JPS63127825A - 放電加工方法 - Google Patents

放電加工方法

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JPS63127825A
JPS63127825A JP27127286A JP27127286A JPS63127825A JP S63127825 A JPS63127825 A JP S63127825A JP 27127286 A JP27127286 A JP 27127286A JP 27127286 A JP27127286 A JP 27127286A JP S63127825 A JPS63127825 A JP S63127825A
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JP
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voltage
machining
discharge
impedance
value
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JP27127286A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Tanaka
俊明 田中
Morihisa Nishikawa
西川 守久
Yoshio Ozaki
尾崎 好雄
Koji Akamatsu
赤松 浩二
Masahiro Nakada
昌宏 中田
Atsushi Taneda
淳 種田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、加工液とし・τ導電性加工液を使用する放
電加工機の放電加工方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第9図は、例えは特開昭60−85826%公報に示さ
れ1こ従来の放電加工方法による加工用wL源を示す回
路図である。図において、(1)は加工用電極、(2)
は被加工体、(3)は第2の血流電油、(4)および翰
はパワートランジスタ、(5)およびωは上記パワート
ランジスタ(4)、(至)のエミ、ツタ側に接続さオ]
1こ電流制限抵抗、(9)は′RI極(1)と被加工体
(2)で形成される極間に放電が発生し・1こことを検
出する放電検出手段、@は切換手段、Q3はパワートラ
ンジスタ(4)を駆動する第2の駆動回路、(6)およ
びα9は電流の逆流人を防ぐダイオード、(至)はパワ
ートランジスタ(至)を駆動する第1の駆動回路、α9
は第1の直流W源である。なお、上記の切換手段υは第
1および第2の駆動回路(至)、(至)を制御するもの
である。
ここで、導電性加工液を用い1こ場合の電気的特質を述
べることにする。
導電性加工液を用いる場合は、加工用を極(1)と被加
工体(2)が平行平板にて対向すると仮定できるとき、
極間インビータンス凡IZapは第10図に示すように
次の式で表わされる。
Rgap=ρ・T(1) 1こだし、 ρ:加工液の比抵抗【Ω1〕 l:極間距離〔1〕 S:極間の対向面積Cdl 第2の駆動回路(至)を作動させ、パワートランジスタ
(4)をオンにした場合、極間を形成する加工用電極(
1)と被加工体(2)の間には放電現象に移行する前に
、第6図(a)に示されるような電圧Vgopen(2
9が発生する。このとき、オームの法則により重圧Vg
openは で表わされる。
ただし、 凡ht:@流制限抵抗 E:血流電+7#電圧 なお、ここで用いTこVgopenを無負荷電圧と呼ぶ
ことにする。Jlこ放電後の極間電圧をアーク電圧Vg
arcとする。
極間に流れる電流については、電源から供給される全常
流を1.極間インピーダンスRgapに対し、τオーム
の法則に従って流れる電解電流において無負荷電圧印加
時のものをIEopenQ2.放電中のものをIEar
c 、放電現象によって流れる放電室流をIdとすると
、 放電前テハI = Igopen        (3
)放電中では 1=Id+IEarc     (4)
ただし、 ここで(1)式かられかる様に、加工液の比抵抗ρが低
い程、極間距離aが小さい程、ま1こ極間の対向面積S
が広い程、極間インピーダンスRgapは低下する。さ
らに(2)式から明らかな様に、極間インビータンス)
Lgapが低下すると、無負荷電圧Vgopenが低下
する。特にアーク電圧VgarQより低くなつ1こ場合
は、放電が発生し、ない1こめ加工不能となる。このた
め特に大面積の加工においては、加工液の比抵抗ρをあ
る程度高く保つ必要性があり、イオン交換樹脂を用いて
比抵抗ρの制御を行つ1こりする。
しかしながら、放電中の電流を小さい値で所望する場合
、電流制限抵抗kLMを大きく設定する必要があるが、
同時に無負荷電圧vgopenが低下する1こめ放電が
発生し、にくくなり、加工能率が著しく低下する。そこ
で、導電性加工液を用いγこ放電加工機の放電加工方法
とし・では次の様な対策を施L7ている。
第9図は放章加工用Wl源の回路を示すもので、図にお
いてはγ&(1)と被加工体(2)に対し、で、2組の
電流回路が並列に接続され1こ構成となっており、実際
の加工電流(放tllEM)は、第2の駆動回路α3に
よって駆動されるパワートランジスタ(4)ト、第2の
直流電源(3)、 !f流制限抵抗(5)、ダイオード
(6)によって構成される回路から供給されろ。
そして、放電開始前においては上記回路の他に更に、第
1の駆動回路(へ)によって駆動されるパワートランジ
スタ缶、電流制限抵抗(ハ)、’fイオー)!Q9.そ
れに第1の直流電源α9からm成される回路から、電a
i (1)、被加工体(2)間にはより多くの電流を流
してやることにより、極間の無負荷時の電圧を高くし、
放電が誘発されやすい様fζL、ている。
次に、極間に放電が発生しTコ後は放電検出手段(9)
により放tを検出し、切換手段@によって第1の駆動回
路(至)に信号を送り、パワートランジスタ翰をオフに
することにより放電電流は第2の血流フ@(3)からの
み供給されることになるのである。
この時、抵抗(5)の抵抗値l′LMは、所望の面粗度
加工速度に対応する放’st流を得る為の値、抵抗(至
)の抵抗値Rsは、RJr側と合わせて、放電開始に十
分な無負荷電圧を得るのに必要な電流に対応した値とし
て予め設定しておく。
この様にし、て無負荷電圧VgOpenを求めると、と
なる。
1こだし、 E+:第1のm動画路側の血流電急電圧E、!:第2の
UA動回路側の直流可―埴圧である。
〔発明が解決し・ようとする間印点〕
従来の放電加工方法はり上のよう(こ電源の内部インピ
ーダンスを切り替える方法をとっている。
しかしながら、aSの内部インピーダンスケ算出する1
こめlζ(1)式より極間インピーダンスRg a p
の値を得るには、事実上次のような問題点かあつ1こ。
■ 電極(1)と被加工体(2)は必すしも平面対向で
はなく、極間距11f!’+−そのまま(1)式のeに
代入することはできない。
■ 加工形状によっては第11図に示すように、加工の
進行に伴い極間の対向面積は変化して行く。このことに
よる極間インピーダンスRgapの値の変化は無視でき
ない程大きいものがある。
■ 導電性加工液の比抵抗は加工の進行に伴って変化す
る上、第12図に示すように、加工液タンク、加工槽内
そし7て放電ギヤー・ブ間において異なる値を持ち、放
電ギk +7ブ間の比抵抗測定が困難である。
以上の点から、極間距離l、極間の対向面積Sおよび加
工液の比抵抗ρを測定することから極間インピーダンス
Rgapを算出することは困難であるとともに、加工の
進行lこ伴って変化して行くことになる。更に加えて、
加工の進行に伴って変化する極間インピーダンスRg 
a pに対し・て電源の内部インピーダンス値の修正が
行なわれないと、次のような不具合が生じる。
即ち、放電中に流れる電流IEarc  の値が変化す
ることにより、(4)式から明らかなように加工市。
流1dが変化してし、まう。この結果、目的とする加工
面粗度に対して最大加工速度を維持できなくなったり、
加工面粗度が一定に保てなくなるのである。
本発明は上記のような問題点を解消する1こめになされ
1こもので、放電加工全般に渡って加工を安定に維持す
るとともに、1F#の内部インピーダンスを自動的に変
更、設定できるようにすることで、加工の進行に伴って
極間路fll1M1.極間の対向面積8および比抵抗ρ
が変化することによる極間インピーダンスRgapの変
化に対し1、終始一定した面粗度を維持し、また、目標
とする面粗度に対して常に最大加工速度が得られる放電
加工方法を得ることを目的とする@ 〔問題点を解決する1こめの手段〕 本発明に係る放電加工方法は、極間のインピーダンスを
検出し、このデータをもとに所望の無負荷電圧を得る1
こめの電源の内部インピーダンスと、所望の加工電流を
得る1こめの電源の内部インピーダンスを算出するよう
に構成シ、1こものである。
〔作用〕
本発明における放電加工方法は、検出された極間インピ
ーダンスのデータをもとに、極間に放電が発注するまで
の無負荷時間では放電発注重圧以上の無臼荷電圧を供給
するような市酋の内部インピーダンス値を算出し、放電
発生後では所望の加工電流を流すよう電源の内部インピ
ーダンス値を所定値に制御する。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を、図を以って説明する。第
1図〜第5図において、(1)は加工用電極、(2)は
被加工体、(3)は加工用直流w源、(4)は(4−1
ハ(4−2)・・・・・・(4−n)から成るパワート
ランジスタ群、(5)はI 5−I J、 (5−2J
−・・−・・+ 5−n )から成す、それぞれパワー
トランジスタ+4−1)、(4−22・・・・・・<4
−n)の工j −p夕側に接続さね1こ電流制限抵抗群
、(6)およびα9は電流の逆流人を防ぐためのダイオ
ード、(7)は検出用直流電源、(8)は検出用直流電
源(7)からの電流を制限する為の抵抗、(9)は極間
に放電が発注したことを検出する放電検出手段、αOは
、極間インピーダンスRg a pを検出する検出手段
、αDは検出手段αGによって検出され1こ極間インピ
ーダンス)Lgapをもとに、その極間インピーダンス
kLg a pに適し、1こ電飾の内部インピーダンス
ケ算出する演算手段、■は演算手段0の演算結果にモト
づいてパワートランジスタ群(4)のオン・オフ組合わ
せパターン、即ち切換出力を決定し1、このパターンを
複数個、一時記憶し・τF〈ことができる切換手段、■
はパワートランジスタ群(4)の中から任意の組合わせ
のパワートランジスタを選択的にオンすることかできる
駆動回路、α1虚演算手段aDによって算出され1こ璽
υの内部インピーダンス値を記憶する記憶手段、αGは
電流制限抵抗群(5)の内の抵抗と、これに接続されて
いるパワートランジスタを選択し・、その組合せパター
ンを決定するデコード手段、αηは放電検出手段(9)
からの信号を切換手段@に送る発振器、(至)は符号C
LIJ、 C12+、 04+。
αQ、G力から肩成される電源制御回路、α1は電流制
限抵抗(8)を切り替える検出用抵抗切替回路、@は極
間電圧を分圧する分圧器である。
次に、各部の動作について述べる。
検出手段αGは以下に述べる方法によって極間インピー
ダンスlLgapを直接測定する。これらの方法による
場合、(1)式における極間距離l、極間の対向面積8
および加工液の比抵抗ρに依存することなく極間インピ
ーダンスRg a pを直接測定できる1こめ、前述の
様な問題点が解決できるのである。
まず、第1の方法は次の通りである。即ち、加工用直流
tf源(4)の休止時間中に、別wt源である検出用直
流電源(7)によって加工用直流W源(3)と同一極性
の検出用電圧を極間に印加し、この時極間に現れる電圧
から極間インピーダンスRgapを算出する方法である つまり、第1図及び第2図に示す様に検出用直流f 柳
(7)を設け、電流制限抵抗(8)を介して極間へ接続
する。検出中においては、極間に111wが生じては検
出が行なえないTこめ、極間電圧Vga はアーク電圧
を越えない様に設定することが必要となる。この1こめ
、第1図に示す様に、検出用直流電# (7)のtsm
圧VBをアーク電圧Vgarc よ?) も低く設定す
ると、制御が行ないやすいことになる。
ま1こ、Va>Vgarcの場合でも、第2図に示す様
に、検出手段σOにより検出され1こ電圧VgaP’に
演算手段圓により処理し、gll低抵抗8)の値を検出
用抵抗切替回路09によって切り替えることにより、電
柳電圧Vaをアーク電圧vgarcより小さく設定する
ことができる。まTこ、制限抵抗(8)を最適値に切り
かえることにより検出手段αOによって検出される電圧
VFzapの検出精度を上げることができる。
ところで、f源重圧値Va、抵抗値Ra、測定され1こ
極間の電圧値Vga及び極間インピーダンスRFrap
の間には次の関係力3.る。
従って、極間インピーダンスRgapは、と算出するこ
とができる。
ま1こ、極間インピーダンスRg a pを求める方法
と(、て第2に次の様な方法かある。
第3図において、加工用ff # (3)によって極間
に電圧を印加し・、放電が発注するまでの無負荷時間中
の極間電圧VgOp6n から極間インピーダンスRg
apを算出する方法である。つまり、無負荷電圧印加時
の電源の内部インピーダンスをRxとすると、電源電圧
E、811!聞電圧Vgopenおよび極間インピーダ
ンスRFrapの間には、次の関係があろう−h弧J2
− 、 E VgOpe11=Rgap+kLX し、1こがって極間インピーダンス均−Pは、Rgap
 =  ”””  −kLx E −Vgopen         (9’と算出さ
れる。なお、上記の極間電圧VgOp6nは、A/D変
換器を介してデジタル値で検出手段αGへ読み込む等の
方法がある。
この方法は、極間インピーダンス′kLg a p検出
用直流lj 源V a(7)と、電流制限用抵抗Ra(
8)が不要であるという大きな利点を持つ。
−5、加工用!6(3)によって極間に電圧を印加後、
血らに放電が発生した場合には無負荷時間中の極間電圧
Vgopenを検出できない為、極間インピーダンスk
LIzapt算出できない欠点を持つ。
更に、極間インピーダンスRgapケ求める方法と(、
、で、第3に次の様な方法がある。第4図におイテ、休
止時間においてもパワートランジスタ群(4)のうちの
いくつf)> 7/オンにL−1iUがアーク電圧以下
の電圧となる様、電流制限抵抗(5)の値を十分大きく
没定して通!し、その時極間に現れる電圧Vgzから算
出する方法である。ここで、休止時間中の1諒の内部イ
ンピーダンスをhzとすると、竜S*圧E、&間」圧■
gzと、極間インピーダンスkL(zupとの間には、
次の関係がある。
vgz= Rz’j+駒!2− 、[ したがって極間インビータンスktgapは、gz Kg a p ==ト糎、−1t z      QG
と算出することができる。
この方法は、極間インピーダンスkFaPm出用直流!
!渉(7)V a トN流制限用抵抗(8)Ltaが不
要であるという大きな利点を持つ。ま1こ、休止時間中
に極間電圧Vgz を検出して極間インピーダンスRg
apを算出する為、前述し、y、=第2の方法の様に、
電圧印加後、貞ちに放電が発生(・、無負荷時間が無い
場合にも極間インビーダノスRFrapケ算出できる。
更に、極間インピーダンスkgapを求めろ方法とし、
で、第4に次の様な方法かある。第5図において、加工
用雷fn(3)の休止時間中にアー今市圧VgarCよ
り低い電圧値をもつ別wI源である検出用直流wt源(
7)によって、加工用型@(3)と同一極性の検出用電
圧を極間に印加し1、この時極間に現れる電圧から極間
インビータンス凡gaPを算出する方法である。この方
法は、検出用面流窒源(7ンの電流制限用抵抗を、加工
用重加(3)のV流制限抵抗群(5ンを利用すみことに
特徴が可り、前述の「極間インピーダンスRgapを求
める第1の方法」に比べτ換W用頂流す源(7)の電流
制限用抵抗(3)か不要であ2−おいうフ、゛きt利点
を持つ。
演算手段Ql)は、検出手段00によって測定され1こ
極間インビータンスRI7a pをらとに、以下の各状
況に応じrこス源の内部インピーダンスを算出する。
第1に、電圧印加後で放電前の無負荷状態に対しでは、
放電が発生するのに十分な程高い無負荷重圧vgope
nか得られるtごけの市帥内部インピーダンスkLxを
算出する。極間に放雷が発生したことを検出すると同時
に重加内部インピー々ンスは凡χから、放電′中に所望
の放)′電流1dを得る1こめのIll:121i!内
部インピーダンスRyに切り替えるが、パワートランジ
スタ等スイ・・Iチング素子(4)にはスイ、・、チン
グ遅ね時間かある為、その時間中離間には、ド記で表わ
される瞬時電流IDpeakが第6肉(b)の如く流れ
る。所望の放電電流1d以上の電流が瞬時電流1ppe
akとして流れる為、加工面を荒らすという欠点がある
E−Vgarc l npeak == −−−IEa re −” ”
’ rCB、x        −一に1− 高い無負荷電圧Xシopenを得る為には、菫桧内部イ
ンピーダンス且Xは、小さい程良いか、上記瞬時電流1
ppeakが、加工面を荒さない様な適当な値とする。
この時、無負荷電圧vgopenと極間インピーダンス
Rgap、及び″M帥内部インピーダンスRXの関係は
、 L4こがって、 但し、Eは直流電源(3)の電圧 すなわち、目標とする≠9荷寧圧Vgopenと測定し
Tこ極間インピーダンスKgapより、電源内部インピ
ーダンス11はGv式により算出される。
第2に放電中においては、極間インピーダンスJ0Lg
hpの変化に応じて加工に寄与しない電解電流1Ear
cが変化する1こめ、加工に必要な放電電流Idを一定
に制御するために、放電電流Idと電解電流IEarc
 @加えた全゛1「流lを極間インピーダンスRgap
に応じて制御する。
今、放電中の電解電流iEa r Cと放電電流Idと
は、次式で表わされる。
ここで、Ryは電源内部インピーダンスであり、電流制
御抵抗群(5)の組み合わせによって構成される合成抵
抗値である。まTこ、アーク電圧vgareは第7図に
示す様に、放WT流1dに依存することが、実験的に確
認されている。測定した極間インピーダンスRgap、
所望の放fWl流値1dおよびアーク電圧vgarcの
値より電源内部インピーダンス)Lyは、 と算出することができる。
演算手段αυによって算出され1こ電源の内部インピー
ダンス値RX、 Ryは、記憶手段α尋へ送られる。
極間インピーダンスRgapを算出する方法として、休
止時間中に極間に電圧を印加する方法(前述、第3の方
法)の場合には、休止時間中に極間電圧をアーク電圧息
下になる様設定する!8内部インピーダンス値Rzも記
憶手段α4へ送られる。切換手段叩は、RX、 Ry、
 lizの中から、伊負荷時間中はkLx、  放電中
はRy、休止時間中はRzを選択する様に切換を行なう
。電流制限抵抗群(5)の構成は電源の設計段階で決定
されるが、デコード手段αGは、]Lx、 )Ly、 
Rzとい、う値の内部インピーダンスを実現する為、電
流制限抵抗群(5)の内、どの抵抗を組み合わせて使う
かを決定し、使用すると決定された抵抗に接続している
パワートランジスタを選択し、該パワートランジスタの
組み合わせパターンを作る。−例として Ki=011了十〇+2−十・・・―・・+0n17 
 Q3)L2 1こだし、Q+、α2.・・・・・・Qn  は0又は
1ま1こkLxO代わりにRy、 Rzと置き替えても
(至)式は成り立つ。
R+、 kLt・・・・・・凡nはそれぞれ電流制限抵
拘5−1 )。
(5−27・・・・・・(5−fl)の抵抗値。
(k=1.2・・・・・・n) となる様な数列tα+を決定する。
ところで、目標とする無負荷電圧Vgopenは最低で
アーク電圧vgarcが必要であるが、それ以上であれ
ば原理的には何ボルトでもよい。
いま、無負荷電圧Vgopenの目標値を定めた時、目
標値に一致させる制御と、目標値り上が容易に得られる
様な場合は特に目標値に引き下げることは行なわない制
御とが考えられる。すなわち、電極面槽8が小さく極間
インピーダンス凡Fzapが十分に大きい場合などに、
後者の様な場合が庄じる。
しかしながら、放電検出手段(9)による放電検出は、
一般に放電基準電圧に対して極間電圧と比較して行なわ
れるため、無負荷電圧の高さは放電検出の時間遅れに依
存する。このため、無負荷電圧はできる限り一定に保た
れている方がよく、無負荷電圧を一定にする様、演算手
段αυによって制御されるのが好ましい。
以上、上記の方法により、検出手段αOによって極間イ
ンピーダンス凡Frapを算出することができ、算出デ
ータは各電圧パルス毎に1回づつ出力させることができ
る。
演算手段αυは、検出手段αOによって各電圧パルス毎
に1回づつ出力され1こ極間インピーダンス凡gapを
もとに、wK源の内部インピーダンスを算出する。
ところで、検出手段QGから出力される極間インピーダ
ンスにもとづいてT源の内部インピーダンスを求める際
に、算出され1こ極間インビータンス1LFZapのデ
ータの処理方法とし、でぶ下の方法がある。
第1の方法は、各パルス毎に1回づつ出力される極間イ
ンピーダンスRg a pから、次回のパルスの時の内
部インピーダンスを算出する方法である。
すなわちこの方法は、前回のパルスの時の極間インピー
ダンスの情報を、今回パルスを負荷する際の内部インピ
ーダンス決定に利用しようとするもので、極間の状況の
変化に即座に対応できるものである。
ところが放電加工においては、加工粉の蓄積等の外乱に
よって一時的に極間が短絡ま1こは短絡に近い状況が発
生し得る。
そのような状況下においでは、極間電圧は零かそれに近
い値を示す。すなわち、(8)、 (91,00式にお
イ”r、Rga、Rgopen、Rgzに零ま1こはそ
れに近い値が代入される。その結果、)Lgapが零に
近づくことによってU、a2式で算出されるkLx、 
Ryも零に近づく。このことは、加工用血流IF源(3
)から非常に小さい抵抗を介し・て極間に大電流を供給
することを意味する。その1こめにエネルギーの大きな
放電が発生し、意図する面粗さより大なる面粗さの加工
面が形成されてしまう。
上に述べTこ欠点を補う1こめに、第2の方法として極
間インピーダンスRgapのうち最新のn個(n≧2)
の平均値kLg a p −m を算出し、その結果を
用いて内部インピーダンスを算出する方法がある。例え
は、第8図の概念図に示すように、1〜nの番地がつい
たメモリを考える。このメモリに対して、Rgapのデ
ータを入力し2記憶させるわけであるが、その方法とし
て新しく外から入力されるデータは必らす1番地に入力
され、以前からあつTこデータは、+1番地に移される
ようにする。
このようにするとメモリは常に最新のn個のRgapの
データを記憶していることになる。このメモリの内容を
用いて演算手段αυで の計算を実行して平均値Rg a p −m を求め、
この値をもとに電飾の内部インピーダンスta出する。
ま1こ、第2の方法のところで述ぺ1こメモリを用いて
以下の第3の方法も考えられる。それはメモリに1こく
わえられγこ最新のn個の極間インビータンスRgap
の中から、最大値をもつRFzapを代表値として採用
する方法である。
nの大きさを適切に選ぶことによって、短絡ま1こは短
絡に近い時に現れる零ま1こは零に近い値を採用するこ
とを避けることができる。
次にパワートランジスタ群(4)の駆動回路aaは、切
換手段(2)から送られてくる、パワートランジスタの
選択組合わせパターンのデータをデコードし、対応する
パワートランジスタのベースに接続している信号線にパ
ワートランジスタをオンiヒする信号を出力する。
前述してき1こように、極間インピーダンスltgap
の変化に対応して、各電圧パルス中の次の各状況に応じ
て、w源の内部インピーダンスを変化させる。
■ 前の休止が終わって極間に電圧を印加するときは、
電ふの内部インピーダンスを0式で算出する凡Xとする
■ 放電検出手段(9)によって極間に放電が発生した
ことを検出したとき、検出信号を切換手段■に伝え、内
部インピーダンスをRXから0式で算出するRyに切換
える。
■ 所望の電圧パルス時間が過ぎrコところでパワート
ランジスタをすへてオフにして休止時間とする。
以上の動作を繰り返し連続して行なうことによって加工
を進行させるのである。
なお、本実施例では汎用放電加工機についで述べてきt
こが、ワイセカ、ット放電加工機についても同様の効果
を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、極間の放電状態の変化に
起因する極間インピーダンスの変化に対応してこの極間
インピーダンスを検出し、そのデータをもとに![の内
部インピーダンスを算出するように構成しTコので、最
適な無負荷電流と所望の加工電流が得られることになる
。従って、安定な加工状態を維持しながら、加工条件の
設定で一義的に決定する均一な面あらさの放電加工面が
得られるだけでなく、従来加工不可能であった大面積加
工と仕上加工の領域で加工が可能になり、安価で実用的
な放電加工方法を得ることができ、極めて有効な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による放電加工方法における
加工用電源の回路図、第2図〜第5図は本発明の他の方
法における加工用電源の回路図、第第6図は極間電圧と
極間電流の波形図、第7図はアーク電圧と放電電流の相
関関係を示す図、第8図は最新の極間インピーダンスの
データを記憶するためのメモリの概念図、第9図は従来
の放電加工方法における加工用電源の回路図、第10図
は導電性加工液を用いた場合の極間の構成図、第11図
は複雑形状をしTコミ極の加工の進行に伴う対向面積の
増加を示す図、第12図は加工液の比抵抗の相異を説明
するための図である。 図において、(1)は加工用電極、(2)は被加工体、
(3)は加工用直流9171、(4)はパワートランジ
スタ群、(5)は電流制限抵抗群、(7)は検出用直流
電源、(9)は放電検出手段、αGは検出手段、(6)
は演算手段、■は切換手段、(至)は駆動回路、α4は
記憶手段、Qf9はデコード手段、(至)は制御回路で
ある。 なお、図中、同一符号は同−又は、相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工液として導電性加工液を用い、電極と被加工
    体により形成される極間にパルス状の電圧を繰り返し印
    加して放電を発生させ、その放電エネルギーで上記被加
    工体の加工を行う放電加工方法において、アーク電圧以
    下の出力電圧を持つ検出用直流電源により、放電電圧の
    休止期間中に上記極間に加工用直流電源の電流制限抵抗
    を介して上記加工用直流電源と同一極性の電圧を印加し
    、この時極間に発生する電圧又は電流を検出する検出手
    段の出力信号により、上記電極と被加工体間の距離、対
    向面積および上記導電性加工液の比抵抗から形成される
    極間インピーダンスを検出し、上記極間に電圧を印加し
    て放電が発生するまでの無負荷時間においては放電発生
    電圧以上の無負荷電圧を供給する様な電源の内部インピ
    ーダンス値を上記極間インピーダンス値より演算手段で
    演算してその値に変更制御し、放電が発生したことを検
    出した後には所望の放電電流を得るために、所定の加工
    電流を流す様な電源の内部インピーダンス値を上記極間
    インピーダンス値より演算手段で演算してその値に変更
    制御し、所定時間電流を流し続け、所定の休止時間後こ
    の一連の動作を繰り返し制御を行うことを特徴とする放
    電加工方法。
  2. (2)並列に接続されたn個の抵抗群があって、このそ
    れぞれの抵抗値Rk(k=1・2・・・・・・n)の逆
    数がバイナリ構成となっており、上記n個の抵抗のうち
    の選択組合せによって所望の電源の内部インピーダンス
    を設定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の放電加工方法。
  3. (3)アナログ/ディジタル変換器を用いて、極間電圧
    値を演算手段に取込む極間電圧検出手段を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の放電加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05293714A (ja) * 1992-01-07 1993-11-09 Mitsubishi Electric Corp 放電加工方法及びその装置

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JPH05293714A (ja) * 1992-01-07 1993-11-09 Mitsubishi Electric Corp 放電加工方法及びその装置

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