JPS63137800A - 舶用スラツジ脱水装置 - Google Patents

舶用スラツジ脱水装置

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JPS63137800A
JPS63137800A JP61279885A JP27988586A JPS63137800A JP S63137800 A JPS63137800 A JP S63137800A JP 61279885 A JP61279885 A JP 61279885A JP 27988586 A JP27988586 A JP 27988586A JP S63137800 A JPS63137800 A JP S63137800A
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JP
Japan
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sludge
tank
diaphragm
cover
vessel
Prior art date
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JP61279885A
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JPH044002B2 (ja
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ミハイル・バシレフ・ミハイロフ
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KOMB KORABOSUTOROENE
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KOMB KORABOSUTOROENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、船舶内の重油清浄装置から排出されたスラッ
ジの水分を除去する舶用スラッジ税水装置に関し、特に
補助ボイラで燃焼しかつ完全に利用可能な新造船あるい
は在来船に有用な脱水装置に関する。
[従来の技術及びその問題点] 一般に新造船には、重油清浄装置から排出されたスラッ
ジを燃焼する力演処理装置 (rncenerator )が装備されており、ノズ
ルを介して燃焼される。この場合、第2ノズルからはガ
ス化された燃料油が噴出されてスラッジを連続的に燃焼
する。この燃焼によるエネルギは全く利用されていない
力演処理装置を装備してない船の場合は、港の処理設備
が整備されておらず、あるいは処理設備を持つ場合であ
っても費用が高く、更に、スラッジタンクの容量が小さ
くて航海中に使用する重油から分離される全てのスラッ
ジを保有することができないため、航海中に海に投棄さ
れる場合がある。
したがって、本発明は重油清浄装置から排出されたスラ
ッジを含水量2%未満の安定した油と水のエマルジョン
となる状態に脱水し、環境補助の要請に合致する舶用ス
ラッジ脱水装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段、作用及び効果]本発明
による舶用スラッジ脱水装置は、蒸気加熱コイルが設け
られ、パイプを介してスラッジポンプからスラッジタン
クに結合された澄しタンクを備え、このスラッジタンク
の内部に脱水された燃料が収容される。澄しタンクは更
に、仕切り弁とファンネルとドレン弁とからなる制御ユ
ニットを有する。この澄しタンクは弁とパイプと燃料ポ
ンプとを介して蒸発容器に結合され、この蒸発容器はコ
ンデンサに結合されている。このコンデンサはオーバフ
ローパイプを介して凝縮液容器に結合される。この凝縮
液容器の底部は収集タンクに結合され、上部はエジェク
タの吸入側に結合され、このエジェクタの出口側はコン
デンサに結合されている。
更に、本発明の実施例においては、蒸発容器はカバーを
有するハウジングを備えている。このハウジング内には
加熱コイルが装着され、この加熱コイル上に底部に多数
の孔を形成したトロイド部材が装着される。また、カバ
ー内にはグリッドと金属チップからなる脱湿器が配置さ
れる。
更に他の実施例では、コンデンサはカバーを有するハウ
ジングを備える。このハウジングには底部に多数の孔を
設けたダイヤフラムとオーバーフローパイプとが装着さ
れる。そして、このダイヤフラムの下側には冷却コイル
が配置される。
本発明による舶用スラッジ脱水装置によると、燃料油か
ら分離された可燃物がボイラのファーネス内に水分を搬
入することなく利用でき、環境保全あるいは保護を図る
ことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説
明する。
[実施例] 本発明の1実施例による舶用スラッジ脱水装置は、蒸気
加熱コイル2を設けた澄しタンク1を備え、この澄しタ
ンク1はスラッジポンプSPを介してスラッジタンクS
Tに連結されている。更に、澄しタンク1内に送る液体
中の水の有無をチェックする仕切り弁3,4とファンネ
ル5が設けられ、同様に、底部にドレン弁6が設けられ
ている。この澄しタンクは弁、パイプ及び燃料ポンプ7
を介して蒸発容器8に結合されてる。この外部結合によ
り、澄しタンク1からポンプ7を介して蒸発容器8の上
部に燃料を移送することができ、また、蒸発容器8の底
部からこの上部の入口に循環させることができ、更にこ
の蒸発容器8の底部からボイラ燃料のサービスタンクW
TBFに移送することができる。
蒸発容器8のカバー14を有するハウジング18内には
加熱コイル9が装着されており、この加熱コイル9の上
側には、底部に多数の孔を設けた円環体すなわちトロイ
ド部材17が配置されている。蒸発容器8のカバー14
内には網部材すなわちグリッド16と金属片である金属
チップ15とからなる脱湿器が設けられている。蒸発容
器8はパイプを介してコンデンサ10に結合されており
、蒸発容器8のカバー14から蒸気を排出することがで
きる。
コンデンサ10はカバー19を有するハウジング20を
備えている。このハウジング20には底側に多数の孔を
設けたダイヤフラム22とオーバフローバイブ23とが
装着されている。このダイヤフラムの下側には冷却コイ
ル21が配設される。
このコンデンサ1oは更に海中O8への排出管路に結合
されている。コンデンサ10の下側には共通のハウジン
グとして形成された凝縮液容器11が配設され、排出管
路23を介してコンデンサ10に結合されている。この
コンデンサの上部はエジェクタ12の吸入側に結合され
、底部は収集タンク(desinfestatiOn 
tank > DTに結合されている。エジェクタ12
は海水ポンプ13に結合され、エジェクタ12を出た後
の海水は冷却水として作用する。
上記各構成部材は、船体に一体的に形成される澄しタン
ク1及び船の水線よりも下側に配設される海水ポンプ1
3を除いて共通のフレーム上に装着される。
この装置の作動は、澄しタンク1の加熱コイル2に取付
けられた温度コントローラ、遠隔制御弁、蒸発容器8及
び凝縮液容器11内の水準検出器、及び、燃料ポンプ7
の圧力側管路内に装着された燃料の含水検知器により自
動的に行われる。
この脱水装置の作動は以下の通りである。
最初に、スラッジポンプは、水をスラッジタンクから吸
引し、仕切り弁3を介して収集タンクに排出する。仕切
り弁4とファンネル5はチェック用である。燃料がファ
ンネル5に流れるようになったら仕切り弁4を閉じ、澄
しタンク1に入れ、この澄しタンク1内で例えば10乃
至12時間かけて80℃まで加熱する。分離された水は
ドレン弁6から排出される。
海水ポンプ13を始動すると、エジェクタ12は90乃
至95%の真空を形成する。加熱コイル9には船の主機
あるいは補機の冷却水である熱水が流れる。
燃料ポンプ7が始動されると、このポンプは澄しタンク
1から吸引し、トロイド部材17を介して加熱コイル9
にエマルジョン状の燃料を振りかける。
蒸発容器8が充満した後、遠隔制御弁を切替えると、ポ
ンプ7は蒸発容器8の底部から燃料を吸引してトロイド
部材17に送り、所要の含水量になるまで脱水する。
水及び燃料の蒸気はデミスタにより捕捉された水滴から
清浄され、コンデンサ10に入る。コンデンサ10内で
は主として冷却ジャケットの垂直壁で凝縮され、一部は
多数の孔を形成したダイヤフラム22の垂直壁で凝縮さ
れる。ここで凝縮されなかった蒸気はダイヤフラム22
の孔を通って凝縮液容器内に噴出される。この凝縮液容
器内は与えられた圧力における燃料蒸気の凝縮温度より
もかなり低く保持されている。したがって、燃料蒸気は
エジェクタ12の作動流体内に流入することがない。凝
縮液はオーバフローバイブ23を介して凝縮液容器11
内に流入する。
燃料を脱水した後、この容器内の真空が排除され、燃料
ポンプにより蒸発タンクの底部からボイラ燃料用のサー
ビスタンク内に送り込む。凝縮液容器11内の凝縮液は
重力で収集タンク内に移送される。このようにして、澄
しタンク1が空になるまで所定量毎にバッチ的に脱水さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の図式的な配管図、第2図は
蒸発容器の長手方向断面図、第3図はコンデンサ及び凝
縮液容器の横断面図、第4図は第2図のA−A線に沿う
断面図、第5図はコンデンサの長手方向断面図である。 1・・・澄しタンク、2.21・・・加熱コイル、3.
4・・・仕切り弁、5・・・ファンネル、6・・・ドレ
ン弁、7・・・燃料ポンプ、8・・・蒸発容器、10・
・・コンデンサ、11・・・凝縮液容器、12・・・エ
ジェクタ、13・・・海水ポンプ、17・・・トロイド
部材、18.20・・・ハウジング、22・・・ダイヤ
フラム、23・・・オーバフローバイブ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4rIA 第2図 第5図 第3図−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蒸気加熱コイル(2)が設けられ、スラッジポン
    プを介してスラッジタンクに結合され、仕切り弁(3、
    4)とファンネル(5)とドレン弁(6)とからなる制
    御ユニットを有する澄しタンク(1)を備え、この澄し
    タンク(1)は更に弁とパイプと燃料ポンプ(7)とを
    介して蒸発容器(8)に結合され、この蒸発容器(8)
    がコンデンサ(10)に結合され、このコンデンサ(1
    0)はオーバフローパイプ(23)を介して凝縮液容器
    (11)に結合され、この凝縮液容器(11)の底部は
    収集タンクに結合され、上部はエジェクタ(12)の吸
    入側に結合され、このエジェクタの出口側がコンデンサ
    (10)に結合され、船舶内の重油清浄装置から排出さ
    れたスラッジを脱水可能としたことを特徴とする舶用ス
    ラッジ脱水装置。
  2. (2)前記蒸発容器(8)はカバー(14)を有するハ
    ウジング(18)を備え、このハウジング(18)内に
    加熱コイル(9)が装着され、この加熱コイルの上に底
    部に多数の孔を形成したトロイド部材(17)が装着さ
    れ、前記カバー(14)内にはグリッド(16)と金属
    チップ(15)からなる脱湿器が配置されている特許請
    求の範囲第1項記載の舶用スラッジ脱水装置。
  3. (3)前記コンデンサ(10)はカバー(19)を有す
    るハウジング(20)を備え、このハウジング(20)
    には底部に多数の孔を設けたダイヤフラム(2)とオー
    バーフローパイプ(23)とが装着され、このダイヤフ
    ラム(22)の下側には冷却コイル(21)が配置され
    ている特許請求の範囲第1項記載の舶用スラッジ脱水装
    置。
JP61279885A 1986-11-26 1986-11-26 舶用スラツジ脱水装置 Granted JPS63137800A (ja)

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JP61279885A JPS63137800A (ja) 1986-11-26 1986-11-26 舶用スラツジ脱水装置

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JP61279885A JPS63137800A (ja) 1986-11-26 1986-11-26 舶用スラツジ脱水装置

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JPS63137800A true JPS63137800A (ja) 1988-06-09
JPH044002B2 JPH044002B2 (ja) 1992-01-27

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JP61279885A Granted JPS63137800A (ja) 1986-11-26 1986-11-26 舶用スラツジ脱水装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO20210481A1 (en) * 2021-04-19 2022-10-20 Englan As System for extracting heated heavy fuel oil from an elongated storage tank

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO20210481A1 (en) * 2021-04-19 2022-10-20 Englan As System for extracting heated heavy fuel oil from an elongated storage tank
NO346791B1 (en) * 2021-04-19 2023-01-09 Englan As System for extracting heated heavy fuel oil from an elongated storage tank

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JPH044002B2 (ja) 1992-01-27

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