JPS63132148A - 核磁気共鳴装置におけるシム電流自動調整装置 - Google Patents

核磁気共鳴装置におけるシム電流自動調整装置

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JPS63132148A
JPS63132148A JP61278370A JP27837086A JPS63132148A JP S63132148 A JPS63132148 A JP S63132148A JP 61278370 A JP61278370 A JP 61278370A JP 27837086 A JP27837086 A JP 27837086A JP S63132148 A JPS63132148 A JP S63132148A
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JP
Japan
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circuit
resolution
shim
magnetic field
current
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Application number
JP61278370A
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Inventor
Kozo Sato
浩三 佐藤
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は核磁気共鳴装置(NMR装置)におけるシム電
流自動調整装置に関し、特に調整に必要な時間を短縮す
ることのできるシム電流自動調整装置に関する。
[従来技術] NMR装置では、静磁場内に置かれる試料に高周波磁場
を印加して試料中の観測核を共鳴状態にするが、その試
料が配置される周囲の静磁場の均一度が分解能に直接影
響するため、静磁場内に電流シムと呼ばれる各種補正コ
イル(シムコイル)を設置し、この電流シムに流す電流
を調節して静磁場の均一度を向上させ、分解能を高める
必要がある。
しかしながら、この電流シムの調整は、共鳴信号を観察
しながら多数の電流シムをある程度期に頼って調節する
もので、経験と熟練を要で−るものであった。
そこで、近時、R適化理論を応用し、コンピュータを用
いて各種シムコイルに供給する電流を予め定めた手順に
従って順次変化させ、最も高い分解能(la場均一度)
が得られるシムコイル電流の組合わせを自助的に求める
ようにしたシム電流自動調整装置が開発されて実用に供
されている。
この調整装置における最適化の手法は、例えば、n種の
シムコイルに供給する電流■1〜Inのうち1種又はそ
れ以上の値が異なるn+1個の条件で分解能を測定し、
最も分解能の低い条件を切捨てて更に新しい条件を探し
、今度はその新しい条件を含めたn+1個の条件の中で
同様に最も分解能の低い点を切り捨てて更に新しい条件
を探し、これを繰り返すことにより分解能が最も高くな
る条件へ徐々に収束させようとするものである。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、シム電流の励磁条件を変えて分解能を測定す
る際、励磁条件を変えた直後には分解能が過渡的に大き
く変動して正しい値を示さないため、従来のシム電流自
動調整装置においては、十分長い待も時間を置いてから
分解能を測定していた。そのため、各励磁条件における
分解能の測定に時間がかかることになり、調整が終了す
るまでに長時間が必要となっていた。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、調整
に要する時間を短縮することのできるシム電流自動調整
装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するため、本発明は、静磁場内に配置さ
れる電流シムの励磁条件を間歇的に変化させ、その都度
静磁場の均一度に関する情報信号をサンプリングして評
価し、その評価結果に基づき所定の最適化プログラムに
従って静磁場の均一度を向上させる方向へ上記励磁条件
を収束させるようにした核磁気゛共鳴装置におけるシム
電流自動調整装置において、電流シムの励磁条件を一旦
設定した後の前記情報信号の時間的変化率を検出する手
段と、該検出手段から得られる時間的変化率が閾値と一
致又は下回ったことを検出する判別手段とを設け、該判
別手段の出力信号に基づいて前記情報信号のサンプリン
グを行うようにしたことを特徴としている。
[作用] 上述の如く、分解能は励磁条件を変えた直後に過渡的に
変動し、その後ある値に安定するが、その安定するまで
に要する時間は、電流を変化させるシムコイルの種類や
電流の変化幅によって長い場合もあるし短い場合もあり
、一定しない。そこで、本発明では、電流シムの励磁条
件を一旦設定した後の分解能(磁場均一度)を表わす信
号の時間的変化率を検出する手段を設け、その変化率が
閾値と一致又は下回ったことを検出して分解能が安定し
たと判断し、分解能を測定する。このようにすれば最短
時間で分解能が測定でき、調整に要する時間も短縮され
る。
以下、図面に基づき本発明の一実施例を詳説する。
[実施例] 第1図は本発明の一実箱例の構成を示す概略図である。
図においてlif!極1の間隙中心にはNMRプローブ
2が配置されており、その側壁には各種電流シムコイル
3が取付けられている。4はNMRロック用八周へを発
生する発振器であり、該発振器4からの高周波は前記N
MRプローブ2内のロック用送信コイルに供給され、被
測定試料に混入された又は別個に配置されたロック用試
料に照射される。それによってNMRプローブ内のロッ
ク用受信コイルに発生した検出信号は、増幅器5を介し
て検波回路6.7へ送られる。検波回路6゜7には前記
発振器4からの高周波が参照信号として供給されるが、
検波回路7には90°移相器8を介して供給される。そ
して、検波回路6から得られたUモードNMR信号(分
散波形)、磁石の励磁コイル9に供給する電流を制御し
て磁場強度を一定に保つための励磁電源10の制御入力
端子へ送られる。
一方、検波回路7から得られた■モード(吸収波形)N
MR信号は、△−り変換器11を介してシム電流コント
ローラ12へ送られる。コントローラ12は、予め定め
られたプログラムに従って前記シムコイルに供給する電
流値を順次指示し、その指示値はD−A変換器13を介
して各種シムコイルへ供給される。
上記構成において、ロック用核としては、例えば重水素
核2Dが使用される。検波回路6から得られた2DのU
モード共鳴信号に基づいて励[源1oが磁場強度を制御
するため、磁場強度は一定値にロックされる。この状態
で各種シム電流を調節し磁場均一度を向上させると、検
波回路7から得られる■モード共鳴信号の強度が増して
鋭いピークとなり、分解能が向上する。前記コントロー
ラ12は、このVモード共鳴信号を分解能の指標として
使用し、シムに供給する電流の最適値を求めて行く。
第2図はこのコントローラ12の詳細な構成図を示し、
14.15は共鳴信号を取出すゲート、16.17はレ
ジスタ、18は引算回路、1つは比較回路、20は閾値
信号発生器、21はタイミング回路、22はマイクロプ
ロセッサ、23は最適化プログラムを格納した最適化回
路、24はラッチ回路である。
第3図はコントローラ12の動作を説明するためのタイ
ミング図で、ラッチ回路24に保持されるシム電流指示
値が第3図(a)に示すように時刻t100で変化し、
シムの励磁条件が新たに設定されると、■モード共鳴信
号は例えば同図(b)に示すように最初過渡的に大きく
変化してからやがて安定する。タイミング回路21は、
予め定められている過渡的応答が収まるのに要する時間
経過した時刻t1以降、第3図(c)、(d)に示すよ
うな所定時間間隔のサンプリング信号をゲート14.1
5に夫々送る。このため、各ゲートを介して送られて来
る共鳴信号を保持するレジスタ16.17には、第3図
(e)、(f)に示すようなタイミングでその時々の分
解能値R+ 、R2。
・・・が交互に保持されて行く。
引算回路18は、タイミング回路21から送られる第3
図(g>に示す引算指令信号に基づいて上記サンプリン
グに同期して引算を行うため、その絶対値出力は同図(
h)に示すようになる。この引算回路の出力は、所定時
間間隔毎の分解能の変化機(即ち分解能の時間的変化率
)を表わしている。比較回路19はこの変化率を発生器
20から送られる予め定められた閾値と比較しており、
変化率が閾値と一致又は下回った時点で分解能の変化が
ほぼ収まったと判断し、第3図〈i〉に示すような判別
信号を発する。マイクロプロセッサ22は、この判別信
号に基づいてその時点で最新の分解能値Rtoをレジス
タ17から読出し、最適化回路23へ測定結果として送
る。最適化回路23は、この測定結果に基づき、所定の
プログラムに従って次のシム電流値を決定し、時刻t2
00にラッチ回路24へ送る。そして、この新たな条件
での分解能が全く同様にして測定され、以下同様にして
条件設定→分解能測定のステップが繰返され、シムの励
磁条件がR適化されて行く。
尚、上記実施例と同様の動作をコンピュータを用いてソ
フトウェア的に実施できることは言うまでもない。
又、上記実施例では、分解能の時間的変化率を2つのレ
ジスタと引算回路を用いて求めたが、分解能の時間的変
化率に対応する情報が得られればどんな方法を用いても
良い。
[効果] 以上詳述した如く、本発明によれば、電流シムの励磁条
件を一旦設定した後の磁場均一度く分解能)の時間的変
化率を検出し、その時間的変化率が基準値と一致又は下
回ったことを検出して磁場均一度に関する測定値を得る
ようにしたため、電流シムの励磁条件を変化させた後の
磁場均一度の過渡的変動が収まった時点で即座に測定値
が得られる。そのため、固定的に十分長い待ち時間を設
けていた従来に比べ、1回1回の測定時間を短縮するこ
とが可能であり、その結果、全体の調整に要する時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示Tj概略図、第2
図はコントローラの構成を示す詳細図、第3図は実施例
の動作を説明するためのタイミング図である。 1:磁極      2 : NMRプローブ3:電流
シム    4:発振器 6.7コ検波回路  11 :A−D変換器12:シム
電流コントローラ 13:D−A変換器 14.15:ゲート16.17:
レジスタ 18:引綽回路19:比較回路   20:
閾値信号発生器21:タイミング回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 静磁場内に配置される電流シムの励磁条件を間歇的に変
    化させ、その都度静磁場の均一度に関する情報信号をサ
    ンプリングして評価し、その評価結果に基づき所定の最
    適化プログラムに従つて静磁場の均一度を向上させる方
    向へ上記励磁条件を収束させるようにした核磁気共鳴装
    置におけるシム電流自動調整装置において、電流シムの
    励磁条件を一旦設定した後の前記情報信号の時間的変化
    率を検出する手段と、該検出手段から得られる時間的変
    化率が閾値と一致又は下回ったことを検出する判別手段
    とを設け、該判別手段の出力信号に基づいて前記情報信
    号のサンプリングを行うようにしたことを特徴とするシ
    ム電流自動調整装置。
JP61278370A 1986-11-21 1986-11-21 核磁気共鳴装置におけるシム電流自動調整装置 Pending JPS63132148A (ja)

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