粒子)を調製した。なお、上記シ
ョ糖のコーティングに際しては、50%シロップをバイ
ンダとして用いた。
次に、グラニ、−FtlOOOgに対して、上記の如く
調製した粒子A150g、サンレッドNCL1(食用色
素:10倍敗>5g、リボフラビン(lO倍敗)5g、
クエン酸ア) IJウム2水塩(塩基性物質)15gお
よびフルーツクラウディパウダー10gを加えて混合し
、粉末オレンジジュースを得た。
このようにして製した本実施例1の粉末ジュース25g
を約20℃の水150rn1に投入し、撹拌した。その
溶液の色は、初めは帯紫赤色であったものが、約20秒
経過した時点から変色が始まり、約30秒経過したとこ
ろでオレンジ色となって変色が完了した。この色の変化
は、変色初期から暫くの間は僅かであったが、30秒経
過時点で明瞭に起こり、完了した。このような経時的な
微小変色と、それに続く明瞭な変色とは、観る者に快感
を与えた。特に、小児には極めて大きな喜びと飲用への
興味を与えることができた。
その上、変色が完了した時点で溶液中には溶解残渣が完
全に消失しており、飲用に供しでも不快を与えることが
なかった。したがって、本実施例の粉末ジュースには、
変色が完了したことにより、調製しているジュースが飲
み頃に達した事を認識できる利点もある。それ故、小児
でも容易にそのジュースを適切な時期に飲むことができ
るものである。
〔実施例2〕 前記実施例1で調製した粒子A340gを遠心流動コー
ティング装置CF−360型に仕込み、上記粒子への周
囲に炭酸水素す) IJウム(塩基性物質)45gとシ
ョ糖粉末200gの混合粉末を散布しつつ、50%シロ
ップをバインダとしてコーティングし、粒子B(中心部
に固体有機酸を有する可溶性粒子)を調製した。
次いで、グラニユー糖1000gに対して、上記粒子8
200g、サンレッドNα1 (10倍敗)5g、  
リボフラビン(10倍敗)5g、フルーツクラウディパ
ウダー10gを加えて混合して粉末オレンジジュースを
得た。
このようにして製した粉末ジュースを、前記実施例1と
同様に所定量の水に溶解してジュースを調製した。その
際、前記実施例1の場合と略同様の効果が得られた。
〔実施例3〕 無水クエン酸に代えてリンゴ酸とし、そのほか実施例1
と同様の方法に基づいて粒子C(中心部に固体有機酸を
有する可溶性粒子)を調製した。
次いで、粉糖500gと粉末麦芽糖500gとからなる
混合糖に対して、上記粒子C100g。
酸化カルシウム0.7g、赤色104号(食用色素:1
00倍敗)l1g、青色2号(食用色素;1000倍散
)18g、黄色4号(食用色素:1000倍敗)7gを
混合して粉末前リンゴジュースを得た。
このようにして製した粉末ジュース25gを約20℃の
水150mI!に溶解したところ、初めは赤紫色の液で
あったが、約25秒後から変色を開始し、約40秒後に
は淡青緑色となった。その際、溶液色の経時的変化の様
子は前記実施例1の場合と略同様で”あった。また、変
色が完了した時点では、同様に溶解残渣は認められなか
った。
以上、本発明による粉末ジュースについて具体的実施例
をもって説明したが、本発明は前記したち、のに限定さ
れるものでなく、所期の目的を達成できる範囲で種々変
更可能であることはいうまでもない。特に、可溶性粒子
の内部に位置されている固体有機酸は、必ずしもその中
心部に位置されているものに限るものでなく、溶解した
塩基性物質との緩衝作用を持続させることができるもの
であれば、如何なるものであってもよい。
また、その調製方法も、前記実施例のような遠心流動コ
ーティング装置CF−360型を用いて行うものに限定
されないことはいうまでもない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、内部に固体有機酸を有する可溶性粒子、塩基性
    物質および液性により変色する食用色素が含有されてな
    る変色性粉末ジュース。
  2. (2)、上記固体有機酸が可溶性粒子の略中心部に位置
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の変色性粉末ジュース。
JP61295481A 1986-12-11 1986-12-11 変色性粉末ジユ−ス Pending JPS63148963A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03195462A (ja) * 1989-12-22 1991-08-27 Adogaa Kogyo Kk 変色可能な飲食品及びそのための添加剤
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