JPS63148211A - 光デ−タ伝送におけるコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、光データ伝送に用いて好適なコネクタに関
する。

「従来の技術」 近年、各種データを伝送する場合、信号の損失、容量等
を考慮して光信号によってデータを伝送する光フアイバ
ケーブルが多く用いられるようになってきた。この光フ
ァイバによってデータ伝送を行う場合、電気信号として
発信された信号をＬＥＤ等の光電変換素子によって光信
号に変換し、この光信号を光ファイバによって伝送して
、再び光信号をフォトダイオード等の光電変換素子によ
って電気信号に変換してデータ伝送を行っている。

上記の光電変換素子と光ファイバとの接続は、第３図に
示すような光コネクタによって行なわれている。第３図
において、ｌは光コネクタプラグであり、この光コネク
タプラグｌは光ファイバ２ａ、２ｂの端部に設けられて
いる。この先コネクタプラグｌにおいて、本体１ａおよ
びｉｆｆ部１ｂは絶縁体で形成され、曲部ｔｂの内部に
金属プラグ３ａ、３ｂが取り付けられている。そして、
本体１ａの後部より光ファイバ２　ａ、　２　ｂの端部
が挿入され、金属プラグ３　ａ、　３　ｂの先端に光フ
ァイバ２　ａ、　２　ｂの先端の先人出力面が各々表出
している。

一方、４は光コネクタプラグＩを受けるレセプタクルで
あり、前記光コネクタプラグｌの金属プラグ３ａ、３ｂ
を含む前部１ｂが嵌装される凹部４１を有し、この凹部
４１内に金属プラグ３　ａ、　３　ｂが挿入される孔を
有した円筒状の導入部４ａ、４ｂが設けられている。こ
の導入部４ａ、４ｂの各々の孔の図における左端にＬＥ
Ｄ５、フォトダイオード６が取り付けられており、これ
らＬＥＤ　５およびフォトダイオード６の発光面および
受光面は導入部４ａ、４ｂの各々の孔に臨んでいる。ま
た、ＬＥＤ５およびフォトダイオード６の入出力端子は
各々送信部および受信部に接続される。

上記のような構成において、光コネクタプラグ１がレセ
プタクル４に接続されると、光コネクタプラグｌの金属
プラグ３　ａ、　３　ｂの先端に表出した先ファイバ２
ａ、２ｂの入出力端がＬＥＤ５およびフォトダイオード
６の発光面、受光面に各々接合される。そして、ＬＥＤ
’５の発する光が光ファイバ２ａに供給され、また、光
ファイバ２ｂによって伝送された光がフォトダイオード
６に供給されるこのようにして、ＬＥＤ　５およびフォ
トダイオード６と光ファイバ２　ａ、　２　ｂが光学的
に各々接続されていた。

「発明が解決しようとする問題点」 ところで、光データ伝送に用いられる上記従来の光コネ
クタにおいては、ＬＥＤ５およびフォトダイオード６の
発光面／受光面と光ファイバ２ａ。

２ｂの入出力端との各々の光学的接続部分が取り外し可
能に設けであるため、接続および取り外しの際に、ＬＥ
Ｄ　５およびフォトダイオード６の発光面／受光面と光
ファイバ２ａ、２ｂの入出力端との間にごみやほこりが
入りやすく、このごみやほこりのため光がさえぎられて
伝送不能となる場合がある。また、周囲温度と接続部と
の温度が異なると水滴が接続部分に付着しやすく、この
水滴によって光が減衰し、光データ伝送量が低減ずろ。

また、コネクタプラグの取り外し／接続による光学的接
続部分のずれが生じやすく、導入部４ａ１．ｔｂの孔と
金属プラグ３ａ、３ｂとの各々の機械的整合が悪いと伝
送が不能になることがある。

この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、ごみやほこり等が光ファイバと光電変換素子との
間に入ることなく送受信部と光ファイバとの接続を行う
ことができる光データ伝送におけるコネクタを提供する
ことにある。

１問題点を解決するための手段」 この発明は、光ファイバの端部と光学的に接続された光
電変換素子と、前記光電変換素子の端子に電気的に接続
された第１の結合部材と、前記送信部または受信部と電
気的に接続された第２の結合部材とを具備し、前記第１
、第２の結合部材を結合／切り離しすることを特徴とす
る。

「作用」 この発明によれば、電気信号としてデータが人出力され
るレセプタクルにコネクタプラグを差し込むことにより
、光電変換素子に電気信号が入出力可能となり、コネク
タプラグ内部において光電変換素子と光ファイバとの光
学的接続が行なわれているので、コネクタプラグ差し込
みの際に、光電変換素子と光ファイバとの光学的接続部
分を取り外すことなく電気的接続の差し込みのみでデー
タ伝送可能状態となる。したがって、ごみやほこりによ
る光の遮断、湿気や温度変化等による光の減衰が生じな
い。また、光電変換素子と光ファイバとの間の機械的不
整合による通信不能も生じろことがない。

「実施例」 第１図はこの発明の一実施例の構成を示す断面図である
。この図において、ＩＯは光ファイバ２ａ、２ｂの端部
に設けられたコネクタプラグである。

このコネクタプラグＩＯにおいて、ＩＩは内部が空洞に
形成されたケーブル挿入部であり、プラスデック等の絶
縁体によって形成され、前部（図における左部）が円筒
状に形成され、中央部から後方は、中央部から後部へと
外形が小さくなるように形成されている。また、このケ
ーブル挿入部１１の後端部には半円環状の取り付は部Ｉ
ｌｌが形成され、この取り付は部１１１に半円状の螺子
取り付は端子が設けられている。そして、この取り付は
部ｌｉｔに取り付は部１１１と同形状の取り付は部材が
取り外し可能に螺子止めされる。また、ケーブル挿入部
１１の前部内周にはめねじが切られている。このケーブ
ル挿入部１１の後部から光ファイバ２ａ１２ｂおよび電
力電線ケーブル１２がゴム製のシール部材１３によって
まとめられて挿入され、取り付は部材（図示路）によっ
て取り付は部１１１に締め付は固定される。また、ケー
ブル挿入部１１の前部のめねじに円筒状の金属製のシェ
ル１４が螺合されている。このシェル１４はダイカスト
加工されており、前端付近全周に突出部１４１が形成さ
れている。このシェル１４の内部にゴム製の後部シール
部材１５を介して光ファイバ２　ａ、　２　ｂの端部お
よび電力電線ケーブル１２の端部が引き込まれており、
後部シール部材１５によってシェル１４の後部が封止さ
れている。そして、光ファイバ２ａ、２ｂの入出力端と
ＬＥＤ　１６およびフォトダイオード１７が光学的に結
合されている。これらＬＥＤ　１６およびフォトダイオ
ード１７と光ファイバ２　ａ、　２　ｂとの各々の結合
部分は、ＬＥＤ　１６およびフォトダイオード１７の発
光部／受信部を覆う各々のキャッジ１６ａ、１７ａに光
ファイバの入出力端が導入されろ孔が開けられ、この孔
より光ファイバ２　ａ、　２　ｂの入出力端か各々ＬＥ
Ｄ　ｌ　６およびフォトダイオード１７の発光部／受信
部に挿入されて光学的に接続されている。また、キャッ
プ１６ａ、１７ａの孔と光ファイバ２　ａ、　２　ｂ入
出力端の隙間が各々樹脂によって封止され、光ファイバ
２ａ、２ｂの入出力端が固定されている。このＬＥＤ　
ｌ　６およびフォトダイオード！７は円筒状のスリーブ
Ｓ１Ｓに覆われている。このスリーブＳＳＳは周囲に光
が濡れないように不透明な部材で形成され、ＬＥＤ　１
６の発する光とフォトダイオード１７が受ける光とのク
ロストークの防止部材をなしている。また、ＬＥＤ１６
およびフォトダイオード１７の入出力端子および電力電
線ケーブル１２の先端はコンタクトピン１８、Ｉ８・・
・にはんだ付けされている。このコンタクトピン１８．
１８・・・はプラスデック製の前部シール１９を介して
外部に突出している。この前部シール部材１９はシェル
１４の前端に嵌合され、シェル１４を封止している。ま
た、シェル１４の先端部には、シェル１４の外径より大
きな内径を有する円筒状のクランプ部材２０が回転自在
に設けられており、このクランプ部材２０の後端部にシ
ェル１４の外周に当接するように折り込まれた小径部２
０１が形成され、この小径部２０１がシェル１４の突出
部１４１に引っ掛かりシェル１４から外れないように形
成されている。また、このクランプ部材２０はシェル１
４から外部に突出したコンタクトピン１８．１８・・・
より長く形成されている。また、このクランプ部材２０
の内周部には図示破線に示すように前端から後部付近ま
でコンタクトピン１８の突出部より長い溝２０２が切ら
れ、この溝２０２はクランプ部材２０の後部付近で直角
に曲がり、この溝２０２の終端に円形の孔が開けられて
いる。

一方、３０は上記コネクタプラグＩＯを受けるレセプタ
クルである。このレセプタクル３０において、３１は円
筒状のハウジングであり、周囲にフランジ３１ａが設け
られ、また、図における右端上部付近に突起３１ｂが形
成されている。この突起３１ｂが上記クランプ部材２０
の溝２０２に導入されて円形の孔にクランプされ、コネ
クタプラグｌＯとレセプタクル３０が接続固定されろ。

また、ハウジング３１内部には、複数の孔が開けられた
絶縁部材３２が取り付けられ、この絶縁部材３２の孔に
コンタンクトピン１８を受けろ雌コンタクト３３．３３
・・・が各々配置されている。この雌コンタクト３３は
コンタンクトピン１８を受けるコンタクト部か第２図に
示すようにすり割り状に形成され、端部が送受信部には
んだ付けされるようになっている。

上記の構成において、コンタクトプラグ１０をレセプタ
クル３０に差し込むと、コンタクトピン１８．１８・・
・が雌コンタクト３３．３３・・・に各々挿入される。

これにより、コンタクトプラグＩＯとレセプタクル３０
の電気的接続が行な１っれ、光ファイバ２ｂによって伝
送された光信号はコンタクトプラグｌＯ内のフォトダイ
オード１７において、電気信号に変換され、この電気信
号がコンタンクトビン１８、雌コンタクト３３を介して
送受信部（図示路）に供給される。また、逆に送受信部
から発信された電気信号はコンタンクトビン１８、雌コ
ンタクト３３を介してコンタクトプラグｌＯ内のＬＥＤ
　１６に供給される。この電気信号はＬＥＤ　１６にお
いて光信号に変換され、この光信号が光ファイバ２ａに
供給される。

次に、他の端末（図示路）に光ファイバ２ａ、２ｂを接
続する場合は、コネクタプラグ１０をレセプタクル３０
から引き抜き他の端末に取り付けられたレセプタタル３
０に接続する。

しかして、上記の実施例によれば、ＬＥＤ　１６および
フォトダイオード■７と光ファイバ２ａ１２ｂとの光学
的接続部分はコネクタプラグＩＯ内部において接続され
たまま、コネクタプラグ１０とレセプタタル３０との電
気的接続を取り外し他のレセプタクル３０に接続するの
で、ごみやほこりがＬＥＤＩ６およびフォトダイ６オー
ド１７と光ファイバ２ａ、２ｂとの光学的接続部分に入
らない。また、コネクタプラグｌＯ内部は外部の気圧、
湿気、温度変化の環境に耐え得るようになっており、水
滴等がＬＥＤ　１６およびフォトダイオード１７と光フ
ァイバ２　ａ、　２　ｂとの光学的接続部分に生じるこ
とがない。また、第２図に示すようにコネクタピン１８
と雌コネクタ３３との接触により電気的接続を行うので
確実に接続が行なわれ、光学的接続に伴う機械的不整合
による通信不能等が生じない。また、上記のように電力
電線ケーブル１２および光ファイバ２ａ、２ｂを同一コ
ネクタによって送受信部に接続することができ、電力電
線ケーブル１２用のコネクタを別に設ける必要がない。

なお、上記の実施例においては、レセプタクル３０側に
雌コンタクト３３．３３・・・を配置してインレットタ
イプのレセプタクル３０としたが、コネクタプラグＩＯ
側に雌コンタクト３３．３３・・・を設け、また、レセ
プタクル３０にコンタンクトピン１８．１８・・・を配
置してアウトレットタイプのレセプタクル３０としても
よい。

「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、光ファイバの
端部と光学的に接続された光電変換素子と、前記光電変
換素子の端子に電気的に接続された第１の結合部材と、
前記送信部または受信部と電気的に接続された第２の結
合部材とを具備し、前記第１、第２の結合部材を結合／
切り離しするので、光ファイバの端部と光電変換素子と
の光学的接続部分を取り外すことがなく、したがって、
ごみやほこりによる光の遮断、湿気や温度変化等による
光の減衰が生じない。また、光電変換素子と光ファイバ
との間の不整合による通信不能も生じない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す断面図、第２
図は同実施例のコンタンクトピン１８と雌コンタクト３
３との接触部を示す図、第３図は従来の先コネクタの構
成を示す断面図である。 １０・・・・・コネクタプラグ、３０・・・・・レセプ
タクル、２ａ、２ｂ　　光ファイバ、１６・・＝＝ＬＥ
Ｄ。 １７・・・・・・フォトダイオード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信部より発信される電気信号を光信号に変換し、該光
   信号を光ファイバによって伝送し、該光信号を電気信号
   に変換して受信部にデータ伝送を行う光データ伝送に用
   いられるコネクタにおいて、前記光ファイバの端部と光
   学的に接続された光電変換素子と、前記光電変換素子の
   端子に電気的に接続された第１の結合部材と、前記送信
   部または受信部と電気的に接続された第２の結合部材と
   を具備し、前記第１、第２の結合部材を結合／切り離し
   することを特徴とする光データ伝送におけるコネクタ。