JPS63142989A - 無線搬送式映像監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は無線搬送式の映像監視装置に関するもので、特
に送信側で映出信号に多重されたコード信号を受信側で
検出し、受信側のコード信号と一致するときのみ、前記
映出信号をモニター装置に導く点に特徴を有するもので
ある。

従来の技術 近年、映像監視装置はホームセキュリティシステムの広
がりに伴い、防犯や監視を主目的として一般大衆の関心
の高まりと伴に次第に普及しつつある。以下図面を参照
しながら従来の無線搬送式映像監視装置の概要について
説明する。第３図は従来の無線搬送式映像監視装置のシ
ステムブロック図である。第２図において、６は映像送
信装置、７は映像受信装置、１はビデオカメラ、２は１
のビデオカメラにより撮影した映像信号を高周波信号に
変換する高周波変調部、３は送信アンテナ、８は受信ア
ンテナ、４は受信した高周波信号を映像信号に変換する
高周波復調部、６は復調された映像信号をモニターする
ためのモニターテレビであり、映像送信装置６と映像受
信装置子との間の通信媒体は無線電波である。ビデオカ
メラ１によって撮影された映像信号は高周波変調部２に
よって高周波信号に変換され高周波信号として送信アン
テナ３がら空中を伝搬し、受信アンテナ８によって受信
され、受信された高周波信号は、高周波復調部４によっ
て映像信号に変換されモニターテレビ６に映像として出
画される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながらこの従来例では、通信信号伝送媒体が専用
ケーブルの場合は問題が無いが、無線搬送式の場合に於
いては搬送波電力や漏えい信号レベルに法的規制がある
ものの住宅密集地や集合住宅に各戸が個別に無線搬送式
映像監視装置を設置した時、近接した家庭が同一装置を
選択して設置した時に、装置相互間で誤動作を引き起こ
し、しいては他人のプライバシーの侵害という問題点を
有していた。

本発明は上記問題に鑑み無線搬送式の映像監視装置にお
いて、住宅密集地や集合住宅で各家庭が同一装置を採用
し設置しても装置相互間における誤動作を防止した信頼
性の高い無線搬送式映像監視システムを供給することを
主目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明は、送信側撮像部の映像出力に、予じめ設定され
たコード信号を重畳して送信アンテナを介して受信側に
送信し、受信側に導かれた前記映像出力から前記コード
信号を取り出し受信側にて予じめ設定されたコード信号
と一致しているか否かを判別し、一致しているときのみ
前記映像出力をモニター画面に映出することを特徴とす
るものである。

作　　　用 上記した構成によって、本発明は、映像送信装置でシス
テム判別コードを映像信号に多重化する事によって映像
受信装置においてはあらかじめ設定すｔＬタシステム判
別コード以外のシステム判別コードを含む映像信号を受
信してもモニターテレビには映像が出画しないため、住
宅密集地や集合住宅など近接した家庭に設置された同一
システムとの相互間で他の家庭の映像信号を受信するよ
うな誤動作をひき起こすことは無くなシ、自分の家庭の
映像信号のみを受信できるため、プライバシーの保護が
でき、より信頼性の高い無線搬送式映像監視システムを
提供することができる。

実施例 以下本発明の一実施例の無線搬送式映像監視装置につい
て図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における無線搬送式映像監視装
置のシステムブロック図を示すものである。

第１図において６は映像送信装置、１はビデオカメラ、
９はシステム判別コード多重化部、２は高周波変調部、
３は送信アンテナ、７は映像受信装置、８は受信アンテ
ナ、４は高周波復調部、１０はシステム判別コード識別
部、６はモニターテレビである。

以上のように構成された無線搬送式映像監視装置につい
て以下第１図と第３図を用いてその動作を説明する。

まず第１図は無線搬送式映像監視装置のシステムブロッ
ク図であって、映像送信装置６のビデオカメラ１によっ
て撮影された映像信号は、７ステム判別コード多重化部
９においてあらかじめその装置ごとに設定されたシステ
ム判別コード１３を第２図に示すように映像信号の垂直
同期信号の垂直帰線区間の部分に多重化され、システム
判別コードが重畳された形の映像信号１２となり、高周
波変調部２に送られここで高周波信号に変換されて送信
アンテナ３を経由して空中へ放出される。この空中へ放
出された高周波信号は映像受信装置７の受信アンテナ８
を経由して高周波復調部４においてシステム判別コード
が重畳された映像信号１２に変換される。変換されたシ
ステム判別コートヲ重畳された映像信号１２は、システ
ム判別コード識別部１ｏに送られここで映像信号の垂直
同期信号の部分１３に多重化されたシステム判別コード
を取り出し、あらかじめその装置ごとに設定されたシス
テム判別コードと同一のものであるか比較し同一のシス
テム判別コードであると判断された場合は、映像信号１
１をモニターテレビ５に送出し出画する。

比較後このシステム判別コードがあらかじめその装置ご
とに設定されたシステム判別コードでない場合は、モニ
ターテレビ５には映像を送出しない。

発明の効果 以上のように本発明は、映像送信装置で゛／ステム判別
コードを映像信号に多重化する事によって映像受信装置
においては、あらかじめ設定されたシステム判別コード
以外のシステム判別コードが重畳された映像信号を受信
してもモニターテレビには映像が出画しないため、住宅
密集地や集合住宅など近接した家庭に設置された、同一
システムとの相互間で他の家庭の映像信号を受信するよ
うな誤動作をひきおこすことはなくなり、自分の家庭の
映像信号のみを受信できるためプライバシーの保護がで
き、より信頼性の高い無線搬送式映像監視システムを提
供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の無線搬送式映像監視装置の
システムブロック図、第２図は映像信号のシステム判別
コード多重化について説明する為の波形図、第３図は従
来の無線搬送式映像監視装置のシステムブロック図でア
ル。 １・・・・ビデオカメラ、２・・・・・高周波変調部、
３・・・・・送信アンテナ、４・・・・・・高周波復調
部、５・・・・・・モニターテレビ、６・・・・・・映
像送信装置、７・・・・・・映像受信装置、８・・・・
・・受信アンテナ、９・・・・・・システム判別コード
多重化部、１ｏ・・・・・システム判別コード識別部、
１１・・・・・・映像信号、１２・・・・・・システム
判別コードを重畳した映像信号、１３・・・・・・シス
テム判別コード。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信側撮像部の映像出力に、予じめ設定されたコード信
   号を重畳して送信アンテナを介して受信側に送信し、受
   信側に導かれた前記映像出力から前記コード信号を取り
   出し、受信側にて予じめ設定されたコード信号と一致し
   ているか否かを判別し、一致しているときのみ前記映像
   出力をモニター画面に映出することを特徴とする無線搬
   送式映像監視装置。