JPS63147304A - 巻線装置 - Google Patents
巻線装置Info
- Publication number
- JPS63147304A JPS63147304A JP61293362A JP29336286A JPS63147304A JP S63147304 A JPS63147304 A JP S63147304A JP 61293362 A JP61293362 A JP 61293362A JP 29336286 A JP29336286 A JP 29336286A JP S63147304 A JPS63147304 A JP S63147304A
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- coil
- core
- cores
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- impedance
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- Pending
Links
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Landscapes
- Thermally Actuated Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は複数のフェライトコアを接合してなる巻線装
置に関する。
置に関する。
(従来の技術)
この種の巻線装置は、各種電子機器にトランスやコイル
として使用されているが、過負荷状態など異常時におい
てコイルに渦電流が流れることがあると、コアの飽和や
コイルの発熱によりコイルの絶縁被覆が劣化し、レアシ
ョートを起す虞れがある。そしてレアショートを起すと
、インピーダンスを失うため無制御な電流が流れること
になる。このため従来は巻線装置に無制御な電流が流れ
るとヒユーズやブレーカなどの保護装置を動作させて電
流を遮断するようにしている。
として使用されているが、過負荷状態など異常時におい
てコイルに渦電流が流れることがあると、コアの飽和や
コイルの発熱によりコイルの絶縁被覆が劣化し、レアシ
ョートを起す虞れがある。そしてレアショートを起すと
、インピーダンスを失うため無制御な電流が流れること
になる。このため従来は巻線装置に無制御な電流が流れ
るとヒユーズやブレーカなどの保護装置を動作させて電
流を遮断するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしこのように巻線装置がレアショートしてから保護
装置を動作させるものでは、保護装置が動作する前に異
常温度上昇のためコイルを固めるために使用されている
ワニス等から発煙する問題があった。そしてこの問題は
電子機器の使用考に危機感を与え電子濾器の安全性が叫
ばれる今日では重大な問題となっている。
装置を動作させるものでは、保護装置が動作する前に異
常温度上昇のためコイルを固めるために使用されている
ワニス等から発煙する問題があった。そしてこの問題は
電子機器の使用考に危機感を与え電子濾器の安全性が叫
ばれる今日では重大な問題となっている。
そこで本発明は、異常温度上昇があると直ちにフェライ
トコアの接合部を開くことによってインピーダンスを失
わせ、それにより保護装置が発煙が起きる前に動作可能
にした巻線装置を提供しようとするものである。
トコアの接合部を開くことによってインピーダンスを失
わせ、それにより保護装置が発煙が起きる前に動作可能
にした巻線装置を提供しようとするものである。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明は、複数のフェライトコアを接合して鉄心を形
成し、その鉄心にコイルを巻装してなる巻線装置におい
て、各フェライトコアの接合部の少なくとも1ケ所に異
常温度上昇を検出して接合部を開く手段を設けたもので
ある。
成し、その鉄心にコイルを巻装してなる巻線装置におい
て、各フェライトコアの接合部の少なくとも1ケ所に異
常温度上昇を検出して接合部を開く手段を設けたもので
ある。
(作用)
過負荷状態など異常時においてコイルに異常電流が流れ
コアが異常温度上昇すると接合部を開いてインピーダン
スを失わせ、無制限な電流を流して保護装置を動作可能
にする。
コアが異常温度上昇すると接合部を開いてインピーダン
スを失わせ、無制限な電流を流して保護装置を動作可能
にする。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように、1対のE形フェライトコア11,
12を接合して鉄心を構成し、その接合によって形成さ
れる中央脚部13にコイル14を巻装している。前記各
E形フェライトコア11゜12はその側脚部15.16
の接合部15a。
12を接合して鉄心を構成し、その接合によって形成さ
れる中央脚部13にコイル14を巻装している。前記各
E形フェライトコア11゜12はその側脚部15.16
の接合部15a。
16aを熱伸延性のない接着材やテープによって接着固
定し、かつその中央脚部13に形成されたセンターギャ
ップ17に例えばポリプロピレンなど熱伸延性のある合
成樹脂18を充填している。
定し、かつその中央脚部13に形成されたセンターギャ
ップ17に例えばポリプロピレンなど熱伸延性のある合
成樹脂18を充填している。
このような構成の巻線装置を電子機器に使用した場合、
例えば過負荷状態でコイル14に規定以上の電流が流れ
、その結果コイル14が発熱してコア11.12が異常
温度上昇すると、センターギャップ17に充填されてい
る合成樹脂18が熱膨張する。これによりセンターギャ
ップ17のコアの接着面が開らき、巻線装置はインピー
ダンスを失い、その結果コイル14に瞬時に過大電流が
流れる。しかして、電流ヒユーズやブレーカなどの保護
装置を設けておけばこの過大電流によって保護装置が動
作し電流を遮断する。一方、コイル14の巻線を固定す
るために使用されているワニス等はコイル14の発熱に
よって焼は発煙する虞れがあるが、発煙に至るまでには
比較的時間がかかるめため、発煙が発生する前に保護装
置が動作するので、発煙は防止される。
例えば過負荷状態でコイル14に規定以上の電流が流れ
、その結果コイル14が発熱してコア11.12が異常
温度上昇すると、センターギャップ17に充填されてい
る合成樹脂18が熱膨張する。これによりセンターギャ
ップ17のコアの接着面が開らき、巻線装置はインピー
ダンスを失い、その結果コイル14に瞬時に過大電流が
流れる。しかして、電流ヒユーズやブレーカなどの保護
装置を設けておけばこの過大電流によって保護装置が動
作し電流を遮断する。一方、コイル14の巻線を固定す
るために使用されているワニス等はコイル14の発熱に
よって焼は発煙する虞れがあるが、発煙に至るまでには
比較的時間がかかるめため、発煙が発生する前に保護装
置が動作するので、発煙は防止される。
例えばポリプロピレンの熱膨張率は
200X10″Is/℃でこれは鉄の熱膨張率9〜18
X10″G/”Cの約10倍である。一方、コイル14
の発熱開始温度は200〜400℃位なので、センター
ギャップ17として4.01のものを使用した場合、膨
張する長さは4.OX (200〜400)X200X
10喝でこれは0.16〜0.32mmとなり、この程
度膨張すればコアの接着面は充分に開くことになる。
X10″G/”Cの約10倍である。一方、コイル14
の発熱開始温度は200〜400℃位なので、センター
ギャップ17として4.01のものを使用した場合、膨
張する長さは4.OX (200〜400)X200X
10喝でこれは0.16〜0.32mmとなり、この程
度膨張すればコアの接着面は充分に開くことになる。
次にこの発明の他の実施例を図面を参照して説明する。
なお、前記実施例と同一の部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
細な説明は省略する。
第2図に示すものは、1対のE形フェライトコア11.
12の側脚部15.16の接合部15a。
12の側脚部15.16の接合部15a。
16aをナイロン系などの低融点の接着剤19で接合し
たものである。
たものである。
このものにおいてはコイル14の発熱によってコア15
.16の温度が異常高温状態になると接着材19が溶け
、各コア11.12の接合部が離れ、巻線装置はインピ
ーダンスを失う。しかしてこのものにおいても前記実施
例と同様の効果が得られるものである。
.16の温度が異常高温状態になると接着材19が溶け
、各コア11.12の接合部が離れ、巻線装置はインピ
ーダンスを失う。しかしてこのものにおいても前記実施
例と同様の効果が得られるものである。
また第3図に示すものは、E形フェライトコア21とI
形フェライトコア22をセンターギャップ17′を形成
するとともにその側脚部15゜16の接合部にバイメタ
ル23.24を挟持させ、かつコア全体をフレーム25
によって固定したものである。
形フェライトコア22をセンターギャップ17′を形成
するとともにその側脚部15゜16の接合部にバイメタ
ル23.24を挟持させ、かつコア全体をフレーム25
によって固定したものである。
このものにおいてはコイル14の発熱によってコア21
.22の温度が異常高温状態になるとバイメタル23.
24が熱変形して各コア21゜22の接合部が離れ、巻
線装置はインピーダンスを失う。しかしてこのものにお
いても前記実施例と同様の効果が得られるものである。
.22の温度が異常高温状態になるとバイメタル23.
24が熱変形して各コア21゜22の接合部が離れ、巻
線装置はインピーダンスを失う。しかしてこのものにお
いても前記実施例と同様の効果が得られるものである。
さらに第4図に示すものは、バイメタル26をI形フェ
ライトコア22の外側面とフレーム25の内壁面との間
に挟持させたものである。
ライトコア22の外側面とフレーム25の内壁面との間
に挟持させたものである。
このものにおいては、コイル14の発熱によってコア2
1.22の温度が異常高温状態になるとバイメタル25
が熱変形してフレーム25を変形し、それによりコア2
1.22が離れて巻線装置はインピーダンスを失う。し
かしてこのものにおいても前記実施例と同様の効果が得
られるものである。
1.22の温度が異常高温状態になるとバイメタル25
が熱変形してフレーム25を変形し、それによりコア2
1.22が離れて巻線装置はインピーダンスを失う。し
かしてこのものにおいても前記実施例と同様の効果が得
られるものである。
なお、前記実施例では各コアの接合部にその接合部を開
く手段を直接介在させるものについて述べたが必ずしも
これに限定されるものではなく、コイルの発熱をサーミ
スタで検出し、その検出出力によって開口素子を動作さ
せて接合部を開くものであってもよい。
く手段を直接介在させるものについて述べたが必ずしも
これに限定されるものではなく、コイルの発熱をサーミ
スタで検出し、その検出出力によって開口素子を動作さ
せて接合部を開くものであってもよい。
以上いずれも効果の説明のためEEココアElコアを例
として示したが、コア形状についてはこれにPQココア
いずれの場合も同一の効果が得られるものである。
として示したが、コア形状についてはこれにPQココア
いずれの場合も同一の効果が得られるものである。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、異常温度上昇が
あると直ちにフェライトコアの接合部を開くことによっ
てインピーダンスを失わせ、それにより保護装置が発煙
が起きる前に動作可能にした巻線装置を提供できるもの
である。
あると直ちにフェライトコアの接合部を開くことによっ
てインピーダンスを失わせ、それにより保護装置が発煙
が起きる前に動作可能にした巻線装置を提供できるもの
である。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図、第
3図及び第4図はこの発明の他の実施例を示す構成図で
ある。 1”r、12・・・E形フェライトコア、14・・・コ
イル、18・・・熱伸延性のある合成樹脂、19・・・
低融点接着材、23,24.26・・・バイメタル。
3図及び第4図はこの発明の他の実施例を示す構成図で
ある。 1”r、12・・・E形フェライトコア、14・・・コ
イル、18・・・熱伸延性のある合成樹脂、19・・・
低融点接着材、23,24.26・・・バイメタル。
Claims (1)
- 複数のフェライトコアを接合して鉄心を形成し、その
鉄心にコイルを巻装してなる巻線装置において、前記各
フェライトコアの接合部の少なくとも1ケ所に異常温度
上昇を検出して接合部を開く手段を設けたことを特徴と
する巻線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61293362A JPS63147304A (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61293362A JPS63147304A (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 巻線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147304A true JPS63147304A (ja) | 1988-06-20 |
Family
ID=17793805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61293362A Pending JPS63147304A (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 巻線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63147304A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044574A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤとリムとの組立体 |
US20100258530A1 (en) * | 2003-03-04 | 2010-10-14 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus and producing method of device |
WO2015047429A1 (en) * | 2012-12-05 | 2015-04-02 | Tesla Motors, Inc. | Bobbin design for conduction-cooled, gapped, high-permeability magnetic components |
-
1986
- 1986-12-11 JP JP61293362A patent/JPS63147304A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100258530A1 (en) * | 2003-03-04 | 2010-10-14 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus and producing method of device |
JP2008044574A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤとリムとの組立体 |
WO2015047429A1 (en) * | 2012-12-05 | 2015-04-02 | Tesla Motors, Inc. | Bobbin design for conduction-cooled, gapped, high-permeability magnetic components |
CN104838457A (zh) * | 2012-12-05 | 2015-08-12 | 特斯拉汽车公司 | 用于传导式冷却的、有空隙的、高透磁率的磁性组件的线轴设计 |
CN104838457B (zh) * | 2012-12-05 | 2017-11-28 | 特斯拉汽车公司 | 用于传导式冷却的、有空隙的、高透磁率的磁性组件的线轴设计 |
US9941045B2 (en) | 2012-12-05 | 2018-04-10 | Tesla, Inc. | Bobbin design for conduction-cooled, gapped, high-permeability magnetic components |
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