JPS6312704A - 吸水収縮材及びそれを用いた使いすておむつ - Google Patents

吸水収縮材及びそれを用いた使いすておむつ

Info

Publication number
JPS6312704A
JPS6312704A JP61158302A JP15830286A JPS6312704A JP S6312704 A JPS6312704 A JP S6312704A JP 61158302 A JP61158302 A JP 61158302A JP 15830286 A JP15830286 A JP 15830286A JP S6312704 A JPS6312704 A JP S6312704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
absorbing
shrinkage
shrinking
shrink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61158302A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06102068B2 (ja
Inventor
玄馬 恒夫
吉中 準一
中西 慎吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP61158302A priority Critical patent/JPH06102068B2/ja
Priority to US06/921,117 priority patent/US4809493A/en
Priority to DE8686115092T priority patent/DE3687735T2/de
Priority to EP86115092A priority patent/EP0220741B1/en
Priority to CA000521920A priority patent/CA1304570C/en
Publication of JPS6312704A publication Critical patent/JPS6312704A/ja
Priority to US07/284,100 priority patent/US4942089A/en
Publication of JPH06102068B2 publication Critical patent/JPH06102068B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、吸水収縮材及び該吸水収縮材を用いた使いす
て2むつに関する。さらに詳しくは、吸水により収縮す
る不織布と吸水により該不織布よシ高速かつ高率で収縮
する糸(ヤーン、換り糸、コード等、以下同様)が一体
化されている吸水収縮材および該吸水収縮材を補助吸水
体として端縁部に用いた使いすておむつに関する。
〈従来の技術〉 従来より使いすておむつとして種々のものが提案されて
いるが、便いすておむつの端縁部は使用者の犬鴨部に密
着して尿等のもれを防ぐ機能を有していなければならず
、そのための具体的手段として次の3種の構造のものが
知られている。
(a)  ポリウレタンやゴム等の弾性体(テープ状又
は糸状)を使いすておむつ端縁部に使用し、弾性を利用
して該端縁部を使用者の犬鴨部に密着させるもの。
(b)  吸水により収縮する糸を便いすておむつ端縁
部に使用し、使用者の排泄した尿等の水分を該吸水収縮
糸に吸収させ、その時に発生する収縮を利用して該端縁
部を大腿部に密着させるもの0 <c>  上記(a)方式と(b)方式を組み合せたも
の。
これら3方式のうち、(b)方式は(a)方式に比して
使用前の°製品包装物のかさが小さく、携行に便利であ
りムレが少い等の特長を有して2す、近年製品化された
ものでるる。第3図はその横方向の断面の一例を示した
ものであるが、図中5は厚さ25μ糧度のポリエチレン
フィルムから成る裏面シート、6は尿等の水分を吸収す
る吸水体、7は表面シート、8は吸水により収帰して使
いすておむつ端縁部を大腿部に密着させる吸水収縮糸で
あり、B部は吸水収縮糸を端縁部の一定位置に固定する
ためのシール部(表面ノートと裏面ンートを接着させる
)である。この(b)方式の使いすておむつにあっては
、上述したような特長点を有する反面、吸水収縮糸に吸
収されるより多量の水分が端縁部に到達した場合には吸
水収縮糸の収縮が間に合わず、水分が端縁部からもれ出
る欠点がある。この現象を防ぐために、例えば特開昭5
7−35002号公報や特開昭57−56502号公報
に示されている如く、吸水体に吸収された水分が自然に
端縁部に浸出してくる以前に(可能な限り早期に)吸水
紙等の補助手段により積極的に吸水体に吸収された水分
の一部を吸水収縮糸に導いて、早期に吸水収縮糸による
収縮を発現させるという方法がとられていた(第3図9
で示される吸水紙がこの働きをする)。しかしこの方式
も異常な使用状態(例えば使用者が横向きに寝ていて排
尿した時、激しい下痢便を排出した時等)では吸水収縮
糸の収縮が間に合わず、もれの問題を解決するには至ら
なかった。
また吸水収縮糸を使いすておむつ端縁部に使用する際、
吸水体と吸水収縮糸を重ね合せて用いると吸水体自身の
かさが高く、吸水体自身が収縮しないことと相撲って端
縁部の収縮が起らない。従って吸水収縮糸は吸水体と重
なることなく使いすておむつ端縁部にほぼ単独で位置さ
せることが必須条件となっていた(特開昭57−350
02号公報、特開昭57−56502号公報参照)。し
かし便いすておむつ端縁部に使用する吸水収縮糸は一般
に直径0.5〜0.7fi程度の糸状物であるため、単
独で使用すると大腿部への密着時に該大腿部にうつ血に
よるスジを発生させ、使用者への医学的な弊害はないと
考えられるものの、使用者が乳幼児の場合特に母親に不
安を抱かせる要因となり、この点も(b)方式のかかえ
ている大きな問題点である。
また(C)方式も単に上記(a)方式と(b)方式を組
せたものであり、上述と同様の問題点を有している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、使いすておむつ端縁部用収縮材として使用し
た場合、該使いすておむつのもれを防止し、大腿部に9
つ血によるスジを発生させず、股部のムレを起しKくく
、さらに使用前の折りたたんだ形態が小型(コンパクト
)の理想的な性能を有する使いすておむつを作製できる
吸水収縮材を提供し、さらに該吸水収縮材を補助吸水体
とじて使用した使いすておむつを提供するもので[F]
る。
〈問題を解決するための手段〉 本発明は、吸水により収縮する不織布と、吸水により該
不織布より高速かつ高率で収縮する糸を一体化したこと
を特徴とする細長い形状を有する吸水収縮材2よび核吸
水収縮材を使いすておむつの長手方向端縁部に用い、尿
等のもれがなく大腿部にスジをつけない使いすておむつ
を提供するものである。
さらに本発明による吸水収縮材は次の如き特性を有して
いることが好ましい。
a)20℃水中において、長さ方向の最大収縮率が30
チ以上、長さ方向の30%収縮に達する時間が20秒以
下、原長状態における収縮応力が100g以上、100
gの収縮応力発現までの時間が20秒以下であることが
好ましい0これら吸水収縮に係わる初期特性が不十分な
吸水収縮材を使いすておむつ端縁部に用いると、時とし
てもれを生ずる場合があるからでめるOb)長さ方向に
30チ収縮させ、20℃水中に8時間浸漬した後の吸水
状態における収縮応力が309以上、同引張シ破断強力
が1kf以上でめるのが好ましい。これら吸水後持続性
能が不足すると、該吸水収縮材を用いた使いすて2むつ
が便用者の動きに応じた十分な伸縮ができず大腿部への
密着が不足するとか、使用者が激しく動いたときに切断
する場合が生じるためである。
C)吸水により収縮する不織布が、20°Cの水を20
0g/m’以上吸収し、かつ20°C水中における長さ
方向の収7スd率が10%以上で、目付が30g/−以
上であることが好ましい。吸水能力が200g/m’以
下の不織布にあっては尿等がもれ出る可能性があるし、
目付309/rr?以下の不織布は大腿部に吸水収縮糸
によるスジを発生させる場合がある。長さ方向の収、縮
率が10チ以下の不織布を用いると吸水収縮材の収縮時
に不織布にギヤザーが入9大腿部にギヤザーによるうつ
血を生じさせる場合も出てくるからである○さらに本吸
水収縮材に使用する吸水収縮糸は、吸水収縮材に十分々
初期性能を与える必要性、経済性を考慮して、20℃水
中における最大収縮率が30%以上、30チ収縮に達す
る時間が10秒以下、原長状態における収縮応力が15
0mg/d以上、150mg/dの応力発現までの時間
が10秒以下、原長よシ30チ収縮式せた状態での収縮
応力が3Qmg/d以上、溶解減量25チ以下である高
速収縮繊維を含むことが好ましい。
本発明の吸水収縮材の構造上の最も大きな特徴点は吸水
により収縮する不織布と吸水により核子織布よp高速で
しかも高率で収縮する糸を一体化させた点にある。この
一体化手段としては、不織布に吸水収縮糸を縫い込む方
法(吸水収縮糸を上糸又は下糸もしくは両方に用いて)
、不織布に吸水収縮糸を編み込む方法、2枚の不織布の
間に吸水収縮糸をはさんでニードルパンチングにより一
体化させる方法等が用いられるが、この中で縫い込む方
法が、加工性、コスト等の面で最も好ましい。
本発明による吸水収縮材は、使いすてpむつ端縁部用部
材以外にもその吸水能力、吸水時収縮特性、さらKは吸
水収縮時に面状で(線状ではなく)収縮するため、出血
時の吸血材、止血材、骨折時等の患部を固定するための
応急処置材等としても非常に有用である。
以下本発明の内容を図面により説明する。
第1図に本発明による吸水収縮材1の一例を示した。こ
の場合の不織布と吸水収縮糸の一体化手段は不織布に吸
水収縮糸を縫い込んだものである。
第1図において2は吸水収縮性不織布を、3は吸水収縮
糸を、4はポリエステル縫糸を示す。さらに本発明は、
吸水体と接触することなく、かつ水分を伝達する手段を
用いる必要のない吸水収縮材を補助吸水体として使用し
た便いすておむつを提供するものであるが、該使いすて
おむつの一例を第2図に示す。第2図において5は厚さ
25μ程度のポリエチレン゛フィルムから成る裏面シー
ト、6は尿等の水分を吸収する吸水体、7は表面シート
、1は補助吸水体としての機能を有する吸水収縮材であ
る。また図中Ar及びA2部は表面ンートと裏面ンート
をヒートシール等の手段で接着させた箇所である。これ
らAI及びA2は吸水収縮材の収縮を端縁部で均一に起
すためのものであシ、必ずしも不発明の必須要件ではな
い。第2図から明らかな如く、吸水収縮材1は好ましく
は吸水体6と接触することなく使いすておむつ端縁部に
配置され、また吸水体6と吸水収縮材1との間には水分
を伝達する手段を全く使用していなくても良い。
以下本発明の吸水収縮材及び該吸水収縮材を用いた使い
すておむつの特長を説明する。
(1)大腿部にうつ血によるスジがつかない。
前述の如〈従来の使いすておむつに使用されていた吸水
収縮糸は太さ0.5〜0.7龍程度の糸状物であるが、
本発明の吸水収縮材は不織布と吸水収縮糸が一体化され
たものであり、吸水収縮材は平面として収縮を起し大腿
部に密着するため、大腿部にうつ血によるスジが全く又
はほとんどつかない0 (11)端縁部からのモレがない。
本発明の吸水収縮材は不織布を構成要素としており、該
不織布に補助吸水体としての機能を持たせており、更に
本発明の吸水収縮材が収縮に要する時間が極めて短いと
いうことと相まって、吸水体より多量の水分が使いすて
おむつ端縁部に浸出しても核端縁部から水分が外部にも
れ出ることがない。
(川)ムレにくい。
前記(a)方式による使いすておむつは着用時から取シ
はすし時まで終始大腿部に密着しておりムレが起りやす
い。また(b)方式の従来タイプのものは着用後の初期
排尿による水分が可及的早期に吸水紙等の補助手段によ
り吸水収縮糸に導かれるような構造となっており、着用
初期の未排尿時には端縁部がゆるんでいるものの、排尿
後は端縁部が大腿部に密着した状態となる。−力木発明
の使いすておむつは使用される吸水収縮材が不織布、好
ましくは200.F/r/以上の吸水能力を有する不織
布を構成要件としており、該不織布の吸水能力により補
助吸水体として機能するので吸水体に吸収された水分が
吸水収縮材へ浸出してきたときに初めて収縮を起すよう
な構造を用いることができ、従ってこのような構造を用
いた場合には着用から収量までの時間を大幅におくらせ
ることかでき、ムレが非常に起りにくくなる。
次に本発明の吸水収縮材の構成について詳しく説明する
(1)不織布の構成 本発明の吸水収縮材を構成する不織布は20℃の水を2
00.!iI/d以上吸水する能力と、20℃水中にお
いて10チ以上の長さ方向の吸水時自己収縮率を有して
いるのが好ましい。石らに外力の助けを借りた場合(吸
水収縮糸と一体化された場合)長さ方向の吸水時収縮率
が30%以上に達するものが適切である。吸水能力が2
00g/i未満の不織布は使いすておむつの吸水体から
端縁部に浸出してきた水分を吸収する機能(すなわち補
助吸水体としての機能)がやや不足し、端縁部からのも
れを生ずる場合がある。長さ方向の吸水時自己収縮率が
10%未満の不織布は吸水時に十分柔かくならず、一体
化させた吸水収縮糸の収縮特性(収縮率、収縮速度、収
縮応力、発現速度)を吐下させ吸水収縮材としての機能
を不足させる場合が生じ、さらに吸水収縮時に粗剛々た
め、不織布罠シワが発生してうっ血及びもれの原因とな
る場合がある。
さらに該不織布は目付305’/rr?以上が好ましく
、特に40J/J以上がよシ好ましい。目付が30I/
−未満の場合には吸水収縮糸Qて発生する収縮を平面で
受は止めて幅方向へ分散させる機能が不足して大腿部に
うつ血によるスジを発生させる場合がある。
なお目付309/rrt未満あるいは吸水量200 g
/−未満の不織布を単に折り重ねたり或いは積み重ねた
りして目付30g/r1以上、吸水1200Q/−以上
としたものも当然有効に使用できるし、また目付30g
/r!1′未満あるいは吸水量200g/m雪未満の不
織布に吸水収縮糸を一体化させたものを単に折り重ねた
り或いは積み重ねたシしても良い。
すなわち本発明でいう不織布と+−i層間が接合されて
いない多層不織布も含んでいる。
20℃の水を2009/rn’以上吸収し、かつ20℃
水中において長さ方向の自己収縮率が10%以上である
不織布は例えば次の如くして得られる。使用する原綿は
20℃水中で10チ以上の収縮率を有し、かつ親水性の
ポリマーから成るファイバーである。このようなファイ
バーの代表としては、本発明者らの発明(特開昭60−
2709号公報)によるポリビニルアルコール系fJR
維があげられる。
すなわち重合度1200〜3000、ケン化度98.0
モルチ以上のポリビニルアルコール水溶液を湿式紡糸し
、得らる糸篠が水分及び塩類を含有した状態で130℃
以下の雰囲気中において4倍以上延伸した後、該頃維の
水中にpける最大収縮温度が65℃以上80℃以下の範
囲となシ、かつ最大収縮率が50%以上となるよう緊張
下で熱処理して得られるものである。このようにして得
られたファイバーの20℃水田における収縮率は約35
チであるO さらにこれ以外にも、加水分解ポリアクリロニ) IJ
 # (二)リル基に−COOX%X=Lt1に、 N
a、 NH4等を導入したもの)、セルロースのカルボ
キンメチル化物、セルロースのアクリル酸グラフト物等
から成る繊維なども好適(で便用できる。
本発明に用いる不織布はこれらのファイバーを主体とし
て用い、乾式法により製造される。カード又はランダム
ワエバーより取り出されたウェブは通常のニードルパン
チ方式又は不織布を構成するファイバー自体により不織
布表面に編地を形成させる方式(いわゆるアラクネ方式
)および/又は熱溶融繊維(バインダー繊維)を含む場
合は熱風処理により不織布となる。ニードルパンチを行
う代シに樹脂バインダーを用いて不織布を製造すること
も可能であるが、この場合には不織布を構成する各単繊
維の表面に樹脂バインダーが付着するため、不織布の吸
水時自己収縮率、吸水能力が下ることとなシ、シたがっ
てニードルパンチ方式、熱融着方式、アラクネ方式がよ
シ好ましい。
また不織布の厚さは0.5朋〜3R冨が好適である。
不織布の厚さは、目付の他にニードルパンチ数、不織布
作成後のカレンダーロール処理によっても調節可能でる
る。
該不織布は前述したように熱@触性のいわゆるバインダ
ー繊維を含有していても良い。熱溶融性のバインダー繊
維を含有していれば使いすておむつに吸水収縮材を一体
化させる手段として裏面シート、表面シート(第2図で
5.7で示されるシート)と直接ヒートシール※でより
接着させる方式を用いることができるからである。また
熱溶融性バインダー繊維を含まない不織布にあっては、
たとえば後述の吸水収縮糸との縫い合せ時、ポリエチレ
ンシートと該不織布を重ね合せて縫い込み、裏面シート
、表面シートと核ポリエチレンシートをヒートシールさ
せる方法も採用できる。
なお不織布の吸水量は、不織布の目付、緊度、ニードル
パンチ数等により変えることができる。
(11)吸水収縮糸 本発明をS戊する吸水収縮糸として、本発明者等が先に
特願昭60−246914号として出願している発明の
高速収縮繊維(ポリビニルアルコール系繊維)が好適に
使用できる。該収縮繊維は20°Cの水に接触した際に
極めて敏感に反応し、しかもほとんど溶解することなく
大きな収縮挙動を発現する繊維でアシ、具体的には20
℃水中において、最大収縮率が30%以上、30%収縮
に達する時間が10秒以下、原長状態における収縮応力
が150 mg/ d以上s  150 mg/ d 
ノ応力発現tでの時間が10秒以下であり、かつまた原
長よりb30チ収縮させた状態での20℃水中における
収縮応力が30rQ/d以上、20℃水中へ分散したと
きの溶解減量が25%以下の緒特性を有するものである
このような高速収縮性繊維は、%願昭60−24691
4号明細書中に詳述されているように、カルボキシル基
を0.5モルチ〜lOモルチ含有し、平均重合度500
〜3000、ケン化度77〜99.9チであるカルボキ
シル基変性ポリビニルアルコールで代表させる変性ポリ
ビニルアルコール35チ〜60%の水溶液を紡糸原液と
し、ノズルから吐出された直後20℃〜70°Cの温度
に調整された冷却ゾーン、および80℃〜170℃の予
備乾燥ゾーンよりなる紡糸筒を用いて繊維を形成せしめ
た後、温度110℃〜180℃でほぼ絶乾状態まで乾燥
させ、このようにして得られた紡糸原糸を1900〜2
30℃の温度で延伸倍率4倍〜7倍の延伸熱処理を行う
方法により製造される。このような高速収縮線維は、適
度の太さを有する糸とした後、吸水収縮性の不織布と一
体化されることにより使いすておむつ端縁部用吸水収縮
材に必要とされる初期性能、持続性能を発揮することが
できる。
さらに本発明者等が特願昭60−297942号として
既に出願している高機能性吸水収縮糸も好適に使用でき
る。該収縮糸は吸水により急速に収縮する繊維と吸水に
よりゆっくり収縮する繊維を混撚又は混紡して成る吸水
収縮糸でめシ、吸水による初期の収縮性能(吸水時収縮
率、吸水後収縮応力、吸水後収縮応力、吸水後収縮応力
発現速1[W)を吸水により急速に収縮する線維により
発現させ、吸水後の持続性能(吸水後収縮応力、35℃
吸水後収縮応力、吸水後強度)を吸水によりゆっくり収
縮する繊維に分担させたハイブリッド糸である。
該吸水収縮糸は20℃水中における最大収縮率が 。
30%以上で、30チ収縮に達する時間が10秒以下で
あυ、原長状狸での20℃水中における収縮応力が30
m9/d以上で、30 n1Ji’ / dの収縮応力
発現までの時間が10秒以下であり、かつ原長よ、93
0%収縮させた状態で20℃水中に16時間浸漬した時
の吸水状態における収縮応力が10 mg / d以上
で、この状態における強度が300mg/d以上である
ことが特願昭60−297942号に記されている。
このような吸水収縮糸の製造方法に関しては、特願昭6
0−297942号として出願した特許明細書中に詳述
されているが、この製造方法に関して述べると、前記特
願昭60−246914号の発明で得られる高速収縮*
維と前記特開昭60−2709号公報に記載された方法
により得られる繊維を混撚または混紡して得られる。
しかし本発明に使用される吸水収縮糸は上記のものに限
定されるものではない。また吸水収縮糸の太さは、不織
布との一体化工程、うつ血によるスンの発生防止の点で
200〜5000drが好ましい0 (iii)  不織布と吸水収縮糸の一体化方法不織布
と吸水収縮糸の一体化は、吸水収縮糸を上糸又は下糸、
もしくは上糸下糸の両方に用いてミシンを用いて縫い合
せることにより達成される。
縫製方法は本縫が好適であり→い目のピッチは1〜lu
1mが好ましい。吸水収縮糸を上糸又は下糸として用い
た場合、他方の糸は必ずしも吸水時に収縮性を示す糸で
なくても良く、可縫性を有する糸であるならば通常の衣
料や産業資料に用いられている天然Pa m 、化学繊
維、合成繊維より成る縫い糸、例えば綿糸、ポリエステ
ル糸、ビニロン糸、ナイロン糸等が使用できる。この縫
い糸の太だに制限はないが、使いすておむつ使用時の状
態および経済性を考慮すると細い方が良く、も1い糸番
手60〜100番手のものが好適に用いられる。
吸水収縮糸と吸水収縮性不織布の一体化は吸水収縮糸を
編み糸に用いた編み加工によっても達成できる。すなわ
ち不織布を作製するを同時にまたほろらかしめ作製して
おいた不織布を送り込みながら吸水収縮糸を編み込むこ
とにより吸水収縮糸と吸水収縮性不織布の一体化ができ
る。この際の経糸ピッチ(間隔)は3〜10趨、コース
数は3〜25 / inが好ましい。
また不織布と吸水収縮糸との一体化は、上記方法以外に
、2枚の吸水収縮性不織布の間に吸水収縮糸をサンドウ
ィッチ状にはさみ込んでニードルパンチを行うことによ
っても達成される。さらにこれらの方法以外の一体化方
法を用いても良い。
このようにして得られた吸水収縮糸と吸水収縮性不織布
の一体化物な5fl〜4m巾、好ましくは1〜3crn
巾のテープ状物知スリットして吸水収縮材となる。吸水
収縮材には2列以上の吸水収縮糸が存在することが好ま
しい。また吸水収R4糸はその収縮能力を十分に発揮さ
せるためにテープ状の吸水収縮材の長手方向に一体化さ
れているのが好ましい。むろんこのことは吸水収縮糸が
長手方向に一直線状に一体化されている状態のみを意味
するのではなく、吸水収縮糸の収縮が吸水収縮材の長手
方向への収縮に寄与する如く一体化きれている状態を全
て;を味する。
以上の構成から成る吸水収縮材は、使いすておむつ端縁
部用吸水収縮材として有効に作用する必要がるり、使い
すておむつのあらゆる使用条件を考慮すると次の性能を
有していることが好ましい。
i)吸水時収縮率:20’Cの水中における長さ方向の
最大収縮率(以下吸水時収縮率という)が30%以上で
、かつ30%収縮に達する時間(以下吸水後収縮応力と
いう)が20秒以下であることが好ましい。吸水時収縮
率が30チ未満の場合には使用者の大腿部に十分密着で
きない可能性がでてくる。吸水時収縮率、吸水後収縮応
力は吸水ワ縮糸のそれによって大きく左右されるが、不
織布の吸水収縮率によっても変わり、吸水収縮率が10
%以下の不織布は好ましくない。
11)吸水時収縮応力・原長での20℃水中における収
縮応力(以下吸水後収縮応力という)は100y以上で
、吸水時収縮応力100gが発現する時間(以下吸水時
収縮応力発現速度という)としては20秒以下が好まし
い。吸水時収縮応力が低い場合には使いすておむつ端縁
部を大腿部に密着させるための力が不足してもれの原因
となる場合がある。吸水時収縮応力、吸水時収縮応力発
現速度は吸水収縮糸のそれによりほぼ決定される。
由)吸水後収縮応力 吸水収縮後の吸水収縮材はゴム状弾性を有し、具体的に
は原長より30%収縮させた状態で20℃水中に8時間
浸漬した時の吸水状態における収縮応力(以下吸水後収
縮応力という)が30g以上であることが好ましい。吸
水後の収縮応力が使用中に低下すると、使いすておむつ
の端縁部は使用者の動きに従って伸長−収縮する能力が
不足し、大腿部への密着状態が不良となる場合が生ずる
。吸水後収縮応力は吸水収縮糸のそれによ)はぼ決まる
が、不織布と一体になっているため吸水収縮糸自体のそ
れよりも高い値を示す。
IV)吸水収縮後の強力・20℃水中に原長より30チ
収縮させた状態で8時間浸漬した後の吸水状態における
引張破断強力(以下吸水後強力と記述する)のことを意
味し1神以上が好ましい。これは使いすておむつの装着
状態が正常でない状態で吸水収縮材が30%以上収縮し
水に町シ膨潤した後に使用者が激しく動いたことによp
吸水収縮材が切断するというようなことが生じないよう
妃慮して1− <必要があるためである。
次にこのような吸水収縮材を用いた使いすておむつにつ
いて説明する。先に述べた通り、本発明の吸水収縮材は
吸水能力を有しており、使いすておむつに吸収された尿
等の水分が吸水体に吸収し切れなくなってはじめて吸水
収縮材の方へ移動すれば良いのでめるから、吸水体と吸
水収縮材との間には水分を導く手段は必要でなく、むし
ろ該手段(グマイナスの効果をもたらすため吸水体と吸
水収縮材は接触していない方が好ましい。吸水収縮材は
補助吸水体として機能するので、吸水体から水分がもれ
出て吸水収縮材に到達した時点ではじめて収縮を開始す
れば良いからである。吸水収縮材が早期に収縮を起すと
ムレの原因と々る。なお本発明にかける吸水収縮材を使
用する使いすておむつにおいては従来より使用されてい
るポリウレタン等の弾性体を組み合せて用いてもかまわ
々い。
本発明の吸水収縮材及び該収縮材を用いた使いすておむ
つの好ましい形態を述べれば次の通りであるが、本発明
がこの形態に限られるものではない0 吸水収縮材 不織布:20°C水中における収縮率が20%以上のフ
ァイバーを用いたカードウェブ又はランダムウェブにニ
ードルパンチを施し、目付40〜801y〜、厚さ0.
5〜2Bとした不織布。
吸水収縮糸・吸水により急速に収縮するヤーン(例えば
イタコン酸2モルチを共重合したポリビニルアルコール
から成る繊維500d/72f)1本と、吸水によりゆ
つくシ収縮するヤー7(ポリビニルアルコールを前記特
開昭60−2709号公報に記載の方法により湿式紡糸
して得られる糸篠(トウ)をパーロック式紡績により紡
出した英式綿番手10’s/1の紡績糸)1本を合糸し
°て3.Ot 7 in (Z)の撚りをかけたもの。
吸水収縮材、上記不織布江上記吸水収縮糸を下糸として
、上糸に縫糸番手80番(M番手80′S/3)のポリ
エステル縫糸を用いて縫い目ピッチ2〜5龍、縫い目間
隔3〜5龍として縫い込み、その後10〜15」巾にカ
ットした吸水収縮材。なお吸水収縮材1本あたり長手方
向に平行に2列又は3列の縫い目が含まれているのが良
い。縫い糸を含んだ吸水収縮材の厚さは0.5〜2頗が
好ましい。
使いすておむつ 上記吸水収縮側を吸水体に接触さぜる
ことなく端縁部に固定させた使いすておむつ。吸水体か
ら吸水収縮糸へ水分を導く手段は用いない。
以上詳述した如く、本発明の吸水収縮材は、主として使
いすて2むつに使用されるものであるが、前述の如く出
血時の吸血材、止血材、骨折時の患部を固定するための
応急処置材等としても用いられる。
以下本発明の吸水収縮材の性能測定法について詳述する
。測定に供するサンプルはすべてあらがじめ標準状態(
20±2℃、相対湿度65±2eI))の雰囲気中に放
置し、水分平衡に至らせた後、標準状態下で測定を行う
1)吸水収縮材の吸水時収縮率および吸水時収縮速度 吸水収縮材に水中で1m、p/dの荷重がかかるように
し、20±1℃の水中に吸水収縮材を浸漬して浸漬時間
(秒)と収縮率(冗長に対する収@率)を測定する。そ
してその際の収縮率30%に達する時間(秒)を吸水時
収縮速度、水浸5分以内における最大収縮率を吸水時収
縮率とする。
11)吸水収縮材の吸水時収縮応力および吸水時収縮応
力発現速度 吸水収縮材に5 mjq / dの初張力をかけて定速
伸長型引張り試験機につかみ間隔10mとして取りつけ
、次いで吸水収縮材を20±1℃の水中に浸漬してつか
み間隔不変の状態で収縮応力と浸漬時間(秒)の関係を
測定する。そしてその際の水浸5分以内の最大収縮応力
を吸水時収縮応力(単位二g)とし、また収縮応力が1
00gに達するまでに要する時間(秒)を吸水時収縮応
力発現速度とする。
111)吸水収縮材の吸水後収縮応力 吸水収縮材を冗長に対して30%弛ませた状態で定速伸
長型引張り試験機につかみ間隔10crnにして取りつ
け、次いで吸水収縮材を20±1℃の水中に浸漬してつ
かみ間隔不変の状態で8時間浸漬した時の収縮応力を吸
水後収縮応力(単位:g)とする。
1■)吸水収縮材の吸水後強力 吸水収縮材の吸水後収縮応力測定法と同一の方法により
8時間水中に浸漬したサンプルを水を含んだ状態のtま
で定速伸長型引張り試験機を用いて引張り破断強さを測
定する。チャック部への取りつけ時は5mp/dの初張
力をかける。
■)不織布自体の吸水能力 不織布の面8I20〜100−の試片を取り出し面積を
求める。次いで20℃水中に5分間浸漬し、水中より取
り出して金網上に水平にして5分間静置して余分の水を
落下させた後!ifを測定して水浸前の面積1rn”当
りの吸水量を求める。
■1)不織布自体の吸水時収縮率 不織布の長さ方向に約306nの短冊状試片をサンプリ
ングし、正確に20画間に印をつけ、20℃水中に浸漬
し浸漬時間(秒)と収縮率(冗長に対する収縮率)を測
定し、水浸5分以内における最大収縮率を吸水時収縮率
とする。
vii)  吸水収縮糸の吸水時収縮率および吸水時収
縮速度1)と同様にして測定を行う。
viii)  吸水収縮糸の吸水時収縮応力および吸水
時収縮応力発現速度 11)と同様にして測定を行う。ただし吸水時収縮応力
発現速度は150 mg/ dの応力発現までの時間(
秒)とする。
iX)吸水収縮糸の30チ収縮させた状態での収縮応力
111)と同様にして測定を開始し、20±1℃水中に
浸漬した後5分間の収縮応力変化を測足し、5分以内の
最大収縮応力値(単位 my/d)とする。
×)吸水収縮糸の溶解減債 サンプルをほぼ10111jの長さに切断後1〜2gを
サップリングし、JISI、1013により絶乾状態と
して精秤し初期f(Wo jiとする。次いで浴比20
0の20°C水中に精秤したサンプルを分散し60分間
放置後、定量丸5A−,11c1nφの濾紙を使用して
濾過する。水滴が滴下しなくなったものを絶乾後精秤し
Wyとするとき溶解減量は Wo  −W 溶解減量=Wo×100(%) Kよって求められる。
×1)不織布及び吸水収縮材の厚さ 10g/−の荷重がかかるように調節されたダイヤルゲ
ージを用いて測定する。
(註)(1)吸水収縮材に適用する荷重及び初張力は吸
水収縮材に含まれる吸水収縮糸の総デニールを用いて算
出する0 (11)吸水収縮糸が高速収縮繊維と他素材との複合体
により構成される場合は、高速収縮繊維のみを取り出し
て測定を行う。
以下本発明を実施例により説明する。
実施例1〜4、比較例1〜3 〈吸水収縮糸の製造〉 (1)吸水により急速に収5縮するヤーンの製造W頴昭
60−297942号に示したと同様の方法を用いて次
の如く製造した。イタコン酸2モルチ変性のポリビニル
アルコール(平均重合度1800、ケン化度97モル%
)を使用して、ポリビニルアルコール水溶液#に度50
%の原液とし、口金から空気中に吐出した紡糸原糸を下
記条件により冷却、予備乾燥を行った。゛ 紡糸筒温度(冷却ゾーン):30℃ #  (予備乾燥ゾーン): 110℃冷却ゾーン長さ
+0.25m 予備乾燥ゾーン・2.35m 乾燥温度:125℃ 乾燥した紡糸原糸の水分率は0.1%以下であった。
この紡糸原糸を200℃の延伸炉を通して5.5倍に延
伸し500d/72fのヤーンを得た。このヤーンは吸
水時収縮率62%、吸水時収縮速度4秒、吸水時収縮応
力220mg/d、吸水時収縮応力発現速度4秒、原長
より30チ収縮させた状態での収縮応力55 rr4 
/ d 、溶解減量17チでろす、高速収縮繊維として
の機能を十分に満足するものでめった。
(2)吸水によりゆっくり収縮ヤーンの製造特開昭60
−2709号公報に示したと同様の方法を用いて次の如
く製造した。平均重合度1700、ケン化度99.9モ
ルチのポリビニルアルコール水溶液を飽和Na2S04
水溶液中で湿式紡糸後、40°Cの空気中及び90℃の
飽和Na2SO4水溶液中で4.5倍に延伸し、そのま
まの定長状態において絶乾するまで130 ”Cの熱風
乾燥と170℃の熱処理を行った。この繊維は水による
著るしい膨潤と収縮をともなうため、定長を維持するに
十分な張力を与えた状態で繊維性@Na2SO4除去を
目的とする30℃の水洗、給油等の湿潤処理を施し、さ
らに対繊維水分率が40%に到達するまでは80℃、次
に120℃の熱風により緊張下で乾燥した。得られた単
轍維デニール1゜5 drの糸篠(トウ)を用い、パー
ロック方式で索切後、リング精紡機で綿番手10’S/
1撚数6.8 t/ 1n(Z) (DFyM糸ヲ得f
−8(8)吸水収縮糸の製造 製造例(1)で示した吸水により急速に収縮するヤーン
(高速収縮[椎’)500d/72fと、製造例(2)
で示した吸水によりゆっくり収縮するヤーン10’S/
1各1本づつを合せて3t/1n(Z)+て合拌糸した
く不織布用吸水収縮繊維の製造〉 上記(2)で得られた糸篠に捲縮を付与し繊維長51順
のカットファイバーを得た。このファイバーの20℃水
中における収縮率は35%であった〇〈不織布用非吸水
収縮性繊維〉 市販のビニロンカットファイバー1.5drx51mを
用いた。このファイバーの20℃水中における収縮率は
3%でめった。
〈吸水収縮材の製造〉 上記方法により製造した不織布用吸水収縮繊維1.5d
rx51龍を用いて、常法によりカードウェブを作製し
た。続いて200p/mx両面のニードルパンチを施し
目付s Oil / m’ 、厚さ1.21の不織布を
得た。得られた不織布の20℃水中における経方向の収
縮率は23%、吸水能カフ409/rrlであった0こ
の不織布に前記(8)で作製した吸水収縮糸を下糸とし
、ポリエステルi糸80番手(綿番手80’ll/3)
を上糸として縫い目ピッチ3 mgの縫い目を不織布の
長手方向に平行に5 mm間隔で3列作製し、巾2Cr
nの吸水収縮材とした(実施例1)。
これに用いた不織布自体及びこの吸水収縮材としての性
能を第1表に示した。
次に前記方法により作製した不織布用吸水収縮繊維80
%とバインダー繊、INBF(大和紡■製、芯:ボリグ
ロビレン、鞘;ポリエチレンより成る芯鞘繊維、2dr
X51mm)20チを混合し、実施例1と同様にして不
織布及び吸水収縮材を作製した(実施例2)。この不織
布自体及び吸水収縮材の性能測定結果を第1表に示した
また前記方法により作製した不織布用吸水収縮繊維50
チとバインダー轍維NBF30チを混合し、実施例1と
同様にして不織布及び吸水収縮材を作成した(実施例3
)。性能測定結果を第1表に示した0 さらに不織布の目付をBog/rr?とした以外は実施
例1と同様にして不織布と吸水収縮材を作製した(実施
例4)。性能6111定結果を第1表に示した。
一方、前記方法VCより作製した不織布用非吸水収縮性
N1.維(通常のビニロン繊維)を用いて実施例1と同
様の方法で不織布及び吸水収縮材を作製したく比較例1
)。性能測定結果を第1表に示した0 次に目付を2091r&としたこと以外は実施例1と同
様にして不織布及び吸水収縮材を作成しく比較例2)性
能測定を行った結果を第1表に示した。
また前記方法により作製した不織布用非吸水収縮性繊維
(通常のビニロン繊維)80チとNBF20%を用いて
400p/cIIX両面のニードルパンチを施し、目付
30p/&の不織布を作成し、140℃のカレンダーロ
ールを3回通して0.3朋厚の不織布とし、実施例1と
同様にして吸水収縮材とした(比較例3)。性能測定結
果を第1表に示した。
く使いすておむつとしての実用テスト〉実施例1、実施
例2、比較例1、比較例2、比較例3で示した吸水収縮
材を端縁部に使用した便いすておむつを作製し、生後1
2力月の乳児に着用させて実用テストを実施した結果を
第2表に示した。作製した使いすておむつの構造につい
ても第2表に併記した。
第2表の結果よシ、吸水収縮材を構成する不織布の吸水
量が少い場合、補助吸水体としての機能が不十分で尿の
もれが生じることがわかる。また該不織布の目付が30
g/rr?以下の場合は、吸水収縮糸のみを使用した場
合に比してうつ血による大腿部のスジは幾分磨滅される
ものの、十分な防止効果は認められなかった。さらに使
いすて2むつの構造として吸水体と吸水収縮材とを非接
触にしておいても十分な収縮ともれ防止効果を有するこ
と”1解11・            ッ下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の吸水収縮材の一例の平面図であり、第
2図は本発明の使いすて3むつの一例の断面図であり、
第3図は従来の使いすておむつの一例の断面図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.吸水により収縮する不織布と吸水により該不織布よ
    り高速でしかも高率で収縮する糸を一体化したことを特
    徴とする細長い形状を有する吸水収縮材。
  2. 2.20℃水中において、長さ方向の最大収縮率が30
    %以上、長さ方向の30%収縮に達する時間が20秒以
    下、原長状態における収縮応力が100g以上、100
    gの収縮応力発現までの時間が20秒以下である特許請
    求の範囲第1項に記載の吸水収縮材。
  3. 3.長さ方向に30%収縮させ20℃水中に8時間浸漬
    した後の吸水状態における収縮応力が309以上、同引
    張り破断強力が1kg以上である特許請求の範囲第1も
    しくは2項に記載の吸水収縮材。
  4. 4.吸水により収縮する不織布が、20℃の水を200
    g/m^2以上吸収し、かつ20℃水中における長さ方
    向の収縮率が10%以上で、目付けが30g/m^2以
    上である特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の
    吸水収縮材。
  5. 5.吸水収縮糸が、20℃水中において最大収縮率が3
    0%以上、30%収縮に達する時間が10秒以下、原長
    状態における収縮応力が150mg/d以上、150m
    g/dの応力発現までの時間が10秒以下、原長よりb
    30%収縮させた状態での収縮応力が30mg/d以上
    、溶解減量25%以下である高速収縮繊維を含む特許請
    求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の吸水収縮材。
  6. 6.吸水収縮性不織布と吸水収縮糸の一体化手段が吸水
    収縮性不織布に吸水収縮糸を縫い込んで成る特許請求の
    範囲第1〜5項のいずれかに記載の吸水収縮材。
  7. 7.使いすておむつの長手方向端縁部に、吸水により収
    縮する不織布と吸水により該不織布より高速でしかも高
    率で収縮する糸を一体化した細長い形状を有する吸水収
    縮材を補助吸水体として設置したことを特徴とする使い
    すておむつ。
JP61158302A 1985-11-01 1986-07-04 吸水収縮材及びそれを用いた使いすておむつ Expired - Lifetime JPH06102068B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61158302A JPH06102068B2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04 吸水収縮材及びそれを用いた使いすておむつ
US06/921,117 US4809493A (en) 1985-11-01 1986-10-21 Water-absorbing shrinkable yarn
DE8686115092T DE3687735T2 (de) 1985-11-01 1986-10-30 Schnellschrumpfende faser, wasserabsorbierendes schrumpfendes garn und andere, diese faser enthaltende gegenstaende.
EP86115092A EP0220741B1 (en) 1985-11-01 1986-10-30 Rapidly shrinking fiber and water-absorbing shrinkable yarn and other materials comprising same
CA000521920A CA1304570C (en) 1985-11-01 1986-10-31 Water absorbing rapidly shrinking fibers
US07/284,100 US4942089A (en) 1985-11-01 1988-12-14 Rapidly shrinking fiber and water-absorbing shrinkable yarn and other materials comprising same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61158302A JPH06102068B2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04 吸水収縮材及びそれを用いた使いすておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6312704A true JPS6312704A (ja) 1988-01-20
JPH06102068B2 JPH06102068B2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=15668648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61158302A Expired - Lifetime JPH06102068B2 (ja) 1985-11-01 1986-07-04 吸水収縮材及びそれを用いた使いすておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06102068B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0296120U (ja) * 1989-01-23 1990-07-31
WO2002062279A1 (fr) * 2001-02-02 2002-08-15 Daio Paper Corporation Article absorbant de liquide organique et son procede de fabrication
JP2006280753A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Kao Corp 吸収性物品

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1614408B1 (en) 2003-03-31 2009-09-30 Daio Paper Corporation Humor absorbent article

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0296120U (ja) * 1989-01-23 1990-07-31
WO2002062279A1 (fr) * 2001-02-02 2002-08-15 Daio Paper Corporation Article absorbant de liquide organique et son procede de fabrication
US7491864B2 (en) 2001-02-02 2009-02-17 Daio Paper Corporation Absorbent article for body fluids and production method thereof
JP2006280753A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Kao Corp 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06102068B2 (ja) 1994-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4942089A (en) Rapidly shrinking fiber and water-absorbing shrinkable yarn and other materials comprising same
FI87369B (fi) Stabiliserat tyg.
KR100491289B1 (ko) 크레이프 가공된 부직 재료 및 라이너
KR0168640B1 (ko) 다방향 연신성 복합 탄성 재료
US5533990A (en) Tampon exhibiting low frictional drag
KR100188057B1 (ko) 이형 단면섬유를 함유하는 부직웹
KR100236745B1 (ko) 필름 라미네이트 재료 및 그의 제조 방법 및 장치
US6888046B2 (en) Topsheet for absorbent article
US3717150A (en) Absorbent stretchable fabric
US20090076473A1 (en) Absorbent Article
RU2501542C2 (ru) Поглощающее изделие
KR19990067195A (ko) 셀룰로오스계 고보수성(高保水性) 섬유와, 그의 제조법 및 그셀룰로오스계 고보수성 섬유로부터 이루어지는 보수성시트
RU2710371C2 (ru) Материалы, которые стягиваются в одном направлении и расширяются в другом направлении
JPS6312704A (ja) 吸水収縮材及びそれを用いた使いすておむつ
KR20040029395A (ko) 높은 습윤 전 및 후 투과도를 갖는 부직 복합물
JPS62117868A (ja) 改良された軟かさをもつ不織ウエブ
US6365795B1 (en) Absorptive article containing titanium oxide
US20040254551A1 (en) [absorbent core structure for hygiene products ]
KR20020033838A (ko) 섬유상의 주름진 직물
JP2020147857A (ja) 熱接着性複合繊維および不織布
US20150250654A1 (en) Novel elastic bandage that can be used, in particular, for the treatment and prevention of vein diseases
JP4013346B2 (ja) 不織布およびこれを用いた吸収性物品
JP3545064B2 (ja) 複合吸収紙及びそれを用いた吸収性物品
JP2006057200A (ja) 吸収性物品
JP2005535789A (ja) 高い保持容量及び高い取込み速度を有する吸収性複合材料