JPS63145999A - 軟構造x線グリツド - Google Patents
軟構造x線グリツドInfo
- Publication number
- JPS63145999A JPS63145999A JP61194872A JP19487286A JPS63145999A JP S63145999 A JPS63145999 A JP S63145999A JP 61194872 A JP61194872 A JP 61194872A JP 19487286 A JP19487286 A JP 19487286A JP S63145999 A JPS63145999 A JP S63145999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grid
- ray
- synthetic resin
- rays
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 13
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 13
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000123 paper Substances 0.000 claims description 4
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 claims description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 3
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 claims description 3
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920006289 polycarbonate film Polymers 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はX線グリッドに関するもので、X線撮影用補
助具の製造販売分野に属する。
助具の製造販売分野に属する。
(従来の技術)
従来X線グリッドとしては、鉛箔と、アルミ箔とを交互
に密接配列した硬構造のグリッドが知られており(実開
昭59−183211 )、何れも変形しないように厚
さ1.8mm以上が用いられていた。
に密接配列した硬構造のグリッドが知られており(実開
昭59−183211 )、何れも変形しないように厚
さ1.8mm以上が用いられていた。
(発明により解決すべき問題点)
従来知られているグリッドは、最少の厚さでも1.8n
ui位であって、硬rR造であり、平面性を確保するの
に苦心されるのみならず、X線の吸収率が多くなる問題
点があった。即ちX線透過物質として、アルミ箔、合成
樹脂木質又は加工和紙などを用いることが知られており
、夫々特質があるが、これらの物質であっても、X線を
吸収することに変りはない、従って厚さに比例してX線
を吸収することになる。そこで吸収されるX線量を予定
し、被写体の映像が明確に撮影されるようにX線量を多
くすれば、被写体に悪影響を与えるおそれがある。即ち
X線量を増加するには限度があって、明確な映像を得る
ことがむつかしく、診断の精度低下を招くなどの問題点
があった。
ui位であって、硬rR造であり、平面性を確保するの
に苦心されるのみならず、X線の吸収率が多くなる問題
点があった。即ちX線透過物質として、アルミ箔、合成
樹脂木質又は加工和紙などを用いることが知られており
、夫々特質があるが、これらの物質であっても、X線を
吸収することに変りはない、従って厚さに比例してX線
を吸収することになる。そこで吸収されるX線量を予定
し、被写体の映像が明確に撮影されるようにX線量を多
くすれば、被写体に悪影響を与えるおそれがある。即ち
X線量を増加するには限度があって、明確な映像を得る
ことがむつかしく、診断の精度低下を招くなどの問題点
があった。
一方、前記透過物質を少なくすれば、当該透過物質によ
る吸収量が低下するので、それだけ使用X線量を少なく
しても、映像の質を向上することができるが、X線グリ
ッドを均等厚さに、しかもも薄くすることは至難であり
、かつ薄くした場合熱るにこの発明は、グリッドを薄層
にして、X線の吸収量をきわめて少なくすると共に、軟
構造にし、カセットの平面に接着すれば、高度の平面性
を得ることができるので、前記従来の問題点を解決した
。
る吸収量が低下するので、それだけ使用X線量を少なく
しても、映像の質を向上することができるが、X線グリ
ッドを均等厚さに、しかもも薄くすることは至難であり
、かつ薄くした場合熱るにこの発明は、グリッドを薄層
にして、X線の吸収量をきわめて少なくすると共に、軟
構造にし、カセットの平面に接着すれば、高度の平面性
を得ることができるので、前記従来の問題点を解決した
。
即ちこの発明は、X線吸収物質と、X線透過物質との薄
層を交互に所定角度を保ち密接配列して固定し、前記薄
層の高さを、各薄層の当接面とほぼ直角な方向の力に対
し柔軟に変形できる程度に薄く成形し、当該成形物の外
周部に合成樹脂薄層を被覆して軟構造のX線グリッドを
構成した。前記におけるX線透過物質としては、アルミ
ニウム、樹脂加工和紙、合成樹脂、その他従来公知の物
質を使用することができる。前記グリッドが柔軟に変形
できる程度の厚さとは0.15nun〜0.8開程度で
あり、この外側を、0.02u〜0.5111m程度の
のポリカーボネイトl?)!脂で被覆する。従ってグリ
ッドの全厚さは0.19mm〜1.2+nn+程度とな
り、従来使用されていたグリッドの厚さよりかなりうず
いものとなる。従ってX線透過層のX線の吸収量も17
4以下となるので、それだけ投射X線量を少くしても、
映像は明確になる。前記のようなきわめて薄いグリッド
を製造するには、先づX線透過層とX線吸収層とを所定
角度で配列できる程度の厚さに成形した上で、当該配列
を正確な平面に確保し、これを切削その他の方向で薄層
に成形し、然る後、外部に合成樹脂フィルムを被覆する
。前記における正確な平面に確保するには、−側面を高
精度平面に接着するのであるが、着脱の容易性と、加工
後に悪影響が及ばないように考慮しなければならない。
層を交互に所定角度を保ち密接配列して固定し、前記薄
層の高さを、各薄層の当接面とほぼ直角な方向の力に対
し柔軟に変形できる程度に薄く成形し、当該成形物の外
周部に合成樹脂薄層を被覆して軟構造のX線グリッドを
構成した。前記におけるX線透過物質としては、アルミ
ニウム、樹脂加工和紙、合成樹脂、その他従来公知の物
質を使用することができる。前記グリッドが柔軟に変形
できる程度の厚さとは0.15nun〜0.8開程度で
あり、この外側を、0.02u〜0.5111m程度の
のポリカーボネイトl?)!脂で被覆する。従ってグリ
ッドの全厚さは0.19mm〜1.2+nn+程度とな
り、従来使用されていたグリッドの厚さよりかなりうず
いものとなる。従ってX線透過層のX線の吸収量も17
4以下となるので、それだけ投射X線量を少くしても、
映像は明確になる。前記のようなきわめて薄いグリッド
を製造するには、先づX線透過層とX線吸収層とを所定
角度で配列できる程度の厚さに成形した上で、当該配列
を正確な平面に確保し、これを切削その他の方向で薄層
に成形し、然る後、外部に合成樹脂フィルムを被覆する
。前記における正確な平面に確保するには、−側面を高
精度平面に接着するのであるが、着脱の容易性と、加工
後に悪影響が及ばないように考慮しなければならない。
この発明におけるX線透過物質は、アルミニウム、合成
樹脂加工和紙、木又は合成樹脂が考えられ、単なる空隙
とすることもある。尚、空隙の場合には、X線吸収物質
たる鉛箔に微少孔を所定角度で貫孔すればよいので、切
削加工を要しないのみならず、必要な厚さのグリッドを
簡単に成形することができる。
樹脂加工和紙、木又は合成樹脂が考えられ、単なる空隙
とすることもある。尚、空隙の場合には、X線吸収物質
たる鉛箔に微少孔を所定角度で貫孔すればよいので、切
削加工を要しないのみならず、必要な厚さのグリッドを
簡単に成形することができる。
(発明の作用)
この発明は著しく薄層の軟構造のX線グリッドであるか
ら、投射X線の吸収量をきわめて少なくさせることがで
きる。また合成樹脂被覆しである為に、軟構造に拘らず
X線透過物質とX線吸収物質との配列状態が変化するお
それはない。
ら、投射X線の吸収量をきわめて少なくさせることがで
きる。また合成樹脂被覆しである為に、軟構造に拘らず
X線透過物質とX線吸収物質との配列状態が変化するお
それはない。
(実施例)
次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
j9Wi1と、X線透過薄板2(例えばアルミニウム板
、カーボンファイバー板、又は木板など)を交互に所定
角度に並列密接して配列固着してグリッド本体3を成形
し、前記グリッド本体3の厚さが0.2romになるま
で均等厚さに切削する。前記グリッド本体3が所定の厚
さになったならば、グリッド本体3の上下面に厚さ0.
2開のポリカーボネイトフィルム4を当接被着して、厚
さ0.61のグリッド5とする。
、カーボンファイバー板、又は木板など)を交互に所定
角度に並列密接して配列固着してグリッド本体3を成形
し、前記グリッド本体3の厚さが0.2romになるま
で均等厚さに切削する。前記グリッド本体3が所定の厚
さになったならば、グリッド本体3の上下面に厚さ0.
2開のポリカーボネイトフィルム4を当接被着して、厚
さ0.61のグリッド5とする。
前記グリッド5は、軟構造であるから、例えばX線フィ
ルムカセットの一側平面に貼着すれば、前記カセットの
平面性に添って平面に形成されると共に安定保持される
。尤もカセットの外壁に代えて内壁に添着することもで
きる。
ルムカセットの一側平面に貼着すれば、前記カセットの
平面性に添って平面に形成されると共に安定保持される
。尤もカセットの外壁に代えて内壁に添着することもで
きる。
前記実施例においては、グリッド5の厚さは、0.2n
un〜1.2m11位まで自由に製造できると共に、こ
の程度の厚さにすれば軟構造を保つことができる。
un〜1.2m11位まで自由に製造できると共に、こ
の程度の厚さにすれば軟構造を保つことができる。
前記実施例においては、切削により薄層のグリッド本体
3を形成したが、形成手段に限定を受けるものではない
0例えば鉛箔にレザー光線で多数の微少孔を貫設し、鉛
箔の表裏面に合成樹脂フィルムによる被覆を施す場合に
は、切削によることなく、所望厚さのグリッドを成形す
ることができる。
3を形成したが、形成手段に限定を受けるものではない
0例えば鉛箔にレザー光線で多数の微少孔を貫設し、鉛
箔の表裏面に合成樹脂フィルムによる被覆を施す場合に
は、切削によることなく、所望厚さのグリッドを成形す
ることができる。
(発明の効果)
この発明は、きわめて薄層のX線グリッドであるから、
従来のグリッドに比しX線の吸収量も少くなるので、投
射X線量を可及的に少なくしても、明確な映像を得るこ
とができる効果がある。従って、この発明のグリッドに
よればX線撮影時に、人体への影響を可及的に小さくす
ることができる。
従来のグリッドに比しX線の吸収量も少くなるので、投
射X線量を可及的に少なくしても、明確な映像を得るこ
とができる効果がある。従って、この発明のグリッドに
よればX線撮影時に、人体への影響を可及的に小さくす
ることができる。
図はこの発明の実施例の一部を破切した斜視図である。
1・・・鉛箔 2・・・X線透過薄板3・・・グリッ
ド本体 4・・・ポリカーボネイトフィルム 5・・・グリッド
ド本体 4・・・ポリカーボネイトフィルム 5・・・グリッド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 X線吸収物質とX線透過物質との薄層を交互に所定
角度を保ち密接配列して固定し、前記薄層の集積厚さを
、前記各薄層の当接面とほぼ直角な方向の力に対し柔軟
に変形できる程度に薄い成形物とし、当該成形物の外周
部に合成樹脂薄層を被覆してなる軟構造X線グリッド 2 X線透過物質をアルミニウム、樹脂加工和紙、木又
は合成樹脂とした特許請求の範囲第1項記載の軟構造X
線グリッド 3 薄層の集積厚さを0.15mm〜0.8mmとし、
被覆合成樹脂をポリカーボネイトとした特許請求の範囲
第1項記載の軟構造X線グリッド 4 被覆合成樹脂薄層の厚さを0.02mm〜0.5m
mとし、合成樹脂をポリカーボネイトとした特許請求の
範囲第1項記載の軟構造X線グリッド
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61-157506 | 1986-07-04 | ||
JP15750686 | 1986-07-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145999A true JPS63145999A (ja) | 1988-06-18 |
Family
ID=15651170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61194872A Pending JPS63145999A (ja) | 1986-07-04 | 1986-08-20 | 軟構造x線グリツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63145999A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836534A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-03 | 三菱レイヨン株式会社 | X線用グリツド |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP61194872A patent/JPS63145999A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836534A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-03 | 三菱レイヨン株式会社 | X線用グリツド |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0426836B1 (en) | X-ray grid for medical radiography and method of making and using same | |
US6438210B1 (en) | Anti-scatter grid, method, and apparatus for forming same | |
US6951628B2 (en) | Method for producing a scattered radiation grid or collimator | |
US4288697A (en) | Laminate radiation collimator | |
US4465540A (en) | Method of manufacture of laminate radiation collimator | |
KR20040022403A (ko) | 산란 방지 그리드 또는 콜리메이터 및 그의 제조 방법 | |
US6987836B2 (en) | Anti-scatter grids and collimator designs, and their motion, fabrication and assembly | |
US6408054B1 (en) | Micromachined x-ray image contrast grids | |
US2806958A (en) | Radiographic diaphragm and method of making the same | |
JP2005345467A (ja) | 散乱放射線除去用グリッドまたはコリメータの製造方法 | |
JP2008510131A (ja) | シンチレータおよび抗散乱グリッドの配置 | |
EP0017454B1 (en) | Patient supporting table top in medical examination and therapy apparatus | |
JPS5639533A (en) | Photographic plateholder for x-ray | |
US4794631A (en) | Cardiovascular phantom | |
CN101427156B (zh) | 中空滤线栅及其制造方法 | |
KR101942397B1 (ko) | 멀티와이어쏘우를 이용한 x선 그리드 제조방법 | |
JPS63145999A (ja) | 軟構造x線グリツド | |
JPS5835215Y2 (ja) | X線用グリッド | |
JPS5946877A (ja) | 放射線検出器 | |
US3157787A (en) | Lightweight rigid radiographic film cassette | |
DE102004023562A1 (de) | Mechanische belastbare Streustrahlrasterblende | |
US2178798A (en) | Method of manufacturing a device for screening-off scattered x-rays | |
JPS6017380A (ja) | 断層コリメ−タ及びその製造方法 | |
US4416019A (en) | Device for producing images of a layer of an object from multiple shadow images with varying degrees of overlap | |
JPH0313895B2 (ja) |