JPS63142281A - レ−ダ信号処理装置 - Google Patents

レ−ダ信号処理装置

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JPS63142281A
JPS63142281A JP61289718A JP28971886A JPS63142281A JP S63142281 A JPS63142281 A JP S63142281A JP 61289718 A JP61289718 A JP 61289718A JP 28971886 A JP28971886 A JP 28971886A JP S63142281 A JPS63142281 A JP S63142281A
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Takashi Ibe
孝 井部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はペンシルビーム走査方式の3次元レーダ装置に
おいて、妨害信号や太陽電波の検出および妨害信号や太
陽電波に対する位置データの抽出処理を行うレーダ信号
処理装置に関する。
(従来の技術) 一般に、レーダ受信信号の中には目標信号以外に不要な
受信信号が含まれているため、これらの不要な受信信号
により目標信号の検出が不可能になったりあるいは目標
信号以外の受信信号を誤って検出したりする場合が生ず
る。
なかでも、レーダの受信帯域内の強い強度の電磁波(以
下妨害信号と呼ぶ)が人為的に外部がら混入される場合
は、その妨害信号の到来方向の目標検出が困難となり、
さらに目標の自動追尾処理等をコンピュータによって処
理する場合には、妨害信号が多数誤って検出されるため
妨害信号到来方向以外の領域においても目標の自動追尾
処理が不可能になることがある。
このような妨害信号を受ける恐れのあるレーダ装置では
受信信号から妨害信号を抑圧する手段の他、妨害信号の
有無を検出し妨害源の位置データを精度良く検出する手
段を有している。
捜索空間の方位方向および仰角方向に走査される空中線
ビームを有する3次元レーダ装置における妨害源の位置
データ抽出手段の代表例は特願昭59−50423に示
されているが、おおむね第2図に示す構成となっている
。第2図に示す代表例は1本のビームが走査されるレー
ダ装置の場合であるが、受信信号入力端子21Aからレ
ーダ受信信号201を入力とし対数ビデ第202を出力
する対数増幅器22Aと、この対数ビデ第202をA/
D変換するA/D変換器23Aと、受信系にあるSTC
(Sensitivity Time Control
)により減衰を受けた受信信号強度を補正するためのS
TC振幅補正回路24Aと、グランド・クラッタ領域で
あることを示すクラッタ領域ゲート204を発生するク
ラッタ領域設定回路26と、このクラッタ領域ゲート2
04を受けこのクラッタ領域ゲートがかかっている間S
TC振幅補正回路24Aの出力ビデ第203を禁止する
クラッタ除去回路25Aと、このクラッタ除去回路25
Aの出力205をあらかじめ設定される受信機ノイズレ
ベルに相当するしきい値と比較し、クラッタ除去回路2
5Aの出力205のうち、このしきい値を越えた信号の
みを出力することにより受信機雑音を除去すると共に、
しきい値を越えたル−ダスィーブあたりのデータ数を計
数しサンプル信号206を出力する受信機雑音除去回路
27と、この受信機雑音除去回路27の出力207をル
−ダスィーブ間積分しその積分値をル−ダスィーブのう
ちクラッタ領域および受信機雑音のみの領域に相当する
時間を差し引いた時間で除することにより平均的な妨害
信号振幅値を抽出し出力する平均振幅抽出回路28と、
この平均振幅抽出回路28の出力である平均振幅値20
8をル−ダスイープ間遅延させた後出力するスイープメ
モリ29と、スィーブメモリ29の出力を更に1スイー
ブ遅延させた後出力するスイープメモリ30と、平均振
幅抽出回路28、スイープメモリ2つ、同30の出力信
号を1仰角スキヤンの間遅延させた後出力する仰角スキ
ャンメモリ31、同33および同35と、仰角スキャン
メモリ31、同33および同35の出力信号を更に1仰
角スキヤン遅延させた後出力する仰角スキャンメモリ3
2、同34および同36と、平均振幅抽出回路28、ス
ィーブメモリ29、同30、仰角スキャンメモリ31〜
同36の各出力信号および方位角信号40を受け、MA
X振幅、SUB−AZ振幅、SUB−EL振幅を抽出し
、方位角信号と共に出力するMAX/SUB抽出回路3
7と、妨害信号検出の感度を決めるため、あらかじめ設
定される入力端子41がらの基準信号を受け、上記平均
振幅の極大値が、この基準信号分越える場合MAX/S
OB抽出回路37の出力から妨害信号源の方位、仰角、
ランレングスを算出して出力端子39から出力する演算
回路38とを含み構成される。
一方、レーダ装置においては、その方位角データ、仰角
データを絶対的に正しい値とすることが必要であるが、
そのための校正は、一般的に、太陽電波を用いて行って
いる。すなわち所定の場所における所定の時刻での太陽
の方位、仰角の絶対値をあらかじめ求めることができる
ので、太陽電波到来方位あるいは仰角でのレーダ出力デ
ータをこれらに一致させることによりレーダ出力データ
を正しいものとすることができる。
この校正の1つの手段として先に述べた妨害源の位置デ
ータを抽出する手段が利用されている。
太陽電波は一種の雑音信号であるから非常に弱い雑音妨
害が外部から混入されたとみなすことができ、妨害信号
に対してと同じ処理により抽出された方位データ、仰角
データ等の位置データを真の方位および仰角の値と一致
するように校正がなされる。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、太陽電波は通常妨害信号に比べ微弱であり、
仰角の変化に伴って受信レベルも変動するため、A/D
変換器23Aで量子化された後にノイズと区別がつかず
安定して位置データを抽出できない場合が起こる。
さらに、A/D変換器23Aでの1量子化レベルに相当
する入力レベルは高ダイナミツクレンジの妨害信号を受
信しても飽和しない対数特性を有する対数ビデオで決ま
るため、太陽電波に対して抽出された位置データの精度
も妨害信号に対する位置精度以上には向上しない、この
様子を第3図を用いて説明する。
第3図中の301は対数増幅器22AとA/D変換器2
3Aを合わせた入出力特性を模式的に示している。横軸
302は対数で示した対数増幅器の入力レベルを表わし
、縦軸303はA/D変換器23Aの量子化出力を表わ
す、304は妨害信号を考慮した入力レベルの範囲を示
し、対数増幅器22Aは入力レベル範囲304の入力に
対して飽和することなく対数検波する。305は受信機
ノイズの平均入力レベルを示し、307はそれのA/D
変換器出力での平均値を示す。
すなわち入力レベル309に対しては飽和していないA
/D変換器出力310が得られる。
今、入力レベル範11ff1304をAデシベル、A/
D変換器23Aのビット数をmとするとA/D変換器2
3Aの1量子化レベルに相当する入力レベルはA/2″
″(デシベル/量子化レベル)となる。
一方、太陽電波の平均受信レベルが306に示すような
レベルとなった場合、A/D変換器出力308となりこ
の場合は受信機ノイズの平均入力レベル305との間に
差があるにもかかわらすA/D変換後は同一レベルとし
て処理されることを示す、この現象は、A/I)変換に
常に付随することであるが、太陽電波の受信レベルと受
信機ノイズレベルの差に比べ入力レベルの範囲304が
広い場合はどA/D変換出力で太陽電波と受信機ノイズ
が区別できない場合が起こり易くなる。
また、第2図において妨害信号等の位置データはレーダ
ビーム毎の平均振幅値の極大値と、極大値に隣接するレ
ーダビームのうちの極大値の次に大きな平均振幅値とか
ら内そう計算により求めるが、この平均振幅値の精度も
A/21で制限されることになる。
このように、従来のレーダ信号処理装置における妨害源
の位置データ抽出手段では、高ダイナミツクレンジの妨
害信号を抽出の対象としているため、実際の妨害信号に
比して微弱な太陽電波を妨害信号として安定して検出し
にくいという欠点がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決するため
に、ノーマルビデオをLOG変換した信号を利用するこ
とによって、処理の過程で、太陽電波受信レベルと受信
機ノイズレベルとの差を従来の場合より大きくし、検出
感度を決める基準信号の設定に余裕をもたせ、安定して
太陽電波の位置データを抽出できるレーダ信号処理装置
を提供しようとすることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために次の手段構成を
有する。即ち、本発明のレーダ信号処理装置は捜索空間
の方位方向および仰角方向に走査される空中線ペンシル
ビームによって受信された妨害信号および太陽電波(以
下妨害信号等と呼ぶ)を含む受信信号を振幅検波し、ノ
ーマルビデオを出力する振幅検波手段と; 同じく前記
受信信号を対数増幅および検波して第1の対数ビデオを
出力する対数検波手段と; 前記ノーマルビデオを対数
変換し、第2の対数ビデオを出力する対数変換手段と;
 前記の第1の対数ビデオと第2の対数ビデオを入力と
し、外部制御信号により第1の対数ビデオ又は第2の対
数ビデオを選択して出力するビデオ選択手段と; ビデ
オ選択手段出力からクラッタ領域を除去してクラッタを
含まない妨害信号等を抽出するクラッタ除去手段と; 
このクラッタ除去手段により抽出された複数の妨害信号
等の中から走査ビーム単位毎に平均信号強度を抽出する
平均振幅抽出手段と: 前記の走査ビーム単位毎に得ら
れる平均信号強度の中から、方位および仰角の2次平面
において極大の強度となる第1の走査ビームにおける第
1の平均信号強度(以下MAX振幅と呼ぶ)と、前記第
1の走査ビームと方位方向で隣り合う走査ビームの第2
および第3の平均信号強度のうち強度の強いもの(以下
SUB−AZ振幅と呼ぶ)と、前記第1の走査ビームと
仰角方向で隣り合う走査ビームの第4および第5の平均
信号のうち強度の強いもの(以下SUB−EL振幅と呼
ぶ)とを抽出するM A X −SUB振幅抽出手段と
; 前記MAX振幅、SUB−AZ振幅、SUB−EL
振幅およびこれらを与える走査ビームの方位データおよ
び仰角データとから妨害信号等の到来方位および到来仰
角を算出する演算手段と; を具備することを特徴とす
るレーダ信号処理装置である。
(実 施 例) 次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明によるレーダ信号処理装置の実施例のブ
ロック図を示す0本実施例は入力端子1からのレーダ受
信信号101を入力とし、対数ビデオ102を出力する
対数増幅器2と、この対数ビデオ102をA/D変換す
るA/D変換器3と、同じくレーダ受信信号101を入
力としノーマルビデオ103を出力する振幅検波器4と
、A/D変換器3とビット数が等しくこのノーマルビデ
オ103をA/D変換するA/D変換器5と、A/D変
換されたノーマルビデオを対数変換し第2の対数ビデオ
を出力するLOG変換器6と、A/D変換器3およびL
OG変換器6の出力を入力とし、外部からの制御信号1
04により2つの入力のうちの何れかを出力するビデオ
選択器7と、受信系にあるS T C(Se++5it
ivity Time Control)により減衰を
受けた受信信号強度を補正するためのSTC振幅補正回
路8と、グランド・クラッタ領域であることを示すクラ
ッタ領域ゲート106を発生するクラッタ領域設定回路
9と、このクラッタ領域ゲート106を受けこのクラッ
タ領域ゲート106がかかっている間STC振幅補正回
路8の出力ビデオ105を禁止するクラッタ除去回路1
0と、このクラッタ除去回路10の出力107から受信
機雑音を除去し、受信機雑音の除去されたビデオ信号1
08と平均振幅値を算出するためのサンプル信号109
を出力する受信機雑音除去回路11と、この雑音除去回
路11の出力108をル−ダスイープ間積分しその積分
値をル−ダスイープのうちクラッタ領域および受信機雑
音のみの領域に相当する時間を差し引いた時間で除する
ことにより平均的な妨害信号振・幅値を抽出し出力する
平均振幅抽出回路12と、この平均振幅抽出回路12の
出力をル−ダスイープ間遅延させた後出力するスイープ
メモリ13と、スイープメモリ13の出力を更に1スイ
ーブ遅延させた後出力するスイープメモリ14と、平均
振幅抽出回路12、スイープメモリ13、同14の出力
信号を1仰角スキヤンの間遅延させた後出力する仰角ス
キャンメモリ15、同17および同19と、仰角スキャ
ンメモリ15、同17および同19の出力信号を更に1
仰角スキヤン遅延させた後出力する仰角スキャンメモリ
16、同18および同20と、平均振幅抽出回路12、
スイープメモリ13、同14、仰角スキャンメモリ15
〜同20の各出力信号および方位角信号24を受け、M
AX振幅、SUB−AZ振幅、SUB−EL11i幅を
抽出し、方位角信号と共に出力するMAX/SOB抽出
回路21と、妨害信号検出の感度を決めるため外部より
設定される入力端子25からの基準信号を受け、上記平
均振幅の極大値が、この基準信号のレベルを越える場合
M A X / S U B抽出回路21の出力から、
妨害信号源の方位、仰角、ランレングスを算出して出力
端子23から出力する演算回路22とを含み構成される
上記構成のうち、スイープメモリ13、同14、仰角ス
キャンメモリ15〜同20およびMAX/SUB抽出回
路21でMAX/SUB振幅抽出手段を構成する。
本実施例ではレーダの通常の運用時には、A/D変換器
3の出力が、太陽電波により、レーダからの位置データ
の校正を行う時には、LOG変換器6の出力が、ビデオ
選択器7の出力として選ばれるよう外部から制御信号1
04が与えられる。
A/D変換器3の出力が選ばれた場合は、第2図に示す
従来技術の構成例と全く同じになる。
LOG変換器6が選ばれた場合は、受信機ノイズや太陽
電波など、ノーマルビデオのダイナミックレンジ内の信
号に対しては第2図におけるA/D変換器のビット数を
増やし、量子化のきざみを細かくしたことと等価になり
、以下に示すように第3図を用いて述べた従来技術の欠
点を除去することができる。
第4図中401は振幅検波器4、A/D変換器5、LO
G変換器6を合せた入出力特性を模式的に示し、横軸は
対数で示した振幅検波器の入力レベルを表し、縦軸はL
OG変換器6の出力を表している。LOG変換器6の出
力は縦軸のきざみ単位のディジタル量である。404は
ノーマルビデオのレベルの範囲に対応する振幅検波器の
入力レベルを示す、LOG変換器6が選ばれた場合、ビ
デオ選択器7の出力として飽和しない信号が得られるの
はこの範囲のみとなり範囲404を越えるレーダ受信信
号に対するLOG変換器6の出力は飽和して全て同じ値
となる。入力レベル例409に対するLOG変換器出力
410はこの例を示している。しかるに入力レベル範囲
404の受信信号に対しては、入出力特性401に示す
ように第3図の入出力特性301に比べきざみの細い量
子化を行うため、入力レベルでの差が、LOG変換器6
では、より忠実に出力されることになる。
その結果、第3図の例で41 A / D変換器23の
出力として区別できなかった太陽電波受信信号と受信機
ノイズもLOG変換器6の出力では異なったレベルとし
て得られることになる。
すなわち第4図の受信機ノイズの平均入力レベル405
は第3図の受信機ノイズの平均入力レベル305に対応
する受信機ノイズの平均レベルを示し、407はそれに
対するLOG変換器6の出力を示している。このとき太
陽電波受信レベルが第3図の太陽電波の平均受信レベル
の例306と同じレベルの平均受信レベル406とする
と、これに対するLOG変換器6の出力は、1量子化レ
ベルあたりの入力レベルが第3図にくらべ小さくなるた
めLOG変換器出力レベル408のようになり、第3図
の例では区別のできなかった受信機ノイズと太陽電波が
区別できるようになる。
第1図のA/D変換器3出力において太陽電波の平均受
信レベルと受信機ノイズの平均レベルに差がある場合で
もLOG変換器6出力における両者の差はA/D変換器
3の差に比べより大きくなり第1図の演算回路22にお
けるしきい値制御がやり易くなってくる。すなわち第3
図においては受信機ノイズの平均入力レベル311、太
陽電波の平均受信レベル312に対しA/D変換器23
Aの出力がそれぞれA/D変換器量子化出力レベル31
3および同314となる。
受信機ノイズのほとんどは受信機雑音除去回路27で抑
圧されるが、受信機ノイズが雑音信号であることから確
率的に雑音除去回路で抑圧されない場合も起きてくるた
め演算回路38において受信機ノイズに対する誤検出を
抑え、太陽電波の位置データを確実に抽出するためには
検出用基準信号のレベルを第3図のA/D変換器量子化
出力レベル315に設定しなければならない。
該レベル315より高い場合、太陽電波は検出されず、
又該レベル315より低い場合は受信機ノイズに対する
誤検出が発生する。
A/D変換器出力における受信機ノイズの平均強度と太
陽電波受信信号の強度の差が小さいほど、太陽電波受信
信号を安定して検出できる基準信号設定の許容値は小さ
くなり、基準信号を設定することが困難になってくる。
一方、第4図においては第3図の受信機ノイズの平均入
力レベル311と同じレベルの受信機ノイズの平均入力
レベル411および同312と同じレベルの同412に
対しLOG変換器6の出力はそれぞれLOG変換器出力
レベル413および同414となり第3図のA/D変換
器量子化出力レベル313および同314に比ベレベル
の差が大きくなるため、第1図入力端子25における基
準信号はLOG変換器出力レベル415から同416の
範囲であればよく、第3図の場合に比べ設定に余裕がで
き、太陽電波を安定して検出しやすくなっている。
また振幅検波器の入力レベル範囲404をBデシベル(
B<A)としA/D変換器のビット数が第3図の場合と
同じmビットであればA/D変換器の1量子化レベル当
たりの入力レベルはB/2”(<A/2” )となるた
め、等価的に第3図においてビット数(たて軸のきざみ
)を増やしたこととなり平均振幅値の精度が細かくなっ
てその結果位置データの精度も上げることができる。
第1図においてSTC振幅補正回路8以降の動作は、第
2図に示す従来技術のものと同じである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は太陽電波を用いてレーダ
からの位置データの校正を行う際にノーマルビデオをL
OG変換した信号を利用することによって、処理の過程
で太陽電波受信レベルと受信機ノイズレベル差を従来の
場合に比べ大きくし、その結果、検出の感度を決める基
準信号の設定にも余裕ができるため安定して太陽電波の
位置データを抽出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来技術の構成例を示すブロック図、第3図は第2図に
おけるレーダ受信信号レベルとA/D変換器出力とを示
す入出力特性図、第4図は第1図におけるレーダ受信信
号レベルとLOG変換器出力とを示す入出力特性図であ
る。 1・・・・・・入力端子、 2・・・・・・対数増幅器
、3・・・・・・A/D変換器、 4・・・・・・振幅
検波器、5・・・・・・A/D変換器、 6・・・・・
・LOG変換器、7・・・・・・ビデオ選択器、 8・
・・・・・STC振幅補正回路、 9・・・・・・クラ
ッタ領域設定回路、 10・・・・・・クラッタ除去回
路、 11・・・・・・受信機雑音除去回路、 12・
・・・・・平均振幅抽出回路、 13.14・・・・・
・スイープメモリ、  15〜20・・・・・・仰角ス
キャンメモリ、 21・・・・・・MAX/SUB抽出
回路、21A・・・・・・受信信号入力端子、 22・
・・・・・演算回路、 22A・・・・・・対数増幅器
、 23・・・・・・出力端子、 23A・・・・・・
A/D変換器、 24・・・・・・方位角信号、 24
A・・・・・・STC振幅補正回路、25・・・・・・
入力端子、 25A・・・・・・クラッタ除去回路、 
26・・・・・・クラッタ領域設定回路、27・・・・
・・受信機雑音除去回路、 28・・・・・・平均振幅
抽出回路、 29.30・・・・・・スイープメモリ、
31〜36・・・・・・仰角スキャンメモリ、 37・
・・・・・MAX/SUB抽出回路、 38・・・・・
・演算回路、39・・・・・・出力端子、 40・・・
・・・方位角信号、41・・・・・・入力端子、 10
1・・・・・・レーダ受信信号、102・・・・・・対
数ビデオ、 103・・・・・・ノーマルビデオ、 1
04・・・・・・制御信号、  105・・・・・・S
TC振幅補正回路出力、 106・・・・・・クラッタ
領域ゲート、  107・・・・・・クラッタ除去回路
出力、108・・・・・・受信機雑音の除去されたビデ
オ信号、109・・・・・・サンプル信号、 201・
・・・・・レーダ受信信号、 202・・・・・・対数
ビデオ、 203・・・・・・STC振幅補正回路出力
、 204・・・・・・クラッタ領域ゲート、 205
・・・・・・クラッタ除去回路出力、206・・・・・
・サンプル信号、 207・・・・・・受信機雑音除去
回路出力、 208・・・・・・平均振幅値、301・
・・・・・入出力特性、 302・・・・・・対数で示
した対数増幅器入力レベル、 303・・・・・・A/
D変換器量子化出力、 304・・・・・・入力レベル
範囲、305・・・・・・受信機ノイズの平均入力レベ
ル、306・・・・・・太陽電波の平均受信レベルの例
、307・・・・・・受信機ノイズの平均入力レベル3
05に対するA/D変換器出力、 308・・・・・・
太陽電波の平均受信レベル306に対するA/D変換器
出力、 309・・・・・・妨害信号の入力レベルの例
、310・・・・・・妨害信号の入力レベル309に対
するA/D変換器出力、 311・・・・・・受信機ノ
イズの平均入力レベル、 312・・・・・・太陽電波
の平均受信レベル、 313・・・・・・受信機ノイズ
の平均入力レベル311に対するA/D変換器量子化出
力、314・・・・・・太陽電波の平均受信レベル31
2に対するA/D変換器量子化出力、 315・・・・
・・検出用基準信号レベル、 401・・・・・・入出
力特性、404・・・・・・ノーマルビデオのレベル範
囲に対応する振幅検波器の入力レベル範囲、 405・
・・・・・受信機ノイズの平均入力レベル、 406・
・・・・・第3図の太陽電波の平均受信レベルの例30
6と同じレベルの太陽電波の平均受信レベル、 407
・・・・・・受信機ノイズの平均入力レベル405に対
するLOG変換器出力、 408・・・・・・太陽電波
の平均受信レベル406に対するLOG変換器出力レベ
ル、 409・・・・・・妨害信号の入力レベル例、4
10・・・・・・入力レベル例409に対するLOG変
換器出力、 411・・・・・・受信機ノイズの平均入
力レベル、 412・・・・・・太陽電波の平均受信レ
ベル、413・・・・・・受信機ノイズの平均入力レベ
ル411に対するLOG変換器出力レベル、 414・
・・・・・太陽電波の平均受信レベル412に対するL
OG変換器出力レベル。 代理人 弁理士  八 幡  義 博 羽し糺/+1/−グ受イ官イ杏号しXルとA/D尖換各
グ、力θ入武〃情セし第3 図 v−4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 捜索空間の方位方向および仰角方向に走査される空中線
    ペンシルビームによって受信された妨害信号および太陽
    電波(以下妨害信号等と呼ぶ)を含む受信信号を振幅検
    波し、ノーマルビデオを出力する振幅検波手段と;同じ
    く前記受信信号を対数増幅および検波して第1の対数ビ
    デオを出力する対数検波手段と;前記ノーマルビデオを
    対数変換し、第2の対数ビデオを出力する対数変換手段
    と;前記の第1の対数ビデオと第2の対数ビデオを入力
    とし、外部制御信号により第1の対数ビデオ又は第2の
    対数ビデオを選択して出力するビデオ選択手段と;ビデ
    オ選択手段出力からクラッタ領域を除去してクラッタを
    含まない妨害信号等を抽出するクラッタ除去手段と;こ
    のクラッタ除去手段により抽出された複数の妨害信号等
    の中から走査ビーム単位毎に平均信号強度を抽出する平
    均振幅抽出手段と;前記の走査ビーム単位毎に得られる
    平均信号強度の中から、方位および仰角の2次平面にお
    いて極大の強度となる第1の走査ビームにおける第1の
    平均信号強度(以下MAX振幅と呼ぶ)と、前記第1の
    走査ビームと方位方向で隣り合う走査ビームの第2およ
    び第3の平均信号強度のうち強度の強いもの(以下SU
    B−AZ振幅と呼ぶ)と、前記第1の走査ビームと仰角
    方向で隣り合う走査ビームの第4および第5の平均信号
    のうち強度の強いもの(以下SUB−EL振幅と呼ぶ)
    とを抽出するMAX−SUB振幅抽出手段と;前記MA
    X振幅、SUB−AZ振幅、SUB−EL振幅およびこ
    れらを与える走査ビームの方位データおよび仰角データ
    とから妨害信号等の到来方位および到来仰角を算出する
    演算手段と;を具備することを特徴とするレーダ信号処
    理装置。
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