JPS63141981A - トリアザスピロデカニルメチルインドロン誘導体 - Google Patents

トリアザスピロデカニルメチルインドロン誘導体

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JPS63141981A
JPS63141981A JP62294281A JP29428187A JPS63141981A JP S63141981 A JPS63141981 A JP S63141981A JP 62294281 A JP62294281 A JP 62294281A JP 29428187 A JP29428187 A JP 29428187A JP S63141981 A JPS63141981 A JP S63141981A
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phenyl
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JP62294281A
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レオ・バージヤー
ウオレス・マーク・デアマン
トマス・フランシス・モウルズ
ゲイリー・リー・オルソン
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F Hoffmann La Roche AG
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F Hoffmann La Roche AG
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/10Spiro-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/08Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for nausea, cinetosis or vertigo; Antiemetics

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式 式中、R1は水素、低級アルキルまたはアシルであり;
R2及びR1は独立して、低級アルキル、アラルキルま
たはアルケニルであるか、或いはR2及びR3は一緒に
なって炭素原子5〜8個の環を形成し;R4はフェニル
、N換されたフェニル、シクロヘキシル、置換されたシ
クロヘキシル、シクロペンチル、置換されたシクロペン
チル、シクロヘプチルまたは置換されたシクロヘプチル
であり:R5は水素または低級アルキルであり;R6は
水素、低級アルキルまたはアシルである、の化合物及び
その製薬学的に許容し得る酸付加塩に関する。これらの
化合物及び塩は制吐剤(anti−emetic ag
ents)として有用である。
本明細書において用いる「低級アルキル」なる用語は炭
素原子1〜7個を含む直鎖状または分校鎖状の飽和炭化
水素基、例えばメチル、エチル、プロピル、イン10ピ
ル、ブチル、t−ブチル、ネオペンチル、ペンチル、ヘ
プチル等を表わす。
「アルケニル」なる用語は炭素原子2〜7個を含む直鎖
状または分枝鎖状の不飽和炭化水素基、例えばビニル、
アリル等を表わす、「アラルキル」なる用語はアリール
基で置換された低級アルキル基例えばフェニルエチル、
または更に好ましくはベンジルを表わす、「アリール」
なる用語はフェニル或いはハロゲン、トリフルオロメチ
ル、低級アルキル、低級アルコキシ、ニトロ、アミン、
低級アルキルアミノ及び二低級アルキルアミノからなる
群より選ばれる1個またはそれ以上の置換基をもつフェ
ニルを表わす、「低級アルコキシ」なる用語は低級アル
キル基が上記の如きものであるアルキルエーテル基、例
えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、ペントキシ、等
を表わす、「アシル」なる用語は炭素原子1〜7個の脂
肪族カルボン酸から誘導されたアルカノイル基例えばホ
ルミル、アセチル、プロピオニル等を表わす、「ハロゲ
ン」なる用語は臭素、塩素、フッ素及びヨウ素を表わす
、「低級アルコール」なる用語は炭素原子1〜4個のア
ルコール、例えばメタノール、エタノール、プロパツー
ル及びブタノールを表わす。
本明細書において用いる’W換された」なる用語は、塩
素、フッ素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシ及び低級アルキ
ルがら選ばれる1個またはそれ以上の置換基による置換
を表わす。
式■の化合物の好ましい群は、R3及びR6が各々水素
である化合物である。
式Iの化合物の特に好ましい群はR3及びR1が各々水
素であり、R2及びR3が一緒になって炭素原子5個の
環を形成し、そしてR1がフェニルである化合物である
式1の好ましい化合物は次のものである;8− [(3
−エチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチル
−4−オキソ−1H−インドル−5−イル)メチルコー
1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]
デカン−4−オン;及び8− [(4,5,6,7−テ
トラしドロー(2,3−ジメチル−4−オキソ−I H
−インドル−5−イル)メチル]−1−フェニル−1,
3,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−4−オン。
式Iの最も好ましい化合物は次のものである:1.2.
3.5.6.7−ヘキサヒドロ−7−[(4−オキソ−
]−]フェニルー1.3.8−トリアザスピロ:4.5
]デカ−ノー8−イル)メチlし]−4H−シクロペン
ト[b]インドル−8 (8H)−オン。
式Iの化合物の例は次のものである: 1.2.3 、ら、6,7−へキサヒドロ−7−[(4
−オキソ−1−シクロへブチル−1,3,8−トリアザ
スピロ[4,5]デカン−8−イル)メチル]−4H−
シクロペント[blインドル−8 (8H)−オン; 1.2.3.5.6.7−へキサヒドロ−7−[(4−
オキソ−1−ブチル−1,3,8−トリアザスピロ[4
,5]デカン−8−イル)メチル]−4H−シクロペン
ト[b]インドル−8 (8H)−オン; 1.2.3.5.6.7−へキサヒドロ−7−[、(4
−オキソ−1−メチル−1,3,8−トリアザスピロ[
4,5]デカン−8−イル)メチルコー4H−シクロペ
ント[b]インドル−8 (8H)−オン; 1.2,3.5,6.7−へキサヒドロ−7−[(4−
オキソ−1−(4−クロロフェニル)−1,3゜8−ト
リアザスピロ[4,5]デカン−8−イル)メチル]−
41(−シクロペント[、b ]インドル−8 (8H
)−オン; 1.2.3.5.6.7−ヘキサヒドロ−7−[(4−
オキソ−1−(4−メチルフェニル)−1,3゜8−ト
リアザスピロ[4,5]デカン−8−イル)メチル]−
48=シクロベント[b]インドル−8(8H)−オン
; 1.2.3.5.6.7−へキサヒドロ−7−[(4−
オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[
4,5]デカン−8−イル)メチル]−4−メチルー4
H−シクロベンl−[b]インドル−8(88)−オン
; 1.2.3.5.6.7−へキサヒドロ−7−[(4−
オキソ−1−フェニル−1,3,8−)リアザスピロ[
4,5]デカン−8−イル)メチル]−4−アセチルー
4H−シクロペント[b]ベインルー8 (8H)−オ
ン; 8− [(3−エチル−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2−(1−プロペニル)−4−オキソ−1H−インド
ル−5−イル)メチル]−1−フェニル−1,3,8−
)リアザスピロ[4,5]デカン−4−オン; 8− [(3−エチル−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2−(1−フェニルメチル)−4−オキソ−1H−イ
ンドル−5−イル)メチル]−1−フェニル−1,3,
8−トリアザスピロ[4,5]デカン−4−オン; 8−[(3−エチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−
2−メチル−4−オキソ−1H−インドル−5−イル)
メチル]−1−(4−メチルシクロヘキシル)−1,3
,8−1−リアザスピロ[4,51デカン−4−オン; 8− [(3−エチル−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2−メチル−4−オキソ−1H−インドル−5−イル
)メチル]−1−フェニルー3−メチル−1,3,8−
トリアザスピロ[4,5]デカン−4−オン; 8− [(1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒ
ドロ−8−オキソシクロベント[b]インドル−7−イ
ル)メチル]−2−メチルー1−フェニル−1,3,8
−トリアザスピロ[4,5]]デカンー4−オン ;−[(1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒド
ロ−8−オキソシクロペント[blインドル−7−イル
)メチル]−1−シクロへキシル−1,3゜8−トリア
ザスピロ[4,5]デカン−4−オン;8− [(3−
エチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチル−
4−オキソ−1H−インドル−5−イル)メチル]−1
−シクロへキシル−1゜3.8−)リアザスピロ[4,
51デカン−4−オン; 8− [4,5,6,7−テトラヒドロ−(2,3−ジ
メチル−4−オキソ−1H−インドル−5−イル)メチ
ル]−1−ブチル−1,3,8−)リアザスピロ[4,
5]デカン−4−オン; 8−[4,5,6,7−テトラヒドロ−(2,3−ジメ
チル−4−オキソ−1H−インドル−5−イル)メチル
]−1−シクロベンチルー1.3.8−トリアザスピロ
[4,5]デカン−4−オン;8−[4,5,6,7−
テトラヒドロ−(2,3−ジメチル−4−オキソ−1H
−インドル−5−イル)メチル]−1−(2−メチルシ
クロペンチル)−1,3,8−トリアザスピロ[4,5
]デカン−4−オン;及び 8− r (2,3,4,5,6,7,8,9−オクタ
ヒドロ−4−オキソ−1H−力ルバゾル−3−イル)メ
チル]−1−フェニル−1,3,8−)リアザスピロ[
4,5]デカン−4−オン; 本発明に従い、式Iの化合物及びその製薬学的に許容し
得る酸付加塩は一般式 式中、R6及びR3は上に定義した通りである、 の化合物を一般式 式中、R4、Rs及びR6は上に定義した通りである、 の化合物と反応させて式 式中、Rs 、R,、R4、R,及びR6は上に定義し
た通りである、 の化合物を生成させ、必要に応じて、式I′の化合物を
アルキル化またはアシル化に付し、そして/または必要
に応じて、生ずる遊離塩基を製薬学的に許容し得る酸付
加塩に転化することによって製造することができる。
本発明の方法及び出発物質の製造を次の反応式によって
説明する。
公知の化合物であるかまたは公知の方法に従って製造し
得る式■のオキシムと公知の化合物であろ式■のジケト
ンとの反応はノル(にnorr)反応の典型的な条件下
で行われる。これらの条件には随時補溶媒、例えばメタ
ノールの如き低級アルカノールを含んでいてもよい溶媒
、例えば50〜100%水性酢酸の使用が含まれる。こ
のノルピロール合成における還元剤は少なくとも化学菫
論的量で用いる亜鉛末である0反応を好ましくは約50
℃乃至溶媒の還流温度の範囲で行う。反応を好ましくは
窒素またはアルゴン下で行う。生ずる弐■の化合物を普
通の方法、例えば抽出または濾過によって単離し、そし
て再結晶またはクロマトグラフィーによって精製する。
別法として、式1xの公知のアミノケトン塩を、上記の
溶媒系またはpH値約3〜5、但しpH値7を越えない
、にIl!mされた水性系中で、還元剤を用いずに弐■
のジケトンと縮合させることができる。
弐■の化合物をジメチルアミン塩酸塩及びホルムアルデ
ヒドによるマンニッヒ<Mannich)反応で式Vの
化合物に転化することができる。一般に2過剰菫のホル
ムアルデヒド及びジメチルアミン塩酸塩を用いる。マン
ニッヒ反応において有利に用いられる溶媒、例えばエタ
ノールの如き低級アルカノールを用いることができる。
溶媒として低級アルカノールを用いる場合、アルコキシ
メチレン置換基が水素の代りにピロール窒素に結合して
いることを除いて、式Vの化合物に対応する副生成物を
生成する。必要に応じてこの副生成物を酸、例えば2N
塩酸で処理することによって式Vの所望の化合物に転化
することができる。一般にこのマンニッヒ反応は不活性
雰囲気下にて溶媒の還流温度で行われる。またマンニッ
ヒ反応を行う他の公知の方法、例えば加圧下で低沸点溶
媒によるか、または前もって生成させたメチレンインモ
ニウム塩を用いることも可能である。
式■の化合物を第四級化剤、例えばIi!酸ジメチル或
いはハロゲン化アルキル、例えばヨウ化メチルもしくは
塩化メチルまたは最も好ましくは臭化メチルと反応させ
る。臭化メチルを用いる場合、このものをガスとして反
応混合物中に吹き込む。
第四級化反応を非プロトン性有機溶媒、例えば塩化メチ
レンまたは更に好ましくはクロロホルム中にて、反応混
合物の温度をほぼ室温に保持するために時々冷却しなが
ら行う。
生ずる式■の有機塩を濾過によって単離し、必要に応じ
て、再結晶によってM製することができる。アニオンY
−は、式■の塩の製造に用いる第四級化試薬に応じて、
ハライド、メチルスルフェート等であることができる。
次に式■の塩を塩基と反応させ、式■のメチレン化合物
を生成させる。
一般に、用いる塩基は水性塩基、例えば希釈水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムまたは水酸化バリウムである。
生ずるメチレン化合物を普通の方法、例えば濾過または
抽出によって単離し、そして再結晶またはクロマトグラ
フィーによって精製する。
式■のメチレン化合物を、公知の化合物であるか、また
は公知の方法に従って製造し得る式■のピペリジン化合
物の等モル鼠と反応させ、式1′の化合物、即ち、R1
が水素である式Iの化合物を生成させる。この反応を低
級アルカノール、例えばメタノール、プロパツールまた
は更に好ましくはエタノール中にて室温乃至溶媒の還流
温度範囲、より好ましくは溶媒の還流温度で約1〜36
時間行う、生ずる式1′の化合物を普通の方法、例えば
濾過または抽出によって単離し、そして再結晶またはク
ロマトグラフィーによって精製することができる。
必要に応じて、式I′の化合物をアルキル化またはアシ
ル化によって、R1が低級アルキルまたはアシルである
式lの化合物に転化することができる。この工程におい
て、非プロトン性媒質中の強塩基、例えばジメチルスル
ホキシド中のナトリウムメチルスルフィニルカルバニオ
ン、テトラヒドロフラン中のリチウムジイソプロピルア
ミドまたはテトラヒドロフラン中のn−ブチルリチウム
で処理することによって式I′の化合物のアニオンを生
成させる。次にこのアニオンをアルキルまたはアシルハ
ライドで処理し、式■の化合物か得られ、このものを普
通の方法、例えば抽出またはυj過によって#離し、そ
して再結晶またはクロマトグラフィーによってM’ll
Jする。この工程において、塩基2当量及びアルキル化
剤またはアシル化剤2当量を用いることによって、R1
及びR,が同一である式Iの化合物を生成させることが
できる。
上に示唆した如く1式■の化合物は公知の化合物である
か、或いは公知の方法に従って製造することができる。
式■の化合物の例は次のものである: 1−フェニルー1.3.8−トリアザスピロ[5゜4]
デカン−4−オン; 1−シクロへキシル−1,3,8−トリアザスピロ[4
,5]デカン−4−オン; 1−フェニル−2−メチル−1,3,8−)リアザスピ
ロ[4,5]デカン−4−オン;1−ブチル−1,3,
8−トリアザスピロ[4゜5]デカン−4−オン;及び 1−(4−クロロフェニル)−1,3,8−トリアザス
ピロ[4,5]デカン−4−オン。
上に示唆した如く、式■の化合物は公知の化合物である
か、或いは公知の方法に従って!!造することができる
。更に詳細には、R2及びR3が一緒になって炭素原子
5〜8個の環を形成する式■の化合物は式X 式中、R2及びR1は上記の通りであり、そしてR7は
メチルまたはエチルである、の化合物を約−20℃乃至
5℃の温度範囲、好ましくは0℃で強塩基、例えば水性
アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物、好まし
くは水中の水酸化ナトリウム及び亜硝酸すl・リウムと
反応させることによって製造することができる。生ずる
式■の化合物を酸性化、続いて普通の分離法、例えば抽
出によって分離し、そして再結晶によって精製すること
ができる。
式■の化合物の例は次のものである: 2−ヒドロキシイミノー3−ペンタノン;2−ヒドロキ
シイミノ−2−ブタノン;及び2−ヒドロキシイミノシ
クロペンタノン。
式!の化合物は無機酸または有機酸によって酸付加塩を
生成する。かくて、該化合物は製薬学的に許容し得る有
機酸及び無機酸の双方によって、例えばハロゲン化水素
酸、例えば塩化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、及
び他の無機酸、例えば硫酸、硝酸、リン酸等、アルキル
−及びモノ−アリールスルホン酸、例えばエタンスルホ
ン酸、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、等、
他の有機酸、例えば酢酸、酒石酸、マレイン酸、シュウ
酸、クエン酸、安息香酸、サリチル酸、アスコルビン酸
等によって製薬学的に許容し得る酸付加塩を生成する6
式1の化合物の製薬学的に許容し得ぬ酸付加塩を普通の
置換反応を介して製薬学的に許容し得る酸付加塩に転化
することができ、かくして、製薬学的に許容し得ぬアニ
オンを製薬学的に許容し得るアニオンと置換するか;或
いはまた製薬学的に許容し得ぬ酸付加塩を中和し、次に
かくして得られた遊離塩基を製薬学的に許容し得る酸付
加塩を生ずる試薬と反応させることによる。また酸付加
塩は水和物を生成することができる。
式Iの化合物及びその製薬学的に許容し得る酸付加塩は
ドーパミン受容体拮抗薬として有用な薬理学的活性を示
す、従って、該化合物は嘔気及び嘔吐の処置に対する制
吐剤として有用である。また式Iの化合物及びその製薬
学的に許容し得る酸付加塩は、公知の制吐剤と比較して
、中枢神経系副作用は比較的になく、末梢受容体部位で
もっばら作用を示す。また式■の化合物及びその製薬学
的に許容し得る酸付加塩は、嘔吐原的(e…etoge
nic)癌の化学治療剤、例えばシスプラチン(eis
platin)を含めて、種々な薬剤によってもたらさ
れる嘔吐反応を阻止し得る。これらの活性を下記の方法
によって立証することができる。
下記のスピロベリドール(spiroperidol)
結合試験は、試験管内で公知の制吐剤の特性であるドー
パミン受容体への結合における式Iの化合物の活性を示
すものである。
スビロベI ′−! 士論]い【 試験管内において式lの化合物によるドーパミン受容体
拮抗作用を1H−スピロベリドール結合アッセイによっ
て測定した。この試験において、ラットの条脳(str
iatal brain)ホモジネートをsH−スピロ
ベリドール0.2ナノモル及び種々の濃度の試験化合物
の存在下において20分間培養した。培養を速かに濾過
して止め、次に水冷したアッセイ緩衝剤(アスコルビン
酸0.1%の固定濃度、120  mM NaCl、5
  mM KCI、2tnMCaCL  及び1mMM
gC1zを含む50 mM  トリスペース−HCl、
pH値7.7)2X5a+1で洗浄した。式1の化合物
は第1表に示す活性を示した。特定の試験化合物のIC
5oは、対照と比較して、ドーパミン受容体へのスピロ
ベリドールの結合を50%抑制する試験化合物の濃度で
ある。
策土人 式■の化合物に対する試験管内における’H−スピロペ
リドール結合 に+ 化合 RIR2RI     R4R5Rs  結合物
                         
−−−ムーIC50nM Ia  HCll3  CIbCHz  フェニル  
 lI   II  O,0951b  H−C11,
C112C112−フェニル   C11,)!  0
.94Ic  H−CH2CH2CH2−シクロヘキシ
ルHI(0,52Id  HCH,C1l、    フ
ェニル   11   HO,078Ie  HCH3
CH2CH3シクロヘキシルll   I  O,08
21f  H−C)IxCH2CH2−フェニル   
HII  O,35第1表に示した如く、化合物Ia〜
Ifは試験管内において全て有効なドーパミン受容体拮
抗薬である。
更に下記の試験データは動物における式1の化合物の制
吐活性を立証するものである。試験の説明及び結果は次
の通りである; 嘔吐の可能な種においては、アポモルフインはケモリセ
ブター・トリガー・ゾーン(Che鵠orecepto
r trimer zone)でそのドーパミンアゴニ
スト活性によって強い嘔吐剤である。イヌにおけるアポ
モルフイン−誘発嘔吐を阻止するためのドーパミン拮抗
神経弛緩剤の能力はそのヒトの制吐活性と相互間/yP
+があり、かかる化合物は臨床的に有効な制吐剤である
。古典的神経弛緩剤はケモリセプタートリガー・ゾーン
及び中枢神経系内の双方でドーパミン受容体を遮断する
ために、中枢神経系副作用の高い影響範囲が制吐剤とし
てのその使用と関連する。ケモリセブター・トリガー・
ゾーンは機能的に脳血液関門の外側にあるために、中框
神経系に浸透せぬ制吐活性を有するドーパミン受容体拮
抗薬は中枢神経系副作用をもたぬ傾向がある。式■の化
合物は脳血液関門の外側の受容体でもっばら作用を示し
、そして制吐活性及び中枢神経系副作用間の広い分離を
示す。
イヌまたはヒトとは異なり、マウスは嘔吐不可能である
。しかしながら、十分に特徴ずけられた棒立ち反応(r
earing response)によって、マウスは
アポモルフインに反応する。マウスにおけるこのアポモ
ルフイン−誘発された棒立ちは敏感な種における嘔吐反
応と同一であり、嘔吐し得る動物における化学受容器引
金帯と同一部位でマウスにおける受容体占有を示す。D
−アンフェタミン機能亢進の遮断は中枢神経系ドーパミ
ン受容体の遮断をもたらす。従って、低い中枢神経系副
作用を有する有効な制吐剤は、D−アンフェタミン機能
先進を遮断するよりも低投薬量で、アポモルフイン−誘
発された棒立ちを遮断すべきである。マウスにおける抗
アポモルフイン棒立ち及び抗アンフエタミン機能冗進の
測定方法は次の通りである:抗アポモルフインまたは抗
り−アンフェタミン活性の測定は断食させた雄マウス(
生後47〜54日目)について行った。
特記したことを除いて、抗アポモルフイン棒立ち活動を
試験化合物の経口投与に続いて2時間、または試験化合
物の静脈内投与に続いて種々な間隔で測定した。アポモ
ルフイン1 rsg/ kgを、賦形剤として蒸留水を
用いて、静脈内に投与した6次にマウスを金網かごに別
個に入れた。アポモルフイン投与に次いで5〜10分間
、マウスを棒立ち(かごの側面または上部に対して頭を
アーチ状に後部に曲げて前足で立つ)を監視した。この
期間中、3回よりも少なく棒立ちするマウスはアポモル
フインから保護されたものとみなす。
抗り−アンフェタミン活性は次の如くして測定した:1
個のかご当り3匹のマウス群を試験に対する約24時間
プラスティクかごに入れた。試験化合物を投薬量当り6
匹のマウスに経口的または静脈内に投与し、賦形剤を1
2匹のマウスに与えた。投与に次いで直ちに、ベッドを
除去したそれぞれの最初のかごにマウスをもどした0次
にかごを電子式活動メータ(electronic a
ctivity meters)上に置いた。経口的に
投与した試験化合物に対しては1時間の間隔で、または
静脈内に投与した試験化合物に対しては種々な間隔で、
試験化合物−処置したマウス及び賦形剤−処置した6匹
のマウスに経口的に硫酸D−アンフェタミン10mg/
kgを与えた。残り6匹の賦形剤−処置したマウスに硫
酸D−アンフェタミンに対する賦形剤、蒸留水を経口的
に与えた。0 、2 ml / kgの一定投与容量を
用いた。投与後、マウスをその最初のかごにもどし、投
与期間後、10〜70分間運動活動を監視した6合計6
機の活動メータを同時に用いた。各メータに、各々示し
た投薬量マウス、賦形剤−硫酸D−アンフェタミン群ま
たは賦形剤−賦形剤群からなる3匹の2組を入れた6機
能亢進の%抑制を、0%抑制として活動メータにおいて
測定された如き賦形剤−D−アンフェタミン活性レベル
及び100%抑制として活動メータにおいて測定された
如き賦形剤−賦形剤活性レベルを用いて計算した。
アポモルフイン棒立ちに対するED、。は、処置したマ
ウスの50%がアポモルフインから保護される投薬量で
ある。ED、。投薬量を測定しなかった場合、10mg
/kgの静脈内投与でアポモルフイン棒立ちから保護さ
れた動物の百分率を測定した。
D−アンフェタミン機能亢進に対するED、。は、かく
して処置したマウスが機能゛亢進の50%抑制を有する
投薬量である。
式1の化合物を経口的に投与して、アポモルフイン棒立
ち及びD−アンフェタミン機能亢進試験にJ3ける式I
の化合物に対する結果を下記の第■表に示した。第■表
中の試験結果は、化合物1d〜川eが経口投与によって
アポモルフイン棒立らの拮抗薬として活性であり、アン
フェタミン拮抗作用試験において弱い中枢神経系活性を
示すことを説明している。かくして、化合物[d〜Ie
は、これらのものが経口投与による制吐剤として有用で
あることを示す活性輪郭を示している。
式Iの化合物を静脈内投与した際のアポモルフイン棒立
ち及びD−アンフエタ、ミン機能冗進試験における式■
の化合物に対する結果を以下の第■表に示した。第■表
中の試験結果は、化合物1a〜Ieが静脈内投与によっ
てアポモルフイン棒立ちの拮抗薬として活性であり、そ
して試験した場合、アンフェタミン拮抗作用試験におい
て弱い中枢神経系活性を示すことを説明している。かく
して、化合物1a〜■eは、これらのものが静脈内投与
による制吐剤として有用であることを示す活性プロフィ
ールを示している。
制吐試験において本発明の化合物Ifの追加試験を以下
に述べる。
イヌにお(る アポモルフイン督吐 体重約15に8を有する雌ビーグル犬を用いた。
全てのイヌは、アポモルフイン・HCl0.1mg/k
gを皮下的に首に注射後、60分間に少なくとも4回嘔
吐することをすでに示した。各イヌを14日間隔で用い
た。3種の薬剤期間をアポモルフイン対照期間で追跡し
た。
5%アラビアゴムに懸濁させた化合物Ifを、投薬量当
り少なくとも4匹のイヌに経口的摂食によって、異なる
投薬レベルで投与した。1時間後、アポモルフイン・H
Cl  0.1mg/kgを皮下注射し、嘔吐について
更に1時間イヌを監視した。制吐効果を、与えた投薬レ
ベルで、1時間の監視期間中に嘔吐せぬ動物の割合とし
て測定した。F、 D5゜は与えた投薬レベルで1時間
の監視期間中、動物の50%が嘔吐しない投薬量である
化合物Ifはこの試験において0.7511+g/kg
経[]の制吐F、D5.を有していた。同一試験におい
て、公知の制吐剤である参照化合物トムペリトンは0 
、2 sg / kl(経口のED、。を有していた。
工j 4.:8+土1ullUW旺預−副作用傾向を評
価するために、ピーグル犬を用いた。投与前に、イヌを
約18時間断食させた。1投与をゼラチンカプセルによ
って経口的に行った。
投与に続いて、イヌを異常徴候について15及び30分
、並びに1.2.3.4.5及び6時間監視した。化合
物Ifを1 wag / kgの投薬量で最初に経口的
に、次に1日後、long/kgの投薬量で経口的に投
与した。投与に続いて、経験のある観察者がこれらのイ
ヌを6時間監視した1行動または運動調整において認め
られるひどい変化をもたらす投薬レベルや他の異常な徴
候も見られなかった。
土又図a旦lLシスプL九乙1喝 更に化合物1fの制吐活性を、イヌにおけるシスプラチ
ン嘔吐を阻止するその活性を示すことによって立証した
。方法は次の通りである:評価に際して、雄雌各6匹の
ピーグル犬を用いた。3匹のイヌを毎日処理した。各イ
ヌに塩水−偽薬、30mA静脈内;化合物If、LoI
1g/kg静脈内;またはトムペリトン、10+g/k
g静脈内のいずれかを与えた。化合物1fを注入用の温
無菌水に溶解した。トムペリトンを酢酸に溶解し、岨値
を2N NaOHで調節した。双方の薬剤を無菌水で注
入容量30−に希釈した。処置剤を30分km(n=3
)または60分間(n=9)にわたって注入した。処置
して15分後、プラチノール3(Platinol’)
 [注射用のシスプラチン・ブリストール・ラボラトリ
イヌ(Bristol Laboratories)]
3 mg / kgを静脈内投与し、嘔吐活動を6時間
監視した。無菌水に溶解したシスプラチン1−g/鋤l
を10分間にわたって注入した。各処置を体重のそろっ
た雄雌各2匹のイヌに対して行った。
イヌに処置の1時間前に、水で湿らせたドッグフード2
09/kgを与えた。監視期間中、嘔吐エピソード(e
pisodes )の開始期、回数及びひどさ、並びに
全ての異常な行動活動を記録した。
嘔吐活動の統計的評価を対のないデータに対して、スチ
ューデンツーt (Student’5−t)試験を用
いて行った。
第■表に示した如く、対照と比較して嘔吐の顕著な(約
66%)抑制が化合物Ifによって認められた。これと
対比して、トムペリトンは対照から顕著に異ならなかっ
た。かくして、化合物Ifはイヌにおけるアポモルフイ
ン及びシスプラチン嘔吐の双方に対して有効であるが、
一方、トムペリトンはイヌにおけるアポモルフイン嘔吐
に対してのみ有効であることにおいて、化合物(fはト
ムペリトンとは異ならていた。
式■の化合物またはその製薬学的に許容し得る酸付加塩
を当該分野においてよく知られた方法によって投与する
ことができる。かくして、式1の化合物またはその製薬
学的に許容し得る酸付加塩を単独で、または他の製薬学
的薬剤、例えば癌に対する化学治療剤と共に経口的、非
経口的または肛門郡部に投与することができる。経口投
与するために、式Iの化合物を例えばタルク、殿粉、ミ
ルク、糖または他の成分、即ち、製薬学的に許容し得る
担体との配合物において錠剤、カプセル剤の形態で、或
いは例えば糖並びに他の甘味剤、風味剤、着色剤、シッ
クナー及び他の製薬学的に許容し得る賦形剤との配合物
において水溶液、懸濁液、エリキシルまたは水性アルコ
ール溶液の形態で投与することができる。非経口投与す
るために、式1の化合物を溶液または懸濁液、例えばこ
の投与方法に対して普通の賦形剤及び担体を用いて、水
性または落花生油溶液または懸濁液として投与すること
ができる。
本発明の実施に際して、式■の化合物またはその製薬学
的に許容し得る酸付加塩の投薬量は投与する特定の式1
の化合物または塩の活性効力及び持続期間、投与径路、
並びに症状の重さ、処置する患者の年齢等に依存するで
あろう1本発明を実施する際に意図的に用いる式Iの化
合物またはその製薬学的に許容し得る酸付加塩の投薬量
は、単一投薬量としてまたは分割した投薬量において、
約0.35mg/kg〜20+g/kg/日、好ましく
は約0.75mg/kg〜10mg/kg/日の範囲で
ある。
以下の実施例は本発明を更に説明するものである。特記
せぬ限り、全ての温度は℃で示す。
実施例1 1.2−シクロベンタンジ ン−2−シムの乳炭 水<550mA)中の2−オキソシクロペンタンカルボ
ン酸エチル(93,6F 、0.60モル)及び水酸化
ナトリウム(26,4F 、0.66モル)の混合物を
、水(150mN)中の亜硝酸ナトリウム(45,5&
 、0.66モル)の溶液の添加中、水浴中で撹拌した
。添加後、濁った混合物を、透明になるまで、室温で4
8時間撹拌した。混合物を20%HCIで比値5の酸性
にし、ジクロロメタン(5X300d)で抽出した。水
相を真空下にて初期容量の約にに濃縮し、ジクロロメタ
ン(2X100eN)で再抽出した6合液した抽出液を
塩水で洗浄し、乾燥しく N a 2 S O4) 、
そして濃縮し、低融点の固体(44,4,?)として表
題の化合物を得た。一部を石油エーテルから再結晶させ
、結晶性の表題化合物を得た:融点68−70℃; I
R(CHC13)3580.3280(OH)   、
  1 744   (C=O)   、  1 64
0cm−’(C=N); NMR(CDClz  2.
06 (m、2、CH2) 、2.50 (t、2、J
=7  Hz、CHz) 、2.84 (t、2、J=
7  Hz)、9゜1(brs、1、OH) 。
実施例2 70%酢酸(250mjl)中の1.2−シクロペンタ
ン−2−オキシム<25.01.0.22モル)及び1
,3−シクロヘキサンジオン(25,01,0,22モ
ル)の機械的に撹拌された溶液に、亜鉛末<43.01
.0.66グラム原子)を約51づつ(適度に発熱)3
0分間にわたって加えた。
添加後、混合物を還流下で2時間加熱し、次に室温に冷
却した。溶液を過剰量の亜鉛からデカンテーションし、
そして氷水(250+J)に注いだ。
混合物をジクロロメタン(IX200mjl、2X10
0mll)で抽出し、合液した抽出液を飽和重炭酸ナト
リウム溶液で洗浄して中性にし、次に塩水で洗浄し、そ
して乾燥しな(NazSO<)−この溶液を初期容量の
約にに濃縮し、その際に、淡黄褐色固体として表題化合
物(8,37)が分離した:融点236〜238℃(酢
酸エチルから再結晶した); IR(KBr)3210
 (NH)、1620ccm−’(C=Oン ;  N
MR(CDCI  、)  δ 2.07(m、2、C
Hz)、2.30 2.90 (tn、10 、  C
H,) 、  10.17(br    s  、  
1  、  NH)。
M S m1オー175 (M ” )−元素分析;C
,、H,。
NOに対する計算値:C175,40:H−7,48;
N、7.99.実測値;C175,36;H。
7.387N、7.84゜ 実施例3 エタノール(140mjt)中のへキサヒドロ−4H−
シクロペント[b]インドル−8 (8)1)−オン<
7.09.0.04モル)、ジメチルアミン塩酸塩(4
,88j 、’0.06モル)及びバラホルムアルデヒ
ド(1,8j、0.06モル)の混合物を還流下で18
時間加熱した0次に溶媒を除去し、残渣をシリカゲル上
で(乾燥カラム)、クロロホルム90部、メタノール3
0部、水10部及び酢酸6部(容址部)を浸盪して製造
した混合物の有機相で溶離しながらクロマトグラフィー
にかけた。
生成物を含む溶離フラクションをプールし、重炭酸ナト
リウム溶液及び塩水で洗浄し、乾燥しくNa、SO,)
、そして蒸発させ、白色固体(3,’l)として表題化
合物を得た:融点164〜165℃(エタノールから再
結晶した);I R(CHC1z)3460.3275
 (NH)及び1620(至)−1(C=C); NM
R(CDC13)2.24 (8,6、N (CH2)
 2)及び8.56 (br  s、1、N)I);M
S m/e  232 (M”)、この化合物をエタノ
ール中のHCIによって塩酸塩58CIに転化した:融
点207〜208℃(エタノールから再結晶した)。元
素分析、C,、H,。N20゜HCIに対する計算値:
C162,56,N17゜88:N、10.42.実測
値;C162,14゜11.7.80.N、10.30
゜ 実施例4 臭化メチルをクロロホルム(100mji)中の1゜2
.3.5.6.7−へキサヒドロ−7−(ジメチルアミ
ノメチル)−48−シクロペント[b]インドル−8(
8H)−オン(4,11,17,5ミリモル)の溶液に
、20℃以下の温度を保持するために時々冷却しながら
、更に沈殿が生じなくなるまで(20分間)吹き込んだ
、白色懸濁液を20分間撹拌し、沢過し、表題化合物の
メチルブロマイド塩5.02を得た。この第四級塩3.
51  (10,6ミリモル)を水(30Iltt)に
溶解1..0〜5℃にて2N水酸化ナトリウム(10,
5m1)で処理した。混合物を30分間撹拌し、表題化
合物の沈殿物をP別し、水で洗浄し、エタノールから再
結晶させ、白色固体として表題化合物(0,952)を
得た二融点214−215℃:IR(KBr)3205
.3160 、(NH) 、1648(C=C) 、1
587ci+−’ (C=C); NMR(CDC13
)82.40 2.80 (m、1o、CH,) 、5
.37及び5.98(2d、2、=CHz);9.96
 (br  s、1、NH)、MS匹ムe  187(
M”+、元素分析: CIHINN Oニ対する計算値
:C176,98;N17.00;N、7.48.実測
値:C176,70;N16.98;N、7.45゜ 実施例5 しユニとj工L7−へキ ヒドロ−7−4ンの製造 エタノール(90zN)中の実施例4による目的生成物
(3,0g、16.0ミリモル)及び1−フェニル−1
,3,8−)−リアザスビル[4,5コデカン−4−オ
ン(3,7g、16.0ミリモル)の混合物を還流下で
24時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲル
上で(乾燥カラム)、CHCl290部、CH,0H3
0部、H2O10部及び酢酸6部を振盪して製造した混
合物の有機相で溶離しながらクロマトグラフィーにかけ
た。
フラクションを希釈NH,OHで洗浄し、乾燥しくNa
25O1)、そして蒸発させた。クロマトグラフィーに
かけた生成物をエタノールから結晶させ、白色固体とし
て表題化合物3.35gを得なニ一点212−213°
C; IR(KBr)3240(NH,OH)、171
3 (C=0)及び1628c1−’ (C=C); 
NMR(CDC13+DMSO)   1.50−3.
10   (m  、  21  、  CH2)  
、  4  。
68(s、2、CH2)、6.70 7.40 (m、
5、芳香族) 、7.70 (s、1、NH)、及び9
.77 (s、1.NH);MS  m/e  244
.187、元素分析:CzsH=。N、O□に対する計
算値:C271,74,N17.23;N、13.39
、実測値:C171,49;N17.29;N、13.
18゜ 遊離塩基をエタノール性HCIで処理し1表題化合物の
塩酸塩を得た:融点252〜253°C(分解)0元素
分析:Cx5Hs。N402. HC]に対する計算値
:C165,99:N16.87.N、12.31 、
CI、7.79.実測値:C165゜60;N16.8
9.N、12.18.C1,7゜77゜ 実施例6 b インドル−88H)−ン哨導  び他−の買 され
たピペリジノメチルインドロンの 造エタノール中の式
■の化合物及び式■の置換されたピペリジン誘導体の等
モル量の混合物を還流下で20〜24時間加熱した。溶
媒を除去し、残渣をシリカゲル(乾燥カラム)上で、C
HCl。
90部、CH30H30部、02010部及び酢酸6部
を振盪して製造した混合物の有機相で溶離しながらクロ
マトグラフィーにかけた。フラクションを希釈NH,O
Hで洗浄し、乾燥しくNa、504)、そして蒸発させ
た。残渣をエタノールから結晶させ、所望の置換された
1、2,3.5.6゜7−ヘキセヒドロ−7−[置換さ
れたピペリジニルメチル]−4H−シクロペント[b]
インドル−8 (8H)−オン誘導体及び他の置換され
たピペリジノメチルインドロンを得た。
一般的方法に従って、下記の同族体を製造した。
A、エタノール中の3−エチル−2−メチル−5−メチ
レン−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドル
−4−オン1.92及び1−フェニル−1,3,8−)
リアザスビル[4,5]−デカン−4−オン2,3Iか
ら、8−[(3−エチル−4,5,6,7−テトラヒド
ロ−2−メチル−4−オキソ−1H−インドル−5−イ
ル)メチル]−1−フェニル−1,3,8−)リアザス
ピロ[4゜5]−デカン−4−オン1.5Iが得られた
、融点205〜207℃。
B、エタノール中の実施例4の生成物1.72及び2−
メチル−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[
4,5]デカン−4−オン2.231から、8  [(
1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−8−
オキソヒドロペント[b]インドル−7−イル)メチル
]−2−メチルー1−フェニル−1,3,8−)リアザ
スピロ[4,5]デカン−4−オン1.31が得られた
、融点234〜236℃。
C1実施例4の生成物1.87jl及び1−シクロへキ
シル−1,3,8−トリアザスピロ[,4,5]デカン
−4−オン2.31から、8−[(1,2゜3.4.5
.6.7.8−オクタヒドロ−8−オキソシクロベント
[b]インドル−7−イル)メチル]−1−シクロへキ
シル−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−
4−オン1.32が得られた、融点211〜214℃。
D、3−エチル−2−メチル−5−メチレン=4.5.
6.7−テトラヒドロ−1H−インドル−4−オン14
92及び1−シクロへキシル−1,3゜8−トリアザス
ピロ[4,5]デカン−4−オン2.372から、8−
 [(3−エチル−4,5,6・。
7−テトラヒドロ−2−メチル−4−オキソ−1H−イ
ンドル−5−イル)メチル〕−1−シクロへキシル−1
,3,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−4−オン
2.02が得られた、融点217〜219℃。
E、2.3−ジメチル−5−メチレン−4,5゜6.7
−テトラヒドロ−I H−インドル−4−オン1.75
2及び1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4
,5]デカン−4−オン2.32から、8−[4,5,
6,7−テトラヒドロ−(2,3−ジメチル−4−オキ
ソ−1H−インドル−5−イル)メチル〕−1−フェニ
ル−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−4
−オン1.142が得られた、融点220〜222℃。
実施例7 2−ヒドロキシイミノシクロペンタノンの、造機械的撹
拌機及びアルゴン導入口を備えた容量31のフラスコ中
に、水1.OR中の水酸化すトリウムペレット70.5
1  (1,76モル)の溶液を入れた。この溶液を水
浴中で冷却し、エチル2−シクロペンタノン力ルポキシ
レート2502(1,60モル)を1回に加えた。混合
物を撹拌し、水0.61中の亜硝酸ナトリウム121.
.51(1,76モル)の溶液を約20分間にわたって
滴下した。添加後、水浴を除去し、混合物を室温で4日
間撹拌した。この期間終了時に、混合物をエーテル2X
200sjlで抽出した。水層を州値3になるまで、2
NHC1約0.92で酸性にした。
・次に混合物をエーテル3X300mlで抽出し、塩化
ナトリウムで飽和し、更にエーテル5x300Ilで抽
出した0合液した抽出液をNa、So、上で乾燥し、3
5℃にて回転蒸発機で蒸発させ、淡黄色油として、2−
ヒドロキシイミノシクロペンタノン合計124.oj 
 (68,5%)が得られ、このものは冷凍庫中に放置
した際に結晶化した。沸点30〜60℃の石油エーテル
から再結晶させた試料は融点68〜70℃を有していた
実施例8 70%水性酢酸435mjl中の1.3−シクロヘキサ
ンジオン27.61  (0,25モル)及び粗製の2
−ヒドロキシイミノシクロペンタノン27゜6.9  
(0,244モル)の溶液に、亜鉛末47.61  (
0,73グラム原子)を約52づつ加えた。
反応は発熱的であったが、しかし、還流にはいたらなか
った。混合物をアルゴン下にて80〜85°Cに2時間
加熱し、氷水1.31に注ぎ、塩化メチレン3X300
−で抽出した。塩化メチレン抽出液を飽和重炭酸ナトリ
ウム溶液3X500−で洗浄して中性にし、Na、SO
,上で乾燥し、50℃にて回転蒸発機で濃縮した。
溶媒の約70%を除去した後、溶液から表題化合物が沈
澱し、このものをr過によって捕集し、塩化メチレンで
すすぎ、灰色がかった白色固体として表題化合物9.6
I (22,4%)を得た。酢酸エチルから再結晶させ
た試料は236〜238℃の融点を有していた。
実施例9 エタノール280+ejt中の実施例8の生成物14.
01  (0,08モル)、ジメチルアミン塩酸塩9゜
969  (0,12モル)及びバラホルムアルデヒド
7.2jl  (0,24モル)の溶液を還流下で加熱
し、そして機械的に20時間撹拌した。溶媒を35℃に
て回転蒸発機で除去した。残渣は実施例8の未反応生成
物、所望の表題化合物及び、薄層クロマトグラフィーに
よってエトキシメチル置換された化合物として同定され
た第3成分を示した。
残渣をシリカゲル(乾燥カラム)上で、CHCl390
部、CH,OH30部、82010部及び酢&26部を
浸盪して製造した混合物の低部相で溶離しながらクロマ
トグラフィーにかけた。出発ゲトン及びエトキシメチル
置換された化合物を含むフラクションを最初に溶離した
0表題化合物を含むフラクションを10%NH,OI(
で洗浄し、NazSO1上で乾燥し、回転蒸発機で濃縮
し、灰色がかった白色固体として表題化合物6.1  
(36%)を得た。エタノールから再結晶させた試料は
165〜166℃の融点を有していた。
実施例9a 別法として、表題化合物を、実施例9の方法に従い、溶
媒を回転蒸発機で蒸発する工程を経て製造した。生じた
反応混合物を2NHC1で処理し、次いで実施例8の未
反応生成物を塩化メチレンで抽出した。この酸溶液を加
温し、2N NaOHで塩基性にし、表題化合物を沈澱
させた。
実施例10、 クロロポルム300+a71中の実施例9の表題化合物
20.72  <0.089モル)の溶液を水浴中で冷
却し、臭化メチルガスを30分間吹き込んだ。
更に沈殿物の生成が見えなくなった後、混合物を0℃で
1時間撹拌し、そしてr過した。固体のメチルブロマイ
ド塩を25℃/1.0−で一夜乾燥し、白色固体として
表題化合物27.21  (93゜3%)を得た。
実施例11 水375mj巾の実施例10の粗製の表題化合物27.
22 (0,83モル)の水浴中で機械的に撹拌された
懸濁液に、滴下ロー1・を介して2N NaOH溶液8
(1/l(1,6モル)を加えた。添加終了後、混合物
を水浴中で1時間撹拌し、そして濾過した0表題化合物
のフィルターケーキを9:1塩化メチレン:メタノール
500wjlに溶解した。
有機相をNa、SOs上で乾燥し、濃縮して黄色固体を
得た。湿った固体を25℃/1.0mで乾燥し、表題化
合物12.951 (83,5%)を得た。
エタノールから再結晶させた試料は214〜215℃の
融点を有していた。
実施例12 エタノール150−中の実施例11の表題化合物6.0
1  (0,032モル)及び1−フェニル−1,3,
8−)リアザスビル[4,5]デカン−4−オン7.4
5”j  (0,032モル)の混合物をアルゴン下に
て還流下で48時間加熱した。溶媒を蒸発させ、残渣を
シリカゲル(乾燥カラム)上で、CHCl390部、(
j(30830部、HzO10部及び酢酸6部を浸盪し
て製造した混合物の低部相で溶離しながらクロマトグラ
フィーにかけた6表題化合物の遊離塩基を含むフラクシ
ョンを35〜50℃にて回転蒸発機で濃縮した。残渣を
塩化メチレン500+ajlに溶解し、氷冷した1:l
NH4OH: H2Oで比値10〜11に中和した。
層を分離し、有機相をN a z S Oa上で乾燥し
、そして濃縮した。残った固体を熱エタノールで洗浄し
、そして濾過した。エタノールから再結晶させた遊離塩
基の試料は183〜185℃の融点を有していた。HC
l塩を製造するために、フィルターケーキをエタノール
100慟j4こ懸濁させ、エーテル中の5NHC1約1
0−で処理した。この溶液を濃縮し、放冷し、表題化合
物の塩酸塩が沈殿した。2つの収穫物を捕集し、100
℃/1.〇−で一夜乾燥した後、表題化合物の塩酸塩合
計5゜852を得た。
調整物の実施例において、化合物は次の通りである: 化合物1fは1.2.3.5.6.7−へキサヒドロ−
7−[(4−オキソ−1−フェニル−1,3゜8−トリ
アザスピロ[4,5]デカン−8−イル)メチル]−4
8−シクロベン)−[b]インドル−8 (8H)−オ
ンである。
化合物1aは8− [(3−エチル−4,5,6。
7−テトラヒドロ−2−メチル−4−オキソ−1F■−
インドル−5−イル)メチル]−1−フェニル−1,3
,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−4−オンであ
る。
化合物1bは8− [(1,2,3,4,5,6,7゜
8−オクタヒドロ−8−オキシクロベント[b]インド
ル−7−イル)メチル]−2−メチルー1−フェニル−
1,3,8−1リアザスピロ[4,5]デカン−4−オ
ンである。
fヒ合物1cは8− [(1,2,3,4,5,6,7
゜8−オクタヒドロ−8−オキソシクロベント[b]イ
ンドル−7−イル)メチル]−1−シクロヘキシル−1
,3,8−)リアザスピロ[4,5]デカン−4−オン
である。
化合物[dは8− [4,5,6,7−テトラヒドロー
(2,3−ジメチル−4−オキソ−1H−インドル−5
−イル)メチル]−1−フェニル−1゜3.8−1リア
ザスピロ[4,5]デカン−4−オンである。
化合物1eは8− [(3−エチル−4,5,6。
7−テトラしドロー2−メチル−4−オキソ−1H−イ
ンドル−5−イル)メチル]−1−シクロへキシル−1
,3,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−4−オン
である。
実施例13 非経口用調製物 (静脈内及び筋肉内使用のため) 1、化合物■「本          2.0110.
Oi+92、プロピレングリコ−1し本草   100
ag5100a車本3、エムルフォール(Emulph
or)110mg50ig’嵩4、注射用の水、lad
にするために十分な層 十分な層■一方韮一: 1)項2及び3を注射用の水に溶解した。
2)工程1による溶液に項1を加え、そして溶解または
懸濁させた。
3)希釈水酸化ナトリウムまたは塩酸を用いて開鎖を調
節した0本本本 4)得られたものに注射用の水を加えた。
5)溶液を適当な容器に充填した。
車 また調製物を化合物Ia、Ib、Ic、Id及びI
eに適用することもできた。
草本 溶媒または溶解剤、例えばポリエチレングリコー
ル、アルコール、ジメチルアセトアミド、グリセリン、
ポビドン、レシチン、ソルビタンモノオレート及びトリ
オレエート、ポリソルベート20または80を組合せ、
または単独で用い、適当な溶解及び安定化を達成するこ
とができる。
富本本緩衝剤、例えばクエン酸塩、酢酸塩またはリン酸
塩を適当な安定化のなめに配合することができる。
実施例14 錠剤調製物(乾式造粒) ”L               −1U緩肚−1、
化合物If本         2mg   20xg
2、殿粉            20JIII4(h
g3、 アビセル(^vicel)       40
11g   80Mg4、 ラクトース       
  137zy   27hg5、ステアリン酸マグネ
シウム  IB    2my200+wy   40
0B 設巌友L: 1)項3及び4を適当なブレングー中で混合した。
2)工程1による混合物に化合物Ifを加え、そして混
合した。
3)工程2による混合物に項2を加え、そして混合した
4)工程3による混合物に項5を加え、そして混合した
5)顆粒を適当な錠剤プレス上で圧縮した。
* また調製物を化合物Ia、Ib、Ic、Id及びI
eに適用することもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R_1は水素、低級アルキルまたはアシルであり
    ;R_2及びR_3は独立して、低級アルキル、アラル
    キルまたはアルケニルであるか、或いはR_2及びR_
    3は一緒になって炭素原子5〜8個の環を形成し;R_
    4はフェニル置換されたフェニル、シクロヘキシル、置
    換されたシクロヘキシル、シクロペンチル、置換された
    シクロペンチル、シクロヘプチルまたは置換されたシク
    ロヘプチルであり;R_5は水素または低級アルキルで
    あり;R_6は水素、低級アルキルまたはアシルである
    、 の化合物またはその製薬学的に許容し得る酸付加塩。 2、R_5及びR_6が各々水素である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 3、R_2及びR_3が一緒になって炭素原子5個の環
    を形成し、そしてR_4がフェニルである特許請求の範
    囲第2項記載の化合物。 4、1,2,3,5,6,7−ヘキサヒドロ−7−[(
    4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピ
    ロ[4,5]デカン−8−イル)メチル]−4−シクロ
    ペント[b]インドル−8(8H)−オンまたはその製
    薬学的に許容し得る酸付加塩である特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 5、8−[(3−エチル−4,5,6,7−テトラヒド
    ロ−2−メチル−4−オキソ−1H−インドル−5−イ
    ル)メチル]−1−フェニル−1,3,8−トリアザス
    ピロ[4,5]デカン−4−オンまたはその製薬学的に
    許容し得る酸付加塩である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 6、8−[4,5,6,7−テトラヒドロ−(2,3−
    ジメチル−4−オキソ−1H−インドル−5−イル)メ
    チル]−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[
    4,5]デカン−4−オンまたはその製薬学的に許容し
    得る酸付加塩である特許請求の範囲第1項記載の如き化
    合物。 7、治療的活性物質として用いるための特許請求の範囲
    第1〜6項のいずれかに記載した化合物。 8、制吐剤として用いるための特許請求の範囲第1〜6
    項のいずれかに記載した化合物。 9、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 式中、R_2及びR_3は特許請求の範囲第1項に定義
    した通りである、 の化合物を一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 式中、R_4、R_5及びR_6は特許請求の範囲第1
    項に定義した通りである、 の化合物と反応させて式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) 式中、R_2、R_3、R_4、R_5、及びR_6は
    特許請求の範囲第1項に定義した通りである、の化合物
    を生成させ、必要に応じて、式 I ′の化合物をアルキ
    ル化またはアシル化に付し、そして/または必要に応じ
    て、生ずる遊離塩基を製薬学的に許容し得る酸付加塩に
    転化することを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項の
    いずれかに記載した化合物の製造方法。 10、特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載した
    化合物及び治療的に不活性な担体を含有する製薬学的組
    成物。 11、特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載した
    化合物及び治療的に不活性な担体を含有する制吐剤組成
    物。 12、病気の抑制または予防における特許請求の範囲第
    1〜6項のいずれかに記載した化合物の使用。 13、嘔気及び嘔吐の抑制または予防において特許請求
    の範囲第1〜6項のいずれかに記載した化合物の使用。 14、制吐剤の製薬学的組成物の製造における特許請求
    の範囲第1〜6項のいずれかに記載した化合物の使用。 15、特許請求の範囲第9項記載の方法または明らかに
    その化学的に同等の方法で製造した特許請求の範囲第1
    〜6項のいずれかに記載した化合物。
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