JPS63125159A - 合成樹脂容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ふたを有しており、さらに２つの壁を備えて
いて、かつ、容器壁の上側端部の周りを取り囲むＵ字形
の閉鎖部分を有しており、さらに、挿入されたシール部
材と、前記閉鎖部分と連続している環状溝と、該環状溝
内に配置されている補強リブとを有しており、しかも前
記容器壁の上側端部が肉厚端部を有しており、かつ前記
ふたが前記肉厚端部に係合するリブを係止のために有し
ている形式の合成樹脂容器に関する。

従来の技術 前記形式の合成樹脂容器のふた閉鎖部材は、ヨーロッパ
特許第００５２１７２号明細書から公知であり、賞月さ
れてきた。この公知の合成樹脂容器では、とりわけ多角
形のフランジが重要である。それというのは、多角形の
７ランジは列車又はトラックによる運送のため忙特に適
しており、又、再閉鎖が可能なためたとえば塗料のよう
な商品を取り除いた後も再び使用できる。ある商品や国
によっては、この公知の容器が満たすことかできるより
も規定がより厳しい。

詳しく述べるならば、３０に９の内容物を有しており、
４５°の傾度で１．２ｍの落下高度から落とされても、
容器のふたが破損することなく、又ふた及び容器が変形
することがないことが許可規定となっている国がある。

公知の容器は、落下高度を８０１Ｍと設定して構成され
ていた。

発明の課題 従って、本発明の課題は、３０に９の内容物を有してい
て１．２ｍの高さから４５°の傾斜角で投げられた場合
に容器のふた閉鎖部分が、衝撃に抵抗できるような合成
樹脂容器を提供することにある。さらに、公知の閉鎖部
分と比較して製造が難かしくなく、従ってコストが余分
にががらないようにすることにある。

課題を解決するための手段 前述の課題を解決するために本発明では、閉鎖部分の上
側外縁の曲率半径が少なくとも、それに相応する内縁の
曲率半径よりも小であり、さらに閉鎖部分の外壁の上側
部分の外側面が上側に向かって先細になっているように
した。

発明の効果 本発明により得られる効果は、公知の合成樹脂容器より
もより高い落下高度からより厳しい条件で落としてもふ
たが解放することなく衝撃に抵抗することができるとい
うことである。又、製造コストも押さえることができる
。

実施例 第３図に示すふた１は、閉鎖部分２を有しており、この
閉鎖部分２は、容器壁３の周囲を取り囲む外壁４と、容
器壁３の内側に当付けられる内壁５と、この内壁５に続
く壁６とを有しており、しかも前記内壁５と壁６との間
には環状溝７が形成されている。壁６は、環状隆起部８
に移行しており、該環状隆起部８は補強部として使用さ
れる。容器壁３は下側から上側へ見て、多角形フランジ
９、外方へ尖った刃１１を備えた環状リブ１０、肉厚端
部１２を順次備えている。前記多角形フランジ９には、
係止部材として使用されるリブ群が周知の形式で配置さ
れている。

容器壁３を取り囲む、閉鎖部分２の外壁生と内壁５とは
、上部にシールリング１４を受容するための内室１３を
形成している。外壁ヰは、環状リブ１５を有しており、
該環状リブ１５は、容器壁の肉厚端部１２に係合してい
る。第３図に示されているように、肉厚端部１２は、逆
鉤形に形成されていてもよい。突起１６は、シール部材
１４をより良（保持し圧縮するのに使用される。

ところで、容器に３０に９の物質を充てんして４５°の
角度で鋼板上にたとえば１．２ｍの所定の高さから落下
させることによって測定される、容器の衝撃に対する抵
抗力は、次のことによって著しく高められることが判っ
ている。つまり、外壁ヰの最上部の外側面１７を、面取
りされた面を形成するために容器壁の方向に関して先細
にし、さらに上側の外縁１８０曲率半径をこれに相応す
る内縁の曲率半径１９よりも小さくすることによってで
ある。さらに、内壁５の外縁２０の曲率半径を、内縁２
１の相応する曲率半径よりも小さくすることも特に有利
である。

外側面１７を面取りし、大きな曲率の外縁１８．２０を
設けることによって、ふたの衝撃に対する抵抗力が著し
く増加したことが確認される。

シールリングの横断面における直径りを、半符方向で見
て内室１３の相応する直径よりも狭く選択することによ
って、もう１つの改良点が得られる。それというのは、
そうすることによってシール部分の上側部分、たとえば
外縁１８を備えた面取りされた面が、衝撃をシールリン
グを介して直にふたの内側部分に伝えることなしに弾性
的に作用し、従って衝撃が緩衝される。

破損に対する抵抗力をより高める手段、つまり、衝撃を
吸収し、衝撃を分配するための別の手段が、第２図に示
されている。環状溝７内に補強リブ２２が配置されてお
り、第２図から明らかなように、この補強リブ２２は、
半径方向からずらされて配置されている。その上、補強
リブ２２は、曲げられていて、しかもふたの中央から外
方へ延びている。また、これと同様の補強リブを、容器
の底に配置してもよい。また、非半径方向に直線に延び
るリブを、ふた及び底に配置することも可能である。

第３図からは、補強リブ２２が段部２３を有しているこ
とが明らかであるが、この段部２３は、第１図に示され
ているように、段部上に積み重ねられる容器のための心
決め部材として使用される。従って容器を良好に積み重
ねることができる。

閉鎖部分２の外壁牛には、裂開バンド２４が連続してお
り、しかも裂開バンドと容器壁との間において、穿孔２
５が環状リブ１０の刃１１と向かい合って位置している
。第２図から明らかなように、裂開バンド２４には下方
を向いた環２６とやはり下方を向いた幅の広いグリップ
２７が取付げられている。裂開バンドを道具を使用せず
にもぎ取るために、グリップ２７の両側にそれぞれ弱化
箇所２８が設けられている。

さらに、第２図から明らかなように、裂開バンド２４は
、グリップ２７が取付けられている箇所までふたの全周
に張られている。裂開バンド２４が引きちぎられた後、
ふたはグリップ２７で簡単に開放される。裂開バンド２
４は、ふたを確保する機能と共に、落下の際に生じる力
を分散するのを助ける役割も有している。従って、裂開
バンドも相応に設計されなげればならず、衝撃の際に損
傷してはならない。この場合、裂開バンドの厚さは、材
料に応じて決定されるが、同じことがもちろんどの合成
樹脂容器にも当てはまる。合成樹脂容器は概して熱塑性
のプラスチックから製造される。

前述の実施例のように、合成樹脂容器の上側縁は、全周
に渡って分配される保持突起を有していることができ、
ふたはそれに相応した開口２９及び各開口・２９の下側
に心決め溝を有していることができる。この心決め溝に
、回転によってふたを装着する際に、保持突起が係止し
、それによってふたは押さえられる。

さらに、ふたに注ぎ口を設けることも可能である。この
注ぎ口は、たとえば金属又は軟質合成樹脂から構成され
、着脱可能に取り付けられる。

上述のことから、ふた及び容器がそれぞれ射出成形によ
り一体に製造されることが判る。明細書及び図面には、
外壁と一体に取付けられかつ製造されている裂開バンド
を有するふたの有利な実施例が記載されている。しかし
ながら、抵抗力を高めるための構成は、まず裂開バンド
によってこの実施例と結びついているわけではなく、ふ
たに裂開バンドが設けられな（ても申し分ない作用を発
揮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、容器のふた閉鎖部材の部分断面図、第２図は
、第１図の端面図、第３図は、第１図の拡大図である。 １・・・ふた、２−・・閉鎖部分、３・・・容器壁、手
・・・外壁、５−・・内壁、６・・・壁、７・・・環状
溝、８・・・環状隆起部、９−・・多角形フランジ、１
０・・・環状リブ、１１・・・刃、１２・・・肉厚端部
、１３・・・内室、１４・・・シールリング、１５・・
・環状リブ、１６・・・突起、１７・・・外側面、ｌ　
８−・・外縁、１９・・・内縁、２０・・・外縁、２１
・・・内縁、２２・・・補強リブ、２３・・・段部、２
４・・・裂開バンド、２５・・・穿孔、２６・・・環、
２７・・・グリップ、２８・・・弱化箇所、２９・・・
開口 図面の浄Ｊ・（内容に変更なし） ２−関省貞部分 ４−一タト壁 １７−一　タトイ見ＩＪσＤ 旧−一タト氷永 １９−内繕 第３図 ２−閉ｉ釦邦分 ４−一タト１ご １７−−タト側面 １８−外縁 １９−内系象 手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示　昭和６２年特許願第１４４２１８号２
、発明の名称 合成樹脂容器 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４、代理人 昭和６２年　８月２５日　　（発送日）６、補正の対象

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、合成樹脂容器であって、ふた（１）を有しており、
   さらに２つの壁（４、５）を備えていてかつ容器壁（２
   ３）の上側端部の周りを取り囲むＵ字形の閉鎖部分（２
   ）を有しており、さらに、挿入されるシール部材（１４
   ）と、前記閉鎖部分（２）と連続している環状溝（７）
   と、該環状溝（７）内に配置されている補強リブ（２２
   ）とを有しており、前記容器壁（２３）の上側端部が肉
   厚端部（１２）を有しており、かつ前記ふた（１）が係
   止のために前記肉厚端部（１２）と係合するリブ（１５
   ）を有している形式のものにおいて、前記閉鎖部分（２
   ）の上側の外縁（１８）の曲率半径が、相応する内縁（
   １９）の曲率半径よりも小であり、さらに前記閉鎖部分
   （２）の外壁（４）の上側部分の外側面（１７）が上側
   に向かって先細になっていることを特徴とする合成樹脂
   容器。 ２、前記シール部材（１４）が前記容器壁に関して半径
   方向で見て、前記両壁（４、５）によって形成されてい
   る内室（１３）よりも小さい直径（Ｄ）を有している特
   許請求の範囲第１項記載の合成樹脂容器。 ３、前記補強リブ（２２）が、前記環状溝（７）内に半
   径方向からずらされて配置されている特許請求の範囲第
   １項又は第２項記載の合成樹脂容器。 ４、前記補強リブ（２２）が外方へ曲げられて延びてい
   る特許請求の範囲第３項記載の合成樹脂容器。 ５、前記閉鎖部分（２）の両外縁（１８、２０）の曲率
   半径が、相応する内縁（１９、２１）の曲率半径よりも
   小さい特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか
   １項記載の合成樹脂容器。 ６、前記容器壁（３）の上側縁の外側面が保持突起を、
   前記閉鎖部分（２）の前記外壁（４）が前記保持突起に
   相応した開口（２９）を有しており、前記ふた（１）に
   は、該ふた（１）と一体に固定された裂開バンド（２４
   ）が設けられており、該裂開バンド（２４）が前記開口
   （２９）の下側に配置されている、特許請求の範囲第１
   項から第５項までのいずれか１項記載の合成樹脂容器。 ７、前記裂開バンド（２４）には、下方へ向いた環（２
   ６）と、やはり下方へ向いたグリップ（２７）とが配置
   されており、しかも前記グリップ（２７）の両側にはそ
   れぞれ、前記裂開バンド（２４）を引きはがすための弱
   化箇所（２８）が配置されており、前記環（２６）によ
   って前記裂開バンドが、グリップを除いた範囲で取り除
   かれるようになっている特許請求の範囲第６項記載の合
   成樹脂容器。 ６、前記容器壁（３）の外側面が、前記裂開バンド（２
   ４）を穿孔（２５）を介して前記ふたに取り付けている
   箇所と向かい合って、先細の刃（１１）を備えた環状の
   リブ（１０）を有している特許請求の範囲第６項又は第
   ７項記載の合成樹脂容器。 ９、前記容器がリブ群から成る係止部材を備えた多角形
   フランジを有する特許請求の範囲第１項から第８項まで
   のいずれか１項記載の合成樹脂容器。 １０、前記容器の底が非半径方向に延びる補強リブを有
   しており、該補強リブが外方へ曲げられて延びている特
   許請求の範囲第１項から第９項までのいずれか１項記載
   の合成樹脂容器。