JPS63130846A - パネル - Google Patents

パネル

Info

Publication number
JPS63130846A
JPS63130846A JP27829886A JP27829886A JPS63130846A JP S63130846 A JPS63130846 A JP S63130846A JP 27829886 A JP27829886 A JP 27829886A JP 27829886 A JP27829886 A JP 27829886A JP S63130846 A JPS63130846 A JP S63130846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
panel
strength
steel
steel fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27829886A
Other languages
English (en)
Inventor
森川 尚一
小山 春雄
中沢 輝男
桐ケ谷 仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP27829886A priority Critical patent/JPS63130846A/ja
Publication of JPS63130846A publication Critical patent/JPS63130846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、床や壁等に使用するパネルに関する。
〔従来の技術〕
従来は、コンクリートパネルが床板等の建築材料として
多く使用されていた。例えばプレキャスト・コンクリー
トスラブでは、鉄筋を組み込んであり、長さ995mm
、幅995mm、丈(厚み)−120mmのもので13
3kgの重量があった。また2人工軽量骨材を用いて軽
量化を図ったコンクリートスラブも開発されている。
〔解決しようとする問題点〕
従来のコンクリートパネルは、引張強度、曲げ強度、剪
断強度が十分ではなく、したがってパネルとしての応用
範囲が狭いものであった。また、耐衝撃性、耐疲労性も
十分ではなかった。
なお、炭素繊維やケブラー繊維をコンクリートに混入し
たものも知られているが、コストがきわめて高(なり、
靭性(材料のねばり強さすなわち外力に抗して破壊しに
くい性質)が低いという欠点があった。
そこで、この発明は、低コスト、高強度を実現し、軽量
化を図ったパネルを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、この発明は鋼繊維をコンク
リート中に分散させた。
〔作用〕
プレーンコンクリート製のパネルとこの発明のパネルと
を曲げ試験で比較したとき、この発明のパネルは強度の
向上が著しく、しかもエネルギーの吸収力が大きいこと
が判明した。曲げ試験は、300 X 300 X 2
5  (mm)のパネルの下面に240mmの間隔をあ
けて2本の脚(丸棒)をセントし、パネルの上面の二本
の脚の中央に相当する個所に荷重をかけてパネルがどの
程度たわむかを測定した。また、耐衝撃性の試験におい
ても、両端にフックが形成された鋼繊維を分散させたも
のでは、プレーンコンクリート製パネルに比べて10倍
の強度を示した。さらに、耐疲労性の試験では、60倍
の特性を有することも判明した。
〔実施例〕
以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照にして説明
する。
第1図において、コンクリート1中に鋼繊維2を分散さ
せてパネル10を構成した。コンクリート1中に分散さ
せる鋼繊維2としては、第2図(a)〜(e)に示す如
き各種形状のものを用いることができる。第2図(a)
に示すものは真っ直ぐな棒状のものであり、(b)に示
すものは偏平なタイプであり、(c)に示すものは波状
に形成したものである。第2図(d)に示すものは、両
端にフック2Aを形成したものであり、(e)は両端に
膨頭部2Bを形成したものである。この鋼繊維2の長さ
は、20〜100mm、より好ましくは25〜60mm
、直径が0.3〜0.9mm、より好ましくは0.3〜
Q、  8mmである。
鋼繊維2のコンクリート1中への混入率は体積比で0.
5〜3%、より好ましくは1〜2%である。
また、この鋼繊維2の長さと径との関係では、径÷長さ
の値が小さい方がよく、換言すれば細長いものがより好
ましい。
第2図(a)〜(e)に示すものから選択された鋼繊維
2をコンクリート1中に分散させてパネル10を構成し
たものを、床パネル11として使用した例を第3図に示
す、この床パネル11は4隅に孔3を形成し、この孔3
内に雌ネジ4(第5図参照)を装着し、この雌ネジ4に
ボルト5を螺合させる。ボルト5の下端部は、第4図に
示すようにゴム等の弾性材料6に埋設しである。この弾
性材料6は、箱型の鉄板7の隅角部に設置される。
この鉄板7は、コンクリートスラブ8に接着剤9で接着
されている。
第6図に示す実施例は、鋼繊維2の表面露出保護や意匠
付与のため周囲部にプレーンコンクリート12を形成し
たものを示す。
この発明のパネルlOを製造するには、第7図に示すよ
うにコンクリート原料と鋼繊維2とをミキサーで混練し
、この混練したものを型へ投入し養生することにより製
造する。第7図に示す製造方法によらず、吹き付けによ
り製造することもでき、あるいは型締めによって加圧脱
水をしたり、オートクレーブ養生することもできる。
また、床パネル11としてこのパネル10を使用する場
合には、床パネルの裏面側に鋼繊維2が集中するように
分散させ且つ床パネル11の表面と略平行になるように
鋼繊維2を配向させることが好ましい。このように5i
Iti維2をコンクリート1中に分散させる個所を特定
し、しかも配向を特定させたものでは、床パネル11の
上方からの荷重に対し曲げ荷重が極めて増大した。
第9図は曲げ試験を行う場合の説明図であり、第9図中
の矢印方向からパネル10に荷重をかけた場合には、先
にも述べたように、ブレーンコンクリート製のパネルに
比較して強度の向上が著しく且つエネルギーの吸収力が
大きいことが判明した。また、耐衝撃性や耐疲労性の点
においてもブレーンコンクリート製のパネルに比較し著
しい向上が見られた。また、コンクリート1のひび割れ
後でも、網m維2によって抵抗し、最大荷重に至り、そ
の後も鋼繊維2の引抜き力によって耐力を保持した。こ
のことは、エネルギー吸収力が大きく、曲げの加わる部
材に適用して極めて有利である。
上述の第2図(d)に示すフック2Aが形成された鋼繊
維2を用いる場合には、コンクリート1との付着強度が
高くなる。また、水溶性接着剤でフック2を連続して接
着したものでは、コンクリ−1−1とのミキサー混練の
際に分散性が良く、特別な分散器を必要としない、なお
、第8図に示す如(鋼繊維2を分散させるには、振動を
与えたり、コンクリート1を絞り出したり、層状に成形
したり、或いは遠心力成形を行うことにより容易に特定
の配向をさせることができる。さらには、磁力を利用し
たり予め繊維配向機で配向を加えておくこともできる。
〔効果〕
以上説明したように、この発明によれば、鋼繊維をコン
クリート中に分散させであるために、耐衝撃性、耐疲労
性、曲げ強度の面で著しい向上が図れた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の好適な実施例を示す断面図、第2図
(a)〜(e)は鋼繊維の各偶を示す正面図、第3図は
床パネルに応用した例を示す斜視図、第4図は第3図の
脚部の詳細を示す断面図、第5図はボルトと床パネルと
の取付は手段を示す断面図、第6図は他の実施例を示す
断面図、第7図は製造方法の説明図、第8図は更に別の
実施例を示す断面図、第9図は曲げ強度の試験方法を示
す斜視図である。 1・・・・・・・・・コンクリート、 2・・・・・・・・・鋼繊維、 10・・・・・・パネル。 出願人 株式会社 ブリデストン 代理人 弁理士 増 1)竹 夫 嘉 1 eX 第 2 図 (a)   (b)   (C)   (d)   (
e)需 3 g 第 4 図 篇 511 第 6−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鋼繊維をコンクリート中に分散させたことを特徴と
    するパネル。 2、両端に膨頭部が形成されたり、両端にフックが形成
    されたりした異形の鋼繊維を使用したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のパネル。 3、鋼繊維の長さが20〜100mm、直径が0.3〜
    0.9mm、より好ましくは長さが25〜60mm、直
    径が0.3〜0.8mmであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載のパネル。
JP27829886A 1986-11-21 1986-11-21 パネル Pending JPS63130846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27829886A JPS63130846A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27829886A JPS63130846A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63130846A true JPS63130846A (ja) 1988-06-03

Family

ID=17595401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27829886A Pending JPS63130846A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63130846A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002518224A (ja) * 1998-06-24 2002-06-25 スベドベルグ、ビョールン 繊維を配列するための方法と装置
JP2003518472A (ja) * 1999-12-23 2003-06-10 レディーミックス テクノロジーズ リミテッド ペースト状材料を硬化して形成され且つ導電性経路を含む硬化体及びこのような硬化体を製する方法。
JP2009179987A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Okumura Corp 鉄筋コンクリート柱
JP2014141370A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Takenaka Komuten Co Ltd 水硬性材料及び水硬性材料硬化体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949154B1 (ja) * 1970-06-25 1974-12-25
JPS51106311A (ja) * 1975-03-17 1976-09-21 Isao Itsuyumi Konkuriitohokyozaito sonoseizohoho
JPS54156024A (en) * 1978-05-30 1979-12-08 Kubota Ltd Fiber reinforced cement board
JPS58181439A (ja) * 1982-04-16 1983-10-24 Yoshitomo Tezuka コンクリ−ト補強用鋼繊維

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949154B1 (ja) * 1970-06-25 1974-12-25
JPS51106311A (ja) * 1975-03-17 1976-09-21 Isao Itsuyumi Konkuriitohokyozaito sonoseizohoho
JPS54156024A (en) * 1978-05-30 1979-12-08 Kubota Ltd Fiber reinforced cement board
JPS58181439A (ja) * 1982-04-16 1983-10-24 Yoshitomo Tezuka コンクリ−ト補強用鋼繊維

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002518224A (ja) * 1998-06-24 2002-06-25 スベドベルグ、ビョールン 繊維を配列するための方法と装置
JP2003518472A (ja) * 1999-12-23 2003-06-10 レディーミックス テクノロジーズ リミテッド ペースト状材料を硬化して形成され且つ導電性経路を含む硬化体及びこのような硬化体を製する方法。
JP2009179987A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Okumura Corp 鉄筋コンクリート柱
JP2014141370A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Takenaka Komuten Co Ltd 水硬性材料及び水硬性材料硬化体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Papanicolaou et al. Textile-reinforced mortar (TRM) versus FRP as strengthening material of URM walls: in-plane cyclic loading
US6207256B1 (en) Space truss composite panel
US4297409A (en) Manufacture of articles from an organic material and a water-hardenable mass
EP0140232B1 (de) Zuggurt aus hydraulisch abbindenden Massen
JP2008215029A (ja) グラウンドアンカー構造、受圧板及び、繊維ネット
JPS63130846A (ja) パネル
KR20130129668A (ko) 고성능 시멘트 복합체를 이용한 프리캐스트 대각보강 연결보
JP4022205B2 (ja) 部材の接合構造
DE2939877A1 (de) Sandwich-verbundplatte
CN215594503U (zh) 一种隔墙板连接件及建筑墙体
JP4340256B2 (ja) 定着具付きfrpプレート
JP3103875B2 (ja) グラウンドアンカーの受圧板及びその板体、及びグラウンドアンカー工法
CN201202176Y (zh) 防震钢骨混凝土结构
Smart et al. Flexure of concrete beams reinforced with advanced composite orthogrids
CN117328569B (zh) 复合保温墙板及其制备和应用
JP4257020B2 (ja) 熱可塑性樹脂被覆cfrp補強筋の接続方法
JPH0726343Y2 (ja) 炭素繊維補強無機質板
CN220848330U (zh) 一种高抗剪承载力和延性的钢筋混凝土组合梁
CN217053873U (zh) 一种非金属模块板的保温墙体
JPS63551A (ja) 長繊維補強セメント系部材
CN217053901U (zh) 一种非金属模块板的高强度墙体
JPH0552002A (ja) プレキヤスト版
KR20130082265A (ko) 조적벽체 내진보강 구조
JP5539803B2 (ja) 耐震補強構造
CN116733143A (zh) 一种非金属模块板的保温墙体及施工方法