JPS63130943A - 防震装置 - Google Patents
防震装置Info
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- JPS63130943A JPS63130943A JP27729986A JP27729986A JPS63130943A JP S63130943 A JPS63130943 A JP S63130943A JP 27729986 A JP27729986 A JP 27729986A JP 27729986 A JP27729986 A JP 27729986A JP S63130943 A JPS63130943 A JP S63130943A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/10—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
- F16F9/14—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect
- F16F9/16—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only straight-line movement of the effective parts
- F16F9/18—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only straight-line movement of the effective parts with a closed cylinder and a piston separating two or more working spaces therein
- F16F9/20—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only straight-line movement of the effective parts with a closed cylinder and a piston separating two or more working spaces therein with the piston-rod extending through both ends of the cylinder, e.g. constant-volume dampers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/50—Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
- F16F9/504—Inertia, i.e. acceleration,-sensitive means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は防震装置に係り、特に地震波に応じて緩衝器の
抵抗力を可変するように構成した防震装置に関する。
抵抗力を可変するように構成した防震装置に関する。
従来の技術
一般に、建物、タンク等の構築物を地震から守る防震装
置としては、例えばII衝器の一端を固定部に連結する
とともに他端を構造物に連結し、地震による構築物の揺
れを減衰する構成とされた防震装置が知られている。こ
の種の防諜装置で使用される緩衝器は例えばシリンダを
固定部に取付けるとともにピストンロッドの端部を構築
物に連結してなり、ピストンの変位に伴いシリンダ内の
油液が狭い流路を移動し、その際に生ずる抵抗力によっ
て構築物の振動を減衰する構成とされている。
置としては、例えばII衝器の一端を固定部に連結する
とともに他端を構造物に連結し、地震による構築物の揺
れを減衰する構成とされた防震装置が知られている。こ
の種の防諜装置で使用される緩衝器は例えばシリンダを
固定部に取付けるとともにピストンロッドの端部を構築
物に連結してなり、ピストンの変位に伴いシリンダ内の
油液が狭い流路を移動し、その際に生ずる抵抗力によっ
て構築物の振動を減衰する構成とされている。
発明が解決しようとする問題点
しかるに、上記従来の防震装置では!1衝器で生ずる抵
抗力がある一定値に設定されているため、地震波の大小
に関係なく所定の抵抗力で地震による構築物の揺れを抑
えていた。そのため、例えば震度の比較的小さい地震の
場合、抵抗力が大き過ぎて緩ii器による減衰効果が有
効に作用せず、また震度が比較的大きい地震の場合!X
1ij器の抵抗力が小さ過ぎて減衰作用が効果的に得ら
れないといった問題点があった。
抗力がある一定値に設定されているため、地震波の大小
に関係なく所定の抵抗力で地震による構築物の揺れを抑
えていた。そのため、例えば震度の比較的小さい地震の
場合、抵抗力が大き過ぎて緩ii器による減衰効果が有
効に作用せず、また震度が比較的大きい地震の場合!X
1ij器の抵抗力が小さ過ぎて減衰作用が効果的に得ら
れないといった問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決した防震装置を提供
することを目的とする。
することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用
本発明は内部に液体を充填されたシリンダ内にピストン
を摺動自在とされ、前記シリンダまたはピストン0ツド
の一端が固定部に連結され他端が可動部に連結されてな
るW筒器と、前記ピストンが縮み方向に変位するとき該
流体が通過する第10流路と、前記ピストンが伸び方向
に変位するとき該流体が通過する第2の流路と、前記第
1の流路の流路面積を可変する第1の流路面積可変手段
と、前記第2の流路の流路面積を可変する第2の流路面
積可変手段と、地震波を検知するセン勺と、前記センサ
からの信号を供給され地震波に応じた抵抗力を発生する
ように該第1または2の流路面積可変手段を制御する制
御手段とからなり、地震波の大きさを検知するとともに
緩衝器においてその地震波の大きさに応じた抵抗力を発
生させff動を効果的に吸収するようにしたものである
。
を摺動自在とされ、前記シリンダまたはピストン0ツド
の一端が固定部に連結され他端が可動部に連結されてな
るW筒器と、前記ピストンが縮み方向に変位するとき該
流体が通過する第10流路と、前記ピストンが伸び方向
に変位するとき該流体が通過する第2の流路と、前記第
1の流路の流路面積を可変する第1の流路面積可変手段
と、前記第2の流路の流路面積を可変する第2の流路面
積可変手段と、地震波を検知するセン勺と、前記センサ
からの信号を供給され地震波に応じた抵抗力を発生する
ように該第1または2の流路面積可変手段を制御する制
御手段とからなり、地震波の大きさを検知するとともに
緩衝器においてその地震波の大きさに応じた抵抗力を発
生させff動を効果的に吸収するようにしたものである
。
実施例
第1図に本発明になる防震装置の一実施例を示す。第1
図中、防震装置1は大略ピストン、シリンダ機構よりな
る!!衝筒器と、油液が通過する第1.2の配管3.4
と、この第1,2の配管の流路面積を可変する流路面積
可変機構5.6とよりなる。緩衝器2のシリンダ本体7
の内部には油液を充填されたシリンダ室7aと、一部空
間を残して油液を貯溜する油溜室7bとを有する。また
、シリンダ室7aと油溜室7bとの間には両室を画成す
る隔壁7Cが設けられており、シリンダ本体7の端部に
は連結用のと取付部7dが設けである。
図中、防震装置1は大略ピストン、シリンダ機構よりな
る!!衝筒器と、油液が通過する第1.2の配管3.4
と、この第1,2の配管の流路面積を可変する流路面積
可変機構5.6とよりなる。緩衝器2のシリンダ本体7
の内部には油液を充填されたシリンダ室7aと、一部空
間を残して油液を貯溜する油溜室7bとを有する。また
、シリンダ室7aと油溜室7bとの間には両室を画成す
る隔壁7Cが設けられており、シリンダ本体7の端部に
は連結用のと取付部7dが設けである。
8はピストンでシリンダ室7a内に摺動自在に嵌入して
いる。ピストン8はその両端面の中心部より軸方向に延
在するピストンロッド8a、8bを有する。一方のピス
トンロッド8aは隔壁7Cの中央孔7eを貫通して油溜
室7b内に突出している。また、他方のピストンロッド
8bはシリンダ室 7aを密封する壁7fの中央孔7Q
より外部に突出しており、ロッド8bの先端には連結用
の取付部8Cが設けである。
いる。ピストン8はその両端面の中心部より軸方向に延
在するピストンロッド8a、8bを有する。一方のピス
トンロッド8aは隔壁7Cの中央孔7eを貫通して油溜
室7b内に突出している。また、他方のピストンロッド
8bはシリンダ室 7aを密封する壁7fの中央孔7Q
より外部に突出しており、ロッド8bの先端には連結用
の取付部8Cが設けである。
また、ピストン8はシリンダ室7aを左室7a+と右室
7azとに画成しており、ピストン8の内部には左室7
a+から右室7a2への油液流入のみを許容するチェッ
ク弁9aと、右室7a2から左室7a+への油液流入の
みを許容するチェック弁9bとが設けられている。
7azとに画成しており、ピストン8の内部には左室7
a+から右室7a2への油液流入のみを許容するチェッ
ク弁9aと、右室7a2から左室7a+への油液流入の
みを許容するチェック弁9bとが設けられている。
また、シリンダ本体7の上、下部には夫々配管3.4を
接続する接続部10a、10b、11a。
接続する接続部10a、10b、11a。
11bが設けられている。接続部10a、10bの室1
0a+ 、10b+内には第2図に示すオリフィス12
.13が組込まれている。オリフィス12.13にはそ
の回動位置によって開口面積が徐々に変化する形状とさ
れた貫通孔’12a、13aが穿設されている。また、
オリフィス12.13は、貫通孔12a、13aが本体
7の孔7h。
0a+ 、10b+内には第2図に示すオリフィス12
.13が組込まれている。オリフィス12.13にはそ
の回動位置によって開口面積が徐々に変化する形状とさ
れた貫通孔’12a、13aが穿設されている。また、
オリフィス12.13は、貫通孔12a、13aが本体
7の孔7h。
71に対向する位置に組み込まれる。したがって、オリ
フィス12.13を回動することにより、配管3,4に
通過する流路面積が可変する。
フィス12.13を回動することにより、配管3,4に
通過する流路面積が可変する。
14.15はステッピングモータで、その回転軸14a
、15aがオリフィス12の軸12b。
、15aがオリフィス12の軸12b。
13bに連結され、本体7に固着されたブラケット16
.17によって支持されている。したがって、オリフィ
ス12.13は夫々モータ14゜15に駆動されて所定
角度回動し、孔7h、7iに対する流路面積を可変制御
する。
.17によって支持されている。したがって、オリフィ
ス12.13は夫々モータ14゜15に駆動されて所定
角度回動し、孔7h、7iに対する流路面積を可変制御
する。
また、接続部11a、11bの流路にはチェック弁18
.19が設けられている。チェック弁18は右室7az
から左室7a+への油液流人を許容し、チェック弁19
は左室7a+から右室7a2への油液流人を許容するよ
うに設けられている。なお、このチェック弁18.19
は夫々ボールとバネとから構成されており、チェック弁
18.19を通過する油液の流量はピストン8に設けた
チェック弁9a、9bよりも多くなるように設定されて
いる。
.19が設けられている。チェック弁18は右室7az
から左室7a+への油液流人を許容し、チェック弁19
は左室7a+から右室7a2への油液流人を許容するよ
うに設けられている。なお、このチェック弁18.19
は夫々ボールとバネとから構成されており、チェック弁
18.19を通過する油液の流量はピストン8に設けた
チェック弁9a、9bよりも多くなるように設定されて
いる。
配管3は一端が接続部10aに接続され、他端が接続部
11bに接続されている。また、配管4は一端が接続部
10bに接続され、他端が接続部11aに接続されてい
る。したがって、配管3はピストン8が縮み方向(矢印
X+力方向に変位するとき、シリンダ室7aの左室7a
+内の油液が右室7azへ流入する第1の流路を形成す
る。また、配管4はピストン8が伸び方向(矢印×2方
向)に変位するとき、油液が通過する第2の流路を形成
している。
11bに接続されている。また、配管4は一端が接続部
10bに接続され、他端が接続部11aに接続されてい
る。したがって、配管3はピストン8が縮み方向(矢印
X+力方向に変位するとき、シリンダ室7aの左室7a
+内の油液が右室7azへ流入する第1の流路を形成す
る。また、配管4はピストン8が伸び方向(矢印×2方
向)に変位するとき、油液が通過する第2の流路を形成
している。
なお、ピストン8の両側にはロッド8a、8bが設けで
あるため、ピストン8の変位により、シリンダ室7a内
の油液収納容積は変化しない。また、wAATCCは左
v7 a +の油液が膨張したとき、油溜室7bに流入
することを許容するチェック弁20が設けである。
あるため、ピストン8の変位により、シリンダ室7a内
の油液収納容積は変化しない。また、wAATCCは左
v7 a +の油液が膨張したとき、油溜室7bに流入
することを許容するチェック弁20が設けである。
第3図に示すように、上記構成になる防震装置1は例え
ば球形タンク21の底部に取付けられる。
ば球形タンク21の底部に取付けられる。
球形タンク21は支持部材22によって地上に設置され
ており、底部の連結部21aには防震装置1のシリンダ
本体7の取付部7dが連結されている。なお、N活部2
1aには複数の防震装置1゜1′、・・・が各水平方向
に向けて取付けられている。
ており、底部の連結部21aには防震装置1のシリンダ
本体7の取付部7dが連結されている。なお、N活部2
1aには複数の防震装置1゜1′、・・・が各水平方向
に向けて取付けられている。
また、防震装置1のOラド8bの取付部8Cは地面に固
定された固定部23に連結されている。
定された固定部23に連結されている。
24a、24b、24CG;を地震波を検知スルセンサ
で、夫々球形タンク21、防震装置?1、固定部23に
設けられ、各箇所における加速度を検出してその信号を
出力する。また、センサ24a’ 。
で、夫々球形タンク21、防震装置?1、固定部23に
設けられ、各箇所における加速度を検出してその信号を
出力する。また、センサ24a’ 。
24b’ 、24G’ は夫々防震装置1′側のセンサ
として設けられている。
として設けられている。
第4図に示す如く、各セン+J24a〜24C924a
′〜240′は制御装置25に接続されており、til
11111装置25には各測定箇所における震動の検出
信号が各センサ24a〜24c、24a’〜24C′よ
り入力される。また、制御装置25は各防震装置1.1
′のモータ14.15.14’ 。
′〜240′は制御装置25に接続されており、til
11111装置25には各測定箇所における震動の検出
信号が各センサ24a〜24c、24a’〜24C′よ
り入力される。また、制御装置25は各防震装置1.1
′のモータ14.15.14’ 。
15′に接続され、そのときの地震波に応じたパルスを
各モータ14.15.14’ 、15’ に供給する。
各モータ14.15.14’ 、15’ に供給する。
すなわち、IIJIII装置25は各センサ24a〜2
4c、24a’ 〜24.c’ からの信号を受けてこ
れを演篩し、各防震装置1.1′が地震波に応じた抵抗
力を発生するように制御する。
4c、24a’ 〜24.c’ からの信号を受けてこ
れを演篩し、各防震装置1.1′が地震波に応じた抵抗
力を発生するように制御する。
次に、上記装置の動作につき説明する。ここで、比較的
震度の小さい地震が発生したとする。その場合球形タン
ク21の震動も小さい。例えば球形タンク21に矢印×
1方向の加速度が作用すると、防震装置1のピストン8
は伸び方向に変位し、防震装置1′のピストン8′は縮
み方向に変位する。
震度の小さい地震が発生したとする。その場合球形タン
ク21の震動も小さい。例えば球形タンク21に矢印×
1方向の加速度が作用すると、防震装置1のピストン8
は伸び方向に変位し、防震装置1′のピストン8′は縮
み方向に変位する。
したがって、防震装置1ではピストン8の伸び方向の変
位とともに、右室7a2内の油液が孔71゜貫通孔13
a、室10b+、配管4、チェック弁18を介して室7
a+に流入する。制御装置25は各センサ24a 〜2
4c、24a’ 〜24c’からの信号に基づいて、防
震装置1のモータ15の軸15aを反時計方向に所定角
度回動させ、オリフィス13の貫通孔13aの幅広部を
孔71に対向させる。その結果、配管4に連通ずる流路
面積が広がり、ピストン8の変位に伴って発生する抵抗
力は小さく設定される。
位とともに、右室7a2内の油液が孔71゜貫通孔13
a、室10b+、配管4、チェック弁18を介して室7
a+に流入する。制御装置25は各センサ24a 〜2
4c、24a’ 〜24c’からの信号に基づいて、防
震装置1のモータ15の軸15aを反時計方向に所定角
度回動させ、オリフィス13の貫通孔13aの幅広部を
孔71に対向させる。その結果、配管4に連通ずる流路
面積が広がり、ピストン8の変位に伴って発生する抵抗
力は小さく設定される。
また、制御装置25は防震装置11′のモータ14′に
対してもパルスを出力し、モータ14′の軸14a′を
反時計方向に所定角度回動させる。
対してもパルスを出力し、モータ14′の軸14a′を
反時計方向に所定角度回動させる。
そのため、オリフィス13′の貫通孔138′は幅広部
が孔7b’に対向する。すなわち、配管3′に連通する
流路面積が広がり、ピストン8′に作用する抵抗力は小
さく設定される。
が孔7b’に対向する。すなわち、配管3′に連通する
流路面積が広がり、ピストン8′に作用する抵抗力は小
さく設定される。
したがって、球形タンク21の矢印×1方向への弱い加
速度は、防震装置1.1′によって徐々に減衰され効果
的に吸収される。ここで、比較的震動の大きい地震波が
生じたとする。そのため、球形タンク21に矢印x2方
向の比較的大″きな加速度が作用したとする。この場合
、防震装置11のピストン8が急速に縮み方向に変位す
るとともに、防震装置1′のピストン8′が伸び方向に
変位する。
速度は、防震装置1.1′によって徐々に減衰され効果
的に吸収される。ここで、比較的震動の大きい地震波が
生じたとする。そのため、球形タンク21に矢印x2方
向の比較的大″きな加速度が作用したとする。この場合
、防震装置11のピストン8が急速に縮み方向に変位す
るとともに、防震装置1′のピストン8′が伸び方向に
変位する。
この加速度の変化は各センサ24a〜24c。
24a′〜240′によって検知されているため、!+
3tlD装置25は防震装置1のモータ14の軸14a
を時計方向に回動させ、オリフィス13の貫通孔13a
の幅狭部を孔71に対向させる。その結果、配管3に連
通ずる流路面積が絞られて、ピストン8に作用する抵抗
力が大きく設定される。
3tlD装置25は防震装置1のモータ14の軸14a
を時計方向に回動させ、オリフィス13の貫通孔13a
の幅狭部を孔71に対向させる。その結果、配管3に連
通ずる流路面積が絞られて、ピストン8に作用する抵抗
力が大きく設定される。
また、制ill装M25は防震装置1′のモータ15の
軸15aを時計方向に回動させる。そのため、オリフィ
ス12′の貫通孔12a′は幅狭部が孔7b′に対向す
る。すなわち、配管4′に連通する流路面積が絞られ、
ピストン8′に作用する抵抗力は大きく設定される。
軸15aを時計方向に回動させる。そのため、オリフィ
ス12′の貫通孔12a′は幅狭部が孔7b′に対向す
る。すなわち、配管4′に連通する流路面積が絞られ、
ピストン8′に作用する抵抗力は大きく設定される。
このように、防震装置1のモータ15.16がピストン
8の変位方向に応じて選択的に駆動制御されるため、防
震装置1.1’で発生する抵抗力は球形タンク21に印
加される加速度に応じて制御される。そのため、防震装
置1は減衰力を震動の変動に対応した大きさに適宜可変
され、球形タンク21の震動を良好に吸収する。
8の変位方向に応じて選択的に駆動制御されるため、防
震装置1.1’で発生する抵抗力は球形タンク21に印
加される加速度に応じて制御される。そのため、防震装
置1は減衰力を震動の変動に対応した大きさに適宜可変
され、球形タンク21の震動を良好に吸収する。
第5図に本発明の変形例を示す。なお、第5図中、第1
図と同一部分には同・−符号を付してその説明を省略す
る。
図と同一部分には同・−符号を付してその説明を省略す
る。
防震装置31の本体7の取付部32a、32b内にはオ
リフィス12.13を収納する室33a。
リフィス12.13を収納する室33a。
33bが設けである。シリンダ室7aと室33a。
33bとを仕切る壁にはオリフィス12.13の貫通孔
12a、13aに連通する孔7h、7iと、チェック弁
34a、34t)が設けである。35は連通管で、両端
が取付部32a、32t)に結合され、室33aと33
bとを連通している。したがって、ピストン8が矢印×
1方向に変位すると、 ′左室7a+の油液が孔7b、
貫通孔12a1連通管35を介して室33b内に流入し
、チェック弁34bを開弁して右i! 7 a 2に流
入する。また、これと逆にピストン8が矢印×2方向に
変位すると、右室7a2の油液が孔71、貫通孔13a
。
12a、13aに連通する孔7h、7iと、チェック弁
34a、34t)が設けである。35は連通管で、両端
が取付部32a、32t)に結合され、室33aと33
bとを連通している。したがって、ピストン8が矢印×
1方向に変位すると、 ′左室7a+の油液が孔7b、
貫通孔12a1連通管35を介して室33b内に流入し
、チェック弁34bを開弁して右i! 7 a 2に流
入する。また、これと逆にピストン8が矢印×2方向に
変位すると、右室7a2の油液が孔71、貫通孔13a
。
連通管25、チェック弁34aを介して左室7a+に流
入する。
入する。
すなわち、オリスイス12.13を回動させることによ
り、孔7h、または71に対する貫通孔12a、13a
の位置が可変され連通管35を連通する油液の流路面積
が調整される。したがって、防震装置31は制御装置2
5によってモータ14または15が駆動され、オリフィ
ス12.13で設定される流路面積をそのときの震動に
応じて可変され、震動に適した抵抗力を発生する。なお
、防震装置31はシリンダ室7aの左室7atと右室7
azとの間を1本の連通管35で連通されているため、
油液が移動する流路の構成が簡略化されている。
り、孔7h、または71に対する貫通孔12a、13a
の位置が可変され連通管35を連通する油液の流路面積
が調整される。したがって、防震装置31は制御装置2
5によってモータ14または15が駆動され、オリフィ
ス12.13で設定される流路面積をそのときの震動に
応じて可変され、震動に適した抵抗力を発生する。なお
、防震装置31はシリンダ室7aの左室7atと右室7
azとの間を1本の連通管35で連通されているため、
油液が移動する流路の構成が簡略化されている。
発明の効果
上述の如く、本発明になる防震装置は、ピストンの移動
とともにシリンダ内を移動する油液が通過する流路を可
変できるようにするとともに地震の震動に応じて流路面
積を可変するため、比較的簡単な構成により震度の小さ
い地震が発生した場合でも、あるいは震動の大きい地震
が発生した場合でも、そのときの地震波の大きさに応じ
てピストンに作用する抵抗力を可変することができ、地
震波の変動に対応することができる。したがって、地震
発生によって生じた加速度を効果的に吸収できるように
常にピストンに対する抵抗力を可変設定でき、可動部の
震動を良好に抑えることができる等の特長を有する。
とともにシリンダ内を移動する油液が通過する流路を可
変できるようにするとともに地震の震動に応じて流路面
積を可変するため、比較的簡単な構成により震度の小さ
い地震が発生した場合でも、あるいは震動の大きい地震
が発生した場合でも、そのときの地震波の大きさに応じ
てピストンに作用する抵抗力を可変することができ、地
震波の変動に対応することができる。したがって、地震
発生によって生じた加速度を効果的に吸収できるように
常にピストンに対する抵抗力を可変設定でき、可動部の
震動を良好に抑えることができる等の特長を有する。
第1図は本発明になる防震装置の一実施例の縦断面図、
第2図はオリフィスの平面図、第3図は第1図の防震装
置を球形タンクの底部に設けた状態を示す正面図、第4
図は防震装置を制御する制御装置を説明するための概略
構成図、第5図は本発明の変形例の縦断面図である。 1.1’ 、31・・・防震装置、2・・・m筒器、3
゜4・・・配管、5.6・・・流路面積可変ll構、8
・・・ピストン、12.13・・・オリフィス、14.
15・・・ステッピングモータ、24a 〜24c、2
4a’ 〜24C′・・・センサ、25・・・制御装置
、35・・・連通管。
第2図はオリフィスの平面図、第3図は第1図の防震装
置を球形タンクの底部に設けた状態を示す正面図、第4
図は防震装置を制御する制御装置を説明するための概略
構成図、第5図は本発明の変形例の縦断面図である。 1.1’ 、31・・・防震装置、2・・・m筒器、3
゜4・・・配管、5.6・・・流路面積可変ll構、8
・・・ピストン、12.13・・・オリフィス、14.
15・・・ステッピングモータ、24a 〜24c、2
4a’ 〜24C′・・・センサ、25・・・制御装置
、35・・・連通管。
Claims (3)
- (1)内部に液体が充填されたシリンダ内にピストンを
摺動自在に設け、前記シリンダまたはピストンロッドの
一端が固定部に連結され他端が可動部に連結されてなる
緩衝器と、前記ピストンが縮み方向に変位するとき該流
体が通過する第1の流路と、前記ピストンが伸び方向に
変位するとき該流体が通過する第2の流路と、前記第1
の流路の流路面積を可変する第1の流路面積可変手段と
、前記第2の流路の流路面積を可変する第2の流路面積
可変手段と、地震波を検知するセンサと、前記センサか
らの信号を供給され地震波に応じた抵抗力を発生するよ
うに該第1または2の流路面積可変手段を制御する制御
手段とからなることを特徴とする防震装置。 - (2)前記緩衝器は前記ピストンの両側に前記シリンダ
室を貫通するピストンロッドを有してなる特許請求の範
囲第1項記載の防震装置。 - (3)前記第1、2の流路面積可変手段は夫々モータを
用いてなる特許請求の範囲第1項記載の防震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27729986A JPS63130943A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 防震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27729986A JPS63130943A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 防震装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130943A true JPS63130943A (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=17581601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27729986A Pending JPS63130943A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 防震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63130943A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734722A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-02-03 | Kajima Corp | 可変減衰装置を利用したアクティブ制震構造 |
WO2008072325A1 (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-19 | Oiles Corporation | 振動エネルギ吸収装置 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP27729986A patent/JPS63130943A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734722A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-02-03 | Kajima Corp | 可変減衰装置を利用したアクティブ制震構造 |
US8087500B2 (en) | 2005-09-13 | 2012-01-03 | Oiles Corporation | Vibrational energy absorbing apparatus |
WO2008072325A1 (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-19 | Oiles Corporation | 振動エネルギ吸収装置 |
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