JPS63126912A - ポリエチレン繊維とその製造法 - Google Patents
ポリエチレン繊維とその製造法Info
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- JPS63126912A JPS63126912A JP27273386A JP27273386A JPS63126912A JP S63126912 A JPS63126912 A JP S63126912A JP 27273386 A JP27273386 A JP 27273386A JP 27273386 A JP27273386 A JP 27273386A JP S63126912 A JPS63126912 A JP S63126912A
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高強度で熱水収縮率の小さいポリエチレン繊
維とその製造法に関するものである。
維とその製造法に関するものである。
(従来の技術)
α−オレフィンを共重合した線状低密度ポリエチレン(
以下LLDPEという)は、細くて柔らかい繊維を与え
るものとして注目されている (特開昭60−2090
10号)。
以下LLDPEという)は、細くて柔らかい繊維を与え
るものとして注目されている (特開昭60−2090
10号)。
しかしながら、従来、高強度で熱水収縮率の小さいLL
DPE繊維は得られておらず、その用途が制限されてい
た。
DPE繊維は得られておらず、その用途が制限されてい
た。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、高強度で熱水収縮率の小さいL L [1P
F、繊維とその製造法を提供しようとするものである
。
F、繊維とその製造法を提供しようとするものである
。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の目的を達成するもので、その要旨は2
次のとおりである。
次のとおりである。
fl、l LLDPEからなる繊維であって1強度が3
g/d以上、熱水収縮率が16%以下であることを特徴
とするポリエチレン繊維。
g/d以上、熱水収縮率が16%以下であることを特徴
とするポリエチレン繊維。
(2) メルトインデックス5〜100のLLDPE
を溶融紡糸し、得られた未延伸糸を延伸し、熱セットし
てポリエチレン繊維を製造するに際し、延伸温度を40
〜80℃、熱セラI・温度を80〜110℃とすること
を特徴とするポリエチレン繊維の製造法。
を溶融紡糸し、得られた未延伸糸を延伸し、熱セットし
てポリエチレン繊維を製造するに際し、延伸温度を40
〜80℃、熱セラI・温度を80〜110℃とすること
を特徴とするポリエチレン繊維の製造法。
本発明におりるLLDPEとしては、炭素原子数3〜1
2のα−オレフィン、例えばブテン−1,ヘキセン−1
,オクテン−1等を1〜30重景%、好ましくは2〜2
0重量%共重合したポリエチレンで、密度が0.86〜
0.96g /c1.好ましくは0.90〜0.95/
cl、 メルトインデックス旧CASTM n−123
8(E)法による。単位はg/10 min、 )が5
〜10帆好ましくは8〜80.最適には10〜50のも
のが適当である。
2のα−オレフィン、例えばブテン−1,ヘキセン−1
,オクテン−1等を1〜30重景%、好ましくは2〜2
0重量%共重合したポリエチレンで、密度が0.86〜
0.96g /c1.好ましくは0.90〜0.95/
cl、 メルトインデックス旧CASTM n−123
8(E)法による。単位はg/10 min、 )が5
〜10帆好ましくは8〜80.最適には10〜50のも
のが適当である。
本発明の繊維は、上記のようなL L D P Eから
なる繊維であり1強度が3g/d以上、熱水収縮率が1
6%以下であることを特徴とするものである。これらの
要件は、 LLDPE繊維の特長を生かしながら、ポリ
エステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維等
の汎用繊維と同様な用途に使用することを可能にするた
めに必要なものであり、より好ましくは強度が3.3g
/d以上、熱水収縮率が14.5%以下であることが望
ましい。
なる繊維であり1強度が3g/d以上、熱水収縮率が1
6%以下であることを特徴とするものである。これらの
要件は、 LLDPE繊維の特長を生かしながら、ポリ
エステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維等
の汎用繊維と同様な用途に使用することを可能にするた
めに必要なものであり、より好ましくは強度が3.3g
/d以上、熱水収縮率が14.5%以下であることが望
ましい。
このような特性を有するLLDPE繊維を製造する上で
重要な点は、延伸工程における延伸温度及び熱セント温
度を最適にすることにある。すなわち。
重要な点は、延伸工程における延伸温度及び熱セント温
度を最適にすることにある。すなわち。
上記のようなLl、DPEを熔融紡糸し、得られた未延
伸糸を40〜80゛Cの温度で延伸し、80〜110℃
の温度で熱セントすることが必要である。延伸温度がこ
の範囲を外れると高強度の繊維が得られず、また。
伸糸を40〜80゛Cの温度で延伸し、80〜110℃
の温度で熱セントすることが必要である。延伸温度がこ
の範囲を外れると高強度の繊維が得られず、また。
熱セツト温度がこの範囲を外れると熱水収縮率の小さい
繊維が得られないとともに強度が低下する。
繊維が得られないとともに強度が低下する。
溶融紡糸は常法により行うことができるが、紡糸温度は
170〜300℃1好ましくは180〜280℃9紡糸
速度は800〜7000m/min、好ましくは100
0〜6000m/minが適当である。延伸倍率は、
LLDPEの共重合組成、MT、紡糸速度等により異な
り、未延伸糸の配向度を考慮して、得られる繊維の強伸
度特性が所望の値となるように設定される。
170〜300℃1好ましくは180〜280℃9紡糸
速度は800〜7000m/min、好ましくは100
0〜6000m/minが適当である。延伸倍率は、
LLDPEの共重合組成、MT、紡糸速度等により異な
り、未延伸糸の配向度を考慮して、得られる繊維の強伸
度特性が所望の値となるように設定される。
なお2本発明の繊維には、必要に応じて艶消剤。
制電剤、難燃剤、耐光剤、湿潤剤等を含有させることが
でき、また、繊維の断面形状は5円形断面のみならず、
中空断面、扁平断面、多葉状断面等の異形断面としても
よい。
でき、また、繊維の断面形状は5円形断面のみならず、
中空断面、扁平断面、多葉状断面等の異形断面としても
よい。
(実施例)
次に実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例中、熱水収縮率は、JIS L 1013のA法
(かせ収縮率)により求めた値である。
(かせ収縮率)により求めた値である。
実施例
オクテン−1を3.7重量%共重合したポリエチレンで
、密度が0.947g/cシ、旧が26.3のものを。
、密度が0.947g/cシ、旧が26.3のものを。
紡糸温度210℃5吐出量26g/minで、直径0.
4mmの紡糸孔を18個有する紡糸口金から紡出し、冷
却固化後、 1200m/ minの速度で巻き取った
。
4mmの紡糸孔を18個有する紡糸口金から紡出し、冷
却固化後、 1200m/ minの速度で巻き取った
。
得られた未延伸糸は、200 d /18 f 、強力
107 g 。
107 g 。
伸度896%であった。
この未延伸糸を、延伸倍率を5.60.延伸速度を70
0m/minとし、第1表に示した延伸温度及び熱セツ
ト温度で、延伸、熱セントして30d/18fの延伸糸
を得た。
0m/minとし、第1表に示した延伸温度及び熱セツ
ト温度で、延伸、熱セントして30d/18fの延伸糸
を得た。
得られた延伸糸の特性値を第1表に示す。
第1表
注:Na2,3が実施例で、他は比較例。
陽5は熱セントなし。
第1表から明らかなように1本発明の方法の要件を満足
する場合(陽、2. 3)、高強度で熱水収縮率の小さ
い繊維が容易に得られるが、本発明の方法の要件を満足
しない場合(歯、1. 4. 5. 6)には、満足な
特性を有する繊維が得られない。
する場合(陽、2. 3)、高強度で熱水収縮率の小さ
い繊維が容易に得られるが、本発明の方法の要件を満足
しない場合(歯、1. 4. 5. 6)には、満足な
特性を有する繊維が得られない。
なお2本発明の方法の要件を満足するm、2.3では、
製糸性が良好であったが、延伸温度が低いMlでは、変
形がスムーズに行かないためか、延伸糸の糸斑が大きく
、熱セツト温度の高いNo、 6では、延伸糸に軽い融
着が認められるとともに、低強度の繊維しか得られず5
単糸切れが発生した。
製糸性が良好であったが、延伸温度が低いMlでは、変
形がスムーズに行かないためか、延伸糸の糸斑が大きく
、熱セツト温度の高いNo、 6では、延伸糸に軽い融
着が認められるとともに、低強度の繊維しか得られず5
単糸切れが発生した。
(発明の効果)
本発明によれば、高強度で熱水収縮率の小さいL L
D P E繊維とその製造法が提供され、 LLDPE
繊維をその優れた風合を生かした広い用途に展開するこ
とが可能になる。
D P E繊維とその製造法が提供され、 LLDPE
繊維をその優れた風合を生かした広い用途に展開するこ
とが可能になる。
Claims (2)
- (1)α−オレフィンを共重合した線状低密度ポリエチ
レンからなる繊維であって、強度が3g/d以上、熱水
収縮率が16%以下であることを特徴とするポリエチレ
ン繊維。 - (2)メルトインデックス5〜100のα−オレフィン
を共重合した線状低密度ポリエチレンを溶融紡糸し、得
られた未延伸糸を延伸し、熱セットしてポリエチレン繊
維を製造するに際し、延伸温度を40〜80℃、熱セッ
ト温度を80〜110℃とすることを特徴とするポリエ
チレン繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27273386A JPS63126912A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | ポリエチレン繊維とその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27273386A JPS63126912A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | ポリエチレン繊維とその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63126912A true JPS63126912A (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=17518019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27273386A Pending JPS63126912A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | ポリエチレン繊維とその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63126912A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994012699A1 (en) * | 1992-11-24 | 1994-06-09 | Exxon Chemical Patents Inc. | Fibers of polyolefin polymers |
JP2000160428A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-13 | Chisso Corp | ポリエチレン系繊維およびこれを用いた不織布 |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP27273386A patent/JPS63126912A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994012699A1 (en) * | 1992-11-24 | 1994-06-09 | Exxon Chemical Patents Inc. | Fibers of polyolefin polymers |
JP2000160428A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-13 | Chisso Corp | ポリエチレン系繊維およびこれを用いた不織布 |
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