JPS6312912Y2 - - Google Patents

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JPS6312912Y2
JPS6312912Y2 JP1982194280U JP19428082U JPS6312912Y2 JP S6312912 Y2 JPS6312912 Y2 JP S6312912Y2 JP 1982194280 U JP1982194280 U JP 1982194280U JP 19428082 U JP19428082 U JP 19428082U JP S6312912 Y2 JPS6312912 Y2 JP S6312912Y2
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JP
Japan
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blade
planer
polishing
super
grindstone
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JP1982194280U
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JPS5997848U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は刃口位置と別の研磨位置との間をか
んな刃が移動する構成の超仕上げかんな盤におい
て研磨によつて生じるかんな刃の刃先のかえり除
去装置に関する。
出願人は先に、第1図及び第2図に概略の構成
を示すような超仕上げかんな盤を提案した。同図
において、1はテーブル、2は送材装置、3はか
んな刃保持部、4は研磨装置である。その各々の
概略を説明すると、テーブル1は刃口10を有
し、その刃口10はテーブル1の全幅にわたつて
開口していて、そこをかんな刃12が常に切削可
能な状態で往復移動するようになつている。送材
装置2は通常の超仕上げかんな盤と同様にテーブ
ル1の上面に対向する走行無端ゴムベルトであ
る。かんな刃保持部3は長いかんな刃12を保持
してそれを刃口10に沿つてテーブル1を横切る
ように往復移動させる。かんな刃12は一連の長
いもので、その長さ寸法は刃口10の幅寸法つま
りテーブル幅寸法の2倍よりも少し長い、切削作
用する位置、すなわち刃口10に位置するかんな
刃の裏面先端近傍に、図示していないが裏刃の刃
先が加圧接触している。裏刃は固定部に保持され
ている。かんな刃保持部3は、テーブル1の下側
に設けられた斜め上方の刃口10に向つて移動す
る押し出し移動部14と、その押出し移動部14
上に設けられかんな刃12をねじ15によりねじ
止めされていて往復移動する往復移動部16とで
構成されている。図中17は押し出し駆動部、1
8は往復駆動部である。研磨装置4は刃口10の
両外側に位置しており、そこを通るかんな刃12
の刃表を研磨するように設けられた研磨機であ
り、回転砥石20を有している。砥石20は定位
置で回転し、研磨代は押し出し移動部14の移動
量によつて決まる。
このような超仕上げかんな盤において、かんな
刃保持部3に取付けられたかんな刃12は、低速
度(50〜60cm/分)で往復移動し、刃口10に位
置する部分が超仕上げ切削に使用され、研磨装置
4の位置を通る部分がそこを通る間に研磨され
る。かんな刃12は刃口10の幅の2倍強の長さ
であるから、半分を片側の研磨装置4で、他の半
分を他の片側の研磨装置4で研磨される。その研
磨において、かんな刃12は刃表を少しずつ研磨
される。そのときの刃先に生じる研磨のかえりは
少しであるからそのまま切削に使用しても差支え
ないと考えられていた。しかし実験によると、そ
の研磨のかえりを除去しない場合と除去した場合
とではかんな刃の切れ味に微妙な差異があり、良
好な超仕上げ切削を行うには研磨により微小なか
えりを除去することが必要であることがわかつ
た。しかし、通常のかんな刃からも理解できるよ
うに、刃裏の研磨はわずかに砥石に当てる程度で
通常の研磨とは大幅に相違があり、通常の高速回
転をする砥石では不可能である。
このようなことから、実開昭48−81490号公報
記載の回転研磨具の利用が考えられる。その回転
研磨具は把手部に軸承された回転自在の円盤に砥
石を固定したもので、自動かんな刃等を万力等に
レールと共に挟持してそのレールに円盤を当接さ
せかつかんな刃の裏面に砥石の端面を当接させて
手動操作で円盤が転がるようにレールに沿つて移
動させることによりかんな刃の裏面を仕上げ研ぎ
するようにしたものである。この回転研磨具を前
記超仕上げかんな盤に適用しようとすると、円盤
を回転させるレールをかんな刃の裏面に沿つて設
ける必要がある。ところが、前記超仕上げかんな
盤においてはかんな刃が刃先の形成する直線の方
向に往復移動しかつ刃先の突出方向に送り出され
る構成でありしかも刃口位置では図示していない
が切削のための裏刃を設置されているから、前記
のようなレールに相当するものを設けることは非
常に困難である問題がある。このレールを設けな
い構成としては砥石をモータで回転させることが
考えられるが、普通には大幅な減速が必要となり
このために嵩張る上に高価なものとなる問題があ
る。
この考案は、特別にレールを必要とせず、また
嵩張らない構成で、上述したような超仕上げかん
な盤におけるかんな刃の刃表の研磨によるかえり
を除去する装置を提供することを目的とするもの
であり、その超仕上げかんな盤の刃口位置及び刃
表研磨位置から外れた定位置で上記かんな刃の刃
裏に対して加圧接触するように回転砥石を設け、
上記往復移動部の移動に基いて一端を回転駆動さ
れるように設けられたたわみ軸の他端に上記回転
砥石の軸を連結したことを特徴とするものであ
る。
この構成によつてかんな刃の刃裏側へわずかに
突出したかえりは砥石によつて除去され、連続的
に行われるかえり除去につて摩耗する砥石は低速
で回転しているために片寄り摩耗がなく、常に一
定したかえり除去機能を持続するのである。砥石
の回転は、かんな刃の往復移動に基いて回転する
たわみ軸から与えられるようになつているから、
かんな刃が移動している時のみ低速回転し、その
ための構成が嵩張らず、また特別のレールやモー
タを必要としない。
以下、この考案の実施例を第3図乃至第5図を
用いて説明する。図において、30は回転砥石、
31はたわみ軸、32はゴムローラである。
回転砥石30は、直径20mm程度の小型のカツプ
型砥石であり、その軸33は保持部34に軸受さ
れている。保持部34は円筒状のもので第5図に
断面形状を示すように、内部に加圧用発条35を
内蔵しており、キヤツプ36の螺合程度でその加
圧作用を調節できる。軸33の他端にはたわみ軸
31の一端が連結具37によつて連結されてい
る。
たわみ軸31は、より線型のものであり、その
他端はゴムローラ32の軸38に連結されてい
る。
ゴムローラ32は、直径20mm程度のもので、軸
受39に軸38を支持されている。
このかえり除去装置は、第1図及び第2図によ
つて説明したような超仕上げかんな盤に対し、第
3図及び第4図に見られるように保持部34が適
当な取付具40を介してテーブル1の両外側にあ
る補助テーブル1aの下面に各々取付けられ、回
転砥石30がかんな刃12の刃裏に200〜300g程
度の接触圧で接触せしめられる。回転砥石30は
回転砥石20よりも少し内側に位置している。ま
た、軸受39が押出し移動部14の適所にボルト
41により取付けられ、ゴムローラ32が往復移
動部16に外周の一部を接しており、その往復移
動に従つて回転駆動されるようにしてある。
往復移動部16が往復移動することによつてゴ
ムローラ32が回転駆動されると、たわみ軸31
を介して回転砥石30が回転する。その回転は周
速度が往復移動部16の移動速度と同じで、50〜
60cm/分である。従つて回転砥石30はきわめて
低速回転するもので刃裏を研磨するほどのことは
なく、刃表の研磨により生じたかえりを除去でき
る程度である。すなわち、回転砥石30の回転は
かんな刃の刃裏に対して定位置で接触しないよう
に動いている程度である。この程度でかえりは適
切に除去される。
以上のようにこの考案によれば、かんな刃の刃
裏を研磨し過ぎることなく、刃表の研磨により刃
先に生じるかえりを適切に除去することができ、
良好な超仕上げ切削を長時間継続して行うことに
寄与でき、特別にレールやモータを必要とせず、
また嵩張らない超仕上げかんな盤におけるかんな
刃のかえり除去装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置を適用する従来の超仕
上げかんな盤の概略平面図、第2図は同超仕上げ
かんな盤の概略側面図、第3図はこの考案の実施
例をかんな盤に取付けた状態の部分平面図、第4
図は第3図のA−A断面図、第5図は同実施例の
部分拡大部分断面図である。 12……かんな刃、20……刃表研磨用回転砥
石、30……回転砥石、31……たわみ軸、32
……ゴムローラ、16……往復移動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 往復移動部に取付けられたかんな刃がテーブル
    の刃口位置とその刃口位置から外れたかんな刃の
    刃表研磨位置との間を往復移動するようにかつ上
    記刃口位置では常に切削可能な状態であるように
    設けられた超仕上げかんな盤において、上記刃口
    位置及び刃表研磨位置から外れた定位置で上記か
    んな刃の刃裏に対して加圧接触するように回転砥
    石を設け、上記往復移動部の移動に基いて一端を
    回転駆動されるように設けられたたわみ軸の他端
    に上記回転砥石の軸を連結したことを特徴とする
    かんな刃のかえり除去装置。
JP19428082U 1982-12-21 1982-12-21 超仕上げかんな盤におけるかんな刃のかえり除去装置 Granted JPS5997848U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19428082U JPS5997848U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 超仕上げかんな盤におけるかんな刃のかえり除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19428082U JPS5997848U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 超仕上げかんな盤におけるかんな刃のかえり除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5997848U JPS5997848U (ja) 1984-07-03
JPS6312912Y2 true JPS6312912Y2 (ja) 1988-04-13

Family

ID=30417633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19428082U Granted JPS5997848U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 超仕上げかんな盤におけるかんな刃のかえり除去装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5997848U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4881490U (ja) * 1972-01-07 1973-10-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5997848U (ja) 1984-07-03

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