JPS6313198Y2 - - Google Patents

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JPS6313198Y2
JPS6313198Y2 JP1979050917U JP5091779U JPS6313198Y2 JP S6313198 Y2 JPS6313198 Y2 JP S6313198Y2 JP 1979050917 U JP1979050917 U JP 1979050917U JP 5091779 U JP5091779 U JP 5091779U JP S6313198 Y2 JPS6313198 Y2 JP S6313198Y2
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JP
Japan
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gate
gate plate
slide gate
slide
small hole
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JP1979050917U
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JPS55154645U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として鋳型造型時に鋳枠内へ粉粒体
を供給するホツパの供給口開閉用のスライドゲー
ト装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種のスライドゲート装置は第3図に
示すように、粉粒体を貯留するホツパ30の下端
開口の下部開口31を形成する枠部32の下面
に、適数個の小孔33を略等ピツチに透設した上
部ゲート板34と前記小孔33に対向する小孔3
5を透設した下部ゲート板36とを所定の隙間3
7を形成して組合せたゲート基板38を取付け、
前記隙間37には前記小孔33と小孔35とを連
通および遮断する適数個の小孔39を透設したス
ライドゲート40を挿通方向の両端部が前記ゲー
ト基板38の外方へ突出できるものとして挿通
し、該スライドゲート40の一方の突出端部にシ
リンダ41のピストンロツド42を連結して進退
動できるものとしたのが普通である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記のような従来のスライドゲート
装置は、スライドゲート40の進退動を繰返すご
とにその上面に残された粉粒体が上部ゲート板3
4および下部ゲート板36とスライドゲート40
との摺動間隙から外部へ運び出されて散乱するた
めに作業環境を悪化させ、また、ゲート基板38
の下面に鎖線で示すように粉粒体を受入れる鋳枠
などを強く圧接した際、その押圧力により下部ゲ
ート板36が変形して上部ゲート板34との間の
隙間37を狭め、スライドゲート40の進退動を
困難とするなどの問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決するために
なされたもので、ホツパの下部開口の下端面に適
数個の小孔を透設した上部ゲート板を取付けると
ともに該上部ゲート板の下方には前記小孔と対向
する小孔を透設した下部ゲート板を取付けて前記
上部ゲート板と下部ゲート板との間に周壁で取囲
まれた空間部を形成し、また、前記空間部には前
記小孔と小孔とを連通および遮断する小孔を透設
したスライドゲートを進退動自在に設け、さら
に、前記下部ゲート板にはその小孔とは別に前記
スライドゲートの進退動方向の両端部において前
記空間部に面する粉粒体の排出孔を透設したこと
を特徴とするスライドゲート装置である。
(実施例) 次に、図示の実施例について詳細に説明する。
1は粉粒体を貯留するホツパであつて、該ホツ
パ1の下端には角筒2を折曲げてなる枠部3を一
体に設けて下部開口4とし、該下部開口4の下端
面には、適数個の小孔5を略等ピツチで透設した
上部ゲート板6が前記枠部3の下面において取付
けられる。そして、上部ゲート板6の下方には該
上部ゲート板6の下面周辺に凸設した堤状の周壁
7を介して前記小孔5と対向する小孔8を透設し
た下部ゲート板9が取付けられて該上部ゲート板
6と下部ゲート板9との間に前記周壁7で取囲ま
れた空間部10を形成してなる一体状のゲート基
板11が前記下部開口4の下部に設けられたもの
とする。12は前記空間部10に進退動自在に設
けた板状のスライドゲートであつて、該スライド
ゲート12には前記小孔5および小孔8と同じピ
ツチで適数個の小孔13が透設され、前記スライ
ドゲート12が後退した位置ではその小孔13が
小孔5と小孔8と連通して粉粒体の供給孔を形成
し、逆に前進した位置ではその小孔13の位置が
ずれて小孔5と小孔8とを遮断して前記供給孔は
閉じられたものとなる。さらに、前記下部ゲート
板9には前記スライドゲート12の進退動方向の
両端部において前記空間部10に面する多数個の
粉粒体の排出孔14が小孔8とは別に透設され、
これらの排出孔14は下部ゲート板9の下面に圧
接される後記の鋳枠26の内側に開口されるよう
になつている。また、前記スライドゲート12の
進退動方向の一方における枠部3の一部には切割
部15を設けるとともに上部ゲート板6には切欠
部16を該切割部15に対応して設け、これら切
割部15および切欠部16を通じて外側壁に開口
部17を設けたカバー部材18を嵌着し、該カバ
ー部材18内に臨ませたものとしている前記スラ
イドゲート12の一側には連結部材19の一端を
固着し、該連結部材19の前記開口部17を通つ
て外部へ突出させた他端にはホツパ1に設けられ
る支持枠20に取付けられたシリンダ21のピス
トンロツド22を連結して該シリンダ21の作動
によりピストンロツド22、連結部材19を介し
スライドゲート12を進退動させるものとする。
そして、前記連結部材19の取付部付近は前記ガ
バー部材18によつてホツパ1の内部からは遮断
されたものとして粉粒体が開口部17側へ流出し
ないようにしている。なお、23は前記開口部1
7に垂設されたゴムのれん、24はホツパ1の下
部付近に架設される桟部材、25は下部ゲート板
9の下面周辺に貼着される弾性部材を示す。
このように構成されたものは、スライドゲート
12を第1図に示す前進位置として上部ゲート板
6の小孔5と下部ゲート板9の小孔8との間を遮
断状態としておき、鋳枠26を上昇させて弾性部
材25を介して下部ゲート板9下面に圧接したの
ち、シリンダ21を作動させてピストンロツド2
2、連結部材19を介してスライドゲート12を
後退させることによりその小孔13を前記小孔5
および小孔8と一致させて連通状態とすれば、こ
こに粉粒体の供給孔を形成するから、ホツパ1内
に貯留している粉粒体は桟部材24により棚吊り
を生ずることなく前記供給孔を通じて鋳枠26内
へ供給されてゆき、このような粉粒体が所定の充
填状態となつたときにはシリンダ21を逆作動さ
せてスライドゲート12を前進させることにより
前記小孔5と小孔8との間を遮断状態として粉粒
体の供給を停止し、粉粒体の充填された鋳枠26
は下降させて粉粒体の供給作業を終了するもので
あるが、前記スライドゲート12の進退動する空
間部10は周壁7により取囲まれているとともに
該スライドゲート12の進退動方向の両端部には
前記空間部10に面して多数個の粉粒体の排出孔
14が透設されているため、スライドゲート12
の進退動の際にその上面に残された一部の粉粒体
はすべて前記空間部10内にあることとなり、そ
して、前記下部ゲート板9の両端部側に落下した
ものはそれぞれスライドゲート12の後退する後
端面あるいは前進する前端面により押されて交互
に該スライドゲート12の両端部の粉粒体の排出
孔14を通じ排出されて鋳枠26内に確実に落下
し、粉粒体の一部が外部へ運び出されて散乱する
ようなおそれはなく、また、鋳枠26に圧接され
る下部ゲート板9の周辺部は周壁7を介し上部ゲ
ート板6の周辺部と一体となつて隙間がなく、そ
して、スライドゲート12は該周壁7で取囲まれ
た空間部10内において進退動するものであるた
め、鋳枠26の圧接による押圧力によつても何等
影響をうけることなくスライドゲート12の進退
動は常に円滑に行われるものである。
(考案の作用効果) 本考案は前記実施例による説明によつて明らか
なように、適数個の小孔を透設した上部ゲート板
と該小孔と対向する小孔を透設した下部ゲート板
との間に周壁で取囲まれた空間部を形成して該空
間部に前記各小孔を連通および遮断する小孔を透
設したスライドゲートを進退動自在に設けたこと
と前記下部ゲート板には前記スライドゲートの進
退動方向の両端部において多数個の粉粒体の排出
孔を特に透設したことによつてホツパに貯留した
粉粒体を鋳枠内などに供給する場合、スライドゲ
ートの進退動によつて粉粒体の一部が外側に運び
出されて散乱するようなことがなく、また、スラ
イドゲートの進退動を常に円滑に行わせることが
できるものであつて、従来のこの種のスライドゲ
ート装置にみられた問題点を解消したものとして
実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は同要部の一部切欠平面図、第3図は
従来のスライドゲート装置の一部切欠正面図であ
る。 1:ホツパ、4:下部開口、5:小孔、6:上
部ゲート板、7:周壁、8:小孔、9:下部ゲー
ト板、10:空間部、12:スライドゲート、1
3:小孔、14:粉粒体の排出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパ1の下部開口4の下端面に適数個の小孔
    5を透設した上部ゲート板6を取付けるとともに
    該上部ゲート板6の下方には前記小孔5と対向す
    る小孔8を透設した下部ゲート板9を取付けて前
    記上部ゲート板6と下部ゲート板9との間に周壁
    7で取囲まれた空間部10を形成し、また、前記
    空間部10には前記小孔5と小孔8とを連通およ
    び遮断する小孔13を透設したスライドゲート1
    2を進退動自在に設け、さらに、前記下部ゲート
    板9にはその小孔8とは別に前記スライドゲート
    12の進退動方向の両端部において前記空間部1
    0に面する粉粒体の排出孔14を透設したことを
    特徴とするスライドゲート装置。
JP1979050917U 1979-04-17 1979-04-17 Expired JPS6313198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979050917U JPS6313198Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17

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JP1979050917U JPS6313198Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS55154645U JPS55154645U (ja) 1980-11-07
JPS6313198Y2 true JPS6313198Y2 (ja) 1988-04-14

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ID=28939300

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JP1979050917U Expired JPS6313198Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17

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JPS60223638A (ja) * 1984-04-20 1985-11-08 Sintokogio Ltd 自硬性鋳型の造型方法
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JPS5225816U (ja) * 1975-08-08 1977-02-23
JPS531786B2 (ja) * 1973-02-21 1978-01-21

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JPS6216427Y2 (ja) * 1976-06-25 1987-04-25

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