JPS6312486A - コンテナまたはパツケ−ジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンテナ、貯蔵箱またはパッケージに関し、と
くに時計または他の物品を保持するのに適しコンテナま
たは箱の内容物に関する識別印および／または図を備え
た小冊子または紙挾みを容易に到達しうるように保持す
る室を備えたコンテナまたは貯蔵箱に関するものである
。

〔従来の技術〕

時計のような種々の物品は、コンテナ内で便利に輸送さ
れ、販売されそして貯蔵されまた説明書、保証書等の形
式の識別印および図を備えた小冊子または紙挾みが添付
される。これらの小冊子または紙挾みは時計または他の
物品とともに通常箱の内側に緩く挿入されるかまたは箱
に別に添付される。いずれの場合にも、小冊子または紙
挾みは容易に紛失し所有者に多くの面倒をかけることに
なる。

これまでに開示された種々の物品用のコンテナまたはパ
ッケージは、関連した図および／または識別印を備えた
小冊子または紙挾みを保持する手段を備えている。その
ようなコンテナの例はＢｅａ−ｄｌｅの米国特許第２，
６４４，２５９号、Ｌｕｅｒｔｚｉｎｇの第２３，２４
３．０３号およびＰａｐｌ　ｒｎｙｌｋの同第３，６７
９．０４号である。

Ｂｅａｄ　Ｉ　ｅの米国特許第２，６４４，２５９号は
ピルまたは他の薬品用の箱であって、ピルを保持する本
体および共働する透明なプラスチック保持板を着脱可能
に保持する“つまみ”を備えた枢着頂部を有し、プラス
チック保持板の背後には収容したピルの適当な処方デー
タならびに調剤に関する情報を提供するラベルが挿入さ
れている。二つのラベルの一方は透明な保持板を通して
見るためのもので、反対方向に向いた、他方のものは透
明な頂部を通して見るためのものである。Ｌｕｅｒｔｚ
ｌｎｇの米国特許第２３，２４３．０３号には、ガラス
製品：とくに化学用ガラス製品のパッケージが開示され
、それは頂部とフラスコ、凝縮器、漏斗等を保持するた
めの内部凹所または座を備えた底とを有している。さら
に、ポケット４５が“小冊子等＝　　４　− をうけ入れるため”頂部に設けられている。

Ｐａｐｌ　ｒｎｙｌｋの米国特許第３，６７９，０４７
号には、裁縫機械または同様の家庭用品等のアタッチメ
ントおよび説明用小冊子を入れる箱が開示されている。

その箱はアタッチメントを入れる本体および説明用小冊
子を入れる透明なプラスチックの頂部カバーを有する。

箱のカバーの内部では、狭い棚が小冊子を緩く支持し、
小冊子は湾曲されて棚にはめ込まれ透明なカバーを通し
て見てモデルナンバーを認識することおよび他の識別印
および／または図を認識することができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

これらの開示されたコンテナは小冊子、紙挾みまたは他
の識別印−保持ユニットをコンテナ内に入れる装置を備
えているけれども、貯蔵は確実でなく、またとくに小冊
子の場合、収容する物品を出し入れするときまたはコン
テナを傾けるとは識別印−保持ユニットが動いてコンテ
ナから偶然分離し、小冊子または他の識別印−保持ユニ
ットが失われる事態が生ずる。これらの開示されたコン
テナは従来公知のコンテナより、小冊子または紙挾みも
しくは他の識別印−保持ユニットが箱を使用するための
物品とともに緩やかに置かれるが、とくに積極的にかつ
堅固にただし着脱可能に収容された物品に関連する図ま
たは識別印を備えた小冊子または紙挾みを保持する点に
おいて改良されたものである。

したがって本発明の目的は、時計等の取扱い、販売およ
び貯蔵用の箱またはコンテナであって、その箱またはコ
ンテナが箱の中に収容される時計または他の物品に関す
る図および／または識別印を備えた小冊子等を確実に保
持する装置を備えた箱またはコンテナを提供することに
ある。

本発明の別の目的は収容された小冊子または識別印−保
持ユニットが突然なくなることがないような上記性質の
コンテナを提供することにある。

本発明のさらに別の目的は、図および／または識別印を
いれるパッケージユニットおよび包装された物品を含む
パッケージを提供することにある。

本発明の他の目的および特徴は、図面に基づいた本発明
に関する下記の記載から容易に分かるであろう。

〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明によ
れば、本体および、好ましくは本体に螺着された、カバ
ーを有するコンテナはその本体内に小冊子または紙挾み
を滑らないようにしっかりと保持するようになっている
が、しかし小冊子または紙挾みが所望のとき識別印保持
ユニットを取出すため親指または指で摘むことができる
高さの制限された溝を備えている。

本発明のパッケージはまた側壁および底壁ならびに側壁
および底とともに室を区画する手段を有し、図および識
別印を備えた紙挾みおよび小冊子がしっかりとしかし室
から着脱可能に室内に入れることができるようになって
いる。

〔実施例〕

図面とくに第１図において、符号１で全体的に指示した
腕時計用コンテナは、便利に（図示しない）有効な手段
によって本体３に螺着された適合するカバー５を有する
。本体３およびカバー５は丈夫なプラスチック材料、例
えばフェノールフォルムアルデヒド樹脂等から適当に作
られ、それらは所望の色に彩色され、かつ容易にモール
ドされる。コンテナ１は不透明または透明とすることが
できるが、不透明とするのが良い。第２図および第３図
に示すように本体３およびカバー５は内部にライニング
７を裏打ちされ、ライニング７は、接着によるようにし
て、本体３の内面およびカバー５の内面に固定されかつ
本体３に対するカバーの運動を制限する強い中央部分９
を有している。

符号１２で示す通常の形式の時計支持ブラケットは、リ
ベット１３によるようにして、丈夫なライナ９に固定さ
れている。本発明によれば、本体３は底１４、前壁およ
び後壁１５および１６、ならびに側壁１７および１８に
より形成され、また底１４の外面に平行であるがそこか
ら離れた、すなわち壁１５．　１６．　１．７および１
８の開放端の方向に離れ本体３の室２４を形成する第２
の底２０を有する。後壁１６は底１４との接触線筒２の
底の間で切開かれて室２４に達することができる溝２６
を備えている。後壁１６が図示の実施例において切開か
れているが切開部は、同様に室２４に達することができ
るため、三つの壁のいずれの一つに設けることもできる
。同様に、コンテナは、もし望むならば、四つ以上壁を
備えることもできる。“前壁”および“後壁”なる語は
“側壁”としてもよい。

コンテナが、上記のように、プラスチック物質をモール
ドすることによって形成されるとき、四つの側壁、第２
の底２０、室２４の空所および壁の一つの切開部は一体
にモールドされ、第２の底２０は別に作られかつ、接着
によるようにして、底１４に平行にモールドユニットに
固定される。

そこで空所は、第１図に示す溝２６を除いて閉鎖され、
室２４ができあがる。本体を作る他の方法および室２４
を設ける他の方法も、勿論、使用することができる。

第１図、第２図および第３図において、小冊子３０は図
面または識別印とともに破線により室２４に入っている
ものとして示されている。小冊子３０は溝２６を通して
導入することにより室２４に容易に挿入することができ
る。紙挾みがコンテナの空間配置に係わらずつねに室２
４に確実に保持されることは本発明の特徴である。この
ため、底１４の底面または第２の底２０の」−面はざら
ざらにされるかまたは、フェルトまたはビロードもしく
はゴム等をその上に張ることによるようにして、摩擦増
加特性を備えることができる。しかしながら、摩擦の有
効な増加は溝２６および室２４の高さ、すなわち底１４
および２０の対向面間の距離を室２４に入れる小冊子３
０の厚さに比較して小さくすることによって達成され、
そこで小冊子は室に挿入されるとき圧縮されるかまたは
一緒に締めつけることが必要となり、室２４の頂部およ
び底に摩擦により係１１−される。小冊子は完全に室２
４に嵌り込むような寸法である。

しかしながら、使用者はあるときには小冊子３０を本体
３内に確実に遮蔽された、その収納位置から取出そうと
することがある。このために本発明によれば、第２の底
２０には壁１７および１８間の好ましくはその中央に孔
２５が設けられている。孔は使用者の親指または指が室
２４内の小Ｉ１１子に接触してそれを溝２６に向って移
動することができる、円形、長方形または他の所望の形
とすることができる。第３図に想像線で示すように溝２
６に向う親指または指の簡単な運動は小冊子３０を室２
４から押出すのに役）ｒつ。

したがって、コンテナは小冊子３０をむきだしにして紛
失することなしに反復して開閉することができ小冊子は
使用者が必要とするまで有効に収納される。したがって
、実際収容ユニットおよび収容されたて小冊子または紙
挾みもしくは他の識別印保持ユニットより成るパッケー
ジが得られる。

第１図ないし第３図においては、孔３５は第２の箱の底
２０の四つの端部から離れた孔として図示されている。

孔は端部の一つ、好ましくは、第４図に示すように、溝
２６と一致するものと一緒にすることができ、同じ部品
は同じ符号で示されている。第４図において孔３５は、
溝２６に近い、第２の底２０の後端と一致し、孔３５は
半円形を有する。また異った形をもつこともできる。さ
らに、第１図ないし第３図および第４図の実施例はほぼ
長方形の断面を有するが、本発明の特徴は、前記のよう
に、他の幾何学的断面の箱またはコンテナとしても実施
しうるちのである。例えば、それらは六角形、六角形ま
たは正方形ではない、すなわち一方が長く一方が短い長
方形断面、したがって第２の底を持つことができる。そ
のようなコンテナの第２の底２０を第５図に示すが、第
１図ないし第４図と同じ部品は同じ符号が付されている
。第５図において、第２の底２０は長い前方および後方
端部を有し、第４図の実施例と同様に、孔３５は第２の
底２０したがって溝２６と一致しかつ半円形を有するが
、しかし第１図ないし第３図と同様に、孔３５は四つの
端部すべてから離すことができる。また他の形状とする
こともできる。

第４図および第５図の実施例において、第２の底２０の
端部および孔３５はコンテナを支える突起または隆起部
によって囲われている。第４図および第５図の実施例の
残りの部分は第１図ないし第３図の実施例に対してすで
に記載したと同様の、すなわち側壁、頂部またはカバー
室２４、底部等の構造を有するが、その内部は、コンテ
ナが意図する物品に応じて異なり、例えば、ライニング
、物品支持ブラケット等が異なっている。

図示された実施例の種々の他の変化および変形を特許請
求の範囲に限定された本発明から離れることなくなしう
るちのであることは明らかである。

例えば、第２の底２０はその全体に亘って底１４から離
れるかまたは溝２６または側壁１７および１８から内方
に部分的にだけ離れて、溝からの深さが制限されたまた
は対向する側壁の間の幅が制限された室を形成すること
かできる。同様に、図示の実施例には腕時計を収納する
ように構成されているが、それらは他の物品を収納する
ように構成することもできる。したかって、明細書およ
び図面に記載されたすべての事項は単に説明のためのも
ので限定的なものではない。

〔発明の効果〕

本発明は、箱またはコンテナにおいて、本体に室を付設
することにより、図および／または識別印を備えた小冊
子等を挿入取り出［７可能に確実に保持することができ
るので、小冊子等が紛失することがなく、必要のときに
は、容易に取出すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の特徴を実施する時計コンテナ頂面、背
面および側面を示す斜視図、第２図はほぼ第１図の２−
２線に沿う断面図、第３図はほぼ第１図の′３−３線に
沿う断面図、第４図は本発明によるコンテナの別の実施
例の底面図、第５図はさらに他の実施例の底面図である
。 １・・・コンテナ、３・・・本体、１４・・・第１の底
、１６．１７・・壁、２０・・・第２の底、２４・・・
室、２６・・・孔、３５・・・指の孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、側壁および前記側壁に固定された底を有する本体と
   、前記第１の底に平行であるがその内面から離れてそれ
   らの間に室を形成する第２の底を有するコンテナであっ
   て、前記側壁が前記室の側面を形成し第１の底および第
   ２の底の対向する面が前記室の頂壁および底を形成し、
   前記側壁の一つに前記室に連通する溝が設けられ、前記
   室に識別印または図を備えた小冊子または紙挾みをしっ
   かりと摩擦係合し、前記第２の底に前記室と連通する孔
   が設けられ小冊子が前記室に入れられるとき指が前記小
   冊子と接触することを可能にする、コンテナまたはパッ
   ケージ。 ２、前記孔が前記溝の方向に長いものである、特許請求
   の範囲第１項記載のコンテナまたはパッケージ。 ３、前記面の少なくとも位置つが摩擦増大手段を備えて
   いる、特許請求の範囲第１項記載のコンテナまたはパッ
   ケージ。 ４、収容ユニットを有する図または識別印を備えた小冊
   子または紙挾みを入れるコンテナであって前記小冊子ま
   たは紙挾みがその中に確実に入れられるものにおいて、
   前記収容ユニットが多数の側壁および前記側壁の一端に
   固定された底、および前記部材と前記底の間に室を形成
   するため、前記底に平行で、前記側壁の間に延び、前記
   底から前記側壁の他端側に離れる部材を有し、前記側壁
   の１つには前記室へ達するためその下端に溝が設けられ
   、前記溝の内方に前記室の内部に置かれた小冊子または
   紙挾みが挿入配設され、前記側壁の他端を閉鎖する蓋を
   備え、前記室は摩擦係合によって前記小冊子または紙挾
   みを把持することができる垂直高さを備え、前記第２の
   底は前記室に連通して前記小冊子が前記室に置かれると
   き指が前記小冊子に接触する孔が設けられている、コン
   テナまたはパッケージ。 ５、収容ユニットを有する図または識別印を備えた小冊
   子または紙挾みをいれるパッケージであって前記小冊子
   または紙挾みがその中に確実に入れられるものにおいて
   、前記収容ユニットが、多数の側壁および前記側壁の一
   端に固定された底と、前記底に平行で、前記側壁の間に
   延び、前記底壁から前記側壁の他端側に離れる部材とを
   有し、前記部材と前記底部の間に室が形成され、前記側
   壁の１つに前記室へ達するためその下端に溝が設けられ
   、前記溝の内方に前記室の内部に置かれた小冊子または
   紙挾みが挿入配設され、さらに前記側壁の他端を閉鎖す
   る蓋を備え、前記室が摩擦増大手段を備え摩擦嵌合によ
   って前記小冊子または紙挾みをつかみ、前記第２の底が
   前記室と連通する孔を有し前記小冊子が前記室に置かれ
   るとき指が前記小冊子に接触することを可能にする、コ
   ンテナまたはパッケージ。