JPS63124926A - 高精度マイクロ波放射計 - Google Patents
高精度マイクロ波放射計Info
- Publication number
- JPS63124926A JPS63124926A JP61271182A JP27118286A JPS63124926A JP S63124926 A JPS63124926 A JP S63124926A JP 61271182 A JP61271182 A JP 61271182A JP 27118286 A JP27118286 A JP 27118286A JP S63124926 A JPS63124926 A JP S63124926A
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- JP
- Japan
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- noise
- array antenna
- antenna
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- receiver
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- Granted
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 8
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- 230000010354 integration Effects 0.000 description 6
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 235000009936 Pteridium aquilinum Nutrition 0.000 description 1
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は地球表面及びその近傍の物理現象を観測するた
めに、それらの輝度温度を計測し、そのデータを処理し
て地上局へ伝送する宇宙機等へ搭載するマイクロ波放射
計に関するものである。
めに、それらの輝度温度を計測し、そのデータを処理し
て地上局へ伝送する宇宙機等へ搭載するマイクロ波放射
計に関するものである。
従来、この種のマイクロ波放射計は空間分解能を向上さ
せるため、アンテナ部の構成はその放射ビームの半値幅
を狭くすることを可能とするものである必要があ)、バ
ラポジ型等の機械的反射鏡を採用している。このような
従来のマイクロ波放射計は、機械的反射鏡を足前して地
球面の特定の幅(走を幅又は観測幅: Swash )
のマイクロ波(場合によシミリ波)帯雑音を受信し、こ
のアンテナの給電部に接続された一系統の受信機でその
電力値を計測している。この構成例を第2図に示すO この従来型マイクロ波放射計は以下に示す欠点がある。
せるため、アンテナ部の構成はその放射ビームの半値幅
を狭くすることを可能とするものである必要があ)、バ
ラポジ型等の機械的反射鏡を採用している。このような
従来のマイクロ波放射計は、機械的反射鏡を足前して地
球面の特定の幅(走を幅又は観測幅: Swash )
のマイクロ波(場合によシミリ波)帯雑音を受信し、こ
のアンテナの給電部に接続された一系統の受信機でその
電力値を計測している。この構成例を第2図に示すO この従来型マイクロ波放射計は以下に示す欠点がある。
+17 機械的反射鏡を上下左右に走査するので、こ
の放射計と機械的にインタフェースしている宇宙機に対
して外乱トルクが発生し、宇宙機の姿勢制御精度を劣化
させる。
の放射計と機械的にインタフェースしている宇宙機に対
して外乱トルクが発生し、宇宙機の姿勢制御精度を劣化
させる。
(2) これによシ他の観測機器、特に光学系センサ
ーの観測精度、空間分解能を低下させてし1う。
ーの観測精度、空間分解能を低下させてし1う。
(3)又、同様の理由により走査を高速にすることが出
来ないので、アンテナビームの地球表面での瞬時視野を
扱くできない。
来ないので、アンテナビームの地球表面での瞬時視野を
扱くできない。
(4) 更に、同様の理由により、走査を段階的(ス
テップ的)にすることができないため、定められた雑音
検出時の積分時間の間だけ瞬時視野が移動するので、空
間分解能がビーム半値角に比べ相当に低下してしまう。
テップ的)にすることができないため、定められた雑音
検出時の積分時間の間だけ瞬時視野が移動するので、空
間分解能がビーム半値角に比べ相当に低下してしまう。
これらの欠点を軽減する方法として、アンテナの構成を
機械走査式のものから電子走査式のものに変更する方法
が有る。即ち、アレーアンテナの各素子に給電された信
号の振幅及び位相を制御して、アンテナ放射ビームの走
査を電子回路により行う方法である。しかしこの方法は
、アレーアンテナの効率が機械式アンテナに比べて劣る
場合が多く、マイクロ波放射計の温度分解能(感度)を
向上させる上での障害となる。
機械走査式のものから電子走査式のものに変更する方法
が有る。即ち、アレーアンテナの各素子に給電された信
号の振幅及び位相を制御して、アンテナ放射ビームの走
査を電子回路により行う方法である。しかしこの方法は
、アレーアンテナの効率が機械式アンテナに比べて劣る
場合が多く、マイクロ波放射計の温度分解能(感度)を
向上させる上での障害となる。
本発明のマイクロ波放射計は、これらの欠点を解決する
ため、アンテナをマルチビームを有スるアレーアンテナ
とし、このアンテナの各々の給電点へ独立した受信機を
接続して感度の改善を計るものである。
ため、アンテナをマルチビームを有スるアレーアンテナ
とし、このアンテナの各々の給電点へ独立した受信機を
接続して感度の改善を計るものである。
温度分解能の性能を向上させるだめの一手段として、検
波出力の積分器に於ける積分時間を長くとる方法がある
。アレーによる合成ビームをマルチ化し、受信機を並列
に複数台接続すると、1スイープのステップ数が1/n
2(n2:受信系統数)となシ、概ね積分時間はn2倍
となる。従って、マルチビーム方式を採用することによ
って、温度分解能の性能向上が可能である。
波出力の積分器に於ける積分時間を長くとる方法がある
。アレーによる合成ビームをマルチ化し、受信機を並列
に複数台接続すると、1スイープのステップ数が1/n
2(n2:受信系統数)となシ、概ね積分時間はn2倍
となる。従って、マルチビーム方式を採用することによ
って、温度分解能の性能向上が可能である。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の総合機能系統図である。
アレーアンテナ1はアレーアンテナ給電回路2と1対l
で接続てれ、給電回路2でマルチビームを形成させ、そ
の出力の中から02系統(第1図ではnz=4)の受信
マイクロ波雑音出力を出力する。
で接続てれ、給電回路2でマルチビームを形成させ、そ
の出力の中から02系統(第1図ではnz=4)の受信
マイクロ波雑音出力を出力する。
これらの出力雑音はスイッチ3〜6を経由して受信機(
RF/周波数変換部13〜16.IF/検波部17〜2
0)へ供給される。尚、各受信機において、局発回路は
共用とすることが可能である。受信機の検波出力はデー
タ処理系21へ接続される。
RF/周波数変換部13〜16.IF/検波部17〜2
0)へ供給される。尚、各受信機において、局発回路は
共用とすることが可能である。受信機の検波出力はデー
タ処理系21へ接続される。
スイッチ3〜6は給電回路2の出力雑音と較正用雑音系
とを切換える。較正用雑音源としてはスカイホーン9.
比較雑音源11及び標準雑音源12で構成する。これら
はハイブリッド9及びスイッチ7.8で分配/切換えを
行う。
とを切換える。較正用雑音源としてはスカイホーン9.
比較雑音源11及び標準雑音源12で構成する。これら
はハイブリッド9及びスイッチ7.8で分配/切換えを
行う。
第1図のように構成した放射計はアンテナのマルチビー
ム化により、アンテナ開口面の有効利用が計れ、複数台
の受信機の並列接続を可能とするので、マイクロ波放射
計の観測温度分解能(感度)を決定する受信マイクロ波
雑音電力の検波後の積分時間を1台のみの受信機で構成
した場合よりn。
ム化により、アンテナ開口面の有効利用が計れ、複数台
の受信機の並列接続を可能とするので、マイクロ波放射
計の観測温度分解能(感度)を決定する受信マイクロ波
雑音電力の検波後の積分時間を1台のみの受信機で構成
した場合よりn。
倍(実施例では4倍)長くすることが出来る。従って、
下記の感度の算出式から−Jn2倍の感度向上を達成で
きる。
下記の感度の算出式から−Jn2倍の感度向上を達成で
きる。
ここで、ΔT:感度
k :受信方式で決まる値
TR:受信機雑音温度
TA:アンテナ雑音温度
τ :積分時間
B :受信機雑音帯域幅
アレーをマルチビーム化し、複数台の受信機によって並
列に検波及び積分を行うには、給電回路2の一部にB
F N (Beam Forming Network
)回路を用いる方法があり、次の4通りの実施例が有る
。
列に検波及び積分を行うには、給電回路2の一部にB
F N (Beam Forming Network
)回路を用いる方法があり、次の4通りの実施例が有る
。
1)第3図に示す様に、レンズ或はパトラ−マトリクス
を用いて、走査ステップ数に等しい数の合成ビームを形
成し、これをスイッチマトリクスによって各受信機へ切
シ替える方式。
を用いて、走査ステップ数に等しい数の合成ビームを形
成し、これをスイッチマトリクスによって各受信機へ切
シ替える方式。
2)第4図に示す様に、受信機系統数に等しい数の合成
ビームをレンズ或はバトラーマトリクスを用いて形成し
、これを各受信機へ接続する。
ビームをレンズ或はバトラーマトリクスを用いて形成し
、これを各受信機へ接続する。
また、各合成ビームは移相器により走査範囲をステップ
状に走査する。
状に走査する。
3)第5図及び第5図のBFNの詳細を第6図に示す様
に、各アンテナ素子の出力をn2分配し、1つの受信機
系毎に個別に移相器を設けて走査する方式。
に、各アンテナ素子の出力をn2分配し、1つの受信機
系毎に個別に移相器を設けて走査する方式。
4)第5図及び第5図のBFNの詳細を第7図に示す様
に、アンテナ素子を受信機系統数の数に分割し、各々ネ
ットワーク回路にて合成マルチビームを形成し各受信機
へ接続する方式。
に、アンテナ素子を受信機系統数の数に分割し、各々ネ
ットワーク回路にて合成マルチビームを形成し各受信機
へ接続する方式。
以上説明したように本発明によれば、アンテナの開口面
の有効利用が計れ、かつ観測温度分解能(感度)の向上
したマイクロ波放射計が得られる。
の有効利用が計れ、かつ観測温度分解能(感度)の向上
したマイクロ波放射計が得られる。
第1図は本発明の総合機能系統図、第2図は従来のマイ
クロ波放射計の総合機能系統図、第3図。 第4図及び第5図は本発明のアレーアンテナ給電回路の
ブロック図、第6図及び第7図は第5図に於けるBFN
回路の内部詳細を示すブロック図である。 1・・・・・・アレーアンテナ素子、2・・・・・・ア
レーアンテナ給電回路、3〜8・・・・・・切換えスイ
ッチ、9・・・・・・混成器、10・・・・・・スカイ
ホー/アンテナ、11・・・・・・比較雑音源、12・
・・・・・標準雑音源、13〜16・・・・・・几F/
周波数変換部、17〜20・・・・・・IF/検波部、
21・・・・・・データ処理系、22・・・・・・パラ
ボラアンテナ、23・・・・・・アンテナ駆動機構部、
24・・・・・・低雑音増幅器、25・・・・・・固定
移相器、26・・・・・・BFN回路、27・・・・・
・スイッチマトリクス、28・・・・・・可変移相器、
29・・・・・・分配器、30・・・・・・ネットワー
ク回路。 代理人 弁理士 内 原 晋。 ;、−7・ 区 冒 \ N蕨
誓 荊7図
クロ波放射計の総合機能系統図、第3図。 第4図及び第5図は本発明のアレーアンテナ給電回路の
ブロック図、第6図及び第7図は第5図に於けるBFN
回路の内部詳細を示すブロック図である。 1・・・・・・アレーアンテナ素子、2・・・・・・ア
レーアンテナ給電回路、3〜8・・・・・・切換えスイ
ッチ、9・・・・・・混成器、10・・・・・・スカイ
ホー/アンテナ、11・・・・・・比較雑音源、12・
・・・・・標準雑音源、13〜16・・・・・・几F/
周波数変換部、17〜20・・・・・・IF/検波部、
21・・・・・・データ処理系、22・・・・・・パラ
ボラアンテナ、23・・・・・・アンテナ駆動機構部、
24・・・・・・低雑音増幅器、25・・・・・・固定
移相器、26・・・・・・BFN回路、27・・・・・
・スイッチマトリクス、28・・・・・・可変移相器、
29・・・・・・分配器、30・・・・・・ネットワー
ク回路。 代理人 弁理士 内 原 晋。 ;、−7・ 区 冒 \ N蕨
誓 荊7図
Claims (1)
- 指向性を有する電子走査式アレーアンテナと、前記アレ
ーアンテナのアンテナビームをマルチビームとするビー
ム形成回路と、前記ビーム形成回路を介して前記アレー
アンテナに選択的に結合され入力される信号の雑音温度
を検出する前記マルチビームのビーム数に応じた数の雑
音温度検出用受信機と、前記受信機の出力を処理すると
ともに前記アレーアンテナを走査制御する信号処理回路
とを含む高精度マイクロ波放射計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61271182A JPS63124926A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 高精度マイクロ波放射計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61271182A JPS63124926A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 高精度マイクロ波放射計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63124926A true JPS63124926A (ja) | 1988-05-28 |
JPH0543260B2 JPH0543260B2 (ja) | 1993-07-01 |
Family
ID=17496489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61271182A Granted JPS63124926A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 高精度マイクロ波放射計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63124926A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01302178A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-06 | Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> | マイクロ波放射計 |
US6964514B2 (en) * | 2000-03-10 | 2005-11-15 | The University Court Of The University Of Glasgow | Temperature measuring apparatus |
JP2009236496A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高周波数帯雑音発生装置 |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP61271182A patent/JPS63124926A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01302178A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-06 | Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> | マイクロ波放射計 |
US6964514B2 (en) * | 2000-03-10 | 2005-11-15 | The University Court Of The University Of Glasgow | Temperature measuring apparatus |
JP2009236496A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高周波数帯雑音発生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543260B2 (ja) | 1993-07-01 |
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