JP2633563B2 - 合成樹脂容器 - Google Patents

合成樹脂容器

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JP2633563B2
JP2633563B2 JP62144218A JP14421887A JP2633563B2 JP 2633563 B2 JP2633563 B2 JP 2633563B2 JP 62144218 A JP62144218 A JP 62144218A JP 14421887 A JP14421887 A JP 14421887A JP 2633563 B2 JP2633563 B2 JP 2633563B2
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synthetic resin
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ハンス・ウミカー
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ふたを有しており、さらに2つの壁を備え
ていて、かつ、容器壁の上側端部の周りを取り囲むU字
形の閉鎖部分を有しており、さらに、挿入されたシール
部材と、前記閉鎖部分と連続している環状溝と、該環状
溝内に配置されている補強リブとを有しており、しかも
前記容器壁の上側端部が肉厚端部を有しており、かつ前
記ふたが前記肉厚端部に係合するリブを係止のために有
している形式の合成樹脂容器に関する。
従来の技術 前記形式の合成樹脂容器のふた閉鎖部材は、ヨーロツ
パ特許第0052172号明細書から公知であり、賞用されて
きた。この公知の合成樹脂容器では、とりわけ多角形の
フランジが重要である。それというのは、多角形のフラ
ンジは列車又はトラツクによる運送のために特に適して
おり、又、再閉鎖が可能なためたとえば塗料のような商
品を取り除いた後も再び使用できる。ある商品や国によ
つては、この公知の容器が満たすことができるよりも規
定がより厳しい。詳しく述べるならば、30Kgの内容物を
有しており、45゜の傾度で1.2mの落下高度から落とされ
ても、容器のふたが破損することなく、又ふた及び容器
が変形することがないことが許可規定となつている国が
ある。公知の容器は、落下高度を80cmと設定して構成さ
れていた。
発明の課題 従つて、本発明の課題は、30Kgの内容物を有していて
1.2mの高さから45゜の傾斜角で投げられた場合に容器の
ふた閉鎖部分が、衝撃に抵抗できるような合成樹脂容器
を提供することにある。さらに、公知の閉鎖部分と比較
して製造が難かしくなく、従つてコストが余分にかから
ないようにすることにある。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するための本発明の構成手段は、ふた
と、2つの内外の壁からU字形に形成されていて容器壁
の上端部をめぐって係合しかつU字形内部にシール部材
を挿嵌した閉鎖部分と、該閉鎖部分に境を接して周方向
に円環状に延びていて補強リブを内設した環状溝とを備
え、前記容器壁の上端部が肉厚部を有し、かつ前記ふた
が、該肉厚部の下に係合して係止するリブを有している
形式の閉鎖機構を有する合成樹脂容器において、閉鎖部
分の少なくとも上側の外縁の曲率半径が、これに対応し
た内縁の曲率半径よりも小さく、かつ前記閉鎖部分の外
壁の最上位部分の外側面が上方へ向かってテーパを成し
ており、前記容器壁の肉厚部が前記外壁寄りに複数のカ
ム状の保持突起を有し、かつ前記閉鎖部分の外壁がその
内面側に前記保持突起に対応した複数のカム溝状の開口
を有し、前記の各開口の下側には、開口底部を起点とし
て該開口に接続してバヨネット継手溝状に周方向に延び
る心決め溝が夫々設けられており、かつ前記ふたには、
該ふたと一体成形された裂開バンドが設けられている点
にある。
発明の効果 本発明により得られる効果は、公知の合成樹脂容器よ
りもより高い落下高度からより厳しい条件で落としても
ふたが解放することなく衝撃に抵抗することができると
いうことである。又、製造コストも押さえることができ
る。
実施例 第3図に示すふた1は、閉鎖部分2を有しており、こ
の閉鎖部分2は、容器壁3の周囲を取り囲む外壁4と、
容器壁3の内側に当付けられる内壁5と、この内壁5に
続く壁6とを有しており、しかも前記内壁5と壁6との
間には環状溝7が形成されている。壁6は、環状隆起部
8に移行しており、該環状隆起部8は補強部として使用
される。容器壁3は下側から上側へ見て、多角形フラン
ジ9、外閉へ尖つた刃11を備えた環状リブ10、肉厚端部
12を順次備えている。前記多角形フランジ9には、係止
部材として使用されるリブ群が周知の形式で配置されて
いる。
容器壁3を取り囲む、閉鎖部分2の外壁4と内壁5と
は、上部にシールリング14を受容するための内室13を形
成している。外壁4は、環状リブ15を有しており、該環
状リブ15は、容器壁の肉厚端部12に係合している。第3
図に示されているように、肉厚端部12は、逆鉤形に形成
されていてもよい。突起16は、シール部材14をより良く
保持し圧縮するのに使用される。
ところで、容器に30Kgの物質を充てんして45゜の角度
で鋼板上にたとえば1.2mの所定の高さから落下させるこ
とによつて測定される、容器の衝撃に対する抵抗力は、
次のことによつて著しく高められることが判つている。
つまり、外壁4の最上部の外側面17を、面取りされた面
を形成するために容器壁の方向に関して先細にし、さら
に上側の外縁18の曲率半径をこれに相応する内縁の曲率
半径19よりも小さくすることによつてである。さらに、
内壁5の外縁20の曲率半径を、内縁21の相応する曲率半
径よりも小さくすることも特に有利である。
外側面17を面取りし、大きな曲率の外縁18,20を設け
ることによつて、ふたの衝撃に対する抵抗力が著しく増
加したことが確認される。シールリングの横断面におけ
る直径Dを、半径方向で見て内室13の相応する直径より
も狭く選択することによつて、もう1つの改良点が得ら
れる。それというのは、そうすることによつてシール部
分の上側部分、たとえば外縁18を備えた面取りされた面
が、衝撃をシールリングを介して直にふたの内側部分に
伝えることなしに弾性的に作用し、従つて衝撃が緩衝さ
れる。
破損に対する抵抗力をより高める手段、つまり、衝撃
を吸収し、衝撃を分配するための別の手段が、第2図に
示されている。環状溝7内に補強リブ22が配置されてお
り、第2図から明らかなように、この補強リブ22は、半
径方向からずらされて配置されている。その上、補強リ
ブ22は、曲げられていて、しかもふたの中央から外方へ
延びている。また、これと同様の補強リブを、容器の底
に配置してもよい。また、非半径方向に直線に延びるリ
ブを、ふた及び底に配置することも可能である。
第3図からは、補強リブ22が段部23を有していること
が明らかであるが、この段部23は、第1図に示されてい
るように、段部上に積み重ねられる容器のための心決め
部材として使用される。従つて容器を良好に積み重ねる
ことができる。
閉鎖部分2の外壁4には、裂開バンド24が連続してお
り、しかも裂開バンドと容器壁との間において、穿孔25
が環状リブ10の刃11と向かい合つて位置している。第2
図から明らかなように、裂開バンド24には下方を向いた
環26とやはり下方を向いた幅の広いグリツプ27が取付け
られている。裂開バンドを道具を使用せずにもぎ取るた
めに、グリツプ27の両側にそれぞれ弱化箇所28が設けら
れている。さらに、第2図から明らかなように、裂開バ
ンド24は、グリツプ27が取付けられている箇所までふた
の全周に張られている。裂開バンド24が引きちぎられた
後、ふたはグリツプ27で簡単に開放される。裂開バンド
24は、ふたを確保する機能と共に、落下の際に生じる力
を分散するのを助ける役割も有している。従つて、裂開
バンドも相応に設計されなければならず、衝撃の際に損
傷してはならない。この場合、裂開バンドの厚さは、材
料に応じて決定されるが、同じことがもちろんどの合成
樹脂容器にも当てはまる。合成樹脂容器は概して熱塑性
のプラスチツクから製造される。
前記実施例では、合成樹脂容器の容器壁3の肉厚部12
は前記外壁4寄りに複数のカム状の保持突起30を有しか
つ前記閉鎖部分2の外壁4はその内面に前記保持突起30
に対応した複数のカム溝状の開口29を有し、かつ前記の
各開口29の下側には、開口底部を起点として該開口に接
続してバヨネット継手溝状に周方向に延びる心決め溝
(図示せず)が夫々設けられている。従ってふた1を回
転装着する場合に前記保持突起30はカム溝状の開口29に
沿ってガイドされて前記心決め溝に係止し、これによっ
てふた1は押し下げられる。
さらに、ふたに注ぎ口を設けることも可能である。こ
の注ぎ口は、たとえば金属又は軟質合成樹脂から構成さ
れ、着脱可能に取り付けられる。
上述のことから、ふた及び容器がそれぞれ射出成形に
より一体に製造されることが判る。明細書及び図面に
は、外壁と一体に取付けられかつ製造されている裂開バ
ンドを有するふたの有利な実施例が記載されている。し
かしながら、抵抗力を高めるための構成は、まず裂開バ
ンドによつてこの実施例と結びついているわけではな
く、ふたに裂開バンドが設けられなくても申し分ない作
用を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、容器のふた閉鎖部材の部分断面図、第2図
は、第1図の端面図、第3図は、第1図の拡大図であ
る。 1……ふた、2……閉鎖部分、3……容器壁、4……外
壁、5……内壁、6……壁、7……環状溝、8……環状
隆起部、9……多角形フランジ、10……環状リブ、11…
…刃、12……肉厚端部、13……内室、14……シールリン
グ、15……環状リブ、16……突起、17……外側面、18…
…外縁、19……内縁、20……外縁、21……内縁、22……
補強リブ、23……段部、24……裂開バンド、25……穿
孔、26……環、27……グリツプ、28……弱化箇所、29…
…開口、30……保持突起

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ふた(1)と、2つの内外の壁(4,5)か
    らU字形に形成されていて容器壁(3)の上端部をめぐ
    って係合しかつU字形内部にシール部材(14)を挿嵌し
    た閉鎖部分(2)と、該閉鎖部分に境を接して周方向に
    円環状に延びていて補強リブ(22)を内設した環状溝
    (7)とを備え、前記容器壁(3)の上端部が肉厚部
    (12)を有し、かつ前記ふた(1)が、該肉厚部の下に
    係合して係止するリブ(15)を有している形式の閉鎖機
    構を有する合成樹脂容器において、閉鎖部分(2)の少
    なくとも上側の外縁(18)の曲率半径が、これに対応し
    た内縁(19)の曲率半径よりも小さく、かつ前記閉鎖部
    分(2)の外壁(4)の最上位部分の外側面(17)が上
    方へ向かってテーパを成しており、前記容器壁(3)の
    肉厚部(12)が前記外壁(4)寄りに複数のカム状の保
    持突起(30)を有しかつ前記閉鎖部分(2)の外壁
    (4)がその内面に前記保持突起(30)に対応した複数
    のカム溝状の開口(29)を有し、前記の各開口(29)の
    下側には、開口底部を起点として該開口に接続してバヨ
    ネット継手溝状に周方向に延びる心決め溝が夫々設けら
    れており、前記ふた(1)には、該ふたと一体成形され
    た裂開バンド(24)が設けられていることを特徴とす
    る、合成樹脂容器。
  2. 【請求項2】シール部材(14)が容器壁(3)の半径方
    向で見て、内外の両壁(4,5)によって形成された内室
    (13)よりも小さな直径(D)を有している、特許請求
    の範囲第1項記載の合成樹脂容器。
  3. 【請求項3】補強リブ(22)が環状溝(7)内で非放射
    状に配置されている、特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の合成樹脂容器。
  4. 【請求項4】補強リブ(22)が外向きに湾曲されてい
    る、特許請求の範囲湾曲されている、特許請求の範囲第
    3項記載の合成樹脂容器。
  5. 【請求項5】閉鎖部分(2)の上側の両外縁(18,20)
    の曲率半径が、対応した内縁(19,21)の曲率半径より
    も小さい、特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れか1項記載の合成樹脂容器。
  6. 【請求項6】裂開バンド(24)には、下向きの環(26)
    並びに、やはり下向きのグリップ(27)が配置されてお
    り、該グリップの両側には前記裂開バンドを引き剥がす
    ための弱化箇所(28)が配置されており、かつ前記裂開
    バンドが前記環によってグリップを除いた範囲を取り除
    かれる、特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂容器。
  7. 【請求項7】容器壁(3)の外側面が、鑽孔裂(25)を
    介して裂開バンド(24)をふた(1)に固定した部位に
    対向して、切れ刃(11)で終わる環状のリブ(10)を有
    している、特許請求の範囲第6項記載の合成樹脂容器。
  8. 【請求項8】容器が、リブ群から成る係止部材を有する
    多角形フランジを備えている、特許請求の範囲第1項か
    ら第7項までのいずれか1項記載の合成樹脂容器。
  9. 【請求項9】容器底部が、外向きに湾曲して延びる非放
    射状の補強リブを有している、特許請求の範囲第1項か
    ら第8項までのいずれか1項記載の合成樹脂容器。
JP62144218A 1986-06-12 1987-06-11 合成樹脂容器 Expired - Lifetime JP2633563B2 (ja)

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DE19863619833 DE3619833A1 (de) 1986-05-28 1986-06-12 Stapelbarer flaschenkasten
DE3619833.1 1986-06-12
CH3888186-2 1986-09-29
CH3888/86-2 1986-09-29
CH3619833.1 1986-09-29
CH3888/86A CH672473A5 (en) 1986-09-29 1986-09-29 Closure for large plastic container - design of rim with ribbed double wall locking on to ribbed and thicker top of container with sealing ring withstands severe drop test

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JPH02102361U (ja) * 1989-02-03 1990-08-15
JPH0441849U (ja) * 1990-08-06 1992-04-09
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