JPS63123904A - 二段燃焼式循環流動床の脱硫方法 - Google Patents
二段燃焼式循環流動床の脱硫方法Info
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- JPS63123904A JPS63123904A JP61269161A JP26916186A JPS63123904A JP S63123904 A JPS63123904 A JP S63123904A JP 61269161 A JP61269161 A JP 61269161A JP 26916186 A JP26916186 A JP 26916186A JP S63123904 A JPS63123904 A JP S63123904A
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Landscapes
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はボイラ等における二段燃焼式循環流動床の脱硫
方法に関するものである。
方法に関するものである。
[従来の技術]
二段燃焼式循環流動床は第2図に示すように、炉aの底
部から微粒炭等の燃料すを一次空気Cにより吹き出し、
炉a内に燃料すと灰等のベッド材との混合流動床を形成
し、更に炉aの中間部から二次空気dを供給して燃焼せ
しめ、炉壁内の伝熱管により収態するようになっている
。
部から微粒炭等の燃料すを一次空気Cにより吹き出し、
炉a内に燃料すと灰等のベッド材との混合流動床を形成
し、更に炉aの中間部から二次空気dを供給して燃焼せ
しめ、炉壁内の伝熱管により収態するようになっている
。
脱硫剤eとしては一般に炭酸カルシウムCa co3が
用いられており、通常燃料すと混合して炉aの底部から
供給されている。
用いられており、通常燃料すと混合して炉aの底部から
供給されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、脱硫剤eとして使用されるCa CO3は第3
図に示すように予め加熱されて脱C02(脱炭)シ、シ
かる後二酸化イオウSO2と反応し、更に酸化されて石
膏Ca5Oaを生成するため、一定の温度以上にならな
ければ脱硫効果を生じない。
図に示すように予め加熱されて脱C02(脱炭)シ、シ
かる後二酸化イオウSO2と反応し、更に酸化されて石
膏Ca5Oaを生成するため、一定の温度以上にならな
ければ脱硫効果を生じない。
Ca CO3を燃料すに混合して底部から炉aに供給し
た直後は、炉a内は流動床が形成されているとはいえ、
全体の温度分布は低温の下層から高温の上層へかけて傾
斜しているため、未だ温度が低く予熱状態にある。
た直後は、炉a内は流動床が形成されているとはいえ、
全体の温度分布は低温の下層から高温の上層へかけて傾
斜しているため、未だ温度が低く予熱状態にある。
従って、Ca co3の粒度の粗いもの程予熱に時間が
かかり、炉a内上層に至ってはじめて脱硫能力を得るこ
とになる。
かかり、炉a内上層に至ってはじめて脱硫能力を得るこ
とになる。
又、Ca co3の粒度の粗いものは比重が大きく炉a
内下層に滞留しがちであるため、予熱脱炭時間が著しく
長くなり、効率的な脱硫が行なわれていなかった。
内下層に滞留しがちであるため、予熱脱炭時間が著しく
長くなり、効率的な脱硫が行なわれていなかった。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上述の従来の問題点を解決し、効率の良い脱硫
を行なうことを目的としてなしたもので、燃料を少なく
とも一次空気により浮遊し流動床を形成せしめて燃焼し
、脱硫剤を二次空気により該流動床の略中間部に供給し
て更に燃焼させると共に脱硫することを特徴とする二段
燃焼式循環流動床の脱硫方法にかかるものである。
を行なうことを目的としてなしたもので、燃料を少なく
とも一次空気により浮遊し流動床を形成せしめて燃焼し
、脱硫剤を二次空気により該流動床の略中間部に供給し
て更に燃焼させると共に脱硫することを特徴とする二段
燃焼式循環流動床の脱硫方法にかかるものである。
[作 用]
二次空気により流動床に供給された脱硫剤は、注入され
たばかりの細粒のものは高温の上層に移動し直ちに予熱
脱炭されて脱硫し、又注入されたばかりの粗粒のものは
下層に移動するが、比較的高温の雰囲気に注入されるた
め短時間で予熱脱炭され、下層においても効率よく脱硫
する。
たばかりの細粒のものは高温の上層に移動し直ちに予熱
脱炭されて脱硫し、又注入されたばかりの粗粒のものは
下層に移動するが、比較的高温の雰囲気に注入されるた
め短時間で予熱脱炭され、下層においても効率よく脱硫
する。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の方法の実施に用いる二段燃焼式循環流
動床の一例であり、炉lの底部に一次空気管2を接続し
、炉1内底部に多数配設した散気管に一次空気を供給し
得るようにし、該炉■下部に微粒炭等の燃料3を供給す
るための燃料供給管4を配設し、更に該炉1の略中間部
に接続した二次空気管5に石灰石等の脱硫剤6を供給す
るための脱硫剤供給管7を合流せしめである。図中、8
はファン、9は灰分雌用のサイクロン、10は石灰及び
石膏分離用のサイクロン、11は灰戻し管、12は灰移
送空気管、13.14゜15はバルブを示す。
動床の一例であり、炉lの底部に一次空気管2を接続し
、炉1内底部に多数配設した散気管に一次空気を供給し
得るようにし、該炉■下部に微粒炭等の燃料3を供給す
るための燃料供給管4を配設し、更に該炉1の略中間部
に接続した二次空気管5に石灰石等の脱硫剤6を供給す
るための脱硫剤供給管7を合流せしめである。図中、8
はファン、9は灰分雌用のサイクロン、10は石灰及び
石膏分離用のサイクロン、11は灰戻し管、12は灰移
送空気管、13.14゜15はバルブを示す。
燃料3を炉を内に投入し、−次空気管2からの一次空気
により残留灰、石灰、石膏等のベッド材と共に燃料3を
浮遊せしめて流動床を形成し、二次空気管5からの二次
空気により更に燃焼させる状態で、脱硫剤6を二次空気
により炉1内に注入すると、脱硫剤6は流動床内のガス
上昇速度で分級されるため細粒は注入当初上昇し、粗粒
分は下降する。
により残留灰、石灰、石膏等のベッド材と共に燃料3を
浮遊せしめて流動床を形成し、二次空気管5からの二次
空気により更に燃焼させる状態で、脱硫剤6を二次空気
により炉1内に注入すると、脱硫剤6は流動床内のガス
上昇速度で分級されるため細粒は注入当初上昇し、粗粒
分は下降する。
上昇する細粒石灰はすぐに予熱脱炭され直ちにSO2と
反応し更に酸化雰囲気下で石膏となる。又、下降する粗
粒石灰は、注入部の温度が底部に比べ比較的高いので、
短時間に予熱脱炭され、炉l内下層に生成するSO2と
反応し、局部的な酸素過剰域で酸化され或は流動床内を
循環しながら砕かれて上昇し酸化雰囲気に至ったときに
酸化されて石膏となる。
反応し更に酸化雰囲気下で石膏となる。又、下降する粗
粒石灰は、注入部の温度が底部に比べ比較的高いので、
短時間に予熱脱炭され、炉l内下層に生成するSO2と
反応し、局部的な酸素過剰域で酸化され或は流動床内を
循環しながら砕かれて上昇し酸化雰囲気に至ったときに
酸化されて石膏となる。
従って、注入された石灰石等の脱硫剤6は細粒のものば
かりか粗粒のものまで、短時間で且つ確実に脱硫反応に
関与し、脱硫効率が高められる。
かりか粗粒のものまで、短時間で且つ確実に脱硫反応に
関与し、脱硫効率が高められる。
なお、本発明の脱硫方法は上述の実施例のみに限定され
るものではなく、脱硫剤として石灰石以外のカルシウム
化合物或は炭酸塩等を用いてもよいこと等本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
るものではなく、脱硫剤として石灰石以外のカルシウム
化合物或は炭酸塩等を用いてもよいこと等本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
[発明の効果]
以上説明したように本発明の脱硫方法によれば、脱硫剤
を二次空気により炉内中間部に注入するようにしたので
、細粒石灰のみならず粗粒石灰の予熱脱炭時間を短縮す
ることができ、添加当初から早期且つ確実な脱硫効果が
得られ、脱硫性能が著しく向上する等の種々の優れた効
果を発揮する。
を二次空気により炉内中間部に注入するようにしたので
、細粒石灰のみならず粗粒石灰の予熱脱炭時間を短縮す
ることができ、添加当初から早期且つ確実な脱硫効果が
得られ、脱硫性能が著しく向上する等の種々の優れた効
果を発揮する。
第1図は本発明の脱硫方法の実施に使用する脱硫設備の
一例を示す説明図、第2図は従来の二段燃焼式循環流動
床の一例を示す図、第3図は石灰石の脱硫反応における
温度と時間の関係を示す線図である。 1は炉、2は一次空気管、3は燃料、5は二次空気管、
6は脱硫剤、7は脱硫剤供給管を示す。
一例を示す説明図、第2図は従来の二段燃焼式循環流動
床の一例を示す図、第3図は石灰石の脱硫反応における
温度と時間の関係を示す線図である。 1は炉、2は一次空気管、3は燃料、5は二次空気管、
6は脱硫剤、7は脱硫剤供給管を示す。
Claims (1)
- 1)燃料を少なくとも一次空気により浮遊し流動床を形
成せしめて燃焼し、脱硫剤を二次空気により該流動床の
略中間部に供給して更に燃焼させると共に脱硫すること
を特徴とする二段燃焼式循環流動床の脱硫方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269161A JPS63123904A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 二段燃焼式循環流動床の脱硫方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269161A JPS63123904A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 二段燃焼式循環流動床の脱硫方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63123904A true JPS63123904A (ja) | 1988-05-27 |
Family
ID=17468526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61269161A Pending JPS63123904A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 二段燃焼式循環流動床の脱硫方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63123904A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04122487A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-22 | Osaka Gas Co Ltd | 廃棄物溶融炉 |
JPH04122489A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-22 | Osaka Gas Co Ltd | 廃棄物溶融炉 |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP61269161A patent/JPS63123904A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04122487A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-22 | Osaka Gas Co Ltd | 廃棄物溶融炉 |
JPH04122489A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-22 | Osaka Gas Co Ltd | 廃棄物溶融炉 |
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