JPS63127389A - 文字認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、入力用紙として例えば伝票等の書式の定まっ
た形式で記入された文字又は記号の認識装置に係わり、
特に前記文字又は記号が記入された入力用紙の各行の先
頭を特定の文字又は記号で表示し、文字切出しを効率良
く行うの多こ適した文字認識装置に関する。

（ロ）従来の技術 一般に桝目を印刷し、との桝目内に手書き文字を記入す
る手書き文字認識が広く使用されているが、近年大型の
中央情報処理装置に経理伝票等の帳票データをコード化
するために、該帳票の文字又は記号を読取り認識後、前
記中央情報処理装置にコードデータを送信する方式が採
用され始めた。

これは、多数の伝票自体を単票から連続用紙にローカル
的にデータのキーイン後、プリンタにて印字する。この
印字された連続用紙をデータ管理する前記中央情報処理
装置が設置されている例えば所定の企業内に転送し前記
連続用紙に記載された文字又は記号を順次認識するため
である。

ところで文字認識装置において、入力用紙に記入された
各種の文字又は記号を認識する場合、文半行の傾きが問
題となる場合、その検出を行うために各文字行の始めと
終りにマイナス記号“−”を付しておく方法が電気通信
協会発行の橋本新一部編著文字認識概論の第６１ページ
に記載されている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 従来の前記方法では単に各文字行の始めと終りに特定の
マークを記入するだけで、更にこれは各行における文字
等の傾きが検出するだけであり、特に帳票の如く、予め
定められた行間隔と文字間隔に記入された文字又は記号
の切出しには寄与しない。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は入力用紙を搬送する紙送り部を有し、前記入力
用紙に記入された文字又は記号を文字観測部によって読
取り、その出力認識部に加え、前記文字の認識装置にお
いて、前記入力用紙に予め定められた行間隔及び文字間
隔で文字又は記号が記入された各行の所定位置に特定の
文字又は記号を前記各行の先頭位置として記入し、文字
切出し部により前記先頭位置として記入した特定の文字
又は記号から１文字ずつ切出し、前記認識部により前記
入力用紙に記入された各文字又は記号を認識する構成で
ある。

（本）作用 本発明では、入力用紙に記入された文字又は記号の各行
の先頭位置が特定の文字により検出され、記入された文
字、記号等の大きさがかなり小さい場合でも、入力用紙
の端部からの距離比較を行い、正確に行え、文字の印字
位置が多少ずれても、空白の数をミスカウントするおそ
れがなくなる。

（へ）実施例 図面に従って本発明を説明すると、第１図は本発明の文
字認識装置のシステムブロック図、第２図は同装置に用
いる入力用紙を示す説明図である。図面において、（１
）は入力用紙、（２）は紙送り部、（３）は文字観測部
、（４）は文字切出し部、＜５）は認識部、（６）は出
力部、（７）は画像メモリ、（８）は文字バッファ、（
９〉は文字コードメモリ、（１０）は行間隔及び文字間
隔記憶部、（１１）は帳票形式記憶部、（１２）はホス
トコンピュータ、　（１３）は入力手段としてのキーボ
ードを示す。

次に本発明装置の動作について説明すると、入力用紙（
１）としてこれに所定の書式にて印字する場合を一例と
してあげる。

先ず入力用紙（１）には文字、記号等の記述用エリア（
１４）（１５）　（１６）（１７）の各先頭に特定文字
（図示の場合はスターマーク１＊」）を印字し、これに
より各データの始まりが指示できる。

前記入力用紙（１〉を紙送り部（２〉によって所定の量
づつ送ると、文字観測部（３）により前記特定のマーク
（１８）　’　＊　、及び「あいう４、’１，２．、’
Ａ、Ｂ、が文字観測部（３）によって読取られる。

ここでホストコンピュータ（１２）の結合された入力手
段としてのキーボード（１３〉から入力用紙（１）に記
載された帳票の書式に対応する帳票形式をキーインし、
帳票形式記憶部（１１〉に記憶させておくと共に前記キ
ーボード（１３）から行間隔及び文字間隔をキーインし
、前記帳票の書式に関するデータが行間隔及び文字間隔
記憶部（１０）に記憶させておく。

この状態で前記文字観測部（３）から読取られ、「０」
又はｒｌ」のビットパターンに変換され、１行あるいは
複数性分の容量を有する画像メモリ（７）に順次記憶さ
れる。文字切出し部（２）は画像メモリ（７）から１文
字に相当する予め定められたビットパターン（例えばＮ
ＸＭ）を切出し、文字バッファ（８）に格納する。前記
切出し部（２）は各行の文字記述エリアの先頭にある特
定の文字又は記号によるマーク（１Ｂ）　（第２図（イ
）又は（ロ）の実施例ではスターマーク「＊」）を切出
し、前記指定された文字間隔を用いて、前記マークから
順次１文字ずつ切出し、認識部（５）にその出力が送ら
れ、認識部（５〉では、正規化、特徴抽出及び標準パタ
ーンとの照合を行う各部により、認識処理が行われ、出
力部（６）は前述の認識結果に対応した文字コードを文
字コードメモリ（９）から読出し、候補文字として出力
し、ホストコンピュータに設けた表示装置にて表示され
る。

（ト）発明の効果 本発明によれば、伝票のように、データが入力用紙上に
散在する場合に、前記入力用紙から文字又は記号を切出
すときに文字記述エリアの特定の位置に特定の文字又は
記号を記入することにより、指定された行間隔、文字間
隔と多少のズレがあったとしても、文字の切出し、又空
白の認識が正確に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の文字認識装置のシステムブロック図、
第２図は同装置に用いる入力用紙を示す説明図である。 （１）・・・入力用紙、　（２）・・・紙送り部、　（
３）・・・文字観測部、（４）・・・文字切出し部、　
（５）・・・認識部、　（６）・・・出力部、　（１０
）・・・行間隔及び文字間隔記憶部、　（１１）・・・
帳票形式記憶部、　（１２）・・・ホストコンピュータ
、（１３＞・・・キーボード。 出願人　三洋電機株式会社外１名 代理人　弁理士　西野卓嗣　外１名 ＄１Ｓ１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、入力用紙を搬送する紙送り部を有し、前記入力用紙
   に記入された文字又は記号を文字観測部によって読取り
   、その出力を認識部に加え、前記文字の認識を行う文字
   認識装置において、前記入力用紙に予め定められた行間
   隔及び文字間隔で文字又は記号が記入された各行の所定
   位置に特定の文字又は記号を前記各行の先頭位置として
   記入し、文字切出し部により前記先頭位置として記入し
   た特定の文字又は記号から１字ずつ切出し、前記認識部
   に前記切出し部の出力を加え、前記認識部により前記入
   力用紙に記入された各文字又は記号を認識することを特
   徴とした文字認識装置。