JPS63134141A - 回転テ−ブル式多ユニツト自動作業装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、固定テーブル上に複数の作業ユニットを等角
度間隔で配設し、前記固定テーブルの周りで回転する回
転テーブルにより一方向に移送されるワークに対して、
前記作業ユニットにより部品の組み付け、加工等の作業
を順次に施すようにした回転テーブル式多ユニット自動
作業装置に関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点このよう
な自動作業装置においては、固定テーブル上に配設され
た各作業ユニットを駆動するのに、固定テーブルの中心
部に上下方向の回転駆動軸を貫通して配置し、固定テー
ブルの下方に設けたモータに連結するとともに固定テー
ブルの上面に突出した上端部に駆動歯車を取付け、各作
業ユニットの入力軸に取付けられて外部に露出した各従
動歯車を夫々前記駆動歯車に噛み合わせるようになって
いたが、各作業ユニットの従動歯車は駆動歯車周りのス
ペース上、駆動歯車よりも小径としなければならず、そ
うすると各作業ユニットの入力軸の回転速度が駆動軸よ
り増速されることとなり、このため、各ユニット内に減
速用歯車列を余分に設ける必要があって構造が複雑にな
るばがりでなく、バックラッシュによる回転むらが拡大
されて伝達されることとなり、作業ユニットの動作精度
が低下する欠点があり、また、駆動歯車と従動歯車の噛
み合い部に注油された潤滑油が周囲に飛び散り、製品等
を汚損する恐れがあり、さらには、各作業ユニットの入
力軸の従動歯車を駆動歯車に噛み合わせるためには作業
ユニットに対する入力軸の突出位置が同一でなければな
らず、このため、入力軸の突出位置の異なる作業ユニッ
トを取付けることができず１作業ユニットの簡易、迅速
な互換性が無かった。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するための手段として、固定
テーブルの中央部にモータに連結された上下方向の駆動
軸を配置するとともに、その駆動軸の周りに作業ユニッ
トに対応する複数の中間軸を配置し、その各中間軸と駆
動軸、及び、その各中間軸と各作業ユニットの入力軸と
を、夫々、タイミングベルトで連結した構成とした。

発明の作用及び効果 本発明の固定テーブル式多ユニット自動作業装置は上記
構成になり、駆動軸と各中間軸、及び、各中間軸と減速
機を内蔵した各作業ユニットの入力軸とを夫々タイミン
グベルトで連結するようにしたから、駆動軸の回転を作
業ユニットの入力軸に正確に伝達することができるとと
もに、タイミングベルトの掛は渡される各プーリの直径
を自由に選定することができて駆動軸の回転を増速する
ことなく各作業ユニットの入力軸に伝達することが可能
となり、これにより、各作業ユニットの動作精度が向上
し、また、中間軸と作業ユニットの入力軸との距離が歯
車により連結する場合のように制約されないため、入力
軸の突出位置の異なった各種の作業ユニットに対応する
ことができ、固定テーブルに配設する作業ユニットを組
み替えて作業内容を容易に変更することが可能となり、
さらに、タイミングベルトにおいては潤滑油を必要とし
ないため、従来装置のように潤滑油が飛び敗ることがな
く１周囲のクリーン化が達成される。

実施例 以下１本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。

第１図において、１は回転テーブル式多ユニット自動作
業装置の本体フレームであり、その上面板２の中央部の
上方に円形の回転テーブル３が設置され、その上方には
、上面に作業ユニット６の配設された固定テーブル５が
間隔を空けて設置されている。

本体フレーム１の上面板２の中央部の下面には前記回転
テーブル３を等間隔で１例えば、この実施例においては
３０°ずつ間欠回転駆動するインデックス装置７が本体
フレーム１の底部の中央部に設置された支持台８上に立
設した４本の支持柱１０により支持台８の上面との間に
空間を空けて固設されており、このインデックス装置７
は、中央部に固設された上下方向の中空軸１１の周りに
筒形の回転体１２がベアリングを介して回転自由に嵌装
され、この回転体１２の外周には１２個のカムフォロア
１４が３０°間隔を空けて取付けられ、回転体１２の側
方には外周に各カムフォロア１４と係合する突条１５の
形成されたバレルカム１６が左右に突設された軸１７．
１７をインデックス装置７の両側面に差し渡して支持さ
れ、その左側の軸１７がインデックス装置７の外側面に
取付けられた減速機１８の出力軸に連結されており、こ
のバレルカム１６が一定速度で回転すると、突条１５と
各カムフォロア１４との係合により、回転体１２が３０
＠ずつ間欠回転するようになっており、この回転体１２
の上端部が本体フレーム１の上面板２の中央部に形成さ
れた透孔２０から突出しており、その上端には中空軸１
１の周りに遊装された筒形の取付部材２１がボルト２２
の締め付けにより固定され、この取付部材２１の上端に
形成されたフランジ２３の上面に前記回転テーブル３が
取付けられている。一方、前記中空軸１１の上端部が回
転テーブル３の上方に突出していて、この上端部には上
面にフランジ２４の形成された取付部材２５がその中心
孔を中空軸１１の周りに嵌合して取付けられ、そのフラ
ンジ２４の上面に前記固定テーブル５が固定されている
。

この固定テーブル５の上面の周りに１２台の前記作業ユ
ニット６が３０°間隔を空けて設置されており、各作業
ユニット６は夫々に対応する回転テーブル３の周りに搬
送された部品ａを摘み上げて回転テーブル３上の組付体
すに組み付ける組立作業を行なうものであって、第３図
に示すように、夫々の本体の上面には入力軸２６の上端
部が突出しており、この入力軸２６に一定速度の回転が
伝達されると、本体内の減速歯車機構の出力軸２７に固
定された両カム板２８．３０が一定速度で回転し、カム
板２８とカムフォロア３２との係合により揺動するレバ
ー３３により、本体の前面に装置された前後方向の移動
体３１がリンク３４、バー３５を介して駆動され、また
、板カム３０とカムフォロア３６との係合により揺動す
るレバー３７により、移動体３１の前面に装置された昇
降体３８が駆動されるようになっていて、昇降体３８の
下端には部品ａを把持するチャック装置４０が取付けら
れている。

固定テーブル５の上面の中央には、中空の支持柱４１が
その下端に形成されたフランジ４３を固定テーブル５の
取付部材２５の上面に固定することにより中空軸１１と
同心に立設されており、これらの中空軸１１、支持柱４
１の中空には駆動軸４５が挿通されてベアリングにより
回転自由に支持され、その上端部が支持柱４１の上端か
ら突出しているとともに下端部がインデックス装置７の
下面から突出している。支持柱４１の上端部の周りには
軸受ブロック４６が突成されていて、この軸受ブロック
４６には各作業ユニット６に対応する合計１２個の上下
方向の支持孔４７が駆動軸４５の周りに３０″間隔を空
けて透設されており、各支持孔４７には夫々中間軸４８
が挿通されてベアリングにより回転自由に支持され、各
中間軸４８の各支持孔４７から突出した上端部には、夫
々、外周に噛合い歯の形成されたプーリ５０が結合され
ているとともに、駆動軸４５の上端部には同じく外周に
噛合い歯の形成された２個のプーリ５１゜５２が上下に
重ねて結合されており、第２図に示すように、駆動軸４
５の下側のプーリ５１に掛けられた無端状のタイミング
ベルト５３が隣り合う２個のプーリ５０．５０に三角形
状に掛は渡されているととも番−１駆動軸４５の上側の
プーリ５２に掛けられた無端状のタイミングベルト５４
が前記タイミングベルト５３の掛は渡されたプーリ５０
．５０と向き合った２個のプーリ５０．５０に同じく三
角形状に掛は渡され、また、タイミングベルト５３の掛
は渡された一方の中間軸４８にはプーリ５０の上側にさ
らに同様のプーリ５０ａが結合され、このプーリ５０ａ
とこれに隣り合った中間軸４８のプーリ５０．との間に
無端状のタイミングベルト５５が掛は渡されているとと
もに、タイミングベルト５４の掛は渡された一方の中間
軸４８にはプーリ５０の下側にさらに同様のプーリ５０
ｂが結合され、このプーリ５０ｂとこれに隣り合りた中
間軸４８のプーリ５０との間に無端状のタイミングベル
ト５６が掛は渡されており、これらのタイミングベルト
５３．５４．５５．５６により、駆動軸４５の回転が各
中間軸４８に伝達されて夫々同方向に回転するようにな
っている。

各中間軸４８の各支持孔４７から突出した下端部には、
夫々、外周に噛合い歯の形成された上記と同様のプーリ
５７が結合され、また、各作業ユニット６の入力軸２６
の上端部にも夫々同様のプーリ５８が結合されており、
各中間軸４８のプーリ５７と各中間軸４８に対応して隣
り合う２台の作業ユニット６．６の夫々のブーＩＪ５８
．５８の間に、夫々、上記と同様の無端状のタイミング
ベルト６０が三角形状に掛は渡されている。

インデックス装置７の側面に取付けられた前記減速機１
８の下方部にはマタイギャボックス６１が据え付けられ
、その前面から突出した入力軸６２に大径のプーリ６３
と、外周に噛合い歯の形成された小径のプーリ６４が結
合されており、この小径のプーリ６４と、減速機１８の
入力軸６５に結合°された同じく外周に噛合い歯を有す
るプーリ６６との間に無端状のタイミングベルト６８が
テンションプーリ６７を介して掛は渡されており、一方
、マタイギャボックス６１の上面から突出した出力４ｉ
１１１７０の上端には外周に噛合い歯を有するプーリ７
１が結合されているとともに、インデックス装置７の下
面から突出した駆動軸４５の下端部にも外周に噛合い歯
を有する同様のプーリ７２が結合され、これらのプーリ
７２．７１０間に無端状のタイミングベルト７３が掛は
渡されており、マタイギャボックス６１の右方には電動
機７４が据え付けられ、その出力軸７５に結合されたプ
ーリ７６とマタイギャボックス６１の入力軸６２に結合
された前記大径のプーリ６３との間に無端状のベルト７
７が掛は渡されている。

本実施例は上記構成になり、電動機７４を起動すると、
ベルト７７を介してマタイギャボックス６１の入力軸６
２が回転し、その回転がタイミングベルト６８を介して
減速機１８に伝達され、減速機１８の出力軸が一定の低
速度で回転することにより、これに結合されたバレルカ
ム１６がゆっくりと回転し、その突条１５と各カムフォ
ロア１４との係合により、回転体１２が３０°ずつ間欠
回転を生じ、これによって回転テーブル３が、３０°回
転すると所定時間だけその位置に停止する動作を繰り返
すようになっており、また、マタイギャボックス６１の
出力軸７０の回転がタイミングベルト７３を介して駆動
軸４５に伝達され、駆動軸４５が一定速度で回転するこ
とにより、前記したように、駆動軸４５の上端部の周り
に配設された各中間軸４８が夫々同一方向に同一速度で
回転し、これにより、各作業ユニット６の夫々の入力軸
２６が夫々タイミングベルト６０を介して回転し、各作
業ユニット６に駆動力が入力されるのであり、回転テー
ブル３が回転して停止したところで、各作業ユニット６
の移動体３１が前進し、回転テーブル３の周縁の外側に
搬送された部品ａの直上で停止すると、昇降体３８が下
降してその下端のチャック装置４０が一対のフィンガに
より部品を挟持し、ついで、昇降体３８が上動して移動
体３１が後退したのち昇降体３８が下降し、部品ａが回
転テーブル３上の組付体すに組み付けられたところでチ
ャック装置４０のフィンガが開き、しかるのち昇降体３
８が上動して元の位置に復帰したところで回転テーブル
３が回転し、以後、上記動作が繰り返されることにより
、回転テーブル３上に載置された組付体すに部品ａが順
次に組み付けられるようになっている。

本実施例においては、駆動軸４５の回転を各作業ユニッ
ト６の入力軸２６に伝達するのに、駆動軸４５の周りに
各作業ユニット６に対応する中間軸４８を配設し、駆動
軸４５と各中間軸４８とをタイミングベルト５３．５４
．５５．５６を介して連結するとともに、各中間軸４８
と隣り合った２台の作業ユニット６．６の入力軸２６．
２６とを夫々タイミングベルト６０により連結するよう
にしたから、各中間軸４８の上端のプーリ５０．５０ａ
、５０ｂの直径を駆動軸４５のプーリ５１．５２よりも
大径若しくは同径とすることができ、これにより、駆動
軸４５の回転を減速しであるいは同速のまま中間軸４８
に伝達することができ、また、各作業ユニット６の入力
軸２６の各プーリ５８の直径を各中間軸４８の下端のプ
ーリ５７よりも大径若しくは同径とすることができ、各
中間軸４８の回転を減速しであるいは同速のまま各入力
軸２６に伝達することができるのであり、したがって、
駆動軸４５の回転を順次に減速しであるいは同速のまま
各作業ユニット６の入力軸２６に伝達することができ、
また、各作業ユニット６の入力軸２６の作業ユニット６
に対する突出位置が各作業ユニット６の間で異なってい
る場合にも、中間軸４８と入力軸２６とを連結するタイ
ミングベルト６０を長さの異なるものと交換することに
より連結することができることから、各作業ユニット６
の入力軸２６のプーリ５８の高さを各中間軸４８の下端
のプーリ５７の高さに合わせておけば機能の異なる各種
の作業ユニットと容易に交換することができ、自動作業
装置の作業内容を簡単に変更することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図はその一部
切欠斜視図、第３図は作業ユニットの拡大斜視図である
。 ３：回転テーブル　５：固定テーブル　６：作業ユニッ
ト　２６：入力軸　４５：駆動軸　４８：中間軸　５３
．５４．５５．５６．６０：タイミングベルト　７４：
電動機　ａ：部品ｂ：組付体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固定テーブル上に減速機を内蔵した複数の作業ユニット
   を等角度間隔で配設し、前記固定テーブルの周りで回転
   する回転テーブルにより一方向に移送されるワークに対
   して、前記作業ユニットにより部品の組み付け、加工等
   の作業を順次に施すようにした回転テーブル式多ユニッ
   ト自動作業装置において、前記固定テーブルの中央部に
   モータに連結された上下方向の駆動軸を配置するととも
   に、該駆動軸の周りに前記作業ユニットに対応する複数
   の中間軸を配置し、該各中間軸と前記駆動軸、及び、該
   各中間軸と前記各作業ユニットの入力軸とを、夫々、タ
   イミングベルトで連結したことを特徴とする回転テーブ
   ル式多ユニット自動作業装置