JPS6314353Y2 - - Google Patents

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JPS6314353Y2
JPS6314353Y2 JP1981067121U JP6712181U JPS6314353Y2 JP S6314353 Y2 JPS6314353 Y2 JP S6314353Y2 JP 1981067121 U JP1981067121 U JP 1981067121U JP 6712181 U JP6712181 U JP 6712181U JP S6314353 Y2 JPS6314353 Y2 JP S6314353Y2
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oil
accumulator
pressure
switch
operating
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は断路器や接地装置などを操作する開閉
器用油圧操作機構に関する。
近年、電力需要の増大・都市部への集中に伴
い、機器は高電圧大電流化が進んでいるが、一方
では土地問題などのため、機器の縮少化が求めら
れている。
断路器や接地装置においても、同様に機器本体
の高電圧大電流化とともに、小形で強力な操作機
構が要求されるが、断路器においては、二重母線
の大変電所では、ループ電流開閉能力はますます
大きなものが求められている。例えば、ガス絶縁
断路器では、開極時、高速動作するとともに、し
や断器と同様のガス吹付が行なわれ、このために
パツフアピストンを駆動するため、さらに大きな
駆動力を持つ操作機構が必要となつている。又、
送電線も多回線を一つの鉄塔に懸架することが多
くなり、接地装置の開閉時、他回線からの誘導に
よる電流電圧を開閉する能力もますます大きなも
のが求められる。例えば、ガス絶縁接地装置で
は、ループ電流開閉用断路器と同様に、開閉時高
速動作とともに、接触子部にガス吹付けを行うた
めパツフアピストンを駆動するため、大きな駆動
力を持つ操作機構が必要となつている。
操作機構を強力化する方法としては、高い空気
圧を利用する方法もあるが、高圧空気を得るため
の空気コンプレツサは、保守に人力を相当要し、
その騒音も、最近は問題となることが多い。又、
さらに高い圧力の利用できる油圧操作機構の適用
が考えられるが、油圧機構は高価であり、しか
も、長期間無保守を要求されるこれら操作機構に
は、比較的起り易い高圧油の漏れが問題になる。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、
長期間無保守で使用でき、油漏れの恐れのない、
しかも経済的な開閉器用油圧操作機構を提供する
ものである。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。図において、1は断路器或いは接地装置など
の開閉器で、接触子部を模式的に表したもので、
レバーリンク機構2、駆動軸3、駆動レバー4、
リンク5、ロツド6を経て駆動ピストン7に連結
されている。ピストン7はシリンダー8内にあ
り、その上下の空間は配管9,10により開用制
御弁11、閉用制御弁12に連つている。13,
14はこれら制御弁の復帰用のばねである。1
5,16は夫々の操作用ピストンで、ロツド1
7,18で連結されている。19,20は夫々
開、閉用のパイロツト弁、21,22はパイロツ
ト弁19,20の復帰用のばね、23,24はロ
ツド、25,26はストツパ兼封止弁で、開及び
閉用の電磁石27,28に連つている。制御弁1
1,12からは配管29,30,31により、逆
止弁32を介して、ポンプ33に接続されてい
る。34はポンプ吸入口のフイルター、35はポ
ンプ用のモータである。36はアキユムレータ用
ピストン、37はアキユムレータ用シリンダー、
38はロツドで、アキユムレータ用の押しばね3
9に連結されている。40はロツド38の先端a
が接触・開離するとき働くスイツチである。4
1,42は油排出口で、ピストン36とシリンダ
ー37の間や密封部43などのある程度の漏れを
許す構造部からの漏れた油を、油タンク44に戻
す通路である。油タンク44の内部には動作油4
5が入れてあり、油漏れの生じる可能性のある部
分は全てこの上に設け、漏れた油は全て回収でき
るようになつている。
なお、7,8で駆動装置46を構成し、11,
13,15,17,19,21,23,25,2
7で第1の操作弁装置47を構成し、12,1
4,16,18,20,22,24,26,28
で第2の操作弁装置48を構成し、36,37,
38,39でアキユムレータ49を構成してい
る。
次に、この油圧機構の動作を説明する。第1図
において、現在、開閉器1は開状態にあるので、
この状態のところへ閉指令が与えられた場合を考
えてみる。
閉指令が与えられると、まず、油ポンプ33が
モータ35の動作開始により運転を始め、油タン
ク44中の作動油をフイルター34を通して吸入
し、逆止弁32を通じて配管31、アキユムレー
タシリンダー37内に送り込み、アキユムレータ
ピストン36を押し上げ、アキユムレータばね3
9を圧縮して行く。そのため、アキユムレータシ
リンダ37内の油圧がばね力に比例して上昇する
とともに、各配管29,30を通じてパイロツト
弁19,20、制御弁11,12の部分の油圧も
上昇する。油ポンプ33は10秒程度動作すると、
ピストン36により押しばね39を十分押し上げ
必要な操作用油圧及び油量を得られるような容量
のものとしてある。油圧が規定の圧力まで上ると
油圧スイツチ(図示してない)でモータ35の運
転を止める。油圧が規定の圧力まで上昇すれば押
しばね39も押し上げられるので、ロツド38の
先端aの部分がマイクロスイツチ40に接して働
きモータ35の運転を止める構造である。このス
イツチ40の動作とともに、閉操作指令電流が電
磁石28のコイルに流れて鉄心を押し下げる。そ
のため、ロツド24により、閉用パイロツト弁2
0が押し開かれると同時にストツパ兼封止弁24
の部分を閉じ、アキユムレータシリンダ37に連
る高圧油は閉用制御弁の操作弁16を押し下げる
ように流れ排油孔をふさぐとともにロツド18で
制御弁12を開く。従つて、高圧油は配管10を
通じて駆動シリンダー8内のピストン7の下側に
流入し、ピストン7を押し上げロツド6、リンク
5により駆動軸3を反時計方向に回し、レバー・
リンク機構2により開閉器1を閉じる。その状態
で、開閉器1はトグル機構やピンなどによる鎖錠
装置など(図示していない)の保持装置で維持さ
れる。一方、閉動作が完了すると、電磁石28に
流れる制御電流は切れるようにしてあるので、パ
イロツト弁20は押しばね22により復帰し、制
御弁操作用ピストン16の背圧が下るため制御弁
12は押しばね14の力により復帰し、アキユム
レータシリンダ37からの高圧油をしや断すると
ともに、配管10を通じ駆動シリンダ8内のピス
トン7の下側の油圧を下げる。しかし、開閉器1
は前述のように保持装置により閉状態に維持され
る。
次に、この閉状態から、開状態への動作の説明
を行う。開指令が与えられると、先ず、油ポンプ
33がモータ35の動作開始により運転を始め、
油タンク44内の作動油をフイルター34を通し
て吸入し、逆止弁32を通して、配管31、アキ
ユムレータシリンダ37内に送り込み、アキユム
レータピストン36を押し上げて、アキユムレー
タ用押しばね39を圧縮していく。そのため、ア
キユムレータシリンダー37内の油圧が上昇する
とともに、配管29,30を通じてパイロツト弁
19,20、制御弁11,12の部分の油圧も上
昇する。油ポンプ33は10秒程度運転するとアキ
ユムレータシリンダー37内の油圧は規定の油圧
に達し、圧力スイツチなどにより、モータ35の
電流は切られる。これと同時に、開指令電流が電
磁石27のコイルに流れ鉄心を押し下げる。その
ため、ロツド23により開用パイロツト弁19が
押し開かれるとともに、ストツパー兼封止弁25
の部分が閉じ、アキユムレータシリンダ37に連
る高圧油は制御弁11の操作ピストン15を押し
下げ、ロツド17により制御弁11を開く。従つ
て、高圧油は配管9を通じて駆動シリンダ8内の
ピストン7の上側に流入し、ピストン7を押し下
げてロツド6、リンク5、レバー4により駆動軸
3を時計方向に回し、レバー・リンク機構2によ
り開閉器1を開く。ここで、電磁石27に流れる
制御電流は切られ、パイロツト弁19は押しばね
21により復帰して閉じ、アキユムレータシリン
ダ7からの高圧油をしや断するとともに、配管9
を通じ駆動シリンダ8内のピストン7の上側の油
圧を下げる。開閉器1は開状態でトグル機構(図
示していない)などの保持装置により、開状態を
維持する。
第2図に別の実施例の断面図を示す。同じ番号
の符号の部分は同じ役割を果す同名称の部品であ
る。第1図と異るのは、制御弁50を用いたこと
でこれは、スプール形の単純な構造となつてい
る。本構成では、作動油に必要な油の圧力は動作
時のみであり、制御弁内の少量の油漏れは動作に
影響ないので、多少油漏れはあるが構造単純なス
プール形の切換弁が使用できるからである。
上記の油圧装置機構は、次の特徴を有する。
油圧機構であるので、簡単に高い油圧が得ら
れ、断路器や接地装置用の小形で強力な操作装置
が得られる。
本方式の油圧機構は高油圧を用いても、開閉動
作時に油ポンプを動作させて高油圧を得るため常
時アキユムレータで加圧する必要がないので、高
圧油の漏れに対する問題がなく、長期無保守の運
転が可能となる。又、各部の油密部も、必ずしも
完全な油密でなく、操作に関係ない程度の油漏れ
は許される。即ち、第1図及び第2図のように全
機構を油タンク44の上に配置することによつ
て、高圧側から低圧側への油漏れは全てこの油タ
ンク内に回収され、油ポンプで開閉動作時再び高
圧化して用いることができる。従つて、外部への
油漏れは全くない。
断路器や接地装置においては、全操作時間に10
数秒程度要しても実用性能上問題はなく、開閉動
作時のみ必要な速度が開閉器の接触部に与えられ
ればよいので、本考案のものは断路器や接地装置
用などに最適である。
アキユムレータにばねを用いたので、ばねに初
荷重を加えるように予め圧縮しておけば、早く油
圧が立上り、大きなポンプを用いなくとも、短か
い動作時間で、必要な油圧力と油量を得る設計が
可能である。若し、これまでのしや断器などに用
いられたような気体を圧縮する形のアキユムレー
タを用いる場合には、アキユムレータの気体を動
作時以外は大気圧とする方式では大気圧からの圧
力上昇には非常に長い時間と過大の油量のポンプ
アツプが必要であり、操作の総時間が長くかかる
ので実用的でない。又、予め加圧した気体を充填
しておけば、少しの油量で圧力は早く上昇できる
がピストン式アキユムレータでは、油圧が大気圧
の場合が長い機構ではアキユムレータ中の加圧気
体が漏れ出て、圧力不足となる恐れがある。又、
漏れの少いゴム袋などを用いるアキユムレータを
用いたのではゴムの寿命が短かく、長期無保守で
使用する断路器の操作用には不適であり、本考案
によるばね式アキユムレータが最も適している。
又、ばね式アキユムレータでは、規定の油圧力
まで上昇したことをばねの動きで検出することが
でき、アキユムレータピストンと連動するマイク
ロスイツチなど設ければ簡単に圧力スイツチの役
を果すものができる。
又、本案の各弁やピストンとシリンダーの間で
の漏れは或る程度許容できるので、高度な加工精
度の必要はなく経済的である。
なお、接地タンクに接触子を納めたガス絶縁断
路器では接地装置も同一タンクに設けられ、操作
機構も隣接して設置され、動作も順に行なわれ同
時操作はないので、アキユムレータや油ポンプな
どは、断路器と接地装置とで共用することもで
き、さらに経済性を図ることもできる。
又、ばね式アキユムレータのピストンが必要圧
力以上になるまで押し込められた時、即ち最終ス
トロークに近い点で排油口を設けることにより油
圧の上昇超過を防ぐ安全弁の働きを持たせること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案の他の実施例を示す断面図である。図
において、1は開閉器、33は油ポンプ、36は
ピストン、37はシリンダー、39はばね、46
は駆動装置、47,48は第1及び第2の操作弁
装置、49はアキユムレータである。なお各図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 開閉器に開または閉の指令が与えられると油
    ポンプが操作油を所定の圧油としてアキユムレ
    ータに蓄積し、上記圧油を操作弁装置を介して
    駆動装置に供給して上記開閉器を操作するもの
    において、上記アキユムレータをシリンダーと
    このシリンダー内を摺動するピストンと上記シ
    リンダー内に流入した上記操作油に対抗して上
    記ピストンを押圧するばねとで構成し、上記油
    ポンプ、上記アキユムレータ、上記操作弁装置
    及び上記駆動装置の少なくとも上記圧油が流通
    する部分を上記操作油内に浸漬したことを特徴
    とする開閉器用油圧操作機構。 (2) 油ポンプはばねの圧縮量が所定の値を超える
    と停止するように構成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の開閉
    器用油圧操作機構。 (3) 操作弁装置はスプール形の制御弁で構成され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載の開閉器用油圧操作機
    構。
JP1981067121U 1981-05-09 1981-05-09 Expired JPS6314353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981067121U JPS6314353Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981067121U JPS6314353Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS57179234U JPS57179234U (ja) 1982-11-13
JPS6314353Y2 true JPS6314353Y2 (ja) 1988-04-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533660A (en) * 1976-06-30 1978-01-13 Siemens Ag Breaker hydraulic actuator
JPS5761224A (en) * 1980-09-30 1982-04-13 Tokyo Shibaura Electric Co Hydraulic pressure operating device for switch

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533660A (en) * 1976-06-30 1978-01-13 Siemens Ag Breaker hydraulic actuator
JPS5761224A (en) * 1980-09-30 1982-04-13 Tokyo Shibaura Electric Co Hydraulic pressure operating device for switch

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JPS57179234U (ja) 1982-11-13

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