JPS631385Y2 - - Google Patents

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JPS631385Y2
JPS631385Y2 JP3980480U JP3980480U JPS631385Y2 JP S631385 Y2 JPS631385 Y2 JP S631385Y2 JP 3980480 U JP3980480 U JP 3980480U JP 3980480 U JP3980480 U JP 3980480U JP S631385 Y2 JPS631385 Y2 JP S631385Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
brazing material
flux
coating
soft brazing
Prior art date
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Expired
Application number
JP3980480U
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English (en)
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JPS56141314U (ja
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Publication of JPS56141314U publication Critical patent/JPS56141314U/ja
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Publication of JPS631385Y2 publication Critical patent/JPS631385Y2/ja
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Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は平編導線の如き線材に溶融軟ろう材を
被覆する装置に関するものである。
更に詳細には、平編導線の如き線材を長さ方向
に引き出してフラツクスに接触せしめて周りにフ
ラツクスを塗布し、該線材を溶融軟ろう材を貯溜
した容器内を通孔を介して通し、引張速度を制御
しつつ溶融軟ろう材中を通過させ、線材周に軟ろ
う材を被覆せしめる如くし、平編導線等への所謂
半田付けを簡単な作業で短時間に所望の厚さ被覆
し得る如くした線材に溶融軟ろう材を被覆する装
置に関する。
車両のリヤウインドガラス板に熱線を配設し、
これをガラス板両端に焼き付けた導電フリツトペ
ーストからなるブスバーに接続し、熱線に給電し
てガラス板のくもり止めを行うデフオツカ装置が
実用に供されている。かかる装置において、前記
ブスバーの抵抗が大きいため導電フリツトペース
トを焼き付けたブスバーに並列にハンダ盛りをし
た平編導線をハンダ付けしていた。
従来のこの種平編導線の半田付け作業は、線材
を所定の長さに切断し、両端を固定してフラツク
スをつけ、爾後半田ごて半田を線材周にコーテイ
ングしている。かかる従来法は、長い線材に沿つ
て半田と半田ごてを動かして半田付けを行うため
作業が面倒で時間が長くかかり、作業能率が極め
て悪いこと、線材に均等な半田被覆層を形成する
ことが難かしく、部分的に厚くなつたり、薄くな
つたりし、好ましい半田コーテイングが行えない
こと、熟練を要すること等々の問題がある。
本考案者等は従来の以上の如き問題点に鑑み、
これを有効に解決すべく本考案をなしたものであ
る。
本考案の目的は、平編導線の如き線材の周りに
溶融軟ろう材、所謂半田を簡単な作業で且つ確実
に被覆し、作業能率の向上、作業時間の短縮を図
ることができるとともに、線材に均等な厚さで、
且つ被覆層の厚さを所望に、任意に調整しつつ被
覆し得る如くした線材に軟ろう材を被覆する装置
を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
第1図は本考案にかかる装置の斜視図を、第2
図は同説明的縦断側面図を示している。
1は平編導線よりなる線材で、線材1は支軸2
に支持されたリール3に巻回保持され、リール3
の回転により線材1は延伸状態で繰り出される。
リール3の下流には線材1の繰り出し用ガイドロ
ーラ4が設けられ、これ4の下流にはフラツクス
の塗布手段5が設けられる。
フラツクス塗布手段5は線材1の繰り出し方向
にガイド用凹部6a,6bを有する底の浅い皿状
の容器6と、容器6上に載せられたフラツクスを
含浸せるガーゼ等の媒体7と、媒体7上に載せら
れた錘体8とからなり、媒体7は容器6上方のノ
ズル9から溶剤を供給される。
このフラツクス塗布手段5の下流には軟ろう材
被覆手段10が設けられる。被覆手段10は加熱
器11と、これに載せられた深皿状の容器12と
からなり、容器12は加熱器11で加熱され、容
器12内に収納、貯溜された溶融軟ろう材13を
溶融保持するものとする。そして容器12の線材
繰り出し方向前後には線材1を通すガイド孔12
a,12bが形成され、該孔12a,12bは溶
融軟ろう材13の液面レベル13aより上位に配
設し、溶融軟ろう材の容器外への流出を防止し、
以上の容器12は上から線材押え用錘体14を臨
ませるものとする。
以上において、線材1をリール3から繰り出
し、ガイドローラ4の下を通し、フラツクス塗布
手段5の容器6内に上流の凹部6aから線材1を
導入し、媒体7上を走査し、媒体7上の錘体8で
線材1は該媒体7上に密に接触し、線材1を下流
の凹部6bから導出する過程で周りにフラツクス
の最適量が塗布されることとなる。
フラツクスを塗布した線材1を下流の被覆手段
10に導き、線材1を上流側ガイド孔12aから
容器12内に導入し、下流側ガイド孔12bから
引き出し、溶融軟ろう材13上に張架された線材
1上から錘体14を載せ、線材1を下方に撓曲さ
せて溶融軟ろう材13中に浸漬し、これにより線
材1周にはろう材13が塗布被覆されることとな
る。そして線材1の引張速度を加減することによ
りこれのろう材13中の浸漬時間が決定され、そ
して線材の加熱状態が変化し、ろう材の付着具
合、即ちろう材の被覆厚さが決定される。更に線
材へのろう材の被覆量はガイド孔12bによつて
も決定され、孔径を任意に設定することにより被
覆されたろう材の付着量を削る等して所定の付着
量とすることができる。即ち軟ろう材の付着具
合、付着量は線材の引張速度及びガイド孔径で決
定される。下流側のガイド孔12bから引き出さ
れた線材1周には軟ろう材が既に被覆され、孔1
2bから導出された線材は直ちに冷却し、手等で
引き出すことができ、引き出された線材はリール
に巻装したり、或は所定寸法に切断して使用に供
する。
以上図示では小設備で行う例を示しているが、
専用のフラツクス塗布手段、被覆手段を備えて量
産化は可能であり、又平編導線以外の線材の軟ろ
う材被覆に用いることができる。
以上で明らかな如く本考案によれば、従来半田
ごてでガラス板にセツトした平編導線への面倒、
煩雑な半田コーテイング作業を極めて容易化し、
且つ短時間で行い得る如くし、作業能率の大幅な
向上を図ることができるとともに、特別の熟練を
要することなく引張速度、ガイド孔径で半田コー
テイングの付き具合、付着量を任意に、簡単に調
節することができる等々多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案にかかる装置の斜視図、第2図は同説明
的縦断側面図である。 尚図面中1は線材、5は溶剤塗布手段、10は
被覆手段、12a,12bは線材の入口、出口、
13は溶融軟ろう材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フラツクスを含浸させた媒体を収容し、その側
    壁に線材のガイド用凹部を設けた容器と媒体に線
    材を押し付ける錘体とからなるフラツクスを塗布
    する手段と、軟ろう材を溶融状態で貯溜し、該ろ
    う材のレベルよりも高位にあつて前記線材の入口
    及び出口を備え、前記フラツクス塗布後の線材を
    入口乃至出口間に通し、かつ溶融ろう材に接触せ
    しめつつ引張し、線材周に溶融軟ろう材を被覆す
    る手段とからなることを特徴とする線材に軟ろう
    材を被覆する装置。
JP3980480U 1980-03-26 1980-03-26 Expired JPS631385Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3980480U JPS631385Y2 (ja) 1980-03-26 1980-03-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3980480U JPS631385Y2 (ja) 1980-03-26 1980-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56141314U JPS56141314U (ja) 1981-10-26
JPS631385Y2 true JPS631385Y2 (ja) 1988-01-14

Family

ID=29635243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3980480U Expired JPS631385Y2 (ja) 1980-03-26 1980-03-26

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JPS56141314U (ja) 1981-10-26

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